JP2002164735A - マイクロ波無線通信システムにおける無給電中継装置 - Google Patents

マイクロ波無線通信システムにおける無給電中継装置

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JP2002164735A JP2000361187A JP2000361187A JP2002164735A JP 2002164735 A JP2002164735 A JP 2002164735A JP 2000361187 A JP2000361187 A JP 2000361187A JP 2000361187 A JP2000361187 A JP 2000361187A JP 2002164735 A JP2002164735 A JP 2002164735A
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政克 丸山
Chitayoshi Manabe
知多佳 真鍋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置場所として占有する空間を狭くでき省ス
ペース化が図れるとともに、意匠性を有するマイクロ波
無線通信システムにおける無給電中継装置を提供する。 【解決手段】 複数の中継媒体部2を備えるとともに、
これらの中継媒体部2が電波の干渉効果で発射電波の目
的の方向への回折を強め合う間隔xで配設されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波無線通
信システムにおける無給電中継装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信システムにおいて、発信
元からの電波がビル等の建物や地勢の関係で直接届かな
い見通し外区域があって受信元に届き難い場合、そのよ
うな区域に対し反射板を用いて回線を構成することが行
なわれている(例えば、特開平10−93333号公
報、特開平8−37417号公報参照)。
【0003】上記特開平10−93333号公報には、
本発明と同じくマイクロ波無線通信システムにおける無
給電中継装置を対象として、回線を構成する対地が複数
ある場合に、それまで反射板を対地別に設置していたこ
とに代えて、複数の反射板(金属反射面付きプレート)
を1つの支持枠に回転可能に配置して取付け、各反射板
の角度を調整することにより複数の対地に対応し得る無
給電中継装置が提案されている。
【0004】一方、上記特開平8−37417号公報に
は、基地局アンテナから放射する電波をビルとビルとの
谷間の路上に導くために、ビルの屋上の周縁近傍或いは
屋側に設置した電波反射板が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−93333号公報に提案のものでは無給電中
継装置の設置数が少なくできることが期待されるもの
の、また上記同公報の段落番号[0021]に記載され
ているように反射板全体をビルの屋側壁面に沿って垂直
に設置できることが期待されるものの、いずれの中継装
置も反射板自体を用いる構成であり、このように反射板
自体を用いる構成では、通信に十分な電波を供給しよう
とすると、ある程度広い面積を有する反射板とする必要
があり、この反射板の角度は無線通信装置の相互の位置
関係により一意に決定するもので設置場所の状況によっ
て自由に調整することができないために、その設置場所
として広い空間或いは広い面積を占有してしまう。また
更に、その設置場所は見通しの良い場所である場合が多
く、特に観光地や街中の見通しの良い場所に立てる場合
には意匠性が問題となる場合が多い。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なしたものであって、その目的は、設置場所として占有
する空間を狭くでき省スペース化が図れるとともに、意
匠性を有するマイクロ波無線通信システムにおける無給
電中継装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明(請求項1)に係るマイクロ波無線通信シ
ステムにおける無給電中継装置は、複数の中継媒体部を
備えるとともに、これらの中継媒体部が電波の干渉効果
で発射電波の目的の方向への回折を強め合う間隔に配設
されてなるものである。すなわち、本発明では、複数の
中継媒体部を、例えば到来電波を反射或いは透過する媒
体の表面に間隔をおいて被覆などを施すことにより形成
し、その形成の際の間隔を、詳細を後記実施の形態で説
明するように電波の干渉効果で発射電波の目的の方向へ
の回折を強め合う間隔となるように前記複数の中継媒体
部を配設するもので、それぞれの中継媒体部の間隔を最
小に近い間隔にして配設することができることから、例
えば上記特開平8−37417号公報に提案されている
ような反射面を三角形の山状の凹凸に単に形成した反射
板方式よりも間隔を狭く構成することができ設置場所の
省スペース化が図れる。また、そのような間隔で中継媒
体部を形成するように被覆などが施されるので表面に模
