JPH1093628A - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JPH1093628A
JPH1093628A JP8245031A JP24503196A JPH1093628A JP H1093628 A JPH1093628 A JP H1093628A JP 8245031 A JP8245031 A JP 8245031A JP 24503196 A JP24503196 A JP 24503196A JP H1093628 A JPH1093628 A JP H1093628A
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JP
Japan
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network
communication
control unit
isdn
telex
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JP8245031A
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Masaharu Kurohashi
正治 黒橋
Toshihiro Kudou
寿寛 工藤
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SHOWA SOKEN KK
Shinko Seisakusho KK
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SHOWA SOKEN KK
Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ISDN網に接続して電信網に対応するパケ
ット交換加入電信サービスを受けることができる網制御
装置を提供する。 【解決手段】 メイン制御部30は、情報処理装置60
との間で標準的なデータ通信プロトコルに従って通信情
報を送受信するとともに、テレックス制御部40とデー
タバスを介して通信情報を送受信する。テレックス制御
部40は、ISDN制御部50との間で従来の加入電信
網の通信プロトコルに準じて通信情報を送受信する。I
SDN制御部50は、電信網に対応するパケット交換加
入電信サービスの通信プロトコルに従ってISDN網に
対して網制御及び通信情報の送受信を行う。通信バッフ
ァ44は、ISDN網から受信する通信情報を蓄積する
受信バッファを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に接
続されて統合サービスディジタル網(以下、ISDN網
という)に対して網制御を行う網制御装置に関し、特
に、電信網に対応するパケット交換加入電信サービスが
提供されるISDN網に対する網制御を行うものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から加入電信網(テレックス回線)
を介して国内通信及び国際通信が行われている。加入電
信網の端末(テレックス端末)としては、送信データを
入力するためのキーボード及び受信データを出力するた
めのプリンタを具備した印刷通信機が使用されている。
ところが、加入電信網は、その通信速度が50ボーと遅
い反面、回線使用料が他の通信網(例えば、加入電話網
等)に比較して安価であるため、テレックス端末の代わ
りにパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)
等の情報処理装置を加入電信網に接続してパソコン通信
を行いたいという要望がある。このような要望に応える
ために、本出願人は、加入電信網及び加入電話網の双方
にパソコンを接続してパソコン通信を行うことができる
ようにした網制御装置を既に提案している(特公平6-87
575 号公報)。
【0003】図3は、上記提案に係る網制御装置の説明
図である。網制御装置1は、複数のパソコン2〜5と加
入電信網NL及び加入電話網NTとの間に接続されるも
のである。網制御装置1は、モデム6,7を介して加入
電話網NTに接続される。網制御装置1は、各パソコン
と加入電信網NL及び加入電話網NTとの間におけるプ
ロトコルの相互変換を行うとともに、上記網を介して発
信、着信及び切断などを行う。また、網制御装置1は、
送受信する通信データを蓄積する通信バッファを具備す
ることにより、以下の3つの機能、すなわち受信した通
信データを蓄積する機能(受信電文蓄積機能)と、蓄積
しておいた通信データを予め設定しておいた予約時間に
一か所以上の送信先に対して発信する機能(同報予約機
能)と、複数の電文を構成する通信データを一括してを
予め設定しておいた予約時間に一か所の送信先に対して
発信する機能(一括予約機能)とを有している。したが
って、このような網制御装置1を用いることにより、パ
ソコンを用いて通信動作を行わないときには、パソコン
を通信以外の作業に供することができ、また、休日や夜
間に受信を待機するためにパソコンの電源を投入してお
く必要がなく、電力消費を抑制できる利点がある。
【0004】ところで、国内加入電信網は、この数年で
