JP3324537B2 - 車両監視装置 - Google Patents
車両監視装置Info
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- JP3324537B2 JP3324537B2 JP36235498A JP36235498A JP3324537B2 JP 3324537 B2 JP3324537 B2 JP 3324537B2 JP 36235498 A JP36235498 A JP 36235498A JP 36235498 A JP36235498 A JP 36235498A JP 3324537 B2 JP3324537 B2 JP 3324537B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として道路上
に設置して道路を走行する車両を監視する車両監視装置
に関するものである。なお説明の便宜上、車両の速度を
監視し当該速度が予め設定した速度を越えたとき速度オ
ーバーとして当該車両の撮影を行う車両速度監視装置に
ついて以下に説明する。
に設置して道路を走行する車両を監視する車両監視装置
に関するものである。なお説明の便宜上、車両の速度を
監視し当該速度が予め設定した速度を越えたとき速度オ
ーバーとして当該車両の撮影を行う車両速度監視装置に
ついて以下に説明する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両速度監視装置に用いられるア
ンテナは、ビームスキャンを行わず、1車線のみの車両
を速度測定対象としていた。また、複数車線の監視を行
う場合には各車線ごとにアンテナ、送受信器、カメラお
よびストロボを設置し、各車線毎に速度監視を行ってい
た。
ンテナは、ビームスキャンを行わず、1車線のみの車両
を速度測定対象としていた。また、複数車線の監視を行
う場合には各車線ごとにアンテナ、送受信器、カメラお
よびストロボを設置し、各車線毎に速度監視を行ってい
た。
【0003】図10は、第1車線を通過する車両の速度
を測定する車両速度監視装置を示す図であり、図10
(a)は装置部分を上から見た上面図、図10(b)は
車両速度監視装置および車両との関係、設置状況を示し
た全体図である。図において、1はビーム固定アンテ
ナ、2は送受信器、3はビーム固定アンテナ1と送受信
器2からなるレーダ装置、4はカメラ、5はストロボ、
6は速度位置演算装置、7は撮影指令装置、8は速度位
置演算装置6と撮影指令装置7からなる制御機、9は制
御ケーブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の
車両である。
を測定する車両速度監視装置を示す図であり、図10
(a)は装置部分を上から見た上面図、図10(b)は
車両速度監視装置および車両との関係、設置状況を示し
た全体図である。図において、1はビーム固定アンテ
ナ、2は送受信器、3はビーム固定アンテナ1と送受信
器2からなるレーダ装置、4はカメラ、5はストロボ、
6は速度位置演算装置、7は撮影指令装置、8は速度位
置演算装置6と撮影指令装置7からなる制御機、9は制
御ケーブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の
車両である。
【0004】図11は、図10に示す従来の車両速度監
視装置のブロック図である。
視装置のブロック図である。
【0005】図12は、従来の車両速度監視装置のビー
ム固定アンテナ1のビーム方向と第1車線の車両10、
第2車線の車両11の関係を示す図であり、図におい
て、12は主ローブ、13はサイドローブを示してい
る。
ム固定アンテナ1のビーム方向と第1車線の車両10、
第2車線の車両11の関係を示す図であり、図におい
て、12は主ローブ、13はサイドローブを示してい
る。
【0006】図13は、2車線を通過する車両の速度を
測定する車両速度監視装置を示す図であり、ビーム固定
アンテナ1と送受信器2からなるレーダ装置3、カメラ
4、ストロボ5が各車線ごとに設置されている。
測定する車両速度監視装置を示す図であり、ビーム固定
アンテナ1と送受信器2からなるレーダ装置3、カメラ
4、ストロボ5が各車線ごとに設置されている。
【0007】次に、従来の車両速度監視装置の動作につ
いて説明する。図10、図11において、車両速度監視
装置が第1車線の道路上に設置されている場合、第1車
線に車両が通過すると送受信器2から発射された電磁波
がビーム固定アンテナ1を介して第1車線の車両10に
照射される。第1車線の車両10で反射した電磁波は車
両10の速度に対応したドップラ周波数シフトを受けて
再びビーム固定アンテナ1に戻り、送受信器2で自らが
持つローカル信号と混合されビデオ信号が検出される。
ビデオ信号は制御機ケーブル9を通り制御機8の中の速
度位置演算装置6に入力されて車両の速度が計算され
る。計算された車両速度がある一定の速度を越えていた
場合、制御機8の中の撮影指令装置7が制御機ケーブル
9を介してカメラ4に撮影指令を送り、これを受けたカ
メラ4はストロボ5に発光指令を出すと同時にシャッタ
を切って第1車線の車両10の撮影を行う。
いて説明する。図10、図11において、車両速度監視
装置が第1車線の道路上に設置されている場合、第1車
線に車両が通過すると送受信器2から発射された電磁波
がビーム固定アンテナ1を介して第1車線の車両10に
照射される。第1車線の車両10で反射した電磁波は車
両10の速度に対応したドップラ周波数シフトを受けて
