JPH1093943A - テレビ会議端末装置 - Google Patents

テレビ会議端末装置

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JPH1093943A
JPH1093943A JP8263840A JP26384096A JPH1093943A JP H1093943 A JPH1093943 A JP H1093943A JP 8263840 A JP8263840 A JP 8263840A JP 26384096 A JP26384096 A JP 26384096A JP H1093943 A JPH1093943 A JP H1093943A
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JP
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recording
video conference
video
conference terminal
terminal device
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JP8263840A
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Inventor
Hidehiko Watanabe
秀彦 渡辺
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビ会議端末装置に接続された動画・音声
記録装置を、テレビ会議端末装置側から操作することが
できるテレビ会議端末装置を提供すること。 【解決手段】 操作命令入力手段と、その操作命令入力
手段により入力された操作命令に応じて前記動画・音声
記録装置を遠隔操作する信号を出力する遠隔操作手段と
を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
接続された相手装置との間で動画・音声情報をやりとり
してテレビ会議を行うテレビ会議端末装置に関し、特
に、必要に応じて動画・音声記録装置を接続してその動
画・音声記録装置との間で動画・音声情報の入出力が可
能なテレビ会議端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議端末装置が通信回線を介して
相互に動画・音声情報をやりとりしてテレビ会議を行う
場合、通常、そのやりとりされる動画は、会議風景を撮
影するためのビデオカメラにより撮影されたものであ
り、そのやりとりされる音声は、会議音声を集音するた
めのマイクにより集音されたものである。
【0003】また、テレビ会議においては、会議風景や
会議音声を保存しておいて、後で参照したい場合があ
る。そのために、従来のテレビ会議端末装置には、映像
入出力端子や音声入出力端子を備え、それらの端子と、
会議風景や会議音声を録画/録音する一方再生する、V
TR装置等の動画・音声記録装置の映像出入力端子や音
声出入力端子とをケーブルで接続することにより、その
動画・音声記録装置との間で動画・音声情報の入出力を
可能としたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動画・
音声記録装置を接続可能な上記従来のテレビ会議端末装
置においては、テレビ会議端末装置と動画・音声記録装
置とが、映像入出力端子や音声入出力端子により接続さ
れるのみであるため、動画・音声記録装置の「録画」、
「再生」、「早送り」、「巻き戻し」等の制御命令は、
その動画・音声記録装置本体の操作パネルの操作や、そ
の動画・音声記録装置に付属する赤外線リモコン装置等
の遠隔操作装置により行うしかなかった。
【0005】したがって、テレビ会議端末装置側の操作
パネルから、そのテレビ会議端末装置に接続された動画
・音声記録装置を制御することができず、オペレータ
は、テレビ会議端末装置を操作するために当該テレビ会
議端末装置が備える操作パネルを操作する一方、動画・
音声記録装置を操作するために、その動画・音声記録装
置に付属する遠隔操作装置を操作する必要があるため、
操作が煩雑になり、テレビ会議を円滑に進行できないと
いう問題点があった。
【0006】また、テレビ会議の相手装置側に接続され
た動画・音声記録装置を、自装置側の操作パネルから通
信回線を介して制御することができないため、相手装置
側のオペレータに、相手装置側に接続された動画・音声
記録装置の操作を依頼するしかなく、テレビ会議を円滑
に進行できないという問題点があった。
【0007】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、テレビ会議端末装置に接続された動画・音声記録
装置を、テレビ会議端末装置側から操作することができ
るテレビ会議端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のテレビ会議端末装置は、通信回線を
介して接続された相手装置との間で動画・音声情報をや
りとりしてテレビ会議を行う一方、必要に応じて動画・
音声記録装置を接続してその動画・音声記録装置との間
で動画・音声情報の入出力が可能なテレビ会議端末装置
において、操作命令入力手段と、その操作命令入力手段
により入力された操作命令に応じて前記動画・音声記録
装置を遠隔操作する信号を出力する遠隔操作手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載のテレビ会議端末装置は、請
求項1記載のテレビ会議端末装置において、前記操作命
令入力手段により録画命令が入力される毎に、その入力
された録画命令の入力順序番号と付帯情報とを時系列に
沿って対応付けた録画情報を記憶する録画情報記憶手段
と、その録画情報記憶手段に記憶された録画情報を表示
する録画情報表示手段とを更に備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載のテレビ会議端末装置は、請
