JPH1092367A - 走査電子顕微鏡 - Google Patents
走査電子顕微鏡Info
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- JPH1092367A JPH1092367A JP9197532A JP19753297A JPH1092367A JP H1092367 A JPH1092367 A JP H1092367A JP 9197532 A JP9197532 A JP 9197532A JP 19753297 A JP19753297 A JP 19753297A JP H1092367 A JPH1092367 A JP H1092367A
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 31
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
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- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 3
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 3
- 241000894007 species Species 0.000 description 3
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 3
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 倍率の異なった複数の像の比較観察を容易に
行うことができる走査電子顕微鏡を実現する。 【解決手段】 制御回路8に設定された2種の倍率値
は、倍率メモリー18と19に記憶される。倍率比較回
路20は、2種の倍率値と、第1と第2の陰極線管1
5,17の画面のサイズとにより、第1の陰極線管15
に表示する倍率比較枠のサイズF1と、第2の陰極線管
17に表示する倍率比較枠のサイズF2とを求める。F
1,F2の信号は倍率比較枠表示装置21に供給され、
F1,F2に応じた枠信号が作成されて加算器14,1
6に供給され、それぞれ像信号と加算される。この結
果、第1の陰極線管15には、第2の陰極線管17の表
示されている像の領域を示す枠が表示される。また、第
2の陰極線管17には、第1の陰極線管15の表示され
ている像の領域を示す枠が表示される。
行うことができる走査電子顕微鏡を実現する。 【解決手段】 制御回路8に設定された2種の倍率値
は、倍率メモリー18と19に記憶される。倍率比較回
路20は、2種の倍率値と、第1と第2の陰極線管1
5,17の画面のサイズとにより、第1の陰極線管15
に表示する倍率比較枠のサイズF1と、第2の陰極線管
17に表示する倍率比較枠のサイズF2とを求める。F
1,F2の信号は倍率比較枠表示装置21に供給され、
F1,F2に応じた枠信号が作成されて加算器14,1
6に供給され、それぞれ像信号と加算される。この結
果、第1の陰極線管15には、第2の陰極線管17の表
示されている像の領域を示す枠が表示される。また、第
2の陰極線管17には、第1の陰極線管15の表示され
ている像の領域を示す枠が表示される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、倍率の異なった像
を同時に表示し、倍率の低い方の像中において、倍率の
高い方の像の範囲を識別可能とした走査電子顕微鏡に関
する。
を同時に表示し、倍率の低い方の像中において、倍率の
高い方の像の範囲を識別可能とした走査電子顕微鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の走査電子顕微鏡では、電子銃から
の一次電子ビームをコンデンサレンズと対物レンズによ
り試料上に細く集束し、更に、一次電子ビームを走査コ
イルにより試料上で2次元的に走査している。そして試
料への電子ビームの照射によって発生した2次電子等を
検出し、検出信号を陰極線管に供給して陰極線管上に2
次電子像などを表示するようにしている。
の一次電子ビームをコンデンサレンズと対物レンズによ
り試料上に細く集束し、更に、一次電子ビームを走査コ
イルにより試料上で2次元的に走査している。そして試
料への電子ビームの照射によって発生した2次電子等を
検出し、検出信号を陰極線管に供給して陰極線管上に2
次電子像などを表示するようにしている。
【0003】このような走査電子顕微鏡において、倍率
の異なる画像を比べたいときに用いる手法として、同じ
視野を倍率を変えて同時に表示することが行われてい
る。この手法では、ある倍率の画像に対して、その一部
の領域を指定してその領域の拡大像を他の画面に表示す
る。
の異なる画像を比べたいときに用いる手法として、同じ
視野を倍率を変えて同時に表示することが行われてい
る。この手法では、ある倍率の画像に対して、その一部
の領域を指定してその領域の拡大像を他の画面に表示す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した手法は、低倍
率の像の中の一部領域を指定し拡大する方法であるか
ら、必ず低いほうの倍率を予め決めてから拡大倍率を決
める必要があった。しかしながら、通常の走査電子顕微
鏡観察においては、未知の試料に対してよい結果を得る
ために、装置のオペレータは様々な試行錯誤を行うこと
になる。このため、従来の低いほうの倍率を予め決めて
から拡大倍率を決めるのとは逆に、今見ている拡大され
た画像を低倍率の像で見たとすれば、低倍率の像のどの
部分に当たるかを確認したい場合も多い。これを第1の
課題とする。
率の像の中の一部領域を指定し拡大する方法であるか
ら、必ず低いほうの倍率を予め決めてから拡大倍率を決
める必要があった。しかしながら、通常の走査電子顕微
鏡観察においては、未知の試料に対してよい結果を得る
ために、装置のオペレータは様々な試行錯誤を行うこと
になる。このため、従来の低いほうの倍率を予め決めて
から拡大倍率を決めるのとは逆に、今見ている拡大され
た画像を低倍率の像で見たとすれば、低倍率の像のどの
部分に当たるかを確認したい場合も多い。これを第1の
課題とする。
【0005】また、第1の画像に観察対象物を表示して
おき、観察対象物について付随する様々な情報、例え
ば、その観察対象物の周辺の情報やその観察対象物の微
細な構造の情報を得るために、第2の画像の倍率を第1
の画像の倍率よりも低い倍率から第1の画像の倍率より
も高い倍率までの広い範囲の倍率に次々変えながら表示
し観察したい場合もある。これを第2の課題とする。
おき、観察対象物について付随する様々な情報、例え
ば、その観察対象物の周辺の情報やその観察対象物の微
細な構造の情報を得るために、第2の画像の倍率を第1
の画像の倍率よりも低い倍率から第1の画像の倍率より
も高い倍率までの広い範囲の倍率に次々変えながら表示
し観察したい場合もある。これを第2の課題とする。
【0006】さらに、今見ている拡大された画像中の観
察対象物と同様のものが、試料中には外にもあるのでは
ないかと考えたとき、これを調べるために、上記の拡大
された画像を参照にしながら、同様な形状で、同様な大
きさのものを、低倍率の画像の表示する視野を次々と変
えながら観察対象物と同様なものを探し出したい場合も
ある。これを第3の課題とする。
察対象物と同様のものが、試料中には外にもあるのでは
ないかと考えたとき、これを調べるために、上記の拡大
された画像を参照にしながら、同様な形状で、同様な大
きさのものを、低倍率の画像の表示する視野を次々と変
えながら観察対象物と同様なものを探し出したい場合も
