JPH1096861A - 対物レンズ - Google Patents

対物レンズ

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JPH1096861A
JPH1096861A JP9195951A JP19595197A JPH1096861A JP H1096861 A JPH1096861 A JP H1096861A JP 9195951 A JP9195951 A JP 9195951A JP 19595197 A JP19595197 A JP 19595197A JP H1096861 A JPH1096861 A JP H1096861A
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  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】油浸対物レンズのような高いNAを有し作動距
離WDの短い対物レンズにおいて、観察光路の外周側の
空間でレンズやレンズ保持枠に邪魔されずに落射照明の
光路を確保できる対物レンズを提供すること。 【解決手段】観察対象(1)からの観察光を入射するレ
ンズ6a〜6gの外周側に形成された照明用光路に照明
光が落射される対物レンズにおいて、前記照明用光路を
介した照明光を前記観察対象(1)に導くとともに、前
記観察光を前記レンズ6a〜6gに導く共用レンズ41
を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、落射照明を行なう
光学顕微鏡用の対物レンズに関し、例えば暗視野観察用
の照明や落射蛍光観察用としてエバネッセント波を発生
させるための照明を行なうために、観察光路の外側の空
間を利用して照明を行なう対物レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の光学顕微鏡の照明系の構
成を示す断面図である。観察対象であるサンプル1の拡
大像を得るために、観察光軸2上には、対物レンズ3、
結像レンズ4、及び接眼レンズ(不図示)が配置されて
いる。このうち対物レンズ3内には、レンズ系6が設け
られている。
【0003】一方、ランプ7が観察光軸2から所定距離
離れた位置に配置されている。ランプ7は、観察光軸2
に直交する光軸8を有する落射照明光を発する。光軸8
上には、半球状をなすコレクタレンズ9及び環状のミラ
ー10が配置されている。ミラー10は光軸2と光軸8
に対して45°をなすよう傾けて配置され、かつその外
周部に輪帯状の反射面が形成されている。
【0004】ランプ7から出力された落射照明光は、コ
レクタレンズ9により集光されて円状の光線束になり、
ミラー10に達する。落射照明光の一部はミラー10の
空部を通過するとともに、一部は前記反射面にて下方へ
反射し、観察光軸2と同軸である輪帯状の光線束をなす
落射照明光11になる。この落射照明光11は、観察光
路の外周側を通り、対物レンズ3内に導かれる。
【0005】やがて落射照明光11は、対物レンズ3に
おいてレンズ系6の外周側の光路を通り、ミラー12で
反射し、サンプル1に集光される。サンプル1からの観
察光5は、対物レンズ3内のレンズ系6を介して結像レ
ンズ4を通り前記接眼レンズ等に導かれ、拡大像として
得られる。
【0006】図8は、当該光学顕微鏡に用いられる乾燥
系の対物レンズ3の観察光軸2を含む面での縦断面図で
ある。レンズ系6は、複数のレンズ6a〜6gを観察光
軸2方向へ配列したものであり、レンズ6a〜6gはそ
れぞれレンズ保持枠20a〜20gに固着されている。
これらレンズ保持枠20a〜20gは、それぞれレンズ
6a〜6gを固着した状態で、外枠21の内径側に順次
嵌入されて落し込まれ、さらに押え環22が外枠21内
側面に螺合されることで固定されている。
【0007】図9は、対物レンズ3に設けられた鍔25
の構成を示す上面図であり、図8のA−A断面図の一部
である。鍔25は、外枠21の外側面に取り付けられて
いる。鍔25には、二つの弧状の孔23、24が形成さ
れており、外周部と内周部が二カ所(あるいは一カ所以
上)で繋がっている。鍔25には、外周にねじ部26が
形成され、このねじ部26にカバー27が螺合固定され
る。鍔25の孔23、24により、外枠21とカバー2
7の間に落射照明光11を通すための輪帯状の空間、す