求項2記載のテレビ会議端末装置において、前記操作命
令入力手段は、前記録画情報表示手段に表示された録画
情報のうちのいずれかが選択された場合は、その選択さ
れた録画情報に対応する録画命令の入力順序番号を前記
遠隔操作手段に通知する一方、前記遠隔操作手段は、そ
の通知された入力順序番号に応じた頭出し再生命令の信
号を出力することを特徴とする。
【0011】請求項4記載のテレビ会議端末装置は、通
信回線を介して相互に接続された第1及び第2テレビ会
議端末装置間で動画・音声情報をやりとりしてテレビ会
議を行う一方、必要に応じて動画・音声記録装置を接続
してその動画・音声記録装置との間で動画・音声情報の
入出力が可能なテレビ会議端末装置において、前記第1
テレビ会議端末装置は、操作命令入力手段と、その操作
命令入力手段により入力された操作命令を前記第2テレ
ビ会議端末装置に送信する命令送信手段とを備える一
方、前記第2テレビ会議端末装置は、前記第1テレビ会
議端末装置から受信した操作命令に応じて、自装置に接
続された動画・音声記録装置を遠隔操作する信号を出力
する遠隔操作手段を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項5記載のテレビ会議端末装置は、請
求項4記載のテレビ会議端末装置において、前記第1テ
レビ会議端末装置は、前記操作命令入力手段により録画
命令が入力される毎に、その入力された録画命令の入力
順序番号と付帯情報とを時系列に沿って対応付けた録画
情報を記憶する録画情報記憶手段と、その録画情報記憶
手段に記憶された録画情報を表示する録画情報表示手段
とを更に備えたことを特徴とする。
【0013】請求項6記載のテレビ会議端末装置は、請
求項5記載のテレビ会議端末装置において、前記第1テ
レビ会議端末装置の前記操作命令入力手段は、前記録画
情報表示手段に表示された録画情報のうちのいずれかが
選択された場合は、その選択された録画情報に対応する
録画命令の入力順序番号を前記命令送信手段に通知する
一方、前記命令送信手段は、その通知された入力順序番
号に応じた頭出し再生命令を前記第2テレビ会議端末装
置に送信し、前記第2テレビ会議端末装置の前記遠隔操
作手段は、前記第1テレビ会議端末装置から受信した頭
出し再生命令の信号を出力することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
テレビ会議端末装置について、図面を参照しながら詳細
に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係るテレビ
会議端末装置30のブロック構成を示している。同図に
示すテレビ会議端末装置は、音声情報の通信機能、動画
情報の通信機能、データの通信機能及びこれらの情報及
びデータの多重化通信機能を備え、ISDNの基本イン
タフェースを伝送路として用いてテレビ会議通信を行う
ものであり、ISDNの基本インターフェイスに接続し
て2つの情報チャネル(Bチャネル)を用いた会議を行
う。
【0016】図1において、システム制御部1は、装置
各部を制御するマイクロコンピュータである。ROM2
は、システム制御部1の制御手順や制御のためのデータ
が格納されるリードオンリーメモリであり、また、アル
ファベット、ひらがな、漢字等の文字のフォントデータ
が格納され、後述する液晶表示装置8等への文字の表示
のために参照される。RAM3は、システム制御部1の
作業領域となるランダムアクセスメモリである。時計回
路4は、現在の日時情報を出力するものでり、システム
制御部1は、時計回路4を読み出すことにより、現在時
刻を知ることができる。ハードディスク5は、大容量の
データやプログラムを格納するためのものである。
【0017】赤外線リモコン装置6は、テレビ会議端末
装置30に接続されるVTR装置を遠隔操作するための
ものである。なお、この赤外線リモコン装置6について
は後述する。
【0018】操作パネル7は、640ドット×480ラ
イン程度の解像度を備えた液晶表示装置8と、その液晶
表示装置8の表示画面に付設されたタッチパネル装置9
と、そのタッチパネル装置9の操作面の任意の位置をタ
ッチ操作するためのタッチペン10とから構成されてい
る。オペレータは、この操作パネル7の液晶表示装置8
の表示画面に表示されたボタンやアイコンの位置に対応
するタッチパネル装置9の操作面上の位置を、タッチペ
ン10によりタッチすることで、テレビ会議端末装置3
0を操作することができる。
【0019】マイク11は、会議音声を集音して音声C
ODEC12に入力するためのものであり、テレビモニ
ター13は、動画CODEC14から出力される動画像
を可視表示すると共に、音声CODEC12から出力さ
れる音声信号を内臓するスピーカにより可聴出力するも
のである。ビデオカメラ15は、会議風景を撮影して得
た動画信号を動画CODEC14に入力するためのもの
である。ビデオカメラ制御部16は、ビデオカメラ15
の撮影のオン/オフ、ズームイン/ズームアウト、及
び、パン/チルト等の各種操作動作を制御するためのも
のである。
【0020】また、テレビ会議端末装置30は、外部映
像入力端子(Video In)、外部音声入力端子
(Audio In)、外部映像出力端子(Video
Out)、外部音声出力端子(Audio Out)
を備え、本実施の形態では、それらの各端子は、それぞ
れ、市販のVTR装置の、外部映像出力端子、外部音声
出力端子、外部映像入力端子、外部音声入力端子に接続
され、VTR装置との間で、動画・音声の入出力を行
う。
【0021】テレビ会議端末装置30の外部音声出力端
子(Audio Out)には、音声CODEC12か
ら音声信号が出力され、また、外部音声入力端子(Au
dio In)から入力される音声信号は、音声COD
EC12に入力される。また、テレビ会議端末装置30
の外部映像出力端子(Video Out)には、動画
