JPH1099365A - シート状発熱体 - Google Patents

シート状発熱体

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Publication number
JPH1099365A
JPH1099365A JP8261882A JP26188296A JPH1099365A JP H1099365 A JPH1099365 A JP H1099365A JP 8261882 A JP8261882 A JP 8261882A JP 26188296 A JP26188296 A JP 26188296A JP H1099365 A JPH1099365 A JP H1099365A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
sheet
heating element
powder composition
heat
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Application number
JP8261882A
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English (en)
Inventor
Haruyoshi Funae
晴芳 船江
Mitsuo Yoshida
光男 吉田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1099365A publication Critical patent/JPH1099365A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24VCOLLECTION, PRODUCTION OR USE OF HEAT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F24V30/00Apparatus or devices using heat produced by exothermal chemical reactions other than combustion

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着時の違和感の無い、長時間快適な温度を保
つ事が出来るシート状発熱体を提供する。 【解決手段】本発明のシート状発熱体は、不織布Aと不
織布Bをウォータージェット法により交絡させ、その上
に発熱性粉体組成物を散布、保持し、更に湿式抄紙法の
抄き合わせで製造された不織布Cの熱融着性繊維を含有
しない層を上面とし、熱融着性繊維か熱水溶解性繊維の
少なくともいずれかを含有する層を下面として重ね、加
熱圧縮したものであり、好ましくは発熱性粉体組成物が
接着性粉体を含有しており、シート状発熱体の厚さが5
mm以下である。また、本発明のシート状発熱体は、熱
エンボスロールにより加熱圧縮したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状発熱体に
関し、詳しくは発熱性粉体組成物の移動、片寄りが無
く、薄型で使用しやすいシート状発熱体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、暖を取る目的で被酸化性金属を主
成分とし、空気中の酸素と接触して発熱する粉体組成物
を通気性を有する袋に収納された発熱体が広く利用され
ている。しかしながら、人体に装着した場合には重力等
により粉体組成物に片寄りが生じ違和感を感じるように
なる他、発熱も片寄る事になる。この欠点を解消する方
法として支持体などに保持させ、シート状にする提案が
種々なされている。
【0003】例えば発熱組成物を網状物に保持させる
方法(特開昭53−84246号公報)、活性炭繊維
不織布等に酸化助剤を含浸し、金属箔を重ねる方法(特
開昭63−37181号公報)、和紙に酸化助剤を含
浸させ、発熱剤を散布後加圧成形する方法(実開昭64
−42018号公報)、植物性繊維と熱融着性繊維の
不織布を重ね合わせ、その中に化学発熱剤を分散する方
法(特開平2−142561号公報)、繊維が不規則
に積層された高空隙シート状支持体に発熱剤を分散保持
する方法(特開平3−152894号公報)、高空隙