なわち照明用光路が確保される。また、カバー27の先
端部には、ミラー12が設けられ、このミラー12の反
射面12aで落射照明光11をサンプル1側に導光す
る。
【0008】図8において、29はサンプル面、30は
カバーガラスである。対物レンズ3全体は、カバー27
に形成されたねじ部27aを介して顕微鏡本体に着脱で
き、顕微鏡本体に螺合固定される。なお、上述した構成
では、ランプ7を光源とし、コレクタレンズ9及びミラ
ー10を介して対物レンズ3内に落射照明光11を導光
している。
【0009】以上のように、サンプル1に照射された落
射照明光11は、観察光の開口数NAよりも大きなNA
でサンプル1に照射される。正反射した0次光は、対物
レンズ3内の観察光路に入らず、高次の回折光や散乱光
のみが観察光路のレンズ6a〜6gに入り、結像レンズ
4にて結像して接眼レンズやビデオカメラ等に導かれる
ことで、暗視野観察が可能になる。
【0010】一方、例えば対物レンズ3が液浸系の油浸
対物レンズである場合、カバーガラス30の屈折率が
1.5、油浸対物レンズ用のオイルの屈折率が1.5、
サンプル1の屈折率が1.3であれば、1.3以上のN
Aで照明された照明光は、カバーガラス30とサンプル
1との境界面で全反射し、サンプル1側にエバネッセン
ト光が発生する。
【0011】このエバネッセント光を励起光として利用
することより、高いNAを有する液浸対物レンズにおい
ても、観察系と独立した照明光路における蛍光観察を行
なうことが可能である。これは近年、主に1分子蛍光観
察を目的とした対物レンズを用いた自家蛍光の少ない高
SN比の要求される分野で利用されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す対物レンズ
3のように、乾燥系でNAが小さく、かつカバーガラス
30と対物レンズ3の先端との間の作動距離WDの大き
い対物レンズ3の場合は特に問題ない。しかし、液浸
系、特に油浸対物レンズの場合、NAが1〜1.45程
度で大きく、作動距離WDが0.1mm程度で小さい仕
様のものが多い。この場合、対物レンズ先端部やレンズ
保持枠、外枠に邪魔されるため、照明用光路を確保する
ためのスペースが少ないという問題がある。
【0013】この種の対物レンズにおいて明るい照明を
得るためには、できるだけ落射照明光の光線束のNAを
大きく取る必要がある。しかし、NAが観察光の光線束
に近い、すなわちマージナル比の大きい観察光の光線束
の外側近傍の照明光は、特にレンズ保持枠に邪魔され、
落射照明の光線束のNAを大きく確保することはできな
い。
【0014】そこで、レンズ保持枠20a〜20gの横
方向の肉厚を薄くすれば、落射照明光11を通すための
輪帯状の空間が広くなり、落射照明の光線束のNAを少
しでも大きく確保できる。しかし、レンズ保持枠20a
〜20gの肉厚を薄くすると、僅かな偏心も許されない
レンズ保持枠自体の剛性が確保できず、寸法の精度を高
く確保することも困難になる。また実際には、対物レン
ズ3全体の大きさに制約があり、例えば通常全長は45
mm以下である。よって、単純に各レンズやレンズ保持
枠を大きくし作動距離WDを大きくすることで照明用光
路を確保するためのスペースを大きくすることは、現実
的ではない。
【0015】本発明の目的は、油浸対物レンズのような
高いNAを有し作動距離WDの短い対物レンズにおい
て、観察光路の外周側の空間でレンズやレンズ保持枠に
邪魔されずに落射照明の光路を確保できる対物レンズを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の対物レンズは以下の如く構成
されている。 (1)本発明の対物レンズは、観察対象からの観察光を
入射するレンズの外周側に形成された照明用光路に照明
光が落射される対物レンズにおいて、前記照明用光路を
介した照明光を前記観察対象に導くとともに、前記観察
光を前記レンズに導く共用レンズを備えている。 (2)本発明の対物レンズは、観察対象からの観察光を
入射するレンズの外周側に形成された照明用光路に照明
光が落射される対物レンズにおいて、前記照明用光路を
介した照明光を前記観察対象に向けて導光するための導
光機能手段を有するレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠
に保持され、前記導光機能手段によって導光された照明
光を前記観察対象に導くとともに、前記観察光を前記レ
ンズに導く共用レンズと、から構成されている。 (3)本発明の対物レンズは、観察対象からの観察光を
入射するレンズの外周側に形成された照明用光路に照明
光が落射される対物レンズにおいて、少なくとも一部分
が、光透過性を有し前記照明用光路を介した照明光を前
記観察対象に向けて導光するための導光機能手段を有す
るレンズ保持枠と、前記レンズ保持枠に保持され、前記
導光機能手段によって導光された照明光を前記観察対象
に導くとともに、前記観察光を前記レンズに導く共用レ
ンズと、から構成されている。 (4)本発明の対物レンズは、上記(2)に記載の対物
レンズであり、かつ前記レンズ保持枠は、前記観察対象
にて反射された照明光を前記照明用光路へ導く貫通穴を
有する。
【0017】上記手段を講じた結果、それぞれ次のよう
な作用が生じる。 (1)本発明の対物レンズによれば、照明光と観察光の
通過を共用レンズにより共用することで、構成が簡単に
なりスペースの有効利用ができ、照明専用のレンズを設
けることなく落射照明光を容易に観察対象に集光でき、
観察光路の外周側の空間でレンズやレンズ保持枠に邪魔
されずに落射照明の光路を確保できる。 (2)本発明の対物レンズによれば、照明光が前記レン
ズ保持枠の前記導光機能手段により導光されることで、
前記レンズ保持枠により照明光を遮光することなく観察
対象に落射照明でき、前記レンズ保持枠に邪魔されるこ
となく、落射照明光路で有効光線束を確保することが容
易になる。 (3)本発明の対物レンズによれば、照明光が前記レン
ズ保持枠の前記導光機能手段により導光されることで、
前記レンズ保持枠により照明光を遮光することなく観察
対象に落射照明でき、前記レンズ保持枠に邪魔されるこ
となく、落射照明光路で有効光線束を確保することが容
易になるとともに、観察光路の外側から観察光軸に対し
て例えば輪帯状に全周に亘って落射照明光を観察対象に
照明することが可能になる。 (4)本発明の対物レンズによれば、前記レンズ保持枠
は、前記観察対象にて反射された照明光を前記照明用光
路へ導く貫通穴を有するので、前記観察対象にて反射さ
れた照明光が周辺のレンズ保持枠などで散乱し、観察光
路にフレアーなどの有害なノイズとして混入することが
なくなり、高いコントラスト、高いSN比による観察が
可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る対物レンズの観察光軸を含む面での縦断面構成
図である。図1に示す対物レンズ31は、図7に示した
光学顕微鏡の照明系に、対物レンズ3に代えて配置され
る。図1において図8と同一な部分には同一符号を付し
てある。対物レンズ31は、オイル40が対物レンズ先
端部とカバーガラス30との間に充填された油浸対物レ
ンズであり、その作動距離WDは0.1mm程度であ
る。スライドガラス70上にはサンプル1が載置されて
おり、サンプル1はカバーガラス30によりカバーされ
ている。
【0019】対物レンズ31先端側のサンプル1側に
は、共用レンズ41及びレンズ保持枠42が設けられて
いる。外観が中空部を有する円柱状をなし中央部に円状
の開口を有するレンズ保持枠42には、輪帯状の落射照
明光11を通過させるための貫通孔42aが形成されて
いる。貫通孔42aは、レンズ保持枠42の外径面から
内径面へ貫通している。貫通孔42aはレンズ保持枠4
2の全周に亘って形成されているのではなく、レンズ保
持枠42自身の形状を保つよう、全周のうち少なくとも
一部には貫通孔42aが形成されていない。すなわち貫
通孔42aは、レンズ保持枠42の周面に沿って一つま
たは複数形成されている。
【0020】なお、貫通孔42aは、レンズ保持枠42
の外径面から内径面へ貫通していればよく、レンズ保持
枠42の底部において溝状をなしていても、穴状をなし
ていてもよい。
【0021】共用レンズ41はレンズ保持枠42下方の
内径面に固着されている。レンズ保持枠42は共用レン
ズ41を固着した状態で円筒状の外枠21の内径側に嵌
入される。レンズ保持枠42は、外枠21の内側面最端
部の突起部211と係合することで外枠21に固定され
る。さらに、各レンズ保持枠20a〜20gは、それぞ
れ各レンズ6a〜6gを固着した状態で、外枠21の内
径側に順次嵌入されて落し込まれ、さらに押え環22が
