JPH109216A - 圧力流体のエネルギー変換装置及びその方法 - Google Patents
圧力流体のエネルギー変換装置及びその方法Info
- Publication number
- JPH109216A JPH109216A JP8166014A JP16601496A JPH109216A JP H109216 A JPH109216 A JP H109216A JP 8166014 A JP8166014 A JP 8166014A JP 16601496 A JP16601496 A JP 16601496A JP H109216 A JPH109216 A JP H109216A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pressure
- energy conversion
- air layer
- injection nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04F—PUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
- F04F5/00—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04F—PUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
- F04F5/00—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
- F04F5/44—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04F5/02 - F04F5/42
- F04F5/46—Arrangements of nozzles
- F04F5/461—Adjustable nozzles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04F—PUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
- F04F5/00—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
- F04F5/44—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04F5/02 - F04F5/42
- F04F5/46—Arrangements of nozzles
- F04F5/464—Arrangements of nozzles with inversion of the direction of flow
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04F—PUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
- F04F5/00—Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
- F04F5/44—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04F5/02 - F04F5/42
- F04F5/46—Arrangements of nozzles
- F04F5/466—Arrangements of nozzles with a plurality of nozzles arranged in parallel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
ジェットポンプを提供する。 【解決手段】加圧された圧力流体を噴射する噴射ノズル
と、噴射ノズルの下手側に変換エネルギー第1取り出し
口を介在させたエネルギー変換チューブとを備え、エネ
ルギー変換チューブの圧力流体下手側部分に変換エネル
ギー第2取り出し口を設けて成り、噴射ノズルからの高
圧の流体がその周囲に空気層を形成した状態でエネルギ
ー変換チューブ内の空気を加圧しながら流走する時に、
加圧された圧力が変換エネルギー第2取り出し口から揚
程圧力として取り出されるにあたり、当該揚程圧力が、
エネルギー変換チューブの口径から噴射ノズルの口径を
減じた口径差で圧力流体の圧力を除し、これに流送慣性
力を乗じてあらわされるように、空気層形成管は噴射ノ
ズルの口径より大径の略直管状に形成し、エネルギー変
換チューブは空気層形成管の口径より大径で略ストレー
ト状に形成した。
Description
