JPH1097408A - データ転送方法 - Google Patents

データ転送方法

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JPH1097408A
JPH1097408A JP25255596A JP25255596A JPH1097408A JP H1097408 A JPH1097408 A JP H1097408A JP 25255596 A JP25255596 A JP 25255596A JP 25255596 A JP25255596 A JP 25255596A JP H1097408 A JPH1097408 A JP H1097408A
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JP25255596A
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Inventor
Yoshihiro Matsuda
好弘 松田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ処理時間を短くすることができるデータ
転送方法を提供する。 【解決手段】ホストコンピュータ31から外部出力装置
にデータを転送するようになっている。そして、ホスト
コンピュータ31のアプリケーション32が圧縮手段5
1を有しているかどうかを判断し、ホストコンピュータ
31の出力部34が圧縮手段54を有しているかどうか
を判断し、出力部34が圧縮手段54を有している場合
は圧縮手段54がハードウェアであるかソフトウェアで
あるかを判断し、前記アプリケーション32が圧縮手段
51を有しているかどうかの判断結果に基づいて、出力
部34の圧縮手段を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タから外部出力装置にデータを転送するデータ転送方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータから外部出力
装置にデータを転送するデータ転送システムにおいて
は、ホストコンピュータ側でデータを圧縮をすることに
よってデータ転送時間を短くするようにしている。図2
は従来の第1のデータ転送システムを示す図である。
【0003】図において、11はホストコンピュータ、
12はアプリケーション、13は該アプリケーション1
2内に形成された圧縮手段、14は出力部(トランスミ
ッタ)、15はプリンタドライバ、19は外部出力装置
としてのプリンタ、20は該プリンタ19に形成された
伸長手段である。前記構成のデータ転送システムにおい
て、前記アプリケーション12によって作成されたデー
タは、圧縮手段13によって圧縮され、出力部14を介
してプリンタ19に転送される。そして、該プリンタ1
9に転送されたデータは、伸長手段20によって伸長さ
れ、伸長されたデータに従って印刷が行われる。
【0004】ところで、前記アプリケーション12上で
データの出力が選択されると、アプリケーション12に
よって作成されたデータは、前記プリンタドライバ15
によって、プリンタ19に送られる制御コマンドに対応
する様式に置き換えられ、前記出力部14を介してプリ
ンタ19に転送される。この場合、前記圧縮手段13に
よってデータが圧縮されるので、データの転送に必要な
時間、すなわち、データ転送時間を短くすることができ
る。
【0005】例えば、アプリケーション12によって作
成されたデータの量を1〔Mbyte〕とし、データの
圧縮率を80〔%〕とし、ホストコンピュータ11のデ
ータ転送速度を1〔Mbyte/s〕とし、データ転送
時間をTD1とすると、データ転送時間TD1は次のように
なる。 TD1=1〔Mbyte〕×0.8×1〔Mbyte/s〕 =0.8〔sec〕 図3は従来の第2のデータ転送システムを示す図であ
る。
【0006】図において、11はホストコンピュータ、
12はアプリケーション、13は該アプリケーション1
2に形成された圧縮手段、14は出力部、15はプリン
タドライバ、18は該出力部14に形成された圧縮手
段、19は外部出力装置としてのプリンタ、20は該プ
リンタ19に形成された伸長手段である。前記構成のデ
ータ転送システムにおいて、前記アプリケーション12
によって作成されたデータは、圧縮手段13によって圧
縮され、圧縮手段18によって更に圧縮された後、プリ
ンタ19に転送される。そして、該プリンタ19に転送
されたデータは、伸長手段20によって伸長され、伸長
されたデータに従って印刷が行われる。
【0007】この場合、アプリケーション12によって
作成されたデータが各圧縮手段13、18の2箇所で圧
縮されるので、転送されるデータの量が少なくなり、デ
ータ転送時間をその分短くすることができる。例えば、
プリンタ19におけるデータの圧縮率を90〔%〕と
し、データ転送時間をTD2とすると、データ転送時間T
