JPH1095424A - ロール状シート収納箱 - Google Patents

ロール状シート収納箱

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JPH1095424A
JPH1095424A JP26913496A JP26913496A JPH1095424A JP H1095424 A JPH1095424 A JP H1095424A JP 26913496 A JP26913496 A JP 26913496A JP 26913496 A JP26913496 A JP 26913496A JP H1095424 A JPH1095424 A JP H1095424A
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sheet
flap
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roll
plate
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裕次 川口
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/08Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
    • B65D83/0847Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls
    • B65D83/0852Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing
    • B65D83/0882Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing and for cutting interconnected articles

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状シート収納箱において、シートをシ
ート引き出し口に保持可能とし、使用性を向上するこ
と。 【解決手段】 ロール状シート収納箱10において、シ
ート引き出し口22を挟んで相対するフラップ11A、
17を有し、シート1を相対するフラップ11A、17
に挟んで引き出し可能とするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タオルペーパー等
のロール状シート収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状シートを所要量引き出し
て切断可能とする多面体のロール状シート収納箱とし
て、実登録第301483号のものがある。この収納箱は、ロ
ール状シートを収納する収納部と、該収納部の天面に設
けられて該収納箱からシートを引き出すためのシート引
き出し口と、該シート引き出し口から引き出されたシー
トを切断するシート切断部とを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の如くの問題点がある。即ち、天面のシート引
き出し口の形状にシート保持機能がない。従って、所要
量のシートを引き出して切断した後、ロールが巻き戻っ
てしまい、次使用分のシートの先端部を保持できず、使
用性が悪い。
【0004】本発明の課題は、ロール状シート収納箱に
おいて、シートをシート引き出し口に保持可能とし、使
用性を向上することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ロール状シートを所要量引き出して切断可能とする
多面体のロール状シート収納箱において、ロール状シー
トを収納する収納部と、該収納部の天面に設けられて該
収納部からシートを引き出すためのシート引き出し口
と、該シート引き出し口から引き出されたシートを切断
するシート切断部とを有し、該シート引き出し口を挟ん
で相対するフラップを有し、シートを該相対するフラッ
プに挟んで引き出し可能とするようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記シート引き出し口が、天
面板の一部を折返した折り返しフラップと、天面板を覆
う蓋フラップとの間に形成され、シートを折り返しフラ
ップの上面と蓋フラップの下面とに挟んで引き出し可能
とするようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記シート引き出し口が、天
面板の一部である第1フラップと他の一部である第2フ
ラップとの間に形成され、シートを第1フラップのエッ
ジと第2フラップのエッジとに挟んで引き出し可能とす
るようにしたものである。