し、この噴射された圧力水のエネルギーを利用して固塊
物やこれを含む流体等を吸引して流送したり、吸引脱水
装置の負圧を形成したり、低位置から高所に移送したり
するための圧力流体のエネルギー変換方法及びその装置
に関するものである。
物含むものを吸引して流送する場合にはチューブポンプ
等の圧送装置が一般的に使用され、吸引脱水装置の負圧
を形成したりする時などの負圧を形成するにはベンチュ
リー式の負圧形成装置が使用される。
ンプ式の圧送装置は、弾性チューブをローラで潰して容
積変化させてチューブ内のスラリーやコンクリートミル
クを加圧して押出し流送させるように構成されたもので
あり、また、ベンチュリー式の負圧形成装置は、加圧さ
れた流体をベンチュリ部に噴射し、ここで流速を高め、
ベンチュリ部に負圧を形成するようにしたものである。
は弾性チューブをローラで潰して容積変化させる構造の
ために、潰した弾性チューブ内に固塊物が噛み込み易
く、耐久性に劣るうえ、間歇的な送りとなり、多量の流
送量を確保出来ないという問題があった。また、チュー
ブポンプ式のような容積変化形式の圧送装置には空気
(気体)は絶対にタブーである、如何なる状態でも斯か
る圧送装置等に一旦空気が吸引されると、この空気が圧
縮されてしまい、その圧送効率が極端に低下するか、圧
送できなくなってしまう、これは全世界の工業界がポン
プ誕生から今日まで数十年もの期間疑うことのない常識
として認識されていることでああった。
加圧された流体を噴射ノズルから噴射し、この圧力流体
を亜音速でベンチュリー部若しくはスロート部を流送さ
せた時、当該部分にベルヌーイの定理による減圧(負
圧)を形成し、この形成された負圧を取り出して利用す
るようにした構造であることから、斯かる構造の液体ジ
ェットポンプはベンチュリー部若しくはスロート部での
乱流やキャビテーション等による障害を非常に受けやす
いものであった。
部の口径と此処を流走する圧力流体の流走径とは常時一
定の関係に保たなくては液体ジェットポンプの良好な効
率を維持することができず、ベンチュリー部若しくはス
ロート部の口径と、此処を流走する圧力流体の流速並び
に流走径を設定するため、圧力流体を噴射する噴射ノズ
ルの口径並びに加圧ポンプの圧力等の設定も各作業の種
類に合わせて個々に行わなくては成らないと言う問題が
あった。
部若しくはスロート部の口径、圧力流体を噴射する噴射
ノズルの口径、並びに圧力流体を形成するため加圧ポン
プの圧力、等を個々に設定しても、負圧がベンチュリー
部若しくはスロート部でのみ形成されることから、ベン
チュリー部若しくはスロート部に背圧として作用する吸
引負圧が、吸引物の量の変化により常時変動し、液体ジ
ェットポンプの良好な負圧形成効率を維持することがで
きない。
部の口径と此処を流走する圧力流体の流走径とを設定が
難しく、かかる部位の設定は、液体ジェットポンプが誕
生してから今日に至る数十年もの間実験によるデーター
を利用したり、積み重ねられた経験に頼るにとどまって
いるのが現状である。
ロート部で形成されるために、このベンチュリー部若し
くはスロート部から外れた部分で形成される負圧等を計
算しようとする場合、圧力流体が流走する管径が広がる
テーパー状に形成されていることに加えて、流走する圧
力流体の流走径も徐々に広がっており、両者の計算上の
基準位置が定まらず、実用に対する作業量の計算式が立
たないことから、この点からも、上述したように液体ジ
ェットポンプの設定の際の資料としては専ら実験値や経
験則に頼らざるをえない状態であった。
る固塊物を含んだスラリーの吸引・搬送などに利用する
と、固塊物を含んだスラリーの比重が大きくなり、キャ
ビテーションの発生や、固塊物のノズルやとスロート部
への接触や衝突による損傷が激しく、噴射圧力を高めれ
ば高める程その損傷の程度は対数的に急増することにな
る。
プのキャビテーションによる障害や固塊物による損傷を
防ぐ為、利用圧力(吸引用負圧力及び搬送用圧力)は比
較的低い圧力範囲でしか利用することができないという
問題もあった。こうした一定条件下に限定されている従
来の液体ジェットポンプの構造では上述したように“噴
射ノズルの噴射圧力・噴射ノズルの口径・スロート口径
・噴射ノズルの噴射口とスロート開口始端との距離”の
何れを変えても性能に不安定を来たす。
には、忽ち圧力流体によるキャビテーションで圧力流体
の流走径が膨らみ、スロート部開口断面積を超え、その
一部の圧力流体が減圧室内で逆流し、逆流する圧力流体
に含まれる固塊物でスロートの開口端部等の損傷が著し
くなってしまう。そのためスロートの開口端部等の口径
及び噴射ノズル噴射口径とのバランス関係が非常にデリ
ケートで、1つの構造の液体ジェットポンプに対する使