D2は次のとおりである。
【0008】 TD2=1〔Mbyte〕×0.8×0.9×1〔Mbyte/s〕 =0.72〔sec〕 このように、第2のデータ転送システムにおいては、デ
ータが2回圧縮されるので、データ転送時間TD を一層
短くすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のデータ転送システムにおいては、前記圧縮手段18
によるデータの圧縮によってデータ転送時間を短くする
ことができるが、前記アプリケーション12上でデータ
の出力が選択されてから、ホストコンピュータ11から
プリンタ19へのデータの転送が終了するまでの全体の
データ処理時間T T は必ずしも短くならない。
【0010】すなわち、圧縮手段18がソフトウェアで
ある場合においては、圧縮手段18によってデータを圧
縮するための時間が長くなり、データを圧縮するために
新たに必要になった時間が、データを圧縮することによ
って得られるデータ転送時間TD の短縮時間より長い
と、前記データ処理時間TT は長くなってしまう。図4
は従来のデータ処理時間の比較図である。
【0011】図において、Ta はアプリケーション12
(図3)によって作成されたデータが、プリンタ19に
送られる制御コマンドに対応する様式に置き換えられ、
出力部14に送られるまでの時間であり、圧縮手段13
によるデータの圧縮に必要な時間も含まれる。また、T
b は圧縮手段18によるデータの圧縮に必要な時間、T
D1、TD2はデータ転送時間である。
【0012】図から分かるように、圧縮手段18によっ
てデータを圧縮することによりデータ転送時間がTD1
らTD2に短くなるが、出力部14の圧縮手段18がソフ
トウェアである場合は、圧縮手段18によるデータの圧
縮に必要な時間Tb が、時間差ΔT ΔT=TD1−TD2 より長いと、全体のデータ処理時間TT は長くなってし
まう。
【0013】本発明は、前記従来のデータ転送システム
の問題点を解決して、データ処理時間を短くすることが
できるデータ転送方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のデ
ータ転送方法においては、ホストコンピュータから外部
出力装置にデータを転送するようになっている。そし
て、ホストコンピュータのアプリケーションが圧縮手段
を有しているかどうかを判断し、ホストコンピュータの
出力部が圧縮手段を有しているかどうかを判断し、出力
部が圧縮手段を有している場合は圧縮手段がハードウェ
アであるかソフトウェアであるかを判断し、前記アプリ
ケーションが圧縮手段を有しているかどうかの判断結果
に基づいて、出力部の圧縮手段を選択する。
【0015】本発明の他のデータ転送方法においては、
ホストコンピュータから外部出力装置にデータを転送す
るようになっている。そして、外部出力装置がビジー状
態であるかどうかを判断し、外部出力装置がビジー状態
である場合、ビジー状態が解消されるまでの待機時間を
利用してデータを圧縮する。
【0016】本発明の更に他のデータ転送方法において
は、ホストコンピュータから外部出力装置にデータを転
送するようになっている。そして、DMAによってデー
タを転送し、DMAによるデータ転送と平行して、デー
タを圧縮する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態におけるデータ転送システムを示す
図、図5は本発明の第1の実施の形態における出力部設
定時の動作を示すフローチャート、図6は本発明の第1
の実施の形態におけるデータの圧縮方法の説明図であ
る。
【0018】図において、31はホストコンピュータ、
32はアプリケーション、33はプリンタドライバ、3
4は出力部(トランスミッタ)、39は外部出力装置と
してのプリンタ、40は該プリンタ39に形成された伸
長手段、51は前記アプリケーション32の圧縮手段、
52は前記プリンタドライバ33に配設され、前記アプ
リケーション32の圧縮手段51を検出する検知手段、
53は前記プリンタドライバ33に配設され、前記アプ
リケーション32が圧縮手段51を有しているかどう
か、前記出力部34が圧縮手段54を有しているかどう
か、及び該圧縮手段54がハードウェアであるかソフト
ウェアであるかによって、使用する圧縮手段を選択する
圧縮機能選択手段である。
【0019】ところで、前記プリンタ39を作動させる
ために必要なプリンタドライバ33をホストコンピュー
タ31にインストールすると、プリンタドライバ33
は、図示しない所定のレジスタの内容を調べることによ
って、出力部34が圧縮手段54を有しているかどうか
の情報、及び該圧縮手段54がハードウェアであるかソ
フトウェアであるかの情報をID情報として取り込む。
また、前記プリンタドライバ33は、プリンタ39が伸
長手段40を有しているかどうかの情報を、プリンタ3
9からのデータとして受け取る。
