JP4458278B2 - 通信サイクル制御方法 - Google Patents

通信サイクル制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4458278B2
JP4458278B2 JP2005252682A JP2005252682A JP4458278B2 JP 4458278 B2 JP4458278 B2 JP 4458278B2 JP 2005252682 A JP2005252682 A JP 2005252682A JP 2005252682 A JP2005252682 A JP 2005252682A JP 4458278 B2 JP4458278 B2 JP 4458278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
frame
station
message
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005252682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007066103A (ja
Inventor
敏之 尾崎
雅規 藤川
政男 古賀
英輝 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2005252682A priority Critical patent/JP4458278B2/ja
Publication of JP2007066103A publication Critical patent/JP2007066103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4458278B2 publication Critical patent/JP4458278B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Description

この発明は、通信マスタ局(通信機能を有する1のプログラマブル・コントローラ装置)と通信スレーブ局(通信機能を有する1若しくは2以上のI/Oターミナル装置)とをバス型ネットワークで結んだプログラマブル・コントローラシステムに適用される通信マスタ局の通信サイクル制御方法に関する。
通信機能を有する1のプログラマブル・コントローラ(以下、PLCという)装置と通信機能を有する1若しくは2以上のI/Oターミナル装置とをバス型ネットワークで結ぶと共に、通信機能を有するPLC装置を通信マスタ局とし、かつ通信機能を有するI/Oターミナル装置のそれぞれを通信スレーブ局とし、周期的に通信マスタ局と通信スレーブ局との間で通信(I/O)が行われている。
従来の通信サイクルタイムが図10に示されている。同図に示されるように、通信サイクルの1通信サイクルはI/Oリフレッシュ時間aと、イベント処理時間bとから構成されて、横軸には時間tが示されている。I/Oリフレッシュ時間aと、イベント処理時間bとには、それぞれ処理時間が設定される。I/Oリフレッシュ処理またはイベント処理が開始された場合には、設定された時間がタイマ制限時間となり、制限時間内で各処理が行われている。このような通信マスタ局と各通信スレーブ局との間で様々なデータのやり取りを行うようにしたPLCシステムは、従来より知られている。また、ここで言う「I/Oターミナル装置」とは、入力ターミナル装置、出力ターミナル装置、及び入出力ターミナル装置を総称するものである。なお、制御装置のイベント制御方法は、従来より開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−149303号公報
しかしながら、通信スレーブ局の加入処理は、イベントにより行われるため、通信スレーブ局がネットワーク上に多数存在する場合、電源投入後の加入処理時にイベント処理が多発する。そのため、通信スレーブ局の加入処理を実行するための時間を早めるには、1サイクルにおけるイベントの処理時間を長く取る必要がある。すなわち、図10に示されるように、イベントの処理時間を長く取るように設定すると、図中のイベント処理時間bが長くなり、それに合わせて時間tが大きくなってしまう。イベントの時間を長く設定した場合、加入処理は多く割り当てられるため、加入処理自体は早くなるが、通信サイクルの時間はその分長くなってしまう。
また、PLCの使用用途や規模によっては、加入処理後の通常サイクル時において、イベント処理を必要としない場合がある。イベントの時間を短く設定した場合、通信サイクルの時間は短くすることができるが、加入処理はその分遅くなる問題が生じている。
この発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、1サイクルにおける通信サイクルタイムを長くしないで、電源投入時はイベント処理を多く実行可能とし、通信フェーズに適した通信サイクルを設定することができる通信マスタ局の通信サイクル制御方法を提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
この発明の通信マスタ局の通信サイクル制御方法は、通信機能を有する1のプログラマブル・コントローラ装置と通信機能を有する1若しくは2以上のI/Oターミナル装置とをバス型ネットワークで結ぶと共に、通信機能を有するプログラマブル・コントローラ装置を通信マスタ局としかつ通信機能を有するI/Oターミナル装置のそれぞれを通信スレーブ局とし、通信マスタ局と通信スレーブ局との間でデータを交換するための通信サイクルを繰り返し実行される。
