JPH1095308A - スリップガイド - Google Patents

スリップガイド

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JPH1095308A
JPH1095308A JP8271299A JP27129996A JPH1095308A JP H1095308 A JPH1095308 A JP H1095308A JP 8271299 A JP8271299 A JP 8271299A JP 27129996 A JP27129996 A JP 27129996A JP H1095308 A JPH1095308 A JP H1095308A
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sliding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でありながらウェビングの滑りを
良好に保ってシートベルト装着時等の操作性を向上させ
ると共に、環境温度変化による被覆樹脂の亀裂発生を防
止し、耐久性の優れた良好なスリップガイドを提供す
る。 【解決手段】 インサート金具2に被覆樹脂6をモール
ド成形してなるスルーアンカ1は、前記被覆樹脂6より
も低摩擦で熱膨張率が小さく機械的強度も高いシート材
14が、ウェビングとの摺動部9にインサート成形され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト装置
のウェビングを所定の方向・位置に案内するために使用
されるスリップガイドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の乗員等を座席に安全に保持
するためのシートベルト装置としては、連続ウェビング
を用いて三点式シートベルト装置としたものがある。こ
の種のシートベルト装置は、図8に示すように、ウェビ
ング7の一端部がリトラクター(巻取り装置)27に巻
回され、他端部がスルーアンカ32を通ってセンターピ
ラー13の下部に軸支されたアンカープレート28に係
止されており、アンカープレート28とスルーアンカ3
2との間のウェビング7に配設されたスルータング29
を、車体略中央部に立設されたバックル30に係合させ
ることにより、乗員を座席31に保持している。
【0003】そして、リトラクター27等の車両のボデ
ィ取付け関係から、三点式シートベルト装置には、前記
スルーアンカ32や前記スルータング29の外にも、図
示しないベルトガイドやスルーベルト、或いはリトラク
ター出口のウェビングガイド等のようにウェビング7を
所定の方向・位置に案内するためのスリップガイドが多
く配設されている。
【0004】この様なスリップガイドには、ウェビング
7を案内する長孔のベルトスロットが設けられており、
このベルトスロットに挿通されたウェビング7が直接接
触し、摺動する。そこで、ウェビング巻取りの巻取り性
を及びウェビング引き出しの操作感を良くするために
は、スリップガイドの少なくともウェビングとの接触部
における摩擦抵抗を可能な限り低く抑えることが必要で
あり、被覆樹脂により表面形状を滑らかにしたり表面処
理を施したりしている。また、前記スリップガイドに
は、車両衝突時に荷重を負担しなければならないものが
あり、荷重作用時に変形することがない十分な機械的強
度も要求される。
【0005】しかしながら、一般に機械的強度の高い樹
脂材料は摺動性が良くなく、摩擦係数が小さく摺動性の
良い低摩擦材料は強度が低いという傾向があり、機械的
強度を落とすことなく摺動性を改善することは困難であ
った。そこで、例えば実公昭57−36209号公報に
開示されているように、低摩擦材料により作成されたパ
イプの一辺をパイプの軸線に沿って切欠き、この切欠き
部の幅を心金の外径よりも小としてこのパイプをその弾
性力を利用して心金へ被冠し、その外周部にウェビング
を巻き掛けることにより、ウェビングとパイプ外周との
間の摺動抵抗を低減するウェビングガイドが提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭57−36209号公報に開示されたウェビングガ
