JPH1098503A - インターフェース装置 - Google Patents

インターフェース装置

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JPH1098503A
JPH1098503A JP8252080A JP25208096A JPH1098503A JP H1098503 A JPH1098503 A JP H1098503A JP 8252080 A JP8252080 A JP 8252080A JP 25208096 A JP25208096 A JP 25208096A JP H1098503 A JPH1098503 A JP H1098503A
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JP
Japan
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signal
external device
level
power supply
communication protocol
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JP8252080A
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English (en)
Inventor
Koji Kitazawa
浩二 北澤
Hiroyuki Odagiri
博之 小田切
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Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローコストでメンテナンス容易なインターフ
ェース装置を提供する。 【解決手段】 インターフェース装置2では、定電圧手
段20の電源端子20bに正論理の送受信許可信号DTR
(+5V〜+15V)が供給されると、定電圧手段20は一定の
電圧を電源電圧Vdd=3Vとして出力する。この電源電圧Vd
dによって、プロトコルコンバータ23等は給電され
る。また、データ信号TXD(H:+5V〜+15V,L:-5V〜-15V)が
第1のレベルシフト手段21に供給されると、第1のレ
ベルシフト手段21はその信号レベルがハイレベルで3
V、ローレベルで0Vとなるようにレベルシフトしたデー
タ信号TXDをプロトコルコンバータ23に出力する。こ
の後、プロトコルコンバータ23は通信プロトコルをク
ロック同期式に変換した送信信号を生成すると、送信信
号は携帯機器側入出力手段24を介して、携帯用脈拍計
1に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストップウォッチ
や携帯用脈拍計などといった携帯用電子機器と、パーソ
ナルコンピュータなどの外部装置との間でデータ通信を
行うためのインターフェース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ストップウォッチや携帯用脈拍計などの
携帯用電子機器においては、高機能化が進んでおり、例
えば、ラップタイムやスプリットタイムを記憶できるス
トップウォッチや、脈拍数を記憶できる携帯用脈拍計が
開発されている。こうした携帯用電子機器に記憶された
データを、パーソナルコンピュータを用いて解析できれ
ば便利である。
【0003】ところで、前記携帯機器にあっては、32
768Hzのように2のべき乗の周波数が基準周波数と
して用いられることが多い。これに対して汎用的な通信
に使われる基準周波数は10の倍数である。このため、
ストップウォッチ等の携帯機器に通信機能を持たせよう
ようとすると、時計用の基準周波数を発振する手段の他
に、通信用の基準周波数を発信する手段を備える必要が
ある。また、携帯機器の出力データを、パーソナルコン
ピュータとの間の通信に用いられる通信プロトコルに変
換して出力する必要がある。しかし、携帯機器は、その
性質上、小型軽量であることが求められるため、通信用
の基準周波数を発振する手段や通信プロトコルを変換す
る手段を持たないことが多い。このため、携帯機器とパ
ーソナルコンピュータとの間にインターフェース装置を
設け、そこで通信プロトコルを変換することが行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インターフ
ェース装置を構成する電子回路は、直流電圧よって動作
する。このため、インタフェース装置は、電池を備える
か、あるいは商用電源から直流電圧を生成する電源回路
を備える必要がある。
【0005】しかしながら、電池を用いる場合には、電
池交換が不便であり、また、電源回路を用いる場合に
は、装置が複雑となりコストアップの要因となり、さら
に電源のON,OFFを制御するスイッチを設けこれを
操作する必要があるといった不都合がある。
【0006】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、インタフェース装置を簡易に構成で実現するとと
もに、操作を不要とし、ローコストでメンテナンス容易
なインターフェース装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、第1の外部機器と第2の
外部機器との間に接続され、信号伝送を行うインターフ
ェース装置において、前記第1の外部機器のグランドに
接続されるアース線と前記第1の外部機器からの信号線
との間で電源供給を受け、一定の電源電圧を出力する定
電圧手段と、前記電源電圧によって給電され、前記第1
