JPH109658A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

空気調和装置の室内機

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JPH109658A
JPH109658A JP8166023A JP16602396A JPH109658A JP H109658 A JPH109658 A JP H109658A JP 8166023 A JP8166023 A JP 8166023A JP 16602396 A JP16602396 A JP 16602396A JP H109658 A JPH109658 A JP H109658A
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田 健 志 奥
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藤 茂 基 加
Toshiro Niko
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の上下風向板が互いに衝突することなく
回動自在に設けられた外観の美しい空気調和装置の室内
機を提供する。 【解決手段】 室内機は、吹出口1に設けられ、空調空
気の上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動
軸C1,C2回りに回動自在となった2つの上下風向板
20、30とを有している。このうち上下風向板20
は、停止位置を基準としていずれの方向にも回動するよ
うになっている。空気調和装置が運転を停止している
際、互いに隣接する上下風向板20、30の間に間隙x
が形成されている。この間隙xは上下風向板20,30
の回動軌跡が交差しないで回動可能となるような値とな
っている。互いに隣接する上下風向板のうち前方の上下
風向板30の後端縁34は、後方の上下風向板20の前
端縁23より下方に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調空気の上下の
吹出し方向を変化させるための複数の上下風向板を備え
た空気調和装置の室内機に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示す従来の空気調和装置の室内機
は、前面パネル3と、この前面パネル3の前下方に設け
られ、室内に空調空気を吹出すための吹出口1と、この
吹出口1に向かって空調空気を前下方に流す吹出通路2
とを備えている。そして、吹出口1には、空調空気の上
下の吹出し方向を変化させるために回動軸C1回りに回
動自在となった上下風向板(ルーバー)120と、回動
軸C2回りに回動自在となった上下風向板130とが設
けられている。
【0003】ところで、空気調和装置の室内機には、高
性能のみならず美しい外観が求めらており、とりわけ近
年では、空気調和装置の運転停止時、すなわち上下風向
板が吹出口1を閉塞する位置にある場合に、上下風向板
が前面パネルとあたかも一体に見えるようなデザインが
望まれている。このため、上下風向板120、130
は、室内機の美観を保つため、空気調和装置の停止時に
おいて前面パネル3の外面形状に沿うようにわずかに湾
曲した横断面形状を有するように設計される(図9の実
線位置参照)。
【0004】ここで、室内機の空調空気の吹出し方向
は、冷房時には略前方とし、暖房時には略下方とするの
が普通であるが、使用者の好み等に応じて任意の吹出し
方向に設定できるようになっている。そして、この室内
機の上下風向板120、130は、停止状態から運転状
態に移行する際、停止位置(図9の実線位置)を基準と
していずれかの方向(図9においては反時計方向)のみ
に連動して回動し、略水平方向を向いている場合に空調
空気を吹出口1から前方に吹出させ、略垂直方向を向い
ている場合に空調空気を吹出口1から下方に吹出させる
ようになっている。
【0005】しかし、より良好な吹出特性を得るために
上下風向板を停止位置を基準として両方向に回動可能と
することが考えられている。
【0006】たとえば、前方の上下風向板130は停止
位置から所定角度まで反時計回りに回動可能とするとと
もに、後方に位置する上下風向板120を停止位置から
時計回り及び反時計回りに所定角度だけ回動可能とすれ
ば、前方向に送風する場合は、両上下風向板120,1
30を反時計回りに回動させ、両上下風向板120,1
30をほぼ水平方向に向け(図10実線位置参照)、真
下方向に送風する場合は、後方の上下風向板120を停
止位置から時計回りに回動させ、前方の上下風向板13
0を時計回りに大きく回動させることで(図10二点鎖