不織布と不織布を接着剤で重ね合わせ、上面に発熱組成
物粉体を散布、更に不織布を重ねて加熱圧着する方法
(特開平8−112303号公報)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法で得られたシート状発熱体は以下の問題点があ
る。 シート状発熱体の剛性が大きく、発熱組成物の粉体が
離脱しやすい。 金属箔の表面積が小さく充分な発熱特性が得られな
い。 シート状発熱体の折曲げ等により発熱剤が剥がれやす
い。 保水性を出すための植物繊維により不織布同士が剥が
れやすい。 発熱組成物を分散保持した後で懸濁液を散布するため
に均一保持が難しい。 高空隙不織布と不織布を接着剤で重ね合わせる為、人
体に装着した場合に折り曲げ時にまだ違和感が有る他、
充分に接着させるには不織布の空隙が接着剤で埋まる
為、主として片面からしか酸素が供給されず、充分に発
熱する量の発熱性組成物を散布した場合には保持性に劣
るので均一な発熱性が得にくい。
【0005】以上のように、発熱性粉体組成物が均一に
保持され、粉体の漏れの無い折曲げや振動に安定な、操
業上の問題も無く、使用時に違和感の少ないシート状発
熱体の開発が望まれていた。
【0006】
【発明を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明のシート状発熱体は、少なくとも不織布Aと不織布
Bをウォータージェットで交絡させ、不織布A上に発熱
性粉体組成物を保持させ、更に発熱性粉体組成物の上面
に湿式抄紙法により少なくとも2層の抄き合わせで製造
された積層の不織布Cを重ね合わせ、加熱圧縮した後、
水又は水系液体を含浸させる事により得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。第1の発明は、少なくとも上側に不
織布Aを、下側に不織布Bを重ねてウォータージェット
法により交絡させた不織布複合体Gの、不織布A側の上
面に発熱性粉体組成物を保持させ、更に発熱性粉体組成
物の上面に湿式抄紙法により少なくとも2層の抄き合わ
せで製造された、熱融着性繊維か熱水溶解性繊維の少な
くとも一方を含有し、発熱性粉体組成物と接する下層と
熱融着性繊維を含有しない上層からなる不織布Cを重ね
合わせ、加熱圧縮した後、水又は水系液体を含浸させて
得られるシート状発熱体である。
【0008】本発明のウォータージェット法とは、孔開
きドラムや孔無しローラー上の織ベルト等の上の繊維ウ
エブに高圧ウォータージェットを当てて繊維を絡ませる
方法であり、スパンレース法、ジェットレース法、ジェ
ットパンチ法などとも呼ばれる。
【0009】ウォータージェット法により不織布同士を
交絡する事で、得られる不織布の通気性を低下させずに
一体化する事が出来る。不織布の通気性が良好である為
に発熱反応に必要な酸素の供給が両面から可能となり、
均一な発熱が得られる。
【0010】更にウォータージェット法で処理すること
により不織布の硬さが少なくなり、柔らかな感触となる
ために使用時の違和感が軽減される利点がある。
【0011】本発明の不織布Cは湿式抄紙法による少な
くとも2層の抄き合わせで積層された不織布であり、発
熱性粉体組成物と接する面は熱融着性繊維か熱水溶解性
繊維の少なくとも何れかを含有する層とし、反対面の層
は熱融着性繊維を含有しない層とする。
【0012】不織布Cの加熱圧縮処理時に熱ロール等へ
接触する層には熱融着性繊維を使用していないので融着
する問題も無く、熱ロール等へ接触しない層には熱融着
性繊維が熱水溶解性繊維の少なくとも何れかを使用して
強度を上げているので発熱性粉体組成物の散布時や加熱
圧縮処理時の破断の心配も無い。更に不織布Cは湿式抄
紙法の抄き合わせで積層して一体化している為に層間の
剥がれに対する抵抗も大きい。更に空気の透過性も接着
剤で重層するより良好である。
【0013】加熱圧縮処理時のロール等の表面温度は5
0℃以上であり、不織布に使用する繊維の熱特性により
可能な温度範囲は変化するが、一般的には70〜300
℃である。
【0014】本発明では、発熱性粉体組成物としては、
純鉄、還元鉄、ニッケル等の酸化性金属粉を主成分と
し、酸化促進剤の活性炭、食塩、塩化カルシウム等の無
機電解質、パーライト、セビオライト、バーミキュライ
ト、けいそう土、活性白土、ゼオライト、吸水性樹脂等
の保水剤、水等が混合される。
