JPH1095593A - 移動物体の衝突防止方法 - Google Patents
移動物体の衝突防止方法Info
- Publication number
- JPH1095593A JPH1095593A JP8274201A JP27420196A JPH1095593A JP H1095593 A JPH1095593 A JP H1095593A JP 8274201 A JP8274201 A JP 8274201A JP 27420196 A JP27420196 A JP 27420196A JP H1095593 A JPH1095593 A JP H1095593A
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- Japan
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- laser
- barrier
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- receiving device
- moving object
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- Pending
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、移動式クレ−ンに適した衝突防止
方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 上記課題を解決するための手段として、
本発明は、移動物体にレ−ザ距離計を装備し、このレ−
ザ距離計よりレ−ザ光線を発射し、移動物体に近接する
位置でスキャニングしてレ−ザバリアを発生させ、レ−
ザバリアに接触した他の物体を検知することによって行
う、移動物体の衝突防止方法を提供する。
方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 上記課題を解決するための手段として、
本発明は、移動物体にレ−ザ距離計を装備し、このレ−
ザ距離計よりレ−ザ光線を発射し、移動物体に近接する
位置でスキャニングしてレ−ザバリアを発生させ、レ−
ザバリアに接触した他の物体を検知することによって行
う、移動物体の衝突防止方法を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動物体の衝突防止
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、クレ−ン等
の移動物体が、工事現場等において他の機器や構築物、
仮設物等に衝突しないよう防止する発明である。従来、
設置式のタワ−クレ−ンは、複数台のクレ−ン情報(旋
回、起伏など)を通信処理して衝突位置を計算してい
た。しかし、移動式のクレ−ン車では、クレ−ン自身が
移動するため、上記のようなタワ−クレ−ンに用いる手
段では適応できなかった。
の移動物体が、工事現場等において他の機器や構築物、
仮設物等に衝突しないよう防止する発明である。従来、
設置式のタワ−クレ−ンは、複数台のクレ−ン情報(旋
回、起伏など)を通信処理して衝突位置を計算してい
た。しかし、移動式のクレ−ン車では、クレ−ン自身が
移動するため、上記のようなタワ−クレ−ンに用いる手
段では適応できなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、移動式クレ−ンに適した衝突
防止方法を提供することを目的とする。
るためになされたもので、移動式クレ−ンに適した衝突
防止方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、移動物体にレ−ザ距離計を装
備し、このレ−ザ距離計よりレ−ザ光線を発射し、移動
物体に近接する位置でスキャニングしてレ−ザバリアを
発生させ、レ−ザバリアに接触した他の物体を検知する
ことによって行う、移動物体の衝突防止方法を提供す
る。
の手段として、本発明は、移動物体にレ−ザ距離計を装
備し、このレ−ザ距離計よりレ−ザ光線を発射し、移動
物体に近接する位置でスキャニングしてレ−ザバリアを
発生させ、レ−ザバリアに接触した他の物体を検知する
ことによって行う、移動物体の衝突防止方法を提供す
る。
【0005】また、前記レ−ザ距離計の検出距離を所定
の距離に設定し、この設定エリア内に接触した他の物体
のみを検知することによって行う、移動物体の衝突防止
方法を提供する。
の距離に設定し、この設定エリア内に接触した他の物体
のみを検知することによって行う、移動物体の衝突防止
方法を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施の形態について説明する。 <イ>本発明の原理 本発明は、レ−ザ距離計よりレ−ザ光線を発射し、移動
物体に近接する位置でスキャニングしてレ−ザバリアを
発生させ、レ−ザバリアに接触した他の物体を検知する
方法である。
明の一実施の形態について説明する。 <イ>本発明の原理 本発明は、レ−ザ距離計よりレ−ザ光線を発射し、移動
物体に近接する位置でスキャニングしてレ−ザバリアを
発生させ、レ−ザバリアに接触した他の物体を検知する
方法である。
【0007】例えば、図1、2に示すように、クレ−ン
車400 のブ−ム401 を移動物体とした場合には、ブ−ム
401 の付根の左右両側にレ−ザバリア発生装置100 を装
