JPH1093834A - 多色画像作成装置 - Google Patents
多色画像作成装置Info
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- JPH1093834A JPH1093834A JP9184490A JP18449097A JPH1093834A JP H1093834 A JPH1093834 A JP H1093834A JP 9184490 A JP9184490 A JP 9184490A JP 18449097 A JP18449097 A JP 18449097A JP H1093834 A JPH1093834 A JP H1093834A
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/52—Circuits or arrangements for halftone screening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
ルカラー画像をレンダリングする間にしばしば見られる
2色モアレを減少する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 ハーフトーン処理回路140 は、スクリー
ンマトリックス156 のような格納ハーフトーンスクリー
ンに基づいて回転式のドットハーフトーンスクリーンを
生成する。回転ドットスクーンは最も多く視覚的に知覚
可能な着色剤(例えば、ブラック、シアン及びマゼン
タ)に適用され、一方、非周期的なハーフトーンオペレ
ーションはイエロー色分解に適用される。誤差拡散の使
用が出力画像中のノイズソースになると考えられている
が、イエロー色分解への誤差拡散の使用は目立たないの
で、さほど重要でないノイズとなり単純な誤差拡散技法
を使用できる。4色分解に対して関連ピクセルの各々を
処理して、データを遅延ブロック160,170 又は180 で遅
延させ、露光時に画像ピクセルの位置合わせを維持す
る。
Description
ュメントを再現(複製)するためのハーフトーン処理(h
alftoning)に関し、更に詳細には、少なくとも2色でレ
ンダリングされる(rendered)ドキュメントに2色モアレ
を形成しないようにする周期的及び非周期的な両スクリ
ーンの用途に関し、その色の各々が識別的な視覚的知覚
(visual perception) レベルを有している。
ら生じ、モアレと呼ばれる印刷アーチファクト(artifac
ts) を著しく減らすように、デジタルカラードキュメン
トの色分解(color separation)をハーフトーン処理する
ための方法及び装置を提供する。
域上にマーキングカラーの有限セットを、所望のカラー
応答に調和させるように選択された濃度で、組み合わせ
てレンダリング(rendering)する結果である。このレン
ダリングは多くの印刷デバイスにおいて画像分解を再現
(複製)することによって行われており、この場合、各
分解は、濃度が変わる単一原色を提供する。他の色分解
と組み合わされると、フルカラー画像が得られる。
は、便宜上、単色ビットマップとして表現され、これ
を、位置と濃度により画定される離散的画像信号(以
下、ピクセルと称す)により電子画像として描写しても
よい。特定のピクセル位置でのカラー濃度は、多数の可
能な状態又はレベルの内の1つとして表現される。2レ
ベルよりも多い濃度が画像描写に用いられている場合、
そのレベルは、しばしば「グレイ」と呼ばれ、これはレ
ベルが最大レベルと最小レベルとの間で、その実際の色
を示さずに変わることを示している。大半の印刷システ
ムは、小数レベル、典型的には2レベルで画像を出力又
はレンダリングできるが、より多くの出力レベルも可能
である。ドキュメントスキャナ、デジタルカメラ及びコ
ンピュータ画像ジェネレータを含む一般の入力装置は、
実質的に多数のグレイレベル(例えば、256レベルが
一般的である)で画像を描写できるが、より多数又は小
数レベルもまた可能である。ハードコピー出力として画
像をレンダリングするためには、多数セットのレベルで
初期に描写された画像を、より小数のセットレベルを用
