JPH1093062A - 光検出器 - Google Patents

光検出器

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JPH1093062A
JPH1093062A JP8240618A JP24061896A JPH1093062A JP H1093062 A JPH1093062 A JP H1093062A JP 8240618 A JP8240618 A JP 8240618A JP 24061896 A JP24061896 A JP 24061896A JP H1093062 A JPH1093062 A JP H1093062A
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JP
Japan
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film
photoelectric conversion
conversion film
photodetector
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JP8240618A
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English (en)
Inventor
Hisanori Ihara
久典 井原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、工程の複雑さを解消でき、歩留り
を向上させ、かつ、製造コストを低下させることができ
る光検出器を提供することを目的とする。 【解決手段】 光学信号を電気信号に変換する光電変換
膜(i−a−SiC29、i−a−Si31、p−a−
SiC33)を積層した複数の画素電極と、前記光電変
換膜により変換された電気信号の読み出しを制御する複
数の薄膜トランジスタと、前記画素電極間に配線され前
記光電変換膜により変換された電気信号を読み出すため
の複数の信号線と、前記画素電極間に配線され前記薄膜
トランジスタを動作させるための複数の走査線とを有す
る光検出器において、前記光電変換膜は、前記薄膜トラ
ンジスタ上を除いた領域に積層されて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を検出して電気
信号に変換する光検出器に関し、特に、薄膜トランジス
タを用いた光検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医療分野において、治療を迅速的
に行う目的で、患者の医療データをデータベース化する
方向に進んでいる。これは、患者は複数の医療機関を利
用することが一般的であり、このような場合、診察を受
けた全ての医療機関のデータが無いと適格な治療行為が
行えない可能性があるためである。例えば診察を受けた
全ての医療機関で投与された薬剤を考慮した上で適切な
治療及び診断を行うことが必要となる場合がある。
【0003】また、医用画像診断装置、例えばX線撮像
装置により得られた画像データについても、画像データ
を共有するためにデータデータベース化の必要があり、
画像データのディジタル化が望まれている。X線撮像装
置では、従来、銀塩フィルムを使用して撮影してきた
が、これをディジタル化するためには撮影したフィルム
を現像した後、再度スキャナ等で操作する必要があり、
手間と時間が掛かっていた。最近は1インチ程度のCC
Dカメラを使用し、直接画像をディジタル化する方式が
実現されている。しかし、例えば肺の撮影をする場合、
40(cm)×40(cm)程度の領域を撮影するため、光
を集光するための光学装置が必要であり、装置の大型化
が問題となっている。
【0004】これら2方式の問題を解決する方式として
アモルファスシリコン薄膜トランジスタ(a−SiTF
T)による光検出器を用いたX線撮像装置が提案されて
いる。このような光検出器には2種類の構造、即ち、光
学像を電気信号に変換する光電変換膜を画素毎に分離し
た構造と、光電変換膜を画素毎に分離しない構造があ
る。
【0005】図5に示すように光電変換膜を画素毎に分
離しない場合のX線検出器110は、ガラス基板上にス
パッタ法により堆積させた後、所定の領域をケミカルド
ライエッチング(CDE)することにより得られた走査
線及びゲート111と、ゲート111及び前記ガラス基
板上にプラズマCVD法(chemical vapor deposition
)により堆積させたシリコンナイトライド113と、
シリコンナイトライド113上にプラズマCVD法によ
り堆積させたi−a−Si(真性(i型)のアモルファ
