JPH1093333A - 無給電反射中継装置 - Google Patents
無給電反射中継装置Info
- Publication number
- JPH1093333A JPH1093333A JP8245026A JP24502696A JPH1093333A JP H1093333 A JPH1093333 A JP H1093333A JP 8245026 A JP8245026 A JP 8245026A JP 24502696 A JP24502696 A JP 24502696A JP H1093333 A JPH1093333 A JP H1093333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary shaft
- plates
- support
- repeater
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の前方および後方を含む複数地点に対す
る反射中継伝送路を作成する。 【解決手段】 回転軸を有する複数の金属反射面付きプ
レートをそれぞれ回転軸の両端で支持し、そのうち一端
は支持点を一定の範囲で移動できるようにすることによ
り回転軸の方向を調整し、プレートの方向をそれぞれ独
立に調整できるようにする。
る反射中継伝送路を作成する。 【解決手段】 回転軸を有する複数の金属反射面付きプ
レートをそれぞれ回転軸の両端で支持し、そのうち一端
は支持点を一定の範囲で移動できるようにすることによ
り回転軸の方向を調整し、プレートの方向をそれぞれ独
立に調整できるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波無線通
信方式に関し、特に無給電反射中継装置に関する。
信方式に関し、特に無給電反射中継装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、マイクロ波無線通信においては、
地勢の関係から見通しを欠く区間に対し１枚以上の反射
板を用いて回線を構成することが行われている。敷地外
の山上等に反射板を設けたり、また敷地内の鉄塔の高所
に反射板を設け、その直下にパラボラアンテナを置く場
合もあった。
地勢の関係から見通しを欠く区間に対し１枚以上の反射
板を用いて回線を構成することが行われている。敷地外
の山上等に反射板を設けたり、また敷地内の鉄塔の高所
に反射板を設け、その直下にパラボラアンテナを置く場
合もあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】回線を構成する対地が
複数ある場合は、各対地別に回線を構成するため、反射
板も対地別に設置されるのが、通常と思われるが、条件
が許す場合には複数の対地別の反射板を１つの支持枠に
取付けることが考えられる。
複数ある場合は、各対地別に回線を構成するため、反射
板も対地別に設置されるのが、通常と思われるが、条件
が許す場合には複数の対地別の反射板を１つの支持枠に
取付けることが考えられる。
【０００４】本発明の目的は、装置の前面地点に電波を
反射するとともに装置の後方地点にも電波を反射するこ
とができる無給電反射中継装置を提供することである。
反射するとともに装置の後方地点にも電波を反射するこ
とができる無給電反射中継装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の、無給電反射中
継装置は、それぞれ回転軸を有する複数の金属反射面付
きプレートがそれぞれ回転軸の両端で共通の支持枠に支
持され、各プレートがそれぞれ回転軸の周りに回転し支
持枠となす角度を互に独立に調整し、固定することがで
きる。
継装置は、それぞれ回転軸を有する複数の金属反射面付
きプレートがそれぞれ回転軸の両端で共通の支持枠に支
持され、各プレートがそれぞれ回転軸の周りに回転し支
持枠となす角度を互に独立に調整し、固定することがで
きる。
【０００６】複数の金属反射面付きプレートが有する回
転軸は、上下に間隔をおいてそれぞれ水平に支持され、
かつそれぞれ水平面内における方向を一定の範囲内で互
に独立に調整することができるものでもよい。
転軸は、上下に間隔をおいてそれぞれ水平に支持され、
かつそれぞれ水平面内における方向を一定の範囲内で互
に独立に調整することができるものでもよい。
【０００７】複数の金属反射面付きプレートが有する回
転軸は、左右に間隔をおいてそれぞれ垂直に支持され、
かつそれぞれ垂直面内における方向を一定の範囲内で互
に独立に調整することができるものでもよい。
転軸は、左右に間隔をおいてそれぞれ垂直に支持され、
かつそれぞれ垂直面内における方向を一定の範囲内で互
に独立に調整することができるものでもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００９】図１（ａ）、（ｂ）は４枚の金属反射面付
きプレートの回転軸を支持する側面支持板の正面図の例
を示し、（ａ）は回転軸の支持点が１点の場合、（ｂ）
は回転軸の支持点が一定の幅の間に移動出来る場合を示
しており、これら２種類の側面支持板を左右に配置し、
他の補助部材（不図示）によって支持枠を組立て、両支
持板の間に金属反射面付きプレートがその回転軸の両端
によって支持される。
きプレートの回転軸を支持する側面支持板の正面図の例
を示し、（ａ）は回転軸の支持点が１点の場合、（ｂ）
は回転軸の支持点が一定の幅の間に移動出来る場合を示
しており、これら２種類の側面支持板を左右に配置し、
他の補助部材（不図示）によって支持枠を組立て、両支
持板の間に金属反射面付きプレートがその回転軸の両端
によって支持される。
【００１０】金属反射面付きプレートは側面支持板、従
って支持枠に対し、それぞれ回転軸の周りに任意の角度
を取ることが可能であるとともに、（ｂ）に示す側面支
持板における支持点を水平移動することにより、それぞ
れ一定の範囲で水平面上における回転軸の方向を変化さ
せることができる。
って支持枠に対し、それぞれ回転軸の周りに任意の角度
を取ることが可能であるとともに、（ｂ）に示す側面支
持板における支持点を水平移動することにより、それぞ
れ一定の範囲で水平面上における回転軸の方向を変化さ
せることができる。
【００１１】図１（ｃ）は、４枚の反射面付きプレート
が側面支持板によって支持され、それぞれ異なる角度に
調整された場合の、一つの到来波に対する反射波の進行
方向を示す図である。
が側面支持板によって支持され、それぞれ異なる角度に
調整された場合の、一つの到来波に対する反射波の進行
方向を示す図である。
【００１２】上方の２枚のプレートは入射角が４５°よ
りも大きい場合、下方２枚のプレートは入射角が４５°
よりも小さい場合を示している。すなわち上方の２枚は
遠方より水平に到来する電波を反射板位置よりも後方へ
反射させ、下方の２枚は反射位置よりも前方へ反射させ
る。
りも大きい場合、下方２枚のプレートは入射角が４５°
よりも小さい場合を示している。すなわち上方の２枚は
遠方より水平に到来する電波を反射板位置よりも後方へ
反射させ、下方の２枚は反射位置よりも前方へ反射させ
る。
【００１３】図２は、本発明の無給電反射中継装置を高
層ビルの屋上に設置し、ビルとビルの間の低い位置にあ