イドは、パイプの一辺をパイプの軸線に沿って切り欠い
て、このパイプをその弾性力を利用して心金へ被冠する
ものであるから、パイプの装着工程の為の手間並びに品
質管理に多大の労力を必要とするという問題がある。そ
の上、ウェビングの摺動部に強い摺動力がかかると、パ
イプが回転したり、割れるなどの問題点をも有してい
た。即ち、上記ウェビングガイドは、機械的な強度が充
分ではなく、また充分な装着力によって取り付けられた
ものではなかった。
【0007】また、インサート金具に被覆樹脂をモール
ド成形したスリップガイドでは、芯材である鋼製の強度
部材から被覆樹脂の表面までの肉厚不均一による成形歪
みや応力歪みが生じると共に、インサート金具と被覆樹
脂の間の熱膨張率の差が大きいので、低温雰囲気(通
常、−30℃〜−40℃)と高温雰囲気(通常、80℃
〜100℃)との間の熱サイクル条件下では被覆樹脂が
割れを発生することがある。即ち、熱膨張・収縮時に
は、このようなインサート金具と被覆樹脂の熱膨張率の
差(一般的な被覆樹脂の熱膨張率は、インサート金具の
数倍である)によって、該被覆樹脂には高温・低温いず
れの環境においても引張り応力が発生し、このような過
大な引張り応力の繰り返しが生じることによって亀裂が
発生する。ところが、この様な割れに対しては上記ウェ
ビングガイドでは防止効果が得られない。
【0008】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることに係り、簡単な構造でありながらウェビングの滑
りを良好に保ってシートベルト装着時等の操作性を向上
させると共に、環境温度変化による被覆樹脂の亀裂発生
を防止し、耐久性の優れた良好なスリップガイドを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、イ
ンサート金具に被覆樹脂をモールド成形してなるスリッ
プガイドにおいて、前記被覆樹脂よりも低摩擦で熱膨張
率が小さく機械的強度も高いシート材が、少なくともス
リップガイドのウェビングとの摺動部にインサート成形
されていることを特徴とするスリップガイドにより達成
される。
【0010】尚、好ましくは前記シート材に孔を穿設
し、被覆樹脂が該孔に入り込むようにして成形される。
又、好ましくは前記シート材の一部を内側に折り曲げて
被覆樹脂に食い込ませる。また、本発明における低摩擦
で熱膨張率が小さく機械的強度も高いシート材として
は、例えばノルグライド(商品名(ノートン株式会社
製))を用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のスリップガイドにおける一実施形態を詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施形態に係るスルーアンカ1の
正面図、図2は図1のA−A線に沿う拡大断面図、図3
は要部拡大断面図、図4はシート材の展開平面図、図5
はシート材の加工後の全体斜視図、図6はシート材の部
分断面図、図7はスルーアンカ1の成形時の要部断面図
である。
【0012】図1乃至図3に示した本実施形態のスルー
アンカ1は、鋼材製のインサート金具2と、該インサー
ト金具2の要部にモールド成形により一体化された被覆
樹脂6とを備えたスリップガイドである。前記インサー
ト金具2は、図2に示すように、ウェビング7が挿通さ
れるウェビング挿通スロット3を形成する環状のウェビ
ングガイド部5と、雄ねじ部材11により回動自在にセ
ンターピラー13に取り付けられる車体取付部12とを
一体形状に金属板から打ち抜き、外郭形状を整えたもの
である。尚、該インサート金具2は、耐荷重性能を確保
する役割を果たすもので、所定の荷重に耐えられるよう
に、例えば材質として炭素鋼鋼材(JIS SC材)を
選定し、板厚等が選定される。
【0013】一方、被覆樹脂6は、成形処理を済ませた
インサート金具2のウェビングガイド部5に一体モール
ド成形され、インサート金具2のエッジとウェビング7
が接触しないように、少なくとも前記ウェビング挿通ス
ロット3の縁を覆っている。即ち、前記被覆樹脂6は、