ここで前記通信サイクルは、通信スレーブ局のネットワークへの加入およびネットワークからの離脱を管理する加入離脱処理時間とメッセージ通信に使用する時間を決定する時間決定処理時間と、メッセージ通信を実行するメッセージ通信処理時間とを含むイベント処理時間と、通信マスタ局と通信スレーブ局との間でI/Oデータを交換するためのI/Oリフレッシュ処理時間とからなる。また前記時間決定処理は、スレーブの加入離脱処理およびメッセージ通信処理の発生状況に対応して前記通信サイクルにおける前記I/Oリフレッシュ処理時間と前記イベント処理時間の配分決定するものである。
ここで言う『プログラマブル・コントローラシステム』とは、通信機能を有する1のプログラマブル・コントローラ装置と通信機能を有する1若しくは2以上のI/Oターミナル装置とをバス型ネットワークで接続してなるものである。また、『通信スレーブ局の加入』とは、通信スレーブ局がネットワークに接続され、通信マスタ局と通信可能な状態にることである。
このような構成によれば、各フェーズのイベント時間を設定することができ、ユーザの使用目的に適したPLCシステムを実現することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記通信サイクル複数のパターンを持ちそのパターンは、前記I/Oリフレッシュ処理時間のないI/Oなし通信サイクルと、前記I/Oリフレッシュ処理時間のあるI/Oあり通信サイクルと、を含む
このような構成によれば、各フェーズによって通信サイクルパターンを切り替えることができるため、効率よく処理を実行することができる。
本発明の好ましい他の実施の形態においては、前記時間決定処理は、前記加入離脱処理を優先する第1のフェーズと、メッセージ通信要求が発生していない第2のフェーズと、優先度の低いメッセージ通信要求処理のある第3のフェーズと、優先度の高いメッセージ通信要求処理のある第4のフェーズと、からなる通信フェーズに対応してイベント処理時間の配分を決定するものであってもよい。
このような構成によれば、通信スレーブ局加入用のイベントを優先させることができるため、他のイベントが常時発生しているプログラマブル・コントローラシステムにおいても、通信スレーブ局の加入処理が短時間で行うことができる。
本発明の好ましい他の実施の形態においては、前記I/Oなし通信サイクルは、通信マスタ局が、通信スレーブ局に対して、現在のネットワーク情報を通知するビーコンフレームと、通信マスタ局が、通信スレーブ局の存在確認、およびスレーブ局からのメッセージ送信許可を同時に行うトリガフレームと、通信スレーブ局が、通信マスタ局からの存在確認に対する応答を行うコネクトフレームと、上記時間決定処理で割り振られたイベント処理時間内で行われるイベント処理群と、から構成されるものであってもよい。
このような構成によれば、出力フレームと入力フレームを実行させずに、加入処理やイベント送信を優先させているため、電源投入後の加入処理時にイベント時間を長く設定することができる。
本発明の好ましい他の実施の形態においては、I/Oあり通信サイクルは、通信マスタ局が、通信スレーブ局に対して、現在のネットワーク情報を通知するビーコンフレームと、通信マスタ局が、通信スレーブ局へのデータ送信、および通信スレーブ局の存在確認を行う出力フレームと、通信スレーブ局が、通信マスタ局からの存在確認に対する応答を行うコネクトフレームと、通信スレーブ局が、通信マスタ局へのI/Oデータ送信を行う入力フレームと、上記時間決定処理で割り振られたイベント処理時間内で行われるイベント処理群と、から構成されるものであってもよい。
このような構成によれば、通常通信サイクル時にイベント時間を短く設定することができることから、通常の通信サイクル時の通信サイクルタイムを短くすることができる。
この発明によれば、1サイクルにおける通信サイクルタイムを長くしないで、電源投入時はイベント処理を多く実行可能とし、通信フェーズに適したイベント処理用時間を設定することができる。さらに、電源投入時のイベント処理を優先させることにより、他のイベント処理が常時発生しているPLCシステムにおいても通信スレーブ局の加入処理を最短で行うことができる。
以下に、この発明に係る通信マスタ局の通信サイクル制御方法の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
通信マスタ局及び通信スレーブ局を含むPLCシステム全体の構成図が図1に示されている。同図に示されるように、このPLCシステムは、通信マスタ局となる通信機能を有するPLC装置1と、通信スレーブ局となる複数台の通信機能を有するI/Oターミナル装置2,2・・・とを、バス型ネットワークであるフィールドバス6により繋いで構成されている。なお、図において、4は中継装置として機能するリピータ、5はフィールドバスの終端における反射を低減する終端装置である。
図示のPLC装置1としては、パラレルバスの敷設された図示しないバックプレーン上に多数のコネクタを配置し、それらのコネクタに対して、CPUユニット、I/Oユニット、その他各種の特殊機能ユニット等々を任意に装着可能とした所謂ビルディングブロック型のPLC装置が採用されている。そして、特に、この例では、バックプレーン上の1のコネクタに対して通信マスタユニットを装着することにより、「通信機能を有するPLC装置」が構成されている。図では、それらのユニットのうちで、CPUユニット20及び通信マスタユニット10のみに参照符号が付されている。
