JP3276363B2 - 通信システム制御処理装置 - Google Patents

通信システム制御処理装置

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JP3276363B2
JP3276363B2 JP2001033185A JP2001033185A JP3276363B2 JP 3276363 B2 JP3276363 B2 JP 3276363B2 JP 2001033185 A JP2001033185 A JP 2001033185A JP 2001033185 A JP2001033185 A JP 2001033185A JP 3276363 B2 JP3276363 B2 JP 3276363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定のサービスを提供
する機能を有する複数の第1の端末と、第1の端末によ
る特定のサービス機能を使用する複数の第2の端末が伝
送路により結合され相互に通信を行なう通信システム制
御処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15〜図25を参照しながら従来の技
術について説明する。
【0003】図15は本発明の適用されるネットワーク
構成の一例を示す図であり、図に示すようなシステムが
HBSである場合を例にとり従来例を示す。図15に示
した各端末の機能構成が図16に示すような内容である
とする。図16に示したように、端末a151と端末c
153が情報チャネルのコントローラ機能であるHBC
機能161−1,163−1を有するとする。HBSで
は各端末のこうした個々の機能はサブデバイス(SDA
と記す)という概念で処理され、図18に示すように伝
送路150上でやりとりする電文においても制御を指定
するコマンドであるオペレーションコード(OPCと記
す)183,オペランドコード(OPRと記す)184
以外にこのSDAを指定する部分SSDA181,DS
DA182が存在しており、機能の制御が容易に行え
る。そのため、端末の処理部の構成も図19、20に示
すように機能を判定するSDA判定処理部192と個々
の機能に関わる制御処理を行なう機能別の制御処理部1
93〜196、201〜204を具備した形となってい
た。具体的なサービスとして、情報チャネルの管理処理
の場合について示す。図24は、図20で示したHBC
のアドレス制御部まで含む一構成例を示す図である。ま
た、図25は、図24で示した設定可能なアドレステー
ブルの具体的一構成例を示す図である。
【0004】一般にはコントローラのアドレスは一意に
は確定していないため、サービス要求のシーケンスは図
17に示すようにサービスを受ける端末がサービス要求
電文を一斉同報にて伝送路150上に送信(171)す
る。この電文を受け取ったコントローラは、要求に対す
る応答電文を前記要求発信端末に送る(172)。今、
端末b152のサービスA機能162−1が情報チャネ
ルを必要とし、空き情報チャネルを要求するとする。端
末b152のサービスA機能162−1は、一斉同報に
て情報チャネル要求コマンド221(図22)を含む電
文を伝送路150上に送信する(211(図21))。
この電文を受信した端末a151HBC機能161−1
と端末dHBC機能163−1は共に自己の管理する空
き情報チャネルを検索し、応答を返す。この時、端末a
151HBC機能161−1と端末dHBC機能163
−1の情報チャネルの管理仕様がそれぞれ次のような内
容であったとする。
【0005】(1)端末a151HBC161−1によ
る情報チャネル管理仕様:情報チャネル番号の若い順に
使用中の有無を確認し、情報チャネルの要求があった場
合には最初に見つけた空き番号を応答として返す。
【0006】(2)端末dHBC163−1による情報
チャネル管理仕様:情報チャネルの使用中の有無確認を
ポインタが現在ある部分から順に行なっていき、チャネ
ル番号が最大に達したらまた1番目からというように確
認し、最初に見つけた空き番号を応答として返す。