線位置参照)、上下両方の吹出方向において、良好な吹
出特性を得ることが出来る。
【0007】ところが、後方に位置する上下風向板13
0を停止位置から時計回り及び反時計回りに所定角度だ
け回動可能とした場合、図9中領域Aに示すように回動
途中に両風向板120,130が衝突する領域が生じ
る。
【0008】このため、図9に示すような構造をとった
場合、いずれかの上下風向板120または130が領域
Aから外の領域に位置する状態にある時、他方の上下風
向板120または130を回動させなければならない。
このため、これらの上下風向板120,130の回動を
それぞれモータで制御する場合には、両方の上下風向板
120及び130の位置関係を確認しながら回動を制御
する必要があり、その制御がきわめて複雑になるという
問題があった。また、使用者が手動で上下風向板12
0,130を回動させた場合には、上下風向板120と
上下風向板130とが衝突して上下風向板120,13
0やその支持部を破損するおそれがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
を考慮してなされたものであり、複数の上下風向板が設
けられ、かつ複数の上下風向板の少なくとも1つが吹出
口を閉塞する位置を基準として時計方向にも反時計方向
にも回動するようになっている空気調和装置において
も、複雑な制御を用いないで、両方の上下風向板が互い
に衝突することなく自由に回動可能にすることを目的と
する。さらに本発明は停止時の室内機の外観向上をも目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、空気調和
装置の室内機において、前面パネルと、前記前面パネル
の前方下部に設けられ、室内に空調空気を吹出すための
吹出口と、前記吹出口に向かって前記空調空気を前下方
に流す吹出通路と、前記吹出口に設けられ、前記空調空
気の上下の吹出し方向を変化させるためにそれぞれ回動
軸回りに回動自在となった複数の上下風向板であって、
少なくとも一方の上下風向板が前記吹出口を閉塞する位
置から時計方向及び反時計方向に回動可能な複数の上下
風向板とを備え、前記複数の上下風向板が前記吹出口を
閉塞する位置にある場合、互いに隣接する上下風向板の
間に各上下風向板の回動軌跡が交差しないで回動可能と
する間隙が形成されていることを特徴としている。
【0011】第1の手段によれば、互いに隣接する上下
風向板の間に各上下風向板の回転軌跡が交差しないで回
動可能とする間隙が形成されているため、複数の上下風
向板のうち少なくとも一方の上下風向板は吹出口を閉塞
する位置を基準として時計方向にも反時計方向にも自在
に回動することができる。このため、より良好な吹出特
性を有する室内機を容易に得ることができる。
【0012】第2の手段は、前記複数の上下風向板が前
記吹出口を閉塞する位置にある場合、互いに隣接する上
下風向板のうち前方の上下風向板の後端縁は、後方の上
下風向板の前端縁より下方に位置していることを特徴と
している。
【0013】第2の手段によれば、上下風向板が吹出口
を閉塞する位置にある場合、室内機を略前方から見た場
合、上下風向板と上下風向板との間に形成された間隙を
目視で確認することができないため、外観の美しい室内
機を得ることができる。
【0014】第3の手段は、前記複数の上下風向板のう
ち最も前方の上下風向板は、前記吹出口を閉塞する位置
を基準として一方向にのみ回動し、前記複数の上下風向
板のうち最も前方の上下風向板より後方にある上下風向
板は、前記吹出口を閉塞する位置を基準として両方向に
回動することを特徴とするものである。
【0015】第3の手段によれば、複数の上下風向板の
うち最も前方の上下風向板が前記吹出口を閉塞する位置
を基準として一方向にしか回動しないため、両方向に回
動する場合に比べて、最も前方の上下風向板を吹出口の
周縁に近接して配置することができる。このため、最も
前方の上下風向板と前面パネルとの間の間隙を小さく設
定することができる。このため、さらに外観の美しい室
内機を得ることができる。また、後方の上下風向板ほど
送風機に近いため、吹出風の風向に対する影響が大き
く、前方の上下風向板による風向への影響は少ない。こ
のため、前方の上下風向板の回動を一方向のみとして
も、後方にある上下風向板を両方向に回動させること
で、吹出風の風向を効率よく制御することができる。
【0016】第4の手段は、前記複数の上下風向板が前
記吹出口を閉塞する位置にある場合、前記上下風向板の
外面は、横断面において前記吹出口の周縁の前面パネル
の外面の仮想延長面にほぼ沿うようになってないること
を特徴としている。
【0017】第4の手段によれば、上下風向板が前記吹
出口を閉塞する位置にある場合、上下風向板が前面パネ
ルの外形に沿うので、室内機の美観をさらに向上させる