通信マスタユニット10の内部構成を示すハードウェア構成図が図2に示されている。同図に示されるように、通信マスタユニット10は、通信物理層として機能する通信インタフェース(通信I/F)101と、所望の通信機能を実現するための回路をLSI化してなるマスタ用ASIC102と、CPUユニット20との間で受け渡される送受信データのバッファエリアや、後述するMPU104の演算用ワークエリア等として機能するRAM103と、マイクロプロセッサを主体として構成されて装置全体を統括制御するためのMPU104と、各種の設定データが格納される不揮発性メモリ(EEPROM)105と、各種の動作表示等を行うためのLED表示部106と、各種の設定操作等に使用される設定スイッチ(設定SW)107と、CPUユニット20へ通ずる内部バスへのインタフェースとして機能する内部バスインタフェース(内部バスI/F)108とを含んでいる。
当業者にはよく知られているように、この種のPLCシステムにおいては、CPUユニット20は、共通処理、I/Oリフレッシュ処理、ユーザプログラム実行処理、周辺サービス処理等を繰り返し一巡実行しており、I/Oリフレッシュ処理の実行の際には、バックプレーン上に装着されたローカルI/Oユニットとの間のみならず、通信マスタユニット10内のRAM103との間においても、I/Oリフレッシュ処理を実行する。
具体的には、CPUユニット20のI/Oメモリ内のOUTデータは、通信マスタユニット10のRAM103内のOUTエリアに書き込まれ、同RAM103のINデータは、CPUユニット20のI/Oメモリ内のINエリアに書き込まれる。
一方、後に詳細に説明するように、通信マスタユニット10と各I/Oターミナル装置2との間では、CPUユニット20のI/Oリフレッシュ動作とは非同期にフィールドバス6を介する通信が行われており、これにより各I/Oターミナル装置2と通信マスタユニット10内のRAM103との間においても、一種のI/Oリフレッシュ処理が実行される。
具体的には、I/Oターミナル装置(図1参照)2から受信されたINデータは、通信マスタユニット(図1参照)10内のRAM103のINエリアに書き込まれ、同RAM103のOUTエリアのOUTデータは、該当するI/Oターミナル装置2へと送信される。
このようにして、CPUユニット20内のI/Oメモリと各I/Oターミナル装置2,2・・との間において、通信マスタユニット10を経由してI/Oリフレッシュ処理が実行され、その結果として、リモート設置された各I/Oターミナル装置2,2・・・に接続されたI/O機器をCPUユニット20で取り扱うことが可能となるのである。
さらに、本発明のイベント時間制御の動作は、通信完了割り込みが行われたときに実行される。通信完了割り込みは、マスタ用ASIC102が通信サイクル開始時に設定された一定時間後に、マスタ用ASIC102からMPU104に対して行われる。
次に、I/Oターミナル装置内部のハードウェア構成図が図3に示されている。同図に示されるように、I/Oターミナル装置2は、通信物理層として機能する通信インタフェース(通信I/F)201と、所望の通信機能を実現するための回路をLSI化してなるマスタ用ASIC202と、マイクロプロセッサを主体として構成されて装置全体を統括制御するためのMPU203と、各種の設定データが格納される不揮発性メモリ(EEPROM)204と、各種の動作表示等を行うためのLED表示部205と、各種の設定操作等に使用される設定スイッチ(設定SW)206と、I/O機器7との間でデータをやり取りするための外部インタフェース部(I/F部)207と、装置全体に安定化直流電源を供給するための変圧機能を有する直流電源部208とを含んでいる。
そして、後に詳細に説明するように、通信マスタユニット10と各I/Oターミナル装置2との間では、通信マスタユニット10を通信マスタ局、各I/Oターミナル装置2を通信スレーブ局とする1対Nのマスタ・スレーブ通信を通じて、I/Oデータや各種メッセージのやり取りが行われる。
具体的には、通信マスタユニット10から受信されるOUTデータは、I/Oターミナル装置2のI/F部207を介してI/O機器7へと送り出され、I/O機器7からI/F部207を介してI/Oターミナル装置2に取り込まれたINデータは、通信マスタユニット10へ宛てて送信される。
次に、本発明の要部であるイベント時間制御の動作を示すゼネラルフローチャートが図4に示されている。同図に示されるように、上述の通信完了割り込みが行われると、通信スレーブ局の加入離脱の確認が行われ(ステップ401)、フィールドバス6を介してI/Oターミナル装置2が接続(加入)または切断(離脱)されたかどうか、通信マスタ局と通信スレーブ局との間で送受信が行われるフレームによって、通信スレーブ局の加入離脱の確認が行われる。
接続確認フェーズのフレームの送受信の模式図が図5に示されている。同図に示されるように、通信マスタ局から生存確認フレーム(Alive_Frame)AFが送信される。通信スレーブ局並びにリピータで生存確認フレームが受信されると、通信マスタ局から通信スレーブ局に対する存在確認に対する応答を行うためのコネクトフレーム(CN_Frame)CFが通信スレーブ局から通信マスタ局に対して送信される。通信マスタ局は、コネクトフレームCFを受信することにより、通信スレーブ局やリピータが接続されているか否かを確認することができる。
コネクトフレーム(CN_Frame)の構造の一例が図11に示されている。同図に示されるように、コネクトフレーム(CN_Frame)は、フレームの開始を示すスタート1101と、コネクトフレーム(CN_Frame)を示すコマンド1102と、当該コネクトフレーム(CN_Frame)を送信したスレーブを示すアドレス1103と、メッセージの種類またはメッセージ送信要求を示すアラーム1104と、フレームの異常を検出するためのCRC1105とから構成される。
図4のフローチャートに戻り、通信スレーブ局の加入離脱の確認が行われると(ステップ401)、イベント処理が行われる(ステップ402)。イベント処理については、後に詳細に説明する。