【0020】なお、出力部34としてECP mode
(双方向セントロの仕様であるIEEE1284のEx
tended Capabilities Port
mode)用のコントローラを使用した場合、1〜2
〔Mbyte/s〕のデータ転送速度でデータを高速で
転送することができる。前記出力部34の圧縮手段54
がハードウェアである場合、ホストコンピュータ31
は、前記圧縮手段54によってデータを圧縮することが
可能なプリンタドライバ33を図示しないシステムファ
イルに登録する。
【0021】また、前記出力部34の圧縮手段がソフト
ウェアである場合、ホストコンピュータ31は、データ
を圧縮しないプリンタドライバ33を前記システムファ
イルに登録する。したがって、前記構成のデータ転送シ
ステムにおいて、プリンタドライバ33の圧縮機能選択
手段53は、アプリケーション32が圧縮手段51を有
しているかどうか、及び出力部34が圧縮手段54を有
しているかどうかをそれぞれ判断するとともに、出力部
34が圧縮手段54を有している場合には、圧縮手段5
4がハードウェアであるかソフトウェアであるかを判断
する。そして、前記圧縮機能選択手段53は、アプリケ
ーション32が圧縮手段51を有しているかどうかの判
断結果に基づいて使用する圧縮手段を選択する。
【0022】すなわち、図6に示すように、アプリケー
ション32が圧縮手段51を、出力部34が圧縮手段5
4をそれぞれ有していて、かつ、該圧縮手段54がハー
ドウェアである場合、圧縮機能選択手段53は、アプリ
ケーション32の圧縮手段51及び出力部34の圧縮手
段54を選択し、ホストコンピュータ31は圧縮手段5
1、54によってデータを圧縮し、転送する。また、前
記アプリケーション32が圧縮手段51を有しておら
ず、出力部34が圧縮手段54を有していて、かつ、該
圧縮手段54がハードウェアである場合、圧縮機能選択
手段53は、出力部34の圧縮手段54だけを選択し、
ホストコンピュータ31は圧縮手段54によってデータ
を圧縮し、転送する。
【0023】なお、前記アプリケーション32が圧縮手
段51を有している場合、該圧縮手段51はアプリケー
ション32を作動させる上で必須であることが多いの
で、アプリケーション32の圧縮手段51は、ソフトウ
ェアであってもハードウェアであっても選択される。そ
して、前記アプリケーション32が圧縮手段51を、出
力部34が圧縮手段54をそれぞれ有していて、かつ、
該圧縮手段54がソフトウェアである場合、圧縮機能選
択手段53は、アプリケーション32の圧縮手段51だ
けを選択し、ホストコンピュータ31は圧縮手段51に
よってデータを圧縮し、転送する。
【0024】また、前記アプリケーション32が圧縮手
段51を有しておらず、出力部34が圧縮手段54を有
していて、かつ、該圧縮手段54がソフトウェアである
場合、圧縮機能選択手段53は、出力部34の圧縮手段
54だけを選択し、ホストコンピュータ31は圧縮手段
54によってデータを圧縮し、転送する。そして、前記
アプリケーション32が圧縮手段51を有しておらず、
かつ、出力部34も圧縮手段54を有していない場合、
ホストコンピュータ31は、データを圧縮することなく
転送する。
【0025】このように、アプリケーション32が圧縮
手段51を有しているかどうか、出力部34が圧縮手段
54を有しているかどうか、及び出力部34の圧縮手段
54がハードウェアであるかソフトウェアであるかによ
って、データ転送に使用される圧縮手段がそれぞれ選択
されるので、データ処理時間TT を短くすることができ
る。
【0026】また、1ページ分のメモリを持たないホス
トベースプリンタ(Host Base Printe
r)にデータを転送する場合でも、ホストベースプリン
タによるデータの解析よりホストコンピュータ31から
のデータの転送が遅くなるのを抑制することができる。
したがって、オーバーランが発生する頻度を低くするこ
とができる。
【0027】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 ホストコンピュータ31は出力部34か
らID情報を受ける。 ステップS2 出力部34がハードウェアによる圧縮手
段54を有しているかどうかを判断する。ハードウェア
による圧縮手段54を有している場合は、ステップS3
に、有していない場合はステップS4に進む。 ステップS3 出力部34のハードウェアによる圧縮手
段54によってデータを圧縮し、転送する。 ステップS4 アプリケーション32が圧縮手段51を
有しているかどうかを判断する。圧縮手段51を有して
いる場合はステップS5に、有していない場合はステッ
プS6に進む。 ステップS5 アプリケーション32の圧縮手段51に
よってデータを圧縮し、転送する。 ステップS6 出力部34のソフトウェアによる圧縮手
段54によってデータを圧縮し、転送する。
【0028】なお、本実施の形態においては、アプリケ
ーション32が圧縮手段51を、出力部34が圧縮手段