ある。これを第3の課題とする。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、倍率の異なった複数の像の比較観
察を容易に行うことができる走査電子顕微鏡を実現する
にある。
もので、その目的は、倍率の異なった複数の像の比較観
察を容易に行うことができる走査電子顕微鏡を実現する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に基づく第1の
発明の走査電子顕微鏡は、電子銃から発生し加速された
電子ビームを電子レンズにより集束し、試料上で電子ビ
ームを2次元的に走査し、この走査に伴って得られた信
号に基づいて像の表示を行うようにした走査電子顕微鏡
において、異なった倍率の像を同時に表示するように構
成すると共に、任意の一方の像の倍率を、他方の像の倍
率に依らずに、任意の倍率に可変できるようにし、か
つ、常に低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表示する
ようにしたことを特徴としている。
発明の走査電子顕微鏡は、電子銃から発生し加速された
電子ビームを電子レンズにより集束し、試料上で電子ビ
ームを2次元的に走査し、この走査に伴って得られた信
号に基づいて像の表示を行うようにした走査電子顕微鏡
において、異なった倍率の像を同時に表示するように構
成すると共に、任意の一方の像の倍率を、他方の像の倍
率に依らずに、任意の倍率に可変できるようにし、か
つ、常に低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表示する
ようにしたことを特徴としている。
【0009】請求項1に基づく第1の発明では、異なっ
た倍率の像を同時に表示し、更に、低倍率の像中に、高
倍率の像の範囲を表示する。かつ任意の一方の像の倍率
を、他方の像の倍率に依らずに、任意の倍率に可変でき
るようにした。
た倍率の像を同時に表示し、更に、低倍率の像中に、高
倍率の像の範囲を表示する。かつ任意の一方の像の倍率
を、他方の像の倍率に依らずに、任意の倍率に可変でき
るようにした。
【0010】請求項3に基づく第2の発明の走査電子顕
微鏡は、電子銃から発生し加速された電子ビームを電子
レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次元的に
走査し、この走査に伴って得られた信号に基づいて像の
表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、2種の
異なった倍率M1,M2の像信号を記憶する2種のフレ
ームメモリーと、2種のフレームメモリーの信号に基づ
いて異なった倍率の2種の像を表示する表示手段と、2
種の異なった倍率に基づいて2種の倍率の比M1/M2
とM2/M1を求め、倍率M1 の像信号に比M1/M
2に基づいて作成された倍率M2の像の表示範囲を示す
識別信号を加算し、倍率M2の像信号に比M2/M1に
基づいて作成された倍率M1の像の表示範囲を示す識別
信号を加算するように構成したことを特徴としている。
微鏡は、電子銃から発生し加速された電子ビームを電子
レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次元的に
走査し、この走査に伴って得られた信号に基づいて像の
表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、2種の
異なった倍率M1,M2の像信号を記憶する2種のフレ
ームメモリーと、2種のフレームメモリーの信号に基づ
いて異なった倍率の2種の像を表示する表示手段と、2
種の異なった倍率に基づいて2種の倍率の比M1/M2
とM2/M1を求め、倍率M1 の像信号に比M1/M
2に基づいて作成された倍率M2の像の表示範囲を示す
識別信号を加算し、倍率M2の像信号に比M2/M1に
基づいて作成された倍率M1の像の表示範囲を示す識別
信号を加算するように構成したことを特徴としている。
【0011】請求項3に基づく第2の発明では、異なっ
た倍率M1,M2の像信号を2種のフレームメモリーに
記憶し、2種のフレームメモリーに記憶された信号に基
づいて異なった倍率の像を同時に表示し、更に、2種の
倍率の比M1/M2とM2/M1を求め、倍率M1の像
信号に比M1/M2に基づいて作成された倍率M2の像
の表示範囲を示す識別信号を加算し、倍率M2の像信号
に比M2/M1に基づいて作成された倍率M1の像の表
示範囲を示す識別信号を加算する。
た倍率M1,M2の像信号を2種のフレームメモリーに
記憶し、2種のフレームメモリーに記憶された信号に基
づいて異なった倍率の像を同時に表示し、更に、2種の
倍率の比M1/M2とM2/M1を求め、倍率M1の像
信号に比M1/M2に基づいて作成された倍率M2の像
の表示範囲を示す識別信号を加算し、倍率M2の像信号
に比M2/M1に基づいて作成された倍率M1の像の表
示範囲を示す識別信号を加算する。
【0012】請求項5に基づく第3の発明の走査電子顕
微鏡は、電子銃から発生し加速された電子ビームを電子
レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次元的に
走査し、この走査に伴って得られた信号に基づいて像の
表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、2種の
異なった倍率の像信号を記憶する2種のフレームメモリ
ーと、2種のフレームメモリーの信号に基づいて異なっ
た倍率の2種の像を表示する表示手段と、2種の異なっ
た倍率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率値で除
した比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づい
て作成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信
号を加算するように構成したことを特徴としている。
微鏡は、電子銃から発生し加速された電子ビームを電子
レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次元的に
走査し、この走査に伴って得られた信号に基づいて像の
表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、2種の
異なった倍率の像信号を記憶する2種のフレームメモリ
ーと、2種のフレームメモリーの信号に基づいて異なっ
た倍率の2種の像を表示する表示手段と、2種の異なっ
た倍率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率値で除
した比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づい
て作成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信
号を加算するように構成したことを特徴としている。
【0013】請求項5に基づく第3の発明では、2種の
異なった倍率の像信号を2種のフレームメモリーに記憶
し、2種のフレームメモリーに記憶された信号に基づい
て異なった倍率の2種の像を同時に表示し、更に、低い
方の倍率値を高い方の倍率値で除した比を求め、倍率の
低い方の像信号に前記比に基づいて作成された倍率の高
い方の像の表示範囲を示す識別信号を加算する。
異なった倍率の像信号を2種のフレームメモリーに記憶
し、2種のフレームメモリーに記憶された信号に基づい
て異なった倍率の2種の像を同時に表示し、更に、低い
方の倍率値を高い方の倍率値で除した比を求め、倍率の
低い方の像信号に前記比に基づいて作成された倍率の高
い方の像の表示範囲を示す識別信号を加算する。
【0014】請求項7に基づく第4の発明の走査電子顕
微鏡は、電子銃から発生し加速された電子ビームを電子
レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次元的に
走査し、この走査に伴って得られた信号に基づいて像の
表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、2種の
異なった倍率M1,M2の像信号のうちの一方の像信号
を記憶するフレームメモリーと、2種の像信号に基づい
て異なった倍率の2種の像を表示する表示手段と、2種
の異なった倍率に基づいて2種の倍率の比M1/M2と
M2/M1を求め、倍率M1の像信号に比M1/M2に
基づいて作成された倍率M2の像の表示範囲を示す識別
信号を加算し、倍率M2の像信号に比M2/M1に基づ
いて作成された倍率M1の像の表示範囲を表示する識別
信号を加算するように構成したことを特徴としている。 請求項7に基づく第4の発明では、2種の異なった倍率
M1,M2の像信号のうちの一方の像信号をフレームメ
モリーに記憶し、2種の像信号に基づいて異なった倍率
の2種の像を同時に表示し、更に、2種の異なった倍率
に基づいて2種の倍率の比M1/M2とM2/M1を求
め、倍率M1の像信号に比M1/M2に基づいて作成さ
れた倍率M2の像の表示範囲を示す識別信号を加算し、
倍率M2の像信号に比M2/M1に基づいて作成された
倍率M1の像の表示範囲を表示する識別信号を加算す
る。 請求項9に基づく第5の発明の走査電子顕微鏡は、電子
銃から発生し加速された電子ビームを電子レンズにより
集束し、試料上で電子ビームを2次元的に走査し、この
走査に伴って得られた信号に基づいて像の表示を行うよ
うにした走査電子顕微鏡において、2種の異なった倍率
の像信号のうちの一方の像信号を記憶するフレームメモ
リーと、2種の像信号に基づいて異なった倍率の2種の
像を表示する表示手段と、2種の異なった倍率に基づい
て低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した比を求め、
倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作成された倍
率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を加算するよ
うに構成したことを特徴とする。
微鏡は、電子銃から発生し加速された電子ビームを電子
レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次元的に
走査し、この走査に伴って得られた信号に基づいて像の
表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、2種の
異なった倍率M1,M2の像信号のうちの一方の像信号
を記憶するフレームメモリーと、2種の像信号に基づい
て異なった倍率の2種の像を表示する表示手段と、2種
の異なった倍率に基づいて2種の倍率の比M1/M2と
M2/M1を求め、倍率M1の像信号に比M1/M2に
基づいて作成された倍率M2の像の表示範囲を示す識別
信号を加算し、倍率M2の像信号に比M2/M1に基づ
いて作成された倍率M1の像の表示範囲を表示する識別
信号を加算するように構成したことを特徴としている。 請求項7に基づく第4の発明では、2種の異なった倍率
M1,M2の像信号のうちの一方の像信号をフレームメ
モリーに記憶し、2種の像信号に基づいて異なった倍率
の2種の像を同時に表示し、更に、2種の異なった倍率
に基づいて2種の倍率の比M1/M2とM2/M1を求
め、倍率M1の像信号に比M1/M2に基づいて作成さ
れた倍率M2の像の表示範囲を示す識別信号を加算し、
倍率M2の像信号に比M2/M1に基づいて作成された
倍率M1の像の表示範囲を表示する識別信号を加算す
る。 請求項9に基づく第5の発明の走査電子顕微鏡は、電子
銃から発生し加速された電子ビームを電子レンズにより
集束し、試料上で電子ビームを2次元的に走査し、この
走査に伴って得られた信号に基づいて像の表示を行うよ
うにした走査電子顕微鏡において、2種の異なった倍率
の像信号のうちの一方の像信号を記憶するフレームメモ
リーと、2種の像信号に基づいて異なった倍率の2種の
像を表示する表示手段と、2種の異なった倍率に基づい
て低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した比を求め、
倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作成された倍
率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を加算するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0015】請求項9に基づく第5の発明では、2種の
異なった倍率の像信号のうちの一方の像信号をフレーム
メモリーに記憶し、2種の像信号に基づいて異なった倍
率の2種の像を同時に表示し、更に、2種の異なった倍
率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した
比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作
成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を
加算するように構成した。
異なった倍率の像信号のうちの一方の像信号をフレーム
メモリーに記憶し、2種の像信号に基づいて異なった倍
率の2種の像を同時に表示し、更に、2種の異なった倍
率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した
比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作
成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を
加算するように構成した。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に基づく走査
電子顕微鏡の一例を示しており、1は電子銃であり、電
子銃1から発生し加速された電子ビームEBは、コンデ
ンサレンズ2と対物レンズ3とによって試料4上に細く
集束される。更に、電子ビームEBは走査コイル5に供
給される走査信号により、試料4上で2次元的に走査さ
れる。
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明に基づく走査
電子顕微鏡の一例を示しており、1は電子銃であり、電
子銃1から発生し加速された電子ビームEBは、コンデ
ンサレンズ2と対物レンズ3とによって試料4上に細く
集束される。更に、電子ビームEBは走査コイル5に供
給される走査信号により、試料4上で2次元的に走査さ
れる。
【0017】走査コイル5には走査制御回路6から走査
信号が供給されるが、走査制御回路6は倍率制御回路7
からの信号に基づき、走査信号の倍率(走査信号の振
幅)が任意に変えられる。倍率制御回路7はコンピュー
タのごとき制御回路8によって制御される。
信号が供給されるが、走査制御回路6は倍率制御回路7
からの信号に基づき、走査信号の倍率(走査信号の振
幅)が任意に変えられる。倍率制御回路7はコンピュー
タのごとき制御回路8によって制御される。
【0018】試料4への電子ビームEBの照射によって
発生した2次電子は、検出器9によって検出される。検
出器9の検出信号は、増幅器10によって増幅された
後、スイッチ回路11によって切り換えられ、第1のフ
レームメモリー12か第2のフレームメモリー13に供
給されて記憶される。なお、増幅器10からの信号はA
D変換器7によってデジタル信号に変換されるが、この
AD変換器は図示されていない。