CODEC14から動画信号が出力され、また、外部映
像入力端子(Video In)から入力される動画信
号は、動画CODEC14に入力される。
【0022】音声CODEC12は、マイク11または
外部音声入力端子(Audio In)からのアナログ
音声信号をデジタル音声データに変換すると共に符号化
して多重化/分離装置17に出力する一方、多重化/分
離装置17から入力される符号化デジタル音声データを
復号伸長すると共にアナログ音声信号に変換して、テレ
ビモニター13または外部音声出力端子(Audio
Out)に出力するものである。なお、音声CODEC
12は、マイク11から入力される音声信号をそのまま
外部音声出力端子(Audio Out)に出力する場
合もある。
【0023】動画CODEC14は、ビデオカメラ15
または外部映像入力端子(Video In)からのア
ナログ動画信号をデジタル動画データに変換すると共に
TTC標準JT−H・261の符号化方式で符号化して
多重化/分離装置17に出力する一方、多重化/分離装
置17から入力される符号化デジタル動画データを復号
伸長すると共にアナログ動画信号に変換して、テレビモ
ニター13または外部映像出力端子(Video Ou
t)に出力するものである。なお、動画CODEC14
は、ビデオカメラ15から入力される動画信号をそのま
まテレビモニタへ13または外部映像出力端子(Vid
eo Out)に出力する場合もある。
【0024】ISDNインターフェース18は、ISD
Nに接続されると共に、ISDNのレイヤ1の信号処理
機能及びDチャネルの信号と、2つのBチャネルの信号
の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネルの信
号は、Dチャネル伝送制御部19とやりとりし、また、
2つのBチャネルの信号は、多重化/分離装置17とや
りとりとしてる。
【0025】Dチャネル伝送制御部19は、Dチャネル
のレイヤ2の信号処理機能、及び、1つまたは2つのB
チャネルを呼接続/開放するための呼制御処理機能を備
えたものである。
【0026】多重化/分離装置17は、Bチャネルを用
いてやりとりする、音声CODEC12から入力される
音声データ、動画CODEC14から入力される動画デ
ータ、及び、システムバス20を介してシステム制御部
1から入力される汎用データ(音声、動画の他に相手装
置とやりとりしたいデータ)などの複数のメディアのデ
ータを多重化して、TTC標準JT−H.221に規定
されている形式のフレームデータを形成してISDN側
に送出すると共に、受信したフレームデータに多重化さ
れている複数のメディアのデータを分離するものであ
り、分離して得られた音声、動画、及び、汎用データ等
のうち、音声データは音声CODEC12に出力され、
動画データは、動画CODEC14に出力され、汎用デ
ータは、システムバス20を介してシステム制御部1に
出力される。本実施の形態に係るテレビ会議端末装置3
0においては、相手装置との間に確立される2つのBチ
ャネル(第1及び第2チャンネルの合計128kbp
s)の伝送容量を、例えば図2に示すように、音声デー
タ、汎用データ、及び、動画データに対して、それぞれ
56kbps、6.4kbps、及び62.4kbps
ずつ割り当ててデータ通信を行う。
【0027】ここで、赤外線リモコン装置6の詳細構成
について、図3に示す。同図において、赤外線リモコン
装置6は、システムバス20を介してシステム制御部1
から入力される操作命令を受け取るシステムバスI/F
6a、そのシステムバスI/F6aから渡された操作命
令を解読して、その操作命令に対応するパターンの信号
を赤外線発光部6cに出力するCPU6b、及び、その
CPU6bから受けた信号を赤外線信号として、装置外
部の空間に出力する赤外線発光部6cとから構成されて
いる。
【0028】図4は、以上ように構成される本発明の実
施の形態に係るテレビ会議端末装置30同士がISDN
により確立された通信回線を介して接続されてテレビ会
議を行う場合の模式的構成を示している。同図にISD
Nを挟んで左右に示されるテレビ会議端末装置30は、
互いに同一構成であるが、説明の都合上、便宜的に左側
の装置を主体に考えて自装置とし、右側の装置を相手装
置とする。
【0029】同図において、自装置30及び相手装置3
0は、共に、装置本体21、テレビモニター13、ビデ
オカメラ15、マイク11、操作パネル7により構成さ
れている。図1に示した構成のうちの図4における装置
本体21を除く構成要素は、装置本体内21に納められ
ている。
【0030】この構成で、自装置30及び相手装置30
は、マイク11で集音した会議音声やビデオカメラ15
で撮影した会議映像を互いにやりとりしてテレビモニタ
ー13に可視及び可聴出力することで、会議通信を行
う。それら各装置側のオペレータは、操作パネル7を操
作することによりビデオカメラ制御部16を操作してビ
デオカメラ15のパン/チルト操作やズーム操作を行っ
たり、テレビモニター13に表示する映像/音声の切換
操作を行ったり等の操作を行うことによテレビ会議を進
める。
【0031】また、自装置30及び相手装置30には、
前述したように、それぞれVTR装置40が接続されて
いる。それらのVTR装置40は、市販のVHS規格の
VTR装置であり、基本的な「再生」、「早送り」、
「巻き戻し」、「停止」、「録画」等の機能の他に、V
ISS(VHS INDEX SEARCH SYST
EM)によるテープ頭出し機能を備えている。このVI
SSは、ビデオテープを安定走行させるためにサーボを
掛けるためにテープ上に基準信号として記録されている
CTL信号の立ち下がり部分を利用して、テープ上の録
画開始位置に頭出しコードを書込み、現在のテープ位置
から何番目にある頭出しコードの書き込まれた位置から
再生するかを指定してVISS機能の実行を指示するこ
とで、VTR装置が自動的にテープを早送りして、指定
された順番の頭出しコードが検出されたテープ位置から