【0008】請求項1に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 シート引き出し口に相対するフラップを設け、シート
をこれらの相対するフラップに挟んで引き出し可能とし
た。従って、所要量のシートを引き出して切断した後、
次使用分のシートの先端部は、これらの相対するフラッ
プに挟まれて保持され、ロールの巻き戻りや過剰な引き
出しを生ずることがない。即ち、次使用分のシートを取
出し易く、使用性を向上できる。
【0009】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 シートを折り返しフラップと蓋フラップの相対する面
の間に挟んで該シートに摺動抵抗を与えることにより、
シートを確実に保持できる。
【0010】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 シートを相対する第1フラップと第2フラップの相対
するエッジの間に挟んで該シートに引っ掛かり抵抗を与
えることにより、天面板の形状の工夫だけでシートを確
実に保持できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態に係る収納箱
の開封前状態を示す模式図、図2は収納箱からのシート
引き出し状態を示す模式図、図3は収納箱の展開図、図
4は補強フラップ貼合せ工程を示す模式図、図5はロー
ルセット工程を示す模式図、図6は正面板と天面板の折
り曲げ工程を示す模式図、図7は折り返しフラップの折
り曲げ工程を示す模式図、図8は蓋フラップの折り曲げ
工程を示す模式図、図9は端面板の差し込み工程を示す
模式図、図10は第2実施形態に係る収納箱の開封前状
態を示す模式図、図11は収納箱の展開図、図12は筒
状箱形成工程を示す模式図、図13はロールセット工程
を示す模式図、図14は端面板の差し込み工程を示す模
式図、図15は組立完了状態を示す模式図、図16は収
納箱からのシート引き出し状態を示す模式図、図17は
シート保持状態を示す模式図、図18はシート引き出し
口の変形例を示す模式図である。
【0012】(第1実施形態)(図1〜図9) ロール状シート収納箱10は、図1〜図3に示す如く、
例えばタオルペーパーのロール状シート1を所要量引き
出して切断し、切断されたシート1を清掃等に供するこ
とを可能とするものである。
【0013】収納箱10は、図3に示す如く、天面板1
1、正面板12、底面板13、背面板14、背面板14
の両側に連結した左右の端面板15、16、端面板1
5、16に連結した左右の差し込みフラップ15A、1
6A、背面板14に連結した蓋フラップ17、蓋フラッ
プ17に連結した補強フラップ17A、蓋フラップ17
に連結した左右のサイドフラップ17B、17B、天面
板11に連結した折り返しフラップ11A、天面板11
に連結した左右のサイドフラップ11B、11B、底面
板13に連結した左右のサイドフラップ13A、13A
を備えた、板紙製直方六面体である。
【0014】収納箱10は、ロール状シート1を収納す
る収納部21と、収納部21の天面に設けられて収納部
21からシート1を引き出すためのシート引き出し口2
2と、シート引き出し口22を開閉する前述の蓋フラッ
プ17と、蓋フラップ17のエッジに形成されたシート
1を切断する鋸歯状(波形曲線状)シート切断部23と
を有している。尚、シート引き出し口22は、収納部2
1に収納されたシート1の幅方向に沿う該収納部21の
全幅に渡って設けられる。
【0015】然るに、収納箱10は、下記(1) 〜(4) の
特徴点を具備する。 (1) シート引き出し口22が、天面板11の一部を折返
した折り返しフラップ11Aと、天面板11を覆う蓋フ
ラップ17(蓋フラップ17は左右のサイドフラップ1
7B、17Bを箱内に差し込み、天面板11に対し一定
の傾角θ(図2)を維持される)との間に形成される
(図2)。このとき、折り返しフラップ11Aは折り返
し前状態への弾発的な上向き復帰習性を備える。これに
より、シート1は、折り返しフラップ11Aの上面と蓋
フラップ17の下面とに挟まれて、摺動抵抗を付与され
ながら引き出し可能とされる。また、引き出し切断後の
シート1の先端部は、これらの折り返しフラップ11
A、蓋フラップ17に挟まれて保持される。
【0016】(2) 収納部21を手組みにより開閉可能と
している。即ち、収納箱10は、後述する組立順序で組
立てられ、天面板11、正面板12、底面板13、背面
板14、左右の端面板15、16、蓋フラップ17を接
着剤を用いずに差し込み組立可能としている。これによ
り、収納箱10は、例えば背面板14、蓋フラップ17
を繰り返し差し込み開閉することにより、新旧ロール1
Aを簡易に詰め替え可能としている。
【0017】(3) 前述の蓋フラップ17のシート切断部
23形成部分回りに補強フラップ17Aを貼合せてあ