【0015】本発明では特に発熱性粉体組成物に接着性
粉体を添加する方が好ましい。
【0016】発熱性粉体組成物へ添加する接着性粉体と
してはポリエチレン、ポリプロピレン等の粉体やその変
性物が挙げられ、更に接着性粉体の溶融温度以上の温度
での熱エンボスロール加工により発熱性粉体組成物同士
や不織布への固定化効果が向上する。好ましい接着性粉
体の量は発熱性粉体組成物の5〜50重量%であり、少
ないと固定化効果が得にくく、多すぎると発熱効果が低
下し、シート状発熱体の厚み、硬さが増加する。
【0017】本発明では特に、不織布Aと不織布Bをウ
ォータージェット法により交絡させた不織布複合体G
の、不織布A側の上面に発熱性粉体組成物を散布する時
に発熱性粉体組成物を保持させる面の反対面の不織布B
側の面から吸引して得られるシート状発熱体が好まし
い。
【0018】吸引する事により本発明のウォータージェ
ット法により交絡された不織布Aへの発熱性粉体組成物
の保持性が強固になり、深い孔へ達するのでシート状発
熱体を移動する場合や、使用する場合に片よりが少なく
なる。更に単位面積当たりの強固に保持される発熱性粉
体組成物量を多くすることが出来るので長時間の均一な
発熱性が得られる。
【0019】吸引の程度は特に制限はないが、一般的に
は差圧が5〜200mm H2O程度である。あまり低す
ぎても発熱性粉体組成物の不織布への保持性に劣り、高
すぎても活性炭が不織布A、Bを通り抜けるために好ま
しくない。
【0020】本発明は特に、不織布Aと不織布Bが熱融
着性繊維を含有しないことが好ましい。
【0021】不織布Aが熱融着性繊維を含有していると
ウォータージェット処理後の乾燥等の加熱処理により空
隙径が小さくなり発熱性粉体組成物の不織布Aへの侵入
量が少なくなる他通気性も低下するので発熱性粉体組成
物の散布時に吸引する場合には抵抗が大きくなり侵入量
が少なくなる。
【0022】不織布Bが熱融着性繊維を含有していると
加熱圧縮時に接触する側のロールも加熱する場合にはロ
ールへ融着しやすくなり、ロールの温度を下げる必要が
生じる為に接着性や操業性が低下する。
【0023】不織布Aの見かけ比重は、発熱性粉体組成
物がその空隙部分に詰まった状態で保持されやすくする
為には0.15以下が好ましい。好ましくは電子顕微鏡
や光学式顕微鏡で測定した不織布A表面の平均空隙径が
50〜500μmである。
【0024】不織布Bの見かけ比重は、不織布Aを通っ
て漏れてくる発熱性粉体組成物を保持する為には0.1
5以上が好ましいが発熱性粉体組成物を散布する時に吸
引する場合にはあまり高すぎても抵抗が大きくなり好ま
しくない。一般的には0.15〜0.5であり、電子顕
微鏡で測定した不織布B表面の平均空隙径では3〜30
μm程度である。
【0025】本発明では特に、不織布Aとして乾式不織
布が好ましい。乾式不織布が好ましい理由は、見かけ比
重が小さく空隙径の大きい不織布が得られる為である。
【0026】本発明では特に、不織布Bとして湿式抄紙
法で製造されたものが好ましい。湿式不織布の好ましい
理由は、均一で密な不織布が得られるので、発熱性粉体
組成物が漏れるのを防ぐ効果が大きく、均一なシート状
発熱体が得られる為である。
【0027】本発明では特に、シート状発熱体のJIS
−L1096に準拠した荷重50gf/cm2での厚さ
が0.5〜5mmが好ましい。5mmより厚いと身体に
装着して使用する場合、特に肌着に貼る場合では運動す
る時に違和感が有り、0.5mmより薄いと使用時の違
和感は無いが発熱性粉体組成物の保持量の関係で使用可
能な時間が短くなり、特定の目的で短時間使用する場合
以外ではあまり好ましくない。
【0028】シート状発熱体の厚さは、不織布Aと不織
布Bからなる不織布複合体Gに発熱性粉体組成物を保持
した上面に不織布Cを重ね合わせた後で圧縮することで
ある程度の調節が可能である。その場合に加熱すれば圧
縮効果とともに発熱性粉体組成物を不織布に固定化する
効果も有るので好ましい。
【0029】本発明では、不織布を構成する繊維として
は何を用いても良いが、アクリル、ポリエステル、ポリ
プロピレン、ビニロン、ナイロン等の人造繊維やパル
プ、綿、麻、レーヨン等の植物繊維が好ましい。
【0030】不織布の製造にあたっては、上述の繊維以
外の、例えば、バインダー機能を有するバインダー繊維