再びビーム固定アンテナ1に戻り、送受信器2で自らが
持つローカル信号と混合されビデオ信号が検出される。
ビデオ信号は制御機ケーブル9を通り制御機8の中の速
度位置演算装置6に入力されて車両の速度が計算され
る。計算された車両速度がある一定の速度を越えていた
場合、制御機8の中の撮影指令装置7が制御機ケーブル
9を介してカメラ4に撮影指令を送り、これを受けたカ
メラ4はストロボ5に発光指令を出すと同時にシャッタ
を切って第1車線の車両10の撮影を行う。
【0008】また、図13においても動作は図10の場
合と同様であるが、第1車線の車両10の速度は第1車
線上に設置された車両速度監視装置が測定し、第2車線
の車両11の速度は第2車線上に設置された車両速度監
視装置が測定する。
合と同様であるが、第1車線の車両10の速度は第1車
線上に設置された車両速度監視装置が測定し、第2車線
の車両11の速度は第2車線上に設置された車両速度監
視装置が測定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両速度監視装
置は以上のようにビーム走査のできないビーム固定アン
テナを用いていたため、第1車線のみに車両速度監視装
置を設置する場合、第2車線に大きな反射を持った車両
が通過した場合や、車線をまたいで走行する車がいた場
合に監視する車線に車が通行したものと判断して車両の
速度を計測するようなケースがあった。図12にビーム
固定アンテナ1のビーム方向と第1車線の車両10、第
2車線の車両11の関係を示している。ここで、第1車
線に車両が通過した場合、ビーム固定アンテナ1の主ロ
ーブ12で車両を検知するため、十分大きなレベルの信
号が得られて速度計測を行う。次に、第2車線に車両1
2が通過した場合、ビーム固定アンテナ1のサイドロー
ブ13で車両11を検知するため、信号レベルが小さく
通常は速度測定を行わない。ただし、この信号レベルは
アンテナの主ローブとサイドローブの大きさだけで決ま
るわけでなく、通過する車両の反射断面積の大きさにも
依存するものである。そのため、第2車線を通過する車
両の反射断面積が非常に大きな場合は速度測定を行う信
号レベルに達し、第1車線に車両が通過したと判断して
速度測定を行ってしまう。なお、第1車線と第2車線の
間を車両が通過した場合もアンテナの利得は0ではない
ので、非常に大きな反射断面積を持つ車両の場合は第1
車線に車両が通過したとして速度測定を行ってしまうこ
とがある。また、複数車線の監視を行う場合には各車線
ごとにアンテナ、送受信器、カメラ、ストロボを設置す
る必要があった。
置は以上のようにビーム走査のできないビーム固定アン
テナを用いていたため、第1車線のみに車両速度監視装
置を設置する場合、第2車線に大きな反射を持った車両
が通過した場合や、車線をまたいで走行する車がいた場
合に監視する車線に車が通行したものと判断して車両の
速度を計測するようなケースがあった。図12にビーム
固定アンテナ1のビーム方向と第1車線の車両10、第
2車線の車両11の関係を示している。ここで、第1車
線に車両が通過した場合、ビーム固定アンテナ1の主ロ
ーブ12で車両を検知するため、十分大きなレベルの信
号が得られて速度計測を行う。次に、第2車線に車両1
2が通過した場合、ビーム固定アンテナ1のサイドロー
ブ13で車両11を検知するため、信号レベルが小さく
通常は速度測定を行わない。ただし、この信号レベルは
アンテナの主ローブとサイドローブの大きさだけで決ま
るわけでなく、通過する車両の反射断面積の大きさにも
依存するものである。そのため、第2車線を通過する車
両の反射断面積が非常に大きな場合は速度測定を行う信
号レベルに達し、第1車線に車両が通過したと判断して
速度測定を行ってしまう。なお、第1車線と第2車線の
間を車両が通過した場合もアンテナの利得は0ではない
ので、非常に大きな反射断面積を持つ車両の場合は第1
車線に車両が通過したとして速度測定を行ってしまうこ
とがある。また、複数車線の監視を行う場合には各車線
ごとにアンテナ、送受信器、カメラ、ストロボを設置す
る必要があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、車両が走行する車線を確実に判
断して車両撮影を行うこと、2車線の車両監視を1台の
例えばアンテナおよび送受信器、更にカメラ、ストロボ
で実現することを目的とする。
ためになされたもので、車両が走行する車線を確実に判
断して車両撮影を行うこと、2車線の車両監視を1台の
例えばアンテナおよび送受信器、更にカメラ、ストロボ
で実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明による車両監
視装置は、特定の車線を走行する特定目標車両の監視を
行う複数の車線道路の1車線上方または車線間上方に設
けられ、複数の車線およびこれらの車線間領域に対し、
適宜ビーム方向を切り替えて電磁波を照射し、特定目標
車両または隣接する車線間を走行する特定車線間目標車
両からの反射波を受信するセンサと、センサにより受信
され特定目標車両または特定車線間目標車両に対応する
ビーム方向から得られた特定目標車両または特定車線間
目標車両の反射信号強度に基づいて、特定目標車両また
は特定車線間目標車両が走行する車線を判定する車線判
別手段とを具備したものである。
視装置は、特定の車線を走行する特定目標車両の監視を
行う複数の車線道路の1車線上方または車線間上方に設
けられ、複数の車線およびこれらの車線間領域に対し、
