JPH1093575A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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Publication number
JPH1093575A
JPH1093575A JP8244718A JP24471896A JPH1093575A JP H1093575 A JPH1093575 A JP H1093575A JP 8244718 A JP8244718 A JP 8244718A JP 24471896 A JP24471896 A JP 24471896A JP H1093575 A JPH1093575 A JP H1093575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
slave
master station
programmable controller
master
Prior art date
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Pending
Application number
JP8244718A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Wasumi
正明 和澄
Hiroyuki Kimura
裕之 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH1093575A publication Critical patent/JPH1093575A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信途中の子局の参入が容易であり、通信ロス
がなく、枝状、ループ状の分岐ネットワークに適用する
PCのステーション番号設定方式を提供する。 【課題の解決手段】 多重に分岐接続されたPCにおい
て、親局1と複数の子局2で多重通信が行なわれる場
合、親局1が子局2をポーリングし、自動的に子局2の
各ステーション番号を設定するPCで、子局2が各ステ
ーション番号を乱数表にてランダムに設定し、親局1が
子局2に対してポーリングし、ポーリングされた子局2
が前記設定されたステーション番号を親局に登録するこ
とを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラ(以下、PCという)に係り、PCのアドレ
ス設定方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PCなどの制御装置間やPCとリ
モートI/O間で、その通信モジュールを介して信号の
多重伝送を行うことが必要となっていた。この多重伝送
に際して、一次側とその交信相手となる二次側を特定す
るために前記通信モジュールのアドレスを示すステーシ
ョン番号を設定しなければならない。前記ステーション
番号を設定する場合は、前記PCや、リモートI/Oの
通信モジュールなどの各ステーションに設けられている
ディップスイッチやロータリースイッチ等を操作するこ
とにより、ハード的に各ステーション番号が重複しない
ように、PCのユーザにて手動操作にて設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の手動設定作業は
多くの時間および労力が費やされ、その設定に誤りがあ
り、適切な解決方法の出現が要請されていた。この解決
方法として、特開昭62−86936号公報記載の自動
2次局アドレス設定方式がある。前記2次局アドレス設
定方式は、複数の2次局が接続された伝送線へ1次局か
ら応答要求信号、次いで、2次局特定用アドレス信号が
所定のタイミングで送り出される。各2次局では、フイ
ルタ手段により、前記アドレス信号が受信されると、ア
ドレス信号の内容が記憶されて、そのアドレス設定が行
なわれると共に、応答信号が伝送線へ送り出されるよう
になっている。一次局では、2次局応答信号が受信され
た各アドレス信号と各2次局とが伝送線の一次局側から
終端に向けて2次局接続順およびアドレス信号送出順に
従い、対応付けられていたものである。上記方式は、設
定作業の時間および労力が省かれ、設定に生ずる誤りも
防止され、2次局の構成が簡単、かつ小型化され、一次
側で2次局のアドレス設定が確実に確認できる優れた方
法であった。
【0004】しかし、上述の方法は、親局からの応答要
求信号をフイルタ手段により、順次アドレスを決定する
ため、通信途中からの子局ステーションの参入が不可能
であり、不便であるという問題があった。また、上述の
方法は、子局が新規参入の要請が有るかどうか確認する
機能が必要であるという問題があった。さらに、前記新
規参入要請子局の確認機能のバック通信を確認する必要
のため、通信ロスが生じるという問題があった。さらに
また、上述の方法は、枝状に分岐して接続しているネッ
トワークには適用できるがループ状への適用には難点か
有るという問題があった。本発明は、かかる従来の問題
を解決するためになされたもので、通信途中からの子局
ステーションの参入が容易であり、通信ロスがなく、枝
状のネットワーク、ループ状のネットワークのいずれで
もアドレスを設定することができる機能を備えたプログ
ラマブルコントローラを提供することをその目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題と解決するた
め、本発明に係るプログラマブルコントローラの構成
は、親局のプログラマブルコントローラと複数の子局の
プログラマブルコントローラ間で多重通信が行われる場
合、当該子局の各ステーション番号を自動的に設定する
手段を含むプログラマブルコントローラにおいて、前記
親局は、前記各子局に対してポーリングする送受信手段
を含み、前記子局は、自己のステーション番号をランダ
ムにそれぞれ設定し、前記親局からポーリングされたと
きには、前記自己のステーション番号を前記親局に登録
する送受信手段を含むことを特徴とするものである。前
項記載のプログラマブルコントローラにおいて、前記子
局のプログラマブルコントローラは、識別番号を設定
し、その送受信手段には、前記ステーション番号の親局
への登録時、当該識別番号も当該親局に送信する機能を
含んでいることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、2、3を参照して本発明の
一実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形
態に係るPCにおける親局の動作フローチャート、図2
は、図1のPCにおける子局の動作フローチャート、図
3は、図1のPCの子局におけるステション番号設定方
法のダイヤグラム線図である。
【0007】(1)まず、すべてに先立ち、親局1とし
て、多数のPCが接続されているループ中の1台を、ユ
ーザがディップスイッチ等で設定する。 (2)つぎに、子局2および親局1において電源が投入
される(ステップ21およステップ11)。ついで、親
局1では自己の識別No.を設定(ステップ22)し、
子局2は自己の識別No.,ステーションNo.をそれ
ぞれ設定する(ステップ12)。この子局2における番
号の設定は、乱数表等を使って番号が他局と重ならない
ように行われる。下記の〔表1〕に子局2における番号
の設定の一例が示されている。
【表1】
【0008】(3)電源投入時において、親局1におい
ては、ループ上に他の親局1がいないかどうかをループ
上のデータが流れているかどうかを、例えば1秒程度監
視し、判断する(ステップ23)。YESの場合、すな