ことができる。
【0018】第5の手段は、前記複数の上下風向板が前
記吹出口を閉塞する位置にある場合、横断面において前
記吹出口の前上の周縁と前記吹出口の周縁に隣接する上
下風向板との間に間隙が形成されていないことを特徴と
している。
【0019】第5の手段によれば、前記複数の上下風向
板が前記吹出口を閉塞する位置にある場合、室内機を略
前方から見た場合、上下風向板と前面パネルとの間の隙
間を確認することができないため、室内機の美観をさら
に向上させることができる。
【0020】第6の手段は、後方の上下風向板の上端縁
側は、横断面において前記回動軸側に屈曲していること
を特徴としている。
【0021】第6の手段によれば、上下風向板を屈曲さ
せたことにより、上下風向板間の間隔を実質的に広くす
ることができる。このため、空気調和装置の停止寸前、
あるいは運転開始直後のように、上下風向板が停止位
置、すなわち吹出口を閉塞する位置の近傍にあり、かつ
室内ファンが運転状態にあるか完全に停止していない場
合に、空調空気が上下風向板によりせき止められること
により発生する吹き出し流れのサージング現象を防止す
ることができる。このため、サージング現象に起因する
騒音の発生を防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明
する。まず、第1の実施の形態について説明する。図
1、図2、図6乃至図8は本発明の第1の実施の形態を
示す図である。
【0023】図6および図7に示すように、室内の壁面
上部に取付けられる空気調和装置の室内機は、前面パネ
ル3と、この前面パネル3の前方下部に設けられ、室内
に空調空気(冷房空気、除湿空気、暖房空気等)を吹出
すための吹出口1と、この吹出口1に向かって空調空気
を前下方に流す吹出通路2とを備えている。吹出通路2
は横断面において前方壁2aと後方壁2bとに挟まれて
いる。また前面パネル3の前面には、室内空気の吸込口
4が形成され、前面パネル3の上面にも室内空気の吸込
口5が形成されている。
【0024】また、図7に示すように、前面パネル3の
内側には、吸込口4に対応する第1熱交換器6aと、吸
込口5に対応する第2熱交換器6bとからなる主室内熱
交換器6が配設されている。また、吸込口5と第2熱交
換器6bとの間には補助室内熱交換器(過冷却熱交換
器)7が配設されている。また、主室内熱交換器6の内
側(第1熱交換器6aと第2熱交換器6bとの間)に
は、横流型の室内ファン8が配設されている。なお、図
7において符号9で示すのは、上下風向板10の上流側
に設けられ、空調空気の左右の吹出し方向を変化させる
ための左右風向板である。
【0025】室内機は室内ファン8の回転により、室内
空気を吸込口4,5から吸込むようになっている。吸込
口4から吸込まれた室内空気は、第1熱交換器6aを通
って上記吹出通路2へ流れ、吸込口5から吸込まれた室
内空気は、補助室内熱交換器7と第2熱交換器6aとを
通って吹出通路2へ流れるようになっている。
【0026】また、空気調和装置の室内機は、吹出口1
に設けられ、互いに平行な回動軸C1,C2回りにそれ
ぞれ回動自在となった2つの上下風向板20,30を備
えている。このうち吹出通路2の後方壁2b側に位置す
る上下風向板20は、その両端が横断面において回動軸
C1側に向かって湾曲している。また、吹出通路2の前
方壁2a側に位置する上下風向板30も、その両端が横
断面において回動軸C2側に向かって湾曲している。ま
た、各上下風向板20,30は、それぞれ図8に示す上
下風向板モータM1,M2によって独立に駆動されるよ
うになっている。さらに、各上下上下風向板20,30
は、使用者が手動で上下上下風向板20,30を押すこ
とによっても回動できるようになっている。
【0027】また、図7に示すように、吹出通路2内に
は、上下風向板20,30をそれらの回動軸C1,C2
方向の中間部において支持するための板状の支持部材1
5が設けられている。この支持部材15は、両端部をそ
れぞれ前方壁2aと後方壁2bとで支持された基部16
と、この基部16の略中央から前下方へ延びる支持部1
7と、基部16の前方壁2a側から下方へ延びる支持部
18とを有している。また、各上下風向板20,30の
回動軸C1,C2側には、それぞれ支持部材15の支持
部17,18に対応して取付板25,35が設けられ、
各取付板25,35の先端と、支持部材15の各支持部
17,18の先端とが、それぞれ回動軸C1,C2の位
置で回動自在に連結されている。
【0028】回動軸C1は、上下風向板20の内面21
側に位置するとともに、上下風向板20に対してその厚
さ方向にずれている。このような回動軸C1との位置関
係もって設けられた上下風向板20は、図2に示すよう
に、停止位置(図2実線位置)、すなわち上下風向板2