の外部機器から供給されるデータ信号の論理レベルを前
記インターフェース装置の論理レベルにレベルシフトさ
せる第1のレベルシフト手段と、前記電源電圧によって
給電され、前記第2の外部機器との間でデータ信号の授
受を行う入出力手段と、前記電源電圧によって給電さ
れ、前記第1のレベルシフト手段および前記入出力手段
との間で通信プロトコルの変換を行う通信プロトコル変
換手段と、前記第1の外部機器からの信号線によって電
源供給を受け、前記通信プロトコル変換手段からデータ
信号が供給されると、このデータ信号の論理レベルを前
記第1の外部機器の論理レベルにレベルシフトして、前
記第1の外部機器に出力する第2のレベルシフト手段と
を備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、送受信可
能なときにハイレベルとなる第1の信号、送信を要求す
るときにローレベルとなる第2の信号、および伝送すべ
き情報を示す第3の信号を出力する第1の外部機器と、
第2の外部機器との間に接続され、それらの機器間のイ
ンターフェースを行うインターフェース装置において、
前記第1の外部機器のグランドに接続されるアース線と
前記第1の信号によって電源供給を受け、一定の電源電
圧を出力する定電圧手段と、前記電源電圧によって給電
され、前記第3の信号の論理レベルを前記インターフェ
ース装置の論理レベルにレベルシフトさせる第1のレベ
ルシフト手段と、前記電源電圧によって給電され、前記
第2の外部機器との間で信号の授受を行う入出力手段
と、前記電源電圧によって給電され、前記第1のレベル
シフト手段および前記入出力手段との間で通信プロトコ
ルの変換を行う通信プロトコル変換手段と、前記第1の
信号と前記第2の信号によって電源供給を受け、前記通
信プロトコル変換手段から送信信号が供給されると、こ
の送信信号の論理レベルを前記第1の外部機器の論理レ
ベルに変換して、前記第1の外部機器に出力する第2の
レベルシフト手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、前記第2
の外部機器が接続されたか否かを検出する検出手段を備
え、前記通信プロトコル変換手段は、前記検出手段の検
出結果が前記第2の外部機器が接続されていないことを
示す場合には、パワーセーブ状態になることを特徴とす
る。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、前記通信
プロトコル変換手段は、前記第1の外部機器との間で通
信を行うための周波数を発振する第1の発振器と当該通
信プロトコル通信手段の動作のための基準発振器である
第2の発振器とを有し、前記第2の外部機器と通信を行
う場合は、前記第1の発振器の発振を停止させることを
特徴とする。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、前記通信
プロトコル変換手段は、前記第1の外部機器から電源供
給を受けた直後に、前記第1のレベルシフト手段からの
信号待ち状態となることを特徴とする。
【0012】また、請求項6に記載の発明は、前記第1
の外部機器はパーソナルコンピュータであり、前記第2
の外部機器は携帯用電子機器であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
1.実施形態の構成 本実施形態では、インターフェース装置に接続される携
帯用電子機器の一例として、携帯用脈拍計を取りあげ説
明する。
【0014】1−1:全体構成 図1は、本発明に係わるインターフェース装置を用いた
脈拍測定システムの全体構成を示す図である。図におい
て、1は携帯用脈拍計であり、後述するように光学的に
脈波信号を検出し記憶する。この携帯用脈拍計1は、記
憶した脈波信号をデータ信号として読み出し、これと同
期したクロック信号とともに出力するように構成されて
いる。また、3はパーソナルコンピュータであって、こ
こで、システム全体の制御や脈波信号の解析が行われ
る。また、2はインターフェース装置であって、ケーブ
ル100,300を介して携帯用脈拍計1およびパーソ
ナルコンピュータ3に接続され、ここで通信プロトコル
の変換が行われる。この例にあっては、インターフェー
ス装置2とパーソナルコンピュータ3との間では調歩同
期式で通信を行い、一方、インターフェース装置2と携
帯用脈拍計1との間ではクロック同期式で通信を行うも
のとする。なお、インターフェース装置2には、携帯用
電子機器として、携帯用脈拍計1の他、パラレル形式で
通信を行うストップウォッチや、非同期形式で通信を行
う携帯機器を接続することができ、これらが接続された
場合にも、パーソナルコンピュータ3でデータ処理を行
えるようになっている。
【0015】また、インターフェース装置2とパーソナ
ルコンピュータ3との通信には、周知のRS−232C
インターフェースが用いられる。RS−232Cにおけ
る送信側の電圧レベルは論理1(マーク)で−5V〜−
15V,論理0(スペース)で+5V〜+15Vという
負論理が用いられる。パーソナルコンピュータ3にはR
S−232C用のコネクタ3Cが設けられており、コネ
クタ3Cは、図2に示すように25ピンで構成される。
2番ピン2pからはデータ信号TXDがインターフェー
ス装置2へ出力され、3番ピン3pにはデータ信号RX
Dがインターフェース装置2から入力される。また、4
番ピン4pからはインターフェース装置2に対してデー
タ信号RXDを送信するように要求する送信要求信号R
TSが出力され、5番ピン5pには送信要求信号RTS
を受けて受信可能であることを示す受信可能信号CTS
が供給される。また、7番ピン7pは信号線のグランド