の併用は不織布に強度を持たせる上から特に不織布Cの
発熱性粉体組成物側の層に好ましく用いられる。バイン
ダー繊維としては、熱により一部または全部が軟化ない
し溶融して隣接する繊維と融着する熱融着性繊維,熱水
によって一部または全部が溶解し、乾燥する際に繊維同
士を結合させるビニロン系バインダー繊維等の熱水溶解
性繊維が好ましく用いられる。
【0031】本発明では、熱融着性繊維としては200
℃程度以下の温度で融着する繊維であれば何を用いても
良いが、ポリオレフィンやポリエステル繊維、鞘部分に
ポリエチレン等の低融点のポリマーを用い、芯部分にポ
リプロピレン、ポリエステル等の高融点のポリマーを用
いた芯鞘繊維が好ましく用いられる。
【0032】特に熱水溶解性繊維のビニロン系バインダ
ー繊維は不織布Bや不織布Cの加熱圧縮処理側の層に使
用しても熱ロール等への融着が起こりにくいので好まし
い。
【0033】本発明で使用する不織布は、如何なる方法
により製造されたものでも良いが、不織布Aは比較的低
密度の不織布が製造できる乾式法で製造された乾式不織
布、不織布Bは非常に均一な不織布を製造することが出
来、かつ、不織布の密度調整が容易である、湿式抄紙法
によって製造された湿式不織布が好ましい。
【0034】乾式不織布は、紡糸したフィラメントから
直接シート状にするスパンボンド法、紡糸直後に加圧熱
風で溶融ポリマーを延伸して微細繊維にし、シート状に
するメルトブロー法、パルプ等を機械的にほぐし単繊維
化してパルプ繊維マットを形成した後水溶性バインダー
等で繊維同士を固着させるエアレイ法などにより製造さ
れる。
【0035】湿式抄紙法とは、水中に繊維を低濃度で分
散させ、必要に応じて分散剤、粘剤、凝集剤、紙力増強
剤、サイジング剤等を添加した後、丸網抄紙機、長網抄
紙機、傾斜型抄紙機、あるいは2種以上の抄紙機を組み
合わせたコンビネーション型抄紙機を用いて不織布を製
造する方法をいう。湿式抄紙法により目的とする不織布
を製造した場合には、繊維分布の均一性つまり地合いが
非常に良い不織布を得ることが出来、このような不織布
に水系液体を含浸させた場合には分布がより均一とな
り、従って水系液体の吸収程度もより均一化する。
【0036】本発明の2層以上の抄き合わせで製造され
る不織布Cは、2種以上の抄紙機を組み合わせたコンビ
ネーション型抄紙機や積層が可能な長網抄紙機等により
製造される。
【0037】又、製造した不織布には、熱ロール等への
熱による融着を考慮しながら所望の特性を有するように
熱処理、又はウレタン系、アクリル系、酢酸ビニル系、
スチレン−ブタジェン系、でんぷん系、ポリビニルアル
コール系バインダー等の含浸処理、カレンダー処理等の
後処理を施しても良い。湿式抄紙法により不織布を製造
した場合には、不織布を構成している繊維同士を互いに
絡み合わせることによって当該不織布の強度を更に高め
ることを目的として、カード法、ニードルパンチ法、ス
パンレース法等による後処理(二次加工)を行ってもよ
い。
【0038】第2の発明は、少なくとも不織布Aと不織
布Bとを重ねてウォータージェット法により交絡させた
不織布複合体Gの不織布A側の上面に発熱性粉体組成物
を保持させ、更に発熱性粉体組成物の上面に湿式抄紙法
の抄き合わせにより製造された不織布Cを熱融着性繊維
を含有しない層を上にして重ね合わせ、熱エンボスロー
ルにより加熱圧縮した後、水又は水系液体を含浸させて
得られるシート状発熱体である。
【0039】熱エンボスロールにより加熱圧縮すること
で部分的な接着が得られる為に発熱性粉体組成物があま
り密にならないので水が全体に行き渡るのに抵抗が少な
く、保水量も多くなり、酸素も通りやすく短時間の発熱
が得られる。
【0040】本発明は特に、熱エンボスロールの表面温
度が100〜250℃である場合が好ましい。
【0041】熱エンボスロールの表面温度が100℃よ
り低いと充分なエンボス効果、接着効果が得にくい。2
50℃より高いと不織布を構成している繊維の融着等に
よりエンボスロール表面にくっついて切断や汚れの原因
となり操業性が悪くなる。250℃より高い融点の繊維
のみを使用する場合には不織布の強度が低く操業時の切
断が発生しやすい。
【0042】本発明は特に、熱エンボスロールの凸部の
高さが100μm以上が好ましい。
【0043】熱エンボスロールの凸部の高さが100μ
m以上であれば不織布Cを不織布Aと不織布Bからなる