スシリコン)115と、i−a−Si115上の所定領
域にプラズマCVD法により堆積させたパッシベーショ
ン(エッチングストッパー)としてのシリコンナイトラ
イド117と、i−a−Si115上にプラズマCVD
法により堆積させたn+ a−Si119と、シリコンナ
イトライド117とn+ a−Si119上の所定領域に
スパッタ法により堆積させたドレイン、ソース、信号線
及び電源供給線としてのAl121(ドレイン)、12
3(ソース)と、n+ a−Si119とAl121,1
23上にプラズマCVD法により堆積させた平坦性を得
るための絶縁膜(シリコンナイトライド)125と、絶
縁膜125上に設けられ、ソース123と電気的に接続
されている画素電極127と、画素電極127上に設け
られ、光学信号を電気信号に変換する光電変換膜129
と、光電変換膜129の上層電極としてのITO(透明
電極)131とを有している。
【0006】このX線検出器110では、ゲート111
と、シリコンナイトライド113と、i−a−Si11
5と、シリコンナイトライド117と、n+ a−Si1
19と、ドレイン121及びソース123とによりTF
Tを形成している。
【0007】また、X線検出器110のように光電変換
膜を画素毎に分離しない場合には、絶縁膜125を平坦
にしてその上に光電変換膜129であるa−Siあるい
はアモルファスセレン、As2 Se3 、GeSe2 等の
カルコゲナイドグラスを堆積している。
【0008】また、図6に示すように光電変換膜を画素
毎に分離した場合の光検出器(ここではX線検出器)1
50は、ガラス基板上にスパッタ法により堆積させた
後、所定の領域をケミカルドライエッチング(CDE)
することにより得られた走査線及びゲート151と、ゲ
ート151及び前記ガラス基板上にプラズマCVD法に
より堆積させた堆積させたシリコンナイトライド153
と、シリコンナイトライド153上にプラズマCVD法
により堆積させた真性のa−Si155と、a−Si1
55上の所定領域にプラズマCVD法により堆積させた
パッシベーションとしてのシリコンナイトライド157
と、a−Si155上にプラズマCVD法により堆積さ
せたn+ a−Si159と、シリコンナイトライド15
7とn+ a−Si159上の所定領域にスパッタ法によ
りAlを堆積させることにより形成したドレイン及びソ
ース161と、ソース161上にプラズマCVD法によ
り堆積させたn+ a−Si163と、n+ a−Si16
3上にプラズマCVD法により堆積させたa−Si16
5と、a−Si165上にプラズマCVD法により堆積
させたp+ a−Si167と、光電変換膜の上層電極と
してのITO169と、ドレイン及びソース161とナ
イトライド157上に堆積させたパッシベーション膜と
してのポリイミド171と、ポリイミド171上にスパ
ッタ法により設けられ、各画素にバイアス電圧を印加す
るためのメタル層173と、メタル層173とITO1
69上に堆積させたポリイミド175と、X線を光学信
号に変換するX線変換層177とを有している。尚、こ
こではX線変換層177を設けてX線検出器150とし
ているが、これを設けなければ光検出器となる。
【0009】このX線検出器150では、ゲート151
と、シリコンナイトライド153と、a−Si155
と、シリコンナイトライド157と、n+ a−Si15
9と、ドレイン及びソース161とによりTFTを形成
し、n+ a−Si163と、a−Si165と、p+
−Si167とにより光電変換膜を構成している。
【0010】また、X線検出器150のように光電変換
膜を画素毎に分離した場合には、平坦な画素電極部分の
みに光電変換膜を構成するn+ a−Si163と、a−
Si165と、p+ a−Si167とが存在している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光電変
換膜を画素毎に分離しない場合の光検出器110では、
TFT、信号線そして走査線上で完全な平坦性を得るた
めに絶縁膜としての絶縁膜125をかなり厚く堆積しな
くてはならない。これは、生産性を非常に低下させるこ
とになる。また、絶縁膜125の平坦性が少しでも失わ
れると、光電変換膜129の特性が失われるので、大面
積でこの構造のX線検出器を形成し、無欠陥商品を得る
ことは非常に難しい。さらに、長時間、絶縁膜125を
形成する工程にTFTが晒されるために、TFT特性が
劣化してしまうという問題がある。さらに、絶縁膜12
5の膜厚が厚いため、TFTに大きな応力が掛かり、こ
れによってTFT特性が劣化してしまうという問題も併
発する。さらに、絶縁膜125を形成する際にプラズマ
CVD法を用いると、荷電粒子によるイオンダメージに
