JPH1098923A - 苗載置装置 - Google Patents

苗載置装置

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JPH1098923A
JPH1098923A JP25650796A JP25650796A JPH1098923A JP H1098923 A JPH1098923 A JP H1098923A JP 25650796 A JP25650796 A JP 25650796A JP 25650796 A JP25650796 A JP 25650796A JP H1098923 A JPH1098923 A JP H1098923A
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JP
Japan
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seedling
drum
load
mounting base
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP25650796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosen Kamiya
弘践 上谷
Kenji Yoshinari
賢治 吉成
Minoru Matsuoka
実 松岡
Hideaki Fukuyama
英昭 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH1098923A publication Critical patent/JPH1098923A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長いマット苗を巻いて作った苗ドラムを苗載台
に載せると、その自重で苗が損傷する。また、その損傷
の度合が自重の大きさで変動する。 【解決手段】長いマット苗28aを巻いて作った苗ドラ
ム28がその筒面が接触するようにして苗載台22に載
り、苗載台22に対する苗ドラム28の上記の荷重を検
出するセンサ33と苗ドラム28を苗載台22から引き
揚げる引揚装置50を備え、苗ドラム28の径その他が
変化しても苗ドラム28の荷重が一定の範囲内にとどま
るようにセンサ33の指令で引揚装置50が作動するよ
うに設けられている苗載置装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マット状の集団
苗から1株分の苗を欠ぎ取って移植する苗植機に用いる
ものである。
【0002】
【従来の技術】苗を30cm×60cm程度の広さの集
団苗を作り、その端から1株分の苗を欠ぎ取って移植す
る苗植機(田植機)が普及している。この苗植機は、1
枚の集団苗(マット苗)の移植が終わりに近づくと、新
たなマット苗を継ぎ足しながら用いるので、マット苗の
補給が煩わしい。
【0003】これを解消するため、マット苗を30cm
×6m程度に著しく長く作り、これをドラム状に巻いて
苗載台に装着して用いることが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】長いマット苗(ロング
マット苗)を巻いて作った苗ドラムは、筒面が接触する
ように苗載台に載り、マット苗が端から引き出されなが
ら植込杆で欠がれて移植される。従って、移植が進むに
従って苗ドラムの径が小さくなる。苗ドラムの径が大き
な初期には、或いは苗床の含水量が大きいようなときに
は、苗ドラムが重く、苗載台との間の荷重が高くて苗の
損傷が大きくなるおそれがある。
【0005】この発明は、その荷重を軽減して均一化す
ることにより、苗の損傷の防止を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、長いマット苗28aを巻いて作った苗
ドラム28がその筒面が接触するようにして苗載台22
に載り、苗載台22に対する苗ドラム28の荷重を検出
するセンサ33と苗ドラム28を苗載台22から引き揚
げる引揚装置50を備え、苗ドラム28の径その他が変
化しても苗ドラム28の上記の荷重が一定の範囲内にと
どまるようにセンサ33の指令で引揚装置50が作動す
るように設けられている苗載置装置とした。
【0007】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図1
のように、走行車体1の後に、苗植装置2が装着されて
田植機となっている。走行車体1がつぎのように構成さ
れている。フレーム3の前後に主歯車箱4と後輪歯車箱
5が固定され、それぞれの両横に一対の前輪6と後輪7
が配置されている。エンジン8がフレーム3の上に設け
られ、その動力が前輪6と後輪7に伝わり、これらが水
田の耕盤で回転して走行車体1が進行するように出来て
いる。座席9がエンジン8の上に設けられ、その前のス
テアリングハンドル10を操作すると、前輪6が操縦さ
れて走行車体1の進路が変わるように出来ている。
【0008】支柱11がフレーム3の後部から上に伸