段階的に廃止されてINSネット(Information Network
Sysutem Net) と称するISDN網(Integrated Servic
es Digital Network:統合サービスディジタル網)に置
き換えられる予定となっている。このため、国内加入電
信網が廃止される地域においては、ISDN網によって
提供される、電信網に対応するパケット交換加入電信サ
ービス(INS−P加入電信サービスと称されている)
を用いて、国際加入電信網及び残存する国内加入電信網
との通信を行うように計画されている。
【0005】上記パケット交換加入電信サービスによっ
て提供される電信網との通信サービスは、図4に示す構
成の通信網によって実現される。端末としてのパソコン
2はDSU(Digital Service Uniit) 8を介してISD
N網NIの交換装置9に接続される。この交換装置9
は、TEX−IWSと称されるプロトコル変換装置10
を介して加入電信網NLの交換装置11に接続される。
交換装置11には、従来のテレックス端末12や網制御
装置(NCU)13を介してパソコン14が接続され
る。上記プロトコル変換装置10は、電信網NLとIS
DN網NIとの間で双方向のプロトコル変換を行う機能
を備えている。プロトコル変換の一例としては、ISD
N網におけるパケット通信で用いられているJIS8コ
ードと、加入電信網で用いられているJIS6コードと
を相互に変換すること等がある。
【0006】このように、電信網NLをISDN網NI
に置き換えるためには、ISDN網側のパソコン2がI
SDN網NIを介して交換装置9及びプロトコル変換装
置10とパケット通信を行う機能を有していることが必
要である。このため、ISDN網NIに接続してパケッ
ト交換加入電信サービスを受けるために必要なTA(Ter
minal Adapter)の機能を有するインターフェースボード
及び通信ソフトウェアが提供される予定となっている。
上記インターフェースボード及び通信ソフトをパソコン
2に付加することにより、ISDN網NI及び国内加入
電信網を経由して、あるいはISDN網NI及び国際加
入電信網を経由して相手先のテレックス端末12又はパ
ソコン14との間で通信を行うことが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合には、ISDN網NIに接続されたパソコン2が相手
先からの通信データを随時受信するためには、常時パソ
コン2を受信待機状態に維持しておかなくてはならない
ので、その間、パソコン2を別の用途に使用することが
できなくなってしまうという不都合が生じる。また、夜
間や休日にデータを受信する場合には、パソコン2の電
源を夜間や休日にも投入しておかなくてはならず、消費
電力が大きくなってしまうという問題がある。このよう
な問題は、本出願人の先の提案に係る図3の網制御装置
(NCU)が有する受信電文蓄積機能、同報予約機能及
び一括予約機能等によって解決するが、上記網制御装置
は、そのままでISDN網NIと接続して網制御を行う
構成とはなっていない。本発明は、このような事情に基
づいてなされたもので、その目的は、ISDN網に接続
してパケット交換加入電信サービスを受けることがで
き、かつ、パソコン等の情報処理装置とISDN網との
間において、受信電文蓄積機能、同報予約機能及び一括
予約機能を提供することができる網制御装置を提供する
ことにある。また、本発明の別の目的は、情報処理装置
と加入電信網との間に接続されて加入電信網を経由して
通信を行う従来の網制御装置に対応して作成されたパソ
コンの通信ソフト(アプリケーションソフト)を流用す
ることができる網制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
に接続され、電信網に対応するパケット交換サービスが
提供されるISDN網に対する網制御を行う網制御装置
であって、メイン制御部と、テレックス制御部と、IS
DN制御部と、通信バッファとを有し、前記メイン制御
部は、前記情報処理装置との間で標準的なデータ通信プ
ロトコルに従って通信情報を送受信するとともに、前記
テレックス制御部とデータバスを介して前記通信情報を
送受信するものであり、前記テレックス制御部は、前記
ISDN制御部との間で従来の加入電信網の通信プロト
コルに準じて前記通信情報を送受信するものであり、前
記ISDN制御部は、INS−P加入電信サービスの通
信プロトコルに従ってISDN網に対して網制御及び通
信情報の送受信を行うものであり、前記通信バッファ
は、ISDN網から受信する通信情報を蓄積する受信バ
ッファ及びISDN網へ送信する通信情報を蓄積する送
信バッファの双方又は一方から構成されていることを特
徴としている。上記構成によれば、情報処理装置との間
では、標準的なデータ通信プロトコルに従って通信情報
を送受信するとともに、ISDN網との間では、上記通
信情報を電信網に対応するパケット交換加入電信サービ
スの通信プロトコルに従って送受信することができる。
また、通信バッファを設けることによって受信及び送信
する通信情報の双方又は一方を蓄積することができる。
テレックス制御部及びISDN制御部の間でテレックス
通信のプロトコルに準じて通信情報を送受信しているか
ら、パソコン側から見た網制御装置は、既に本出願人が