よってTFT特性の劣化も観測される。さらに、絶縁膜
125の膜厚が厚いために、均一に大面積のコンタクト
ホールを開けることが難しく、歩留りが低下してしまう
という問題も生じる。
【0012】また、光電変換膜を画素毎に分離した場合
のX線検出器150では、画素分離のために光電変換膜
をエッチングし、このエッチングされたところにパッシ
ベーション膜としてのポリイミド171を埋め込む工程
が必要であり、工程数が多くなる。このため、低コスト
化に不利であるという問題がある。また、工程数が多く
なることから歩留りも低下するので、資源を無駄にする
ことになり非常に問題である。さらに、最終的には画素
上部にメタル層173を形成して隣接画素(ここではI
TO169)を接続するという行程を必ず入れなければ
ならず、工程がさらに多くなり歩留りを下げ低価格化の
障害となる。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、工程の複雑さを解消でき、歩留りを向上させ、か
つ、製造コストを低下させることができる光検出器を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、光を電荷信号に変換する光電変
換膜と、前記光電変換膜を積層する複数の画素電極と、
前記光電変換膜により変換された電荷信号の読み出しを
制御する複数の薄膜トランジスタと、前記画素電極の間
に配置され、前記薄膜トランジスタの動作を制御する制
御信号を伝達する走査線と、前記画素電極の間に配置さ
れ、前記薄膜トランジスタを介して読み出された前記電
荷信号を伝達する信号線とを備えた光検出器において、
前記薄膜トランジスタ上の光電変換膜が除去され、前記
信号線及び前記走査線上に光電変換膜が積層されている
ことを要旨とする。
【0015】請求項1記載の光検出器にあっては、薄膜
トランジスタ上の光電変換膜が除去され、信号線及び走
査線上に光電変換膜を積層するようにしている。これに
より、光電変換膜に欠陥線が生じるのが抑制され、さら
に、工程の複雑さが解消され、歩留りを向上させること
ができ、かつ、製造コストを低下させることができる。
【0016】また、請求項2記載の発明は、光を電荷信
号に変換する光電変換膜と、前記光電変換膜を積層する
複数の画素電極と、前記光電変換膜により変換された電
荷信号の読み出しを制御する複数の薄膜トランジスタ
と、前記画素電極の間に配置され、前記薄膜トランジス
タの動作を制御する制御信号を伝達する走査線と、前記
画素電極の間に配置され、前記薄膜トランジスタを介し
て読み出された前記電荷信号を伝達する信号線とを備え
た光検出器において、前記光電変換膜は、前記信号線及
び前記走査線上に積層されていると共に、欠陥線による
特性の劣化を防ぐように膜厚が決められていることを要
旨とする。
【0017】請求項2記載の光検出器にあっては、信号
線及び走査線上に光電変換膜が積層され、欠陥線による
特性の劣化を防ぐようにその膜厚が決められている。こ
れにより、光電変換膜に欠陥線が生じるのが抑制され、
さらに、工程の複雑さが解消され、歩留りを向上させる
ことができ、かつ、製造コストを低下させることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を参照して説明する。ここで、X線検出器が図5と
図6に示した構造しか取れない原因について解析する。
光電変換膜が段差上に形成された場合、その段差に伴っ
て欠陥線が発生する。この欠陥線はリーク電流のパスに
なり光電変換膜の上部と下部の電位を同じにする。この
欠陥線の下に画素電極があった場合、欠陥線を経たリー
ク電流は、光電変換膜で変換された信号電流と同等に見
なされるのでX線検出器のダイナミックレンジを低下さ
せてしまう原因になる。このため、従来では前述したよ
うに図5と図6に示した構造しか取れなかった。
【0019】しかしながら、光電変換膜膜厚Tと画素電
極からTFTまでの距離Lに以下に示す式(1)の関係
が満足すれば前記欠陥線の影響を受けないことが分かっ
た。 L≧T …(1) そこで、第1実施形態の光検出器では、欠陥線が発生す
る可能性の信号線、走査線に対しては式(1)の関係を
守り、画素電極端から光電変換膜膜厚Tよりも離した位
置に形成した。また、TFT上部の光電変換膜を除去し
ても隣接する画素について光電変換膜は電気的に接続さ
れていることから、欠陥線が最も発生しやすいTFTの
部分に関しては光電変換膜をエッチングにより除去する
ようにした。
【0020】図1は本発明に係る光検出器の第1実施形
態を示した断面図である。図1に示すように、第1実施
形態の光検出器1Aは、ガラス基板3上の所定領域にゲ
ート電極、走査線、画素の補助容量用下層電極を形成す