適宜ビーム方向を切り替えて電磁波を照射し、特定目標
車両または隣接する車線間を走行する特定車線間目標車
両からの反射波を受信するセンサと、センサにより受信
され特定目標車両または特定車線間目標車両に対応する
ビーム方向から得られた特定目標車両または特定車線間
目標車両の反射信号強度に基づいて、特定目標車両また
は特定車線間目標車両が走行する車線を判定する車線判
別手段とを具備したものである。
【0012】第2の発明による車両監視装置は、第1の
発明において、特定目標車両が監視車線を走行している
場合、当該車両を撮影する撮影手段を設けたものであ
る。
発明において、特定目標車両が監視車線を走行している
場合、当該車両を撮影する撮影手段を設けたものであ
る。
【0013】第3の発明による車両監視装置は、第1の
発明において、車線間上方に撮影手段を設け、特定目標
車両または特定車線間目標車両が走行している監視車線
を走査するように撮影手段を駆動する走査手段を設けた
ものである。
発明において、車線間上方に撮影手段を設け、特定目標
車両または特定車線間目標車両が走行している監視車線
を走査するように撮影手段を駆動する走査手段を設けた
ものである。
【0014】第4の発明による車両監視装置は、第1乃
至第3いずれかの発明において、特定目標車両または特
定車線間目標車両からの反射波を受信したときのビーム
角度とセンサと当該車両の距離とにより当該車両の走行
車線に対する位置を検出する車両位置検出手段を設けた
ものである。
至第3いずれかの発明において、特定目標車両または特
定車線間目標車両からの反射波を受信したときのビーム
角度とセンサと当該車両の距離とにより当該車両の走行
車線に対する位置を検出する車両位置検出手段を設けた
ものである。
【0015】第5の発明による車両監視装置は、第1乃
至第4いずれかの発明において、複数の車線道路の1車
線上方または車線間上方に設けられ、車両を撮影する広
角カメラと、広角カメラで撮影された画像に車両監視情
報を表示する表示手段とを設けたものである。
至第4いずれかの発明において、複数の車線道路の1車
線上方または車線間上方に設けられ、車両を撮影する広
角カメラと、広角カメラで撮影された画像に車両監視情
報を表示する表示手段とを設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す構成図であり、図1(a)は装置部
分を上から見た上面図、図1(b)は車両速度監視装置
および車両との関係、設置状況を示した全体図である。
図において2は送受信器、3は電子走査アンテナ14と
送受信器2からなるレーダ装置、6は速度位置演算装
置、7は撮影指令装置、15は車線判別装置、8は6と
7と15からなる制御機、9は制御ケーブル、10は第
1車線の車両、11は第2車線の車両である。ここで、
電子走査アンテナ14は第1車線と第2車線をカバーす
る範囲で水平方向にビームスキャンを行い、車線1およ
び車線2を通過する車両からの反射波を受信したときの
ビーム角度と、アンテナおよび送受信器で構成されるレ
ーダ装置保有の距離情報から、車両が道路のどこに位置
しているかが特定できる。
実施の形態1を示す構成図であり、図1(a)は装置部
分を上から見た上面図、図1(b)は車両速度監視装置
および車両との関係、設置状況を示した全体図である。
図において2は送受信器、3は電子走査アンテナ14と
送受信器2からなるレーダ装置、6は速度位置演算装
置、7は撮影指令装置、15は車線判別装置、8は6と
7と15からなる制御機、9は制御ケーブル、10は第
1車線の車両、11は第2車線の車両である。ここで、
電子走査アンテナ14は第1車線と第2車線をカバーす
る範囲で水平方向にビームスキャンを行い、車線1およ
び車線2を通過する車両からの反射波を受信したときの
ビーム角度と、アンテナおよび送受信器で構成されるレ
ーダ装置保有の距離情報から、車両が道路のどこに位置
しているかが特定できる。
【0017】図2は、図1に示す車両速度監視装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【0018】図3は、車両速度監視装置の電子走査アン
テナ14のビーム方向と第1車線の車両10、第2車線
の車両11の関係を示す図であり、図において、16は
アンテナビームを第2車線に振った時の主ローブ、17
はアンテナビームを第2車線に振った時のサイドローブ
を示している。アンテナビームは図に示すビームおよび
その中間を含む3箇所の角度を常に切り替えられてお
り、例えば第1車線のみに車両が通過した場合には、第
1車線に向いている主ローブ12から大きな受信信号A
1が得られる。また、第2車線にビームが向いた場合に
はサイドローブ17で小さな受信信号A2が得られる。
このように、A1≫A2の場合は第1車線に車が通過し
たと判断する。次に、第2車線のみに車両が通過した場
合には、第1車線にビームが向いた時にはサイドローブ
13から小さな受信信号A1が得られる。また、第2車
線にビームが向いた場合には主ローブ16で大きな受信
信号A2が得られる。このように、A1≪A2の場合は
第2車線に車が通過したと判断する。次に、第1車線、
第2車線の両方に車両が通過した場合には、第1車線に
ビームが向いた時には主ローブ12から大きな受信信号
A1が、第2車線にビームが向いた場合には主ローブ1
6で大きな受信信号A2が各々得られる。このように、
A1≒A2で大きな受信信号の場合は第1車線、第2車
線の両方に車が通過したと判断する。これにより、車両
がどの車線を走行しているのかが確実に判断できるの
