JPH109497A - 半導体製造用ガスの供給路 - Google Patents

半導体製造用ガスの供給路

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JPH109497A
JPH109497A JP16935496A JP16935496A JPH109497A JP H109497 A JPH109497 A JP H109497A JP 16935496 A JP16935496 A JP 16935496A JP 16935496 A JP16935496 A JP 16935496A JP H109497 A JPH109497 A JP H109497A
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JP
Japan
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gas
semiconductor manufacturing
pipe
purifier
manufacturing apparatus
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Pending
Application number
JP16935496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Nakamuta
正彦 中牟田
Chitoshi Nogami
千俊 野上
Atsushi Shigemori
敦 繁森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani International Corp
Original Assignee
Iwatani International Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工コストを下げるとともに、高純度のガス
を半導体製造装置に供給することのできる半導体製造用
ガスの供給路を提供する。 【解決手段】 半導体製造装置(2)の近傍部に第1ガス
精製装置(9)を配置するとともに、半導体製造装置(2)
の直近部分に第2ガス精製装置を配置する。ガス供給源
(1)と第1ガス精製装置(9)との間を光輝焼鈍管で接続
するとともに、第1ガス精製装置(9)と半導体製造装置
(2)との間を電解研磨管で接続する。第1ガス精製装置
(9)と第2ガス精製装置(10)との間から導出したサンプ
ル管(11)を分析装置(12)に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、半導体製造装置に供給
する半導体製造装置に供給するガスの供給路に関し、特
に、希釈用ガスの供給路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年半導体の高集積化により、よりクリ
ーンなガス(例えば、不純物の混合割合がppbオーダ
ーの高純度ガス)を半導体製造装置に供給することが求
められている。ところで、原料ガスの純度が高くても、
配管内面から放出されるガス(アウトガス)で供給ガス
が汚染されることがある。そこで、従来、配管を電解研
磨管(EP管)で形成するとともにガス供給源に第1精
製装置と分析装置とを配置し、この第1精製装置で精製
された精製ガスを作業室(クリーンルーム)内に配置し
た第2精製装置を介して半導体製造装置に供給するよう
にしたものや、ガス供給源に分析装置を配置するととも
に、配管内面に酸化不動態膜やクロムリッチ不動態膜を
形成したもの(OP管やCRP管)でガス供給源と半導
体製造装置とを接続したものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、配管をEP
管で構成したものでは、配管内面からのアウトガスによ
る汚染を完全に防止することは困難であることから、ガ
ス供給源に配設した精製装置のほかに半導体製造装置の
近傍部に精製装置を配置しなければならない。このた
め、この配管をEP管で構成したものでは、ガス供給路
を構成する機器点数が多く、全体としての施工コストが
高くなるという問題がある。また、このものでは、実際
に半導体製造装置に流入するガスの純度を確認できない
という問題もある。
【0004】一方、ガス供給路の配管全体をOP管やC
RP管で構成したものでは、配管内面からのアウトガス
による汚染はないとされているが、配管材料が高価なう
え、高度な配管施工技術が要求されることから、施工コ
ストが高いという問題があった。また、立ち上げ時に入
念なパージ処理が必要になるとともに、配管の変更時に
全体を汚染してしまう虞れがあり、配管変更を容易に行
えないという問題もあった。
【0005】本発明は、このような点に鑑み提案された
もので、施工コストを下げるとともに、高純度のガスを
半導体製造装置に供給することのできる半導体製造用ガ
スの供給路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、半導体製造装置の近傍部に第1ガス精製
装置を配置するとともに、半導体製造装置の直近部分に
第2ガス精製装置を配置し、ガス供給源と第1ガス精製
装置との間を光輝焼鈍管で接続するとともに、第1ガス
精製装置と半導体製造装置との間を電解研磨管で接続
し、第1ガス精製装置と第2ガス精製装置との間から導
出したサンプル管を分析装置に接続したことを特徴とし
ている。
【0007】
【作用】本発明では、半導体製造装置の近傍部に第1ガ
ス精製装置を配置するとともに、半導体製造装置の直近
部分に第2ガス精製装置を配置し、ガス供給源とガス第
1精製装置との間を光輝焼鈍管で接続するとともに、第
1ガス精製装置と半導体製造装置との間を電解研磨管で
接続し、第1ガス精製装置と第2ガス精製装置との間か
ら導出したサンプル管を分析装置に接続しているので、
半導体製造装置への導入直前に精製して半導体製造装置
に高純度のガスを供給することができるうえ、半導体製
造装置に導入されるガスの純度をモニタリングでき、か
つ、配管系のイニシアルコストを低減することができ
る。
【0008】また、供給ガスは半導体製造装置に導入さ
れる直前に精製されることになるから、仮に第1ガス精
製装置よりも上流側で配管内壁からのアウトガスによる
汚染が発生しても第1ガス精製装置よりも下流側にその
汚染影響がでにくくなる。これにより、配管ルートの変
更にも対応しやすく、施工後の立ち上がりも早くなる。
【0009】
