JP2001320039A - 光電変換装置 - Google Patents

光電変換装置

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JP2001320039A
JP2001320039A JP2000139126A JP2000139126A JP2001320039A JP 2001320039 A JP2001320039 A JP 2001320039A JP 2000139126 A JP2000139126 A JP 2000139126A JP 2000139126 A JP2000139126 A JP 2000139126A JP 2001320039 A JP2001320039 A JP 2001320039A
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photoelectric conversion
layer
conversion device
capacitor
pixel
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JP2000139126A
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Kazuaki Tashiro
和昭 田代
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み出し信号のノイズの発生を防止し、容量
素子が安定して駆動する光電変換装置を提供する。 【解決手段】 基板上に、少なくとも能動素子と、容量
素子と、前記容量素子からに蓄積されている電荷を出力
する信号配線と、を配して画素を形成し、画素電極と少
なくとも前記容量素子上に積層した光電変換層とを有す
る光電変換装置において、少なくとも前記画素電極と前
記信号配線との間に、導電体層を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光電変換装置に
関し、特に、X線等の放射線画像を読み取るための高性
能大面積の光電変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光電変換装置は、コンピューター
などに接続するスキャナ等に用いられていた。ことに最
近では新たな応用として、大面積2次元化した光電変換
装置がデジタルX線検出用に提案されている。2次元の
光電変換装置としては、センサ、薄膜トランジスタ等を
基板上に2次元に配置したものが考案されている。X線
を直接センサ部で検出する光電変換装置として、従来以
下のようなものが提案されている。
【0003】図4(a)は、従来の光電変換装置の1画
素分の平面図である。図4(b)は図4(a)のA−B
の断面及び光電変換画素と光電変換層Sをバイアス電源
Eを介して接続した図である。
【0004】図4(a)において、Tは能動素子として
の薄膜トランジスタである。これは、各画素からの信号
を読み出すために水素化非晶質シリコン半導体層を用い
て構成されている。能動素子とは、スイッチング素子や
増幅素子を意味する。ここでは、スイッチング素子とし
て薄膜トランジスタを用いた最も簡単な構造を示す。ま
た、Cは電荷蓄積用のコンデンサである。Pは画素電極
である。Rはコンタクトホールである。Sigは信号線
である。gは駆動薄膜トランジスタのゲート配線であ
る。
【0005】図4(b)において、光電変換層Sは、画
素領域の全てを覆うように形成している。また、バイア
ス電圧Eによって、数100Vの電圧を印加する。図示
しないX線出力装置から出力されるX線を直接電荷キャ
リアに変換するためである。Qはガラス基板である。ガ
ラス基板Q上には、薄膜トランジスタTと電荷蓄積用の
コンデンサCとが構成されている。
【0006】また、画素電極Pは、光電変換層Sからの
電荷を画素ごとに集める。画素電極Pは、画素の開口率
をあげるためにコンデンサCの上電極409に積層する
形で形成されている。画素電極PとコンデンサCとは、
コンタクトホールRを介して接続されている。Eは光電
変換層Sにバイアスを与える電源を示している。
【0007】X線が光電変換層Sに入射すると、X線に
より光電変換層S中に電荷キャリアが発生する。共通電
極411に接続されたバイアス電源Eを駆動することに
よって、光電変換層S中に電界が生じる。これによって
発生した電荷は画素電極Pに至る。そのため、各画素電
極Pに接続されたコンデンサCに、X線の量に応じた電
荷が充電される。その後、各画素に設置されている薄膜
トランジスタTをONすることによって、コンデンサC
に蓄積されている画像情報、すなわち電荷を外部回路に
転送して、外部回路では、画像情報を読み出す。
【0008】従来の光電変換装置に備える画素は、まず
薄膜トランジスタTとコンデンサCとを作製する。そし