と接続され、20番ピン20pからはパーソナルコンピ
ュータ3が送受信可能であることを示す送受信許可信号
DTRが出力される。上述したようにRS−232Cで
は負論理が用いられるため、本来、送受信許可信号DT
Rは送受信可能な場合に−5V〜−15Vとなり、送受
信不可能な場合に+5V〜+15Vとなる。しかし、こ
の例にあっては、後述するように送受信許可信号DTR
によってインターフェース装置2に電源を供給するた
め、パーソナルコンピュータ3のソフトを変更して、送
受信許可信号DTRを正論理で出力するようにしてい
る。すなわち、送受信許可信号DTRは、送受信可能な
場合に+5V〜+15Vとなり、送受信不可能な場合に
−5V〜−15Vとなる。
【0016】1−2:携帯用脈拍計の構成 次に、携帯用脈拍計1の構成について、図3を参照しつ
つ、説明する。図3は携帯用脈拍計1の外観および使用
状態を示す図である。図において、携帯用脈拍計1は、
腕時計構造を有する機器本体10と、この機器本体10
に接続されるケーブル120を備えるセンサユニット1
30とから大略構成される。機器本体10には腕時計に
おける12時方向から腕に巻きついてその6時方向に固
定されるリストバンド12が設けられ、このリストバン
ド12によって、機器本体10は腕に着脱可能である。
センサユニット130は、センサ固定用バンド140に
よって人差し指根本付近に固定されている。センサ固定
用バンド140としては、伸縮性および遮光性を備えた
発泡ウレタンゴム等を用いたサポータ状のバンドなどを
用いることができる。
【0017】機器本体10は、樹脂製の時計ケース11
を備えており、この時計ケース11の表面側には、現在
時刻や日付に加えて、脈拍数などの脈波情報などをデジ
タル表示する液晶表示装置13が設けられている。時計
ケース11の内部には、センサユニット130による検
出結果(脈波信号)に基づいて脈拍数などを求めるデー
タ処理部(図示せず)が設けられている。このデータ処
理部には時計部も構成されている。このため、通常時
刻、ラップタイム、スプリットタイム等も液晶表示部1
3に表示可能である。時計ケース11の外周部部には、
時刻合わせモード、表示モード、脈波計測モード、スト
ップウォッチモード、データ通信モードといった各種モ
ードの切り換え等を行うためのボタンスイッチ111〜
115が設けられている。携帯用脈拍計1の電源は、機
器本体に内蔵されているボタン型の電池(図示せず)で
あり、ケーブル120は電池からセンサユニット130
に電力を供給するとともに、そこでの検出結果をデータ
処理部に出力している。センサユニット130では、ケ
ーブル120の先端部にコネクタピース80が設けられ
ており、このコネクタピース80は、機器本体10のコ
ネクタ部70に着脱自在である。また、携帯用脈拍計1
とインターフェース装置2とを接続する際には、ケーブ
ル120をコネクタ部70からはずし、コネクタ部70
に図1に示すケーブル100を接続する。
【0018】1−3:インターフェース装置の機能構成 次に、インタフェース装置2の機能構成について、図4
を参照しつつ説明する。図4はインターフェース装置2
の機能ブロック図である。図において、20は定電圧手
段であり、入力端子20aとグランド端子20bとの間
に印可された電圧Vccから一定の電圧を生成し、これ
を電源電圧Vddとして出力する。電源電圧Vddの値
は+3Vであり、これが電源として各構成部分に給電さ
れる。また、定電圧手段20の入力端子20aには、コ
ネクタ3Cの20番ピン20pを介して送受信許可信号
DTRが供給され、そのグランド端子20bは7番ピン
7pを介してパーソナルコンピュータ3のグランドと接
続される。ところで、送受信許可信号DTRは、上述し
たようにパーソナルコンピュータ3が送受信可能な場合
に+5V〜+15Vとなり、送受信不可能な場合に−5
V〜−15Vとなる。したがって、パーソナルコンピュ
ータ3が送受信可能な場合、Vccは+5V〜+15V
となり、定電圧手段20から電源電圧Vdd=+3Vが
出力される。一方、パーソナルコンピュータ3が送受信
不可能な場合のVccは、−5V〜−15Vとなり、電
源電圧Vddの値は0Vとなる。この結果、パーソナル
コンピュータ3がデータの送受信を許可する場合には、
送受信許可信号DTRによってインターフェース装置2
に電源が供給されることとなる。
【0019】また、21は電源電圧Vddによって給電
される第1のレベルシフト手段であり、その入力端子2
1aにはコネクタ3Cの2番ピン2pを介してデータ信
号TXDが供給され、ここでデータ信号TXDの信号レ
ベルがハイレベルで+3V、ローレベルで0Vとなるよ
うにレベルシフトされる。第1のレベルシフト手段21
でレベルシフトを行うのは、以下の理由による。すなわ
ち、データ信号TXDの信号レベルが、ハイレベルで+
5V〜+15V、ローレベルで−5V〜−15Vである
のに対し、インターフェース装置2の各構成部分は電源
電圧Vdd=3Vで動作するため、直接、データ信号T
XDを各構成部分に入力したのでは、各構成部分の耐圧
を越えてしまうからである。
【0020】また、24は電源電圧Vddによって給電
される携帯機器側入出力手段であり、そこでは携帯用脈
拍計1との間でクロック同期方式を用いて通信が行われ
る。また、23は電源電圧Vddによって給電されるプ
ロトコルコンバータであり、通信プロトコルの変換が行
われる。例えば、パーソナルコンピュータ3からのデー
タ信号TXDを携帯用脈拍計1に伝送する場合には、プ
ロトコルコンバータ23によって、調歩同期式の通信プ
ロトコルがクロック同期式に変換される。なお、プロト