外枠21内径面に螺合されることで固定されている。ま
た、ミラー43は外観が中空部を有する円柱状をなし中
央部に円状の開口を有し、傾斜した内壁の曲面全周に亘
って、反射面43aが形成されている。輪帯状の落射照
明光11が反射面43aで反射し、レンズ保持枠42の
貫通孔42aを通ってサンプル1に略集光される。
【0022】以下、共用レンズ41及びレンズ保持枠4
2について具体的に説明する。対物レンズ31は、上述
したように油浸対物レンズであり、NAが大きい。この
ため、先端部の共用レンズ41は、球体の一部を切った
形状をなし、その大きさが半球を越えており、その切り
口は前記球体の直径より小さな直径を有する円になって
いる。レンズ保持枠42には、前記円の直径と同一の内
径を有する開口が形成されている。共用レンズ41は、
レンズ保持枠42の前記開口に嵌入され固着されてい
る。またレンズ保持枠42には、前述したように外径面
と内径面すなわち共用レンズ41の保持面とを貫通する
貫通孔42aが形成されている。
【0023】次に、上述したように構成された対物レン
ズの作用について説明する。図7に示すようにランプ7
から出力された落射照明光は、コレクタレンズ9により
集光されて円状の光線束になる。落射照明光の一部は、
ミラー10の反射面にて下方へ反射し、観察光軸2と同
軸である輪帯状の光線束をなす落射照明光11になる。
この落射照明光11は、観察光路の外周側を通り、対物
レンズ31内へ導かれる。
【0024】やがて落射照明光11は、対物レンズ31
においてレンズ系すなわちレンズ6a〜6gの外周側に
おいて外枠21とカバー27の間に形成された輪帯状の
空間すなわち照明用光路を通ってミラー43に到達す
る。落射照明光11は、ミラー43の反射面43aで略
集光し反射され、貫通孔42aを通過し、共用レンズ4
1に到達する。落射照明光11は、共用レンズ41にて
屈折し、オイル40、カバーガラス30を経て、スライ
ドガラス70上のサンプル1に照射される。サンプル1
からの観察光5は、カバーガラス30、オイル40、共
用レンズ41、各レンズ6a〜6g及び結像レンズ4を
通って接眼レンズ(不図示)等に導かれ、拡大像として
得られる。
【0025】なお、レンズ保持枠42における貫通孔4
2aが形成されていない箇所に、二点鎖線lに示すよう
に貫通孔を設けてもよい。これにより、共用レンズ41
の切り口にて屈折し、サンプル1とカバーガラス30の
境界面で全反射した落射照明光11を前記貫通孔を通し
て照明用光路へ導くことができる。
【0026】上記第1の実施の形態によれば、油浸対物
レンズのようにNAが大きく、作動距離WDが短いため
に対物レンズ先端部付近のスペースがない場合でも、レ
ンズ保持枠に邪魔されることなく、落射照明光路で有効
光線束を確保することが容易になる。また、落射照明光
11を対物レンズ先端部のレンズ保持枠42に遮光され
ることなく、観察光路の外側からサンプル1に導くこと
ができる。
【0027】共用レンズ41により、観察用のレンズと
落射照明用のレンズとを共通にしたので、構成が簡単で
スペースの有効利用が可能になり、落射照明専用のレン
ズを設ける必要がなく安価に構成できる。さらに、元来
観察用に観察光軸2付近のサンプル1を投影するために
設計された共用レンズ41を照明用にも利用するので、
落射照明光11を容易にサンプル1に集光できる。
【0028】また、レンズ保持枠42に形成された貫通
孔42aは観察光軸2の周りに全周に亘って開けられて
いるのではないため、共用レンズ41を保持するための
嵌合の内径を確保でき、もともと僅かしかない共用レン
ズ41との接着面積を殆ど損なうことなく確保できる。
また、レンズ保持枠42は高い寸法精度が要求される
が、部分的に貫通孔42aを形成することで、レンズ保
持枠自体の部品の剛性を損なうことはなく、加工時の切
削抵抗等に十分に耐え、高い寸法精度を確保できる。
【0029】さらに、二点鎖線lに示すように、サンプ
ル1とカバーガラス30の境界面で全反射した落射照明
光11を照明光路へ戻すための貫通穴42aが設けられ
ている。このため、全反射した照明光11が周辺の枠な
どで散乱し、観察光路にフレアーなどの有害なノイズと
して混入することがなくなり、高いコントラスト、高い
SN比による観察が可能になる。
【0030】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係る対物レンズの観察光軸を含む面で