いて、ユーザの意図をとらえる方法で描写可能であるべ
きである。カラードキュメントのデジタル印刷では、こ
れは色分解の比較的多数の入力レベルを比較的小数の出
力レベルに減少することにより行われる。次に、複数の
色分解は、例えば、画像に画像を重ねる印刷システム(i
mage-on-image printing system)での印刷で一緒に組み
合わされて、最終的なカラープリントを生成する。一般
に、カラードキュメントは、シアン、マゼンタ、イエロ
ー及びブラックの着色剤を用いて形成されているが、着
色剤の代替的又は他の組み合わせも使用可能である。
数(n)が2である場合(即ち、2値プリンタ)を考察
する。しかしながら、例えば、ティー、ヘンダーソン
(T. Henderson)らにより、Xerox Disclosure Journal,
Vol 14, No 4. pp.175-76 に記述されているように、n
は、グレイレベル印刷プロセスのために2よりも大きく
してもよい。
のカラーの所望の濃度を得ることはハーフトーン処理に
より達成され、この場合、分解濃度バリエーションは、
より多数又はより小数のONピクセル(2値)を個別的
な分解領域中にマーキングすることにより表現される。
ディザ法(dithering)又はスクリーン法(screening)と
して知られているハーフトーン処理方法では、領域内の
分解ピクセルアレイの各色分解ピクセルの濃度を表す値
を、予め選択したスレショルド(しきい値)のセット
(即ち、ディザマトリックスとして格納されている)の
1つと比較し、この比較により生成された反復出力パタ
ーンを、例えば、米国特許第4,149,194号(ホ
ラディー(Holladay))に教示されたようなハーフトーン
セルと見なす。このような構成の効果は、色分解の画像
濃度が最大レベルと最小レベルの間に存する領域の場
合、ディザマトリックス内のスレショルドの幾つかは越
えられるが、他は越えられないことである。2値の場合
には、スレショルドを越える分解ピクセル又はセル要素
は、最大着色剤値として印刷され得るが、残りの分解ピ
クセルは、データにより記述された実際の物理的な量に
依存して白いまま残ることになる。
トをレンダリングするための方法として広く受け入れら
れているが、スクリーンの反復パターンが、複数の色分
解の同様の反復パターン上に重畳されると、モアレ又は
他のアーチファクトの原因となり得る問題をつくりだ
す。
ィーら)は、色分解同士の間には常に2通りのモアレパ
ターンがあるが、その角度をしばしばモアレの周波数を
最大化するように選択することにより、拡大カラーハー
フトーンに見られる「ロゼット(rosettes)」が生じるこ
とを教示する。
を、特にイエロー−シアン及びイエロ−マゼンタ領域に
おいて減少する事に関し、この場合、2つのスクリーン
を、約15°(度)の角度で分離する。更に、本発明
は、イエロー着色剤が典型的には原色のマーキングカラ
ーの内で最も少く知覚可能であるという認識に基づいて
いる。回転式ドットハーフトーンスクリーンを使用し
て、3又は4色(ブラック)の色分解をレンダリングす
る場合、その色分解の内の2色分解間の相互作用によ
り、特に回転式スクリーン同士間の角度が約15°のよ
うに浅い場合に、周期的なアーチファクトを生じ得る。
2色モアレと称されるこの周期的なアーチファクット
は、(a)2色の吸収スペクトルの著しいオーバーラッ
プ、(b)2色のドット間の物理的相互作用によりを生
じ得て、マゼンタ又はシアンのハーフトーンドットは、
イエローハーフトーンドットを覆うように又はその上に
配される若しくは置かれると、崩壊することになる。こ
の2色モアレ問題は、本発明に関して記述するシステム
によって好ましく削減される。
ィー)は、ハーフトーンスクリーンの角度を変更して視
覚的に互いに強くぶつからないスクリーンパターンを生
成すできることを開示する。
アム(Williams))はホラディーの特許’194号の技法
の代替実施例を教示する。
ーン(Ciccone) ら)は、ノイズの追加又は本来のノイズ
の強化によりモアレをマスクできることを開示する。し
かしながら、このようなスキームは、画像の精度を本質
的に変えてしまう。
る他の方法もある。このような方法の例には、誤差拡散