で、監視を行っている車線に対象車両が来たときのみに
監視が行える。また、隣接車線に大きな反射断面積をも
った車両が走行して、自車線のサイドローブで信号を捕
らえても、隣接車線にビームを振った時に大きな信号が
得られるため、隣接車線の車両であることが分かり、誤
った監視をすることがなくなる。
テナ14のビーム方向と第1車線の車両10、第2車線
の車両11の関係を示す図であり、図において、16は
アンテナビームを第2車線に振った時の主ローブ、17
はアンテナビームを第2車線に振った時のサイドローブ
を示している。アンテナビームは図に示すビームおよび
その中間を含む3箇所の角度を常に切り替えられてお
り、例えば第1車線のみに車両が通過した場合には、第
1車線に向いている主ローブ12から大きな受信信号A
1が得られる。また、第2車線にビームが向いた場合に
はサイドローブ17で小さな受信信号A2が得られる。
このように、A1≫A2の場合は第1車線に車が通過し
たと判断する。次に、第2車線のみに車両が通過した場
合には、第1車線にビームが向いた時にはサイドローブ
13から小さな受信信号A1が得られる。また、第2車
線にビームが向いた場合には主ローブ16で大きな受信
信号A2が得られる。このように、A1≪A2の場合は
第2車線に車が通過したと判断する。次に、第1車線、
第2車線の両方に車両が通過した場合には、第1車線に
ビームが向いた時には主ローブ12から大きな受信信号
A1が、第2車線にビームが向いた場合には主ローブ1
6で大きな受信信号A2が各々得られる。このように、
A1≒A2で大きな受信信号の場合は第1車線、第2車
線の両方に車が通過したと判断する。これにより、車両
がどの車線を走行しているのかが確実に判断できるの
で、監視を行っている車線に対象車両が来たときのみに
監視が行える。また、隣接車線に大きな反射断面積をも
った車両が走行して、自車線のサイドローブで信号を捕
らえても、隣接車線にビームを振った時に大きな信号が
得られるため、隣接車線の車両であることが分かり、誤
った監視をすることがなくなる。
【0019】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2を示す構成図であり、図4(a)は装置部分を上か
ら見た上面図、図4(b)は車両速度監視装置および車
両との関係、設置状況を示した全体図である。図におい
て2は送受信器、3は電子走査アンテナ14と送受信器
2からなるレーダ装置、4はカメラ、5はストロボ、6
は速度位置演算装置、7は撮影指令装置、15は車線判
別装置、8は6と7と15からなる制御機、9は制御ケ
ーブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の車両
である。この場合の動作は形態1と同様であり、車両が
第1車線を通過したのか第2車線を通過したのかを判別
できる。更に、カメラ4、ストロボ5という撮影手段を
持ち、監視を行っている車線に対象車両が来たときに撮
影指令装置7はカメラ4に撮影指令を出し、ストロボ5
が連動して発光を行い当該車両の撮影を行う。車両がど
の車線を走行しているのかが確実に判断できるので、監
視を行っている車線に対象車両が来たときのみに確実に
撮影ができるという効果がある。また、隣接車線に大き
な反射断面積をもった車両が走行して、自車線のサイド
ローブで信号を捕らえても、隣接車線にビームを振った
時に大きな信号が得られるため、隣接車線の車両である
ことが分かり、誤った撮影をすることがなくなるという
効果がある。
態2を示す構成図であり、図4(a)は装置部分を上か
ら見た上面図、図4(b)は車両速度監視装置および車
両との関係、設置状況を示した全体図である。図におい
て2は送受信器、3は電子走査アンテナ14と送受信器
2からなるレーダ装置、4はカメラ、5はストロボ、6
は速度位置演算装置、7は撮影指令装置、15は車線判
別装置、8は6と7と15からなる制御機、9は制御ケ
ーブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の車両
である。この場合の動作は形態1と同様であり、車両が
第1車線を通過したのか第2車線を通過したのかを判別
できる。更に、カメラ4、ストロボ5という撮影手段を
持ち、監視を行っている車線に対象車両が来たときに撮
影指令装置7はカメラ4に撮影指令を出し、ストロボ5
が連動して発光を行い当該車両の撮影を行う。車両がど
の車線を走行しているのかが確実に判断できるので、監
視を行っている車線に対象車両が来たときのみに確実に
撮影ができるという効果がある。また、隣接車線に大き
な反射断面積をもった車両が走行して、自車線のサイド
ローブで信号を捕らえても、隣接車線にビームを振った
時に大きな信号が得られるため、隣接車線の車両である
ことが分かり、誤った撮影をすることがなくなるという
効果がある。
【0020】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3を示す構成図であり、図において2は送受信器、3
は電子走査アンテナ14と送受信器2からなるレーダ装
置、18は走査式カメラ、19は走査式ストロボ、6は
速度位置演算装置、7は撮影指令装置、15は車線判別
装置、8は6と7と15からなる制御機、9は制御ケー
ブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の車両で
ある。この場合の動作は形態1と同様であり、車両が第
1車線を通過したのか第2車線を通過したのかを判別で