出願している従来の網制御装置の場合と同じ動作を行う
ものとして取り扱うことができる。なお、本明細書にお
いて、INS−Pは、NTTによって提供されるISN
ネットのパケット通信サービスを示す。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1及び図2は、本発明の網制御装置の
構成を分割して示すブロック図である。図1及び図2に
示すように、網制御装置20は、概ねメイン制御部3
0、テレックス制御部40及びISDN制御部50から
構成されているので、各部毎にその内部構成を説明す
る。
【0010】[メイン制御部の構成]メイン制御部30
には、CPU31と、そのCPU31が実行するための
制御プログラムを保持するROM32と、CPU31の
制御動作の際に使用されるワーキングエリアを提供する
RAM33とが設けられている。
【0011】メイン制御部30のバスB1には、RS−
23SC等のシリアルインターフェースを提供するPO
RT1コントローラ34a、EXT1コントローラ34
b及びDTEコントローラ34cが接続されている。各
コントローラ34a〜34cは、バスB1に対する並列
データと、ラインドライバ/レシーバ回路35に対する
直列データとを変換するものである。すなわち、各コン
トローラ34a〜34cは、信号の電圧レベルを変換す
るためのラインドライバ/レシーバ回路35を介して情
報処理装置を構成するパソコン60、通常の電話網NT
に接続されるモデム70及び通信情報のモニタ出力を行
う、例えばプリンタ等のDTE(Data Terminal Equipme
nt)80に接続されている。DTE80としてプリンタ
を接続した場合には、網制御装置20を介して電話網N
TあるいはISDN網NIと行う通信情報の印刷出力や
パソコン60から出力される通信情報以外の情報の印刷
出力を得ることができる。なお、上記通信情報には、通
信データ及びその通信データの送受信に必要な通信制御
信号が含まれている。
【0012】EXT1受信バッファ37は、モデム70
を介して受信した電話網NTからの電文を蓄積するため
のものである。入出力ポート37は、操作部38のラン
プ等の表示を制御するための情報を出力したり、操作部
38のスイッチの情報を入力するためのものである。
【0013】デュアルポートRAM39は、メイン制御
部30のバスB1とテレックス制御部40のバスB2と
の間でデータの授受を行うためのものである。
【0014】すなわち、メイン制御部30は、情報処理
装置を構成するパソコン60との間でRS−232C等
の標準的なデータ通信プロトコルに従って通信情報を送
受信するとともに、後述するテレックス制御部40とデ
ータバスを介して通信情報を送受信するものである。な
お、上記標準的なデータ通信プロトコルとしては、RS
−232C以外のものであってもよい。
【0015】[テレックス制御部の構成]テレックス制
御部40には、CPU41と、そのCPU41が実行す
るための制御プログラムを保持するROM42と、CP
U41の制御動作の際に使用されるワーキングエリアを
提供するRAM43とが設けられている。
【0016】テレックス制御部40のバスB2には、後
述するISDN制御部50との間で加入電信網の通信プ
ロトコルに準じて通信情報(通信データ及び通信制御信
号)を送受信するための入出力ポート46及びテレック
スコントローラ47が接続されている。
【0017】入出力ポート46は、周知の信号入出力用
LSIによって構成されるものであり、テレックス回線
制御のリレーをオン/オフさせる信号等に相当する通信
制御信号を送受信するためのものである。
【0018】テレックスコントローラ47は、並列デー
タ及び直列データを双方向に変換するものであって、テ
レックス形式の通信データを送受信するためのものであ
る。
【0019】INS受信バッファ44は、ISDN制御
部50から受信した通信情報を時計回路45から出力さ
れる時刻データとともに蓄積格納するものである。ま
た、このINS受信バッファ44及び前述したEXT1
受信バッファ36は、いずれも図示しない補助電源によ
ってバッテリバックアップされている。
【0020】すなわち、テレックス制御部40は、IS
DN制御部50との間で従来の加入電信網の通信プロト
コルに準じて通信情報を送受信するものである。
【0021】[ISDN制御部の構成]ISDN制御部
50には、CPU51と、そのCPU51が実行するた
めの制御プログラムを保持するROM52と、CPU5
1の制御動作の際に使用されるワーキングエリアを提供
するRAM53とが設けられている。
【0022】ISDN制御部50のバスB3には、前述
したテレックス制御部40との間で加入電信網の通信プ
ロトコルに準じて通信情報(通信データ及び通信制御信
号)を送受信するための入出力ポート55及びテレック
スコントローラ54が接続されている。上記入出力ポー
ト55及びテレックスコントローラ54は、それぞれテ
レックス制御部40の入出力ポート46及びテレックス
コントローラ47に相当するものであるため、その説明
は省略する。
【0023】ISDNコントローラ56は、ISDN基
本ユーザ・網インターフェースにおけるS点での通信制
御を行う通信制御LSIによって構成されるものであ