【0007】図23中黒丸230,237がチャネルの
空き検索用のポインタの位置を示すものとする。この
時、端末b152が情報チャネル2の使用要求コマンド
223を一斉同報にて伝送路150に送信(211)し
たとする。このコマンドを受信した時点で、端末aコン
トローラ機能(HBC機能)161−1,及び端末cコ
ントローラ機能(HBC機能)163−1が管理する情
報チャネル使用管理テーブル状況は、それぞれ図23に
示す状態I(231,234)だったとする。どちらの
コントローラも共に情報チャネルNO.2は空き状態を
示しているため、チャネル使用許可コマンド224を返
送し(212,213)、それぞれの情報チャネル使用
管理テーブル状況は、状態II(232,235)に移
行する。このとき、端末aコントローラ機能(HBC機
能)161−1では空き検索用のポインタは情報チャネ
ル1の管理テーブルを示し、端末cコントローラ機能
(HBC機能)163−1では空き検索用のポインタは
情報チャネル3の管理テーブルを示す。この状況で、今
度は、端末d154が情報チャネル割当を要求するチャ
ネル要求コマンド221を一斉同報にて伝送路150に
送信(214)したとする。このコマンドを受信した時
点で、端末aコントローラ機能(HBC機能)161−
1の空き検索用のポインタは情報チャネル1の管理テー
ブルを示しており、情報チャネル1は未使用状態である
ために、要求のあった端末d154に対して情報チャネ
ル1を指定したチャネルNO.指定付きのチャネル使用
許可コマンド222を送信する(215)。一方、端末
d154が情報チャネル割当を要求するチャネル要求コ
マンド221を受信した時点で、端末cコントローラ機
能(HBC機能)163−1の空き検索用のポインタは
情報チャネル3の管理テーブルを示しており、情報チャ
ネル3は未使用状態であるために要求のあった端末d1
54に対して情報チャネル3を指定したチャネルNO.
指定付きのチャネル使用許可コマンド222を送信する
(216)。この時、端末d154には、情報チャネル
1の使用許可(215)と情報チャネル3の使用許可
(216)が来ることになり、端末側としてはどちらの
情報チャネルを使うべきかどうか判断に苦しむところで
あり、前者の情報チャネル1を用いたとすると、端末c
153のコントローラ機能(HBC)163−1が管理
する状況236と実際のシステムの状況が異なることに
なる。もし、端末d154が後者の情報チャネル3を用
いたとすると、今度は端末a151のコントローラ機能
(HBC)161−1が管理する状況233と実際のシ
ステムの状況が異なることになるなど、どちらにしても
システムとしての同期がとれなくなってしまうという課
題があった。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】こうした課題の回避
策として、従来、端末を伝送路に接続する前に同一のコ
ントローラ機能があるかどうかを特別のツールを用い確
認し、同一コントローラ機能がある時にはそのコントロ
ーラ機能を最初から排除した端末を代わりに接続する、
あるいは、ハード的にスイッチ等を設けておきそれによ
り認識させて、機能を起動しないようにするなどの特別
な作業を必要としていた。しかし、そのような回避策
は、特別なツールを必要とし、また、特別な作業を必要
とするという課題がある。そこで、 (1)システム内に同一のシステム制御機能が存在する
場合の同期にかかわる問題点吸収するための、端末の前
記機能を停止が自動的に行えるようにする。
【0009】(2)動作中の機能がなんらかの異常によ
り停止した際の、他の端末で停止中の同一機能の再起動
を自動的に行なえるようにする。 (3)端末の物理アドレスの設定が、自動的に動作中の
機能にふさわしいものとなるようする。
【0010】本発明は、このような課題を解決できる通
信システム制御処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決しようとする手段】前記第1の課題を解決
するための手段として、次の制御処理方法と装置を設け
る。 (1−1)特定のサービス機能の起動開始時に通信によ