発生した2次電子は、検出器9によって検出される。検
出器9の検出信号は、増幅器10によって増幅された
後、スイッチ回路11によって切り換えられ、第1のフ
レームメモリー12か第2のフレームメモリー13に供
給されて記憶される。なお、増幅器10からの信号はA
D変換器7によってデジタル信号に変換されるが、この
AD変換器は図示されていない。
【0019】第1のフレームメモリー12に記憶された
像信号は、読み出されて加算器14に供給された後図示
していないDA変換器に供給され、DA変換器によって
アナログ信号に変換された像信号は、第1の陰極線管1
5に供給されて第1の像が第1の陰極線管15に表示さ
れる。
像信号は、読み出されて加算器14に供給された後図示
していないDA変換器に供給され、DA変換器によって
アナログ信号に変換された像信号は、第1の陰極線管1
5に供給されて第1の像が第1の陰極線管15に表示さ
れる。
【0020】第2のフレームメモリー13に記憶された
像信号は、読み出されて加算器16に供給された後図示
していないDA変換器に供給され、DA変換器によって
アナログ信号に変換された像信号は、第2の陰極線管1
7に供給されて第2の像が第2の陰極線管17に表示さ
れる。
像信号は、読み出されて加算器16に供給された後図示
していないDA変換器に供給され、DA変換器によって
アナログ信号に変換された像信号は、第2の陰極線管1
7に供給されて第2の像が第2の陰極線管17に表示さ
れる。
【0021】倍率制御回路7は制御回路8からの指示に
よって異なった2種の倍率を設定し、走査制御回路6を
制御するが、この時、倍率制御回路7は設定された倍率
を倍率メモリー18と19に供給して記憶させる。倍率
メモリー18,19に記憶された倍率信号は、倍率比較
装置20に供給される。
よって異なった2種の倍率を設定し、走査制御回路6を
制御するが、この時、倍率制御回路7は設定された倍率
を倍率メモリー18と19に供給して記憶させる。倍率
メモリー18,19に記憶された倍率信号は、倍率比較
装置20に供給される。
【0022】倍率比較装置20は所定の演算を行い、そ
の結果を倍率比較枠表示装置21に供給する。倍率比較
枠表示装置21は、第1の陰極線管15用の比較枠信号
を加算器14に供給し、第2の陰極線管17用の比較枠
信号を加算器16に供給する。なお、倍率制御回路7か
らの倍率切換信号に基づいて、スイッチ回路11は切り
換えられる。
の結果を倍率比較枠表示装置21に供給する。倍率比較
枠表示装置21は、第1の陰極線管15用の比較枠信号
を加算器14に供給し、第2の陰極線管17用の比較枠
信号を加算器16に供給する。なお、倍率制御回路7か
らの倍率切換信号に基づいて、スイッチ回路11は切り
換えられる。
【0023】このような構成の動作を次に説明する。
【0024】2次電子像を観察する場合、電子銃1から
の電子ビームEBをコンデンサレンズ2と対物レンズ3
によって試料4上に細く絞って照射すると共に、走査コ
イル5により試料4上で電子ビームを2次元的に走査す
る。
の電子ビームEBをコンデンサレンズ2と対物レンズ3
によって試料4上に細く絞って照射すると共に、走査コ
イル5により試料4上で電子ビームを2次元的に走査す
る。
【0025】試料4への電子ビームの照射によって発生
した2次電子は、2次電子検出器9によって検出され、
検出器9の検出信号は、AD変換器によってディジタル
信号に変換された後、スイッチ回路11によって切り換
えられ、第1のフレームメモリー12か第2のフレーム
メモリー13に供給されて記憶される。このフレームメ
モリー12,13に記憶された信号は、読み出されてD
A変換器を介して第1と第2の陰極線管15,17に供
給されることから、陰極線管15,17上に2次電子像
が表示される。
した2次電子は、2次電子検出器9によって検出され、
検出器9の検出信号は、AD変換器によってディジタル
信号に変換された後、スイッチ回路11によって切り換
えられ、第1のフレームメモリー12か第2のフレーム
メモリー13に供給されて記憶される。このフレームメ
モリー12,13に記憶された信号は、読み出されてD
A変換器を介して第1と第2の陰極線管15,17に供
給されることから、陰極線管15,17上に2次電子像
が表示される。
【0026】さて、オペレータにより制御回路8に第1
の倍率M1が設定されると、設定倍率M1 に基づいて倍
率制御回路7は走査制御回路6を制御し、この倍率に応
じた振幅の走査信号が走査コイル5に供給される。この
結果、倍率M1 に応じた試料領域が電子ビームEBに
よって2次元的に走査される。
の倍率M1が設定されると、設定倍率M1 に基づいて倍
率制御回路7は走査制御回路6を制御し、この倍率に応
じた振幅の走査信号が走査コイル5に供給される。この
結果、倍率M1 に応じた試料領域が電子ビームEBに
よって2次元的に走査される。
【0027】この走査によって得られた2次電子は、検
出器9によって検出され、スイッチ回路11に供給され
る。スイッチ回路11は倍率制御回路7からの信号によ
り切り換えられ、検出器9からの2次電子信号を第1の
フレームメモリー12に供給して記憶させる。
出器9によって検出され、スイッチ回路11に供給され
る。スイッチ回路11は倍率制御回路7からの信号によ
り切り換えられ、検出器9からの2次電子信号を第1の
フレームメモリー12に供給して記憶させる。
【0028】次に、オペレータにより制御回路8に第2
の倍率M2が設定されると、設定倍率M2 に基づいて倍
率制御回路7は走査制御回路6を制御し、この倍率に応
じた振幅の走査信号が走査コイル5に供給される。この
結果、倍率M2 に応じた試料領域が電子ビームEBに
よって2次元的に走査される。
の倍率M2が設定されると、設定倍率M2 に基づいて倍
率制御回路7は走査制御回路6を制御し、この倍率に応
じた振幅の走査信号が走査コイル5に供給される。この
結果、倍率M2 に応じた試料領域が電子ビームEBに
よって2次元的に走査される。
【0029】この走査によって得られた2次電子は、検
出器9によって検出され、スイッチ回路11に供給され
る。スイッチ回路11は倍率制御回路7からの信号によ
り切り換えられ、検出器9からの2次電子信号を第2の
フレームメモリー13に供給して記憶させる。
出器9によって検出され、スイッチ回路11に供給され
る。スイッチ回路11は倍率制御回路7からの信号によ
り切り換えられ、検出器9からの2次電子信号を第2の
フレームメモリー13に供給して記憶させる。
【0030】制御回路8に設定された2種の倍率値は、
倍率メモリー18と19に記憶される。倍率比較回路2
0は、2種の倍率値M1,M2と、第1の陰極線管15
の画面のサイズD1と、第2の陰極線管17の画面のサ
イズD2とにより、次の2種の演算を行う。
倍率メモリー18と19に記憶される。倍率比較回路2
0は、2種の倍率値M1,M2と、第1の陰極線管15
の画面のサイズD1と、第2の陰極線管17の画面のサ
イズD2とにより、次の2種の演算を行う。
【0031】 F1=(D1/D2)×D1×(M1/M2) F2=(D2/D1)×D2×(M2/M1) 上記F1は第1の陰極線管15に表示する倍率比較枠の
サイズであり、F2は第2の陰極線管17に表示する倍
率比較枠のサイズである。F1の信号は倍率比較枠表示
装置21に供給され、F1に応じた枠信号が作成されて
加算器14に供給され、倍率M1の像信号と加算され
る。この結果、第1の陰極線管15には、倍率M1の像
が表示されると共に、第2の陰極線管17の表示されて
いる像の領域を示す枠が表示される。
サイズであり、F2は第2の陰極線管17に表示する倍
率比較枠のサイズである。F1の信号は倍率比較枠表示
装置21に供給され、F1に応じた枠信号が作成されて
加算器14に供給され、倍率M1の像信号と加算され
る。この結果、第1の陰極線管15には、倍率M1の像