り、端末側レイヤ1,2の機能及び回線ドライバ/レシ
ーバを内蔵したものである。上記通信制御には、いわゆ
る網制御(発呼、着呼及び通信パスの設定等)が含まれ
ている。
【0024】ISDNI/F回路57は、DSU90を
介してISDN網と接続するために必要な素子及び回路
から構成されるものであり、具体的には、パルストラン
ス、コモンモードチョーク及びサージアブソーバ等であ
る。
【0025】ISDN制御部50は、パケット交換加入
電信サービスの通信プロトコルに従ってISDN網NI
に対して網制御及び通信情報の送受信を行っている。す
なわち、ISDN制御部50のCPU51は、ISDN
網へ送信するための送信情報をテレックス制御部40か
ら受信すると、その送信情報をパケット交換加入電信サ
ービスの通信プロトコルに対応したパケット形式に変換
してISDN網のパケット交換設備へ送信するととも
に、ISDN網のパケット交換設備からパケット形式の
通信情報を受信すると、それを網制御装置20内部で取
り扱うことができる形式に変換してからテレックス制御
部40へ送信している。
【0026】[網制御装置の動作]次に、上記構成によ
る動作について説明する。初めに、網制御装置20から
ISDN網NIへ通信情報を送信する場合の動作につい
て説明する。まず、パソコン60は、通信情報を網制御
装置20のメイン制御部30へRS−232C等のイン
ターフェースに基づいて送信する。メイン制御部30
は、ラインドライバ/レシーバ回路35及びPORT1
コントローラ34aを介して並列データに変換された通
信情報をバスB1を介してデュアルポートRAM39へ
与える。
【0027】テレックス制御部40は、デュアルポート
RAM39を介して入力した通信情報を、通信データに
ついてはテレックスコントローラ47を介して、通信制
御信号については入出力ポート46を介して、それぞれ
並列データから直列データに変換してISDN制御部5
0へテレックス通信のプロトコル、すなわち従来の加入
者電信網のプロトコルに準じて送信する。
【0028】ISDN制御部50は、テレックス制御部
40から送信される直列データの通信情報をテレックス
コントローラ54及び入出力ポート55によって並列デ
ータに変換して受信する。CPU51は、その受信した
通信情報をパケット交換加入電信サービスに適合するI
SDN網NIのパケット通信のプロトコルに変換すると
ともに、ISDNコントローラ56を用いて網制御(発
呼及び通信パスの設定)を行った後、ISDN回路57
を介してISDN網NIへ通信情報を送信する。
【0029】次に、網制御装置20がISDN網NIか
ら通信情報を受信する場合の動作について説明する。I
SDN網NIから網制御装置20に通信情報が着信する
と、ISDN制御部50のCPU51は、ISDNコン
トローラ56によって網制御(着呼及び通信パスの設
定)を行った後、受信した通信情報に基づいて生成した
通信データ及び通信制御信号をテレックスコントローラ
54及び入出力ポート55に与えて、テレックス制御部
40へ送信する。
【0030】テレックス制御部40のCPU41は、受
信した通信データ及び通信制御信号に基づいて通信情報
を生成し、デュアルポートRAM39へ入力する。メイ
ン制御部30は、デュアルポートRAM39から読出し
た通信情報をPORT1コントローラ34a及びライン
ドライバ/レシーバ回路35を介してパソコン60へ送
信する。
【0031】上述の受信動作では、パソコン60が受信
待機状態にある場合であるが、パソコン60が非動作で
あった場合、あるいは別処理を実行しており網制御装置
20と通信不可能であった場合には、以下の動作がなさ
れる。この場合には、メイン制御部30のCPU31が
パソコン60が通信不可能であることをPORT1コン
トローラ34aを介して認識すると、その旨を示す制御
情報をデュアルポートRAM39を介してテレックス制
御部40のCPU41に与える。
【0032】上述の受信動作と同様の手順でISDN制
御部50に受信された通信情報がテレックス制御部40
に送信される。そして、パソコン60が通信不可能であ
ることを予め認識しているテレックス制御部40のCP
U41は、受信した通信情報をデュアルポートRAM3
9に格納することなく、INS受信バッファ44へ蓄積
しておく。
【0033】そして、メイン制御部30のCPU31
は、テレックス制御部40のCPU41からINS受信
バッファ44に蓄積されている通信情報がある旨の制御
情報を受けとると、入出力ポート37を介して操作部3
8の表示ランプを点灯させて、受信データを蓄積中であ
ることを表示させる。
【0034】上記表示を認識した操作者がパソコン60
を操作して網制御装置20との通信が可能な状態にする
と、テレックス制御部40のCPU41は、INS受信
バッファ44に蓄積されていた通信情報をデュアルポー
トRAM39に書き込む。
【0035】メイン制御部30のCPU31は、デュア
ルポートRAM39に保持されている通信情報を読み出
し、PORT1コントローラ34a及びラインドライバ
/レシーバ35を介してパソコン60へ送信する。
【0036】したがって、網制御装置20は、パソコン
60が受信待機状態でないときに受信した通信情報を通
信バッファを構成するINS受信バッファ44に蓄積し