イベント処理が完了すると(ステップ402)、通信マスタ局側のI/Oリフレッシュ処理が行われる(ステップ403)。具体的には、CPUユニット20のI/Oメモリ内のOUTデータは、通信マスタユニット10のRAM103内のOUTエリアに書き込まれ、同RAM103のINデータは、CPUユニット20のI/Oメモリ内のINエリアに書き込まれる。
通信マスタ局側のI/Oリフレッシュ処理が完了すると(ステップ403)、通信サイクルパターンが決定される(ステップ404)。これは現在の通信フェーズによって、I/Oを必要とするかどうかにより、通信サイクルの種類が使い分けられる。具体的には、『電源投入後の初期スレーブ加入時』の場合には、I/O無しの通信サイクルパターンが適用され、『初期スレーブ加入後のイベント要求無し時』、『初期スレーブ加入後の優先度の低いイベント要求あり』、または『初期スレーブ加入後の優先度の高いイベント要求あり(スレーブ途中加入時など)』の場合には、I/O有りの通信サイクルパターンが適用される。
通信サイクルパターンの決定処理(ステップ404)で適用される通信サイクルパターンを示す説明図が図6に示されている。同図(a)に示されるように、I/Oなしサイクルは、通信スレーブ局に対して、現在の伝送速度を通知するためのビーコンフレーム(BEACON_Frame)601と、通信スレーブ局の存在確認、及び通信スレーブ局からのデータ送信許可を同時に行うためのネットワーク同期フレーム(トリガフレーム、TRG_Frame)602と、通信マスタ局から通信スレーブ局に対する存在確認に対する応答を行うためのコネクトフレーム(CN_Frame)603と、イベント群604とが含まれている。このI/Oなしサイクルは、出力フレーム(OUT_Frame)と、入力フレーム(IN_Frame)とを流さずに、イベントの加入勧誘やイベント発行処理を優先させた通信サイクルであり、電源投入時のフェーズで使用される。
また、同図(b)に示されるように、I/O有りサイクルは、ビーコンフレーム(BEACON_Frame)601と、通信スレーブ局の存在確認、通信スレーブ局へのデータ送信、及び通信スレーブ局からのデータ送信許可を同時に行うための出力フレーム(OUT_Frame)605と、コネクトフレーム(CN_Frame)603と、マスタ局へのデータ送信を行うための入力フレーム(IN_Frame)606と、イベント群604とが含まれている。このI/O有りサイクルは、I/Oの通常動作を行う通信サイクルである。
また、この例にあっては、通信マスタ局のみが送信できるフレームとしては、(1)出力フレーム(OUT_Frame)、(2)トリガフレーム(TRG_Frame)、(3)ビーコンフレーム(BEACON_Frame)の3種類のフレームが存在する。
また、通信スレーブ局のみが送信できるフレームとしては、(1)コネクトフレーム(CN_Frame)、(2)入力フレーム(IN_Frame)の2種類のフレームが存在する。
図6(b)に示されるように通信サイクルは、マスタから送信する出力フレーム(OUT_Frame)、出力フレーム(OUT_Frame)により指定されたスレーブからマスタに対して送信されるコネクトフレーム(CN_Frame)、INスレーブから送信される入力フレーム(IN_Frame)と続く。マスタユニットと各スレーブとの間の通信サイクルの開始タイミングは出力フレーム(OUT_Frame)の正常受信完了をもってあわせられる。そして、それにつづくコネクトフレーム(CN_Frame)、入力フレーム(IN_Frame)のフレーム長、送信されるフレーム数は固定であるため、各フレームの送信タイミングは、出力フレーム(OUT_Frame)の正常送信完了を開始タイミングとして定められた時間監視により行うことができる。
出力フレーム(OUT_Frame)の構造の一例が図12に示されている。同図に示されるように、出力フレーム(OUT_Frame)は、フレームの開始を示すスタート1201と、出力フレーム(OUT_Frame)を示すコマンド1202と、コネクトフレーム(CN_Frame)送信要求するスレーブを示すCN_frame送信要求アドレス1203と、OUTデータのデータ長を示すレングス1204と、OUTスレーブへの出力データを格納しているOUTデータ1205と、フレームの異常を検出するためのCRC1206とから構成される。
マスタは、各OUTスレーブ宛の出力データを出力フレーム(OUT_Frame)のどこに割り当てるかの管理を行っており、そして各OUTスレーブのそれぞれは自局が受け取る出力データが、出力フレーム(OUT_Frame)のどこに割り当てられているのかを通信サイクルが始まる前に、マスタから通知されている。
入力フレーム(IN_Frame)の構造の一例が図13に示されている。同図に示されるように、入力フレーム(IN_Frame)は、フレームの開始を示すスタート1301と、入力フレーム(IN_Frame)種をコマンド1302と、当該入力フレーム(IN_Frame)を送信したスレーブを示すアドレス1303と、INデータのデータ長を示すレングス1304と、INスレーブからの入力データを格納しているINデータ1305と、フレームの異常を検出するためのCRC1305とから構成される。
マスタは、各INスレーブが、出力フレーム(OUT_Frame)正常受信後どの時間に送信するかの管理を行っており、通信サイクルが始まる前に、マスタから各INスレーブまたはMIXスレーブに対して入力フレーム(IN_Frame)を送信するタイミングがそれぞれ通知される。各INスレーブは、マスタから通知された入力フレーム(IN_Frame)を送信するタイミングの値が保持されており、それぞれのINスレーブはその値に従って入力フレーム(IN_Frame)を送信する。