再生を開始でき、テープの録画内容を容易に検索できる
機能である。そのための従来の操作は、具体的には、例
えば、現在のテープ位置から3番目の録画内容を再生し
たい場合には、テンキー等により「+3」と入力してか
ら「インデックス」キーを押す等の操作により行われて
いる。
【0032】それらのVTR装置40の機能は、一般的
なVTR装置がそうであるように、付属の赤外線リモコ
ン装置により操作が可能なものである。しかし、VTR
装置40をテレビ会議端末装置30に接続して使用する
場合、オペレータにとっては、テレビ会議端末装置30
を操作パネルに操作する一方、VTR装置を付属の赤外
線リモコン装置で操作するのは、煩雑であり円滑なテレ
ビ会議の進行が妨げられてしまう。
【0033】そこで、本実施の形態に係るテレビ会議端
末装置30は、そのVTR装置40に付属する赤外線リ
モコン装置は使用せず、テレビ会議端末装置30が備え
る赤外線リモコン装置6によりVTR装置40を操作す
る。
【0034】なお、テレビ会議端末装置30が備える赤
外線リモコン装置6によりVTR装置40を操作するめ
たには、VTR装置40を操作するための特定の命令に
ついて赤外線リモコン装置6が出力する赤外線信号のパ
ターンが、当該特定の命令についてVTR装置40に付
属する赤外線リモコン装置が出力する赤外線信号パター
ンと一致する必要がある。そのように市販のVTR装置
に付属する赤外線リモコン装置の赤外線信号のパターン
を模擬する方法としては、既に知られたいくつかの方法
がある。例えば、市販のVTR装置に付属する赤外線リ
モコン装置から出力される赤外線信号を受光してそのパ
ターンを検出して特定のキーに割り当てる、いわゆる学
習リモコンや、市販のVTR装置に付属する赤外線リモ
コン装置が出力する赤外線信号のパターンがメーカ毎に
ほぼ共通であることを利用して代表的な幾つかのメーカ
について、各操作命令に対する赤外線信号パターンを記
憶押しておき、実際に接続されたVTR装置40のメー
カに応じて、赤外線リモコン装置6のメーカ選択スイッ
チを切り替えることで、対応する方法等がある。
【0035】以下、テレビ会議端末装置(自装置)30
から、それに接続されたVTR装置40または相手装置
30に接続されたVTR装置40を遠隔操作する手順に
ついて説明する。
【0036】いま、自装置30側のオペレータが、操作
パネル7を操作することにより、自装置30の機能のひ
とつであるVTR操作機能を呼び出し、操作パネル7の
液晶表示装置8には、図5に示すようなVTR操作のた
めの画面が表示される。液晶表示装置8の表示面には、
前述したように、タッチパネル装置9の操作面が付設さ
れているため、表示されいる各種ボタンをタッチペン1
0でタッチすることで、それら各ボタンに対応する機能
を指定できる。
【0037】同図において、「VTR操作」の枠内の
「相手側」ボタン及び「自分側」ボタンは、それぞれ、
相手装置30側に接続されたVTR装置40を操作する
か、あるいは、自装置30側に接続されたVTR装置4
0を操作するかを選択するためのボタンであるり、タッ
チペン10により、それらのボタンのいずれかがタッチ
されて選択される(太枠で囲まれる)。
【0038】システム制御部1は、図6に示す手順によ
り、「VTR操作」の「自分側」または「相手側」のい
ずれが選択されているかを判断し、「自分側」が選択さ
れいる場合には、図7に示す「自装置側VTR装置操作
処理」を行い(処理1002)、「相手側」が選択され
いる場合には、図12に示す「相手装置側VTR装置操
作処理」を行い(処理1003)、判断1001に戻
る。なお、図5に示す表示画面中の「終了」ボタンをタ
ッチすれば、いつでも、1段階上の操作メニューに戻る
ことができる。
【0039】図7に示す「自装置側VTR装置操作処
理」について説明する。
【0040】同図において、システム制御部1は、図5
の表示画面中の、「再生」、「早送り」、「巻き戻
し」、「停止」、「録画」の各ボタン、または、VIS
Sによる頭出し機能を指定するための「頭出し」ボタン
の各VTR操作ボタンのいずれががタッチされるのを監
視する(判断2001のNoループ)。いずれかのVT
R操作ボタンがタッチされると(判断2001のYe
s)、そのタッチされたボタンが「頭出し」ボタンであ
るかを判断し(判断2002)、「頭出し」ボタンであ
る場合(判断2002のYes)は、図10に示す「頭
出し」対応処理(処理2003)を行って判断2001
に戻る。
【0041】「頭出し」ボタン以外のVTR操作ボタン
である場合(判断2002のNo)は、タッチされたV
TR操作ボタンに対応する操作命令を赤外線リモコン装
置6に通知する(処理2004)。そして、赤外線リモ
コン装置6は、システム制御部1から通知された操作命
令に応じた赤外線信号を出力する(処理2005)。例
えば、タッチされたVTR操作ボタンが「巻き戻し」で
あれば、VTR装置40には、赤外線リモコン装置6か
ら、「巻き戻し」の機能実行を意味する赤外線信号が送
出されて、VTR装置40は、その赤外線信号を、付属
の赤外線リモコン装置から受信する場合と同様に受信し
て、「巻き戻し」の機能を実行し、テープを巻戻す。
【0042】このように、テレビ会議端末装置(自装
置)30の操作パネル7から、それに接続されたVTR
装置40をも操作できるため、操作が簡単になる。
【0043】処理2005の後、システム制御部1は、
続いて、タッチされたボタンが「録画」ボタンであった
かを判断する(判断2006)。「録画」ボタン以外で
あった場合(判断2006のNo)は、判断2001に
戻る。
【0044】「録画」ボタンであった場合(判断200
6のYes)は、更に図8に示す「録画」対応処理20
07を実行してから判断2001に戻る。
【0045】図8に示す「録画」対応処理について説明
する。同図において、システム制御部1は、液晶表示装
置8に50音のひらがなのボタンを配置した、いわゆる
ソフトキーボードや「漢字変換ボタン」、「無変換」ボ