方法、同様のハーフトーン処理方法、確率的スクリーン
法(stochastic screening) 及びパルス濃度変更法があ
る。
ば、多色画像を作成するための装置が提供され、該装置
は、基体上の畳重位置にn個の出力濃度レベルで複数の
色の各々をレンダリングできる、画像に画像を重ねる印
刷システムを有し;複数の色分解を有する多色ドキュメ
ントを描写する画像信号のソースを有し、各画像信号
が、m個のレベルの1つで光学的な濃度を表し、mがn
よりも大きくなり;印刷用カラードキュメントを準備す
るプロセッサを有し、前記カラードキュメントが各々、
複数の色分解を含み、各色分解がm個の濃度レベルを用
いて光学的濃度を記述する画像信号のセットとして表さ
れ;画像信号の前記ソースと接続される非周期的なハー
フトーンプロセッサを有し、前記非周期的ハーフトーン
プロセッサが、第1色分解の光学的濃度を表すレベル数
mを、光学的濃度を表すレベル数nn まで減少し、これ
によって、前記ハーフトーンプロセッセが非周期的パタ
ーンを生成し;周期的ハーフトーンプロセッサが前記画
像信号ソースに接続され、前記周期的ハーフトーンプロ
セッサが、少なくとも1つの更なる分解で光学濃度を表
すレベル数mを光学濃度を表すレベル数np まで減少
し、これによって、前記周期的ハーフトーンプロセッサ
が周期的パターンを生成し;非周期的ハーフトーンプロ
セッサ及びハーフトーンプロセッサで処理される信号
を、前記プリンタに送り、前記処理カラー画像を印刷す
るための手段を有する。
ダリングの基本的な問題、即ち、周期的な構造を用いて
レンダリングする時の原色の内の2つの原色の相互作用
を扱う。特に、本発明は2色モアレを低下することによ
りカラー画像印刷品質を改良することに関する。
の発見に基づいている。この技法は誤差拡散方法又は確
率的スクリーン方法を用いて、最少の知覚可能(例え
ば、イエロー)色分解をレンダリングする。
て単純なので有利である。更に、該技法は、画像上に画
像を重ねるマーキング技法を使用する印刷システム用の
プロセスラチチュードを拡張するために使用可能であ
る。本発明の技法は、多数の可能な量子化技法の内の一
つを用いて、色分解の有効な処理が可能になるために、
有利である。本発明により、カラー印刷システムは、2
色分解(その内の一方はイエローのような最少の知覚可
能色分解である)の間の構造的な相互作用から生じるア
ーチファクトの知覚を最小化することで、より高品質な
画像を生成することになる。
して記述するが、本発明を、記述する実施の形態に限定
することを意図していないことは理解されよう。一方、
請求項で定義されるような本発明の精神及び範囲内に含
まれ得るあらゆる代替、変更及び等価物をカバーするこ
とが意図されている。
る。カラー画像を「レンダリング(render) 」又は「印
刷」することは、少なくとも2つ、好ましくは3つ以上
の着色剤(例えば、インク、トナー、顔料等)を用いて
基体にマークして、着色剤の視覚的な一体化(integrat
ion)からフルカラー画像を形成することである。本明細
書で使用されるように、原色マーキングカラーは、シア
ン、マゼンタ、イエロー及び事によるとブラックを含む
ことが理解される。しかしながら、理解されるように、
基体上にフルカラー画像を生成するために使用される顔
料又は着色剤は変わることがある。従って、用語「最少
知覚可能着色剤」は、本明細書中では、複数の着色剤の
内で、観察者が最も少く視覚的に知覚できる単一の着色
剤を表現するために用いられる。典型的には、その最少
知覚可能着色剤はイエローであるが、本発明の態様の適
用をイエロー着色剤だけに限定することは意図していな
い。
で分割する最小セグメントである。各ピクセル値は、画
像の「2値形態(binary form) 」ではビット、画像の
「グレイスケール形態」ではグレイスケール値、又は画
像の「カラー座標形態」ではカラー空間座標のセット
(集合)であり、2値形態、グレイスケール形態、及び
カラー座標形態の各々は、画像を画定する2次元アレイ
である。
(ITT)」は、画像を受取り、画像バージョンを画定
するデータアイテムを提供することができるデバイスで
ある。「スキャナ」は、ドキュメントを走査するような