入力フレーム(IN_Frame)は、INスレーブがマスタに送信することができるが、OUTスレーブは入力フレーム(IN_Frame)を発行することができないため、入力フレーム(IN_Frame)内にメッセージ通信要求を行う手段を持たせることはできない。このため、すべての種類のスレーブが発行可能なコネクトフレーム(CN_Frame)にメッセージ通信要求を行う手段を持たせる。
通常の通信サイクルフェーズのフレーム送受信の模式図が図7に示されている。同図に示されるように、通信マスタ局は、通信スレーブ局に対して出力フレーム(OUT_Frame)OF、またはネットワーク同期フレーム(トリガフレーム、TRG_Frame)TFを送信する。通信スレーブ局で出力フレームOFが受信された場合には、自ノードで利用するデータのみを抜き出し受信される。また、トリガフレームTFが受信された場合には、内部タイマを起動し、送信時間到来時に通信マスタ局に対して入力フレーム(IN_Frame)が送信される。
アラームビットとメッセージ種の対応例が図14に示されている。アラームは単数または複数ビットからなり、アラームビットとメッセージ種の対応はマスタと各スレーブ間とで事前に取れている。
次にメッセージ通信について説明する。メッセージ通信に使用するフレームの構造が図15に示されている。同図に示されるように、メッセージフレームは、フレームの開始を示すスタート1501と、メッセージフレームを示すコマンド1502と、当該メッセージフレームの宛先ノードを示す宛先アドレス1503と、当該メッセージフレームの発信元ノードを示す発信元アドレス1504と、メッセージデータのデータ長を示すレングス1505と、メッセージ種に対応したメッセージデータ1506と、フレームの異常を検出するためのCRC1507とから構成される。メッセージフレームには用途がいくつかあり、メッセージフレームの送信許可を行うフレーム、データを転送するためのイベントフレーム、メッセージデータを正常受信したことを示すACKフレーム、メッセージデータが受信できないことをしめすBUSYフレームなどがあり、これらの区別には、上記のコマンドフィールドが使用される。
メッセージフレームは、図6(b)に示されるI/O通信サイクルとは異なり、メッセージ通信サイクルと呼ばれる通信サイクルにて送受信される。メッセージ通信サイクルは、マスタがメッセージを送信する場合またはスレーブがマスタに対してメッセージ通信を要求しマスタが許可する場合にのみ挿入される。
通信サイクルとメッセージサイクルとの関係が図16に示されている。同図(a)に示されるように、メッセージ通信サイクルが挿入されない場合には、I/O通信サイクル01600,I/O通信サイクル11601,I/O通信サイクル21602,I/O通信サイクル31603と実行され、同図(b)に示されるように、メッセージ通信サイクルが送受信される場合には、I/O通信サイクル1610,1612中にメッセージ通信サイクル1611が挿入される。
まず、マスタからスレーブに対して最初にメッセージを送信する場合について説明する。先のほどのコネクトフレーム(CN_Frame)の中にマスタからスレーブへのメッセージ通信を要求するメッセージ種が指定された場合、マスタはその重要度に応じて当該スレーブに対してメッセージ送信を行う。この場合のメッセージ通信の流れを以下に示す。
1.マスタは、スタート1501、イベントフレームを示すコマンド1502、メッセージ送信を要求してきたスレーブのアドレスを宛先アドレス1503、自局のアドレスを送信元アドレス1504、送信するメッセージデータ量に応じたデータ長をレングス1505、メッセージの内容をメッセージデータ1506、CRC1507を生成し、メッセージフレームを送信する。
2.スレーブは、受信したメッセージフレームの宛先アドレス1503により自局宛かどうか判断する。自局宛ではない場合、フレームを破棄する。
3.宛先アドレス1503により自局宛と判断したスレーブは、フレームが正常受信した場合は、スタート1501、ACKフレームを示すコマンド1502、マスタのアドレスを宛先アドレス1503、自局のアドレスを送信元アドレス1504、CRC1507をセットし、メッセージを送信する。フレームを正常受信できない場合は、スタート1501、BUSYフレームを示すコマンド1502、マスタのアドレスを宛先アドレス1503、自局のアドレスを発信元アドレス1504、データ長“0”をレングス1505、適切な値をCRC1506にセットし、メッセージを送信する。
上記のマスタからスレーブに対してメッセージを送信する場合のメッセージサイクルが図17に示されている。同図に示されるように、1つのメッセージ通信サイクル内にて、複数のイベントフレーム1701,1702を送受信してもよい。
次に、スレーブからマスタに対してメッセージ送信する場合について説明する。この場合、メッセージ通信は以下のような流れになる。
1.マスタは、スタート1501、メッセージ送信許可フレームを示すコマンド1502、メッセージ送信許可を要求してきたスレーブのアドレスを宛先アドレス1503、自局のアドレスを発信元アドレス1504、データ長“0”をレングス1505、適切な値をCRC1506にセットし、メッセージフレームを送信する。
2.スレーブは、受信したメッセージフレーム宛先アドレス1503により自局宛かどうか判断する。自局宛ではない場合、フレームを破棄する。
3.宛先アドレス1503により自局宛と判断したスレーブは、スタート1501、イベントフレームを示すコマンド1502、マスタのアドレスを宛先アドレス1503、送信元のマスタのアドレスを発信元アドレス1504、送信するメッセージデータ量に応じたデータ長をレングス1505、メッセージの内容をメッセージデータ1506、CRC1507をセットし、メッセージを送信する。