るアンテナに向けて到来電波を反射させる例を示してい
る。
層ビルの屋上に設置し、ビルとビルの間の低い位置にあ
るアンテナに向けて到来電波を反射させる例を示してい
る。
【００１４】このように、電界は十分に高いが、ビル等
で見通しが遮られるような場合に、複数の地点に対し有
効な電波のパスを形成することができる。
で見通しが遮られるような場合に、複数の地点に対し有
効な電波のパスを形成することができる。
【００１５】以上の例は、金属反射面付きプレートを上
下に配置する場合であるが、左右に配置する場合も同様
に実現することができる。
下に配置する場合であるが、左右に配置する場合も同様
に実現することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、回転軸を有
し、その回転軸の両端で支持される複数の金属反射面付
きプレートを支持枠に配置し、それぞれ互に独立に反射
面の角度を調整することにより、一つの装置で装置の前
面および背後にある地点を含む複数地点に対する無給電
反射中継伝送路を構成することができる効果がある。
し、その回転軸の両端で支持される複数の金属反射面付
きプレートを支持枠に配置し、それぞれ互に独立に反射
面の角度を調整することにより、一つの装置で装置の前
面および背後にある地点を含む複数地点に対する無給電
反射中継伝送路を構成することができる効果がある。
【図１】金属反射面付きプレートの回転軸を支持する側
面支持板の例および、側面支持板によって支持される複
数の金属反射面付きプレートによる到来電波の反射方向
の例を示す図である。
面支持板の例および、側面支持板によって支持される複
数の金属反射面付きプレートによる到来電波の反射方向
の例を示す図である。
【図２】建築物の前面および背面双方にあるアンテナに
到来電波を同時に反射させる例を示す図である。
到来電波を同時に反射させる例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項１】 それぞれ回転軸を有する複数の金属反射
面付きプレートがそれぞれ回転軸の両端で共通の支持枠
に支持され、各プレートがそれぞれ回転軸の周りに回転
し支持枠となす角度を互に独立に調整し、固定すること
ができる無給電反射中継装置。 - 【請求項２】 前記複数の金属反射面付きプレートが有
する回転軸は、上下に間隔をおいてそれぞれ水平に支持
され、かつそれぞれ水平面内における方向を一定の範囲
内で互に独立に調整することができる請求項１に記載の
無給電反射中継装置。 - 【請求項３】 前記複数の金属反射面付きプレートが有
する回転軸は、左右に間隔をおいてそれぞれ垂直に支持
され、かつそれぞれ垂直面内における方向を一定の範囲
内で互に独立に調整することができる請求項１に記載の
無給電反射中継装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8245026A JPH1093333A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 無給電反射中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8245026A JPH1093333A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 無給電反射中継装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1093333A true JPH1093333A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=17127480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8245026A Pending JPH1093333A (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 無給電反射中継装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1093333A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015097954A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 日本電気株式会社 | 電波反射装置 |
| JP2017219483A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 株式会社東芝 | レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS639208A (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-14 | Fujitsu Ltd | 加入者無線方式 |
| JPH045710U (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-20 | ||
| JPH07154126A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-06-16 | Ail Syst Inc | 一定偏波特性を有するアンテナミラースキャン方法および装置 |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP8245026A patent/JPH1093333A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS639208A (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-14 | Fujitsu Ltd | 加入者無線方式 |
| JPH045710U (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-20 | ||
| JPH07154126A (ja) * | 1993-06-23 | 1995-06-16 | Ail Syst Inc | 一定偏波特性を有するアンテナミラースキャン方法および装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015097954A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 日本電気株式会社 | 電波反射装置 |
| US10637150B2 (en) | 2013-12-26 | 2020-04-28 | Nec Corporation | Radio wave reflection device |
| JP2017219483A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 株式会社東芝 | レーダシステム及びそのレーダ信号処理方法 |
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