り各端末の持つ特定のサービス機能の起動開始を通知し
一定時間伝送路からの応答を待ち、一定時間経過後も他
の端末からの同一機能の起動中の通知をうけなかった場
合にのみ前記特定のサービス機能の起動を行い、一定時
間経過中に他の端末から起動中の通知を受けた時には前
記特定のサービス機能を停止し、さらに、特定のサービ
ス機能の動作中に前記通知を受け取った時には通信によ
り特定のサービス機能が動作中であることを応答として
返すというシーケンス(方式)を導入する。 (1−2)通信により各端末の持つ特定のサービス機能
の起動制御に用いる電文として、サービス機能の制御で
あることを示す部分(オペレーションコード)と、具体
的な制御内容を示す部分(第1オペランド)と、前記サ
ービス機能の種類・内容を示す部分(第2オペランド)
を構成要素とする電文を用い、第1オペランドとして起
動開始を示すコードと,起動中を示すコードを設ける。 (1−3)特定のサービス機能の起動開始時に伝送路に
より結合された他の端末に対して起動通知の処理を行な
う処理部と、前記特定のサービス機能の通常動作中に伝
送路により接続された他の端末からの前記特定のサービ
スの起動開始の通知を受け取った時に前記特定のサービ
ス機能がすでに起動中であることを通知する処理部を具
備し、起動通信の処理を行なう部分においては前記特定
のサービス機能の起動通知後に一定時間他の端末からの
前記特定のサービス機能の起動中を指示する応答を待
ち,一定時間経過後も何等応答の無い時のみ前記特定の
サービス機能と前記起動中の応答を返す処理部を起動
し,応答のあった場合には前記特定のサービス機能の処
理部と前記起動中の応答を返す処理部の起動を停止する
装置構成とする。
【0012】前記第2の課題解決のための手段として、
第1の課題を解決するための手段とさらに次の制御処理
方法と装置を設ける。 (2−1)起動中の特定のサービス機能に異常があった
ことを検出時、通信により各端末の持つ特定のサービス
機能の起動開始を要求し、起動停止中の特定のサービス
機能を持つ端末では、前記要求受信時に起動が可能であ
ることを要求のあった端末に通知し、通知後、一定時間
前記通知に対する応答を待ち、一定時間以内に応答があ
った時には要求のあった特定のサービス機能を起動し、
一定時間経過しても応答の無い時,および他の端末から
の起動開始の通知を受け取った時には、起動停止を続行
するというシーケンス(方式)を導入する。 (2−2)前記(1−2)した電文の第1オペランドと
して起動要求を示すコードと,起動要求応答を示すコー
ドと,起動要求応答確認を示すコードを設ける。 (2−2)特定のサービス機能の制御処理機能を持つ端
末に、さらに前記(2−1)の再起動の制御を実現する
処理部を具備した装置構成とする。 (2−3)起動中の特定のサービス機能の異常検出時
に、他の端末の停止中の特定のサービス機能の前記(2
−1)した処理を実現する処理部を具備した装置構成と
する。
【0013】前記第3の課題解決のための手段として、
第1の課題,第2の課題を解決するための手段とさらに
次の制御処理装置を設ける。 (3−1)特定のサービス機能の起動開始時の処理で、
前記特定のサービス機能の起動を停止することとなった
時に、特定のサービス機能が動作中のみ設定可能なアド
レスを削除あるいは前記特定のアドレスの設定のための
マスク処理を行なう処理部を具備した装置構成とする。 (3ー2)特定のサービス機能動作停止時に、前記特定
のサービス機能の動作を再起動する時に、特定のサービ
ス機能が動作中のみ設定可能なアドレスを取り得るよう
に、前記アドレスの設定処理あるいはマスク解除処理を
行なう処理部を具備した装置構成とする。
【0014】上記解決手段のうち、第1の本願発明の解
決手段は、複数の端末を伝送路により結合し、相互に通
信を行なうネットワークの通信システム制御処理装置に
おいて、特定のサービス機能の制御処理を実現する第1
の処理部と、前記第1の処理部の起動開始時に伝送路に
より結合された他の端末に対して起動通知の処理を行な
う第2の処理部と、前記第1の処理部の通常動作中に前