54をそれぞれ備える場合について説明しているが、ア
プリケーション32が圧縮手段を備えず、プリンタドラ
イバ33が圧縮手段を備える場合においても、同様の処
理を行うことができる。その場合、プリンタドライバ3
3の圧縮手段は、前記圧縮手段51と同様に作用する。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図7はデータ転送時のセントロ信号の波形図
である。なお、図の(a)は図示しない受信バッファの
サイズが500〔kbyte〕のプリンタ39(図1)
に、300〔kbyte/s〕のデータ転送速度でデー
タを転送したときの波形を、(b)は受信バッファのサ
イズが500〔kbyte〕のプリンタ39に、1〔M
byte/s〕のデータ転送速度でデータを転送したと
きの波形をそれぞれ示す。
【0030】プリンタ39から出力されるビジー信号が
ローレベルのときに、ホストコンピュータ31から出力
されるn−ストローブ信号がローレベルになると、デー
タが出力され、ビジー信号がハイレベルになると、n−
ストローブ信号がハイレベルになり、ビジー信号がロー
レベルになることによってデータが転送される。図の
(a)に示す波形においては、連続的にデータが転送さ
れるが、(b)に示す波形においては、データの転送の
途中でビジー信号がハイレベルになり、データが転送さ
れない部分がある。
【0031】これは、プリンタ39の受信バッファのサ
イズを超えるデータが転送されるために、プリンタ39
がビジー状態になり、データを受信することができなく
なったことを示す。このように、データ転送の途中でビ
ジー信号がハイレベルになり、プリンタ39がビジー状
態になると、受信したデータを解析し、受信バッファに
空きができるまでビジー状態は解消されず、この間、ホ
ストコンピュータ31は、ビジー状態が解消されるのを
待機する。
【0032】そこで、本実施の形態においては、ホスト
コンピュータ31は、プリンタ39がビジー状態になっ
てからビジー状態が解消されるまでの待機時間を利用し
てデータを圧縮するようにしている。図8は本発明の第
2の実施の形態におけるデータ転送の第1のタイムチャ
ート、図9は本発明の第2の実施の形態におけるホスト
コンピュータの動作を示すフローチャート、図10は本
発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示す
フローチャートである。なお、図8の(a)はデータを
圧縮しない場合のデータ転送のタイムチャート、(b)
は本実施の形態におけるデータを圧縮した場合のデータ
転送のタイムチャートである。
【0033】図において、TD3、TD4はデータ転送時
間、TW はプリンタ39(図1)がビジー状態になって
からビジー状態が解消されるまでの待機時間、TC1はホ
ストコンピュータ31がデータを圧縮する時間である。
データを圧縮しない場合は、プリンタ39がビジー状態
にあるとき、ホストコンピュータ31はビジー状態が解
消されるのをそのまま待機する。
【0034】一方、本実施の形態において、ホストコン
ピュータ31は、最初にデータを圧縮することなく転送
するが、プリンタ39がビジー状態になると、待機時間
Wを利用して、データを圧縮する。そのために、ホス
トコンピュータ31は、ビジー信号をチェックしてプリ
ンタ39がビジー状態であるかどうかを判断し、プリン
タ39がビジー状態でない場合は、プリンタ39がビジ
ー状態になるまでデータを転送する。そして、プリンタ
39がビジー状態になると、ホストコンピュータ31
は、一定の量のデータを圧縮し、プリンタ39がビジー
状態であるかどうかを再び判断する。このとき、プリン
タ39のビジー状態が解消されていると、ホストコンピ
ュータ31は、圧縮されたデータを転送する。
【0035】この場合、アプリケーション32の図示し
ない圧縮手段及び出力部34の図示しない圧縮手段の少
なくとも一方によってデータを圧縮することができる。
また、アプリケーション32の圧縮手段及び出力部34
の圧縮手段は、いずれも、ソフトウェアでもハードウェ
アでもよい。一方、プリンタ39は、受信バッファがフ
ルになるまでデータを受信し、受信バッファがフルにな
った時点でビジー信号をハイレベルにする。そして、受
信したデータの解析が進んで受信バッファに設定量の空
きができると、ビジー信号をローレベルにする。
【0036】本実施の形態においては、受信バッファに
数〔kbyte/s〕の空き、又は受信バッファのサイ
ズの数〔%〕の空きができると、ビジー信号がローレベ
ルにされるようになっている。したがって、ビジー信号
が頻繁にハイレベルになったりローレベルになったりす
るのを防止することができるので、データを圧縮するの
に十分な時間TC1を確保することができる。
【0037】ところで、前記待機時間TW はデータ処理
時間TT に含まれるので、待機時間TW を利用してデー