きる。更に、走査式カメラ18、走査式ストロボ19と
いう撮影手段を持ち、第1または第2車線のどちらに対
象車両が来たかを車線判別装置15が判別し、撮影指令
装置7または走査式カメラ18を対象車両の車線方向に
走査させて撮影指令を出し、走査式ストロボ19も連動
して対象車両の車線方向に走査し、発光を行い当該車両
の撮影を行う。車両がどの車線を走行しているのかが確
実に判断できるので、監視を行っている車線に対象車両
が来たときのみに確実に撮影ができるという効果に加
え、複数車線に対してアンテナおよび送受信器に加え、
カメラ、ストロボも1台で済むため、コスト面、工事の
簡易性において更なる効果がある。
態3を示す構成図であり、図において2は送受信器、3
は電子走査アンテナ14と送受信器2からなるレーダ装
置、18は走査式カメラ、19は走査式ストロボ、6は
速度位置演算装置、7は撮影指令装置、15は車線判別
装置、8は6と7と15からなる制御機、9は制御ケー
ブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の車両で
ある。この場合の動作は形態1と同様であり、車両が第
1車線を通過したのか第2車線を通過したのかを判別で
きる。更に、走査式カメラ18、走査式ストロボ19と
いう撮影手段を持ち、第1または第2車線のどちらに対
象車両が来たかを車線判別装置15が判別し、撮影指令
装置7または走査式カメラ18を対象車両の車線方向に
走査させて撮影指令を出し、走査式ストロボ19も連動
して対象車両の車線方向に走査し、発光を行い当該車両
の撮影を行う。車両がどの車線を走行しているのかが確
実に判断できるので、監視を行っている車線に対象車両
が来たときのみに確実に撮影ができるという効果に加
え、複数車線に対してアンテナおよび送受信器に加え、
カメラ、ストロボも1台で済むため、コスト面、工事の
簡易性において更なる効果がある。
【0021】図6は、車両速度監視装置の電子走査アン
テナ14のビーム方向と第1車線の車両10、第2車線
の車両11の関係を示す図であり、図において、16は
アンテナ14を第2車線に振った時の主ローブ、17は
アンテナ14を第2車線に振った時のサイドローブを示
している。また、20は車線間方向にビームを振った時
の主ローブ、21はアンテナ14を車線間方向に振った
時のサイドローブを示している。アンテナビームは図に
示す3箇所の角度を常に切り替えられており、例えば第
1車線のみに車両が経過した場合には、第1車線に向い
ている主ローブ12から大きな受信信号A1が得られ
る。また、第2車線にビームが向いた場合にはサイドロ
ーブ17で小さな受信信号A2が得られ、車線間にビー
ムが向いた時もサイドローブ21の近傍で小さな受信信
号A3が得られる。このように、A1≫A2≒A3の場
合は第1車線に車が通過したと判断し、撮影を行う必要
のある速度以上であれば第1車線のカメラに撮影指令を
出す。次に、第2車線のみに車両が通過した場合には、
第1車線にビームが向いた時にはサイドローブ13から
小さな受信信号A1が得られる。また、第2車線にビー
ムが向いた場合には主ローブ16で大きな受信信号A2
が得られ、車線間にビームが向いた時もサイドローブ2
1の近傍で小さな受信信号A3が得られる。このよう
に、A1≪A2≫A3の場合は第2車線に車が通過した
と判断し、撮影を行う必要のある速度以上であれば第2
車線のカメラに撮影指令を出す。次に、第1車線、第2
車線の両方に車両が通過した場合には、第1車線にビー
ムが向いた時には主ローブ12から大きな受信信号A1
が、第2車線にビームが向いた場合には主ローブ16で
大きな受信信号A2が各々得られる。また、車線間にビ
ームが向いた時はサイドローブ21の近傍で小さな受信
信号A3が得られる。このように、A1≒A2≫A3の
場合は第1車線、第2車線の両方に車が通過したと判断
し、第1車線を通過した車両の速度が撮影を行う必要の
ある速度以上であれば第1車線カメラに撮影指令を出
し、第2車線を通過した車両の速度が撮影を行う必要の
ある速度以上であれば第2車線カメラに撮影指令を出
す。
テナ14のビーム方向と第1車線の車両10、第2車線
の車両11の関係を示す図であり、図において、16は
アンテナ14を第2車線に振った時の主ローブ、17は
アンテナ14を第2車線に振った時のサイドローブを示
している。また、20は車線間方向にビームを振った時
の主ローブ、21はアンテナ14を車線間方向に振った
時のサイドローブを示している。アンテナビームは図に
示す3箇所の角度を常に切り替えられており、例えば第
1車線のみに車両が経過した場合には、第1車線に向い
ている主ローブ12から大きな受信信号A1が得られ
る。また、第2車線にビームが向いた場合にはサイドロ
ーブ17で小さな受信信号A2が得られ、車線間にビー
ムが向いた時もサイドローブ21の近傍で小さな受信信
号A3が得られる。このように、A1≫A2≒A3の場
合は第1車線に車が通過したと判断し、撮影を行う必要
のある速度以上であれば第1車線のカメラに撮影指令を
出す。次に、第2車線のみに車両が通過した場合には、
第1車線にビームが向いた時にはサイドローブ13から
小さな受信信号A1が得られる。また、第2車線にビー
ムが向いた場合には主ローブ16で大きな受信信号A2
が得られ、車線間にビームが向いた時もサイドローブ2
1の近傍で小さな受信信号A3が得られる。このよう
に、A1≪A2≫A3の場合は第2車線に車が通過した
と判断し、撮影を行う必要のある速度以上であれば第2