ウェビング張力が作用するインサート金具2のエッジを
機械的強度の高い樹脂によって覆うことにより、ウェビ
ング折り返し部におけるウェビング7の折り返し角度を
大きくして前記エッジとのウェビング7のエッジ当たり
を防いでいる。尚、機械的強度に優れた被覆樹脂として
は、例えば、ポリアミド6などのポリアミド系、ポリア
セタール及びポリプロピレンに強化剤を入れた樹脂やポ
リカーボネートなどを用いることができる。
【0014】更に、前記ウェビング挿通スロット3のウ
ェビング7が摺動する摺動部9には、前記被覆樹脂6よ
りも低摩擦で熱膨張率が小さく機械的強度も高いシート
材14がインサート成形によって取り付けられている。
このシート材14は、図6に示すように、縦横に編まれ
た金網15の両面にフッ素樹脂16を被覆したシート材
料(商品名:ノルグライド(ノートン株式会社製))か
ら成り、前述ように、被覆樹脂6よりも低摩擦であるば
かりか、熱膨張率も小さく、機械的強度も優れている。
【0015】そして、前記シート材14は、図4の展開
平面図に示すように、プレス加工や打ち抜き加工などの
手段によって、全体を略長方形に形成されると共に、長
手方向の両側縁17,17に沿って所定間隔に複数個の
孔18が穿設され、中央には略I字形のスリット19が
所定間隔をおいて長手方向に二ヶ所形成されている。そ
こで、図5に示すように、前記シート材14の短手方向
を円弧状に曲げて、一側面が切り欠けられた略半筒体状
に該シート材14を形成する。更に、前記スリット19
に沿って対向する二つの突片20,20を内側に曲げ起
こすと共に、前記両側縁17,17も内側に折り曲げら
れる。
【0016】次に、このように構成したシート材14を
インサート成形によって摺動部9に取付ける方法を図7
に基づいて詳述する。図7は、上記スルーアンカ1をモ
ールド成形する成形金型25の要部断面図であり、該成
形金型25は上金型21と下金型22とから成る。これ
ら上金型21と下金型22の間に形成されたキャビティ
23内には、予めインサート金具2がセットされ、該イ
ンサート金具2に被覆樹脂6がモールド成形される。
【0017】この際、前記ウェビングガイド部5のウェ
ビング挿通スロット3側(図7中、左側)には、図7に
示すように、前記突片20,20で挟持するようにして
前記シート材14が仮係止され、インサート金具2と共
にキャビティ23内にセットされる。そこで、前記ウェ
ビングガイド部5の自由端側(図7中、右側)に位置す
る射出ゲート24より、加熱溶融した被覆樹脂6をキャ
ビティ23内に射出すると、シート材14が溶融樹脂の
射出圧力によってウェビングガイド部5から離れ、ウェ
ビング挿通スロット3側の金型内面に押付けられた状態
で溶融樹脂がキャビティ23内に充填され、固化され
る。この時、シート材14は溶融樹脂の射出圧力によっ
て金型内面に押付けられ、所望の成形形状に矯正される
ので、キャビティ23内にセットされるシート材14の
形状を予め所望の曲げ形状に管理する必要がない。
【0018】そして、インサート金具2に被覆樹脂6を
モールド成形すると同時に摺動部9に取付けられた前記
シート材14は、溶融樹脂が孔18内に入り込むと共
に、折り曲げた両側縁17,17が被覆樹脂6の内部に
食い込むので、極めて強固に摺動部9に一体成形され
る。即ち、前記シート材14は、インサート金具2に被
覆樹脂6をモールド成形する際、ウェビングガイド部5
に仮係止させるという簡単な組込み動作だけで極めて強
固に摺動部9に取付けられる。
【0019】従って、前記ウェビング挿通スロット3の
ウェビング7が摺動する摺動部9には、前記被覆樹脂6
よりも低摩擦のシート材14がインサート成形によって
取り付けられ、ウェビング挿通スロット3の摺動部9に
おける摺動を円滑にしてウェビング引き出し時及びウェ
ビング巻取り時の操作性を良好にすることができる。ま
た、車両緊急時等でウェビング7に張力が生じ、ウェビ
ング挿通スロット3の摺動部9に荷重が作用した際に
は、ポリアミド系、ポリアセタール及びポリプロピレン
に強化材を入れた樹脂やポリカーボネート等の機械的強
度の高い樹脂からなる前記被覆樹脂6が、摺動部9に作
用する荷重を変形することなく支持し、ウェビング折り