走査オペレーションにより画像を受け取る画像入力デバ
イスである。
(IOT)」は、画像を画定するデータアイテムを受取
り、画像を出力として提供するデバイスである。「ディ
スプレイ」は、出力画像をヒューマンビュー可能形態で
提供する画像出力デバイスである。ディスプレイにより
呈される可視パターンは「表示画像」又は単に「画像」
とする。
120のデータフロー図が示されている。好ましくは、
システム120は、限定されるわけではないが、ハード
コピー原稿125をデジタル化するためのスキャナー1
24、記憶装置126又はコンピュータワークステーシ
ョン128を含む複数の画像入力端末122の内の1つ
から生成されたデジタルドキュメント画像130を受け
取る。一度、デジタル化フォーマット、好ましくは、3
色の各々に対する複数レベル信号(m)[例えば、24
ビット(8ビット/分解)]で表現されると、データは
画像処理手段136にわたされるか他の方法で伝送され
る。画像処理手段136は、提供される画像信号に様々
なプログラマブルオペレーションを実行する専用プロセ
ッサ、又は例えば、デービッド ジェイ メトカルフェ
(David J. Metcalfe) らによる1996年2月7日に公
開されたヨーロッパ特許第0696132号に記述され
たような様々な画像処理特性を提供するために用いられ
るアプリケーション特定集積回路を含む。該特許の関連
部分はその技法を援用することにより本明細書の一部と
する。
号に動作するハーフトーン処理回路140が含まれてお
り、nレベル出力信号を各色分解に対して生成する。こ
の場合、nはm未満であり、nは典型的には1色につき
ピクセルあたり1ビット(1ビット/ピクセル/色)で
ある。ハーフトーン処理回路140のオペレーションの
更なる詳細は、図2に関して下記に記述する。次に、ハ
ーフトーン処理画像信号(C’,M’,Y’及びK’)
は、画像重ね(IOI;Image-on-image )システムとし
て図1に表される画像出力端末144にわたされる。画
像出力端末で一度受け取られると、ハーフトーン処理画
像データを使用して、通過する基体上の着色剤の配置を
制御してハードコピー出力148をレンダリングする。
理回路140のオペレーションに注意を向ける。図2を
参照すると、ハーフトーン処理回路140が概略的に示
されている。好適な実施の形態では、ハーフトーン処理
回路は、スクリーンマトリックス156で示されるよう
に、格納したハーフトーンスクリーンに基づいて回転式
のドットハーフトーンスクリーンを生成する。回転ドッ
トスクーンは最も多く視覚的に知覚可能な着色剤(例え
ば、ブラック、シアン及びマゼンタ)に適用され、一
方、非周期的なハーフトーンオペレーションはイエロー
色分解に適用される。特に、スクリーンマトリックス
は、回転ドットデータを周期的ハーフトーン処理ブロッ
ク150に提供する。ブロック150では、例えば45
°のスクリーンと関係する様々なスレショルドを適用す
るか、又はそれを入ってくる色分解データ(K)に対し
て比較し、出力は、色データがハーフトーンセルロケー
ションのスレショルドよりも上であるか下であるかを示
すnビット値である。nは、マルチビット出力を表して
もよいが、本明細書中では、ブラック出力ピクセルが、
出力画像上の対応する位置で露光されるか又は未露光の
まま残るかを示す2値として表現される。スクリーンマ
トリックスにより可変角度スクリーンセル、及び対応す
る表現スキームの効果的な複製方法は、米国特許第4,
149,194号(ホラディー)で提供され、その関連
部分は本明細書中に援用され、本発明の一部とする。同
様に、出力画像データを、ブロック154でマゼンタ出
力画像及びブロック158でシアン出力画像用にそれぞ
れ75°及び15°のスクリーン回転式角度を用いて生
成する。
の非周期的処理も図2に示す。非周期的ハーフトーン処
理ブロック152により表されるように、イエロー分解
データは、誤差拡散技法又はランダムスクリーン技法を
用いて処理され、出力時のイエロー画像の周期的な構造
を減少する。誤差拡散は、例えば、メトカルフェら又は
米国特許5,353,127号にジェイ.シアウ(J. Sh