が表示されると共に、第2の陰極線管17の表示されて
いる像の領域を示す枠が表示される。
【0032】また、F1の信号は倍率比較枠表示装置2
1に供給され、F2に応じた枠信号が作成されて加算器
16に供給され、倍率M2の像信号と加算される。この
結果、第2の陰極線管17には、倍率M2の像が表示さ
れると共に、第1の陰極線管15の表示されている像の
領域を示す枠が表示される。
1に供給され、F2に応じた枠信号が作成されて加算器
16に供給され、倍率M2の像信号と加算される。この
結果、第2の陰極線管17には、倍率M2の像が表示さ
れると共に、第1の陰極線管15の表示されている像の
領域を示す枠が表示される。
【0033】図2は第1と第2の陰極線管15,17の
表示画面を示しており、図2(a)は第1の陰極線管1
5の表示画面I1、図2(b)は第2の陰極線管17の
表示画面I2である。この図2のケースは、倍率M1が
倍率M2より低倍率である場合であり、倍率M1の第1
の陰極線管15の表示画面I1にサイズがF1の枠Fが
表示される。
表示画面を示しており、図2(a)は第1の陰極線管1
5の表示画面I1、図2(b)は第2の陰極線管17の
表示画面I2である。この図2のケースは、倍率M1が
倍率M2より低倍率である場合であり、倍率M1の第1
の陰極線管15の表示画面I1にサイズがF1の枠Fが
表示される。
【0034】逆に、倍率M2の第2の陰極線管17の表
示画面I2には、F2のサイズが表示されるように構成
されているが、サイズF2が画面I2のサイズD2より
大きくなるために、実質的に枠は表示されない。
示画面I2には、F2のサイズが表示されるように構成
されているが、サイズF2が画面I2のサイズD2より
大きくなるために、実質的に枠は表示されない。
【0035】図3も第1と第2の陰極線管15,17の
表示画面を示しており、図3(a)は第1の陰極線管1
5の表示画面I1、図3(b)は第2の陰極線管17の
表示画面I2である。この図3のケースは、倍率M1が
倍率M2より高倍率である場合であり、倍率M2の第2
の陰極線管17の表示画面I2にサイズF2の枠Fが表
示される。
表示画面を示しており、図3(a)は第1の陰極線管1
5の表示画面I1、図3(b)は第2の陰極線管17の
表示画面I2である。この図3のケースは、倍率M1が
倍率M2より高倍率である場合であり、倍率M2の第2
の陰極線管17の表示画面I2にサイズF2の枠Fが表
示される。
【0036】逆に、倍率M1の第1の陰極線管15の表
示画面I1には、F1のサイズが表示されるように構成
されているが、サイズF1が画面I1のサイズD1より
大きくなるために、実質的に枠は表示されない。
示画面I1には、F1のサイズが表示されるように構成
されているが、サイズF1が画面I1のサイズD1より
大きくなるために、実質的に枠は表示されない。
【0037】このような構成により、例えば、倍率M2
を設定して、この倍率の像信号を第2のフレームメモリ
ー13に記憶させ、第2の陰極線管17上に固定して表
示する。なお、「固定して表示する」とは、既にフレー
ムメモリーに記憶されている画像を、そのまま陰極線管
に表示することを意味し、逆に固定していない時は、フ
レームメモリーは時々刻々新たな画像信号で内容が更新
されていることを意味する。そして、倍率M2より低い
倍率M1を設定してこの倍率の像を第1の陰極線管15
上に表示させ、併せて倍率比較枠Fを第1の陰極線管1
5上に表示する。
を設定して、この倍率の像信号を第2のフレームメモリ
ー13に記憶させ、第2の陰極線管17上に固定して表
示する。なお、「固定して表示する」とは、既にフレー
ムメモリーに記憶されている画像を、そのまま陰極線管
に表示することを意味し、逆に固定していない時は、フ
レームメモリーは時々刻々新たな画像信号で内容が更新
されていることを意味する。そして、倍率M2より低い
倍率M1を設定してこの倍率の像を第1の陰極線管15
上に表示させ、併せて倍率比較枠Fを第1の陰極線管1
5上に表示する。
【0038】これによって、第1の課題である、今見て
いる拡大された画像が低倍率の像ではどの部分に当たる
かを、容易に確認することができる。
いる拡大された画像が低倍率の像ではどの部分に当たる
かを、容易に確認することができる。
【0039】この倍率M1を適宜変えて2種の像を比較
観察することにより、高い倍率M2の像が試料のどの範
囲の像であるかの認識を正確に行うことができる。もち
ろん、倍率M1の値を変えれば、第1の陰極線管15に
表示される比較枠の大きさは変化する。なお、低い倍率
M1の像を最初に固定し、その後高い倍率の像を倍率を
変えて観察することもできる。
観察することにより、高い倍率M2の像が試料のどの範
囲の像であるかの認識を正確に行うことができる。もち
ろん、倍率M1の値を変えれば、第1の陰極線管15に
表示される比較枠の大きさは変化する。なお、低い倍率
M1の像を最初に固定し、その後高い倍率の像を倍率を
変えて観察することもできる。
【0040】また、第1の陰極線管15上には、倍率M
2り低い倍率はもちろん高い倍率も設定できるから、任
意の倍率の像が表示でき、併せて倍率比較枠Fをその倍
率に応じて第1の陰極線管15あるいは第2の陰極線管
17上に表示できる。これによって、第2の陰極線管1
7上に表示されている観察対象物の周辺の情報も微細構
造の情報も第1の陰極線管15上で観察することがで
き、第2の課題も実現できる。
2り低い倍率はもちろん高い倍率も設定できるから、任
意の倍率の像が表示でき、併せて倍率比較枠Fをその倍
率に応じて第1の陰極線管15あるいは第2の陰極線管
17上に表示できる。これによって、第2の陰極線管1
7上に表示されている観察対象物の周辺の情報も微細構
造の情報も第1の陰極線管15上で観察することがで
き、第2の課題も実現できる。
【0041】すなわち、第2の陰極線管17上に倍率M
2像を固定して表示した上で、倍率M2に関わりなく、
第1の陰極線管15上の像は任意の倍率で表示・観察で
きることになる。
2像を固定して表示した上で、倍率M2に関わりなく、
第1の陰極線管15上の像は任意の倍率で表示・観察で
きることになる。
【0042】このように、比較したい2種の倍率の像に
対して、それぞれの像の拡大、縮小が自由に行え、ま
た、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対してどの程度
の大きさであるのかを簡単に認識することができるの
で、使いやすい走査電子顕微鏡を提供することができ
る。
対して、それぞれの像の拡大、縮小が自由に行え、ま
た、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対してどの程度
の大きさであるのかを簡単に認識することができるの
で、使いやすい走査電子顕微鏡を提供することができ
る。
【0043】また、一方の、例えば高倍率側の画像を固
定、即ち、既に記憶したフレームメモリーの像を表示し
たままの状態にしてから、試料を移動させてもう一方の
低倍率側の画像の観察する視野をずらしても、倍率比較
枠Fは表示されたままであるので、同じようなサイズの
対象物を探すような使い方に便利である。
定、即ち、既に記憶したフレームメモリーの像を表示し
たままの状態にしてから、試料を移動させてもう一方の
低倍率側の画像の観察する視野をずらしても、倍率比較
枠Fは表示されたままであるので、同じようなサイズの
対象物を探すような使い方に便利である。
【0044】例えば、菌類を分類する場合を図4で説明
する。 図4の(a)は、対象となる菌を一方の画面い
っぱいに拡大して表示したものを示す。図中の記号A
は、その観察対象物である菌である。 次に、図4の
(b)は、もう一方の画像の倍率を下げると、菌の大き
さを表す倍率比較枠が表示されていることを示す。この