ているので、パソコン60を他の用途に使用したり、夜
間に電源を切断しておいても、通信情報を受信すること
ができる。
【0037】なお、テレックス制御部40にINS送信
バッファを設けて、送信すべき通信情報を蓄積してお
き、時計回路45の時刻データが予め設定したおいた予
約時刻に到達したことをもって送信を開始するように制
御すれば、従来装置が提供している同報予約機能及び一
括予約機能等を実現することが可能となる。
【0038】パソコン60は、メイン制御部30及びモ
デム70を介して通常の電話網NTに接続することがで
きるので、電話網NTを介したパソコン通信を行うこと
ができる。また、パソコン60が通信待機状態でないと
きに、メイン制御部30がモデム70を介して受信した
通信情報をEXT1受信バッファ36に蓄積することに
よって、パソコン60を他の用途に使用したり、夜間に
電源を切断しておいても、通信情報を受信することがで
きる。
【0039】上述したように、本発明の網制御装置20
においては、テレックス制御部40及びISDN制御部
50のそれぞれにテレックスコントローラ及び入出力ポ
ートを設けることにより、両者の間でテレックス通信の
プロトコルに準じて通信データ及び通信制御信号を送受
信している。このため、パソコン側から見た網制御装置
20は、本出願人の先の出願に係る網制御装置、すなわ
ち情報処理装置と加入電信網との間に接続されて加入電
信網を経由して通信を行う従来の網制御装置と同じ動作
を行うものとして取り扱うことができる。したがって、
従来の網制御装置とパソコンとの間で行われている通信
手順についてはこれを変更する必要がなく、従来の通信
ソフトウェアをそのまま流用することができるという利
点がある。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の網制御装
置によれば、情報処理装置との間では、標準的なデータ
通信プロトコルに従って通信情報を送受信するととも
に、ISDN網との間では、上記通信情報を電信網に対
応するパケット交換加入電信サービスの通信プロトコル
に従って送受信することができる。また、ISDN網か
ら受信する通信情報を蓄積する受信バッファを設けた場
合には、受信する通信情報を蓄積することができ、IS
DN網へ送信する通信情報を蓄積する送信バッファを設
けた場合には、通信しようとする通信情報を蓄積するこ
とができる。したがって、情報処理装置とISDN網と
の間において、受信電文蓄積機能、同報予約機能及び一
括予約機能の全て又は一部を提供することが可能とな
る。
【0041】また、本発明の網制御装置は、テレックス
制御部及びISDN制御部の間でテレックス通信のプロ
トコルに準じて通信情報を送受信しているから、情報処
理装置側から見た場合に、情報処理装置と加入電信網と
の間に接続されて加入電信網を経由して通信を行う従来
の網制御装置と同じ動作を行うものとして取り扱うこと
ができる。したがって、上記従来の網制御装置とパソコ
ン等の情報処理装置との間で行われている通信手順につ
いてはこれを変更する必要がなく、従来の通信ソフトウ
ェアをそのまま流用することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の網制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の網制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】従来装置の構成図である。
【図4】パケット交換加入電信サービスを実現するため
の通信網の説明図である。
【符号の説明】
20 網制御装置 30 メイン制御部 40 テレックス制御部 50 ISDN制御部 60 パソコン(情報処理装置) NI ISDN網 NL 電信網

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置に接続され、電信網に対応
    するパケット交換加入電信サービスが提供されるISD
    N網に対する網制御を行う網制御装置であって、 メイン制御部と、テレックス制御部と、ISDN制御部
    と、通信バッファとを有し、 前記メイン制御部は、前記情報処理装置との間で標準的
    なデータ通信プロトコルに従って通信情報を送受信する
    とともに、前記テレックス制御部とデータバスを介して
    前記通信情報を送受信するものであり、 前記テレックス制御部は、前記ISDN制御部との間で
    従来の加入電信網の通信プロトコルに準じて前記通信情
    報を送受信するものであり、 前記ISDN制御部は、INS−P加入電信サービスの
    通信プロトコルに従ってISDN網に対して網制御及び
    通信情報の送受信を行うものであり、 前記通信バッファは、ISDN網から受信する通信情報
    を蓄積する受信バッファ及びISDN網へ送信する通信
    情報を蓄積する送信バッファの双方又は一方から構成さ
    れていること、 を特徴とする網制御装置。
JP8245031A 1996-09-17 1996-09-17 網制御装置 Pending JPH1093628A (ja)

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