タを圧縮しても、圧縮に必要な時間TC1がデータ処理時
間T T に影響を与えることはない。そして、データを圧
縮する分だけデータ転送時間をTD3からTD4に短くする
ことができるので、データ処理時間TT を短くすること
ができる。
【0038】ホストコンピュータ31側におけるフロー
チャートについて説明する。 ステップS11 プリンタ39がビジー状態であるかど
うかを判断する。プリンタ39がビジー状態である場合
はステップS12に、ビジー状態でない場合はステップ
S13に進む。 ステップS12 データを圧縮し、ステップS11に戻
る。 ステップS13 データを1〔byte〕転送する。 ステップS14 すべてのデータが転送されたかどうか
を判断する。すべてのデータが転送された場合は処理を
終了し、すべてのデータが転送されていない場合はステ
ップS11に戻る。
【0039】次に、プリンタ39側におけるフローチャ
ートについて説明する。 ステップS21 データを受信し解析する。 ステップS22 受信バッファがフルになったかどうか
を判断する。受信バッファがフルになった場合はステッ
プS23に進み、フルになっていない場合はステップS
21に戻る。 ステップS23 ビジー信号をハイレベルにする。 ステップS24 データを解析する。 ステップS25 受信バッファに設定量の空きができた
かどうかを判断する。受信バッファに設定量の空きがで
きた場合はステップS26に進み、設定量の空きができ
ていない場合はステップS24に戻る。 ステップS26 ビジー信号をローレベルにし、ステッ
プS21に戻る。
【0040】図11は本発明の第2の実施の形態におけ
るデータ転送の第2のタイムチャートである。なお、図
の(a)はソフトウェアから成る図示しない圧縮手段に
よってデータを圧縮した場合のデータ転送のタイムチャ
ート、(b)はデータを圧縮しない場合のデータ転送の
タイムチャート、(c)は本実施の形態におけるデータ
を圧縮した場合のデータ転送のタイムチャートである。
【0041】図において、TD3、TD4、TD5はデータ転
送時間、TW はプリンタ39(図1)がビジー状態にな
ってからビジー状態が解消されるまでの待機時間、
C1、T C2はホストコンピュータ31がデータを圧縮す
る時間である。図の(a)に示すように、ソフトウェア
から成る圧縮手段によってデータを圧縮した場合、
(b)に示すデータを圧縮しない場合よりデータ処理時
間TT が長くなる。また、(c)に示すように、本実施
の形態におけるデータ転送のように、待機時間TW を利
用してデータを圧縮した場合、(b)に示すデータを圧
縮しない場合よりデータ処理時間TT が短くなる。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。図12は本発明の第3の実施の形態における
出力部設定時の動作を示すフローチャート、図13は本
発明の第3の実施の形態におけるデータの圧縮方法の説
明図である。この場合、ホストコンピュータ31(図
1)は、プリンタ39の伸長機能、すなわち、伸長手段
40についての情報をプリンタドライバ33から得る。
なお、プリンタ39の伸長手段40は、プリンタドライ
バ33をインストールするときに、該プリンタドライバ
33に取り込まれる。
【0043】そして、ホストコンピュータ31は、前記
伸長手段40がハードウェアであるかソフトウェアであ
るかを判断し、伸長手段40に対応した圧縮手段によっ
てデータを圧縮する。例えば、前記伸長手段40がハー
ドウェアである場合、データを受信してから解析が終了
するまでの時間、すなわち、ビジー状態の時間は短い。
そこで、ホストコンピュータ31は、アプリケーション
32の図示しない圧縮手段及び出力部34の図示しない
圧縮手段によってデータを圧縮し、転送する。
【0044】これに対して、伸長手段40がソフトウェ
アである場合、前記ビジー状態の時間は長い。そこで、
ホストコンピュータ31は、アプリケーション32の圧
縮手段だけによってデータを圧縮し、転送する。したが
って、データ処理時間TT を短くすることができる。な
お、図13においては、出力部34の圧縮手段がソフト
ウェアである場合についてだけ説明されているが、出力
部34の圧縮手段がハードウェアである場合も同じ圧縮
手段が選択される。
【0045】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS31 ホストコンピュータ31はプリンタ3
9の情報を受ける。 ステップS32 プリンタ39の伸長手段40がハード
ウェアであるかどうかを判断する。ハードウェアである
場合はステップS33に、ハードウェアでない場合はス
テップS34に進む。 ステップS33 アプリケーション32の圧縮手段及び
出力部34の圧縮手段によってデータを圧縮し、転送す
る。 ステップS34 アプリケーション32の圧縮手段によ
ってデータを圧縮し、転送する。