記ネットワークにより接続された他の端末からの前記特
定のサービス機能の起動開始の通知を受け取った時に前
記特定のサービス機能がすでに動作中であることを通知
する第3の処理部を具備し、前記第2の処理部において
は前記特定のサービス機能の起動通知後に一定時間他の
端末からの前記特定のサービス機能の動作中を指示する
応答を待ち,一定時間経過後も何等応答の無い時のみ前
記第1の処理部と前記第3の処理部を起動し,応答のあ
った場合には前記第1の処理部と前記第3の処理部の起
動を停止することを特徴とする通信システム制御処理装
置である。
【0015】さらに、第2の本願発明の解決手段は、複
数の端末を伝送路により結合し、相互に通信を行う為の
前記複数の端末のアドレスがその端末の保持する機能に
より決まるネットワークの通信システム制御処理装置に
おいて、特定のサービス機能の制御処理を実現する第1
の処理部と、前記第1の処理部の起動開始時に伝送路に
より結合された他の端末に対して起動通知の処理を行う
第2の処理部と、前記第1の処理部の通信動作中に前記
ネットワークにより接続された他の端末からの前記特定
のサービス機能の起動開始の通知を受け取った時に前記
特定のサービス機能がすでに動作中であることを通知す
る第3の処理部と、さらにアドレスの変換処理を行う第
5の処理部を具備し、前記第2の処理部は、前記第1の
処理部と前記第3の処理部の起動を停止する際にのみ前
記第5の処理部の起動を行い、前記第5の処理部は、端
末の設定可能アドレスメモリから前記第1の処理部によ
る機能により設定することのできる特定のアドレスを削
除あるいは前記特定のアドレスの設定のためのマスク処
理を行うことを特徴とする上記第1の本願発明の通信シ
ステム制御処理装置である。
【0016】前記手段により、同一の特定のサービス機
能が存在するネットワークにおいて、下記の作用を有す
る。 (1)システム内に同一のシステム制御機能が存在する
場合の同期にかかわる問題点吸収するための、端末の前
記機能を停止が自動的に行えるようになる。 (2)動作中の機能がなんらかの異常により停止した際
の、他の端末で停止中の同一機能の再起動を自動的に行
なえるようになる。 (3)端末の物理アドレスの設定が、自動的に動作中の
機能にふさわしいものとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】コントローラとしての特定のサービス機能
を持つ二つの端末a151,端末c153は、伝送路1
50に接続され(図16参照)ている。そして、その端
末a151,端末c153は、図5、図6に示すよう
に、伝送路150上の電文の受信,及び伝送路150上
への電文の送信処理を行なう電文送受信処理部51と、
受信した電文のサービス機能の判定処理を行いそれぞれ
のサービス機能処理部へ電文を渡すサービス機能判定処
理部52、それぞれのサービス機能処理部53〜56を
構成要素として持つ。図5は、サービス機能起動制御処
理部50がサービス機能制御処理部52と接続された第
1の形態をとった場合であり、図6は、サービス機能制
御処理部61内にサービス機能起動制御処理部50が存
在する第2の形態をとった場合である。サービス機能起
動制御処理部50の構成の第1の形態と第2の形態にお
ける違いとしては、第1の形態では端末の保持する全て
のサービス機能制御処理部53〜56の情報を制御する
ためのメモリ等の処理部が第2の形態に比して必要とな
ってくる。本実施例の説明としては、簡単のために第2
の形態を用いることとする。さらに、本発明における制
御のためのコマンドとしては、第1,第2のシーケンス
例にかかわる(1−a)41,(1−b)42、第3の
シーケンス例に関わる(2−a)43〜(2−e)47
がある(図4参照)。
【0019】以下、第1〜第3のシーケンスそれぞれに
ついて図1から図9,図15,図16を用いて説明し、
さらに上記実施例の適用されるHBSの特にHBCの場
合につき,さらにアドレスの制御との連動についての実
施例を説明する。図1から図3では、端末a151のサ
ービスA用コントローラ161−1を簡単のためにサー