不織布複合体Gに接着させるに充分である。100μm
より小さいと不織布Cと不織布複合体が発熱性粉体組成
物の層から剥がれやすくなる。
【0044】本発明は特に熱エンボスロールの加圧時の
線圧が20〜200kg/cmが好ましい。
【0045】線圧が20kg/cmより小さいとエンボ
ス効果が得にくく不織布Cと不織布複合体Gとが剥がれ
やすい。200kg/cmより大きいと熱エンボスロー
ルの凸部が不織布Cに孔を開け、発熱性粉体組成物が漏
れやすくなる。
【0046】不織布Aの目付は、シート状発熱体の厚み
が薄い方が使用上好ましいので少ない方が良いが、発熱
性粉体組成物を強固に保持する為には下限が有り、一般
的には10〜200g/m2である。
【0047】不織布Bの目付も少ない方が好ましく、発
熱性粉体組成物の漏れ防止からは厚い方が好ましい為に
制限されるが一般的には10〜100g/m2程度であ
る。
【0048】不織布Cの目付も少ない方が好ましいが、
発熱性粉体組成物の漏れ防止や加熱圧縮処理時等での破
断防止の為には強度の大きい、厚い方が良いので一般的
には20〜200g/m2である。
【0049】発熱性粉体組成物を不織布複合体Gに保持
させる方法はいかなる方法でも良いが、例えば、回転し
ているエンボスロールに発熱性粉体組成物を単位時間に
一定量を振りかけ、エンボスロールから不織布複合体G
に落として保持させる方法、スリット状の開口部から連
続的に単位時間に一定量を不織布複合体Gに落とす方
法、振動ふるいに落とす方法等が有り、落とした後で不
織布複合体Gに振動を加える方法も有るが、発熱性粉体
組成物を保持させる面の反対面から吸引すればより好ま
しい。
【0050】発熱性粉体組成物の保持される量は、通常
は1m2当たり200〜5000 g程度である。200
gより少ないと発熱時間が短く、5000gより多いと
シート状発熱体の厚みが増加し、重くなるので特定の用
途以外では好ましくない。
【0051】本発明のシート状発熱体は用途により、厚
さ、発熱時間、等が選択されるが、適宜形状、大きさ等
も目的に応じて切断され、加工されて非通気性の袋に詰
めて密閉され、使用されるまで保存される。
【0052】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明は以下の実施例に限られるものではない。
尚、%、部とあるのは重量%、重量部を表す。
【0053】実施例1〜6 不織布A、不織布B、及び不織布Cの組成、物性を表1
〜表6に示す。不織布Aと不織布Bは不織布B側から水
圧100kg/cm2、速度20m/分の条件でウォー
タージェットにより交絡させ不織布複合物Gを作製し
た。
【0054】湿式抄紙法で作製する不織布A、不織布B
は丸網抄紙機を用いて抄造した後、ウェットプレスパー
ト、乾燥パート、カレンダーパートを適宜調節して、目
標の厚さの不織布を作製した。不織布Cは2台の丸網抄
紙機により抄き合わせで積層して抄造した後、ウェット
プレスパート、乾燥パート、カレンダーパートを適宜調
節して、目標の厚さの不織布を作製した。
【0055】乾式法の不織布は市販のものを使用した。
【0056】得られた不織布に反対側から差圧15mm
2Oで吸引しながら鉄粉80部、活性炭10部、ポリ
エチレン粒子(平均粒子径200μm)10部の混合さ
れた発熱性粉体組成物を1200g/m2の割合で開口
部から落下させて保持させた。この不織布の上に不織布
Cを表1〜表6中の下層を発熱性粉体組成物側にして重
ね合わせ、200℃、線圧40kg/cmで鏡面ロール
加熱圧着機により加熱圧縮してポリエチレン粒子を融着
させてシート状にした。
【0057】10cm×10cmに切断後8.5%の食
塩水を520g/m2の割合で散布しシート状発熱体を
作製した。このものを片面がポリプロピレン製微多孔性
フィルムとナイロン不織布の複合シート、片面がポリエ
チレンフィルムとナイロン不織布のラミネートシートの
通気性偏平状袋に収納し、更に非通気性袋に密閉し、2
日後に発熱性の評価を行った。その結果を表12に示
す。
【0058】実施例7 実施例1で、発熱性粉体組成物の配合を鉄粉90部、
活性炭10部とし、ポリエチレン粒子(平均粒子径20
0μm)を使用しないで1100g/m2の割合で保持
させた以外は同様にしてシート状発熱体を作製した。評
価結果を表12に示す。
【0059】実施例8 実施例1で、保持した発熱性粉体組成物の上に不織布C