るために堆積させたMoW5と、MoW5及びガラス基
板3上に堆積させたSiOx 7と、SiOx 7上の所定
領域に堆積させたa−Si9と、a−Si9上の所定領
域に堆積させたエッチングストッパーとしてのSiNx
11と、SiNx 11上とSiNx11の堆積された領
域を除くa−Si9上に堆積させたn+ a−Si13
と、SiOx 7上の所定領域に堆積させた画素補助容量
用上層電極としてのITO17と、n+ a−Si13上
とSiOx 7上の所定領域とITO17上の所定領域に
堆積させたドレイン、ソース、データ線及び電源供給線
としてのMo19とAl21と、SiNx 11上の所定
領域とAl21上の所定領域とITO17上の所定領域
に堆積させたSiNx (パッシベーション)23と、A
l21上の所定領域とSiNx 23上の所定領域に堆積
させた光電変換膜用の下層画素電極、遮光膜としてのT
i25と、Ti25上の所定領域に堆積させたSiNx
27と、Ti25上の所定領域に堆積させたi−a−S
iC29と、i−a−SiC29上の所定領域に堆積さ
せたi−a−Si31と、i−a−Si31上に堆積さ
せたp−a−SiC33と、p−a−SiC33上に堆
積させた光電変換膜用の上層電極としてのITO35と
を有する。
【0021】この光検出器1Aでは、MoW5と、Si
Ox 7と、a−Si9と、SiNx11と、n+ a−S
i13と、Mo19と、Al21と、SiNx 23と、
Ti25と、SiNx 27とによりTFTが構成され、
i−a−SiC29と、i−a−Si31と、p−a−
SiC33とにより光電変換膜が構成されている。
【0022】また、信号線や走査線上の光電変換膜形成
方法に関しては、画素分離できる効果をさらに改善する
ために、光電変換膜を多層膜にし、第1層目(図1では
i−a−SiC29)に高抵抗な非晶質膜を形成するよ
うにしている。この非晶質膜の材料としてはアモルファ
スシリコンカーバイト膜、アモルファスシリコンナイト
ライド膜、シリコン酸化膜等を用いる。
【0023】また、図2に走査線(MoW5)上におけ
る光電変換膜の断面図、図3に信号線(Mo19とAl
21)上における光電変換膜の断面図を示す。ここでは
MoW5とMo19とAl21にそれぞれテーパを付け
ている。これにより、欠陥線が光電変換膜に発生するの
を抑制することができる。
【0024】また、図2、図3にそれぞれ示したが、光
電変換膜の膜厚Tよりも、Ti25の画素電極から走査
線、信号線までの距離Lを大きくした。しかしながら、
図1に示すように光電変換膜の最下層にi−a−SiC
29を用いた場合、i−a−SiC29が高抵抗である
ため画素電極から走査線、信号線までの距離Lが光電変
換膜の膜厚Tより小さくても光電変換膜としての特性を
十分に満足できる。尚、画素電極から走査線、信号線ま
での距離Lを光電変換膜の膜厚Tより小さくできる度合
いはi−a−SiC29の低効率によって決まる。
【0025】次に、第1実施形態の光検出器1Aの製造
方法を説明する。まず、アンダーコート済みのガラス基
板3上にMoW5を 2,200(10-10 m ;オングストロー
ム)スパッタにより堆積し、CDEによりテーパ・エッ
チングを行い、ゲート電極、走査線、画素の補助用下層
電極を形成した。次いで、プラズマCVDによりSiO
x 7を 3,500(10-10 m )、a−Si9を500 (10-10
m)、SiNx 11を 3,000(10-10 m )堆積し、Si
Nx 11をパターニングしてTFTのエッチングストッ
パーを形成した。
【0026】次いで、n+ a−Si13を500 (10-10
m )、Mo19を500 (10-10 m )堆積した後、Mo1
9、n+ a−Si13、a−Si9を順番にCDEを行
い、TFTの基幹部を形成した。
【0027】次いで、ITO17を 1,000(10-10 m )
スパッタにより堆積し、エッチングすることにより画素
の補助容量用上層電極を形成した。次いで、コンタクト
ホール(SiOx 7)を開口した後に、Mo19を全て
エッチング除去し、その後さらにソース、ドレイン、信
号線、電源供給線を形成するためにMo19を700 (10
-10 m )、Al21を 3,500(10-10 m )連続スパッタ
により堆積した後、Al21とMo19をエッチング
し、さらに、n+ a−Si13をRIE(リアクティブ
イオンエッチング)することによりチャンネル部を形成
し、逆スタガ型TFTのアレイを完成させた。
【0028】次いで、SiNx 23を厚さ1,000 〜20,0
00(10-10 m)、好ましくは2,000 〜 6,000(10-10
m )、最適な厚さ 4,000(10-10 m )プラズマCVDに