様などができ意匠性が得られる。
【0008】上記の目的を達成するために、本発明(請
求項2)に係るマイクロ波無線通信システムにおける無
給電中継装置は、複数の中継媒体部を備えるとともに、
これらの中継媒体部が電波の干渉効果で発射電波の目的
の方向への回折を強め合う間隔並びに角度に配設されて
なるものである。すなわち、本発明では、複数の中継媒
体部を、詳細を後記実施の形態で説明するように電波の
干渉効果で発射電波の目的の方向への回折を強め合う間
隔並びに角度に配設しているので、それぞれの中継媒体
部の間隔を最小に近い間隔にして配設することができる
ことから、例えば上記特開平8−37417号公報に提
案されているような反射面を三角形の山状の凹凸に単に
形成した反射板方式よりも間隔を狭く構成することがで
き設置場所の省スペース化が図れる。また、そのような
間隔で中継媒体部が角度を持って起伏するので表面に陰
陽が生じ意匠性が得られる。
【0009】そして、上記本発明に係るマイクロ波無線
通信システムにおける無給電中継装置においては、中継
媒体部を反射板で形成してもよいし(請求項3)、或い
は誘電体プリズムで形成してもよい(請求項4)。
【0010】また、上記本発明に係るマイクロ波無線通
信システムにおける無給電中継装置においては、複数の
中継媒体部を2組以上備えるとともに、各組毎に発射電
波の方向を異なる方向に回折するように構成してあって
もよい(請求項5)。このように構成することにより、
上記作用効果はもとより、個々の無給電中継装置に比べ
て更にコンパクトな無給電中継装置でもって複数の地点
に対する中継伝送路を確立できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、請求項1又は2に係
る無給電中継装置の説明図であって、aは中継媒体部が
反射形式である場合の反射波の干渉メカニズムを併せて
示す説明図、bは中継媒体部が透過形式である場合の透
過波の干渉メカニズムを併せて示す説明図である。
【0012】図1において、無給電中継装置1は、複数
の中継媒体部2を回折後の反射波又は透過波が受信方向
を指向する角度でもって等間隔xに支持体3に設けて構
成されている。なお、中継媒体部2としては、例えばエ
ッチングで導体箔に間隔xでスリットを形成したものを
反射媒体(反射板)或いは透過媒体(誘電体)の表面に
被覆するなどして作製したもの、又は詳細を後記する反
射板、誘電体プリズムなどが例示される。
【0013】図1aを参照して中継媒体部が反射形式で
ある場合における反射波の干渉メカニズムを説明する。
図の上下方向に対して、間隔xで周期的な構造を有する
反射面に電波が入射した場合、入射角φで入射する電波
は、入射時にd1=xcos(φ)の経路差を生じてい
る。また、反射後にはd2=xcos(θ)の経路差が
生じる。よって、図中に示した反射によって、トータル
でd=xcos(θ)−xcos(φ)の経路差とな
る。この経路差dが波長(λ)の整数(n)倍になる場
合に干渉によって電波が強め合うことになるので、これ
を利用し、経路差d=xcos(θ)−xcos(φ)
=nλを満たすように間隔xを予め求め調整すること
で、θの方向に対して強い反射波が得られ、中継機能を
果たすことができることになる。
【0014】次に、図1bを参照して中継媒体部が透過
形式である場合における透過波の干渉メカニズムを説明
する。図の上下方向に対して、間隔xで周期的な構造を
有する透過面に電波が入射した場合、入射角φで入射す
る電波は、入射時にd1=xcos(φ)の経路差を生
じている。また、透過後にはd2=xcos(θ)の経
路差が生じる。よって、図中に示した透過によって、ト
ータルでd=xcos(θ)−xcos(φ)の経路差
となる。この経路差dが波長(λ)の整数(n)倍にな
る場合に干渉によって電波が強め合うことになるので、
これを利用し、経路差d=|xcos(θ)−xcos
(φ)|=nλを満たすように間隔xを予め求め調整す
ることで、θの方向に対して強い透過波が得られ、中継
機能を果たすことができることになる。
【0015】本発明で対象としている電波はマイクロ波
であり、その波長λからして上記経路差dの式によって
求められる間隔x(中継媒体部の上下方向の長さ)は数
cm程度のスケールオーダーとなる。また、上記経路差
dの式によって求められる間隔xは、上記条件式であれ
ばθの方向に対して最も強い反射波或いは透過波が得ら
れ理想的ではあるが、次式nλ−1/4λ≦d=|xc
os(θ)−xcos(φ)|≦nλ+1/4λを満た
す間隔xであっても、θの方向に対して強い反射波或い
は透過波が得られ、本発明の作用効果を満たすものであ
る。なお、好ましくは次式nλ−1/8λ≦d=|xc
os(θ)−xcos(φ)|≦nλ+1/8λを満た
す間隔x、より好ましくは次式nλ−1/16λ≦d=
|xcos(θ)−xcos(φ)|≦nλ+1/16
λを満たす間隔xであれば、θの方向に対して前記理想
に近い強い反射波或いは透過波が得られ好ましい。
【0016】図2は、本発明に係る上記無給電中継装置
1の使用状態を示す説明図であって、a及びbは反射形