を重ね合わせ、70℃で線圧40kg/cmで鏡面ロー
ル圧着機により圧縮した以外は同様にしてシート状発熱
体を作製した。評価結果を表12に示す。
【0060】実施例9 実施例1で、発熱性粉体組成物を吸引しないで不織布複
合体Gに保持させた以外は同様にしてシート状発熱体を
作製した。評価結果を表12に示す。
【0061】実施例10〜18 実施例1と同様の不織布A、不織布B、及び不織布C及
び発熱性粉体組成物を使用し、不織布Aと不織布Bから
作成された不織布複合物Gの反対側から差圧15mmH
2Oで吸引しながら鉄粉80部、活性炭10部、ポリプ
ロピレン粒子(平均粒径8μm)10部の混合された発
熱性粉体組成物を1200g/m2の割合で開口部から
落下させて保持させた。この不織布の上に不織布Cを重
ね合わせ、表11の条件で熱エンボスロールによる加熱
圧着機により加熱圧縮してシート状にした。
【0062】10cm×10cmに切断後8.5%の食
塩水を520g/m2の割合で散布しシート状発熱体を
作製した。このものを片面がポリプロピレン製微多孔性
フィルムとナイロン不織布の複合シート、片面がポリエ
チレンフィルムとナイロン不織布のラミネートシートの
通気性偏平状袋に収納し、更に非通気性袋に密閉し、2
日後に発熱性の評価を行った。その結果を表13に示
す。
【0063】比較例1 表7の構成で、目付24g/m2のティシュペーパーと
厚さ1.9mm、目 付57g/m2、空隙率97.9%
の木材パルプ製不織布(ハピックス(株)製、Jソフ
ト)の2種類をエチレン−酢酸ビニル系水性接着剤を1
0g/m2の割合で網点状に塗布し、加熱しながら重ね
合わせた。得られた不織布に鉄粉90部、活性炭8部、
高分子保水剤2部の発熱性粉体組成物を1100g/m
2の割合で散布、上下振動を与えて保持させた。この不
織布の上に厚さ1.2mm、目付40g/m2、空隙率
97.5%の木材パルプ製不織布(本州製紙(株)製、
キノクロス)を重ね合わせ、200℃、線圧40kg/
cmでロール加熱圧着機により加熱圧縮してシート状に
した。
【0064】10cm×10cmに切断後8.5%の食
塩水を520g/m2の割合で散布し厚さが約2mmの
シート状発熱体を作製した。このものを実施例1と同様
に通気性偏平袋と非通気性袋に収納し、2日後に発熱性
の評価を行った。その結果を表12に示す。(特開平8
−112303号公報の実施例追試)
【0065】比較例2 表7の繊維配合で実施例1と同様にして湿式不織布を作
成し、不織布Aと不織布B、不織布Dと不織布Eを比較
例1と同様にしてエチレン−酢酸ビニル系水性接着剤に
より塗布、加熱して重ね合わせた。その後実施例1と同
様にして発熱性粉体組成物を保持させ、不織布Dと不織
布Eを積層した不織布を重ね合わせ、加熱圧縮処理後食
塩水を散布してシート状発熱体を作製し、実施例1と同
様に通気性偏平袋と非通気製袋に収納し、2日後に発熱
性の評価を行った。その結果を表12に示す。
【0066】比較例3 表8の繊維配合で実施例1と同様にして湿式不織布を作
成し、不織布Aと不織布Bを比較例1と同様にしてエチ
レン−酢酸ビニル系水性接着剤により塗布、加熱して重
ね合わせた。その後実施例1と同様にして発熱性粉体組
成物を保持させ、不織布Fを積層した不織布を重ね合わ
せ、加熱圧縮処理後食塩水を散布してシート状発熱体を
作製し、実施例1と同様に通気性偏平袋と非通気製袋に
収納し、2日後に発熱性の評価を行った。その結果を表
12に示す。
【0067】比較例4 不織布Bを用いずに表9の構成で不織布Aに実施例1と
同様にして発熱性粉体組成物を保持させ、不織布Cを重
ね合わせ、加熱圧縮処理後食塩水を散布してシート状発
熱体を作製し、通気性偏平袋と非通気性袋に収納し、2
日後に発熱性の評価を行った。その結果を表12に示
す。
【0068】比較例5 表10の構成で、不織布Cとして実施例1の不織布Cの
上層の繊維配合で目付70g/m2の不織布を湿式抄紙
法で作成した以外は実施例1と同様にして発熱性粉体組
成物を保持させ、不織布Cを重ね合わせ、加熱圧縮処理
後食塩水を散布してシート状発熱体を作製し、通気性偏
平袋と非通気性袋に収納し、2日後に発熱性の評価を行
った。その結果を表12に示す。
【0069】比較例6 表10の構成で、不織布Cとして実施例1の不織布Cの
下層の繊維配合で目付70g/m2の不織布を湿式抄紙