備する。そして、ブ−ム401 の左右両側に沿ってレ−ザ
光線を垂直方向にスキャンし、レ−ザバリア200 を発生
させ、レ−ザバリア200 に接触した他の物体を検知す
る。
車400 のブ−ム401 を移動物体とした場合には、ブ−ム
401 の付根の左右両側にレ−ザバリア発生装置100 を装
備する。そして、ブ−ム401 の左右両側に沿ってレ−ザ
光線を垂直方向にスキャンし、レ−ザバリア200 を発生
させ、レ−ザバリア200 に接触した他の物体を検知す
る。
【0008】なお、図1、2においては、ブ−ム401 の
左右両側に垂直方向のレ−ザバリア200 を発生させる場
合を示すが、上下両側に水平方向あるいは斜め方向にレ
−ザバリアを発生させる場合もある。要は、移動物体が
他の物体と衝突するおそれがある位置にレ−ザバリアを
発生させる。
左右両側に垂直方向のレ−ザバリア200 を発生させる場
合を示すが、上下両側に水平方向あるいは斜め方向にレ
−ザバリアを発生させる場合もある。要は、移動物体が
他の物体と衝突するおそれがある位置にレ−ザバリアを
発生させる。
【0009】<ロ>レ−ザバリア発生装置 レ−ザバリア発生装置100 としては、ノンプリズムで距
離測定できるレ−ザ距離計等を用いることができる。例
えば、図3に示すような装置が考えられる。
離測定できるレ−ザ距離計等を用いることができる。例
えば、図3に示すような装置が考えられる。
【0010】(1)レ−ザ送受信機 レ−ザ送受信機110 は、レ−ザ通信に使用されているレ
−ザ発信機とレ−ザ受信機が一体になったものである。
レ−ザ光線が物体に当たり反射されて来た光を受信する
ことで物体の検知を行う。なお、レ−ザ発信機とレ−ザ
受信機が別体のものを用いてもよい。
−ザ発信機とレ−ザ受信機が一体になったものである。
レ−ザ光線が物体に当たり反射されて来た光を受信する
ことで物体の検知を行う。なお、レ−ザ発信機とレ−ザ
受信機が別体のものを用いてもよい。
【0011】(2)回転式反射体 回転式反射体120 は、軸心の回転軸121 を中心に回転可
能で、周面122 を複数の平面状の反射板で形成したもの
である。本実施の形態では6角柱体で、その周面122 を
鏡で形成したものを示す。
能で、周面122 を複数の平面状の反射板で形成したもの
である。本実施の形態では6角柱体で、その周面122 を
鏡で形成したものを示す。
【0012】(3)レ−ザ光線の発射 回転式反射体120 を回転させ、その周面122 に向けて、
レ−ザ送受信機110 からレ−ザ光線を発射する。
レ−ザ送受信機110 からレ−ザ光線を発射する。
【0013】(4)スキャン レ−ザ送受信機110 から発射されたレ−ザ光線201 は、
回転式反射体120 の周面122 で反射して広がり、一定平
面上又は一定線上の検知領域をスキャンする。これによ
って、レ−ザバリア200 を発生させることができる。
回転式反射体120 の周面122 で反射して広がり、一定平
面上又は一定線上の検知領域をスキャンする。これによ
って、レ−ザバリア200 を発生させることができる。
【0014】(5)侵入物体の検知 レ−ザバリア200 内に物体が侵入すると、レ−ザ光線20
1 を反射させる。そして、その反射光がレ−ザ送受信機
110 で受信されて、侵入物体までの距離が捕らえられ、
物体が侵入したことが検知される。
1 を反射させる。そして、その反射光がレ−ザ送受信機
110 で受信されて、侵入物体までの距離が捕らえられ、
物体が侵入したことが検知される。
【0015】詳しくは、レ−ザ送受信機110 からレ−ザ
光線201 を変調して発射し、図4に示すように、受信し
た信号との遅れ時間を計測することで、侵入物体までの
距離を測定することが可能となる。
光線201 を変調して発射し、図4に示すように、受信し
た信号との遅れ時間を計測することで、侵入物体までの
距離を測定することが可能となる。
【0016】また、上記遅れ時間と回転式反射体120 の
回転角を各種設定することにより、スキャンする検知領
域を任意に設定することも可能となる。従って、図1に
示すように、ブ−ム401 に近接した部分のみの侵入物体
の検知が可能な設定エリア300 を発生させることがで
き、衝突のおそれのないレ−ザバリア200 内の侵入物体
を検知しないよう構成することも可能である。
回転角を各種設定することにより、スキャンする検知領
域を任意に設定することも可能となる。従って、図1に
示すように、ブ−ム401 に近接した部分のみの侵入物体
の検知が可能な設定エリア300 を発生させることがで
き、衝突のおそれのないレ−ザバリア200 内の侵入物体
を検知しないよう構成することも可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように、移動物体にレ−
ザ距離計を装備し、レ−ザバリアを発生させることによ
って、他の物体が移動物体に接近した場合や、移動物体
自身が他の物体に接近したことを検知することができ
る。従って、移動物体と他の物体との衝突を効果的に防
止することができる。
ザ距離計を装備し、レ−ザバリアを発生させることによ
って、他の物体が移動物体に接近した場合や、移動物体
自身が他の物体に接近したことを検知することができ
る。従って、移動物体と他の物体との衝突を効果的に防
止することができる。
【0018】また、レ−ザバリアに所定範囲の設定エリ
アを設けることによって、他の物体が移動物体の近傍に
接近した場合のみを検知し、衝突の危険性がない侵入物
の検知を無くし、検知精度の向上を図ることができる。