て、それらの上に光電変換層Sを積層して作製する。
【0009】図5は、このように作成した画素を、3×
3に配列した光電変換装置を示す模式図である。3×3
に配列した画素には、垂直シフトレジスタ(SR1)と
水平シフトレジスタ(SR2)とが備えられており、水
平シフトレジスタと信号線Sig1〜Sig3との間に
は、読み出した電荷を増幅するアンプが備えられてい
る。
【0010】垂直シフトレジスタから出力される指示信
号は、ゲート配線g1〜g3を介してトランジスタT1
−1〜T3−3に入力される。トランジスタT1−1〜
T3−3は、指示信号が入力されると、コンデンサC1
−1〜C3−3に蓄積されている電荷を信号線Sig1
〜Sig3に出力する。水平シフトレジスタは、信号線
Sig1〜Sig3に読み取り信号を出力する。画像信
号である電荷は、読み取り信号に従って、信号線Sig
1〜Sig3を介してアンプ(Amp)で増幅される。
そして、水平シフトレジスタを介して図示しない外部回
路へ出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光電変換装置に備える画素は、それの開口率を向上さ
せるために、画素電極をコンデンサの上電極に積層する
形で形成していた。ところが、画素の開口率を向上させ
るために、画素電極を広くするほど、画素電極と信号線
やゲート配線との重なり容量が大きくなる。重なり容量
は寄生容量となるため、読み出し信号にノイズが発生し
たり、トランジスタの駆動が不安定になるなどの問題が
ある。そこで、寄生容量を小さくするために、層間絶縁
層を厚くするという手法がなされていた。
【0012】また、光電変換層で吸収しきれなかったX
線が能動素子に照射されると、能動素子の劣化やノイズ
が発生する場合があった。例えばトランジスタではスレ
ッショールド電圧がX線照射によりシフトして動作点が
ずれてしまうという不具合を起こす。また、トランジス
タやアンプなどにX線が入射すると、ここで電子・ホー
ル対が生成され、これがノイズの発生原因となることも
ある。これらは。能動素子を単結晶シリコンで作成する
と顕著に現れる。
【0013】しかし、画素電極とコンデンサの上電極と
は、厚い層間絶縁膜を介して接続しなければならない。
そのため、層間絶縁層をエッチングする工程や、金属膜
を成膜させる工程が適切に行えず、画素に不良が発生す
る場合があった。これは、光電変換装置の歩留まりを低
下させ、コストアップの要因になっていた。
【0014】そこで、本発明は、層間絶縁膜を厚くする
ことなく、読み出し信号のノイズの発生を防止するとと
もに、トランジスタを安定して駆動させることを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、基板上に、少なくとも能動素子と、容
量素子と、前記容量素子に蓄積されている電荷を出力す
る信号線と、を配して画素を形成し、画素電極と少なく
とも前記容量素子上に積層した光電変換層とを有する光
電変換装置において、少なくとも前記画素電極と前記信
号線との間に、導電体層を備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0017】[実施形態1]この実施形態では、積層型
センサと薄膜トランジスタとを組み合わせた画素を2次
元に配列して構成する光電変換装置及びこれの製造方法
を示す。
【0018】図1(a)は、この実施形態の光電変換装
置の1画素分の平面図である。図1(b)は、図1
(a)のA−Bの断面及び光電変換画素と光電変換層S
をバイアス電源Eを介して接続した状態を示す図であ
る。
【0019】図1(a)において、Tは各画素からの電
荷信号を読み出すための薄膜トランジスタである。トラ
ンジスタTのゲート絶縁層には、水素化非晶質窒化シリ
コン層を用いている。半導体層には、水素化非晶質シリ
コン層を用いている。ソース電極及びドレイン電極のオ
ーミック層には、N+型水素化非晶質シリコン層を用い
ている。
【0020】また、Cは電荷蓄積用のコンデンサであ
る。コンデンサCは、薄膜トランジスタTと同じ材料を
用いて、同様の層構成で作成している。薄膜トランジス
タTからコンデンサCまで、連続した層から構成してい
る。また、R1、R2はコンタクトホールである。Si
gは信号線である。gは駆動薄膜トランジスタTのゲー
ト配線である。GNDはコンデンサCの下電極配線であ
る。
【0021】図1(b)において、Qはガラス基板であ
る。ガラス基板Qの上には、コンデンサCと薄膜トラン
ジスタTとを形成している。101はゲート電極、10
2はコンデンサ下電極、103はゲート絶縁膜、104
は半導体層、105はN+型層、106はドレイン電
極、107は第1の層間絶縁層、108は導電体層であ
る金属層、109は第2の層間絶縁層、110は酸化ア
ルミ層、111はドレイン電極、かつ、コンデンサCの