わち他の親局1があり、親局1が出すべきループ上のデ
ータが流れてきたときには、親局1の重複としてエラー
として停止する(ステップ24)。NOの場合、すなわ
ち他の親局1がなく、親局1として立ち上げを確認し
(ステップ25)、次ぎのステップ26に移行する。
【0009】(4)親局1は、ループ上の子局2に対
し、ST1から順にSTn(最大ステーション番号)ま
であるかの確認コマンドを送信し、ST No.を呼出
し、確認する(ステップ26)。この確認の送信信号の
一例が、図3のダイヤグラムにおいて(イ)として図示
されている。前記送信信号の一例が下記の〔表2〕に示
されている。
【表2】
【0010】(5)子局2は、親局1の識別番号を確認
し、親局1が当該が通常動作をしているかどうか、すな
わち、親局1がステーション番号の設定状態か、もしく
は通常の通信状態かを判断する(ステップ13)。YE
Sの場合、親局1が通常動作をしていれば、直ちにステ
ップ20に移り、親局1に対して、リンクへの参入コマ
ンドに仮ステション番号(仮STNo.)を付けて親局
1へ発信する。前記参入コマンドの送信信号の例が、下
記の〔表5〕に示されている。
【表5】 親局1は、参入コマンドを受けた場合は空きステーショ
ン番号を割り当てる。この場合、子局から仮STNo.
が空いておれば、そのまま割り当てる(ステップ3
3)。
【0011】親局1が通常動作をしていない場合、すな
わちNoの場合、子局2は親局1からポーリングされる
のを待ち、ポーリングされた場合は前記自己のST N
o.が呼ばれたかどうかを判断する(ステップ14)。
次いで、自己のST No.が呼ばれた場合、すなわち
YESの場合、前記自己のST No.に識別No.を
付けて親局1へ応答する(ステップ15)。前記応答信
号例が下記の〔表3〕に示されている。また、図3のダ
イヤグラムにおいて(ロ)として図示されている。
【表3】
【0012】自己のST No.が呼ばれない場合、す
なわちNoの場合、ステップ13に戻り、親局1が通常
動作をしているかどうか、すなわち親局1がステーショ
ン番号の設定状態か、もしくは通常の通信状態かを判断
し、前の動作をくり返すことになる。
【0013】(6)親局1は、子局2から上記ステップ
15の子局2の応答があったかどうかを判断する(ステ
ップ27)。前記判断において、応答がありの場合、上
記子識別No.とST No.を確認し、そのST N
o.を登録し、子局2に対し、その子局2の識別No.
とST No.を付けた応答コマンドを返信する(ステ
ップ28)。前記応答コマンドの例が下記の〔表4〕に
示されている。また、図3のダイヤグラムにおいて
(ハ)として図示されている。
【表4】 前記ステップ27の判断において、応答がない場合、つ
ぎのST No.に進み(ステップ29)、次ぎにステ
ップ26へもどり、同じ手順動作をくりかえすことにな
る。
【0014】(7)子局2は、前記〔表4〕に示される
ような親局1からの応答コマンドを確認し、自己のST
No.登録の応答コマンドかどうか判断する(ステッ
プ16)。YESの場合、すなわち自局ST No.登
録の応答コマンドの場合、自分のST No.が登録さ
れたことを認識し(ステップ17)、通常動作に移行す
る(ステップ18)。このようにして、親局1は、ST
1から順にSTn(最大ステーション番号)まで確認が
行われ、最大ステーション番号まで到達しておれば、通
常動作に移る(ステップ31)。また、ステップ30に
おいて、STn(最大ステーション番号)まで到達して
ないときは、つぎのST No.に進み(ステップ2
9)、次ぎにステップ26に戻り、同じ手順動作をST
n(最大ステーション番号)に到達するまで、くり返す
ことになる。
【0015】前記ステップ16の判断がNOの場合、す
なわち自局のST No.登録の応答コマンドでない場
合、親局1が通常の動作をしているかどうかの判断をす
る(ステップ19)。このステップ19の判断がYES
の場合、すなわち前記親局1が通常動作をしている場
合、親局1に対して、例えば、ST No.が重なった
場合、子局2は、識別No.が違うので、自己のST
No.の重なりを認識し、親局1のステーションNo.
の確認をまつ。その確認作業が終了したのち、リンクへ
の参入コマンドに仮ST No.をつけて親局1へ発行
する。この参入コマンドの例が前掲の〔表5〕に示めさ
れている。(ステップ20)前記ステップ19の判断が
NOの場合、すなわち親局1が通常動作をしていない場
合は、再び元の通常動作をしているかどうかの判断をす
る場合へ戻り、同じ手順をくり返すことになる。
【0016】(8)親局1は、ステップ20の子局2か
らの参入コマンドが送信されているかどうかを判定する
(ステップ32)。親局1は、参入コマンドが送信され
ていれば、空きステーション番号の割当てが行われ、子
局のST No.が空いていればそのまま割り当てる。
ステーション割当の応答コマンドを送信する(ステップ
33)。前記応答コマンドの信号例が前掲の〔表4〕に
示されている。
【0017】前記参入コマンドが送信されていない場合
および空きステーション番号の割当てが完了した場合、
ステップ31に戻り、通常動作に移行する。 (9)子局2は、ステーション割当の応答コマンドかど
うかを判断し(ステップ20b)、前記判断が応答コマ
ンドで有る場合、ST No.を割り当てを受ける。そ
して、通常動作(ステップ20c)に入る。前記ステー
ション割当応答コマンドでない場合、再び、ステップ2
0にかえり、リンクへの参入コマンドを親局1へ発行す
る。子局2が途中で参入したい場合は、ステップ12か
らステップ20bまでの手順が順次行われることによ
り、空きステーション番号の割当てを受けることができ
る。
【0018】(10)なお、システム立ち上げ時に決定
したST No.はEEPROMやバックアップメモリ
に保存され、ST No.の登録作業は毎回行わない。
また、ST No.の登録されている内部メモリは、ユ
ーザが周辺機器からのセットやプログラムによるセット
も可能である。この場合、リンクモジュールST N
o.の登録変更のコマンドを親局1に対して発信する。 (11)ステーション番号自動設定が不要なユーザに対
しては、スイッチ等にて手動モードを選択できるように
しておくことにより、プログラムにて設定可能である。
また、親局1がダウンした場合は、次にステーションN
o.が若いリンクモジュールに親局1が移り、通信に支
障はない。親局1は、自分がダウンした時のために次に
ステーションNo.が若いリンクモジュールに対し、親
局1になるために必要なデータは予め送信して蓄積され
ている。また、各ステーション間のデータは通信用デー
タエリア(ワード単位にチャンネル番号を付ける、例え
ばWL0からWL13FFFにやりとりを行わせる。ユ
ーザはチャンネル番号を使用し、ステーション番号は使
用しない。
【0019】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明の構
成によれば、プログラマブルコントローラの多重通信に
おけるステーション番号を自動的に設定する方法におい
て、通信途中からの子局ステーションの参入が容易であ
り、通信ロスがなく、枝状に分岐ネットワーク、ループ
状ネットワークいずれにも適用できるアドレス設定機能
を具備するプログラマブルコントローラを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るPCにおける親局
の動作フローチャートである。
【図2】図1のPCにおける子局の動作フローチャート
である。
【図3】図1のPCの子局におけるステション番号設定
方法のダイヤグラム線図である。
【符号の説明】 1…親局 2…子局