コルコンバータ23の入出力レベルは、ハイレベルで3
V,ローレベルで0Vである。
【0021】また、22は第2のレベルシフト手段であ
って、パーソナルコンピュータ3に送信を行う場合に信
号レベルを変換する。第2のレベルシフト手段22の正
電源端子22aには20番ピン20pを介して送受信許
可信号DTRが供給され、一方、その負電源端子22b
には4番ピン4pを介して送信要求信号RTSが供給さ
れる。ところで、上述したように送受信許可信号DTR
は正論理、送信要求信号RTSは負論理で構成される。
このため、パーソナルコンピュータ3が送受信可能であ
り、かつ送信を要求する場合に、正電源端子22aに+
5V〜+15Vが供給され、負電源端子22bに−5V
〜−15Vが供給される。したがって、パーソナルコン
ピュータ3と通信を行う際、第2のレベルシフト手段2
2には正負両電源が供給され動作状態となる。この場
合、第2のレベルシフト手段22にハイレベルで3V,
ローレベルで0Vとなるデータ信号が供給されると、第
2のレベルシフト手段22は信号レベルをシフトさせ、
ハイレベルで+5V〜+15V、ローレベルで−5V〜
−15Vとなるデータ信号RXDを3番ピン3pを介し
てパーソナルコンピュータ3に出力する。
【0022】1−4:インターフェース装置の回路構成 次に、インタフェース装置2について、図5に示すイン
ターフェース装置2の回路図を参照しつつ、より詳細に
説明する。図において、端子2A〜7Aはパーソナルコ
ンピュータ3と接続されるインターフェース装置2の入
出力端子であり、端子5Aには送受信許可信号DTR
が、端子7AにはGNDが、端子4Aには受信可能信号
CTSが、また端子2Aにはデータ信号TXDが供給さ
れる。また、端子7Aはパーソナルコンピュータ3のグ
ランド(GND)と接続される。一方、端子3Aからは
データ信号RXDが出力される。
【0023】200は定電圧レギュレータであり、その
入力はダイオードD20とヒューズF20を介して端子
5Aに接続される。ダイオードD20とヒューズF20
を設けたのは、定電圧レギュレータ200等の保護のた
めである。すなわち、パーソナルコンピュータ3が送受
信不能の場合には、送受信許可信号DTRの電圧が−5
V〜−15Vとなるが、このときダイオードD20が逆
バイアスされるので、定電圧レギュレータ200の入力
電圧が−1.0V以下に下がることはない。一方、パー
ソナルコンピュータ3が送受信可能な場合には、端子5
Aから供給される送受信許可信号DTRは+5V〜+1
5Vとなる。したがって、定電圧レギュレータ200
は、通信が必要な場合に限って、定電圧動作を行う。こ
の場合、定電圧レギュレータ200は電源電圧Vdd=
3Vを出力し、これにより各構成部分に電源が供給され
る。なお、定電圧レギュレータ200、ダイオードD2
0およびヒューズF20は、上述した定電圧手段20
(図4参照)に相当する。
【0024】また、210は端子2Aと接続されるイン
バータであり、上述した第1のレベルシフト手段21に
相当する。このインバータ210は、入力側に保護用の
ダイオードが設けられていないタイプで構成される。こ
のため、端子2AにVddを越える電圧が印可されても
無効電流が流れることがない。このインバータ210に
データ信号TXDが供給されると、所定のスレッシュホ
ールドレベルでデータ信号TXDを分別し、ハイレベル
が3V、ローレベルが0Vとなるようにデータ信号TX
Dを反転して出力する。
【0025】また、220はRS232Cドライバであ
って、その正電源端子はダイオードD20のカソード側
と接続され、一方、その負電源端子は、抵抗R22、ダ
イオードD22およびヒューズF22を介して端子4A
と接続される。ここで、端子4Aに供給される送信要求
信号RTSは、上述したようにパーソナルコンピュータ
3がインターフェース装置2に対して送信を要求すると
きに−5V〜−15Vとなる。このため、RS232C
ドライバ220には、インターフェース装置2からパー
ソナルコンピュータ3に送信する際に負電源が供給され
る。一方、その正電源は上述したようにパーソナルコン
ピュータ3が通信可能な場合に供給される。したがっ
て、RS232Cドライバ220には送信が必要となる
場合に正負両電源が供給され、これによりRS232C
ドライバ220が動作する。この場合、RS232Cド
ライバ220の出力は、ハイレベルで+5V〜+15
V、ローレベルで−5V〜−15Vとなり、RS−23
2Cに準拠したものとなる。また、端子4Aと端子6A
は接続されているので、送信要求信号RTSは受信可能
信号CTSとしてパーソナルコンピュータ3に出力され
る。なお、RS232Cドライバ220、抵抗R22、
ダイオードD22、およびヒューズF22は、上述した
第2のレベルシフト手段22に相当する。
【0026】次に、端子2B〜7Bは、携帯用脈拍計1
等の携帯用電子機器と接続される入出力端子である。こ
の例のように、携帯用電子機器として携帯用脈拍計1が
インターフェース装置2に接続される場合には、端子2
Bと端子5Bは携帯用脈拍計1のグランド(GND)と
接続される。また、端子3Bには機種識別信号が、端子
4Bにはクロック信号が、端子6Bにはデータ信号が、
携帯用電子機器1から各々供給される。一方、端子7B
からはデータ信号が携帯用脈拍計1へ出力される。
【0027】また、240〜244はシュミットトリガ
機能を有するインバータである。インバータ242,2
43の入力は、抵抗R242,R243を介して電源V
ddにプルアップされている。また、インバータ240
の入力は抵抗R240,トランジスタT24を介して電
源Vddに接続されている。ところで、トランジスタT