上電極である。
【0022】この実施形態では、金属層108を、画素
全面に積層した第1の層間絶縁層107上に形成してい
る。また、金属層108は、コンデンサCの下層電極配
線上に存在する第1の層間絶縁層107に作成したコン
タクトホールR2を介して、コンデンサCの下電極配線
GNDと接続している。下電極配線GNDは、画素の外
部に接地されグラウンド電位となる。なお、この実施形
態では、グラウンド電位としているが、固定電位であれ
ばこれに限定されない。
【0023】また、Pは光電変換層Sから出力される電
荷を画素ごとに集める画素電極である。画素電極Pは、
トランジスタTの上部を除き、第1の層間絶縁層107
及び第2の層間絶縁層109を介して、コンタクトホー
ルR1を介してコンデンサCの上電極111と接続して
いる。金属層108は、可能な限り広い面積を確保する
ために、ここでは、コンタクトホールR1の部分を除い
て画素領域全面に形成している。また、画素電極と信号
線との間に形成している。
【0024】さらに、Sは光電変換層である。光電変換
層Sは、画素領域の全てを覆うように形成している。ま
た、バイアス電源Eによって、電圧が印加される。図示
しないX線出力装置から出力されるX線を直接電荷キャ
リアに変換するためである。なお、この明細書では、X
線を光に含めるものとする。光電変換層Sの材料には、
非晶質シリコンa−Si、非晶質セレンa−Se、酸化
鉛PbO、ヨウ化鉛PbI2、硫化カドミウムCdS、
カドミウムテルルCdTe、カドミウムセレンCdS
e、ヨウ化水銀HgI2、カドミウムジンクテルルCd
ZnTeを用いている。これらは、暗導電率が低く、光
導電性の高い材料である。
【0025】また、有機材料として、光導電性を有する
有機ポリマや有機半導体、またこれらの材料とX線吸収
材料である無機材料とを組み合わせた複合材料を利用す
ることもできる。113は光電変換層Sにバイアスを与
える共通電極を示す。共通電極113は、光電変換層S
の全面に形成している。Eはバイアス電源であり、光電
変換層Sにたとえば500Vの電圧を印加する。また、
画素電極Pの表面に、キャリアブロッキング層110を
形成する。
【0026】光電変換装置にX線が入射すると、X線に
より光電変換層Sには、電荷キャリアが発生する。共通
電極113に接続されたバイアス電源Eによって、光電
変換層Sには電界が生じる。これによって発生した電荷
は画素電極に至る。そのため、各画素電極に接続された
コンデンサCに、X線の量に応じた電荷が充電される。
【0027】このような光電変換装置の画素を以下の製
造工程により作製する。
【0028】まず、洗浄ガラス基板Q上に、スパッタ法
により図示しないクロムを500Å成膜する。このクロ
ム上にフォトレジストのパターンを形成して、これをマ
スクにしてクロムエッチングを行う。その後、フォトレ
ジストを剥離洗浄した後に、各画素の薄膜トランジスタ
Tのゲート電極101、ゲート配線g、コンデンサCの
下電極102を形成する。
【0029】つぎに、これらの上に、SiH4ガス、N
3ガス、H2ガスを使って、プラズマCVD法により、
水素化非晶質窒化シリコン層103を3000Åの厚さ
で形成する。ひきつづき、SiH4ガス、H2ガスを使
い、プラズマCVD法により水素化非晶質シリコン層1
04を3000Åの厚さで形成する。さらに、SiH4
ガス、PH3ガス、H2ガスを使って、プラズマCVD法
によりN+型水素化微結晶シリコン層105を2000
Åの厚さで形成する。その上に、スパッタ法によりアル
ミ層を1μm成膜する。
【0030】その後、所望の形状のフォトレジストのパ
ターンをアルミ層上に形成し、薄膜トランジスタTのソ
ース電極106、ドレイン電極111、信号線Sigを
形成する。なお、後述するようにドレイン電極111
は、コンデンサCの上電極と同一の材料で連続して層を
形成している。すなわち、ドレイン電極111は、コン
デンサCの上電極でもある。
【0031】さらに、これらをマスクにして、薄膜トラ
ンジスタTのチャネル部のN+型水素化微結晶シリコン
層のエッチングを行い、フォトレジストの剥離洗浄後チ
ャネルを形成する。
【0032】つづいて、ホトリソ工程により、アイソレ
ーションのフォトレジストパターンを作成する。これを
マスクにドライエッチングにより水素化非晶質窒化シリ
コン層、水素化非晶質シリコン層、N+型水素化微結晶
シリコン層の一部を除去して、画素領域の素子のアイソ
レーションを行う。
【0033】つぎに、SiH4ガス、NH3ガス、H2
スを使ってプラズマCVD法により、第1の層間絶縁層
107として、水素化非晶質窒化シリコン層を5000
Å形成する。所望の形状のフォトレジストのパターン
を、第1の層間絶縁層107上に形成し、これをマスク
にドライエッチングにより、水素化非晶質窒化シリコン
層の一部を除去して、コンデンサCの下電極配線GND