画像中には、A以外にも沢山のものが見えている。その
内、Bは、Aと同種の別の観察対象物である。図4の
(c)は、試料を移動させて、観察対象物Bを、画面の
中央に持ってきた場合を示す。更に、図4の(d)は、
倍率を変えても、枠のサイズが追従して表示されること
を示す。この様に、本発明の機能によって、視野探しの
ために試料を移動させたり、観察に都合が良いように倍
率を変えても、枠のサイズが追従して表示されるので、
大きさの異なる他の菌との区別が容易になる。これによ
って、同じ様な観察対象物を容易に探し出したいと言う
第3の課題も実現できる。すなわち、低倍率側の画像は
倍率を切り換え、視野を移動しても、低倍率の画像中の
倍率比較枠と、拡大された側の像を参照にして、同様な
形状で、同様な大きさの観察対象物を異なる視野の低倍
率の画像中から容易に探し出すことができる。
する。 図4の(a)は、対象となる菌を一方の画面い
っぱいに拡大して表示したものを示す。図中の記号A
は、その観察対象物である菌である。 次に、図4の
(b)は、もう一方の画像の倍率を下げると、菌の大き
さを表す倍率比較枠が表示されていることを示す。この
画像中には、A以外にも沢山のものが見えている。その
内、Bは、Aと同種の別の観察対象物である。図4の
(c)は、試料を移動させて、観察対象物Bを、画面の
中央に持ってきた場合を示す。更に、図4の(d)は、
倍率を変えても、枠のサイズが追従して表示されること
を示す。この様に、本発明の機能によって、視野探しの
ために試料を移動させたり、観察に都合が良いように倍
率を変えても、枠のサイズが追従して表示されるので、
大きさの異なる他の菌との区別が容易になる。これによ
って、同じ様な観察対象物を容易に探し出したいと言う
第3の課題も実現できる。すなわち、低倍率側の画像は
倍率を切り換え、視野を移動しても、低倍率の画像中の
倍率比較枠と、拡大された側の像を参照にして、同様な
形状で、同様な大きさの観察対象物を異なる視野の低倍
率の画像中から容易に探し出すことができる。
【0045】以上本発明の実施の形態を詳述したが、本
発明はこの形態に限定されない。例えば、2次電子を検
出したが、反射電子を検出して反射電子像を表示する場
合にも本発明を適用することができる。また、倍率の低
い像に線による枠を表示したが、倍率の比較のためには
枠のみならず、他方の画面の大きさを示すために、枠の
角に当たる部分に印を付けたり、枠の1つないし3つの
辺で表示したり、その領域を特定の色で着色したり、そ
の領域の輝度を高めることも可能である。更に、2種の
画像を表示するために2種の陰極線管を用いたが、単一
の陰極線管の画面を2分割して2種の画像を表示するよ
うにしても良い。
発明はこの形態に限定されない。例えば、2次電子を検
出したが、反射電子を検出して反射電子像を表示する場
合にも本発明を適用することができる。また、倍率の低
い像に線による枠を表示したが、倍率の比較のためには
枠のみならず、他方の画面の大きさを示すために、枠の
角に当たる部分に印を付けたり、枠の1つないし3つの
辺で表示したり、その領域を特定の色で着色したり、そ
の領域の輝度を高めることも可能である。更に、2種の
画像を表示するために2種の陰極線管を用いたが、単一
の陰極線管の画面を2分割して2種の画像を表示するよ
うにしても良い。
【0046】上記では、倍率比較表示装置21では、倍
率の如何に関わらず、F1,F2に応じたそれぞれの枠
信号が生成されて加算器14,16に供給されるように
しているが、F1が画面のサイズD1より大きいときに
は、F2に応じた枠信号生成および加算器16への供給
のみでも良い。同じく、F2が画面のサイズD2より大
きいときには、F1に応じた枠信号生成および加算器1
4への供給のみとしても良い。
率の如何に関わらず、F1,F2に応じたそれぞれの枠
信号が生成されて加算器14,16に供給されるように
しているが、F1が画面のサイズD1より大きいときに
は、F2に応じた枠信号生成および加算器16への供給
のみでも良い。同じく、F2が画面のサイズD2より大
きいときには、F1に応じた枠信号生成および加算器1
4への供給のみとしても良い。
【0047】また、図5のように、一方の像信号はフレ
ームメモリーを用いないで、直接加算器を経て陰極線管
に送り込んでも良い。この場合には、固定表示される画
像は、常にフレームメモリーを介した側の画像とすれば
良い。
ームメモリーを用いないで、直接加算器を経て陰極線管
に送り込んでも良い。この場合には、固定表示される画
像は、常にフレームメモリーを介した側の画像とすれば
良い。
【0048】
【発明の効果】請求項1に基づく第1の発明の走査電子
顕微鏡は、異なった倍率の像を同時に表示し、更に、低
倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表示するように構成
したので、比較したい2種の倍率の像において、それぞ
れの像の拡大、縮小が他方の像の倍率には制限されずに
自由に行え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に
対してどの程度の大きさであるのかを簡単に認識するこ
とができる。
顕微鏡は、異なった倍率の像を同時に表示し、更に、低
倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表示するように構成
したので、比較したい2種の倍率の像において、それぞ
れの像の拡大、縮小が他方の像の倍率には制限されずに
自由に行え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に
対してどの程度の大きさであるのかを簡単に認識するこ
とができる。
【0049】請求項3に基づく第2の発明の走査電子顕
微鏡は、異なった倍率M1,M2の像信号を2種のフレ
ームメモリーに記憶し、2種のフレームメモリーに記憶
された信号に基づいて異なった倍率の像を同時に表示
し、更に、2種の倍率の比M1/M2とM2/M1を求
め、倍率M1の像信号に比M1/M2に基づいて作成さ
れた倍率M2の像の表示範囲を示す識別信号を加算し、
倍率M2の像信号に比M2/M1に基づいて作成された
倍率M1の像の表示範囲を示す識別信号を加算するよう
に構成したので、異なった倍率の像を同時に表示し、更
に、低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表示でき、比
較したい2種の倍率の像において、それぞれの像の拡
大、縮小が他方の像の倍率には制限されずに自由に行
え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対してど
の程度の大きさであるのかを簡単に認識することができ
る。
微鏡は、異なった倍率M1,M2の像信号を2種のフレ
ームメモリーに記憶し、2種のフレームメモリーに記憶
された信号に基づいて異なった倍率の像を同時に表示
し、更に、2種の倍率の比M1/M2とM2/M1を求
め、倍率M1の像信号に比M1/M2に基づいて作成さ
れた倍率M2の像の表示範囲を示す識別信号を加算し、
倍率M2の像信号に比M2/M1に基づいて作成された
倍率M1の像の表示範囲を示す識別信号を加算するよう
に構成したので、異なった倍率の像を同時に表示し、更
に、低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表示でき、比
較したい2種の倍率の像において、それぞれの像の拡
大、縮小が他方の像の倍率には制限されずに自由に行
え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対してど
の程度の大きさであるのかを簡単に認識することができ
る。
【0050】請求項5に基づく第3の発明の走査電子顕
微鏡は、異なった倍率M1,M2の像信号を2種のフレ