ビスA用コントローラ1と記し、端末c153のサービ
スA用コントローラ163−1を簡単のためにサービス
A用コントローラ2と記している。 <第1のシーケンス例> 他の端末が動作中でない場合(図1の(1)のシーケン
ス参照);端末c153のサービスA用コントローラ機
能163−1は、電源投入により、図7のサービス機能
起動制御処理部50の起動時「起動指示」通知処理部7
1で起動され,サービスA機能の起動開始を指示する図
4のコマンド41を一斉同報により伝送路150上に送
信(11)する(図1)。その後、一定時間伝送路15
0からの電文の監視を行い、一定時間経過(12)時点
でも他の端末からの図4の動作中指示コマンド42の受
信がないため、サービスA用コントローラ機能163−
1は処理を開始する(13)(図1)。
【0020】他の端末が動作中である場合(図1の
(2)のシーケンス参照);図1の(2)に示すシーケ
ンスは、すでに同一の機能のコントローラがネットワー
ク上で動作中に同じ機能を立ち上げる場合のシーケンス
である。例えば、端末c153が動作中に、端末a15
1が起動する場合を説明する。端末a151のサービス
A用コントローラ機能161−1は、電源投入により、
サービス機能起動制御処理部50の起動時「起動指示」
通知処理部71で起動され,サービスA機能の起動開始
を指示するコマンド41を一斉同報にて伝送路150上
に送信(15)(図16、図1(2)参照)する。それ
に対して、端末c153のサービスA用コントローラ機
能163−1はその起動開始コマンド41を受信し、
「起動指示」受信処理部72(図7)が起動され、動作
中指示子コマンド42(図4)を伝送路150上に送信
する。それによって、端末a151のサービスA用コン
トローラ機能161−1のサービス機能起動制御処理部
50では伝送路150からの前記動作中指示コマンド4
2を受信する(16)(図1(2))。これにより、端
末a151のサービスA用コマンド機能161−1はサ
ービス機能の起動を停止する(17)。本実施例によ
り、複数の同一機能を持つコントローラがネットワーク
上にただ一つとなり、管理の同期・一元性が図れるとと
もに、通信により自動的に行なわれることにより、設置
時の煩雑さの削減により誤操作の防止にもつながる。 <第2のシーケンス例>図8に示すように、端末c15
3のサービスA用コントローラ機能163−1のサービ
ス機能起動制御処理部50に、さらに起動中に一定時間
間隔で動作中指示コマンド42の送信を行なう起動中
「動作中指示」通知処理部81を具備させ、停止中の端
末a151のサービスA用コントローラ機能161−1
のサービス機能起動制御処理部50に、さらに停止中
「動作中指示」通知受信処理部82を具備する。前記起
動中「動作中指示」通知処理部81では一定時間間隔T
で動作中指示コマンド42を一斉同報にて伝送路150
上に送信(21,22(図2))する。端末a151の
サービス機能A用コントローラ機能161−1の前記停
止中「動作中指示」通知受信処理部82ではこの動作中
指示子コマンド42の受信毎に前記コマンド受信待用の
タイマをイニシャライズする。
【0021】いま、端末c153のサービスA用コマン
ド機能163−1に異常が発生し本機能の停止が行なわ
れる(23)と、端末aサービスA用コントローラ機能
161−1では動作中指示子コマンド42受信のタイム
アウト確認(24)となり、自己の機能を起動させるべ
く起動時「起動指示」通知処理部71を起動させる(2
5)。その起動後のシーケンスは、第1のシーケンス例
の通りとなる。
【0022】本実施例により、複数の同一機能を持つコ
ントローラがネットワーク上に存在し、その中の一台の
みが動作中である時で、この一台に異常が発生し機能の
提供が行えなくなった場合でも、前記機能を停止するこ
となくシステムが動作でき、さらに、通信により自動的
に再起動処理が行なえ手動による移行処理のための煩雑
さが軽減できる。 <第3のシーケンス例>図9に示すように、第3のシー
ケンス例は、第2のシーケンス例で示した停止中「動作
中指示」通知受信処理部82を端末に持たせない場合
の、停止中のサービス機能の再起動制御処理に関するも