【発明の実施の形態】図面は半導体製造用ガスの供給系
を示す概要図であり、図中符号(1)はガス供給源、(2)
は半導体製造装置、(3)はガス供給源(1)と半導体製造
装置(2)とを接続するガス供給路であり、ガス供給源
(1)は液体アルゴンや液体窒素等の希釈用ガスとなる液
化ガスを貯蔵する液化ガス貯蔵槽(4)と気化器(5)及び
減圧装置(6)とで構成してある。そして、このガス供給
系では、1つのガス供給源(1)から複数の半導体製造装
置(2)に希釈用ガスを供給できるようにしてある。
【0010】ガス供給路(3)は、ガス供給源(1)から導
出した本管部分(7)と各半導体製造装置(2)に接続する
枝管部分(8)とで構成してあり、本管部分(7)にガス供
給源(1)から導出した希釈用ガスから不純ガス成分を除
去する第1ガス精製装置(9)が配置してあり、各枝管
部分(8)には第2ガス精製装置(10)がそれぞれ装着し
てある。この第2ガス精製装置(10)は、各半導体製造装
置(2)に供給されている他種ガスの吹き戻し等による第
1ガス精製装置(9)よりも下流側での汚染に対応するも
ので、各半導体製造装置(2)の直近位置に配設してあ
る。
【0011】そして、第1ガス精製装置(9)と第2ガス
精製装置(10)との間の各枝管部分(8)からサンプル管(1
1)が導出してあり、このサンプル配管(11)はガス分析装
置(12)に連通接続してある。
【0012】そして、このガス供給系では、ガス供給路
(3)の本管部分(7)の第1ガス精製装置(10)の入口まで
は光輝焼鈍管(BA管)で、また、第1ガス精製装置(10)
よりも下流側のの本管部分及び枝管部分(8)は電解研磨
管(EP管)で配管してある。
【0013】ガス供給源(1)と第1触媒式精製装置(9)
とを30mのBA管で接続し、第1ガス精製装置(9)と
第2ガス精製装置(10)とを3mのEP管で接続し、第2
ガス精製装置(10)と半導体製造装置(2)とを2mのEP
管で接続し、供給ガスとして液体アルゴンを気化させた
ものを使用して、ガス供給源(1)の出口部分と、第2ガ
ス精製装置(10)の入口部分からサンプリングしたガスを
大気圧イオン分析計で分析し、検出した不純ガス成分を
表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】本発明では、半導体製造装置に導入する
直前にガスを精製するようにしていることから、半導体
製造装置の要求するガス純度に容易に対応することがで
きるうえ、半導体製造装置の直近でガス分析を行ってい
ることから、半導体製造装置に導入するガスの品質を正
確に把握することができる。
【0016】さらに、半導体製造装置に導入する直前に
ガスを精製するようにしていることから、第1ガス精製
装置までの間での配管内面からのアウトガスによる汚染
対策を採らなくてもよく、第1ガス精製装置よりも上流
側を安価な光輝焼鈍管で配管することができるうえ、配
管施工も容易に行うことができるから、施工コストを低
下させることができる。
【0017】また、半導体製造装置の近傍に第1ガス精
製装置を配置し、導入直前にガス精製するようにしてあ
ることから、配管フローの変更や改造に際して、配管系
に汚染が発生しても、その汚染影響が第1ガス精製装置
の下流側に現れることを防止することができる。
【0018】さらに、第1ガス精製装置から半導体ガス
製造装置の間に第2ガス精製装置を配置してあるので、
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体製造用ガスの供給系を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
1…ガス供給源、2…半導体製造装置、3…ガス供給
路、9…第1ガス精製装置、10…第2ガス精製装置、11
…サンプル管、12…分析装置。
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】さらに、第1ガス精製装置から半導体製
装置の間に第2ガス精製装置を配置してあるので、第1
ガス精製装置と第2ガス精製装置との間から導出したサ
ンプル管から、仮に 不純物が混入することがあっても第
2ガス精製装置の存在によって半導体製造装置が汚染
れることを防止することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源(1)と半導体製造装置(2)と
    を接続する半導体製造用ガスの供給路(3)であって、半
    導体製造装置(2)の近傍部に第1ガス精製装置(9)を配
    置するとともに、半導体製造装置(2)の直近に第2ガス
    精製装置(10)を配置し、ガス供給源(1)と第1ガス精製
    装置(9)との間を光輝焼鈍管で接続するとともに、第1
    ガス精製装置(9)と半導体製造装置(2)との間を電解研
    磨管で接続し、第1ガス精製装置(9)と第2ガス精製装
    置(10)との間から導出したサンプル管(11)を分析装置(1
    2)に接続したことを特徴とする半導体製造用ガスの供給
    路。
  2. 【請求項2】 第1ガス精製装置(9)と半導体製造装置
    (2)とを接続する供給路を複数に分岐させ、各分岐路に
    第2ガス精製装置(10)を配置し、サンプル管(11)を各分
    岐管から導出した請求項1には記載の半導体製造用ガス
    の供給路。
JP16935496A 1996-06-28 1996-06-28 半導体製造用ガスの供給路 Pending JPH109497A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225210A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Mitsui Chemicals Inc オンサイト型ガス製造方法、製造装置およびガス製造販売システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225210A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Mitsui Chemicals Inc オンサイト型ガス製造方法、製造装置およびガス製造販売システム
JP4575806B2 (ja) * 2005-02-18 2010-11-04 三井化学株式会社 オンサイト型ガス製造装置およびガス製造販売システム

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