る。即ち、蓋フラップ17は、背面板14に設けた罫線
に沿って形成されるヒンジ31で折り曲げることにより
形成される。また、蓋フラップ17には波形曲線状(鋸
歯状)のミシン目32を介して補強フラップ17Aが結
合されており、接着剤を塗布された補強フラップ17A
をこのミシン目32で折り曲げて蓋フラップ17に貼合
せ、この貼合せ後のミシン目32を上述のシート切断部
23とするとともに、このシート切断部23形成部分を
補強フラップ17Aにより補強することとしている。シ
ート切断部23は、鋸刃状をなす山部23Aと谷部23
Bを備える。
【0018】(4) 蓋フラップ17のシート切断部23の
中央部に摘み用凹部33が切欠き形成される。摘み用凹
部33は、蓋フラップ17の裏側に存在する、引き出さ
れたシート1の先端部をあらわにし、これを次引き出し
のために容易に摘み出し可能とする。
【0019】収納箱10は以下の如くに使用される。 (1) ロール状シート1の先端部を、収納部21から、折
り返しフラップ11Aと蓋フラップ17との間に形成さ
れるシート引き出し口22から引き出す(図2)。
【0020】(2) 上記(1) によりシート1を所要量引き
出した後、引き出されたシート1の先端部を上に引き上
げて該シート1の先端部からの所要長さ部位をシート切
断部23に押し当てて切断する。
【0021】(3) 次使用時には、シート1の先端部を蓋
フラップ17の摘み用凹部33に表われている部分から
摘み出し可能とする。
【0022】以下、収納箱10の組立工程について説明
する。収納箱10は、前述の如く、天面板11、正面板
12、底面板13、背面板14、左右の端面板15、1
6、蓋フラップ17を罫線(図3の破線)を介して連結
している。蓋フラップ17は前述の如くに補強フラップ
17A、サイドフラップ17Bを備え、天面板11は前
述の如くに折り返しフラップ11A、サイドフラップ1
1Bを備え、底面板13は前述の如くにサイドフラップ
13Aを備え、端面板15、16は前述の如くに差し込
みフラップ15A、16Aを備えている。
【0023】然るに、収納箱10は、以下の如くに組立
てられる。 (1) 補強フラップ17Aの図3に示した斜線部に接着剤
を塗布し、蓋フラップ17のシート切断部23形成部分
回りに補強フラップ17Aを貼合せる(図4)。
【0024】(2) 底面板13の上にロール1Aを載せ
(図4)、底面板13の左右のサイドフラップ13Aを
折り曲げる(図5)。
【0025】(3) 正面板12、天面板11を折り曲げ、
天面板11の左右のサイドフラップ11Bを折り曲げ、
天面板11の折り返しフラップ11Aを折り返す(図
6)。
【0026】(4) 蓋フラップ17の左右のサイドフラッ
プ17Bを折り曲げ、蓋フラップ17を曲げ起こす(図
7、図8)。
【0027】(5) 背面板14を曲げ起こし、蓋フラップ
17の左右のサイドフラップ17Bを挟持するように、
背面板14の左右の端面板15、16を折り曲げ、それ
ら端面板15、16の差し込みフラップ15A、16A
を箱内に差し込み固定し、図9の組立完了状態とする。
【0028】以下、本実施形態の作用について説明す
る。 シート引き出し口22に相対するフラップ11A、1
7を設け、シートをこれらの相対するフラップ11A、
17に挟んで引き出し可能とした。従って、所要量のシ
ートを引き出して切断した後、次使用分のシートの先端
部は、これらの相対するフラップ11A、17に挟まれ
て保持され、ロールの巻き戻りや過剰な引き出しを生ず
ることがない。即ち、次使用分のシートを取出し易く、
使用性を向上できる。
【0029】シートを折り返しフラップ11Aと蓋フ
ラップ17の相対する面の間に挟んで該シートに摺動抵
抗を与えることにより、シートを確実に保持できる。
【0030】尚、収納箱10にあっては、蓋フラップ1
7の左右のサイドフラップ17Bが左右の端面板15、
16により挟持される。従って、シート引き出し口22
を蓋フラップ17により安定的に確実に封止でき、不使
用時の衛生(収納部21Aの異物侵入防止)、外観(蓋
フラップ17の無秩序な半開きの防止)を向上できる。
【0031】また、収納箱10にあっては、ロール状シ
ート1の紙管に嵌入してロール状シート1を引き出し回
転可能に支持する支持片を両端面に備えるものであって
も良い。
【0032】(第2実施形態)(図10〜図18) ロール状シート収納箱40は、図10、図16、図17
に示す如く、例えばタオルペーパーのロール状シート1
を所要量引き出して切断し、切断されたシート1を清掃
等に供することを可能とするものである。
【0033】収納箱40は、図11に示す如く、天面板
41、正面板42、底面板43、背面板44、天面板4
1の両側に連結した左右の端面板45、46、端面板4
5、46に連結した左右の差し込みフラップ45A、4