ームメモリーに記憶し、2種のフレームメモリーに記憶
された信号に基づいて異なった倍率の像を同時に表示
し、更に、低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した比
を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作成
された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を加
算するように構成したので、異なった倍率の像を同時に
表示し、更に、低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表
示でき、比較したい2種の倍率の像において、それぞれ
の像の拡大、縮小が他方の像の倍率には制限されずに自
由に行え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対
してどの程度の大きさであるのかを簡単に認識すること
ができる。
微鏡は、異なった倍率M1,M2の像信号を2種のフレ
ームメモリーに記憶し、2種のフレームメモリーに記憶
された信号に基づいて異なった倍率の像を同時に表示
し、更に、低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した比
を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作成
された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を加
算するように構成したので、異なった倍率の像を同時に
表示し、更に、低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を表
示でき、比較したい2種の倍率の像において、それぞれ
の像の拡大、縮小が他方の像の倍率には制限されずに自
由に行え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対
してどの程度の大きさであるのかを簡単に認識すること
ができる。
【0051】請求項7に基づく第4の発明の走査電子顕
微鏡は、2種の異なった倍率M1,M2の像信号のうち
の一方の像信号をフレームメモリーに記憶し、2種の像
信号に基づいて異なった倍率の2種の像を同時に表示
し、更に、2種の異なった倍率に基づいて2種の倍率の
比M1/M2とM2/M1を求め、倍率M1の像信号に
比M1/M2に基づいて作成された倍率M2の像の表示
範囲を示す識別信号を加算し、倍率M2の像信号に比M
2/M1に基づいて作成された倍率M1の像の表示範囲
を表示する識別信号を加算するように構成したので、異
なった倍率の像を同時に表示し、更に、低倍率の像中
に、高倍率の像の範囲を表示でき、比較したい2種の倍
率の像において、一方(フレームメモリーを経ていない
側)の像の拡大、縮小が他方の像の倍率には制限されず
に自由に行え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像
に対してどの程度の大きさであるのかを簡単に認識する
ことができる。
微鏡は、2種の異なった倍率M1,M2の像信号のうち
の一方の像信号をフレームメモリーに記憶し、2種の像
信号に基づいて異なった倍率の2種の像を同時に表示
し、更に、2種の異なった倍率に基づいて2種の倍率の
比M1/M2とM2/M1を求め、倍率M1の像信号に
比M1/M2に基づいて作成された倍率M2の像の表示
範囲を示す識別信号を加算し、倍率M2の像信号に比M
2/M1に基づいて作成された倍率M1の像の表示範囲
を表示する識別信号を加算するように構成したので、異
なった倍率の像を同時に表示し、更に、低倍率の像中
に、高倍率の像の範囲を表示でき、比較したい2種の倍
率の像において、一方(フレームメモリーを経ていない
側)の像の拡大、縮小が他方の像の倍率には制限されず
に自由に行え、また、高い倍率の像範囲が低い倍率の像
に対してどの程度の大きさであるのかを簡単に認識する
ことができる。
【0052】請求項9に基づく第5の発明では、2種の
異なった倍率の像信号のうちの一方の像信号をフレーム
メモリーに記憶し、2種の像信号に基づいて異なった倍
率の2種の像を同時に表示し、更に、2種の異なった倍
率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した
比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作
成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を
加算するように構成したので、異なった倍率の像を同時
に表示し、更に、低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を
表示でき、比較したい2種の倍率の像において、一方
(フレームメモリーを経ていない側)の像の拡大、縮小
が他方の像の倍率には制限されずに自由に行え、また、
高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対してどの程度の大
きさであるのかを簡単に認識することができる。
異なった倍率の像信号のうちの一方の像信号をフレーム
メモリーに記憶し、2種の像信号に基づいて異なった倍
率の2種の像を同時に表示し、更に、2種の異なった倍
率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率値で除した
比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基づいて作
成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識別信号を
加算するように構成したので、異なった倍率の像を同時
に表示し、更に、低倍率の像中に、高倍率の像の範囲を
表示でき、比較したい2種の倍率の像において、一方
(フレームメモリーを経ていない側)の像の拡大、縮小
が他方の像の倍率には制限されずに自由に行え、また、
高い倍率の像範囲が低い倍率の像に対してどの程度の大
きさであるのかを簡単に認識することができる。
【図1】図1は本発明に基づく走査電子顕微鏡の一例を
示す図である。
示す図である。
【図2】異なった倍率の像が表示される陰極線管画面を
示す図である。
示す図である。
【図3】異なった倍率の像が表示される陰極線管画面を
示す図である。
示す図である。
【図4】表示される陰極線管画面上の高倍率側の画像
(a)、低倍率側の画像(b)、視野を変えたときの低
倍率側の画像(c)と更に倍率を変えたときの低倍率側
の画像(d)を説明する図である。
(a)、低倍率側の画像(b)、視野を変えたときの低
倍率側の画像(c)と更に倍率を変えたときの低倍率側
の画像(d)を説明する図である。
【図5】図5は本発明に基づく走査電子顕微鏡の他の例
を示す図である。
を示す図である。
1 電子銃 2 コンデンサレンズ 3 対物レンズ 4 試料 5 走査コイル 6 走査制御回路 7 倍率制御回路 8 制御回路 9 2次電子検出器 10 増幅器 11 スイッチ回路 12,13 フレームメモリー 14,16 加算器 15,17 陰極線管 18,19 倍率メモリー 20 倍率比較装置 21 倍率比較枠表示装置
Claims (10)
- 【請求項1】 電子銃から発生し加速された電子ビーム
を電子レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次
元的に走査し、この走査に伴って得られた信号に基づい
て像の表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、
異なった倍率の像を同時に表示するように構成すると共