返し部におけるインサート金具2とのウェビング7のエ
ッジ当たりを防止することができる。この際、前記シー
ト材14は極めて強固に摺動部9に一体成形されている
ので、摺動部9に作用する荷重により割れたり、脱落し
たりすることがない。
【0020】更に、前記摺動部9に取付けられたシート
材14は、熱膨張率が小さく機械的強度も高いので、該
摺動部9を一体成形する被覆樹脂6の温度による寸法変
化を拘束し、摺動部9における被覆樹脂6の線膨張係数
を見掛け上小さくすることができる。そこで、環境温度
の変化によって摺動部9の被覆樹脂6が膨張・収縮を起
こそうとしても、その変化はシート材14に因って牽制
されてその変化量を減ぜられる。
【0021】従って、環境温度の変化による熱膨張・収
縮の繰り返しが生じても、摺動部9の被覆樹脂6には、
過大な引張り繰返し応力の集中が生ずることはなく、優
れた熱サイクル耐久性を発揮することができる。尚、上
記実施形態では、シート材14としてノルグライド(商
品名)を用いたが、本発明のシート材はこれに限定され
るものではなく、被覆樹脂よりも低摩擦で熱膨張率が小
さく機械的強度も高いシート材であれば種々のものを用
いることができ、該シート材の形状も本実施形態の形状
に限定されるものではない。
【0022】更に、本発明のスリップガイドは、上記実
施形態で示したスルーアンカに限らず、ウェビングを所
定の方向・位置に案内するためにシートベルト装置に使
用される種々のスリップガイドに応用することができる
ことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明のスリップガイドによれば、ウェ
ビングが摺動する摺動部には、被覆樹脂よりも低摩擦の
シート材をインサート成形によって容易に取り付けるこ
とができ、該摺動部における摺動を円滑にしてウェビン
グ引き出し時及びウェビング巻取り時の操作性を良好に
することができる。
【0024】更に、環境温度の変化によってスリップガ
イドの被覆樹脂が膨張・収縮を起こそうとしても、その
変化はシート材に因って牽制或いは阻止されてその変化
量を減ぜられる。即ち、前記シート材が、被覆樹脂に対
して補強材的役割を果たし、その結果として被覆樹脂部
分の熱膨張率が小さくなり、該被覆樹脂の寸法変化が抑
制される。
【0025】そこで、環境温度の変化による熱膨張・収
縮の繰り返しが生じても、被覆樹脂の体積的くびれ部や
屈曲部等の部分には、過大な引張り繰返し応力の集中が
生ずることはなく、優れた熱サイクル耐久性を発揮する
ことができる。従って、簡単な構造でありながらウェビ
ングの滑りを良好に保ってシートベルト装着時等の操作
性を向上させると共に、環境温度変化による被覆樹脂の
亀裂発生を防止し、耐久性の優れた良好なスリップガイ
ドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスルーアンカの正面
図である。
【図2】図2は図1のA−A線に沿う拡大断面図であ
る。
【図3】図1に示したスルーアンカの要部拡大断面図で
ある。
【図4】シート材の展開平面図である。
【図5】シート材の加工後の全体斜視図である。
【図6】シート材の部分断面図である。
【図7】スルーアンカの成形時の要部断面図である。
【図8】三点式シートベルト装置の構成を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 スルーアンカ 2 インサート金具 3 ウェビング挿通スロット 5 ウェビングガイド部 6 被覆樹脂 7 ウェビング 9 摺動部 12 車体取付部 14 シート部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサート金具に被覆樹脂をモールド成
    形してなるスリップガイドにおいて、 前記被覆樹脂よりも低摩擦で熱膨張率が小さく機械的強
    度も高いシート材が、少なくともスリップガイドのウェ
    ビングとの摺動部にインサート成形されていることを特
    徴とするスリップガイド。
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