の縦断面構成図である。図2に示す対物レンズ32は、
図7に示した光学顕微鏡の照明系に、対物レンズ3に代
えて配置される。図2において図1,図8と同一な部分
には同一符号を付してある。対物レンズ32は、オイル
40が対物レンズ先端部とカバーガラス30との間に充
填された油浸対物レンズであり、その作動距離WDは
0.1mm程度である。
【0031】対物レンズ32先端側のサンプル1側に
は、共用レンズ41及びレンズ保持枠50が設けられて
いる。外観が中空部を有する円柱状をなし中央部に円状
の開口を有するレンズ保持枠50には、輪帯状の落射照
明光11を通過させるための貫通孔50aが形成されて
いる。貫通孔50aは、レンズ保持枠42の外径面から
内径面へ貫通している。貫通孔50aはレンズ保持枠5
0の全周に亘って形成されているのではなく、レンズ保
持枠50自身の形状を保つよう、全周のうち少なくとも
一部には貫通孔50aが形成されていない。すなわち貫
通孔50aは、レンズ保持枠50の周面に沿って一つま
たは複数形成されている。この貫通孔50a内に後述す
るプリズム51が挿設されている。
【0032】なお、貫通孔50aは、レンズ保持枠50
の外径面から内径面へ貫通していればよく、レンズ保持
枠50の底部において溝状をなしていても、穴状をなし
ていてもよい。
【0033】共用レンズ41はレンズ保持枠50下方の
内径面に固着されている。レンズ保持枠50は共用レン
ズ41を固着した状態で円筒状の外枠21の内径側に嵌
入される。レンズ保持枠50は、外枠21の内径側最端
部の突起部211と係合することで外枠21に固定され
る。さらに、各レンズ保持枠20a〜20gは、それぞ
れ各レンズ6a〜6gを固着した状態で、外枠21の内
径側に順次嵌入されて落し込まれ、さらに押え環22が
外枠21内径面に螺合されることで固定されている。
【0034】また、ミラー52は外観が中空部を有する
円柱状をなし中央部に円状の開口を有し、傾斜した内壁
の曲面全周に亘って、反射面52aが形成されている。
輪帯状の落射照明光11は反射面52aで反射し、レン
ズ保持枠50の貫通孔50aを通ってプリズム51を透
過してサンプル1に略集光される。以下、プリズム5
1、共用レンズ41及びレンズ保持枠50について具体
的に説明する。
【0035】図3の(a),図3の(b)は、プリズム
51の外観図である。図3の(a)のプリズム51は、
その外観が切頭円錐形状をなし、中央部に円状の開口を
有している。このプリズム51は、その内径511に円
筒面を、外径512に円錐面を形成したものであり、そ
の屈折率が共用レンズ41の屈折率よりも高い材質によ
り形成されている。プリズム51の内径511とこの内
径511と同一面をなすレンズ保持枠50の内径とに、
共用レンズ41の半球を越える部分が嵌入され、固着さ
れている。またレンズ保持枠50には、その外径面と内
径面すなわち共用レンズ41の保持面とを貫通する貫通
孔50aが形成されている。
【0036】図3の(b)は、図3の(a)のプリズム
51を8分割した場合の一片を示す図である。なお、プ
リズム51を8分割に限らず、任意の数に分割してもよ
い。この分割されたプリズム51の一片あるいは複数片
を、それぞれレンズ保持枠50の貫通孔50aに埋設す
ることができる。このとき貫通孔50aは、設けられる
プリズム51の分割片の数と同数分レンズ保持枠50の
所定箇所に設けられ、各貫通孔50aの大きさはプリズ
ム51の一片に適合する大きさで形成される。
【0037】図4の(a),図4の(b),図4の
(c)は、プリズム51と共用レンズ41の結合状態を
示す図である。図4の(a)では、円筒面であるプリズ
ム51の内径面と球面である共用レンズ41の表面と
が、プリズム51と同じ屈折率を有する接合剤cにより
接着されている。図4(b)では、共用レンズ41の球
面と同じ径を有するプリズム51の内径面と共用レンズ
41の表面とが光学的に接合すなわちオプティカル・コ
ンタクトがなされている。図4の(c)では共用レンズ
41の球面と同じ径を有するプリズム51の内径面と共
用レンズ41の表面とが、プリズム51と同じ屈折率を
有する接合剤cにより接着されている。プリズム51と
共用レンズ41の光学的な結合は、図4の(a),図4
の(b),図4の(c)のいずれの手法でも用いること