4.マスタおよびスレーブは、受信したメッセージフレームの宛先アドレス1503により自局宛かどうか判断する。自局宛ではない場合、フレームを破棄する。
5.宛先アドレス1503により自局宛と判断したマスタは、フレームが正常受信した場合は、スタート1501、ACKフレームを示すコマンド1502、メッセージの送信元アドレスを宛先アドレス1503、自局のアドレスを発信元アドレス1504、CRC1507をセットし、メッセージを送信する。フレームを正常受信できない場合は、スタート1501、BUSYフレームを示すコマンド1502、メッセージの送信元アドレスを宛先アドレス1503、自局のアドレスを発信元アドレス1504、CRC1507をセットし、メッセージを送信する。
上記のスレーブからマスタに対してメッセージを送信する場合のメッセージサイクルが図18に示されている。同図に示されるように、1つのメッセージ通信サイクル内にて、マスタは複数のメッセージ送信許可フレーム1801,1803を送信し、スレーブに対して複数のイベントフレーム1811の送信を許可してもよい。
スレーブとマスタ間で、メッセージ通信が行われる具体的な例としては、図19に示されるメッセージフレームのコマンドフィールドが挙げられる。また、メッセージデータは必ずしもメッセージフレームに含まれるとは限らない。
図4のフローチャートに戻り、通信サイクルパターンが決定されると(ステップ404)、該当する通信サイクルパターンに基づいて通信サイクルが開始され(ステップ405)、通信マスタ局とI/Oターミナル装置との間でI/Oリフレッシュ処理が行われる(ステップ406)。具体的には、通信マスタユニット10から受信されるOUTデータは、I/Oターミナル装置2のI/O部207を介してI/O機器7へと送り出され、I/O機器7からI/O部207を介してI/Oターミナル装置2に取り込まれたINデータは、通信マスタユニット10へ宛てて送信される。
イベント処理(ステップ402)の詳細を示すフローチャートが図8に示されている。同図に示されるように、イベント処理が行われると、後に詳細に説明するイベントの発行時間決定処理が行われる(ステップ801)。
イベントの発行時間決定処理が行われると(ステップ801)、イベントが存在するときのみイベントの発行が行われる(ステップ802)。イベントの発行はイベントの発行時間決定処理(ステップ801)で指定された時間に達するまで発行処理は継続される(ステップ803NO)。指定された時間に達すると(ステップ803YES)、イベントの発行処理は終了する。
イベントの発行時間決定処理(ステップ801)の詳細を示すフローチャートが図9に示されている。同図に示されるように、イベントの発行時間決定処理が行われると、現在の通信フェーズが『初期スレーブ加入中』であるか否かの判定が行われる(ステップ901)。現在のフェーズが初期スレーブ加入中である(マスタ動作開始から、通信スレーブ局が1台加入後に、全通信スレーブ局に対し存在確認をするまでの間)場合には(ステップ901YES)、イベントの発行時間は、初期スレーブ加入時時間が割り振られる(ステップ902)。現在のフェーズが初期スレーブ加入中でない場合には(ステップ901NO)、現在のフェーズが『優先度の高いイベント待ち』であるか否かの判定が行われる(ステップ903)。現在のフェーズが優先度の高いイベント待ちである場合には(ステップ903YES)、イベントの発行時間は、優先度の高いイベント要求あり時時間が割り振られる(ステップ904)。現在のフェーズが優先度の高いイベント待ちでない場合には(ステップ903NO)、現在のフェーズが『優先度の低いイベント待ち』であるか否かの判定が行われる(ステップ905)。現在のフェーズが優先度の低いイベント待ちである場合には(ステップ905YES)、イベントの発行時間は、優先度の低いイベント要求あり時時間が割り振られる(ステップ906)。現在のフェーズが優先度の低いイベント待ちでない場合には(ステップ905NO)、イベント発行時間は、イベントの要求無し時時間が割り振られる(ステップ907)。
このように、本実施形態による通信マスタ局の通信サイクル制御方法を適用することにより、1サイクルにおける通信サイクルタイムを長くしないで、電源投入時はイベント処理を多く実行可能とし、通信フェーズに適したイベント処理用時間を設定することができる。さらに、電源投入時のイベント処理を優先させることにより、他のイベント処理が常時発生しているPLCシステムにおいても通信スレーブ局の加入処理を最短で行うことができる。
この発明によれば、1サイクルにおける通信サイクルタイムを長くしないで、電源投入時はイベント処理を多く実行可能とし、通信フェーズに適したイベント処理用時間を設定することができる。さらに、電源投入時のイベント処理を優先させることにより、他のイベント処理が常時発生しているPLCシステムにおいても通信スレーブ局の加入処理を最短で行うことができる。
マスタユニット及びスレーブユニットを含むPLCシステムの構成図である。 マスタユニットのハードウェア構成図である。 スレーブユニットのハードウェア構成図である。 本発明のイベント時間制御の動作を示すゼネラルフローチャートである。 接続確認フェーズのフレームの送受信の模式図である。 本発明の通信サイクルパターンを示す説明図である。 通信サイクルフェーズのフレームの送受信の模式図である。 イベント処理を示す詳細フローチャートである。 イベントの発行時間決定処理を示す詳細フローチャートである。 従来の通信サイクルタイムを示す説明図である。 コネクトフレーム(CN_Frame)の構造を示す図である。 出力フレーム(OUT_Frame)の構造を示す図である。 入力フレーム(IN_Frame)の構造を示す図である。 アラームビットとメッセージの対応を示した図である。 メッセージフレームの構造を示す図である。 I/O通信サイクルとメッセージ通信サイクルの関係を表す図である。 マスタからスレーブに対してメッセージを送信する場合のメッセージサイクルを表す図である。 スレーブからマスタに対してメッセージを送信する場合のメッセージサイクルを表す図である。 メッセージフレームのコマンドフィールドの意味を示した図である。