より堆積してパッシベーションを形成した。そして、例
としてTFTアレイ上に積層する光電変換膜用の下層画
素電極とソースのコンタクト部、遮光膜と電源供給線の
コンタクト部及び引き出し線等のパット部のSiNx 2
3をエッチング除去した。
【0029】次いで、電極となる得る物質、例えばTi
25を厚さ500 〜10,000(10-10 m)、好ましくは 1,00
0〜 3,000(10-10 m )、最適な厚さ 2,000(10-10 m
)スパッタにより堆積し、光電変換膜用の下層画素電
極と、逆スタガ型TFTの遮光膜をパターニングし、さ
らにエッチングを行った。次いで、SiNx 27を 2,0
00(10-10 m )プラズマCVDで堆積し、逆スタガ型T
FT上に第2のパッシベーションとなるようにパターニ
ングした。
【0030】次いで、光電変換膜としてi−a−SiC
29+i−a−Si31+p−a−SiC33をプラズ
マCVDでそれぞれ200 (10-10 m )、1.0 〜3.0 (μ
m )の内最適な厚さ1.8 (μm )、200 (10-10 m )形
成し、さらに、光電変換膜の上層電極としてのITO3
5を350 (10-10 m )スパッタにより堆積した。その
後、ITO35のTFT周辺の段差部をエッチング除去
し、次いでp−a−SiC33+i−a−Si31+i
−a−SiC29も同様にエッチングすることによって
第1実施形態の光検出器1Aを形成した。
【0031】この後、X線を検出できるようにするた
め、最上層に、X線を光学信号に変換する蛍光体を設け
るようにすればX線撮像装置に適用することができる。
【0032】このように、第1実施形態の光検出器1A
では、TFTの部分に関しては光電変換膜をエッチング
により除去するようにし、走査線、信号線上には光電変
換膜を残した構成としているので、従来の光検出器に比
べ、光電変換膜に欠陥線が生じるのを抑制でき、さら
に、工程の複雑さを解消できるため、歩留りを向上させ
ることができ、かつ、製造コストを低下させることがで
きる。また、これによりひいては資源の有効活用が成さ
れることから、より環境に優しい光検出器1Aを提供す
ることができる。
【0033】図4は本発明に係る光検出器の第2実施形
態を示した断面図である。尚、図1に示した第1実施形
態の光検出器1Aと同一部材には同一の符号を付して詳
細な説明は省略した。
【0034】図4に示すように、第2実施形態の光検出
器1Bでは、TFTについても信号線、走査線と同様に
扱い、式(1)が満足するように画素電極からTFT部
分までの距離Lを光電変換膜膜厚Tよりも大きくし、さ
らに、光電変換膜をエッチングしないようにしている。
【0035】また、図4に示すように第2実施形態の光
検出器1Bでは、光電変換膜をエッチングしないこと
と、光電変換膜をエッチングしないためにTFT部分に
もi−a−SiC29が堆積されているのを除いては、
第1実施形態の構成と同様となっている。
【0036】次に、第2実施形態の光検出器1Bの製造
方法を説明する。まず、アンダーコート済みのガラス基
板3上にMoW5を 2,200(10-10 m ;オングストロー
ム)スパッタにより堆積し、CDEによりテーパ・エッ
チングを行い、ゲート電極、走査線、画素の補助用下層
電極を形成した。次いで、プラズマCVDによりSiO
x 7を 3,500(10-10 m )、a−Si9を500 (10-10
m)、SiNx 11を 3,000(10-10 m )堆積し、Si
Nx 11をパターニングしてTFTのエッチングストッ
パーを形成した。
【0037】次いで、n+ a−Si13を500 (10-10
m )、Mo19を500 (10-10 m )堆積した後、Mo1
9、n+ a−Si13、a−Si9を順番にCDEを行
い、TFTの基幹部を形成した。
【0038】次いで、ITO17を 1,000(10-10 m )
スパッタにより堆積し、エッチングすることにより画素
の補助容量用上層電極を形成した。次いで、コンタクト
ホール(SiOx 7)を開口した後に、Mo19を全て
エッチング除去し、その後さらにソース、ドレイン、信
号線、電源供給線を形成するためにMo19を700 (10
-10 m )、Al21を 3,500(10-10 m )連続スパッタ
により堆積した後、Al21とMo19をエッチング
し、さらに、n+ a−Si13をRIE(リアクティブ
イオンエッチング)することによりチャンネル部を形成
し、逆スタガ型TFTのアレイを完成させた。
【0039】次いで、SiNx 23を厚さ1,000 〜20,0
00(10-10 m)、好ましくは 2,000〜 6,000(10-10
m )、最適な厚さ 4,000(10-10 m )プラズマCVDに