タンなどの日本語入力のための各種ボタンを表示して、
オペレータによるタッチペン10のタッチ操作により、
入力される文字列を録画タイトルとして入力する(処理
3001)。この録画タイトルは、例えば、「参加者紹
介」「決定事項」「次回開催予定」等の文字列である。
そして、時計回路4から現在時刻を読み出し(処理30
02)、「録画」命令の入力順序番号と、録画タイトル
と現在時刻とを対応付けて、RAM3内に確保される自
装置用録画情報テーブルに記憶する(処理3003)。
【0046】図9に自装置用録画情報テーブルの記憶内
容例を示す。同図に示すように、「録画」命令の入力順
序番号と、録画タイトル、録画時刻が対応付けられて記
憶されている。図5に示す「録画」ボタンのタッチによ
り「録画」命令が入力されると、自装置30に接続され
たVTR装置40には、「録画」命令が赤外線信号とし
て送信されて録画を開始するが、VTR装置40は、V
ISSによる頭出し機能のために、テープの録画開始位
置に頭出しコードを記録するため、図9に示す自装置用
録画情報テーブル中の入力順序番号は、VTR装置40
に装填されたテープ中の録画内容(図9の自装置用録画
情報テーブルに記憶された録画タイトルにより具体的内
容を推定できる)の順序を表わしていることになる。
【0047】図8に示す「録画」対応処理は、「録画」
ボタンがタッチされる度に実行され、図9に示す自装置
用録画情報テーブルにも、順次インクリメントされる入
力順序番号と、録画タイトルと、録画時刻の組が累積記
憶されていく。
【0048】次に、図10に示す「頭出し」対応処理に
ついて説明する。同図に示す「頭出し」対応処理が実行
されるのは、図5に示す表示中の「頭出し」ボタンがタ
ッチされたときであり、そのときシステム制御部1は、
液晶表示装置8に、図11に示す録画情報選択画面を表
示する(処理4001)。この録画情報選択画面は、R
AM3に記憶されている自装置用録画情報テーブルの記
憶内容と、「OK」ボタン、及び、「キャンセル」ボタ
ンとから構成されている。
【0049】システム制御部1は、いずれかの録画情報
がタッチペン10によりタッチされるか、「キャンセ
ル」ボタンがタッチされるか、または「OK」ボタンが
タッチされるかを監視する(判断4002、4003、
及び、4004)。「キャンセル」ボタンがタッチされ
た場合(判断4004のYes)は、処理4001で表
示された画面を図5に示す元の画面に戻して処理を終了
してしまう。しかし、その場合でも、自装置30に接続
されたVTR装置40の録画内容を容易に検索すること
ができる。
【0050】いずれかの録画情報がタッチされて(判断
4002のYes)、更に「OK」ボタンがタッチされ
ると(判断4003のYes)、タッチされた録画情報
(図11では、入力順序番号が3番の録画情報がタッチ
され、太枠で囲まれている場合を示している)の入力順
序番号に基づく頭出し再生命令を赤外線リモコン装置6
に通知し(処理4005)、赤外線リモコン装置6は、
通知された頭出し再生命令に応じた赤外線信号を出力す
る(処理4006)。これにより、VTR装置40で
は、現在のテープ位置から、例えば、3番目の録画内容
(「次回開催」)の開始位置まで、テープを自動的に早
送りしてから再生する。
【0051】なお、図10に示す「頭出し」対応処理を
実行するに先立って、オペレータは、図5に示す画面の
「巻き戻し」ボタンをタッチしてVTR装置40に装填
されたテープを巻き戻しておく必要がある。
【0052】これにより、自装置30に接続されたVT
R装置40の録画内容を自装置側で容易に確認して頭出
し再生を行うことができる。
【0053】次に、図12に示す「相手側VTR装置操
作処理」について説明する。
【0054】同図において、システム制御部1は、図5
の表示画面中の、「再生」、「早送り」、「巻き戻
し」、「停止」、「録画」の各ボタン、または、VIS
Sによる頭出し機能を指定するための「頭出し」ボタン
の各VTR操作ボタンのいずれががタッチされるのを監
視する(判断5001のNoループ)。いずれかのVT
R操作ボタンがタッチされると(判断5001のYe
s)、そのタッチされたボタンが「頭出し」ボタンであ
るかを判断し(判断5002)、「頭出し」ボタンであ
る場合(判断5002のYes)は、図14に示す「頭
出し」対応処理(処理5003)を行って判断5001
に戻る。
【0055】「頭出し」ボタン以外のVTR操作ボタン
である場合(判断5002のNo)は、システム制御部
1は、タッチされたVTR操作ボタンに対応する操作命
令を、汎用データとしてISDN介して相手装置30に
送信する(処理5003)。
【0056】相手装置30のシステム制御部1は、自装
置30における処理5003により、送信された操作命
令を受信して赤外線リモコン装置6に通知する(処理6
001)。そして、赤外線リモコン装置6は、システム
制御部1から通知された操作命令に応じた赤外線信号を
出力する(処理6005)。例えば、タッチされたVT
R操作ボタンが「録画」であれば、VTR装置40に
は、赤外線リモコン装置6から、「録画」の機能実行を
意味する赤外線信号が送出されて、VTR装置40は、
その赤外線信号を、付属の赤外線リモコン装置から受信
する場合と同様に受信して、「録画」の機能を実行し、
テレビ会議端末装置(相手装置)30から入力される動
画・音声を録画/録音する。
【0057】このように、テレビ会議端末装置(自装
置)30の操作パネル7から、相手装置30に接続され
たVTR装置40をも操作できるため、相手装置30側
のオペレータに相手装置30に接続されたVTR装置4
0の操作を依頼する必要がなく、操作が簡単になる。
【0058】さて、自装置30側のシステム制御部1
は、処理5003の後、続いて、タッチされたボタンが
「録画」ボタンであったかを判断する(判断500
4)。「録画」ボタン以外であった場合(判断5004
のNo)は、判断5001に戻る。
【0059】「録画」ボタンであった場合(判断500