24のベースは、インバータ245を介してCPU23
0の制御出力C1に接続されている。したがって、制御
出力C1がハイレベルであるときは、トランジスタT2
4がオン状態となり、インバータ240の入力は抵抗R
240によってプルアップされ、一方、制御出力C1が
ローレベルであるときは、トランジスタT24がオフ状
態となり、インバータ240の入力はハイインピーダン
ス状態となる。また、インバータ241の入力は、抵抗
R241を介して、インバータ241の出力と接続され
ている。したがって、インバータ241の入力に供給さ
れる制御出力C2によって、抵抗R241はプルダウン
抵抗としてもプルアップ抵抗としても機能する。また、
インバータ246はSOUTからのデータ信号を反転し
て、携帯用脈拍計1に出力する。
【0028】なお、インバータ240〜246、抵抗R
240〜R243およびトランジスタT24は、上述し
た携帯機器側入出力手段24に相当する。
【0029】次に、230はCPUであって、通信プロ
トコルの変換を行う。CPU230には、パーソナルコ
ンピュータ3との通信用の水晶振動子X1と、CPU2
30の動作のための基準クロック発生用としての水晶振
動子X2が接続される。そして、水晶振動子X1とCP
U230の内部回路によって第1の発振回路が構成さ
れ、水晶振動子X2とCPU230の内部回路によって
第2の発振回路が構成される。第1の発振回路の発振周
波数は、例えば、600kHzであり、一方、第2の発
振回路の発振周波数は、例えば、32768Hzであ
る。また、250はパワーオンクリヤー回路であり、電
源Vddとグランド間に接続されたコンデンサ251と
抵抗252によって構成される。この回路に電源Vdd
=3Vが供給されると、コンデンサ251と抵抗252
の接続点に正方向のヒゲ状のトリガパルスが発生し、こ
れによりCPU230がリセットされる。また、231
はDRAMであって、CPU230の作業領域として機
能し、そこには、通信プロトコルの変換を行うため、デ
ータがパラレル形式で格納される。なお、CPU230
とDRAM231は上述したプロトコルコンバータ23
に相当する。
【0030】2.実施形態の動作 次に本実施形態の動作を、図5を参照しつつ、説明す
る。
【0031】2−1:イニシャルリセットまず、パーソ
ナルコンピュータ3とインターフェース装置2とが接続
され、パーソナルコンピュータ3が通信可能になると、
送受信許可信号DTRは+5V〜+15Vとなる。この
時点で、CPU230には電源Vdd=3Vが供給され
る。すると、CPU1は、イニシャルリセットを行い、
パーソナルコンピュータ3との間で通信を行うモードと
なる。これは、パーソナルコンピュータ3から、インタ
ーフェース装置2を制御して、携帯用脈拍計1へのデー
タ転送や、携帯用脈拍計1からのデータ読出を可能にす
るためである。
【0032】また、初期状態でのボーレイトは、インタ
ーフェース装置2と接続されることが想定される各種の
パーソナルコンピュータ3が通信可能なボーレイトのう
ち、最も低い値に設定される。例えば、4800bps
で通信可能なパーソナルコンピュータと、4800bp
sおよび14400bpsで通信可能なパーソナルコン
ピュータがインターフェース装置2に接続される場合に
は、初期状態のボーレイトは4800bpsに設定され
る。なお、ボーレイトは、パーソナルコンピュータ3と
の間の通信によって、変更できるようになっている。こ
のため、14400bpsで通信できるパーソナルコン
ピュータ3が接続された場合には、ボーレイトをパーソ
ナルコンピュータ3側から変更して、高速通信を行うこ
とが可能である。
【0033】2−2:携帯用電子機器の接続状態の確認
と機種の認識 上述したように、インターフェース装置2には、携帯用
電子機器として、クロック同期式で通信を行う携帯用脈
拍計1の他、パラレル形式で通信を行うストップウォッ
チや、非同期形式で通信を行う携帯機器が接続されるこ
とがある。また、CPU230で行う通信プロトコルの
変換処理は、インターフェース装置2に接続される携帯
用電子機器の通信プロトコルによって相違する。したが
って、CPU230はどのような機器が接続されたのか
を認識する必要がある。このため、イニシャルリセット
が終了すると、携帯用電子機器が接続されている否かの
確認と、接続されている機種の認識を同時に行う。この
場合、端子2B,3Bの状態が検出される。すなわち、
上記確認および認識のため、情報ビットとして2ビット
が使用される。まず、CPU230の制御出力C1,C
2はハイレベルとなるように設定される。このため、端
子2Bはプルアップされ、端子3Bはプルダウンされ
る。したがって、携帯用電子機器が未接続の場合には、
インバータ240の入力はハイレベル、インバータ24
1の入力はローレベルとなる。このため、CPU230
は、入力I1がローレベル、入力I2がハイレベルであ
れば、携帯用電子機器が接続されていないと判別する。
【0034】また、上述したように情報ビットとして2
ビットを用いるので、これにより、携帯用電子機器の接
続状態の他、その機種を3種類判別することができる。
この例にあっては、携帯用電子機器の種類として、クロ
ック同期式、パラレル形式および非同期形式の別を判別
する。例えば、クロック同期式の携帯用脈拍計1は、そ
の内部回路において、端子2Bからのラインをグランド
に接続し、端子3Bからのラインを電源Vddに接続す
るように構成されている。このため、クロック同期式の
携帯用脈拍計1がインターフェース装置2に接続される
と、端子2Bの電位(インバータ240の入力)はロー
レベルとなり、端子3Bの電位(インバータ241の入