より堆積してパッシベーションを形成した。そして、例
としてTFTアレイ上に積層する光電変換膜用の下層画
素電極とソースのコンタクト部、遮光膜と電源供給線の
コンタクト部及び引き出し線等のパット部のSiNx 2
3をエッチング除去した。
【0040】次いで、電極となる得る物質、例えばTi
25を厚さ500 〜10,000(10-10 m)、好ましくは 1,00
0〜 3,000(10-10 m )、最適な厚さ 2,000(10-10 m
)スパッタにより堆積し、光電変換膜用の下層画素電
極と、逆スタガ型TFTの遮光膜をパターニングし、エ
ッチングを行った。次いで、SiNx 27を 2,000(10
-10 m )プラズマCVDで堆積し、逆スタガ型TFT上
に第2のパッシベーションとなるようにパターニングし
た。次いで、光電変換膜としてi−a−SiC29+i
−a−Si31+p−a−SiC33をプラズマCVD
でそれぞれ200 (10-10 m )、1.0 〜3.0 (μm )の内
最適な厚さ1.8 (μm )、200 (10-10 m)形成し、さ
らに、光電変換膜の上層電極としてのITO35を350
(10-10 m)スパッタにより堆積することによって第2
実施形態の光検出器1Bを形成した。
【0041】この後、X線を検出できるようにするた
め、最上層に、X線を光学信号に変換する蛍光体を設け
るようにすればX線撮像装置に適用することができる。
【0042】このように、第2実施形態の光検出器1B
では、TFTについても信号線、走査線と同様に扱い、
画素電極からTFT部分までの距離Lを光電変換膜膜厚
Tよりも大きくし、さらに、光電変換膜をエッチングし
ないようにしているので、第1実施形態の光検出器1A
と同様の効果に加え、従来の光検出器に比べて工程の複
雑さをさらに解消することができる。
【0043】尚、第1実施形態、第2実施形態共に、光
電変換膜用の下層画素電極及びTFTの遮光膜としてT
i25を用いたが、本発明はこれに限定されること無
く、例えば、Cr,Ta,Mo,MoW,MoTa等を
用いるようにしても良い。また、第1実施形態、第2実
施形態共に、パッシベーション23,27としてSiN
x を用いたが、本発明はこれに限定されることなく、例
えばSiOx 、SiNx +SiOx 等を用いるようにし
ても良い。
【0044】さらに、第1実施形態、第2実施形態共
に、TFTとして逆スタガ型の内、エッチングストッパ
ー・タイプのものを例として説明したが、本発明はこれ
に限定されること無く、逆スタガ型のバックチャンネル
カット・タイプのものでも良い。
【0045】さらに、第1実施形態、第2実施形態共
に、a−Siを用いてTFTを形成しているが、本発明
はこれに限定されること無く、ポリシリコンで形成する
ようにしても良い。
【0046】また、光電変換膜の材料は、第1実施形
態、第2実施形態で示したアモルファスシリコン系の材
料だけではなく、例えばアモルファスセレン、As2
2 、GeSe2 等のカルコゲナイドグラスを用いた場
合にも適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、薄膜トランジスタ上の光電変換膜が除去さ
れ、信号線及び走査線上に光電変換膜を積層するように
しているので、光電変換膜に欠陥線が生じるのを抑制で
き、さらに、工程の複雑さを解消できるため、歩留りを
向上させることができ、かつ、製造コストを低下させる
ことができる。
【0048】また、請求項2記載の発明によれば、信号
線及び走査線上に光電変換膜が積層され、欠陥線による
特性の劣化を防ぐようにその膜厚が決められているの
で、光電変換膜に欠陥線が生じるのを抑制でき、さら
に、工程の複雑さを解消できるため、歩留りを向上させ
ることができ、かつ、製造コストを低下させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光検出器の第1実施形態の構成を
示す断面図である。
【図2】走査線上における光電変換膜を示す断面図であ
る。
【図3】信号線上における光電変換膜を示す断面図であ
る。
【図4】本発明に係る光検出器の第1実施形態の構成を
示す断面図である。
【図5】光電変換膜を画素毎に分離しない場合の従来の
X線検出器の構成を示す断面図である。
【図6】光電変換膜を画素毎に分離した場合の従来のX
線検出器の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1A,1B 光検出器 3 ガラス基板 5 MoW 7 SiOx 9 a−Si 11 SiNx 13 n+ a−Si 17 ITO 19 Mo 21 Al 23 SiNx 25 Ti 27 SiNx 29 i−a−SiC 31 i−a−Si 33 p−a−SiC 35 ITO