0が吹出口1を閉塞する位置を基準として図2における
時計方向および反時計方向の両方向に回動するようにな
っている(図2二点鎖線位置参照)。
【0029】また、回動軸C2は、上下風向板30の内
面31側に位置するとともに、上下風向板30に対して
その厚さ方向にずれている。このような回動軸C2との
位置関係もって設けられた上下風向板30は、停止位置
(図2実線位置参照)、すなわち上下風向板30が吹出
口1を閉塞する位置を基準として反時計方向のみに回動
するようになっている(図2二点鎖線位置参照)。
【0030】以下、図1により、上下風向板20、30
の吹出口1内への配置方法と、上下風向板20および上
下風向板30の位置関係とについて詳述する。なお、図
1は図6の下部を模式的に示したものであり、図面の簡
素化のため本発明の要部に直接関係のない部分について
は簡略化または省略している(以下図2〜図6において
も同じ)。
【0031】図1は、運転時に図2に示すように回動
(図2の二点鎖線位置参照)していた上下風向板20、
30は、運転終了時(以下「停止時」という)に吹出口
3を閉塞するような位置(図2の実線位置参照、以下
「停止位置」という。)に戻った状態を示している。
【0032】すなわち、リモコンなどにより運転停止指
令が入力されると図示しない制御回路から駆動モータM
1,M2に対し、停止位置まで移動した後、停止するよ
うに信号が出力される。制御回路は上下風向板の位置を
検出し、これに基づき駆動モータM1,M2の動作停止
を制御するようになっている。これによりそれぞれの上
下風向板20,30は運転モードや運転状況に応じて任
意の位置に移動固定される。本実施形態においては上下
風向板20は停止位置から時計方向及び反時計方向に回
動可能で、上下風向板30は停止位置から一方向にのみ
に回動可能に構成されている。
【0033】上下風向板20、30が停止位置にある場
合、図1に示すように、上下風向板20と上下風向板3
0との間には前後方向に所定の間隙xが形成されてい
る。この間隙xは上下風向板20および上下風向板30
を回動させた場合、上下風向板20と上下風向板30と
が互いに衝突しない範囲でなるべく小さい値に設定され
ている。このように間隙xが設定されているため、上下
風向板20,30は図2に示すように、互いの回動軌跡
が交差することなく回動できるようになっている。
【0034】また上下風向板20と吹出通路2の後方壁
2bとの間には所定の間隙yが形成されている。間隙y
は上下風向板20を回動させた場合、上下風向板20が
吹出通路2の後方壁2bと衝突しない範囲でなるべく小
さい値に設定されている。この間隙yは上下風向板2
0,30の形状および取付構造によってはきわめて小さ
くすることが可能である。ただし0とした場合には上下
風向板20が回動できなくなるので間隙yを0とするこ
とはできない。
【0035】また、図1に示すように、上下風向板30
の外面32は、停止時において、吹出口1の周縁の前面
パネル3の外面の仮想延長面にほぼ沿うようになってい
る。すなわち上下風向板30の外面32は、前面パネル
3の前部の外面3aをその曲率を維持して延長した仮想
延長面S1(図1において二点鎖線で示す)の形状にほ
ぼ沿うように湾曲した形状を有し、停止時に外面32と
仮想延長面S1とが一致するようになっている。
【0036】また上下風向板30と吹出通路2の前方壁
2aとの間には、間隙は設けられておらず、上下風向板
30の前端縁33と前方壁2aとは実質的に接触してい
る。すなわち上下風向板30の前端縁33は吹出口1の
前上の周縁と実質的に接触している。上下風向板30は
停止位置を基準として反時計方向にしか回動しないた
め、間隔を設ける必要はないからである。
【0037】また、図1に示すように、上下風向板2
0,30のうち相対的に後方にある上下風向板、すなわ
ち上下風向板20は、その前端縁21側が回動軸C1側
に屈曲し、略「く」の字形の横断面形状を有している。
また、上下風向板20の外面22の後端縁24側は、停
止時に吹出口1の周縁の前面パネル3の外面の仮想延長
面にほぼ沿うようになっている。すなわち、上下風向板
20の外面22の後端縁24側は、前面パネル3の下部
の外面3bをその曲率を維持して延長した仮想延長面S
2(図1において二点鎖線で示す)の形状にほぼ沿うよ
うになっており、停止時に外面22と仮想延長面S2と
が一致し、滑らかな曲面を描くようになっている。
【0038】また、停止時には、上下風向板のうち相対
的に前方にある上下風向板、すなわち上下風向板30の
後端縁34は、相対的に後方にある上下風向板、すなわ
ち上下風向板20の前端縁23より下方に位置してい
る。すなわち、上下風向板20と上下風向板30とは、
図1に示すように、上下方向に幅eをもって重なりあう