のである。
【0023】端末c153のサービスA用コントローラ
機能163−1に異常が発生し機能を停止していた(3
1)とする(図3参照)。この時、端末b152のサー
ビスA処理機能162−1がサービスA機能の要求コマ
ンド(例えば従来例で示した情報チャネル要求コマンド
221)を伝送路150上に送信(32)し、応答をま
つ。リトライ(33)しても応答が無い場合には、端末
b152のサービス機能A制御処理部91のサービス機
能起動要求処理部90(図9)によりサービスA機能の
起動処理が開始される。サービス機能起動要求処理部9
0は、サービス要求32,33にたいして応答の無かっ
た場合には、サービスAの起動を要求する起動要求コマ
ンド45(図4)を伝送路150上に一斉同報にて送信
する。この時、たとえば、2個の端末、すなわち端末a
151のサービスA用コントローラ機能161−1と端
末dのサービスA用コントローラ機能164−1が起動
停止中であったとする。起動要求コマンド45を受信し
た前記二つの機能のサービス機能起動制御処理部50で
は、停止中「起動要求」受信処理部83を具備しており
(図8参照)、この処理部83が起動要求コマンド45
に対する応答として起動要求応答コマンド46を端末b
152のサービス機能A制御処理部91に送信する(3
5,36)(図3)。この時、早い方の応答を送信した
端末を例えば、端末d154とすると、端末b152の
サービス機能A制御処理部91では、その端末d154
のサービスA機能164−1に対して起動要求応答確認
コマンド47を返送(37)する。そして端末d154
のサービスA機能164−1では一定時間以内に起動要
求応答確認コマンド47を受信すると、停止処理を解除
し起動(38)し、第1のシーケンスに示した起動処理
を開始する。
【0024】一方、端末a151のサービスA用機能1
61−1の方では、一定時間経過以前に他端末d154
の起動開始コマンド41を受信(39)することによっ
て、自己の起動要求応答コマンド46が受理されなかっ
たとみなし、起動処理を終了し、停止を続行(30)
(図3)する。
【0025】本実施例により、複数の同一機能を持つコ
ントローラがネットワーク上に存在し、その中の一台の
みが動作中である時で、この一台に異常が発生し機能の
提供が行えなくなった場合でも、前記機能を停止するこ
となくシステムが動作でき、さらに、通信により自動的
に再起動処理が行なえ手動による移行処理のための煩雑
さが軽減できる。特に本実施例によれば、コントローラ
端末の負荷(一定時間間隔で起動中指示を行なったり、
起動中指示の確認を行なうこと)の軽減が図れる。 <HBCのアドレス制御との連動例>上記したシーケン
スの適用されるシステムとしてHBSがあるが、HBS
においては、その端末が保持している機能により、自己
アドレス格納部111に設定されているアドレスの値の
範囲が決まっているものがある(図11参照)(ET−
2101ホームバスシステム規格書参照)。特にHBC
はシステムに一台ということで、アドレスも00H(1
01)となる(図10参照)。また、HBSでは複合端
末の概念があり、一つの物理アドレスに複数の機能が存
在する。これはまさに上記した本発明が適用できるシス
テムを示しているが、その際、アドレスは一つであるた
め、端末が保持している機能に付与されるものから選ぶ
こととなる。今、端末a151のサービス機能AがHB
C,サービス機能BがCTC,サービス機能CがNTで
あったとすると、この端末の取りうるアドレスは、図1
0の(1)に示す10個の値101〜103−7となる
(図11の113参照)。ここで、端末c153もサー
ビス機能AのHBC機能を保持するものであったとす
る。この時、図1(2)に示すように端末aが後から起
動された場合など、HBC機能の起動はできないために
それ以外の機能のアドレスを設定変更する必要が出て来
る。そのため、図10の(2)に示すように、アドレス
マスク用のテーブル114を新たに設け、サービス機能
起動制御処理部50によりアドレスマスクテーブル11
4及びアドレス設定処理部112に対してアドレスマス