用範囲は限定されてしまうことになる。このことは液体
ジェットポンプ単体の使用範囲が所定の使用目的に限ら
れてしまう結果となる。
容積変化による圧力機器には空気の混入は絶対にタブー
であり、如何なる状態でもこれらの装置に空気が吸引さ
れると、この空気が圧縮されてしまい、その圧送効率が
極端に低下するか、圧送できなくなってしまうのは当然
のことであるとして見向きもされなかった事象を改めて
見直し、特に水ジェットポンプ及び水中に於ける水ジェ
ットの働きと、混入された空気の動き等を具に研究した
結果、上記従来の液体ジェットポンプの有する諸問題を
一挙に解決するものとして、1980年代に混気ジェッ
トポンプを開発して提案した。
約20年が経過したが、その間、数多くの用途開発がな
され、上記従来の液体ジェットポンプの有する諸問題で
ある、不安定さ・摩耗・圧力流体で発生するキャビテー
ションによる障害等は見事に解消されている。
先に発明し、種々開発して開示した混気ジェットポンプ
は、概念的な構造や用途のみを開示しただけであって、
この構造に理論付けされた設計に供するための計算方法
が一切示されておらず、斯かる混気ジェットポンプにお
いても工業界では従来の液体ジェットポンプ同様、実験
結果のデーターや、経験範囲内の利用に止まっている。
にない新奇な構造であり、この新奇な構造による働き
を、理論的な裏付け計算でその仕事量を保証出来るよう
な液体若しくは混気ジェットポンプの理論的裏付けが存
在しなかったことによる。また、従来のジェットポンプ
における空気の介在は、ジェットポンプにとって余りに
も受け入れ難い存在なので、本出願人が先に発明し、種
々開発して開示した混気ジェットポンプは、その新奇な
構造による特性と、運動効果、特に作用の説明をして
も、普遍的な理論的裏付けの開示がなければ、工業界も
受入難く、広く、且つ一般的に利用する事が出来ない。
かった新奇な構造の混気ジェットポンプの理論的裏付け
について、此処で敢えてその開示をなし、この理論的な
裏付けに基づき、確実で安定した仕事量を簡単に算出可
能な混気ジェットポンプを提供できるようにして、混気
ジェットポンプをより広く、且つ一般的にも利用できる
ようにすることを目的とするものである。
に本発明に係る圧力流体のエネルギー変換装置は、加圧
ポンプで加圧された圧力流体を噴射する噴射ノズルと、
噴射ノズルの下手側に変換エネルギー第1取り出し口を
介在させた状態で配設したエネルギー変換チューブとを
備え、エネルギー変換チューブの圧力流体下手側部分に
変換エネルギー第2取り出し口を設けて成り、噴射ノズ
ルから噴射された高圧の流体がその周囲に空気層を形成
した状態でエネルギー変換チューブ内の空気を加圧しな
がら流走する時に、この加圧された圧力が変換エネルギ
ー第2取り出し口から揚程圧力として取り出されるにあ
たり、当該揚程圧力が、エネルギー変換チューブの口径
から噴射ノズルの口径を減じた口径差で圧力流体の圧力
を除し、これに流送慣性力を乗じてあらわされるよう
に、空気層形成管は噴射ノズルの口径より大径の略直管
状に形成し、エネルギー変換チューブは空気層形成管の
口径より大径で略ストレート状に形成したことを特徴と
するものである。
出し口との間に、吸気口を形成した空気層形成管を設
け、噴射ノズルを空気層形成管の一端に臨ませて設け、
噴射ノズルから噴射された圧力流体により吸気口から吸
引された空気で圧力流体の周囲に空気層を形成するよう
にしたり、エネルギー変換チューブのストレート部分の
管長をエネルギー変換チューブの口径の3倍以上にした
ことも特徴とするものである。
変換方法は、噴射ノズルから噴射した圧力流体の周囲に
空気層を形成し、空気層を形成した圧力流体をエネルギ
ー変換チューブ内を流走させ、流走する圧力流体の下手
側の圧力により圧力流体をエネルギー変換チューブ内一
杯に押し広げ、当該圧力流体がエネルギー変換チューブ
内一杯に押し広げられた部分にエネルギー変換チューブ
内をその出口側に向けて連続して作用する仮想ピストン
が形成され、該仮想ピストンにより噴射ノズル側部分に
負圧を形成するとともに、仮想ピストンの作用方向下手
側で加圧された圧力を流体もしくは液体の揚程圧力とし
て取り出すようにしたことを特徴とするものである。
し、この圧力流体で吸気口から空気層形成管に空気を吸
引して圧力流体の周囲に空気層を形成するようにしたこ
とも特徴の1つである。
ネルギー変換方法及び圧力流体のエネルギー変換装置を
図面に基づいて説明する。図1は浚渫プラントの概略側
面図であって、図中符号Pはこの浚渫プラントを全体的
に示す。
を吸引して固・気・液を分離する吸引搬送装置Vと、吸
引搬送装置Vから供給された汚泥を脱水する脱水装置D
とからなり、吸引搬送装置Vは吸引負圧とこの吸引負圧