法で作成した以外は実施例1と同様にして発熱性粉体組
成物を保持させ、不織布Cを重ね合わせ、加熱圧縮処理
しようとしたが、熱エンボスロールに融着してシート状
発熱体が作成出来なかったので融着しなくなるまで速度
を上げて加熱圧縮処理後食塩水を散布してシート状発熱
体を作製し、通気性偏平袋と非通気性袋に収納し、2日
後に発熱性の評価を行った。その結果を表12に示す。
【0070】尚、表1〜表9中の2d×5mmは2デニ
ールで長さ5mmを意味し、NBF−Eはポリプロピレ
ン/ポリ酢酸ビニルの熱融着性繊維(芯鞘繊維、大和紡
績社製)を意味し、PET繊維はポリエステル繊維を意
味する。PET4080はPETの熱融着性繊維(芯鞘
構造、ユニチカ社製)、VPBはビニロン系の熱水溶解
性繊維(溶解温度99℃、クラレ社製)、VPWもビニ
ロン系の熱水溶解性繊維(溶解温度60℃、クラレ社
製)を意味する。NBKPは針葉樹晒しクラフトパルプ
を意味する。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】
【0075】
【表5】
【0076】
【表6】
【0077】
【表7】
【0078】
【表8】
【0079】
【表9】
【0080】
【表10】
【0081】
【表11】
【0082】
【表12】
【0083】
【表13】
【0084】結果:これらのシート状発熱体のうち、本
発明に包含されるものはいずれも、良好な発熱性を有
し、身体に装着した場合に違和感の無いものであった。
特に発熱性粉体組成物に接着性粉体を含有している実施
例1は含有していない実施例7と比較して発熱性粉体組
成物の保持性、装着性が良好で発熱性も安定している。
尚、不織布Bに熱融着性繊維を含有している実施例4は
熱エンボスロールにくっつく傾向が有ったので加工速度
を上げてシート状発熱体を作成した。
【0085】実施例3と比較して実施例1、2のように
シート状発熱体の厚さが0.5〜5.0mmの範囲であ
れば装着性が良好となる。実施例6と比較して実施例2
のように不織布Aが乾式不織布であれば発熱性粉体組成
物の保持性、発熱性が良好であり、不織布Bが湿式抄紙
法で製造されたものであれば発熱性粉体組成物の保持性
が良好となる。
【0086】不織布複合体に保持させた発熱性粉体組成
物の上に不織布Cを重ね合わせた後で70℃で圧縮処理
した実施例8の場合は加熱圧縮処理した実施例1の場合
と比較して発熱性粉体組成物の保持性と装着性に劣るが
充分に実用可能である。
【0087】実施例10〜18の熱エンボスロールでの
加熱圧縮により発熱性粉体組成物の保持性は良好とな
る。但し、実施例15の熱エンボスロールの凸部の高さ
が100μmより小さい場合、実施例18の線圧が25
0kg/cmより大きい場合は実施例1と同等の発熱性
粉体組成物の保持性であるが、発熱性の40℃迄の立ち
上がり時間はより短く、装着性も薄いので良くなる。
【0088】実施例1等と比較して発熱性粉体組成物を
保持させるものとして不織布同士を接着剤で重ね合わせ
た不織布複合体を用いた比較例1〜3は装着性にやや難
が有り、比較例2と比較例3は発熱性粉体組成物の保持
性が劣る。不織布Bを使用しない比較例4では、発熱性
粉体組成物の保持性、発熱性が大幅に劣る。比較例5は
不織布Cとして実施例1の不織布Cの上層の繊維配合の
みで湿式抄紙法により製造したものを使用しており、発
熱性粉体組成物の保持性、装着性、及び発熱性は良好で
あったが、強度が弱く、操業性に劣った。
【0089】評価方法はそれぞれ以下により判定し、評
価した。
【0090】[不織布及びシート状発熱体の厚さ]JI
S−L1096に準拠して荷重50gf/cm2で測
定。
【0091】[発熱性粉体組成物の保持性]シート状発
熱体中の発熱性粉体組成物の片寄りやすさと両面や切断
面からの漏れを肉眼で判定した。 ◎:全く片寄り、漏れ無し。数度手で強く振っても片寄
り無し。 ○:全く片寄り、漏れ無いが数度手で強く振れば若干の
片寄り有り。 ○〜△:若干の片寄りか漏れ有り。 △:片寄りか漏れあるが継続しての漏れ無し。 △〜×:片寄りか漏れ多いが継続しての漏れ無し。 ×:片寄りか漏れ多く実使用不可。
【0092】[装着性]通気性偏平袋に収納したシート
状発熱体を人体の腰部にアクリル系粘着剤により貼り付
