JPH1094977A - 打撃工具の動作モード切換え装置 - Google Patents

打撃工具の動作モード切換え装置

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Publication number
JPH1094977A
JPH1094977A JP24952096A JP24952096A JPH1094977A JP H1094977 A JPH1094977 A JP H1094977A JP 24952096 A JP24952096 A JP 24952096A JP 24952096 A JP24952096 A JP 24952096A JP H1094977 A JPH1094977 A JP H1094977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting lever
lever
operation mode
switching device
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24952096A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Kotado
誠一 古田土
Yoshihiko Watanabe
喜彦 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP24952096A priority Critical patent/JPH1094977A/ja
Publication of JPH1094977A publication Critical patent/JPH1094977A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打撃工具の振動や不用意な接触等により整定
レバーが不意に回動してしまうことを防止し、安全性及
び操作性に優れた動作モード切換え装置を提供すること
である。 【解決手段】 整定レバー23を矢印38方向に引っ張
ることで、スプリング31を圧縮しながら整定レバー2
3が移動し、ニードルピン36がプレート34の穴35
から外れた後、整定レバー23を所望のセット位置に回
動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運動変換機構部、
打撃伝達機構部及び回転伝達機構部を有する打撃工具の
動作モード切換え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における動作モード切換え装置は、
特公昭61−19395号公報及び特表平4−5000
43号公報に記載されているように工具ホルダに連結さ
れたシリンダと駆動ホイールとの間に回転運動を伝達す
るための連結部材を設け、この連結部材をシリンダに連
結し、整定レバーによって連結部材が駆動ホイールに連
結する連結位置、空転位置及び打撃工具をケーシングに
対してロックするロック位置とを打撃軸線方向に移動可
能な構成にすることで任意に選択できた。また連結部材
の両側には突部または凹部を設け、これに補完する形状
を駆動ホイールの端部とケーシングにそれぞれ設けるこ
とで、整定レバーを単に回動させるだけで動作モードを
切換えることのできる構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来における動作モー
ド切換え装置では、整定レバーの回動する節度をスプリ
ング及びスチールボールを用いて行っていた。つまりス
チールボールをスプリングにより押し付けることで生じ
る抵抗を利用していた。しかし、上記構成においては、
打撃工具の振動や不用意な接触等により整定レバーが不
意に回動してしまうという問題を有していた。
【0004】本発明の目的は、上記問題を解消し、整定
レバーが不意に回動することのない安全性及び操作性に
優れた動作モード切換え装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、連結部材を
移動する偏心軸付レバーシャフト(以下レバーシャフト
と称す)を回動させるニードルピン付整定レバー(以下
整定レバーと称す)と、レバーシャフトと整定レバーと
の間に配設したスプリングとを設け、整定レバーがスプ
リングに抗して軸方向に移動し、プレートの穴に係合し
ていたニードルピンの係合を解除し、その後、整定レバ
ーを回動する2モーション動作にすることにより達成さ
れる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明になる打撃工具の動
作モード切換え装置の一実施例を図1乃至図5を用いて
説明する。図1は本発明になる動作モード切換え装置の
一実施例を示す一部縦断側面図、図2は本発明になる回
転力及び打撃力を先端工具21に伝達可能な位置に整定
レバー23を回動させた状態を示す図1の拡大図、図3
は本発明になる打撃力を先端工具21に伝達可能な位置
に整定レバー23を回動させた状態を示す縦断側面図、
図4は本発明になるシリンダ11をロック可能な位置ま
で整定レバー23を回動させた状態を示す縦断側面図、
図5は図3に示す矢印38方向に整定レバー23を引い
た状態を示す縦断側面図である。本体枠を形成するハウ
ジング1内にモータ(回転子2、固定子3)があり、ハ
ウジング1に固定されたクランクケース4内にクランク
シャフト5が回転自在に軸支されている。クランクシャ
フト5には、ファーストギヤ6がキー結合されており、
回転子2のピニオンはファーストギヤ6、セカンドギヤ
16と噛み合っている。クランクシャフト5にはコンロ
ッド8を介してピストン9が装着されており、またクラ
ンクケース4に固定されたケーシング10内には、回転
自在に軸支されたシリンダ11が設けられており、この
シリンダ11内にはピストン9、打撃子12、中間打撃
子13が摺動可能に係合されている。また打撃軸と直角
方向にサードピニオン14軸がありサードピニオン14
は、クランクケース4及びギヤカバ15内に回転自在に
軸支されている。サードピニオン14外周には、セカン
ドギヤ16が係合されており、回転子2のピニオンと噛
み合っている。シリンダ11外周には、駆動ホイール1
8が回転自在に係合され、連結部材19はシリンダ11