で吸引された固塊物を含む汚泥を遠心式の固・気・液分
離装置C及び脱水装置Dに送給するための混気ジェット
ポンプ1を備えてなる。
2に示すように、貯水槽2と、この貯水槽2に貯溜され
た水(流体)3を加圧する加圧ポンプ4と、加圧ポンプ
4で加圧された圧力水を噴射する噴射ノズル5と、噴射
ノズル5の噴射方向下手側部分に空気層形成管6と、空
気層形成管6の下手側に変換エネルギー第1取り出し用
空間7を介在させて配設されたエネルギー変換チューブ
8とからなる。
ーシング9に一体形成されている。
シング9の一端からケーシング9の略中間位置に小径の
噴口10を透設して形成したもので、空気層形成管6
は、ケーシング9他端部から噴射ノズル5の噴口10よ
り大径のジェット流走孔11を穿設し、ジェット流走孔
11の噴射ノズル5側端部に吸気管12を備えた吸気口
13を設けて構成されている。
気層形成管6とをケーシング9に一体形成するようにし
てあるが、これを例えば図3に示すように、夫々別体で
形成し、吸気管12の支持部材17に噴射ノズル5と空
気層形成管6とを支持させるようにすることができるの
は勿論である。
形成管6より大径の直管状に形成され、その直管(スト
レート)部分は入口側の口径に対してその3倍以上の長
さにしてある。空気層形成管6側部分はエネルギー変換
チューブ8内で発生させた負圧を取り出す変換エネルギ
ー第1取り出し口14となり、エネルギー変換チューブ
8の後述する仮想連続ピストンより下手側で吐出口(図
示せず)側には変換エネルギー第2取り出し口15が形
成される。
ネルギー変換チューブ8とを連結する連結部材である。
プ1の作用を次に説明する。先ず、加圧ポンプ4が駆動
されて貯水槽2に貯溜された水3をストレーナ20から
吸引して加圧し、この加圧された高圧の圧力流体を噴射
ノズル5から空気層形成管6内に噴射する(図2参
照)。こうして高圧の圧力流体が噴射ノズル5から空気
層形成管6内に噴射されると、空気層形成管6内を流走
するジェット流(圧力流体)21の速度により空気層形
成管6のジェット流走孔11内がベルヌーイの定理によ
り負圧になり、外気を吸気管12から吸気口13を通じ
て空気層形成管6内に吸引する。
こを流走するジェット流21に吸着され、ジェット流2
1とともに流走するので、ジェット流21は、図2に想
像線で示すように、その周囲に空気層22を形成した状
態となり、エネルギー変換チューブ8に突入する。エネ
ルギー変換チューブ8に突入したジェット流21は、そ
の周囲に形成された空気層22により、その外方の静止
している空気層並びにエネルギー変換チューブ8の内周
面部分との間の摩擦を減じるのでその流走径は広がら
ず、周囲の空気層22の厚みが徐々に薄くなりながら
も、ジェット流21の流勢が減衰するのを防止する。
チューブ8内を流走する場合、図2中にエネルギー変換
チューブ8内の点線矢印で示す抵抗25に打ち勝ちなが
ら流走し、周囲の空気層22の厚みがなくなったり、エ
ネルギー変換チューブ8内の抵抗25が強くジェット流
21が一気に広げられると、此処にエネルギー変換チュ
ーブ8内に点線編目模様部分にその出口方向に連続して
作用する仮想ピストン26が形成される。
程を詳述する。空気層形成管6から周囲に空気層22を
形成した状態でエネルギー変換チューブ8を流走するジ
ェット流21がエネルギー変換チューブ8内の抵抗25
で一気に広げられた状態では図4に示すように、無数の
ミスト19・19・・・として飛翔する。この時、各ミ
スト19の飛翔(流走)方向下手側(前面)部分の空気
27は点描しているように加圧された状態となる。
面部分で加圧された空気27の隣接するもの同士が連続
すると、全体として此処にエネルギー変換チューブ8の
出口方向に連続して作用する仮想ピストン26が形成さ
れるのである。この仮想ピストン26が形成されるエネ
ルギー変換チューブ8の位置は、エネルギー変換チュー
ブ8内の抵抗25により変化するが、エネルギー変換チ
ューブ8がストレート状に形成されていることから、従
来のようにテーパー状に形成されたディフューザーの場
合のような口径の変化により形成される負圧や仮想ピス
トン26による揚程力が不安定になるような急激な変化
はない。
と、例えば図5に示すようにエネルギー変換チューブ8
の出口側部分28にリフレクター29を設け、ここで反
射させる時に抵抗25を形成したり、図6に示すように
エネルギー変換チューブ8の出口側部分28を閉塞し、
その手前部分の側壁に吐出口30を形成してジェット流
21を反転させる時に抵抗25を形成したり、図7に示
すようにエネルギー変換チューブ8の出口側部分28を
液体32中に埋没させこの液体の重量で抵抗25を形成
したりして、エネルギー変換チューブ8内を飛翔するジ