【0046】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図14は本発明の第4の実施の形態における
ホストコンピュータの動作を示すフローチャートであ
る。この場合、ホストコンピュータ31(図1)は、図
示しないDMAを使用してプリンタ39にデータを転送
し、データ転送と平行させてデータを圧縮する。
【0047】そして、ホストコンピュータ31は、デー
タが格納されている図示しないバッファの先頭アドレ
ス、及びバッファに格納されているデータの数を前記D
MAに設定すると、その後、該DMAは自動的にデータ
をプリンタ39に転送する。したがって、DMAがデー
タを転送している間は、ホストコンピュータ31は他の
処理を行うことができるので、次に転送する予定のデー
タを圧縮することができる。しかも、ソフトウェアによ
る図示しない圧縮手段を使用した場合でも、データを圧
縮するのに必要な時間が、データ処理時間TT に影響を
与えることはない。したがって、データ処理時間TT
短くすることができる。
【0048】なお、前記ホストコンピュータ31は、デ
ータを圧縮している間に、定期的にDMAによるデータ
転送が終了したかどうかを判断し、データ転送が終了し
た時点で、圧縮されたデータをDMAに設定する。次
に、フローチャートについて説明する。 ステップS41 すべてのデータが転送されたかどうか
を判断する。すべてのデータが転送された場合は処理を
終了し、転送されていない場合はステップS42に進
む。 ステップS42 DMAによるデータ転送を開始する。 ステップS43 ホストコンピュータ31は他のデータ
を圧縮する。 ステップS44 データ転送が終了したかどうかを判断
する。データ転送が終了した場合はステップS41に、
終了していない場合はステップS43に戻る。
【0049】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、これらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、データ転送方法においては、ホストコンピュータ
から外部出力装置にデータを転送するようになってい
る。そして、ホストコンピュータのアプリケーションが
圧縮手段を有しているかどうかを判断し、ホストコンピ
ュータの出力部が圧縮手段を有しているかどうかを判断
し、出力部が圧縮手段を有している場合は圧縮手段がハ
ードウェアであるかソフトウェアであるかを判断し、前
記アプリケーションが圧縮手段を有しているかどうかの
判断結果に基づいて、出力部の圧縮手段を選択する。
【0051】したがって、前記アプリケーションが圧縮
手段を有していて、出力部の圧縮手段がハードウェアで
ある場合、ホストコンピュータは、アプリケーションの
圧縮手段及び出力部の圧縮手段によってデータを圧縮
し、転送する。また、前記アプリケーションが圧縮手段
を有しておらず、前記出力部の圧縮手段がハードウェア
である場合、ホストコンピュータは出力部の圧縮手段だ
けによってデータを圧縮し、転送する。
【0052】一方、アプリケーションが圧縮手段を有し
ていて、前記出力部の圧縮手段がソフトウェアである場
合、ホストコンピュータはアプリケーションの圧縮手段
だけによってデータを圧縮し、転送する。このように、
アプリケーションが圧縮手段を有しているかどうか、出
力部が圧縮手段を有しているかどうか、及び出力部の圧
縮手段がハードウェアであるかソフトウェアであるかに
よって、データ転送に使用される圧縮手段がそれぞれ選
択されるので、データ処理時間を短くすることができ
る。
【0053】また、1ページ分のメモリを持たないホス
トベースプリンタにデータを転送する場合でも、ホスト
ベースプリンタによるデータの解析よりホストコンピュ
ータからのデータ転送が遅くなるのを抑制することがで
きる。したがって、オーバーランが発生する頻度を低く
することができる。本発明の他のデータ転送方法におい
ては、ホストコンピュータから外部出力装置にデータを
転送するようになっている。
【0054】そして、外部出力装置がビジー状態である
かどうかを判断し、外部出力装置がビジー状態である場
合、ビジー状態が解消されるまでの待機時間を利用して
データを圧縮する。この場合、ホストコンピュータは、
プリンタがビジー状態であるかどうかを判断し、プリン
タがビジー状態でない場合は、プリンタがビジー状態に
なるまでデータを転送する。そして、プリンタがビジー
状態になると、ホストコンピュータはデータを圧縮す
る。その後、プリンタのビジー状態が解消されると、ホ
ストコンピュータは圧縮されたデータを転送する。
【0055】ところで、プリンタがビジー状態になって
からビジー状態が解消されるまでの待機時間は、データ
処理時間に含まれるので、待機時間を利用してデータを
圧縮しても、圧縮に必要な時間がデータ処理時間に影響
を与えることはない。そして、データを圧縮する分だけ
データ転送時間が短くなるので、データ処理時間を短く
することができる。