と金属層108とを接続するためのコンタクトホールR
2を形成する。
【0034】その上に、スパッタ法により金属層108
としてアルミ層を3000Å成膜する。このとき、金属
層108の一部とコンデンサCの下電極配線GNDと
を、コンタクトホールR2を通じて接続する。所望の形
状のフォトレジストのパターンを金属層108上に形成
し、これをマスクにドライエッチングにより金属層10
8の一部を除去し、画素電極PとコンデンサCの上電極
111とを接続するためのコンタクトホールRaを形成
する。金属層108は、画素電極と信号線との間にあっ
て、電気シールドの機能を備えている。その効果を大き
くするため金属層108は、コンタクトホールR1の部
分を除いて、画素領域全体に残すことが好ましい。
【0035】つぎに、この上から、SiH4ガス、NH3
ガス、H2ガスを使ってプラズマCVD法により、第2
の層間絶縁層109として、水素化非晶質窒化シリコン
層を5000Å形成する。所望の形状のフォトレジスト
のパターンを、第2の層間絶縁層109上に形成し、こ
れをマスクにドライエッチングにより第1,第2の層間
絶縁層107,109である水素化非晶質窒化シリコン
層の一部を除去し、画素電極PとコンデンサCの上電極
111とを接続するコンタクトホールRbを形成する。
【0036】このとき、金属層108のコンタクトホー
ルRaは、第1,第2の層間絶縁層107,109のコ
ンタクトホールRbより大きめに作成する。このように
して、コンタクトホールRaとRbとからコンタクトホ
ールR1を完成させ、金属膜108を第1の層間絶縁層
107と第2の層間絶縁層109との間に形成される。
したがって、この後に形成する画素電極Pと接続するこ
とはない。
【0037】その上にスパッタ法により、アルミ層を1
μm成膜する。このとき、アルミ層の一部とコンデンサ
Cの上電極配線とを接続する。これは、画素電極Pとな
る。光電変換層Sで発生するリーク電流の主な原因は、
画素電極Pから出力されるキャリアが注入されるためで
ある。そこで、キャリアの注入を防止するために、画素
電極P上にホールブロッキング層として、酸化アルミ層
110を2000Å形成する。この実施形態では、スパ
ッタ法により作成したアルミ層の表面を、陽極酸化する
ことで形成する。
【0038】その後、こうして形成されたアルミ層上に
所望の形状にフォトレジストのパターンを形成し、これ
をマスクにしてアルミ層をエッチングする。ひき続き酸
化アルミ層110をエッチングして、画素電極Pを形成
する。そして、光電変換層Sとしてa−Seを蒸着によ
り500μm積層する。光電変換層Sの上側に画素電極
P上に電荷キャリアのブロッキング層112として酸化
シリコンを1μm積層する。その上にスパッタ法により
アルミ層を1μm成膜し、共通電極113とした。最後
に、図示しない保護層を形成する。
【0039】この実施形態によると、金属層108は、
コンデンサCの下電極配線GND上に存在する第1の層
間絶縁膜107に作成したコンタクトホールR2を介し
て、コンデンサCの下電極配線GNDと接続している。
そのため、金属層108はグラウンド電位となる。その
結果として、金属層108はコンタクトホールR1の部
分以外で、信号線、ゲート配線を覆っているので、信号
線Sigやゲート配線gは、電気的には画素電極Pから
絶縁することができる。そのため、画素電極Pと信号線
Sig及びゲート配線gとの間に寄生容量が発生しな
い。
【0040】また、第1の層間絶縁層107及び第2の
層間絶縁層108は、それぞれ1μm以下で通常の薄膜
工程で形成することができる。これにより、開口率90
%程度に設定して画素電極を形成しても、特性の劣化も
なく、歩留まりを低下させることもない。この結果、高
品質、高性能の光電変換装置をコストアップせずに作成
することができる。
【0041】図5は、上記のように作成した画素を、3
×3に配列した光電変換装置を示す模式図である。3×
3に配列した画素には、垂直シフトレジスタ(SR1)
と水平シフトレジスタ(SR2)とが備えられており、
水平シフトレジスタと信号線Sigとの間には、読み出
した電荷を増幅するアンプが備えられている。
【0042】垂直シフトレジスタから出力される指示信
号は、ゲート配線g1〜g3を介してトランジスタT1
−1〜T3−3に入力される。トランジスタT1−1〜
T3−3は、指示信号が入力されると、コンデンサC1
−1〜C3−3に蓄積されている電荷を信号線Sig1
〜Sig3に出力する。水平シフトレジスタは、信号線
Sig1〜Sig3に読み取り信号を出力する。画像信
号である電荷は、読み取り信号に従って、信号線Sig
1〜Sig3を介してアンプ(Amp)で増幅される。
そして、水平シフトレジスタを介して図示しない外部回
路へ出力される。
【0043】また、この実施形態では、金属層108と