力)はハイレベルとなる。したがって、入力I1がハイ
レベルで、かつ入力I2がローレベルであれば、接続さ
れた携帯用電子機器の種類はクロック同期式の携帯用脈
拍計1であると判別される。このクロック同期式の判別
と同様に、端子2B,3Bの電位に基づいて、パラレル
形式、非同期形式の判別が行われる。
【0035】こうして携帯用電子機器の接続状態の確認
と機種の認識が行われるが、上述したクロック同期式の
携帯用電子機器が接続された場合、インターフェース装
置2の電源Vddから抵抗R240と端子2Bを介して
携帯用電子機器のグランドに電流が流れ、また、携帯用
電子機器の電源Vddから端子3Bと抵抗R241を介
してインターフェース装置2に電流が流れる。ところ
で、携帯用電子機器の機種が判別された後、抵抗R24
0と抵抗R241に電流を流す必要はない。また、イン
タフェース装置2や携帯用電子機器には、消費電力の低
減が求められる。このため、本実施形態にあっては、機
種が判別されると、CPU230は制御出力C1をロー
レベルからハイレベルに切り換え、制御出力C2をハイ
レベルからローレベルに切り換える。この場合、端子2
Bはハイインピーダンス状態となり、また、端子3Bの
電位はハイレベルとなる。これにより、上述した無効電
流による電力消費を防止することができる。
【0036】2−3:発振回路の停止制御 次に、インターフェース装置2に携帯用脈拍計1等の携
帯用電子機器が接続されていないと判別された場合に
は、パーソナルコンピュータ3と携帯用電子機器との間
で通信は行われない。このため、CPU230は、パー
ソナルコンピュータ3との間で通信を行うために設けら
れた第1の発振回路の動作を停止するように制御を行
う。また、インターフェース装置2とパーソナルコンピ
ュータ3との間で通信を行っていない場合にも、第1の
発振回路の動作させる必要はない。このため、CPU2
30は、パーソナルコンピュータ3との間で通信を行わ
ないときには、第1の発振回路器を停止させるように制
御する。
【0037】これらにより、不要な発振動作による電力
消費を低減することができ、かつ、2種類の発振周波数
間の干渉をなくし誤動作を防止できる。ところで、CM
OSで構成される論理回路では、論理レベルがハイレベ
ルとローレベルの間で切り替わる際に大半の電力が消費
される。したがって、上述した第1の発振回路の停止動
作は、CPU230をCMOSで構成した場合に、特に
有効である。
【0038】2−4:データ通信の動作 次にデータ通信の動作について、図6,7を参照しつ
つ、携帯用電子機器がクロック同期式の通信プロトコル
を有する携帯用脈拍計1である場合を一例として説明す
る。このデータ通信のための動作は、ROMなどに予め
格納されたプログラムに基づいて行われる。図6は携帯
用脈拍計1とパーソナルコンピュータ3との間において
データ通信を行うための動作を示すフローチャートであ
る。また、図7(A)〜(C)は、このデータ通信を行
うために用いられる信号の波形図である。
【0039】まず、ステップS0から処理が開始する
と、インターフェース装置2では上述したイニシャルリ
セットが行われ(ステップS1)、これに続いて上述し
た接続状態と機種の認識が行われる(ステップS2)。
この後、パーソナルコンピュータ3から、図7(A)に
示す8ビットの識別コード信号が送信される。この識別
コード信号は、パーソナルコンピュータ3がこれからデ
ータ転送を行うことを示す。このため、携帯用脈拍計1
は、識別コード信号を受信したと判断すると、データ通
信モードに移行する。このとき、パーソナルコンピュー
タ3から出力される調歩同期式信号は、インターフェー
ス装置2のCPU230によって通信プロトコルが変換
され、クロック同期式信号として携帯用脈拍計1に出力
される。
【0040】ところで、携帯用脈拍計1は、上述したよ
うに図3に示すセンサユニット130のケーブル120
と、図1に示すインタフェース装置2とのケーブル10
0を差し替えて使用するように構成されている。したが
って、携帯用脈拍計1には、インターフェース装置2か
らの信号の他、センサユニット130からの信号が供給
される。このため、上記識別コード信号は、センサユニ
ット130からの信号と区別できるように、センサユニ
ット130からの信号が取り得ない値に設定される。例
えば、データ「5Ah」が脈波を検出している場合に取
り得ない値であるとすれば、識別コード信号のデータを
「5Ah」に設定することができる。
【0041】ここで、携帯用脈拍計1は、識別コード信
号を受信していないと判断すると、ステップS7に進
み、脈波の計測を開始する。一方、携帯用脈拍計1は、
識別コード信号を受信したと判断すると、ステップS4
に進み、識別コード信号に続いて受信する信号が入力識
別コード信号であるか、出力識別コード信号であるかを
判別する。入力識別コード信号は携帯用脈拍計1へデー
タ信号を入力することを示し、一方、出力識別コード信
号は携帯用脈拍計1からデータ信号を出力することを示
す。この例では、入力識別コード信号のデータは「00
h」、出力識別コード信号のデータは「FFh」とす
る。「00h」を受信した場合は、入力識別コード信号
を受信したと判断され、ステップS5に進んで、携帯用
脈拍計1は、パーソナルコンピュータ3からの信号を受
信する。例えば、パーソナルコンピュータ3が携帯用脈
拍計1に対して現在の時刻を設定する場合にあっては、
図6(B)に示す信号が携帯用脈拍計1に供給される。
この場合には、入力識別コード信号(「00h」)に続
いて、秒,分,時,年を指示するデータが順次供給され
る。これにより、携帯用脈拍計1の時刻合わせを人の手
によらず自動的に行うことができる。