ェット流21に作用する抵抗25を強くすることによ
り、エネルギー変換チューブ8内で仮想ピストン26が
形成される位置を空気層形成管6側に寄せることにより
エネルギー変換チューブ8の長さを短くし、装置全体を
小型にすることもできるのである。
は負圧が形成され、仮想ピストン26のジェット流21
の下手側部分はその空間部分が圧縮されると、仮想ピス
トン26の上手側部分で形成された負圧は変換エネルギ
ー第1取り出し口14から吸引負圧として取り出され、
浚渫汚泥の吸引や脱水機Dの吸引負圧として利用される
のである。
の下手側部分で圧縮された加圧力は、吸引された汚泥を
変換エネルギー第2取り出し口15から遠心式の固・気
・液分離装置Cに圧送したり、固・気・液分離装置Cか
ら離れたり、高所に設置された脱水装置Dに揚げたりす
るのに利用されるのである。
所に設置された脱水装置Dに揚げる時の揚程圧力を算出
する方法を次に説明する。変換エネルギー第2取り出し
口15からの揚程圧力は、エネルギー変換チューブ8の
口径から噴射ノズル の口径を減じた口径差でジェット
流の圧力を除し、これにジェット流21の流送慣性力を
乗じてあらわされる。このジェット流21の流送慣性力
は、高圧流体(水)の質量に飛翔速度を乗じたものであ
る。
をkg /cm2 で入力する場合には、揚程h=〔p×10
/(m/a)〕×avとなり、駆動ポンプの揚程phの
単位をmとして入力する場合には揚程ph=〔p/(m
/a)〕×avとなる。上記数式で使用する記号のmは
エネルギー変換チューブの断面積でその単位はm2、a
は噴射ノズルの断面積であって単位はm2、avはエネ
ルギー変換チューブ内での圧縮開放による気体膨張並び
に速度エネルギー慣性力を加味した混気ジェットの密度
変化率である。
張並びに速度エネルギー慣性力を説明しておく。
形成された部分では図4で説明したように、空気27は
圧縮された状態となり、飛翔するミスト19とともに出
口側部分28、即ち変換エネルギー第2取り出し口15
に到達すると、圧縮された空気は開放され、体積膨張す
る。その結果、変換エネルギー第2取り出し口15部粉
でのジェット流の比重は軽くなり、本例においてはその
変化率はav=1.85となる。
の速度は加速され、変換エネルギー第2取り出し口15
での揚程圧力は見かけ上増大するが、比重が水だけのも
のに比べて軽いために実効揚程力はこれよりも減少する
のである。
プの揚程力p=300m(ジェット流噴射圧力換算で3
000kg /cm2 )の高圧で噴射ノズルの口径a=5mm
φ、エネルギー変換チューブの口径m=100mmφの圧
力流体のエネルギー変換装置の揚程hを算出すると、
〔300×10/(0.00785/0.000019
625)〕×1.85=13.875mとなる。即ち、
13.875mの揚程力を得ることが出来るのである。
水量q=〔(m−a)×(√(h×19.6))〕×q
xで表される。
抗等を勘案した液体スリップ率であって、本例ではqx
=0.5556である。従って本例の揚水量q=
〔(0.0078304)×(√(13.875×1
9.6))〕×60×0.556=4.3047m3/
minとなる。これらを基に圧力流体のエネルギー変換
装置の構造及び機能の数値を算出すると下記の通りとな
る。
ット流噴射圧力換算で50kg /cm2)の低圧で噴射ノズ
ルの口径a=50mmφ、エネルギー変換チューブの口径
m=100mmφの圧力流体のエネルギー変換装置の揚程
hを算出すると、〔5×10/(0.00005/0.
000019625)〕×1.85=23.125mと
なる。即ち、23.125mの揚程力を得ることが出来
るのである。
〔(0.0058875)×(√(23.125×1
9.6))〕×60×0.556=4.1784m3/
minとなり、これらを基に圧力流体のエネルギー変換
装置の構造及び機能の数値を上記の例に合わせて算出す
ると下記の通りとなる。
ルギー変換装置では加圧ポンプの揚程力(噴射ノズルの
圧力)が高い場合には噴射ノズルの口径を絞り、低い場
合には噴射ノズルの口径を大きくするだけで十分な揚程
力や揚水量を確保することができ、揚程力の計算も簡単
に且つ正確に行えるのである。換言するならば、噴射ノ
ズルの口径やこれと相対的な管径にあるエネルギー変換
チューブの口径を変更するだけで所望する機能を発揮で
きる流体エネルギー変換装置を得ることができるととも
に、本発明の流体エネルギー変換装置ではそのポンプ効
率をこれまでにない高効率のものにすることができるの
である。
一旦空気層形成管内に噴射し、ここでジェット流21に
空気層22を形成するようにしてあるが、こうしたもの
に限られず、噴射ノズル5からエネルギー変換チューブ