ができる。
【0038】次に、上述したように構成された対物レン
ズの作用について説明する。図7に示すようにランプ7
から出力された落射照明光は、コレクタレンズ9により
集光されて円状の光線束になる。落射照明光の一部は、
ミラー10の反射面にて下方へ反射し、観察光軸2と同
軸である輪帯状の光線束をなす落射照明光11になる。
この落射照明光11は、観察光路の外周側を通り、対物
レンズ32内へ導かれる。
【0039】やがて落射照明光11は、対物レンズ32
においてレンズ系すなわちレンズ6a〜6gの外周側に
おいて外枠21とカバー27の間に形成された輪帯状の
空間すなわち照明用光路を通ってミラー52に到達す
る。落射照明光11は、ミラー52の反射面52aで略
集光し反射され、貫通孔50aを通過し、プリズム51
を透過し、共用レンズ41に到達する。
【0040】ここで、屈折率はプリズム51の方が共用
レンズ41よりも高いので、落射照明光11は、プリズ
ム51と共用レンズ41との境界面で観察光軸2に対し
て外側へ屈折する。その後、落射照明光11は共用レン
ズ41にて屈折し、オイル40、カバーガラス30を経
て、スライドガラス70上のサンプル1に照射される。
サンプル1からの観察光5は、カバーガラス30、オイ
ル40、共用レンズ41、各レンズ6a〜6g及び結像
レンズ4を通って接眼レンズ(不図示)等に導かれ、拡
大像として得られる。
【0041】上記第2の実施の形態によれば、上記第1
の実施の形態と同様の効果を奏するとともに、レンズ保
持枠50に共用レンズ41の屈折率よりも高い屈折率を
有するプリズム51を設けたので、同一のNAを有する
照明光であっても、以下に示すように観察光軸2に対し
てより大きな角度をもって落射照明光11を導くことが
できる。
【0042】図5の(a),図5の(b)は、落射照明
光と観察光との成す角度を示す図である。例えば、上記
第1の実施の形態では、図5の(a)に示すようにレン
ズ保持枠42や外枠21に邪魔されて落射照明光11の
光線束を観察光軸2に対してより内側にすなわち落射照
明光11と観察光5との成す角度αを小さくすることに
制限がある。しかし第2の実施の形態では、図5の
(b)に示すように観察光路の有効光線束のぎりぎりの
ところまで内側に落射照明光11の光束を確保できる。
すなわち、落射照明光11と観察光5との成す角度αを
小さくし、落射照明光11の光束を大きくして、観察光
路の各レンズ6a〜6g、外枠21と離れた位置で落射
照明光路を形成できる。このように対物レンズ33では
先端部付近がスペース的に有利になり、同一スペースで
あれば、より大きな光線束で導光でき、サンプル1に対
してより明るい落射照明ができる。
【0043】また、図4の(a)の如く、プリズム51
と共用レンズ41をプリズム51と同一の屈折率を有す
る接合剤により接着している。このため、プリズム51
における共用レンズ41との接着面の面精度を精度よく
加工せずとも、照明光線の所望される入射角度を精度よ
く維持し導光することが可能である。一方、プリズム5
1と共用レンズ41とをオプティカルコンタクトにより
接合することで、プリズム51と共用レンズ41との接
合面の接合剤による散乱光が観察光路に進入することを
防げるため、より高いSN比(観察光/散乱光)による
観察が可能になる。
【0044】また、プリズム51における落射照明光1
1の入射面すなわち外径面は、上記第2の実施の形態で
は殆ど屈折作用を受けないが、周囲の枠等の配置に合わ
せ入射面を変えることで、入射角を大きくし屈折作用を
生じさせることもできる。この入射面を球面で構成して
もよい。また、プリズム15と共用レンズ41との境界
面での屈折による収差を減らすために、プリズム51の
屈折率を共用レンズ41の屈折率と同一にするか、もし
くは同一ガラスで形成してもよい。
【0045】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態に係る対物レンズの観察光軸を含む面で
の縦断面構成図である。図3に示す対物レンズ33は、
図7に示した光学顕微鏡の照明系に、対物レンズ3に代
え配置される。図6において図1,図2,図8と同一な
部分には同一符号を付してある。対物レンズ33は、オ
イル40が対物レンズ先端部とカバーガラス30との間
に充填された油浸対物レンズであり、その作動距離WD
は0.1mm程度である。