【0042】一方、「FFh」を受信した場合は、出力
識別コード信号を受信したと判断され(ステップS
4)、ステップS6に進んで、携帯用脈拍計1は、パー
ソナルコンピュータ3への信号とクロックを送信する。
この場合、送信される信号は脈拍数等を示し、例えば、
図6(C),(D)に示すようにクロックと同期してい
る。こうして、携帯用脈拍計1から図5に示すインター
フェース装置2にクロック同期式で信号が伝送される。
この場合、インターフェース装置2の端子4B,6Bに
クロックと信号が各々供給されると、CPU230はこ
の信号をクロックでラッチし、ラッチされた信号をパラ
レル形式でDRAM231に一旦格納する。この後、携
帯用脈拍計1との通信を終了し、パーソナルコンピュー
タ3との間で通信を開始する。
【0043】この際、CPU230は、DRAM231
に格納されている信号を読み出すとともに、スタートビ
ットや終了ビットを付加して調歩同期信号を生成し、こ
れをRS232Cドライバ220,端子3Aを介してパ
ーソナルコンピュータ3に出力する。
【0044】3.まとめ 上述したように本実施形態によれば、インターフェース
装置2は、パーソナルコンピュータ3が送受信可能であ
る場合にハイレベルとなる送受信許可信号DTRとパー
ソナルコンピュータ3のアース線との間で電源供給を受
け、これからインターフェース装置2の電源Vddを定
電圧レギュレータ200で生成した。このため、インタ
ーフェース装置2には、電池や商用電源から直流電圧を
生成する電源回路を設ける必要がなくなる。また、これ
に伴い、電源スイッチを不要にすることができる。
【0045】また、携帯用脈拍計1等の携帯用電子機器
が接続されいるか否かを端子2B,3Bの電圧によって
検出することができ、携帯用電子機器が未接続であると
判別した場合には、第1の発振回路を停止させるように
制御するので、消費電力の低減を図ることができる。
【0046】また、パーソナルコンピュータ3と通信を
行っていない場合にも第1の発振回路を停止させるよう
に制御するので、消費電力の低減を図ることができる。
【0047】さらに、携帯用電子機器の接続状態と機種
認識の終了後には、抵抗R240,R241に無効電流
が流れないように制御出力C1,C2のレベルを設定し
たので、これによっても消費電力の低減を図ることがで
きる。
【0048】また、CPU230に電源が供給される
と、その直後にイニシャルリセットを行い、パーソナル
コンピュータ3からの信号待ち状態となるように、CP
U230は動作するので、インターフェース装置2を操
作レスとすることができる。
【0049】4.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
以下に述べる種々の変形が可能である。
【0050】上述した実施形態においては、インター
フェース装置2に接続される外部機器の一例として、パ
ーソナルコンピュータ3と携帯用電子機器1を取りあげ
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
異なる通信プロトコルで通信を行う外部機器であれば、
適用することができる。
【0051】上述した実施形態において、CPU23
0は、パラレル形式の通信プロトコルを有するストップ
ウォッチが接続されたことを、端子4B,6Bがともに
ローレベルとなっていることを検出して判別してもよ
い。また、端子2B,3Bがともにローレベルとなって
いることを検出して、ストップウォッチが接続されたと
判別してもよい。また、非同期形式の携帯機器が接続さ
れたことを、端子2B,3Bがともにハイレベルとなっ
ていることを検出して判別してもよい。
【0052】上述した実施形態において、携帯用脈拍
計1が未接続の場合や、通信を行っていない場合には、
所定の発振回路を停止するようにしたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、要は通信に不要な回路を停
止させ、パワーセーブ状態に状態にするものであればど
のようなものであってもよい。
【0053】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、インタ
ーフェース装置の電源回路を不要にし、これに伴い電源
スイッチを不要にすることができる。また、消費電力の
低減を図ることができ、さらに操作レスとすることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わるインターフェー
ス装置を用いた脈拍計測システムの全体構成を示す図で
ある。
【図2】 同実施形態に係わるパーソナルコンピュータ
のコネクタの外観を示す図である。
【図3】 同実施形態に係わる携帯用脈拍計の外観およ
び使用状態を示す図である。
【図4】 同実施形態に係わるインターフェース装置の
機能構成を示すブロック図である。
【図5】 同実施形態に係わるインターフェース装置の
回路構成を示す回路図である。
【図6】 同実施形態に係わる携帯用脈拍計とパーソナ
ルコンピュータとの間においてデータ通信を行うための
動作を示すフローチャートである。
【図7】 同実施形態に係わるデータ通信を行うために
用いられる信号の波形図である。
【符号の説明】 1 携帯用脈拍計(第2の外部機器、携帯用電子機器) 2 インターフェース装置 3 パーソナルコンピュータ(第1の外部機器) 20 定電圧手段 21 第1のレベルシフト手段 22 第2のレベルシフト手段 23 プロトコルコンバータ(通信プロトコル変換手