式の無給電中継装置1の使用状態、cは透過形式の無給
電中継装置1の使用状態の説明図である。図2aでは、
鉄塔4上の無線通信装置5と建物6,7間の無線通信装
置8との間で通信する場合に、反射式無給電中継装置1
を建物7の屋上に立設して行なうもので、無給電中継装
置1が従来の斜めに設置した反射板形式のものよりも狭
い空間内で立設し得る構造であることから、このように
設けて無線の中継ができる。また、図2bでは、反射式
無給電中継装置1を建物7の屋側に設けて行なうもの
で、図2a同様に無給電中継装置1が従来の斜めに設置
した反射板形式のものよりも狭い空間内で立設し得る構
造であることから、このように屋側に設けて無線の中継
ができる。また、図2cでは、鉄塔4上の無線通信装置
5と建物6,7間の無線通信装置8との間で通信する場
合に、透過式無給電中継装置1を建物6の屋上に立設し
て行なうもので、無給電中継装置1が従来の透過式のも
のよりも狭い空間内で立設し得る構造であることから、
このように設けて無線の中継ができる。
【0017】図3は、中継媒体部として反射板を用いた
場合の無給電中継装置の説明図であって、aは図1aを
そのまま参照として示す説明図、bは中継媒体部が反射
板である場合の反射波の干渉メカニズムを併せて示す説
明図である。
【0018】図3bにおいて、無給電中継装置1は、複
数の反射板9を、反射波が受信方向を指向する角度θと
なるように角度ψ並びに間隔xで支持体3に設けて構成
したものである。すなわち、反射板9を設けるに際し、
反射板9の角度ψをθ+ψ=φ−ψ、つまりψ=(φ−
θ)/2となるように調整して設けたものである。この
ように反射板9を設けることで、上記θの方向に対して
強い反射波が得られ、中継機能を果たすことができると
いった作用効果が効果的に得られ、特に無給電中継装置
としての性能の向上と小型化が図れる。なお、この反射
板9としては特に限定するものではないが、一枚一枚の
反射板9であってもよいし、一枚の反射板を例えばプレ
ス加工等を行なって所定の間隔、角度で複数の反射板9
に成形したものでもよく、この成形は容易で安価に作製
することができる。
【0019】次に、中継媒体部2として誘電体プリズム
を用いた場合を図4及び図5を参照して説明する。図4
は誘電体プリズムによる屈折のメカニズムを示す説明図
である。誘電体プリズム(比誘電率がε)10に図の左
方から入射角αで電波が入射した場合、屈折角をβとす
ると、左方から入射する電波はcosα/cosβ=√
εの関係が成り立つ。同様にプリズムの右方へ出て行く
電波はcosδ/cosγ=√εの関係を満たす。よっ
て、図示のように誘電体プリズム10によって入射電波
の進行方向を任意に変化させることができる。
【0020】図5は、中継媒体部として上記誘電体プリ
ズムを用いた場合の無給電中継装置の説明図であって、
aは図1bをそのまま参照として示す説明図、bは中継
媒体部が誘電体プリズムである場合の透過波の干渉メカ
ニズムを併せて示す説明図である。
【0021】誘電体プリズム10は、上記のように入射
電波の進行方向を任意に変化させることができる。そこ
で、図5bにおける無給電中継装置1は、透過波の指向
角度が受信方向を指向する角度θと同じになるように誘
電体プリズム10を調整し、その誘電体プリズム10の
複数を、間隔xで支持体3に設けて構成したものであ
る。このように誘電体プリズム10を用いることで、上
記θの方向に対して強い透過波が得られ、中継機能を果
たすことができるといった作用効果が効果的に得られ、
特に無給電中継装置としての性能の向上と小型化が図れ
る。なお、プリズムを構成する誘電体材料の一例として
は、損失の少ないテフロンや、誘電率の高いセラミック
などがある。また、本発明の無給電中継装置はマイクロ
波の中継に対して適用する目的のものであり、従来から
使用されているマイクロ波と比較して十分周波数の低い
TV放送等の電波に対してはほとんど影響を与えないと
いう有利な特性を持っている。これは、周期構造xの大
きさが波長に対して十分小さい時には、本中継器が電波
に与える影響は一様な構造の誘電体板に近似されるため
である。
【0022】図6は、複数の中継媒体部を2組備え、各
組毎に発射電波の方向が異なる方向に回折されてなる無
給電中継装置の説明図であって、aは中継媒体部として
反射板を用いた場合の無給電中継装置の拡大説明図、b
はaに示す無給電中継装置の使用状態の説明図である。
【0023】この図6に示す無給電中継装置11では、
反射板9の2つの組12と13とが支持体3に間隔と取
付け角度を変えて設けられている。そして、図6bに示
すように、無給電中継装置11を建物7の屋側に設け、
一方の組12の反射板9からの反射波を子局Aの無線通
信装置に、他方の組13の反射板9からの反射波を子局
Bの無線通信装置にそれぞれ指向するように設けて使用
することができ、1つの無給電中継装置11でもって、
2つの子局A、Bに対応させることができる。
【0024】図7は、複数の中継媒体部を2組備え、各
組毎に発射電波の方向が異なる方向に回折されてなる無