ように配置されている。このため、室内機を略前方から
見た場合、上下風向板20と上下風向板30との間に形
成された間隙を目視で確認することはできず、このた
め、上下風向板20を停止位置を基準として時計方向お
よび反時計方向の両方向に回動できるようにした場合で
も、外観に優れた室内機を得ることができる。
【0039】また、上下風向板20を屈曲させたことに
より、上下風向板20が屈曲していない場合(図3参
照)に比べて上下風向板20と上下風向板30との間の
間隔を実質的に広くすることができる。このため、空気
調和装置の停止寸前、あるいは運転開始直後のように、
上下風向板20,30が停止位置近傍にあり、かつ室内
ファン8が運転状態にあるか完全に停止していない場合
に、空調空気が上下風向板20,30によりせき止めら
れることにより発生する吹き出し流れのサージング現象
を防止することができる。このため、サージング現象に
起因する騒音の発生を防止することができる。
【0040】なお、以上説明した第1の実施の形態にお
いては、上下風向板20が略「く」の字形の横断面形状
を有している示したが、これに限定されるものではな
く、上下風向板20の形状を図3に示すよう変更しても
よい。すなわち、上下風向板20の外面22の全面を、
仮想延長面S2(図3において二点鎖線で示す)の形状
に沿うように湾曲させ、停止時に上下風向板20の外面
22の全面と仮想延長面S2とが一致するようにしても
よい。このようにすれば、停止時に、上下風向板20の
外面22の全面および上下風向板30の外面30の全面
が前面パネル3の外形に沿うので、室内機の美観をさら
に向上させることができる。
【0041】また、図4に示すように、上下風向板30
を前面パネル3の前部の外面3aからやや後方の位置に
配置してもよい。第2の実施の形態 次に、第2の実施の形態について説明する。図5は本発
明の第2の実施の形態を示す図である。第2の実施の形
態は第1の実施の形態に対して、上下風向板30の回動
方向が異なり、他は第1の実施の形態と略同一である。
第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一部
分については同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0042】図5に示すように、前方の上下風向板30
は、停止位置(図5実線位置)を基準として時計方向
(図5矢印参照)に回動するようになっている。また、
前面パネル3の前部の外面3aの下端には凸部3cが形
成されている。この凸部3cの先端は、図6に示すよう
に、上下風向板30の後端縁34の回動軌跡Rの内側に
入り込んでおり、上下風向板30は図6二点鎖線位置に
至るまで時計方向に回動した場合、凸部3cと衝突する
ようになっている。ただし、駆動するモータM2は、上
下風向板30を凸部3cと衝突する位置に至るまで回動
させないようになっている。また、上下風向板30の外
面32の前端縁33側は、停止時に、凸部3cの内側の
面に当接するようになっている。
【0043】このような構成を有する第2の実施の形態
においても、第1の実施の形態と同様な作用効果を得る
ことができる。
【0044】なお、以上説明した第1および第2の実施
の形態においては、室内機が二つの上下風向板20,3
0を備えている場合について説明したが、上下風向板2
0,30間の間隔を広げるとともに上下風向板20と上
下風向板30との間にさらに上下風向板20と同様の形
状および機能を有する追加上下風向板を設けてもよい。
この場合、上下風向板30の後端縁34は、その後方の
上下風向板、すなわち追加上下風向板の前端縁より下方
に位置させ、かつ追加上下風向板の後端縁は、その後方
の上下風向板、すなわち上下風向板20の前端縁23よ
り下方に位置させればよい。
【0045】また、第1および第2の実施の形態におい
ては、上下風向板20、30が上下風向板モータM1,
M2によって駆動される場合を示したが、これに限定さ
れるものではなく、上下風向板20、30のうち少なく
とも一方が手動で回動されるものであってもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数設けられた上下風向板は互いの回動軌跡が交差しない
で回動自在となっているため、上下風向板を停止位置を
基準としていずれの方向にも回動させることができる。
このため、より良好な吹出特性を有する室内機を得るこ
とができる。また、各上下風向板が互いに衝突する可能
性がないため、各上下風向板をモーターにより回動させ
る場合に複雑な制御が不要となるとともに、使用者が手
動で上下風向板を操作した場合でも上下風向板およびそ
の支持部が破損するおそれはない。
【0047】また、停止時に、互いに隣接する上下風向