して、アルミニウムを用いた場合を例に説明したが、こ
のほかに、原子番号の大きい金属を用いることにより、
X線によるスイッチング素子や増幅素子などの能動素子
へのダメージを防ぐことができる。特に、原子番号が7
2以上のハフニウムHf、タンタルTa、タングステン
W、金Au、なまりPb、ビスマスBiは、安全な金属
で、且つX線の吸収率が大きい物であり、少なくともこ
れらを含む合金を、金属層108の原料として用いるこ
とができる。
【0044】これらの金属を金属層108に用い、能動
素子を覆うように配することで、画素電極と配線との電
気シールド機能に加え、X線シールドの機能を備えるこ
とができる。これにより、能動素子がダメージを受けな
いようにすることができ、信頼性や寿命が延びる。ま
た、X線ノイズも減少して、画質が向上する。
【0045】[実施形態2]この実施形態では、第2の
層間絶縁層を金属層を陽極酸化で作成する光電変換装置
の光電変換画素及びこれの製造方法を示す。さらに、こ
の実施形態では、製造工程の簡略化を図り、高性能、高
品質を保ちながら製造コストを低減する光電変換装置の
光電変換画素及びこれの製造方法を示す。
【0046】図2(a)は、この実施形態の光電変換装
置の1画素分の平面図である。図2(b)は、図(a)
のA−Bの断面及び光電変換画素と光電変換層Sをバイ
アス電源Eを介して接続した図である。なお、図2
(a)、(b)は、実施形態1と同様の部材には、同一
の符号を付している。
【0047】図2(b)において、光電変換層Sは、非
晶質セレンa−Seを蒸着により画素領域の全てを覆う
ように形成している。ガラス基板Q上には、各画素から
出力される電荷信号を読み出す薄膜トランジスタTを形
成している。ゲート絶縁層には、水素化非晶質窒化シリ
コン層を用いている。半導体層には、水素化非晶質シリ
コン層を用いている。ソース電極及びドレイン電極のオ
ーミック層には、N+型水素化非晶質シリコン層を用い
ている。
【0048】さらに、コンデンサCは、薄膜トランジス
タTと同じ材料を用いて、同様の層構成で形成してい
る。薄膜トランジスタTからコンデンサCまで、連続し
た層から構成している。
【0049】この実施形態によると、金属層108を、
画素全面に積層した第1の層間絶縁層107上に形成し
ている。そのため、金属層108は、コンデンサCの下
電極配線GND上に存在する第1の層間絶縁層107中
に作成したコンタクトホールR2を介して、コンデンサ
Cの下電極配線GNDと接続される。下電極配線GND
は、光電変換装置の外部に接地され、グラウンド電位と
なる。なお、この実施形態では、グラウンド電位として
いるが、固定電位であればこれに限定されない。
【0050】実施形態1では、さらに、金属層の上に、
第2の層間絶縁層109を成膜して形成していたが、こ
の実施形態では、金属層108の表面を陽極酸化してか
ら、この陽極配化膜を、第2の層間絶縁層109とす
る。これにより、層間絶縁層109の成膜と、コンタク
トホールを形成するために行うパターニングの回数を減
らすことができる。
【0051】つまり、金属層108に、コンタクトホー
ルR1を形成し、その後、金属層108を陽極酸化する
ことで、金属層108の表面全面を陽極酸化膜とする。
この後、金属層108のコンタクトホールR1のパター
ンをマスクに、第1の層間絶縁層107をエッチングす
ることで、第1の層間絶縁層107にコンタクトホール
R1を完成する。これにより光電変換装置の画素を製造
する工程簡略化を図る。そのため、光電変換装置の製造
コストをダウンすることができる。コンタクトホールR
1を通じて、この後に形成する画素電極Pとコンデンサ
Cの上電極111とを接続する。
【0052】このような光電変換装置を以下の製造工程
により作製する。
【0053】まず、洗浄ガラス基板Q上に、スパッタ法
により図示しないクロムを500Å成膜する。このクロ
ム上にフォトレジストのパターンを形成して、これをマ
スクにしてクロムエッチングを行う。その後、フォトレ
ジストを剥離洗浄した後に、各画素の薄膜トランジスタ
Tのゲート電極101、ゲート配線g、コンデンサCの
下電極102を形成する。
【0054】つぎに、これらの上に、SiH4ガス、N
3ガス、H2ガスを使って、プラズマCVD法により、
水素化非晶質窒化シリコン層103を3000Åの厚さ
で形成する。ひきつづき、SiH4ガス、H2ガスを使
い、プラズマCVD法により水素化非晶質シリコン層1
04を3000Åの厚さで形成する。さらに、SiH4
ガス、PH3ガス、H2ガスを使って、プラズマCVD法
によりN+型水素化微結晶シリコン層105を2000
Åの厚さで形成する。その上に、スパッタ法によりアル
ミ層を1μm成膜する。
【0055】その後、所望の形状のフォトレジストのパ
ターンをこのアルミ層上に形成し、薄膜トランジスタT
のソース電極106、ドレイン電極111、信号線Si