車線のカメラに撮影指令を出す。次に、第1車線、第2
車線の両方に車両が通過した場合には、第1車線にビー
ムが向いた時には主ローブ12から大きな受信信号A1
が、第2車線にビームが向いた場合には主ローブ16で
大きな受信信号A2が各々得られる。また、車線間にビ
ームが向いた時はサイドローブ21の近傍で小さな受信
信号A3が得られる。このように、A1≒A2≫A3の
場合は第1車線、第2車線の両方に車が通過したと判断
し、第1車線を通過した車両の速度が撮影を行う必要の
ある速度以上であれば第1車線カメラに撮影指令を出
し、第2車線を通過した車両の速度が撮影を行う必要の
ある速度以上であれば第2車線カメラに撮影指令を出
す。
【0022】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4を示す構成図であり、図において2は送受信器、3
は電子走査アンテナ14と送受信器2からなるレーダ装
置、4はカメラ、5はストロボ、6は速度位置演算装
置、7は撮影指令装置、15は車線判別装置、8は6と
7と15からなる制御機、9は制御ケーブル、10は第
1車線の車両、11は第2車線の車両、22は電子走査
アンテナ14のビーム方向とレーダ装置の持つ距離情報
から車両の位置を検出する車両位置検出装置である。こ
の場合の動作は形態2と同様であるが、さらに電子走査
アンテナのビーム方向とレーダ装置の距離情報から車線
の判別のみならず、道路上での車両の位置を検出でき
る。これにより車両がどの車線を走行したのかという判
別だけでなく、車線をまたがって走行する車両の判別も
可能となる効果がある。
態4を示す構成図であり、図において2は送受信器、3
は電子走査アンテナ14と送受信器2からなるレーダ装
置、4はカメラ、5はストロボ、6は速度位置演算装
置、7は撮影指令装置、15は車線判別装置、8は6と
7と15からなる制御機、9は制御ケーブル、10は第
1車線の車両、11は第2車線の車両、22は電子走査
アンテナ14のビーム方向とレーダ装置の持つ距離情報
から車両の位置を検出する車両位置検出装置である。こ
の場合の動作は形態2と同様であるが、さらに電子走査
アンテナのビーム方向とレーダ装置の距離情報から車線
の判別のみならず、道路上での車両の位置を検出でき
る。これにより車両がどの車線を走行したのかという判
別だけでなく、車線をまたがって走行する車両の判別も
可能となる効果がある。
【0023】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5を示す構成図であり、車両速度監視装置および車両
との関係、設置状況を示した全体図である。図において
14は電子走査アンテナ、2は送受信器、3は14と2
からなるレーダ装置、4はカメラ、5はストロボ、6は
速度位置演算装置、7は撮影指令装置、15は車線判別
装置、8は6と7と15からなる制御機、9は制御ケー
ブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の車両、
22は車両位置検出装置、23は広角カメラ、24はマ
ップ表示部である。また、図9はマップ表示部24に表
される写真の内容を説明したものであり、図において2
5はマップ写真イメージ図である。ここで、電子走査ア
ンテナ14は第1車線と第2車線をカバーする範囲でビ
ームスキャンを行い、車線1および車線2を通過する車
両からの反射波を受信したときのビーム角度と、レーダ
装置が保有する距離情報から、車両が道路のどこに位置
しているかが特定できる。また、第1車線の車両10を
カメラ4で撮影するのと同時に広角カメラ23でも撮影
を行い、レーダの持つ複数目標計測機能とビーム角度か
ら複数車両の位置、速度を計測し、広角カメラ23の撮
影画像にこれらの情報を記載する。
態5を示す構成図であり、車両速度監視装置および車両
との関係、設置状況を示した全体図である。図において
14は電子走査アンテナ、2は送受信器、3は14と2
からなるレーダ装置、4はカメラ、5はストロボ、6は
速度位置演算装置、7は撮影指令装置、15は車線判別
装置、8は6と7と15からなる制御機、9は制御ケー
ブル、10は第1車線の車両、11は第2車線の車両、
22は車両位置検出装置、23は広角カメラ、24はマ
ップ表示部である。また、図9はマップ表示部24に表
される写真の内容を説明したものであり、図において2
5はマップ写真イメージ図である。ここで、電子走査ア
ンテナ14は第1車線と第2車線をカバーする範囲でビ
ームスキャンを行い、車線1および車線2を通過する車
両からの反射波を受信したときのビーム角度と、レーダ
装置が保有する距離情報から、車両が道路のどこに位置
しているかが特定できる。また、第1車線の車両10を
カメラ4で撮影するのと同時に広角カメラ23でも撮影
を行い、レーダの持つ複数目標計測機能とビーム角度か
ら複数車両の位置、速度を計測し、広角カメラ23の撮
影画像にこれらの情報を記載する。
【0024】上記実施の形態1〜5においては、電子走
査アンテナにより複数の車線領域に適宜ビームを電子的
に走査してアンテナビームを照射するようにしている
が、この発明は、ビームを機械的に走査するアンテナに
しても良い。
査アンテナにより複数の車線領域に適宜ビームを電子的
に走査してアンテナビームを照射するようにしている
が、この発明は、ビームを機械的に走査するアンテナに
しても良い。
【0025】また、複数の車線領域に適宜ビームを走査
してアンテナビームを照射するようにしているが、この
発明は、アンテナに限る必要はなくレーザ、電波等の電