アを設けることによって、他の物体が移動物体の近傍に
接近した場合のみを検知し、衝突の危険性がない侵入物
の検知を無くし、検知精度の向上を図ることができる。
【図1】 本発明の一実施の形態の説明図
【図2】 本発明の一実施の形態の説明図
【図3】 本発明に用いるレ−ザ距離計の説明図
【図4】 本発明に用いるレ−ザ距離計の説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 移動物体にレ−ザ距離計を装備し、 このレ−ザ距離計よりレ−ザ光線を発射し、移動物体に
近接する位置でスキャニングしてレ−ザバリアを発生さ
せ、 レ−ザバリアに接触した他の物体を検知することによっ
て行う、 移動物体の衝突防止方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の移動物体の衝突防止方
法において、前記レ−ザ距離計の検出距離を所定の距離
に設定し、この設定エリア内に接触した他の物体のみを
検知することによって行う、移動物体の衝突防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8274201A JPH1095593A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 移動物体の衝突防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8274201A JPH1095593A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 移動物体の衝突防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1095593A true JPH1095593A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17538450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8274201A Pending JPH1095593A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 移動物体の衝突防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1095593A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010089865A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-22 | Taisei Corp | 侵入検知装置及びレーザバリアの領域設定方法 |
JP2014097867A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Sumitomo Heavy Industries Material Handling Systems Co Ltd | ジブクレーン |
CN105460176A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-04-06 | 珠海太平洋粤新海洋工程有限公司 | 一种避撞排障拖船 |
JP2018024500A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 株式会社タダノ | 障害物検出装置 |
CN110441336A (zh) * | 2019-08-27 | 2019-11-12 | 江苏金恒信息科技股份有限公司 | 一种合金分析仪柔性接触装置 |
JP2022109813A (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-28 | 本州四国連絡高速道路株式会社 | 伸縮ブームの接触防止装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60110330U (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-26 | 川崎製鉄株式会社 | リクレ−マブ−ム接触防止装置 |
JPH0184354U (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-05 | ||
JPH06328989A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-11-29 | Mazda Motor Corp | 自動車の障害物検知装置 |
JPH0757182A (ja) * | 1993-08-19 | 1995-03-03 | Mazda Motor Corp | 車両の安全装置 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP8274201A patent/JPH1095593A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022109813A (ja) * | 2021-01-15 | 2022-07-28 | 本州四国連絡高速道路株式会社 | 伸縮ブームの接触防止装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070109 |