gを形成する。なお、ドレイン電極111は、コンデン
サの上電極も兼ねている。さらに、これをマスクに薄膜
トランジスタTのチャネル部のN+型水素化微結晶シリ
コン層のエッチングを行い、フォトレジストの剥離洗浄
後チャネルを形成する。
【0056】つづいて、ホトリソ工程により、アイソレ
ーションのフォトレジストパターンを作成する。これを
マスクにドライエッチングにより、水素化非晶質窒化シ
リコン層、水素化非晶質シリコン層、N+型水素化微結
晶シリコン層の一部を除去して、画素領域の素子のアイ
ソレーションを行う。
【0057】つぎに、SiH4ガス、NH3ガス、H2
スを使ってプラズマCVD法により、第1の層間絶縁層
107として水素化非晶質窒化シリコン層を5000Å
形成する。所望の形状のフォトレジストのパターンを、
第1の層間絶縁層107上に形成し、これをマスクにド
ライエッチングにより、水素化非晶質窒化シリコン層の
一部を除去して、コンデンサCの下電極配線GNDを露
出させ、これと金属層108とを接続するためのコンタ
クトホールR2を形成する。
【0058】その上に、スパッタ法により金属層108
としてアルミ層を1μm成膜する。この時、金属層10
8の一部とコンデンサCの下電極配線GNDとをコンタ
クトホールR2を通じて接続する。所望の形状のフォト
レジストのパターンを金属層108上に形成し、これを
マスクにドライエッチングにより、金属層108の一部
を除去し、画素電極PとコンデンサCの上電極111と
を接続するためのコンタクトホールR1を形成する。
【0059】この実施形態では、金属層108の表面を
陽極酸化して陽極酸化膜とする。なお、実施形態1と同
様に、Taなどの金属又はこれらのすくなくとも1つを
含む合金などの陽極酸化できる金属等を用いることがで
きる。これを第2の層間絶縁層109としている。この
陽極酸化膜をマスクとして、ドライエッチング等によ
り、第1の層間絶縁層107をエッチングして、コンタ
クトホールR1を完成する。
【0060】この上に、実施形態1と同様に、スパッタ
法により画素電極用としてアルミ層を1μm成膜する。
この時、アルミ層の一部とコンデンサCの上電極配線と
を接続する。このアルミ層の表面を陽極酸化することで
酸化アルミ層を2000Åの厚さで形成している。
【0061】その後、酸化アルミ層110上に所望の形
状にフォトレジストのパターンを形成し、これをマスク
にして酸化アルミ層110をエッチングする。ひき続き
酸化アルミ膜110をエッチングして、画素電極Pを形
成する。そして、光電変換層Sとしてa−Seを蒸着に
より500μm積層する。実施形態1と同様にブロッキ
ング層212として酸化シリコンを1μm積層する。
【0062】実施形態1では、金属層108の上に、第
2の層間絶縁層109を成膜工程により形成している。
しかし、この実施形態では、金属層108の表面を陽極
酸化して、これにより形成した陽極酸化膜を第2の層間
絶縁層109としている。コンタクトホールR1を開け
た金属層108の表面全面を陽極酸化した後、金属層1
08のコンタクトホールR1のパターンをマスクに、第
1の層間絶縁層107をエッチングすることで、第1の
層間絶縁層107にコンタクトホールR1を完成する。
これによりコンタクトホールパターニングの回数を一回
減らすことができる。
【0063】また、この実施形態により、金属層108
は、コンタクトホールR1の部分以外で、信号線、ゲー
ト配線を覆って、電気シールドとして作用させて、画素
電極Pと信号線Sig及びゲート配線gとの間の寄生容
量を除去している。これにより、画素の開口率90%程
度に設定して画素電極を形成しても、寄生容量による特
性の劣化もなく、また金属層108の表面を陽極酸化す
ることで絶縁膜を形成することにより、製造工程は簡略
化され、層間絶縁層は1μm以下とすることができる。
したがって光電変換装置の歩留まりを低下させない。そ
の結果、高品質、高性能を実現しつつ、コストダウンし
た光電変換装置を提供することができる。
【0064】[実施形態3]この実施形態では、工程の
簡略化を図り、高性能、高品質を保ちながら製造コスト
の低減を実現する光電変換装置の光電変換画素及びこれ
の製造方法を示す。
【0065】図3(a)は、この実施形態の光電変換装
置の1画素分の平面図を示す。図3(b)は図(a)の
A−Bの断面及び光電変換画素と光電変換層Sをバイア
ス電源Eを介して接続した図である。なお、図3
(a)、(b)において、実施形態1と同様の部材に
は、同一の符号を付している。
【0066】図3(b)において、光電変換層Sは、非
晶質セレンa−Seを蒸着により画素領域の全てを覆う
ように形成している。ガラス基板Q上には、各画素から
出力される電荷信号を読み出す薄膜トランジスタTを形
成している。ゲート絶縁層には、水素化非晶質窒化シリ
コン層を用いている。半導体層には、水素化非晶質シリ