【0046】対物レンズ33先端側のサンプル1側に
は、共用レンズ41及びレンズ保持枠60が設けられて
いる。外観が中空部を有する円柱状をなし中央部に円状
の開口を有するレンズ保持枠60は、光学的に高透光性
の材質により形成され、一種のプリズムとして作用す
る。レンズ保持枠60の内径には、共用レンズ41の半
球を越える側の球面が嵌入され、共用レンズ41が固着
され保持されている。
【0047】共用レンズ41はレンズ保持枠60下方の
内径面に固着されている。レンズ保持枠60は共用レン
ズ41を固着した状態で円筒状の外枠21の内径側に嵌
入される。レンズ保持枠60は、外枠21の内径側最端
部の突起部211と係合することで外枠21に固定され
る。さらに、各レンズ保持枠20a〜20gが、それぞ
れ各レンズ6a〜6gを固着した状態で、外枠21の内
径側に順次嵌入されて落し込まれ、さらに押え環22が
外枠21内径面に螺合されることで固定されている。ま
た、ミラー43は外観が中空部を有する円柱状をなし中
央部に円状の開口を有し、傾斜した内壁の曲面全周に亘
って、反射面43aが形成されている。輪帯状の落射照
明光11は反射面43aで反射し、プリズムであるレン
ズ保持枠60を透過してサンプル1に略集光される。
【0048】次に、上述したように構成された対物レン
ズの作用について説明する。図7に示すようにランプ7
から出力された落射照明光は、コレクタレンズ9により
集光されて円状の光線束になる。落射照明光の一部は、
ミラー10の反射面にて下方へ反射し、観察光軸2と同
軸である輪帯状の光線束をなす落射照明光11になる。
この落射照明光11は、観察光路の外周側を通り、対物
レンズ33内へ導かれる。
【0049】やがて落射照明光11は、対物レンズ33
においてレンズ系すなわちレンズ6a〜6gの外周側に
おいて外枠21とカバー27の間に形成された輪帯状の
空間すなわち照明用光路を通ってミラー43に到達す
る。落射照明光11は、ミラー43の反射面43aで略
集光し反射され、プリズムであるレンズ保持枠60を透
過し、共用レンズ41に到達する。その後、落射照明光
11は共用レンズ41にて屈折し、オイル40、カバー
ガラス30を経て、スライドガラス70上のサンプル1
に照射される。サンプル1からの観察光5は、カバーガ
ラス30、オイル40、共用レンズ41、各レンズ6a
〜6g及び結像レンズ4を通って接眼レンズ(不図示)
等に導かれ、拡大像として得られる。
【0050】上記第3の実施の形態によれば、上記第1
の実施の形態と同様の効果を奏するとともに、レンズ保
持枠60を光透過性を有する材質により形成したので、
レンズ保持枠60により落射照明光を遮光することはな
く、観察光路の外側から観察光軸2に対して例えば輪帯
状に全周に亘って落射照明光11をサンプル1に照明で
きる。
【0051】例えば、輪帯状の落射照明光11のように
観察光軸2を中心に同心円状に全周に近い照明の場合で
も、レンズ保持枠60に孔等の空隙を形成する必要がな
く、高剛性のレンズ保持枠により確実に共用レンズ41
を保持でき、かつレンズ保持枠60により落射照明光1
1を遮ることなく、落射照明光11を導光できる。ま
た、レンズ保持枠60の全体が光透過性を有するので、
落射照明光11の光線束を観察光軸2に対してより外側
に、すなわち図5の(b)に示したと同様に、落射照明
光11から観察光5までのなす角度βを広げることがで
き、より明るい照明が得られる。なお、レンズ保持枠6
0を複数個に分割し、分割片のいくつかをレンズ保持枠
60に代えて配設してもよい。
【0052】なお、本発明は上記各実施の形態のみに限
定されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施で
きる。例えば、第1〜第3の実施の形態では、対物レン
ズの先端部の共用レンズとこれを保持するレンズ保持枠
により落射照明光11を導光しているが、対物レンズの
先端から数えて第2番目のレンズ6aとそのレンズ保持
枠20aにより落射照明光11を導光してもよい。
【0053】さらに、上記第1〜第3の実施の形態で
は、落射照明光と観察光との両方を通過させる共用レン
ズ41を使用しているが、この共用レンズ41の開口を
観察光だけに限り、落射照明光には作用しないように設
定してもよい。すなわち、例えば前記落射照明光とし
て、エバネッセント照明光を含む暗視野照明光を適用す