板のうち前方の上下風向板の後端縁が、後方の上下風向
板の前端縁より下方に位置するようになっているため、
外観の美しい室内機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の室内機の第1の実
施の形態の横断面を示す図。
【図2】第1の実施の形態における上下風向板の動作を
示す横断面図。
【図3】第1の実施の形態の変形例を示す横断面図。
【図4】第1の実施の形態の変形例を示す横断面図。
【図5】本発明による空気調和装置の室内機の第2の実
施の形態の横断面を示す図。
【図6】本発明が適用された空気調和装置の室内機の外
観を示す斜視図。
【図7】本発明が適用された空気調和装置の室内機の構
造を示す横断面図。
【図8】本発明が適用された空気調和装置の室内機の前
面パネルを取外した状態を示す斜視図。
【図9】従来の空気調和装置の室内機の上下風向板の配
置および動作を示す横断面図。
【図10】従来の空気調和装置の室内機の上下風向板の
動作を示す横断面図。
【符号の説明】
1 吹出口 2 吹出通路 3 前面パネル 20、30 上下風向板 22 (上下風向板20の)外面 23 (上下風向板20の)前端縁 32 (上下風向板30の)外面 34 (上下風向板30の)後端縁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和装置の室内機において、 前面パネルと、 前記前面パネルの前方下部に設けられ、室内に空調空気
    を吹出すための吹出口と、 前記吹出口に向かって前記空調空気を前下方に流す吹出
    通路と、 前記吹出口に設けられ、前記空調空気の上下の吹出し方
    向を変化させるためにそれぞれ回動軸回りに回動自在と
    なった複数の上下風向板であって、少なくとも一方の上
    下風向板が前記吹出口を閉塞する位置から時計方向及び
    反時計方向に回動可能な複数の上下風向板と、を備え、 前記複数の上下風向板が前記吹出口を閉塞する位置にあ
    る場合、互いに隣接する上下風向板の間に各上下風向板
    の回動軌跡が交差しないで回動可能とする間隙が形成さ
    れていることを特徴とする室内機。
  2. 【請求項2】前記複数の上下風向板が前記吹出口を閉塞
    する位置にある場合、互いに隣接する上下風向板のうち
    前方の上下風向板の後端縁は、後方の上下風向板の前端
    縁より下方に位置していることを特徴とする請求項1記
    載の室内機。
  3. 【請求項3】前記複数の上下風向板のうち最も前方の上
    下風向板は、前記吹出口を閉塞する位置を基準として一
    方向にのみ回動し、 前記複数の上下風向板のうち最も前方の上下風向板より
    後方にある上下風向板は、前記吹出口を閉塞する位置を
    基準として両方向に回動することを特徴とする請求項1
    または2記載の室内機。
  4. 【請求項4】前記複数の上下風向板が前記吹出口を閉塞
    する位置にある場合、前記上下風向板の外面は、横断面
    において前記吹出口の周縁の前面パネルの外面の仮想延
    長面にほぼ沿っていることを特徴とする請求項1乃至3
    いずれかに記載の室内機。
  5. 【請求項5】前記複数の上下風向板が前記吹出口を閉塞
    する位置にある場合、横断面において前記吹出口の前上
    の周縁と前記吹出口の周縁に隣接する上下風向板との間
    に間隙が形成されていないことを特徴とする請求項1乃
    至4いずれかに記載の室内機。
  6. 【請求項6】前記後方の上下風向板の上端縁側は、横断
    面において前記回動軸側に屈曲していることを特徴とす
    る請求項1乃至5いずれかに記載の室内機。
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EP1674800A1 (en) * 2004-12-24 2006-06-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Air conditioner
JP2011033305A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Panasonic Corp 静電霧化装置
JP2012137227A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Fujitsu General Ltd 空気調和機
CN110608527A (zh) * 2019-10-29 2019-12-24 广东美的制冷设备有限公司 空调器的导风板组件和具有其的空调器

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