コン層を用いているソース及びドレイン電極のオーミッ
ク層には、N+型水素化非晶質シリコン層を用いてい
る。
【0067】さらに、コンデンサCは、薄膜トランジス
タTと同じ材料で同様の層構成によって形成している。
薄膜トランジスタTからコンデンサCまで、連続した層
から構成している。これにより、薄膜トランジスタTと
コンデンサCとの間の段差を少なくすることができ、こ
の後に積層する第2の層間絶縁層109や金属層108
が、この段差部で段差切れを起こさなくなる。
【0068】この実施形態によると、金属層108を、
画素全面に積層した第1の層間絶縁層107上に形成し
ている。そのため、金属層108は、第1の層間絶縁膜
107上に作成したコンタクトホールR2を介して、コ
ンデンサCの下電極102と接続している。
【0069】この実施形態では、コンデンサCの下電極
配線(GND)を設けていない。つまり、金属層108
を光電変換装置の外部でグラウンド電位に落とすこと
で、各画素のコンデンサCの下電極102をグラウンド
電位とすることができる。その結果、コンデンサCの下
電極102をグラウンド電位とするための下電極配線を
設けなくてもよくなる。したがって、下電極配線が配線
切れを起こすことを防止することができる。なお、この
実施形態では、グラウンド電位としているが、固定電位
であればこれに限定されない。
【0070】この実施形態では、実施形態2と同様に、
金属層108の表面を陽極酸化し、第2の層間絶縁層1
09を形成している。金属層108はコンタクトホール
R1の部分以外で信号線、ゲート配線を覆って電気シー
ルドとして作用するので、画素電極Pと信号線Sig、
ゲート配線gとの間の寄生容量を除去することができ
る。
【0071】これにより、画素の開口率を90%程度に
設定して画素電極Pを形成しても、寄生容量による特性
の劣化もなく、また製造工程は、実施形態2に比してさ
らに簡略化され、第2の層間絶縁層109は、1μm以
下で形成することができる。したがって、光電変換装置
の歩留まりを低下させない。その結果、高品質、高性能
を実現しつつコストダウンした光電変換装置を提供する
ことができる。
【0072】なお、この実施形態では、実施形態2で説
明した製造工程によって画素を製造する場合の説明をし
たが、画素の製造工程は、実施形態1で説明した製造工
程によって製造してもよい。
【0073】
【発明の効果】この発明は、画素電極は、能動素子の上
部では、第1の層間絶縁層及び第2の層間絶縁層を介し
て、容量素子の上電極と接続している。このため、画素
電極と信号線及びゲート配線との間の寄生容量を除去す
ることができる。
【0074】この発明によると、導電体層を第1の絶縁
層と第2の絶縁層との間に形成する。そのため、導電体
層が、その後に形成する画素電極と接続することがなく
なる。
【0075】さらに、この発明によると、容量素子は、
能動素子と同じ材料を用いて、同様の層構成で形成して
いる。また、能動素子から容量素子まで連続した層から
構成している。そのため、能動素子と容量素子との間の
段差を少なくすることができる。したがって、この後の
工程で、能動素子と容量素子との上に層間絶縁層や導電
体層を積層しても、この段差部で段差切れが生じない。
【0076】また、この発明によると、導電体層を陽極
酸化することで、導電体層の表面を陽極酸化膜とする。
この陽極酸化膜は、第2の層間絶縁層と同様の機能を有
する。そのため、光電変換装置の画素を製造する工程簡
略化が図れる。したがって、光電変換装置の製造コスト
をダウンすることができる。
【0077】また、画素電極Pは、第2の層間絶縁層で
ある陽極酸化膜を介して容量素子の上電極と接続してい
る。画素電極と信号線、ゲート配線との間の寄生容量を
除去することができる。したがって、画素の開口率を9
0%程度に設定して画素電極を形成しても、寄生容量に
よって画素の特性が劣化することもない。また、画素の
製造工程は簡略化され、層間絶縁層は1μm以下で形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の光電変換装置の光電変換画素を示
す図である。
【図2】実施形態2の光電変換装置の光電変換画素を示
す図である。
【図3】実施形態3の光電変換装置の光電変換画素を示
す図である。
【図4】従来技術の光電変換装置の光電変換画素を示す
図である。
【図5】光電変換画素を二次配列した等価回路の回路図
である。
【符号の説明】