4のYes)は、更に図13に示す「録画」対応処理5
005を実行してから判断5001に戻る。
【0060】図13に示す「録画」対応処理について説
明する。同図において、システム制御部1は、液晶表示
装置8に50音のひらがなのボタンを配置した、いわゆ
るソフトキーボードや「漢字変換ボタン」、「無変換」
ボタンなどの日本語入力のための各種ボタンを表示し
て、オペレータによるタッチペン10のタッチ操作によ
り、入力される文字列を録画タイトルとして入力する
(処理7001)。この録画タイトルは、例えば、「参
加者紹介」「決定事項」「次回開催予定」等の文字列で
ある。そして、時計回路4から現在時刻を読み出し(処
理7002)、「録画」命令の入力順序番号と、録画タ
イトルと現在時刻とを対応付けて、RAM3内に確保さ
れる相手装置用録画情報テーブルに記憶する(処理70
03)。
【0061】その相手装置用録画情報テーブルの記憶内
容例は、図9に示した自装置用録画情報テーブルの記憶
内容例と同様のものであり、「録画」命令の入力順序番
号と、録画タイトル、録画時刻が対応付けられて記憶さ
れている。図5に示す「録画」ボタンのタッチにより
「録画」命令が入力されると、相手装置30に接続され
たVTR装置40には、「録画」命令が赤外線信号とし
て送信されて録画を開始するが、その相手装置40側の
VTR装置40は、VISSによる頭出し機能のため
に、テープの録画開始位置に頭出しコードを記録するた
め、図9に示す相手装置用録画情報テーブル中の入力順
序番号は、相手装置40側のVTR装置40に装填され
たテープ中の録画内容(図9に示す相手装置用録画情報
テーブルに記憶された録画タイトルにより具体的内容を
推定できる)の順序を表わしていることになる。
【0062】図13に示す「録画」対応処理は、「録
画」ボタンがタッチされる度に実行され、図9に示す相
手装置用録画情報テーブルにも、順次インクリメントさ
れる入力順序番号と、録画タイトルと、録画時刻の組が
累積記憶されていく。
【0063】また、処理7003で記憶した録画情報と
同一の録画情報を、汎用データとして相手装置に送信し
(処理7004)、相手装置30のシステム制御部1
は、その送信される録画情報を、RAM3に確保される
自装置用録画情報テーブルに記憶する(処理800
1)。これにより、相手装置30側では、自装置30側
(相手装置30側からみれば相手装置側)から自装置の
VTR装置40が「録画」操作された場合でも、その
「録画」操作に関する録画情報を、自装置の録画情報と
して得ることができ、相手装置30側における、図7に
示したような自装置側VTR装置操作処理中の「頭出
し」対応処理(処理2003)に利用することができ
る。
【0064】次に、図14に示す「頭出し」対応処理に
ついて説明する。同図に示す「頭出し」対応処理が実行
されるのは、図5に示す表示中の「頭出し」ボタンがタ
ッチされたときであり、そのときシステム制御部1は、
液晶表示装置8に、図11に示す録画情報選択画面を表
示する(処理9001)。この録画情報選択画面は、R
AM3に記憶されている相手装置用録画情報テーブルの
記憶内容と、「OK」ボタン、及び、「キャンセル」ボ
タンとから構成されている。
【0065】システム制御部1は、いずれかの録画情報
がタッチペン10によりタッチされるか、「キャンセ
ル」ボタンがタッチされるか、または「OK」ボタンが
タッチされるかを監視する(判断9002、9003、
及び、9004)。「キャンセル」ボタンがタッチされ
た場合(判断9004のYes)は、処理9001で表
示された画面を図5に示す元の画面に戻して処理を終了
してしまう。しかし、その場合でも、相手装置30に接
続されたVTR装置40の録画内容を容易に検索するこ
とができる。
【0066】いずれかの録画情報がタッチされて(判断
9002のYes)、更に「OK」ボタンがタッチされ
ると(判断9003のYes)、タッチされた録画情報
(図11では、入力順序番号が3番の録画情報がタッチ
され、太枠で囲まれている場合を示している)の入力順
序番号に基づく頭出し再生命令を、汎用データとしてI
SDNを介して相手装置30に送信する(処理900
5)。
【0067】一方、相手装置30のシステム制御部1
は、受信した頭出し再生命令を赤外線リモコン装置6に
通知し(処理10001)、赤外線リモコン装置6は、
通知された頭出し再生命令に応じた赤外線信号を出力す
る(処理10002)。これにより、相手装置30側の
VTR装置40では、現在のテープ位置から、例えば、
3番目の録画内容(「次回開催」)の開始位置まで、テ
ープを自動的に早送りしてから再生する。
【0068】なお、図14に示す「頭出し」対応処理を
実行するに先立って、オペレータは、図5に示す画面の
「巻き戻し」ボタンをタッチして相手装置30側のVT
R装置40に装填されたテープを巻き戻しておく必要が
ある。
【0069】これにより、相手装置30に接続されたV
TR装置40の録画内容を自装置側で容易に確認して頭
出し再生を行うことができる。
【0070】以上説明したように、本実施の形態では、
自装置30の操作パネル7から、自装置30に接続され
たVTR装置40や、相手装置30に接続されたVTR
装置40を、遠隔操作でき、また、頭だし再生の操作も
容易に追うことができる。
【0071】このようにして、自装置30または相手装
置30に接続されたVTR装置40に録画/録音された
会議風景/会議音声等の動画・音声は、必要に応じて、
再生されて、自装置30または相手装置30のテレビモ
ニター13に、直接または、ISDNを介して可視/可
聴出力することができる。
【0072】なお、以上説明した実施の形態において
は、テレビ会議端末装置30に接続される動画・音声記
録装置が、VTR装置である場合を例に説明したが、本
発明は、それに限らず、磁気ディスク媒体を用いた動画
・音声記録装置等の各種動画・音声記録装置が接続され
る場合にも適用できることはいうまでもない。