6A、天面板41に連結した糊付けフラップ41A、背
面板44に連結した蓋板47、蓋板47に連結した縁板
47A、47B、47C、縁板47Aに連結した突片4
8、正面板42に連結した左右のサイドフラップ42
A、42A、背面板44に連結した左右のサイドフラッ
プ44A、44Aを備えた、板紙製直方六面体である。
【0034】収納箱40は、ロール状シート1を収納す
る収納部51と収納部51の天面に設けられて収納部5
1からロール状シート1を引き出すためのシート引き出
し口52と、シート引き出し口52を開閉する前述の蓋
板47と、天面板41と正面板42との間の罫線に設け
たミシン目からなる鋸歯状(波形曲線状)シート切断部
53とを有している。
【0035】然るに、収納箱40は、下記(1) 〜(3) の
特徴点を具備する。 (1) シート引き出し口52が、天面板41の一部である
曲線状の第1フラップ61と、他の一部である曲線状の
第2フラップ62との間に形成される。そして、シート
1は、第1フラップ61の曲線状エッジと第2フラップ
62の曲線状エッジとに挟まれて、引っ掛かり抵抗を付
与されながら引き出し可能とされる。また、引き出し切
断後のシート1の先端部は、それらの第1フラップ6
1、第2フラップ62のエッジに挟まれて保持される。
尚、シート引き出し口52の形状は図18(A)〜
(D)の如くに変形できる。
【0036】(2) 収納部51を手組みにより開閉可能と
している。即ち、収納箱40は、後述する組立順序で組
立てられ、左右の端面板45、46を接着剤を用いずに
差し込み組立可能としている。これにより、収納箱40
は、端面板45、46を繰り返し差し込み開閉すること
により、新旧ロール1Aを簡易に詰め替え可能とする。
【0037】(3) 蓋板47は、外縁に縁板47A、47
B、47Cを立ち上げられ、天面板41の外回りに嵌着
するように繰り返し係脱でき、天面板41のシート引き
出し口52を安定確実に再封止できる。
【0038】そして、蓋板47は縁板47Aの裏面に突
片48を貼合され、蓋板47を閉じたとき、この突片4
8を正面板42の係合孔49に係脱でき、蓋板47を天
面板41の外回りに安定的に嵌着維持できる。
【0039】収納箱40は、以下の如くに使用される。 (1) 蓋板47を開け、シート1をシート引き出し口52
から摘んで引き出す(図16)。
【0040】(2) 上記(1) によりシート1を所要量引き
出した後、引き出されたシート1の先端部を上に引き上
げて該シート1の先端部から所要長さ部位をシート切断
部53に押し当てて切断する。切断後の次使用分のシー
ト1の先端部はシート引き出し口52の第1フラップ6
1と第2フラップ62とに挟まれて保持される(図1
7)。
【0041】(3) 蓋板47を閉じる。このとき、蓋板4
7の突片48は正面板42の係合孔49に係合する。
【0042】以下、収納箱40の組立工程について説明
する。収納箱40は、前述の如く、天面板41、正面板
42、底面板43、背面板44、左右の端面板45、4
6、蓋板47を罫線(図11の破線)を介して連結して
いる。端面板45、46は前述の如くに差し込みフラッ
プ45A、46Aを備え、天面板41は前述の如くに糊
付けフラップ41Aを備え、蓋板47は前述の如くに縁
板47A、47B、47C、突片48を備え、正面板4
2は前述の如くにサイドフラップ42Aを備え、背面板
44は前述の如くにサイドフラップ44Aを備えてい
る。
【0043】然るに、収納箱40は、以下の如くに組立
てられる。 (1) 天面板41の糊付けフラップ41Aと、背面板44
の図1に示した斜線部に接着剤を塗布し、糊付けフラッ
プ41Aと背面板44とを貼合せる(図11、図1
2)。このとき、天面板41にはシート引き出し口52
が、正面板42には係合孔49が切欠き形成されてい
る。
【0044】(2) 蓋板47の縁板47A、47B、47
Cの、図12に示した斜線部に接着剤を塗布し、蓋板4
7の外縁に縁板47A、47B、47Cを立ち上げる
(図12、図13)。
【0045】(3) 上記(1) の糊付けフラップ41Aに背
面板44を貼合せた筒状箱を起こし、この筒状箱内へロ
ール1Aを挿入する(図13)。
【0046】(4) 正面板42のサイドフラップ42A、
背面板44のサイドフラップ44Aを折り曲げ、更に端
面板45、46を折り曲げ、それらの差し込みフラップ
45A、46Aを差し込んで(図14)、図15の組立
完了状態とする。
【0047】以下、本実施形態の作用について説明す
る。 シート引き出し口52に相対するフラップ61、62
を設け、シートをこれらの相対するフラップ61、62
に挟んで引き出し可能とした。従って、所要量のシート
を引き出して切断した後、次使用分のシートの先端部
は、これらの相対するフラップ61、62に挟まれて保
持され、ロールの巻き戻りや過剰な引き出しを生ずるこ
とがない。即ち、次使用分のシートを取出し易く、使用