【0056】本発明の更に他のデータ転送方法において
は、ホストコンピュータから外部出力装置にデータを転
送するようになっている。そして、DMAによってデー
タを転送し、DMAによるデータ転送と平行して、デー
タを圧縮する。この場合、ホストコンピュータは、デー
タが格納されているバッファの先頭アドレス、及びバッ
ファに格納されているデータの数を前記DMAに設定す
ると、その後、該DMAは自動的にデータをプリンタに
転送する。したがって、DMAがデータを転送している
間は、ホストコンピュータは他の処理を行うことができ
るので、次に転送する予定のデータを圧縮することがで
きる。しかも、ソフトウェアによる圧縮手段を使用した
場合でも、データの圧縮に必要な時間が、データ処理時
間に影響を与えることはない。
【0057】したがって、データ処理時間を短くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるデータ転送
システムを示す図である。
【図2】従来の第1のデータ転送システムを示す図であ
る。
【図3】従来の第2のデータ転送システムを示す図であ
る。
【図4】従来のデータ処理時間の比較図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における出力部設定
時の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるデータの圧
縮方法の説明図である。
【図7】データ転送時のセントロ信号の波形図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるデータ転送
の第1のタイムチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるホストコン
ピュータの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるプリンタ
の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態におけるデータ転
送の第2のタイムチャートである。
【図12】本発明の第3の実施の形態における出力部設
定時の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるデータの
圧縮方法の説明図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態におけるホストコ
ンピュータの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
31 ホストコンピュータ 32 アプリケーション 34 出力部 39 プリンタ 40 伸長手段 51、54 圧縮手段 TW 待機時間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから外部出力装置に
    データを転送するデータ転送方法において、(a)ホス
    トコンピュータのアプリケーションが圧縮手段を有して
    いるかどうかを判断し、(b)ホストコンピュータの出
    力部が圧縮手段を有しているかどうかを判断し、出力部
    が圧縮手段を有している場合は圧縮手段がハードウェア
    であるかソフトウェアであるかを判断し、(c)前記ア
    プリケーションが圧縮手段を有しているかどうかの判断
    結果に基づいて、出力部の圧縮手段を選択することを特
    徴とするデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 (a)外部出力装置の伸長手段がハード
    ウェアであるかソフトウェアであるかを判断し、(b)
    判断結果に基づいて圧縮手段を選択する請求項1に記載
    のデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータから外部出力装置に
    データを転送するデータ転送方法において、(a)外部
    出力装置がビジー状態であるかどうかを判断し、(b)
    外部出力装置がビジー状態である場合、ビジー状態が解
    消されるまでの待機時間を利用してデータを圧縮するこ
    とを特徴とするデータ転送方法。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータから外部出力装置に
    データを転送するデータ転送方法において、(a)DM
    Aによってデータを転送し、(b)DMAによるデータ
    転送と平行して、データを圧縮することを特徴とするデ
    ータ転送方法。
JP25255596A 1996-09-25 1996-09-25 データ転送方法 Withdrawn JPH1097408A (ja)

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