磁波を照射するセンサであれば良い。
してアンテナビームを照射するようにしているが、この
発明は、アンテナに限る必要はなくレーザ、電波等の電
磁波を照射するセンサであれば良い。
【0026】さらに、上記実施の形態1〜5では、車両
の速度を監視する装置を例に上げたが、この発明は、例
えば、盗難車両の監視や積載重量・積載高さが基準より
オーバーの車両などを監視するものにも適用できるもの
である。
の速度を監視する装置を例に上げたが、この発明は、例
えば、盗難車両の監視や積載重量・積載高さが基準より
オーバーの車両などを監視するものにも適用できるもの
である。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、車両がどの車線を走
行しているのかが確実に判断できるので、監視を行って
いる車線に対象車両が来たことを確実に把握できるとい
う効果がある。また、隣接車線に大きな反射断面積をも
った車両が走行して、自車線のサイドローブで信号を捕
らえても、隣接車線にビームを振った時に大きな信号が
得られるため、隣接車線の車両であることが分かり、目
標車両の誤検出がなくなるという効果がある。
行しているのかが確実に判断できるので、監視を行って
いる車線に対象車両が来たことを確実に把握できるとい
う効果がある。また、隣接車線に大きな反射断面積をも
った車両が走行して、自車線のサイドローブで信号を捕
らえても、隣接車線にビームを振った時に大きな信号が
得られるため、隣接車線の車両であることが分かり、目
標車両の誤検出がなくなるという効果がある。
【図1】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態1を示す構成図である。
態1を示す構成図である。
【図2】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態1を示すブロック図である。
態1を示すブロック図である。
【図3】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態1のアンテナビーム方向と車両の関係を示す図であ
る。
態1のアンテナビーム方向と車両の関係を示す図であ
る。
【図4】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態2を示す構成図である。
態2を示す構成図である。
【図5】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態3を示す構成図である。
態3を示す構成図である。
【図6】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態3のアンテナビーム方向と車両の関係を示す図であ
る。
態3のアンテナビーム方向と車両の関係を示す図であ
る。
【図7】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態4を示す構成図である。
態4を示す構成図である。
【図8】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態5を示す構成図である。
態5を示す構成図である。
【図9】 この発明による車両速度監視装置の実施の形
態5で表示されるマップ写真イメージ図である。
態5で表示されるマップ写真イメージ図である。
【図10】 従来の1車線対応の車両速度監視装置を示
す構成図である。
す構成図である。
【図11】 従来の1車線対応の車両速度監視装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図12】 従来の1車線対応の車両速度監視装置のア
ンテナビーム方向と車両の関係を示す図である。
ンテナビーム方向と車両の関係を示す図である。
【図13】 従来の2車線対応の車両速度監視装置を示
す構成図である。
す構成図である。
1 ビーム固定アンテナ、2 送受信器、3 レーダ装
置、4 カメラ、5ストロボ、6 速度位置演算装置、
7 撮影指令装置、8 制御機、9 制御機ケーブル、
10 第1車線の車両、11 第2車線の車両、12
主ローブ、13 サイドローブ、14 電子走査アンテ
ナ、15 車線判別装置、16 第2車線主ローブ、1
7 第2車線サイドローブ、18 走査式カメラ、19
走査式ストロボ、20 車線間主ローブ、21 車線
間サイドローブ、22 車両位置検出装置、23 広角
カメラ、24 マップ表示部、25 マップ写真イメー
ジ図。
置、4 カメラ、5ストロボ、6 速度位置演算装置、
7 撮影指令装置、8 制御機、9 制御機ケーブル、
10 第1車線の車両、11 第2車線の車両、12
主ローブ、13 サイドローブ、14 電子走査アンテ
ナ、15 車線判別装置、16 第2車線主ローブ、1
7 第2車線サイドローブ、18 走査式カメラ、19
走査式ストロボ、20 車線間主ローブ、21 車線
間サイドローブ、22 車両位置検出装置、23 広角
カメラ、24 マップ表示部、25 マップ写真イメー
ジ図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−213650(JP,A) 特開 平8−180292(JP,A) 特開 平10−63991(JP,A) 特開 平9−159757(JP,A) 特開 平8−149041(JP,A) 特開2000−40198(JP,A) 特開2000−147115(JP,A) 実開 平3−86491(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/054 - 1/056 G01S 7/52 G01S 13/50