クあるいは(HBC機能の起動が出来るようになった場
合)マスク解除の制御を行なう(図11参照)。アドレ
ス設定処理部112がアドレスマスクテーブル114と
設定可能アドレステーブル113を参照して次ドアドレ
ス格納部111を書き換える。
【0026】図12は、サービス機能起動制御処理部5
0がサービス機能制御処理部121にある場合のアドレ
ス変更を実現するためのブロック図である。
【0027】図13は図11及び図12に示したサービ
ス機能起動制御処理部50の構成例を示す図である。ま
た、図14は図11及び図12に示したサービス機能起
動制御処理部50の構成例を示す図である。
【0028】本実施例により、自己アドレス格納部を不
揮発性のRAMにより構成する端末によるシステムにお
いては、システム起動中にシステムの電源が一斉に落ち
た場合などの際起動時のアドレスの自動設定において不
用な制御が無くなる。
【0029】
【発明の効果】本発明により、特定のサービス機能を提
供する機能を有する複数の第1の端末と、前記第1の端
末による特定のサービス機能を使用する複数の第2の端
末が伝送路により結合され相互に通信を行なうネットワ
ークにおいて、下記の効果を有するものである。 (1)複数の同一機能を持つコントローラがネットワー
ク上にただ一つとなり、管理の同期・一元性が図れると
ともに、通信により前記管理の一元性確保が自動的に行
なわれることにより、設置時の煩雑さの削減により誤操
作の防止にもつながる。 (2)複数の同一機能を持つコントローラがネットワー
ク上に存在し、その中の一台のみが動作中である時で、
この一台に異常が発生し機能の提供が行えなくなった場
合でも、前記機能を停止することなくシステムが動作で
き、さらに、通信により自動的に再起動処理が行なえ手
動による移行処理のための煩雑さが軽減で、且つサービ
スの受け側の端末の負荷が無いシステムの構築が行なえ
る。 (3)複数の同一機能を持つコントローラがネットワー
ク上に存在し、その中の一台のみが動作中である時で、
この一台に異常が発生し機能の提供が行えなくなった場
合でも、前記機能を停止することなくシステムが動作で
き、 さらに、通信により自動的に再起動処理が行
なえ手動による移行処理のための煩雑さが軽減できる。
特に、コントローラ端末の負荷(一定時間間隔で起動中
指示を行なったり、起動中指示の確認を行なうこと)の
軽減が図れる。 (4)自己アドレス格納部を不揮発性のRAMにより構
成する端末によるシステムにおいては、システム起動中
にステムの電源が一斉に落ちた場合などの際起動時のア
ドレスの自動設定において不用な制御が無くなる。
【0030】特にHBSにおいては、上記効果が顕著で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による特定のサービス機能の起動開始シ
ーケンスの一例を示す図である。
【図2】本発明による起動中の特定のサービス機能の異
常発生時の機能停止及び他端末の再起動のシーケンスの
第1の実施例を示す図である。
【図3】本発明による起動中の特定のサービス機能の異
常発生時の機能停止及び他端末の再起動のシーケンスの
第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明によるコマンド構成の一例を示す図であ
る。
【図5】本発明による特定のサービス機能を有する端末
の第1の構成例を示す図である。
【図6】本発明による特定のサービス機能を有する端末
の第2の構成例を示す図である。
【図7】本発明によるサービス機能起動制御処理部の第
1の構成例を示す図である。
【図8】本発明によるサービス機能起動制御処理部の第
2の構成例を示す図である。
【図9】本発明による特定おサービス機能利用端末構成
の一実施例を示す図である。
【図10】本発明によるアドレス制御用テーブルの一実
施例を示す図である。
【図11】本発明による特定のサービス機能を有する端
末の第3の構成例を示す図である。
【図12】本発明による特定のサービス機能を有する端
末の第4の構成例を示す図である。
【図13】本発明による図11及び図12に示したサー