P 画素電極 Q ガラス基板 T 薄膜トランジスタ C コンデンサ R1、R2 コンタクトホール Sig 信号線 GND コンデンサ下電極配線 g ゲート配線 SR1 垂直シフトレジスタ SR2 水平シフトレジスタ S 光電変換層 E バイアス電極 101、401 ゲート電極 102、402 コンデンサ下電極 103、403 ゲート絶縁層 104、404 半導体層 105、405 N+ 型層 106、406 ドレイン電極 107 第1の層間絶縁層 108 金属層 109 第2の層間絶縁層 110 酸化アルミ層 111、409 ソース電極、コンデンサ上電極 407 層間絶縁層 112、410 キャリアブロッキング層 113、411 共通電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H01L 31/00 A Fターム(参考) 4M118 AA05 AA08 AB01 BA05 CA14 CB06 CB08 CB20 FB03 FB09 FB13 FB16 FB19 FB23 FB26 GA10 HA26 5C024 AX11 CX03 GX05 GX18 GY31 5F088 AB05 AB09 BA03 BB03 DA05 DA17 EA04 EA06 HA20 LA07 5F110 AA02 AA16 BB10 CC07 DD02 EE04 EE44 FF03 FF07 FF30 GG02 GG15 GG24 GG33 GG45 HK03 HK09 HK15 HK16 HK21 HK25 HK26 HK33 HK35 NN03 NN04 NN24 NN35 NN71 NN72 NN80

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、少なくとも能動素子と、容量
    素子と、前記容量素子に蓄積されている電荷を出力する
    信号線と、を配して画素を形成し、画素電極と少なくと
    も前記容量素子上に積層した光電変換層とを有する光電
    変換装置において、 少なくとも前記画素電極と前記信号線との間に、導電体
    層を備えてなることを特徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記導電体層は、第1の層間絶縁層と第
    2の層間絶縁層との間に形成していることを特徴とする
    請求項1の光電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記導電体層を固定電位とすることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  4. 【請求項4】 前記導電体層と前記容量素子とを接続す
    ることにより、前記容量素子の下電極を前記固定電位に
    することを特徴とする請求項3の光電変換装置。
  5. 【請求項5】 前記能動素子と前記容量素子は、非晶質
    シリコン層を有することを特徴とする請求項1〜4のう
    ちいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 【請求項6】 前記能動素子と前記容量素子は、単結晶
    シリコン上に配されていることを特徴とする請求項1か
    ら5のうちいずれか1項に記載の光電変換装置。
  7. 【請求項7】 前記光電変換層は、暗導電率が低く光導
    電性の高い材料からなることを特徴とする請求項1〜6
    のうちいずれか1項に記載の光電変換装置。
  8. 【請求項8】 前記材料は、非晶質シリコンa−Si、
    非晶質セレンa−Se、酸化鉛PbO、ヨウ化鉛PbI
    2、硫化カドミウムCdS、カドミウムテルルCdT
    e、カドミウムセレンCdSe、ヨウ化水銀HgI2
    いずれかであることを特徴とする請求項7に記載の光電
    変換装置。
  9. 【請求項9】 前記導電体層は、金属からなることを特
    徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の光電
    変換装置。
  10. 【請求項10】 前記導電体層は、ハフニウム、タンタ
    ル、タングステン、金、なまり、ビスマス、原子番号が
    72以上のX線吸収率の大きい金属あるいは少なくとも
    これらを含む合金からなることを特徴とする請求項1〜
    6のうちいずれか1項に記載の光電変換装置。
  11. 【請求項11】 前記導電体層の表面に金属酸化膜を形
    成することによって前記第2の層間絶縁層とすることを
    特徴とする請求項9に記載の光電変換装置。
  12. 【請求項12】 前記導電体層の表面を陽極酸化するこ
    とによって前記第2の層間絶縁膜層を形成することを特
    徴とする請求項9記載の光電変換装置。
  13. 【請求項13】 前記能動素子と前記容量素子とは、同
    じ材料を用いて、連続した同一の半導体層、絶縁層から
    なることを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項
    に記載の光電変換装置。
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