給電中継装置の説明図であって、aは中継媒体部として
誘電体プリズムを用いた場合の無給電中継装置の拡大説
明図、bはaに示す無給電中継装置の使用状態の説明図
である。
【0025】この図7に示す無給電中継装置14では、
透過波の指向方向が異なる2種類の誘電体プリズム10
がその種類毎に間隔を調整することで干渉を強めるよう
に組15と16とに分けて支持体3に設けられている。
そして、図7bに示すように、無給電中継装置14を建
物6の屋上に立設し、一方の組15の誘電体プリズム1
0からの透過波を子局Cの無線通信装置に、他方の組1
6の誘電体プリズム10からの透過波を子局Dの無線通
信装置にそれぞれ指向するように設けて使用することが
でき、1つの無給電中継装置14でもって、2つの子局
C、Dに対応させることができる。
【0026】上記図6、図7に示す例では、親局から二
つの子局に対して通信を行なう場合であって、各組12
と13或いは15と16を垂直方向の上下に設けて2つ
の中継伝送路を形成した例を説明したが、本発明はこの
例に限定されるものではなく、横や斜め等の他の方向に
設けてもよい。また、反射波或いは透過波が下方向を指
向する例で説明したが、任意の方向に向けて設定するこ
とができる。また、子局は3局以上の場合にも適用でき
ることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るマイ
クロ波無線通信システムにおける無給電中継装置であれ
ば、電波の干渉効果で発射電波の目的の方向への回折を
強め合うようにすることができることから、設置場所と
して占有する空間を狭くでき省スペース化が図れる。ま
た、意匠性を有する形態に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無給電中継装置の説明図であっ
て、aは中継媒体部が反射形式である場合の反射波の干
渉メカニズムを併せて示す説明図、bは中継媒体部が透
過形式である場合の透過波の干渉メカニズムを併せて示
す説明図である。
【図2】本発明に係る上記無給電中継装置の使用状態を
示す説明図であって、a及びbは反射形式の無給電中継
装置の使用状態、cは透過形式の無給電中継装置の使用
状態の説明図である。
【図3】本発明に係る中継媒体部として反射板を用いた
場合の無給電中継装置の説明図であって、aは図1aを
そのまま参照として示す説明図、bは中継媒体部が反射
板である場合の反射波の干渉メカニズムを併せて示す説
明図である。
【図4】誘電体プリズムによる屈折のメカニズムを示す
説明図である。
【図5】本発明に係る中継媒体部として上記誘電体プリ
ズムを用いた場合の無給電中継装置の説明図であって、
aは図1bをそのまま参照として示す説明図、bは中継
媒体部が誘電体プリズムである場合の透過波の干渉メカ
ニズムを併せて示す説明図である。
【図6】本発明に係る複数の中継媒体部を2組備え、各
組毎に発射電波の方向が異なる方向に回折されてなる無
給電中継装置の説明図であって、aは中継媒体部として
反射板を用いた場合の無給電中継装置の拡大説明図、b
はaに示す無給電中継装置の使用状態の説明図である。
【図7】本発明に係る複数の中継媒体部を2組備え、各
組毎に発射電波の方向が異なる方向に回折されてなる無
給電中継装置の説明図であって、aは中継媒体部として
誘電体プリズムを用いた場合の無給電中継装置の拡大説
明図、bはaに示す無給電中継装置の使用状態の説明図
である。
【符号の説明】
1:無給電中継装置 2:中継媒体部
3:支持体 4:鉄塔 5:無線通信装置
6,7:建物 8:無線通信装置 9:反射板 1
0:誘電体プリズム 11:無給電中継装置 12,13:反射板の組 1
4:無給電中継装置 15,16:誘電体プリズムの組 A〜D:子局

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中継媒体部を備えるとともに、こ
    れらの中継媒体部が電波の干渉効果で発射電波の目的の
    方向への回折を強め合う間隔に配設されてなることを特
    徴とするマイクロ波無線通信システムにおける無給電中
    継装置。
  2. 【請求項2】 複数の中継媒体部を備えるとともに、こ
    れらの中継媒体部が電波の干渉効果で発射電波の目的の
    方向への回折を強め合う間隔並びに角度に配設されてな
    ることを特徴とするマイクロ波無線通信システムにおけ
    る無給電中継装置。
  3. 【請求項3】 中継媒体部が反射板である請求項2に記
    載のマイクロ波無線通信システムにおける無給電中継装
    置。
  4. 【請求項4】 中継媒体部が誘電体プリズムである請求
    項2に記載のマイクロ波無線通信システムにおける無給
    電中継装置。
  5. 【請求項5】 複数の中継媒体部を2組以上備えるとと
    もに、各組毎に発射電波の方向が異なる方向に回折され
    てなる請求項2乃至4のいずれかに記載のマイクロ波無
    線通信システムにおける無給電中継装置。
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