けて10時間装着した場合の違和感の程度で判定した。 ○:違和感無し。 ○〜△:違和感やや有り。 △:違和感有るが問題の無い程度。 △〜×:違和感有り、長時間の使用に耐えない。 ×:違和感が大きく短時間の使用にも耐えない。
【0093】[発熱性]室温20℃、相対湿度65%の
雰囲気でJIS S−4100に基づいて測定した。試
験試料の数は各10個とし、発熱開始から40℃迄に昇
温するのに要する立ち上がり時間、及び40℃以上の持
続時間を試料面を4等分して計4箇所で測定して平均で
評価した。尚、持続時間に関しては用途により短時間で
も良い場合があるので10時間以上が必須条件ではな
い。 ○:4箇所共立ち上がり時間10分以下で持続時間10
時間以上。 ○〜△:4箇所共立ち上がり時間10分から20分で持
続時間10時間以上。 △:1箇所が立ち上がり時間20分より大きいか、1箇
所以上で持続時間10時間より少ないかの何れか。 △〜×:1箇所が立ち上がり時間20分より大きく持続
時間10時間より少ない。又は2箇所以上で立ち上がり
時間が20分より大きい。 ×:2箇所以上で立ち上がり時間20分より大きく持続
時間10時間より少ない。
【0094】
【発明の効果】以上、実施例および比較例を挙げて詳述
した様に、本発明によれば、人体への装着の問題が無
く、違和感の無い発熱性粉体組成物の散布、保持工程等
の製造工程での問題も無く、長時間快適な温度を保つ、
シート状発熱体を提供することが可能になる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォータージェット法により少なくとも
    2種類の不織布である不織布Aと不織布Bを交絡させた
    不織布複合体Gの不織布A側上に発熱性粉体組成物を保
    持させ、更にその上面に不織布Cを重ね合わせ、加熱圧
    縮した後、水又は水系液体を含浸させたシート状発熱体
    において、不織布Cが湿式抄紙法により少なくとも上層
    及び下層の2層に抄き合わされ、かつ熱融着性繊維か熱
    水溶解性繊維の少なくとも一方を含有し、発熱性粉体組
    成物と接する側の該下層、及び該熱融着性繊維を含有し
    ない該上層からなる事を特徴とするシート状発熱体。
  2. 【請求項2】 発熱性粉体組成物が接着性粉体を含有し
    ていることを特徴とする請求項1記載のシート状発熱
    体。
  3. 【請求項3】 発熱性粉体組成物を不織布複合体Gに保
    持させる時に該発熱性粉体組成物を保持させる面の反対
    面から吸引する事を特徴とする請求項1又は2記載のシ
    ート状発熱体。
  4. 【請求項4】 不織布Aと不織布Bが熱融着性繊維を含
    有しない事を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記
    載のシート状発熱体。
  5. 【請求項5】 不織布Aが乾式不織布であることを特徴
    とする請求項1〜4の何れか1項に記載のシート状発熱
    体。
  6. 【請求項6】 不織布Bが湿式抄紙法で製造されたもの
    であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記
    載のシート状発熱体。
  7. 【請求項7】 シート状発熱体のJIS−L1096に
    準拠した荷重50gf/cm2での厚さが0.5〜5.
    0mmであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1
    項に記載のシート状発熱体。
  8. 【請求項8】 前記請求項1〜7の何れか1項に記載の
    シート状発熱体において、熱エンボスロールにより加熱
    圧縮してなることを特徴とするシート状発熱体。
  9. 【請求項9】 熱エンボスロールの表面温度が100〜
    250℃であることを特徴とする請求項8記載のシート
    状発熱体。
  10. 【請求項10】 熱エンボスロールの凸部の高さが10
    0μm以上であることを特徴とする請求項8又は9記載
    のシート状発熱体。
  11. 【請求項11】 熱エンボスロールとロールとの線圧が
    20〜200kg/cmであることを特徴とする請求項
    8〜10の何れか1項に記載のシート状発熱体。
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