ることができる。また、上記第1〜第3の実施の形態で
は、液浸系の油浸対物レンズの例を示したが、本発明は
乾燥系の対物レンズにも適用できる。この場合の構成
は、図1,図2,図5の構成からオイル40を削除した
ものになる。また、上記第1〜第3の実施の形態の構成
要素を複合、組み合わせて構成することもできる。
【0054】さらに、上述した構成に限らず、対物レン
ズ3の外枠21とカバー27との間の輪帯状の空間に、
観察光軸2と略平行に落射照明光11が導光されるので
あればよく、例えば輪帯状の光ファイバーを前記空間上
方に設け、前記空間に上方からレーザ光を直接投射する
ようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、油浸対物レンズのよう
な高いNAを有し作動距離WDの短い対物レンズにおい
て、観察光路の外周側の空間でレンズやレンズ保持枠に
邪魔されずに落射照明の光路を確保できる対物レンズを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る対物レンズの
観察光軸を含む面での縦断面構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る対物レンズの
観察光軸を含む面での縦断面構成図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る図であり、
(a)はプリズムの外観図、(b)はプリズムを8分割
した図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るプリズムと共
用レンズの結合状態を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る図であり、落
射照明光と観察光との成す角度を示す図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る対物レンズの
観察光軸を含む面での縦断面構成図
【図7】従来例に係る光学顕微鏡の照明系の構成を示す
断面図。
【図8】従来例に係る光学顕微鏡に用いられる乾燥系の
対物レンズの縦断面図。
【図9】従来例に係る対物レンズに設けられた鍔の構成
を示す上面図。
【符号の説明】
1…サンプル 6a〜6g…レンズ 20a〜20g…レンズ保持枠 21…外枠 27…カバー 40…オイル 41…共用レンズ 42,50,60…レンズ保持枠 42a,50a…貫通孔 51…プリズム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観察対象からの観察光を入射するレンズの
    外周側に形成された照明用光路に照明光が落射される対
    物レンズにおいて、 前記照明用光路を介した照明光を前記観察対象に導くと
    ともに、前記観察光を前記レンズに導く共用レンズを具
    備したことを特徴とする対物レンズ。
  2. 【請求項2】観察対象からの観察光を入射するレンズの
    外周側に形成された照明用光路に照明光が落射される対
    物レンズにおいて、 前記照明用光路を介した照明光を前記観察対象に向けて
    導光するための導光機能手段を有するレンズ保持枠と、 前記レンズ保持枠に保持され、前記導光機能手段によっ
    て導光された照明光を前記観察対象に導くとともに、前
    記観察光を前記レンズに導く共用レンズと、 を具備したことを特徴とする対物レンズ。
  3. 【請求項3】観察対象からの観察光を入射するレンズの
    外周側に形成された照明用光路に照明光が落射される対
    物レンズにおいて、 少なくとも一部分が、光透過性を有し前記照明用光路を
    介した照明光を前記観察対象に向けて導光するための導
    光機能手段を有するレンズ保持枠と、 前記レンズ保持枠に保持され、前記導光機能手段によっ
    て導光された照明光を前記観察対象に導くとともに、前
    記観察光を前記レンズに導く共用レンズと、 を具備したことを特徴とする対物レンズ。
  4. 【請求項4】前記レンズ保持枠は、前記観察対象にて反
    射された照明光を前記照明用光路へ導く貫通穴を有する
    請求項2に記載の対物レンズ。
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