iau)により教示された方法により達成される。これらの
両特許はそれらの技法を援用することにより本明細書の
一部とする。
像に関して記述するが、2よりも大きなハーフトーン色
分解及び同様に2よりも大きな誤差拡散分解に対して出
力レベル数nが共に可能になる。更に、本発明は、非周
期的な出力の可能な出力レベル数(nn )が周期的出力
の出力レベル数(np )と異なることを考察する。例と
して、高アドレス可能度印刷システムに関する部分的ピ
クセル露光可能度について考察する。誤差拡散では、高
アドレス可能度印刷システムに要求を課して、部分的ピ
クセル露光と対立するものとしてフルピクセルを出力だ
けしてもよいし、また、周期的又はスクリーン処理され
た出力の場合、4×アドレス可能度を使用してもよい
(例えば、各ピクセルは、独立して制御可能な4つのサ
ブピクセルを有する)。誤差拡散が隔離ドットを生成す
るために、この態様は重要である。ドットが小さすぎる
場合、それらはゼログラフィック印刷システムで出力さ
れると「安定」せず、プロセスバリエーションにより、
色ずれ(カラーシフト)を生じる。誤差拡散ピクセルに
フルドットだけを使用することにより、4×サブピクセ
ルに比べて安定性が向上する。更に、イエロー又は最少
の視覚的知覚可能カラーを、非周期的な画像形成技法を
用いて画像形成するために、その非周期的技法から得ら
れるウォーム(傷)又はノイズは視覚化されない。加え
られた安定性のために、誤差拡散又は非周期的出力に、
最小非周期的「ドット」サイズとして、2つ以上のピク
セルクラスター(群)で行われることを要求することも
可能である。
スになるとしばしば考えられているが、イエロー色分解
への誤差拡散の使用は、ほとんど目立たず、従ってさほ
ど重要でないノイズとなる。従って、フロイド・アンド
・ステインベルグ(Floyd &Steinberg)により提案され
たような単純な誤差拡散技法を使用可能である。あるい
は、非周期的な処理ブロックは、ランダムな又は少なく
とも非常に大きな周期のスクリーンを色分解データに適
用できる回路を使用することができる。イエロー着色剤
の視覚的知覚が比較的小さいために、単純でランダムな
スクリーン法を使用できることは、ここでも認識されよ
う。4色分解に対して関連ピクセルの各々を処理して、
次に、得られたデータを、遅延ブロック160、170
又は180でディレイ(遅延) させ、露光する、或いは
他の方法で画像出力端末上にレンダリングする時に、画
像ピクセルの位置合わせを維持する。
を更に示す。図3乃至図10では、ホワイト背景(バッ
クグランド)上のブラック印刷を使用して、単一色分解
か2色分解の組み合わせかの何れかを表現した。当業者
に明白になるように、得られた2色画像のブラック及び
ホワイトレンダリングは、実際の2色プリントのよう
に、視覚的に満足するものではないか又はアーチファク
トがあるが、それでもその図面は本発明の利点を示して
いると考えられる。特に、図3、図4及び図5は、それ
ぞれ、15°、75°及び90°の回転式ドットハーフ
トーン処理オペレーションを用いて処理されるシアン、
マゼンタ、及びイエローの色分解を表す。図は単にスク
リーン角度組み合わせの一例を提供しただけであって、
他のスクリーン角度組み合わせ(例えば、同一角度の異
なるカラー、又は等量で回転した分解角度等)も、同様
の影響を伴い、従って本発明により補正可能であること
も明白になるであろう。
わせから生じるモアレ影響は、図6及び図7に更に示さ
れている。特に、図6は、分解を生成するためにスクリ
ーン角度間に約15°だけの角度が使用される場合に、
シアンとイエロー間の分解に生じるビーティング(beati
ng) を示す。同様に、図7は、典型的なハーフトーンオ
ペレーションに従って処理される時にイエローとマゼン
タの色分解間に生じる2色モアレを示す。
エロー色分解を示す。特に、イエロー分解を、図2の非
周期的ハーフトーンブロック152に関して記述した単
純な誤差拡散技法を用いて処理した。比較のために、図
8のイエロー色分解は、図3のシアン及び図4のマゼン
タ分解と組み合わせて、2色組み合わせに於ける改良レ
ンダリング及びアーチファクトの削減を示すことができ
る。詳細には、図9は、シアンとイエローの2色分解を