ビス機能起動制御処理部の第1の構成例を示す図であ
る。
【図14】本発明による図11及び図12に示したサー
ビス機能起動制御処理部の第2の構成例を示す図であ
る。
【図15】本発明の適用されるネットワーク構成の一例
を示す図である。
【図16】図15中に示した機器を機能ブロック化した
図である。
【図17】図16で示した構成で各端末の持つサービス
機能要求のためのシーケンスの一例を示す図である。
【図18】図15で示したネットワークがHBSである
場合の制御用の電文フォーマットの一構成例を示す図で
ある。
【図19】図16で示した従来の端末の一構成例を示す
図である。
【図20】HBS上の従来の端末がHBCである場合の
端末の構成例を示す図である。
【図21】HBSにおける特定のサービス機能として情
報チャネル要求に関するシーケンスの一例を示す図であ
る。
【図22】図21で示したシーケンスで使用するコマン
ド構成の一例を示す図である。
【図23】二つのコントローラそれぞれでの情報チャネ
ルの使用状態管理の一例を示す図である。
【図24】図20で示したHBCのアドレス制御部まで
含む一構成例を示す図である。
【図25】図24で示した設定可能なアドレステーブル
の具体的一構成例を示す図である。 151ー154 端末 11 起動指示 16 動作中指示 71 起動時「起動指示」通知処理部 72 起動中の「起動指示」受信処理部 81 起動中「動作中指示」通知処理部 82 停止中「動作中指示」受信処理部 83 停止中「起動要求」受信処理部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末を伝送路により結合し、相互
    に通信を行なうネットワークの通信システム制御処理装
    置において、特定のサービス機能の制御処理を実現する
    第1の処理部と、前記第1の処理部の起動開始時に伝送
    路により結合された他の端末に対して起動通知の処理を
    行なう第2の処理部と、前記第1の処理部の通常動作中
    に前記ネットワークにより接続された他の端末からの前
    記特定のサービス機能の起動開始の通知を受け取った時
    に前記特定のサービス機能がすでに動作中であることを
    通知する第3の処理部を具備し、前記第2の処理部にお
    いては前記特定のサービス機能の起動通知後に一定時間
    他の端末からの前記特定のサービス機能の動作中を指示
    する応答を待ち,一定時間経過後も何等応答の無い時の
    み前記第1の処理部と前記第3の処理部を起動し,応答
    のあった場合には前記第1の処理部と前記第3の処理部
    の起動を停止することを特徴とする通信システム制御処
    理装置。
  2. 【請求項2】 複数の端末を伝送路により結合し、相互
    に通信を行う為の前記複数の端末のアドレスがその端末
    の保持する機能により決まるネットワークの通信システ
    ム制御処理装置において、特定のサービス機能の制御処
    理を実現する第1の処理部と、前記第1の処理部の起動
    開始時に伝送路により結合された他の端末に対して起動
    通知の処理を行う第2の処理部と、前記第1の処理部の
    通信動作中に前記ネットワークにより接続された他の端
    末からの前記特定のサービス機能の起動開始の通知を受
    け取った時に前記特定のサービス機能がすでに動作中で
    あることを通知する第3の処理部と、さらにアドレスの
    変換処理を行う第5の処理部を具備し、前記第2の処理
    部は、前記第1の処理部と前記第3の処理部の起動を停
    止する際にのみ前記第5の処理部の起動を行い、前記第
    5の処理部は、端末の設定可能アドレスメモリから前記
    第1の処理部による機能により設定することのできる特
    定のアドレスを削除あるいは前記特定のアドレスの設定
    のためのマスク処理を行うことを特徴とする請求項1記
    載の通信システム制御処理装置。
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