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局のプログラマブルコントローラと複
    数の子局のプログラマブルコントローラ間で多重通信が
    行われる場合、当該子局の各ステーション番号を自動的
    に設定する手段を含むプログラマブルコントローラにお
    いて、 前記親局は、前記各子局に対してポーリングする送受信
    手段を含み、前記子局は、自己のステーション番号をラ
    ンダムにそれぞれ設定し、前記親局からポーリングされ
    たときには、前記自己のステーション番号を前記親局に
    登録する送受信手段を含むことを特徴とするプログラマ
    ブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラマブルコントロ
    ーラにおいて、 前記子局のプログラマブルコントローラは、識別番号を
    設定し、その送受信手段には、前記ステーション番号の
    親局への登録時、当該識別番号も当該親局に送信する機
    能を含んでいることを特徴とするプログラマブルコント
    ローラ。
JP8244718A 1996-09-17 1996-09-17 プログラマブルコントローラ Pending JPH1093575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8244718A JPH1093575A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP8244718A JPH1093575A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 プログラマブルコントローラ

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JPH1093575A true JPH1093575A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17122881

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JP8244718A Pending JPH1093575A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 プログラマブルコントローラ

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JP (1) JPH1093575A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7852790B2 (en) 2005-06-09 2010-12-14 Omron Corporation Communication master station startup period control method
JPWO2016143104A1 (ja) * 2015-03-11 2017-04-27 三菱電機株式会社 制御システム

Cited By (3)

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