8に直接噴射し、ここで空気層22を形成するようにし
てもよいことは勿論である。
形成管は噴射ノズルの口径より大径の略直管状に、エネ
ルギー変換チューブは空気層形成管の口径より大径で略
ストレート状に夫々形成し、エネルギー変換チューブの
圧力流体下手側部分に設けた変換エネルギー第2取り出
し口から揚程圧力として取り出される揚程圧力が、エネ
ルギー変換チューブの口径から噴射ノズルの口径を減じ
た口径差で圧力流体の圧力を除し、これに流送慣性力を
乗じて計算することができるので、従来のように形成や
実験結果のデータに頼ることなく、確実で正確な揚程圧
力を算出することができるという利点がある。
た変換効率に優れた新奇な構造の混気ジェットポンプを
より広く、且つ一般的にも利用できると言う利点があ
る。
る。
断面図である。
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
方法
し、この噴射された圧力水のエネルギーを利用して固塊
物やこれを含む流体等を吸引して流送したり、吸引脱水
装置の負圧を形成したり、低位置から高所に移送したり
するための圧力流体のエネルギー変換方法及びその装置
に関するものである。
物を含むものを吸引して流送する場合にはチューブポン
プ等の圧送装置が一般的に使用され、吸引脱水装置の負
圧を形成したりする場合にはベンチュリー式の負圧形成
装置が使用される。
ポンプ式の圧送装置は、弾性チューブをローラで潰して
容積変化させ、チューブ内のスラリーやコンクリートミ
ルクを加圧して押出し流送させるように構成されたもの
であり、また、ベンチュリー式の負圧形成装置は、加圧
された流体をベンチュリ部に噴射し、ここで流速を高
め、ベンチュリ部に負圧を形成するようにしたものであ
る。
は弾性チューブをローラで潰して容積変化させる構造の
ために、潰した弾性チューブ内に固塊物が噛み込み易
く、耐久性に劣るうえ、間歇的な送りとなり、多量の流
送量を確保出来ないという問題があった。また、チュー
ブポンプ式のような容積変化形式の圧送装置には空気
(気体)は絶対にタブーである、如何なる状態でも斯か
る圧送装置等に一旦空気が吸引されると、この空気が圧
縮されてしまい、その圧送効率が極端に低下するか、圧
送できなくなってしまう、これは全世界の工業界がポン
プ誕生から今日まで数十年もの期間疑うことのない常識
として認識されていることであった。
加圧された流体を噴射ノズルから噴射し、この圧力流体
を亜音速でベンチュリー部若しくはスロート部を流送さ
せた時、当該部分にベルヌーイの定理による減圧(負
圧)を形成し、この形成された負圧を取り出して利用す
るようにした構造であることから、斯かる構造の液体ジ
ェットポンプはベンチュリー部若しくはスロート部での
乱流やキャビテーション等による障害を非常に受けやす
いものであった。
部の口径と此処を流走する圧力流体の流走径とは常時一
定の関係に保たなくては液体ジェットポンプの良好な効
率を維持することができない。その為、ベンチュリー部
若しくはスロート部の口径と、此処を流走する圧力流体
の流速並びに流走径を設定する場合には、圧力流体を噴
射する噴射ノズルの口径並びに加圧ポンプの圧力等の設
定も個々の作業の種類に合わせて同時に行わなくては成
らないと言う問題があった。
部若しくはスロート部の口径、圧力流体を噴射する噴射
ノズルの口径、並びに圧力流体を形成するため加圧ポン
プの圧力、等を個々に設定しても、負圧がベンチュリー
部若しくはスロート部でのみ形成されることから、ベン
チュリー部若しくはスロート部に背圧として作用する吸
引負圧が、吸引物の量の変化により常時変動し、液体ジ
ェットポンプの良好な負圧形成効率を維持することがで
きない。
部の口径と此処を流走する圧力流体の流走径とを設定す
ることが難しく、かかる部位の設定は、液体ジェットポ
ンプが誕生してから今日に至る数十年もの間実験による
データーを利用したり、積み重ねられた経験に頼るにと
どまっている。
ロート部で形成されるために、このベンチュリー部若し
くはスロート部から外れた部分で形成される負圧等を計
算しようとする場合、圧力流体が流走する管径が広がる
テーパー状に形成されていることに加えて、流走する圧
力流体の流走径も徐々に広がっており、両者の計算上の
基準位置が定まらず、実用に対する作業量の計算式が立
たない。従って、こうした点からも、上述したように液
体ジェットポンプを設計する際の資料としては、専ら実
験値や経験則に頼らざるをえないのが現状である。
る固塊物を含んだスラリーの吸引・搬送などに利用する
と、固塊物を含んだスラリーの比重が大きくなり、キャ
ビテーションの発生や、固塊物のノズルやとスロート部
への接触や衝突による損傷が激しく、噴射圧力を高めれ