とキー結合されており、打撃軸方向に移動可能になって
いる。回転子2の回転運動は、ファーストギヤ6、クラ
ンクシャフト5、コンロッド8、ピストン9により往復
運動に変換される。それに伴い空気室20が圧縮変動
し、打撃子12も往復運動をして中間打撃子13を打撃
し、先端工具21へ打撃を伝達する。また回転は、回転
子2、セカンドギヤ16、サードピニオン17、駆動ホ
イール18の順で伝達される。整定レバー23を図2の
位置にセットするとスプリング22によって、連結部材
19と駆動ホイール18が噛み合い駆動ホイール18の
回転をシリンダ11に伝達する。整定レバー23を図3
の位置にセットすると、偏心ピン29が回転移動し、連
結部材19が駆動ホイール18から離脱し、シリンダ1
1への回転、伝達を遮断すると共にシリンダ11が空転
する。シリンダ11に連結された工具ホルダに装着され
た先端工具21の回転方向の位置決めが可能となる。整
定レバー23を図4の位置にセットすると、更に偏心ピ
ン29が回転しスリーブ25がスプリング30によっ
て、前方へ移動しシリンダ11の歯列26とスリーブ2
5の歯列27が噛み合いシリンダ11をロックするた
め、シリンダ11に連結された工具ホルダに装着された
先端工具21の位置が固定される構造である。
【0007】次に整定レバー23のセット方法について
図3及び図5を用いて説明すると、係合部材であるニー
ドルピン36を一体成形した整定レバー23が、偏心ピ
ン29を持つレバーシャフト17にスプリング31で押
し付けられている。スプリング31はスリーブ32、ボ
ルト33により整定レバー23とレバーシャフト33と
の間に保持されている。通常はスプリング31の斥力で
図3に示すようにケーシング10に固定したプレート3
4の3ヵ所の穴35の1つにニードルピン36が係合し
た状態である。整定レバー23を矢印38方向に引っ張
ると図5に示すようにスプリング31が圧縮し、整定レ
バー23が移動しニードルピン36がプレート34の穴
35から外れる。この状態で整定レバー23を次のセッ
ト位置に回動させることができる。つまり、動作モード
を切換えるためには、2モーション動作を必要とするた
め、これによりに確実に意図する位置へ整定レバー23
を保持することができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、整定レバーが不意に回
動することのない安全性及び操作性に優れた動作モード
切換え装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる動作モード切換え装置の一実施
例を示す一部縦断側面図である。
【図2】 本発明になる回転力及び打撃力を先端工具に
伝達可能な位置に整定レバーを回動させた状態を示す図
1のA部拡大図である。
【図3】 本発明になる打撃力を先端工具に伝達可能な
位置に整定レバーを回動させた状態を示す縦断側面図で
ある。
【図4】 本発明になるシリンダをロック可能な位置ま
で整定レバーを回動させた状態を示す縦断側面図であ
る。
【図5】 図3に示す矢印38方向に整定レバー23を
引いた状態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
11はシリンダ、17はレバーシャフト、18は駆動ホ
イール、19は連結部材、21は先端工具、23は整定
レバー、29は偏心ピン、31はスプリング、34はプ
レート、36はニードルピンである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、該モータの駆動力を往復運動
    に変換する運動変換機構部と、該運動変換機構部に連結
    された打撃機構部と、先端工具に回転力を伝達する回転
    伝達機構部とを有し、該打撃機構部のシリンダ外周に
    は、駆動ホイールと該シリンダと結合し打撃軸方向に移
    動可能な連結部材を設けると共に、該連結部材と該駆動
    ホイールを係脱可能に操作する整定レバーとを備えた打
    撃工具の動作モード切換え装置において、前記整定レバ
    ーは偏心軸を有するレバーシャフトに対しスプリングを
    介して軸方向移動可能に係合しており、且つ前記整定レ
    バーに設けた係合部材と係合可能なプレートを設けたこ
    とを特徴とする打撃工具の動作モード切換え装置。
JP24952096A 1996-09-20 1996-09-20 打撃工具の動作モード切換え装置 Pending JPH1094977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24952096A JPH1094977A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 打撃工具の動作モード切換え装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24952096A JPH1094977A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 打撃工具の動作モード切換え装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1094977A true JPH1094977A (ja) 1998-04-14

Family

ID=17194205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24952096A Pending JPH1094977A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 打撃工具の動作モード切換え装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH1094977A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002059375A (ja) * 2000-07-07 2002-02-26 Hilti Ag 手持ち式電動工具装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020212