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を電荷信号に変換する光電変換膜と、
    前記光電変換膜を積層する複数の画素電極と、前記光電
    変換膜により変換された電荷信号の読み出しを制御する
    複数の薄膜トランジスタと、前記画素電極の間に配置さ
    れ、前記薄膜トランジスタの動作を制御する制御信号を
    伝達する走査線と、前記画素電極の間に配置され、前記
    薄膜トランジスタを介して読み出された前記電荷信号を
    伝達する信号線とを備えた光検出器において、 前記薄膜トランジスタ上の光電変換膜が除去され、前記
    信号線及び前記走査線上に光電変換膜が積層されている
    ことを特徴とする光検出器。
  2. 【請求項2】 光を電荷信号に変換する光電変換膜と、
    前記光電変換膜を積層する複数の画素電極と、前記光電
    変換膜により変換された電荷信号の読み出しを制御する
    複数の薄膜トランジスタと、前記画素電極の間に配置さ
    れ、前記薄膜トランジスタの動作を制御する制御信号を
    伝達する走査線と、前記画素電極の間に配置され、前記
    薄膜トランジスタを介して読み出された前記電荷信号を
    伝達する信号線とを備えた光検出器において、 前記光電変換膜は、前記信号線及び前記走査線上に積層
    されていると共に、欠陥線による特性の劣化を防ぐよう
    に膜厚が決められていることを特徴とする光検出器。
  3. 【請求項3】 前記光電変換膜の厚さは、前記信号線と
    前記画素電極の間の距離以上の厚さとなっていることを
    特徴とする請求項2記載の光検出器。
  4. 【請求項4】 前記光電変換膜の厚さは、前記走査線と
    前記画素電極の間の距離以上の厚さとなっていることを
    特徴とする請求項2記載の光検出器。
  5. 【請求項5】 前記光電変換膜の厚さは、前記薄膜トラ
    ンジスタと前記画素電極の間の距離以上の厚さとなって
    いることを特徴とする請求項2記載の光検出器。
  6. 【請求項6】 前記画素電極の下層に高抵抗の非結晶膜
    を設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいず
    れか1項記載の光検出器。
  7. 【請求項7】 前記信号線及び前記走査線はテーパを備
    えるものであることを特徴とする請求項2乃至請求項6
    のいずれか1項記載の光検出器。
  8. 【請求項8】 前記光電変換膜は、アモルファスシリコ
    ンカーバイト膜とアモルファスシリコン膜の積層膜であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか
    記載の光検出器。
  9. 【請求項9】 前記光電変換膜は、真性のアモルファス
    シリコンカーバイト膜と真性のアモルファスシリコン膜
    とp型のアモルファスシリコンカーバイト膜の積層膜で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれ
    か記載の光検出器。
  10. 【請求項10】 前記光電変換膜は、アモルファスシリ
    コンナイトライド膜とアモルファスシリコン膜の積層膜
    であることを特徴とする請求項1または請求項2のいず
    れか記載の光検出器。
  11. 【請求項11】 前記光電変換膜は、真性もしくはn-
    型のアモルファスシリコンナイトライド膜とp型のアモ
    ルファスシリコンナイトライド膜の積層膜であることを
    特徴とする請求項1または請求項2のいずれか記載の光
    検出器。
  12. 【請求項12】 前記信号線もしくは前記走査線の上層
    にさらに絶縁膜を形成し、前記光電変換膜は、この絶縁
    膜上に積層されることを特徴とする請求項1または請求
    項2のいずれか記載の光検出器。
  13. 【請求項13】 前記絶縁膜は、酸化膜であることを特
    徴とする請求項12記載の光検出器。
  14. 【請求項14】 前記絶縁膜は、シリコン酸化膜である
    ことを特徴とする請求項12記載の光検出器。
  15. 【請求項15】 前記絶縁膜は、シリコンナイトライド
    膜であることを特徴とする請求項12記載の光検出器。
  16. 【請求項16】 前記絶縁膜は、そのエッジ部分にテー
    パが設けられていることを特徴とする請求項12乃至請
    求項15のいずれか一項記載の光検出器。
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