1 通信機能を有するPLC装置
2 通信機能を有するI/Oターミナル装置
3 パソコン
4 リピータ
5 終端装置
6 フィールドバス
7 I/O機器
10 通信マスタユニット
20 CPUユニット
101 通信インタフェース
102 マスタ用ASIC
103 RAM
104 MPU
105 EEPROM
106 LED表示器
107 設定スイッチ(設定SW)
108 内部バズインタフェース
201 通信インタフェース
202 スレーブ用ASIC
203 MPU
204 EEPROM
205 LED表示部
206 設定スイッチ(設定SW)
207 外部インタフェース部(I/F部)
208 電源
601 ビーコンフレーム
602 ネットワーク同期フレーム(トリガフレーム)
603 コネクトフレーム
604 イベント群
605 出力フレーム
606 入力フレーム
1101 スタート
1102 コマンド
1103 アドレス
1104 アラーム
1105 CRC
1201 スタート
1202 コマンド
1203 CN_frame送信要求アドレス
1204 レングス
1205 OUTデータ
1206 CRC
1301 スタート
1302 コマンド
1303 アドレス
1304 レングス
1305 INデータ
1306 CRC
1501 スタート
1502 コマンド
1503 宛先アドレス
1504 発信元アドレス
1505 レングス
1506 メッセージデータ
1507 CRC
1600 I/O通信サイクル0
1601 I/O通信サイクル1
1602 I/O通信サイクル2
1603 I/O通信サイクル3
1610 I/O通信サイクル0
1611 メッセージ通信サイクル
1612 I/O通信サイクル1
1701 イベントフレーム
1702 イベントフレーム
1711 ACK or BUSYフレーム
1712 ACK or BUSYフレーム
1801 メッセージ送信許可フレーム
1802 ACK or BUSYフレーム
1803 メッセージ送信許可フレーム
1811 イベントフレーム
AF 生存確認フレーム
CN コネクトフレーム
OF 出力フレーム
TF ネットワーク同期フレーム(トリガフレーム)
IF 入力フレーム
a I/Oリフレッシュ時間
b イベント処理時間
t 時間

Claims (5)

  1. 通信機能を有する1のプログラマブル・コントローラ装置と通信機能を有する1若しくは2以上のI/Oターミナル装置とをバス型ネットワークで結ぶと共に、通信機能を有するプログラマブル・コントローラ装置を通信マスタ局としかつ通信機能を有するI/Oターミナル装置のそれぞれを通信スレーブ局とし、通信マスタ局と通信スレーブ局との間でデータを交換するための通信サイクルを繰り返し実行する通信マスタ局の通信サイクル制御方法であって、
    前記通信サイクルは、
    通信スレーブ局のネットワークへの加入およびネットワークからの離脱を管理する加入離脱処理時間とメッセージ通信に使用する時間を決定する時間決定処理時間と、メッセージ通信を実行するメッセージ通信処理時間とを含むイベント処理時間と、
    通信マスタ局と通信スレーブ局との間でI/Oデータを交換するためのI/Oリフレッシュ処理時間とからなり
    前記時間決定処理は、スレーブの加入離脱処理およびメッセージ通信処理の発生状況に対応して前記通信サイクルにおける前記I/Oリフレッシュ時間と前記イベント処理時間の配分決定する、ことを特徴とする通信マスタ局の通信サイクル制御方法。
  2. 前記通信サイクル複数のパターンを持ちそのパターンは、
    前記I/Oリフレッシュ処理時間のないI/Oなし通信サイクルと、
    前記I/Oリフレッシュ処理時間のあるI/Oあり通信サイクルと、
    を含む請求項1に記載の通信マスタ局の通信サイクル制御方法。
  3. 前記時間決定処理は、
    前記加入離脱処理を優先する第1のフェーズと、
    メッセージ通信要求が発生していない第2のフェーズと、
    優先度の低いメッセージ通信要求処理のある第3のフェーズと、
    優先度の高いメッセージ通信要求処理のある第4のフェーズと、
    からなる通信フェーズに対応してイベント処理時間の配分を決定することを特徴とする請求項2に記載の通信マスタ局の通信サイクル時間制御方法。
  4. 前記I/Oなし通信サイクルは、
    通信マスタ局が、通信スレーブ局に対して、現在のネットワーク情報を通知するビーコンフレームと、
    通信マスタ局が、通信スレーブ局の存在確認、およびスレーブ局からのメッセージ送信許可を同時に行うトリガフレームと、
    通信スレーブ局が、通信マスタ局からの存在確認に対する応答を行うコネクトフレームと、
    上記時間決定処理で割り振られたイベント処理時間内で行われるイベント処理群と、
    から構成される、ことを特徴とする請求項3に記載の通信マスタ局の通信サイクル制御方法。
  5. 前記I/Oあり通信サイクルは、
    通信マスタ局が、通信スレーブ局に対して、現在のネットワーク情報を通知するビーコンフレームと、
    通信マスタ局が、通信スレーブ局へのデータ送信、および通信スレーブ局の存在確認を行う出力フレームと、