び、これとその後の取付枠12に平行な一対のリンク1
3の両端が回動自在に取付けられている。油圧シリンダ
14がフレーム3に取付けられ、これから斜後上に突出
したピストンロッド15の突端が上のリンク13と一体
のアーム16に接続し、ピストンロッド15が突出する
と取付枠12が上昇し、これが引き戻されると取付枠1
2が下降するように出来ている。
【0009】苗植装置2がつぎのように構成されてい
る。苗植歯車箱17が取付枠12の後方下部に取付けら
れ、これから複数の苗植フレーム18が後に伸びてい
る。一対の回転ケース19がそれぞれの苗植フレーム1
8の後部の両横に設けられ、エンジン8の動力で回転す
るように出来ている。横長の苗受板20が苗植フレーム
18に固定されている。一対の支柱21が苗植歯車箱1
7の両横から上に伸び、これと苗受板20の前部で苗載
台22を左右に摺動自在に支持している。横棒23が苗
植歯車箱17から左右に突出し、主歯車箱4内から苗植
歯車箱17内に到達したエンジン8の動力で左右に往復
駆動されるように出来ている。連杆24で苗載台22と
横棒23が連結されて苗載台22が移動する。
【0010】苗載台22は、図2,図3のように、前上
りに傾斜し、下面が欠がれた後端が苗受板20に乗って
いる。また、左右に側壁22aが設けられるとともに、
中間に隔壁22b(図3)が設けられ、それぞれの間が
回転ケース19と同数に区画されている。隣り合った側
壁22aと隔壁22bの間又は隔壁22b,22b間の
底面に一対のベルトコンベア25が設けられ、苗載台2
2が横棒23の移動で左右の端に到達すると、時計回り
に旋回し、その上のマット苗の後端を苗受板20上に繰
り出すように出来ている。
【0011】一対の植込杆26がそれぞれの回転ケース
19の両端に設けられ、回転ケース19が反時計回りに
回転すると、その中の遊星歯車により、同じような姿勢
を保って同方向に旋回し、下降の初期に苗受板20の苗
取口20a(図3)を交互に通ってその上のマット苗の
端から1株分の苗を欠ぎ取り、下端で泥面に移植するよ
うに出来ている。
【0012】複数のフロート27がそれぞれの苗植フレ
ーム18の下に配置され、走行車体1の前進で泥面を滑
走するようになっている。そして、その先端の張出部
が、苗が移植される上記の泥面を予め整地する。マット
苗28aが30cm×6m程度の広さに作られ、苗を内
側にして芯29にドラム28状に巻かれている。
【0013】引揚装置50がつぎのように設けられてい
る。複数の支持板30が側壁20aと隔壁20bに固定
され、隣り合った側壁22aと隔壁22b又は隔壁22
b,22bの支持板30で軸31の両端を支えている。
一対のアーム32の前端がそれぞれの軸31の両端に固
定され、後端の一対の受溝32aが芯29の軸29aの
両端を受けている。そして、ドラム(苗ドラム)28の
筒面がベルトコンベア25の前部に載り、マット苗28
aの端が引き出されて苗受板20に達している。(圧
力)センサ33が一対のコンベア25の間に設けられ、
苗載台22が受ける苗ドラム28の荷重を検出するよう
に出来ている。モータ34が苗載台22に設けられ、そ
の歯車34aが中間歯車35を介して軸31の歯車31
aに咬んでいる。そして、センサ33からの入力に応じ
て制御装置(図示していない)がモータ34に出力し、
センサ33が検出した苗ドラム28の荷重が所定の範囲
を越えて大きくなると、モータ34がアーム32を反時
計方向に回して苗ドラム28を苗載台22から引き揚
げ、その荷重が自動的に所定の範囲内にとどまるように
なっている。なお、苗ドラム28がセンサ33から浮き
上がっているようなときは、モータ34が逆転する。
【0014】軸31とモータ34などを単一の構成と
し、それぞれのアーム32の前端を軸31に固定し、複
数のセンサ33の平均値に基づいてモータ34が作動す
るように構成することが出来る。また、モータ34に代
えて油圧シリンダーでアーム32の後端を上下させるな
ど、種々の構成が採用できる。芯29に巻き取られた苗
ドラム28は、外周に巻かれたベルト36(図4)のハ
スナ36a,36bが接着して巻きが解けないようにな
っている。ベルト36の付いた苗ドラム28をアーム3
2の後端に装着し、苗ドラム28の自重でその筒面をベ
ルトコンベア25に接触させると、ベルト36が苗ドラ
ム23から外れにくい。つぎの構成によると、苗ドラム
23がベルトコンベア25から浮き上ってその作業が容
易に行われる。
【0015】すなわち、図2と異なる部分について説明
すると、図5のように隣り合った側壁22aと隔壁22
b又は隔壁22b,22bの一対の支持板30にそれぞ
れのアーム32の前端が軸37で回動自在に取付けら
れ、一対のアーム32の後端の受溝32aで軸29aの
両端を受けている。端が軸38で回動自在に連結された
上リンク39の上端がアーム32に回動自在に取付けら
れ、下リンク40の下端が側壁22a又は隔壁22bの
支持板41に回動自在に取付けられ、リンク39,40
が逆く字型に曲がると、両者の接続部が軸38の回りに
自由に回動するように出来ている。ピン39aが上リン