性を向上できる。
【0048】シートを相対する第1フラップ61と第
2フラップ62の相対するエッジの間に挟んで該シート
に引っ掛かり抵抗を与えることにより、天面板の形状の
工夫だけでシートを確実に保持できる。
【0049】尚、収納箱40にあっては、蓋板47が外
縁に縁板47A〜47Cを立ち上げて天面板41の外回
りに嵌着し、且つ突片48が正面板42の係合孔49に
係合する。従って、シート引き出し口52を蓋板47に
より安定的に確実に封止でき、不使用時の衛生(収納部
51への異物侵入防止)、外観(蓋板47の無秩序な半
開きの防止)を向上できる。
【0050】また、収納箱40にあっては、ロール状シ
ート1の紙管に嵌入してロール状シート1を引き出し回
転可能に支持する支持片を両端面に備えるものであって
も良い。
【0051】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロール状
シート収納箱において、シートをシート引き出し口に保
持可能とし、使用性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態に係る収納箱の開封前状態
を示す模式図である。
【図2】図2は収納箱からのシート引き出し状態を示す
模式図である。
【図3】図3は収納箱の展開図である。
【図4】図4は補強フラップ貼合せ工程を示す模式図で
ある。
【図5】図5はロールセット工程を示す模式図である。
【図6】図6は正面板と天面板の折り曲げ工程を示す模
式図である。
【図7】図7は折り返しフラップの折り曲げ工程を示す
模式図である。
【図8】図8は蓋フラップの折り曲げ工程を示す模式図
である。
【図9】図9は端面板の差し込み工程を示す模式図であ
る。
【図10】図10は第2実施形態に係る収納箱の開封前
状態を示す模式図である。
【図11】図11は収納箱の展開図である。
【図12】図12は筒状箱形成工程を示す模式図であ
る。
【図13】図13はロールセット工程を示す模式図であ
る。
【図14】図14は端面板の差し込み工程を示す模式図
である。
【図15】図15は組立完了状態を示す模式図である。
【図16】図15は組立完了状態を示す模式図である。
【図17】図17はシート保持状態を示す模式図であ
る。
【図18】図18はシート引き出し口の変形例を示す模
式図である。
【符号の説明】
1 ロール状シート 10、40 ロール状シート収納箱 11、41 天面板 11A 折り返しフラップ 17 蓋フラップ 21、51 収納部 22、52 シート引き出し口 23、53 シート切断部 61 第1フラップ 62 第2フラップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状シートを所要量引き出して切断
    可能とする多面体のロール状シート収納箱において、 ロール状シートを収納する収納部と、該収納部の天面に
    設けられて該収納部からシートを引き出すためのシート
    引き出し口と、該シート引き出し口から引き出されたシ
    ートを切断するシート切断部とを有し、 該シート引き出し口を挟んで相対するフラップを有し、
    シートを該相対するフラップに挟んで引き出し可能とす
    ることを特徴とするロール状シート収納箱。
  2. 【請求項2】 前記シート引き出し口が、天面板の一部
    を折返した折り返しフラップと、天面板を覆う蓋フラッ
    プとの間に形成され、 シートを折り返しフラップの上面と蓋フラップの下面と
    に挟んで引き出し可能とする請求項1記載のロール状シ
    ート収納箱。
  3. 【請求項3】 前記シート引き出し口が、天面板の一部
    である第1フラップと他の一部である第2フラップとの
    間に形成され、 シートを第1フラップのエッジと第2フラップのエッジ
    とに挟んで引き出し可能とする請求項1記載のロール状
    シート収納箱。
JP26913496A 1996-09-20 1996-09-20 ロール状シート収納箱 Expired - Fee Related JP3690549B2 (ja)

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ITMI20101335A1 (it) * 2010-07-20 2012-01-21 Gi Bi Effe Srl "contenitore per rotoli di materiale in foglio, con strappo del foglio facilitato e regolare"
JP5232961B1 (ja) * 2012-05-24 2013-07-10 哲夫 村山 ロールペーパーボックス

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