【0073】また、以上説明した実施の形態において
は、テレビ会議端末装置30に接続される動画・音声記
録装置は、赤外線リモコン装置により遠隔操作可能なも
のであったが、本発明は、それに限らず、電波などを利
用したその他のリモコン装置で遠隔操作される動画・音
声記録装置に対しても同様に適用可能なものである。
【0074】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、テレビ会
議端末装置が、それに接続される動画・音声記録装置を
遠隔操作するための「再生」、「録画」等の操作命令を
入力するための操作命令入力手段と、その操作命令入力
手段により入力された操作命令に応じて前記動画・音声
記録装置を遠隔操作する信号を出力する遠隔操作手段と
を備えているため、テレビ会議端末装置に接続された動
画・音声記録装置を、そのテレビ会議端末装置側から操
作することができる。したがって、テレビ会議端末装置
に動画・音声記録装置を接続して使用する場合でも、操
作が煩雑になることがなく、テレビ会議を円滑に進行す
ることができる。
【0075】請求項2に係る発明によれば、前記録画情
報記憶手段は、前記操作命令入力手段により録画命令が
入力される毎に、その入力された録画命令の入力順序番
号と付帯情報とを時系列に沿って対応付けた録画情報を
記憶し、前記録画情報表示手段は、その録画情報記憶手
段に記憶された録画情報を表示するため、テレビ会議端
末装置側で、それに接続された動画・音声記録装置の録
画に関する情報を参照することができ、録画内容の検索
を容易に行うことができる。
【0076】請求項3に係る発明によれば、前記操作命
令入力手段は、前記録画情報表示手段に表示された録画
情報のうちのいずれかが選択された場合は、その選択さ
れた録画情報に対応する録画命令の入力順序番号を前記
遠隔操作手段に通知し、前記遠隔操作手段は、その通知
された入力順序番号に応じた頭出し再生命令の信号を出
力し、その頭出し再生命令の信号を受けた動画・音声記
録装置が、それ自体が備える頭出し再生機能により、前
記選択された入力順序番号に対応する録画内容を検索し
再生するため、頭出し再生をテレビ会議端末装置からの
簡便な操作により行うことができる。
【0077】請求項4に係る発明によれば、前記第1テ
レビ会議端末装置は、前記第2テレビ会議端末装置に接
続される動画・音声記録装置を遠隔操作するための「再
生」、「録画」等の操作命令を入力するための操作命令
入力手段と、その操作命令入力手段により入力された操
作命令を前記第2テレビ会議端末装置に送信する命令送
信手段とを備える一方、前記第2テレビ会議端末装置
は、前記第1テレビ会議端末装置から受信した操作命令
に応じて、自装置に接続された動画・音声記録装置を遠
隔操作する信号を出力する遠隔操作手段を備えているた
め、前記第2テレビ会議端末装置に接続された動画・音
声記録装置を、前記第1テレビ会議端末装置側から操作
することができる。したがって、相手装置側のオペレー
タに、相手装置側に接続された動画・音声記録装置の操
作を依頼する必要がなく、テレビ会議を円滑に進行する
ことができる。
【0078】請求項5に係る発明によれば、前記第1テ
レビ会議端末装置において、前記録画情報記憶手段は、
前記操作命令入力手段により録画命令が入力される毎
に、その入力された録画命令の入力順序番号と付帯情報
とを時系列に沿って対応付けた録画情報を記憶し、前記
録画情報表示手段は、その録画情報記憶手段に記憶され
た録画情報を表示するため、第1テレビ会議端末装置側
で、第2テレビ会議端末装置に接続された動画・音声記
録装置の録画に関する情報を参照することができ、録画
内容の検索を容易に行うことができる。
【0079】請求項6に係る発明によれば、前記第1テ
レビ会議端末装置の前記操作命令入力手段は、前記録画
情報表示手段に表示された録画情報のうちのいずれかが
選択された場合は、その選択された録画情報に対応する
録画命令の入力順序番号を前記命令送信手段に通知し、
前記命令送信手段は、その通知された入力順序番号に応
じた頭出し再生命令を前記第2テレビ会議端末装置に送
信し、前記第2テレビ会議端末装置の前記遠隔操作手段
は、前記第1テレビ会議端末装置から受信した頭出し再
生命令の信号を出力し、その頭出し再生命令の信号を受
けた、前記第2テレビ会議端末装置に接続された動画・
音声記録装置が、それ自体が備える頭出し再生機能によ
り、前記第1テレビ会議端末装置側で選択された入力順
序番号に対応する録画内容を検索し再生するため、相手
装置側に接続された動画・音声記録装置での頭出し再生
を、自装置側からの簡便な操作により行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装置
のブロック構成を示す図である。
【図2】2つのBチャンネルの伝送容量の各メディアへ
の割り当て例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装置
が備える赤外線リモコン装置の具体的構成を示す図であ
る。
【図4】ISDNを介して相互接続される本発明の実施
の形態に係るテレビ会議端末装置を示す図である。
【図5】液晶表示装置に表示されるVTR操作画面を示
す図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装置
におけるVTR操作の手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装置
における自装置側VTR装置操作処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装置
における「録画」対応処理の手順を示すフローチャート
である。
【図9】録画情報テーブルの記憶内容例を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装