ク39に固定され、リンク39,40がく字型に曲がる
と、そのピン39aと下リンク40のアーム40aが接
触し、これ以上には両者が曲がらないようになってい
る。
【0016】そして、リンク39,40をく字型に折り
曲げてアーム32の回動を止め、その後端に苗ドラム2
8を取付けると、苗ドラム28の筒面の下端がベルトコ
ンベア25から浮き上るようになっている。この状態
で、ベルト36が苗ドラム28から簡単に外れる。その
のち、アーム32の後端を若干持ち上げてリンク39,
40を逆く字型に曲げると、苗ドラム28は、自重でベ
ルトコンベア25上に下降する。
【0017】また、図6,図7のように、アーム32又
はそのレバー42にばね43で押されるボール44を設
け、苗ドラム28がベルトコンベア25から浮き上った
位置で、そのボール44の半分が支持板30の孔30a
に係合するように設けることが出来る。この構成による
と、ボール44が孔30aに係合している位置で、苗ド
ラム28がベルトコンベア25から浮き上っているの
で、ベルト36が簡単に外れる。そののち、アーム32
を時計回りに回すと、ボール44が孔30aから脱出
し、アーム32が自由に回動する。
【0018】苗ドラム28を作るとき、従来は、苗を巻
き込み側に押し倒しながら巻き取り、植込杆26に対し
て後向きに倒して欠ぎ取るときの損傷を防止していた。
つぎのように構成すると、その押し倒しの煩わしさが解
消される。すなわち、図6のように、苗ドラム28と植
込杆26の間で苗載台22につぎのような苗揃え装置4
2が設けられている。
【0019】ベルト43が動輪44と転輪45に巻き掛
けられ、モータ46で時計方向に旋回するように出来て
いる。そして、苗ドラム28から巻きが解かれて植込杆
26に向って送られているマット苗28aの苗を、その
複数の突子43aが掻き揃えながら前に押し倒すように
なっている。そのため、苗ドラム28の苗が乱れて倒れ
ていても、植込杆26に達する前に、その苗の向きが揃
って欠ぎ取るときの損傷が軽減される。なお、苗揃え装
置42は、ベルト43に代えて突子付のドラムで構成す
ることもできる。
【0020】
【効果】以上のように、この発明によると、苗ドラム2
8の径が大きくて、或はその苗床の含水量が多くて苗ド
ラム28が重いようなことがあっても、苗ドラム28が
自動的に引き揚げられて苗載台22に対するその荷重が
一定の範囲内に軽減されるので、その荷重に基づく苗の
損傷が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した田植機の側面図
【図2】その1部の拡大した側面図
【図3】その1部の平面図
【図4】田植機の用いるベルトの斜面図
【図5】田植機の1部の側面図
【図6】他の田植機の1部の側面図
【図7】その1部の拡大した切断側面図
【符号の説明】
22 苗載台 28 苗ドラム 28a マット苗 33 センサ 50 引揚装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福山 英昭 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長いマット苗28aを巻いて作った苗ド
    ラム28がその筒面が接触するようにして苗載台22に
    載り、苗載台22に対する苗ドラム28の荷重を検出す
    るセンサ33と苗ドラム28を苗載台22から引き揚げ
    る引揚装置50を備え、苗ドラム28の径その他が変化
    しても苗ドラム28の上記の荷重が一定の範囲内にとど
    まるようにセンサ33の指令で引揚装置50が作動する
    ように設けられている苗載置装置。
JP25650796A 1996-09-27 1996-09-27 苗載置装置 Pending JPH1098923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25650796A JPH1098923A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 苗載置装置

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JP25650796A JPH1098923A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 苗載置装置

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JPH1098923A true JPH1098923A (ja) 1998-04-21

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JP25650796A Pending JPH1098923A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 苗載置装置

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