ば高める程その損傷の程度は対数的に急増することにな
る。
プのキャビテーションによる障害や固塊物による損傷を
防ぐ為、利用圧力(吸引用負圧力及び搬送用圧力)は比
較的低い圧力範囲でしか利用することができないという
問題もあった。こうした一定条件下に限定されている従
来の液体ジェットポンプの構造では上述したように“噴
射ノズルの噴射圧力・噴射ノズルの口径・スロート口径
・噴射ノズルの噴射口とスロート開口始端との距離”の
何れを変えても性能に不安定を来たす。
には、忽ち圧力流体によるキャビテーションで圧力流体
の流走径が膨らみ、スロート部開口断面積を超え、その
一部の圧力流体が減圧室内で逆流し、逆流する圧力流体
に含まれる固塊物でスロートの開口端部等の損傷が著し
くなってしまう。そのためスロートの開口端部等の口径
及び噴射ノズル噴射口径とのバランス関係が非常にデリ
ケートで、1つの構造の液体ジェットポンプに対する使
用範囲は限定されてしまうことになる。このことは液体
ジェットポンプ単体の使用範囲が所定の使用目的に限ら
れてしまう結果となる。
容積変化による圧力機器には空気の混入は絶対にタブー
であり、如何なる状態でもこれらの装置に空気が吸引さ
れると、この空気が圧縮されてしまい、その圧送効率が
極端に低下するか、圧送できなくなってしまうのは当然
のことであるとして見向きもされなかった事象を改めて
見直し、特に水ジェットポンプ及び水中に於ける水ジェ
ットの働きと、混入された空気の動き等を具に研究した
結果、上記従来の液体ジェットポンプの有する諸問題を
一挙に解決するものとして、1980年代に混気ジェッ
トポンプを開発して提案した。
約20年が経過したが、その間、数多くの用途開発がな
され、上記従来の液体ジェットポンプの有する諸問題で
ある、不安定さ・摩耗・圧力流体で発生するキャビテー
ションによる障害等は見事に解消されている。
先に発明し、種々開発して開示した混気ジェットポンプ
は、概念的な構造や用途のみを開示しただけであって、
この構造に理論付けされた設計に供するための計算方法
が一切示されておらず、斯かる混気ジェットポンプにお
いても工業界では従来の液体ジェットポンプ同様、実験
結果のデーターや、経験範囲内の利用に止まっている。
にない新奇な構造であり、この新奇な構造による働き
を、理論的な裏付け計算でその仕事量を保証出来るよう
な液体若しくは混気ジェットポンプの理論的裏付けが存
在しなかったことによる。また、従来のジェットポンプ
における空気の介在は、ジェットポンプにとって余りに
も受け入れ難い存在なので、本出願人が先に発明し、種
々開発して開示した混気ジェットポンプは、その新奇な
構造による特性と、運動効果、特に作用の説明をして
も、普遍的な理論的裏付けの開示がなければ、工業界も
受入難く、広く、且つ一般的に利用する事が出来ない。
かった新奇な構造の混気ジェットポンプの理論的裏付け
について、此処で敢えてその開示をなし、この理論的な
裏付けに基づき、確実で安定した仕事量を簡単に算出可
能な混気ジェットポンプを提供できるようにして、混気
ジェットポンプをより広く、且つ一般的にも利用できる
ようにすることを目的とするものである。
に本発明に係る圧力流体のエネルギー変換装置は、加圧
ポンプで加圧された圧力流体を噴射する噴射ノズルと、
噴射ノズルの下手側に変換エネルギー第1取り出し口を
介在させた状態で配設したエネルギー変換チューブとを
備え、エネルギー変換チューブの圧力流体下手側部分に
変換エネルギー第2取り出し口を設けて成り、噴射ノズ
ルから噴射された高圧の流体がその周囲に空気層を形成
した状態でエネルギー変換チューブ内の空気を加圧しな
がら流走する時に、この加圧された圧力が変換エネルギ
ー第2取り出し口から揚程圧力として取り出されるにあ
たり、当該揚程圧力が、エネルギー変換チューブの口径
から噴射ノズルの口径を減じた口径差で圧力流体の圧力
を除し、これに流送慣性力を乗じてあらわされるよう
に、空気層形成管は噴射ノズルの口径より大径の略直管
状に形成し、エネルギー変換チューブは空気層形成管の
口径より大径で略ストレート状に形成したことを特徴と
するものである。
出し口との間に、吸気口を形成した空気層形成管を設
け、噴射ノズルを空気層形成管の一端に臨ませて設け、
噴射ノズルから噴射された圧力流体により吸気口から吸
引された空気で圧力流体の周囲に空気層を形成するよう
にしたり、エネルギー変換チューブのストレート部分の
管長をエネルギー変換チューブの口径の3倍以上にした
ことも特徴とするものである。
変換方法は、噴射ノズルから噴射した圧力流体の周囲に
空気層を形成し、空気層を形成した圧力流体をエネルギ
ー変換チューブ内を流走させ、流走する圧力流体の下手
側の圧力により圧力流体をエネルギー変換チューブ内一