置における「頭出し」対応処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】液晶表示装置に表示される録画情報選択画面
を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装
置における相手装置側VTR装置操作処理の手順を示す
フローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装
置における「録画」対応処理の別の手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係るテレビ会議端末装
置における「頭出し」対応処理の別の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 ROM 3 RAM 4 時計回路 5 ハードディスク 6 赤外線リモコン装置 6a システムバスインターフェース 6b CPU 6c 赤外線発光部 7 操作パネル 8 液晶表示装置 9 タッチパネル装置 10 タッチペン 11 マイク 12 音声CODEC 13 テレビモニター 14 動画CODEC 15 ビデオカメラ 16 ビデオカメラ制御部 17 多重化/分離装置 18 ISDNインターフェース 19 Dチャンネル伝送制御部 20 システムバス 21 装置本体 30 テレビ会議端末装置 40 VTR装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して接続された相手装置と
    の間で動画・音声情報をやりとりしてテレビ会議を行う
    一方、必要に応じて動画・音声記録装置を接続してその
    動画・音声記録装置との間で動画・音声情報の入出力が
    可能なテレビ会議端末装置において、 操作命令入力手段と、その操作命令入力手段により入力
    された操作命令に応じて前記動画・音声記録装置を遠隔
    操作する信号を出力する遠隔操作手段とを備えたことを
    特徴とするテレビ会議端末装置。
  2. 【請求項2】 前記操作命令入力手段により録画命令が
    入力される毎に、その入力された録画命令の入力順序番
    号と付帯情報とを時系列に沿って対応付けた録画情報を
    記憶する録画情報記憶手段と、その録画情報記憶手段に
    記憶された録画情報を表示する録画情報表示手段とを更
    に備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビ会議端
    末装置。
  3. 【請求項3】 前記操作命令入力手段は、前記録画情報
    表示手段に表示された録画情報のうちのいずれかが選択
    された場合は、その選択された録画情報に対応する録画
    命令の入力順序番号を前記遠隔操作手段に通知する一
    方、前記遠隔操作手段は、その通知された入力順序番号
    に応じた頭出し再生命令の信号を出力することを特徴と
    する請求項2記載のテレビ会議端末装置。
  4. 【請求項4】 通信回線を介して相互に接続された第1
    及び第2テレビ会議端末装置間で動画・音声情報をやり
    とりしてテレビ会議を行う一方、必要に応じて動画・音
    声記録装置を接続してその動画・音声記録装置との間で
    動画・音声情報の入出力が可能なテレビ会議端末装置に
    おいて、 前記第1テレビ会議端末装置は、操作命令入力手段と、
    その操作命令入力手段により入力された操作命令を前記
    第2テレビ会議端末装置に送信する命令送信手段とを備
    える一方、前記第2テレビ会議端末装置は、前記第1テ
    レビ会議端末装置から受信した操作命令に応じて、自装
    置に接続された動画・音声記録装置を遠隔操作する信号
    を出力する遠隔操作手段を備えたことを特徴とするテレ
    ビ会議端末装置。
  5. 【請求項5】 前記第1テレビ会議端末装置は、前記操
    作命令入力手段により録画命令が入力される毎に、その
    入力された録画命令の入力順序番号と付帯情報とを時系
    列に沿って対応付けた録画情報を記憶する録画情報記憶
    手段と、その録画情報記憶手段に記憶された録画情報を
    表示する録画情報表示手段とを更に備えたことを特徴と
    する請求項4記載のテレビ会議端末装置。
  6. 【請求項6】 前記第1テレビ会議端末装置の前記操作
    命令入力手段は、前記録画情報表示手段に表示された録
    画情報のうちのいずれかが選択された場合は、その選択
    された録画情報に対応する録画命令の入力順序番号を前
    記命令送信手段に通知する一方、前記命令送信手段は、
    その通知された入力順序番号に応じた頭出し再生命令を
    前記第2テレビ会議端末装置に送信し、前記第2テレビ
    会議端末装置の前記遠隔操作手段は、前記第1テレビ会
    議端末装置から受信した頭出し再生命令の信号を出力す
    ることを特徴とする請求項5記載のテレビ会議端末装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003339035A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Megafusion Corp 多地点通信システム
JP2005072768A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
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US9288437B2 (en) 2013-06-11 2016-03-15 Ricoh Company, Limited Communication device, communication method, and computer-readable storage medium

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