    通信スレーブ局が、通信マスタ局からの存在確認に対する応答を行うコネクトフレームと、
    通信スレーブ局が、通信マスタ局へのI/Oデータ送信を行う入力フレームと、
    上記時間決定処理で割り振られたイベント処理時間内で行われるイベント処理群と、
    から構成される、ことを特徴とする請求項3に記載の通信マスタ局の通信サイクル制御方法。
JP2005252682A 2005-08-31 2005-08-31 通信サイクル制御方法 Active JP4458278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005252682A JP4458278B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 通信サイクル制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005252682A JP4458278B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 通信サイクル制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007066103A JP2007066103A (ja) 2007-03-15
JP4458278B2 true JP4458278B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=37928204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005252682A Active JP4458278B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 通信サイクル制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4458278B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4879312B2 (ja) * 2009-11-25 2012-02-22 株式会社 エニイワイヤ リモート配線チェックシステムおよびそのシステムに使用する接続コネクタ
JP5457989B2 (ja) * 2010-10-05 2014-04-02 パナソニック株式会社 無線通信システム
WO2024009633A1 (ja) * 2022-07-05 2024-01-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 コントローラ、制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007066103A (ja) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3925660B2 (ja) 通信マスタ局の起動時制御方法
JP5408445B2 (ja) プログラマブルコントローラおよびマスタ通信回路
CN105743757A (zh) Rs485通讯终端自由组网的方法
CN103281261A (zh) 一种以太网通信方法和系统
JP6629361B2 (ja) プログラマブルロジックコントローラ
JP2016500503A (ja) プロトコル例外状態を用いたデータ伝送プロトコル
JP4458278B2 (ja) 通信サイクル制御方法
JP3359094B2 (ja) 通信システム、親ノードが複数の子ノードの状態を認識する方法、および複数の端末を有する通信システムにおいて新しい端末を認識する方法
KR101179431B1 (ko) 이더캣 네트워크 시스템 및 이의 운용 방법
JP4458279B2 (ja) プログラマブル・コントローラ・システムの通信方法
CN102347878A (zh) 一种多点通信系统、方法及设备
JPH1041964A (ja) プログラマブルコントローラのネットワークシステム
JP2012104941A (ja) 無線通信装置及びプログラム、並びに、通信システム
JP2004280304A (ja) フィールドバスシステム及び通信方法並びにマスタ及びスレーブ
JP4407838B2 (ja) 通信マスタ局の起動時制御方法
JP2006277733A (ja) プログラマブル・コントローラ・システム
JP2006197417A (ja) 通信制御方法及びシステム
JP4458281B2 (ja) プログラマブル・コントローラ・システム
JP2006254290A (ja) マスタ−スレーブ通信システムおよび通信方法
JP2008054028A (ja) 制御情報伝送システム
JP2004274395A (ja) フィールドバスシステムにおける二重アドレス検知方法及びスレーブ並びにマスタ及びフィールドバス
JP2016178475A (ja) 通信システムおよび中継制御方法
KR101275640B1 (ko) 다수의 버스를 이용하는 논리연산 제어장치
JP2007097157A (ja) リピータ遅延影響の低減化
JP5223582B2 (ja) メッセージ伝送装置及びメッセージ伝送方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100120

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4458278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4