に、任意の一方の像の倍率を、他方の像の倍率に依らず
に、任意の倍率に可変できるようにし、かつ、常に倍率
の低い方の像中に、倍率の高い方の像の範囲を表示する
ようにした走査電子顕微鏡。 - 【請求項2】 倍率の低い方の像中に、倍率の高い方の
像の表示範囲を枠によって表示するようにした請求項1
記載の走査電子顕微鏡。 - 【請求項3】電子銃から発生し加速された電子ビームを
電子レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次元
的に走査し、この走査に伴って得られた信号に基づいて
像の表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、2
種の異なった倍率M1,M2の像信号を記憶する2種の
フレームメモリーと、2種のフレームメモリーの信号に
基づいて異なった倍率の2種の像を表示する表示手段
と、2種の異なった倍率に基づいて2種の倍率の比M1
/M2とM2/M1を求め、倍率M1の像信号に比M1
/M2に基づいて作成された倍率M2の像の表示範囲を
示す識別信号を加算し、倍率M2の像信号に比M2/M
1に基づいて作成された倍率M1の像の表示範囲を表示
する識別信号を加算するように構成した走査電子顕微
鏡。 - 【請求項4】 倍率の低い方の像中に、倍率の高い方の
像の表示範囲を枠によって表示するようにした請求項3
記載の走査電子顕微鏡。 - 【請求項5】 電子銃から発生し加速された電子ビーム
を電子レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次
元的に走査し、この走査に伴って得られた信号に基づい
て像の表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、
2種の異なった倍率の像信号を記憶する2種のフレーム
メモリーと、2種のフレームメモリーの信号に基づいて
異なった倍率の2種の像を表示する表示手段と、2種の
異なった倍率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率
値で除した比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に
基づいて作成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す
識別信号を加算するように構成した走査電子顕微鏡。 - 【請求項6】 倍率の低い方の像中に、倍率の高い方の
像の表示範囲を枠によって表示するようにした請求項5
記載の走査電子顕微鏡。 - 【請求項7】 電子銃から発生し加速された電子ビーム
を電子レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次
元的に走査し、この走査に伴って得られた信号に基づい
て像の表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、
2種の異なった倍率M1,M2の像信号のうちの一方の
像信号を記憶するフレームメモリーと、2種の像信号に
基づいて異なった倍率の2種の像を表示する表示手段
と、2種の異なった倍率に基づいて2種の倍率の比M1
/M2とM2/M1を求め、倍率M1の像信号に比M1
/M2に基づいて作成された倍率M2の像の表示範囲を
示す識別信号を加算し、倍率M2の像信号に比M2/M
1に基づいて作成された倍率M1の像の表示範囲を表示
する識別信号を加算するように構成した走査電子顕微
鏡。 - 【請求項8】 倍率の低い方の像中に、倍率の高い方の
像の表示範囲を枠によって表示するようにした請求項7
記載の走査電子顕微鏡。 - 【請求項9】 電子銃から発生し加速された電子ビーム
を電子レンズにより集束し、試料上で電子ビームを2次
元的に走査し、この走査に伴って得られた信号に基づい
て像の表示を行うようにした走査電子顕微鏡において、
2種の異なった倍率の像信号のうちの一方の像信号を記
憶するフレームメモリーと、2種の像信号に基づいて異
なった倍率の2種の像を表示する表示手段と、2種の異
なった倍率に基づいて低い方の倍率値を高い方の倍率値
で除した比を求め、倍率の低い方の像信号に前記比に基
づいて作成された倍率の高い方の像の表示範囲を示す識
別信号を加算するように構成した走査電子顕微鏡。 - 【請求項10】 倍率の低い方の像中に、倍率の高い方
の像の表示範囲を枠によって表示するようにした請求項
9記載の走査電子顕微鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9197532A JPH1092367A (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-23 | 走査電子顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-194447 | 1996-07-24 | ||
JP19444796 | 1996-07-24 | ||
JP9197532A JPH1092367A (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-23 | 走査電子顕微鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1092367A true JPH1092367A (ja) | 1998-04-10 |
Family
ID=26508503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9197532A Pending JPH1092367A (ja) | 1996-07-24 | 1997-07-23 | 走査電子顕微鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1092367A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013243128A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-12-05 | Fei Co | 適応走査を有する走査顕微鏡 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0393140A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Jeol Ltd | 走査電子顕微鏡像と光学顕微鏡像の対応装置 |
JPH07262950A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Hitachi Ltd | 走査形電子顕微鏡 |
-
1997
- 1997-07-23 JP JP9197532A patent/JPH1092367A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0393140A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Jeol Ltd | 走査電子顕微鏡像と光学顕微鏡像の対応装置 |
JPH07262950A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Hitachi Ltd | 走査形電子顕微鏡 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013243128A (ja) * | 2012-05-17 | 2013-12-05 | Fei Co | 適応走査を有する走査顕微鏡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031111 |