Claims (5)
- 【請求項1】 特定の車線を走行する特定目標車両の監
視を行う複数の車線道路の1車線上方または車線間上方
に設けられ、前記複数の車線およびこれらの車線間領域
に対し、適宜ビーム方向を切り替えて電磁波を照射し、
前記特定目標車両または隣接する車線間を走行する特定
車線間目標車両からの反射波を受信するセンサと、前記
センサにより受信され前記特定目標車両または前記特定
車線間目標車両に対応するビーム方向から得られた前記
特定目標車両または前記特定車線間目標車両の反射信号
強度に基づいて、前記特定目標車両または前記特定車線
間目標車両が走行する車線を判定する車線判別手段とを
具備したことを特徴とする車両監視装置。 - 【請求項2】 前記特定目標車両が監視車線を走行して
いる場合、当該車両を撮影する撮影手段を設けたことを
特徴とする請求項1記載の車両監視装置。 - 【請求項3】 前記車線間上方に撮影手段を設け、前記
特定目標車両または前記特定車線間目標車両が走行して
いる監視車線を走査するように前記撮影手段を駆動する
走査手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両
監視装置。 - 【請求項4】 前記特定目標車両または前記特定車線間
目標車両からの反射波を受信したときのビーム角度と前
記センサと当該車両の距離とにより当該車両の走行車線
に対する位置を検出する車両位置検出手段を設けたこと
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車
両監視装置。 - 【請求項5】 前記複数の車線道路の1車線上方または
車線間上方に設けられ、車両を撮影する広角カメラと、
前記広角カメラで撮影された画像に車両監視情報を表示
する表示手段とを設けたことを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか1項に記載の車両監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36235498A JP3324537B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 車両監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36235498A JP3324537B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 車両監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000182185A JP2000182185A (ja) | 2000-06-30 |
JP3324537B2 true JP3324537B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18476642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36235498A Expired - Fee Related JP3324537B2 (ja) | 1998-12-21 | 1998-12-21 | 車両監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324537B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004004492A1 (de) * | 2004-01-29 | 2005-08-18 | Robert Bosch Gmbh | Radarsystem für Kraftfahrzeuge |
JP5625420B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2014-11-19 | 富士通株式会社 | 車両検知装置および車両検知システム |
JP5801610B2 (ja) * | 2011-06-06 | 2015-10-28 | 株式会社日立情報通信エンジニアリング | 交通流計測システム |
JP6492295B2 (ja) * | 2016-11-21 | 2019-04-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 速度取締システム及び速度取締方法 |
JP7166079B2 (ja) * | 2018-06-08 | 2022-11-07 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 無線通信装置 |
-
1998
- 1998-12-21 JP JP36235498A patent/JP3324537B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000182185A (ja) | 2000-06-30 |
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Legal Events
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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