表し、この場合、イエローは最少の知覚可能着色剤であ
り、非周期的なレンダリング技法を用いて処理されてい
る。同様に、図10は、マゼンタとイエローの2色組み
合わせを表し、これも上述した誤差拡散技法を用いて処
理されたイエロー分解を有する。図6を図9と又は図7
を図10と比較した結果として、図9及び図10には、
図6及び図7に見られた構造的な相互作用(モアレ)が
無いことは第三者にさえ認識されるであろう。従って、
最少の視覚的知覚可能な色分解処理は、2色モアレが生
じる可能性を減少する。更に、このような処理を使用す
ることにより、印刷システムのラチチュード(自由範
囲)が拡張される。一方の色、即ちシアンのハーフトー
ンドットを、イエロー色分解のドット上に印刷するため
には、ゼログラフィックパラメータの厳しい制御を必要
とする。シアンドットは、イエロードットの上に現像さ
れる時に少しでも破壊されると、従来のハーフトーン処
理方法を用いると2色モアレが現れる確率が高い。しか
しながら、本明細書中に記述した方法及び装置を用いる
と、イエロードットの上に配される時のシアンドットの
僅かな不完全さのために可視的なアーチファクトが現れ
る確率は、ずっと低くなる。従って、本発明の結果とし
て、ゼログラフィック又は他のマーキングプロセスのラ
チチュードを著しく増大することができる。
理技法を用いてフルカラー画像をレンダリングする間に
しばしば見られる2色モアレを減少する方法及び装置を
提供する。本発明は、最少知覚可能色分解(即ち、イエ
ロー)に非周期的なハーフトーン動作を用いることに基
づいて、イエロー着色剤が他の着色剤の一方(例えば、
シアン又はマゼンタ)と相互作用することにより周期的
な構造を形成しないようにする。
ステム及び関連デジタル印刷システムのデータフローを
示すデータフロー図である。
成要素を示す概略図である。
ラー画像の部分と同じ部分の色分解の例である。
10のカラー画像の部分と同じ部分の色分解の例であ
る。
乃至図10のカラー画像の部分と同じ部分の色分解の例
である。
7乃至図10のカラー画像の部分と同じ部分の色分解の
例である。
8乃至図10のカラー画像の部分と同じ部分の色分解の
例である。
9並びに図10のカラー画像の部分と同じ部分の色分解
の例である。
10ののカラー画像の部分と同じ部分の色分解の例であ
る。
ラー画像の部分と同じ部分の色分解の例である。
ロック 152 非周期的ハーフトーン処理ブロック 154 回転ドットデータを周期的ハーフトーン処理ブ
ロック 158 回転ドットデータを周期的ハーフトーン処理ブ
ロック 160 遅延ブロック 170 遅延ブロック 180 遅延ブロック
Claims (1)
- 【請求項1】 多色画像を作成するための装置であっ
て、基体上の畳重位置にn個の出力濃度レベルで複数の
色の各々をレンダリングできる、画像に画像を重ねる印
刷システムを有し、 複数の色分解を有する多色ドキュメントを描写する画像
信号のソースを有し、各画像信号が、m個のレベルの1
つで光学的な濃度を表し、mがnよりも大きくなり、 印刷用カラードキュメントを準備するプロセッサを有
し、前記カラードキュメントの各々が、複数の色分解を
含み、各色分解がm個の濃度レベルを用いて光学的濃度
を記述する画像信号のセットとして表され、 画像信号の前記ソースと接続される非周期的なハーフト
ーンプロセッサを有し、前記非周期的ハーフトーンプロ
セッサが、第1色分解の光学的濃度を表すレベル数m
を、光学的濃度を表すレベル数nn まで減少し、これに
よって、前記ハーフトーンプロセッセが非周期的パター
ンを生成し、 周期的ハーフトーンプロセッサが前記画像信号ソースに
接続され、前記周期的ハーフトーンプロセッサが、少な
くとも1つの更なる分解で光学濃度を表すレベル数mを
光学的濃度を表すレベル数np まで減少し、これによっ
て、前記周期的ハーフトーンプロセッサが周期的パター
ンを生成し、 非周期的ハーフトーンプロセッサ及びハーフトーンプロ
セッサで処理される信号を、前記プリンタに送り、前記
処理カラー画像を印刷するための手段を有する、 多色画像作成装置。
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