段) 24 携帯機器側入出力手段(入出力手段) DTR 送受信許可信号(第1の信号) RTS 送信要求信号(第2の信号) TXD データ信号(第3の信号)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の外部機器と第2の外部機器との間
    に接続され、信号伝送を行うインターフェース装置にお
    いて、 前記第1の外部機器のグランドに接続されるアース線と
    前記第1の外部機器からの信号線との間で電源供給を受
    け、一定の電源電圧を出力する定電圧手段と、 前記電源電圧によって給電され、前記第1の外部機器か
    ら供給されるデータ信号の論理レベルを前記インターフ
    ェース装置の論理レベルにレベルシフトさせる第1のレ
    ベルシフト手段と、 前記電源電圧によって給電され、前記第2の外部機器と
    の間でデータ信号の授受を行う入出力手段と、 前記電源電圧によって給電され、前記第1のレベルシフ
    ト手段および前記入出力手段との間で通信プロトコルの
    変換を行う通信プロトコル変換手段と、 前記第1の外部機器からの信号線によって電源供給を受
    け、前記通信プロトコル変換手段からデータ信号が供給
    されると、このデータ信号の論理レベルを前記第1の外
    部機器の論理レベルにレベルシフトして、前記第1の外
    部機器に出力する第2のレベルシフト手段とを備えたこ
    とを特徴とするインターフェース装置。
  2. 【請求項2】 送受信可能なときにハイレベルとなる第
    1の信号、送信を要求するときにローレベルとなる第2
    の信号、および伝送すべき情報を示す第3の信号を出力
    する第1の外部機器と、第2の外部機器との間に接続さ
    れ、それらの機器間のインターフェースを行うインター
    フェース装置において、 前記第1の外部機器のグランドに接続されるアース線と
    前記第1の信号によって電源供給を受け、一定の電源電
    圧を出力する定電圧手段と、 前記電源電圧によって給電され、前記第3の信号の論理
    レベルを前記インターフェース装置の論理レベルにレベ
    ルシフトさせる第1のレベルシフト手段と、 前記電源電圧によって給電され、前記第2の外部機器と
    の間で信号の授受を行う入出力手段と、 前記電源電圧によって給電され、前記第1のレベルシフ
    ト手段および前記入出力手段との間で通信プロトコルの
    変換を行う通信プロトコル変換手段と、 前記第1の信号と前記第2の信号によって電源供給を受
    け、前記通信プロトコル変換手段から送信信号が供給さ
    れると、この送信信号の論理レベルを前記第1の外部機
    器の論理レベルに変換して、前記第1の外部機器に出力
    する第2のレベルシフト手段とを備えたことを特徴とす
    るインターフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の外部機器が接続されたか否か
    を検出する検出手段を備え、 前記通信プロトコル変換手段は、前記検出手段の検出結
    果が前記第2の外部機器が接続されていないことを示す
    場合には、パワーセーブ状態になることを特徴とする請
    求項1または2に記載のインターフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記通信プロトコル変換手段は、前記第
    1の外部機器との間で通信を行うための周波数を発振す
    る第1の発振器と当該通信プロトコル通信手段の動作の
    ための基準発振器である第2の発振器とを有し、前記第
    2の外部機器と通信を行う場合は、前記第1の発振器の
    発振を停止させることを特徴とする請求項1または2に
    記載のインターフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記通信プロトコル変換手段は、前記第
    1の外部機器から電源供給を受けた直後に、前記第1の
    レベルシフト手段からの信号待ち状態となることを特徴
    とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のイン
    ターフェース装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の外部機器はパーソナルコンピ
    ュータであり、前記第2の外部機器は携帯用電子機器で
    あることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1
    項に記載のインターフェース装置。
JP8252080A 1996-09-24 1996-09-24 インターフェース装置 Withdrawn JPH1098503A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110914772A (zh) * 2017-05-08 2020-03-24 株式会社Kmc 接口装置、开/关数据用接口单元、日志数据用接口单元及可编程逻辑控制器系统
KR20220030837A (ko) * 2020-09-03 2022-03-11 금오공과대학교 산학협력단 오픈보드 호환용 mdio 인터페이스 장치 및 이를 이용한 프로토콜 변환방법
KR20220112086A (ko) * 2021-02-03 2022-08-10 금오공과대학교 산학협력단 독립형 사물 인터넷 기기로 에지에서 데이터를 처리할 수 있는 지능형 배터리 관리 시스템

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