杯に押し広げ、当該圧力流体がエネルギー変換チューブ
内一杯に押し広げられた部分にエネルギー変換チューブ
内をその出口側に向けて連続して作用する仮想ピストン
を形成し、該仮想ピストンにより噴射ノズル側部分に負
圧を形成するとともに、仮想ピストンの作用方向下手側
で加圧された圧力を流体もしくは液体の揚程圧力として
取り出すようにしたことを特徴とするものである。
し、この圧力流体で吸気口から空気層形成管に空気を吸
引して圧力流体の周囲に空気層を形成するようにしたこ
とも特徴の1つである。
ネルギー変換方法及び圧力流体のエネルギー変換装置を
図面に基づいて説明する。図1は浚渫プラントの概略側
面図であって、図中符号Pはこの浚渫プラントを全体的
に示す。
を吸引して固・気・液を分離する吸引搬送装置Vと、吸
引搬送装置Vから供給された汚泥を脱水する脱水装置D
とからなり、吸引搬送装置Vは吸引負圧とこの吸引負圧
で吸引された固塊物を含む汚泥を遠心式の固・気・液分
離装置C及び脱水装置Dに送給するための混気ジェット
ポンプ1を備えてなる。
2に示すように、貯水槽2と、この貯水槽2に貯溜され
た水(流体)3を加圧する加圧ポンプ4と、加圧ポンプ
4で加圧された圧力水を噴射する噴射ノズル5と、噴射
ノズル5の噴射方向下手側部分に空気層形成管6と、空
気層形成管6の下手側に変換エネルギー第1取り出し用
空間7を介在させて配設されたエネルギー変換チューブ
8とからなる。
ーシング9に一体形成されている。
シング9の一端からケーシング9の略中間位置に小径の
噴口10を透設して形成したもので、空気層形成管6
は、ケーシング9の他端部から噴射ノズル5の噴口10
より大径のジェット流走孔11を穿設し、ジェット流走
孔11の噴射ノズル5側端部に吸気管12を備えた吸気
口13を設けて構成されている。
気層形成管6とをケーシング9に一体形成するようにし
てあるが、これを例えば図3に示すように、夫々別体で
形成し、吸気管12の支持部材17に噴射ノズル5と空
気層形成管6とを支持させるようにすることができるの
は勿論である。
形成管6より大径の直管状に形成され、その直管(スト
レート)部分は入口側の口径に対してその3倍以上の長
さにしてある。空気層形成管6側部分はエネルギー変換
チューブ8内で発生させた負圧を取り出す変換エネルギ
ー第1取り出し口14となり、エネルギー変換チューブ
8の後述する仮想連続ピストンより下手側で吐出口(図
示せず)側には変換エネルギー第2取り出し口15が形
成される。
ネルギー変換チューブ8とを連結する連結部材である。
プ1の作用を次に説明する。先ず、加圧ポンプ4が駆動
されて貯水槽2に貯溜された水3をストレーナ20から
吸引して加圧し、この加圧された高圧の圧力流体を噴射
ノズル5から空気層形成管6内に噴射する(図2参
照)。こうして高圧の圧力流体が噴射ノズル5から空気
層形成管6内に噴射されると、空気層形成管6内を流走
するジェット流(圧力流体)21の速度により空気層形
成管6のジェット流走孔11内がベルヌーイの定理によ
り負圧になり、外気を吸気管12から吸気口13を通じ
て空気層形成管6内に吸引する。
こを流走するジェット流21に吸着され、ジェット流2
1とともに流走するので、ジェット流21は、図2に想
像線で示すように、その周囲に空気層22を形成した状
態となり、エネルギー変換チューブ8に突入する。エネ
ルギー変換チューブ8に突入したジェット流21は、そ
の周囲に形成された空気層22により、その外方の静止
している空気層並びにエネルギー変換チューブ8の内周
面部分との間の摩擦を減じるのでその流走径は広がら
ず、周囲の空気層22の厚みが徐々に薄くなりながら
も、ジェット流21の流勢が減衰するのを防止する。
チューブ8内を流走する場合、図2中にエネルギー変換
チューブ8内の点線矢印で示す抵抗25に打ち勝ちなが
ら流走し、周囲の空気層22の厚みがなくなったり、エ
ネルギー変換チューブ8内の抵抗25が強くジェット流
21が一気に広げられると、此処にエネルギー変換チュ
ーブ8内に点線編目模様部分にその出口方向に連続して
作用する仮想ピストン26が形成される。
程を詳述する。空気層形成管6から周囲に空気層22を
形成した状態でエネルギー変換チューブ8を流走するジ
ェット流21がエネルギー変換チューブ8内の抵抗25
で一気に広げられた状態では図4に示すように、無数の
ミスト19・19・・・として飛翔する。この時、各ミ
スト19の飛翔(流走)方向下手側(前面)部分の空気
27は点描しているように加圧された状態となる。
面部分で加圧された空気27の隣接するもの同士が連続
すると、全体として此処にエネルギー変換チューブ8の
出口方向に連続して作用する仮想ピストン26が形成さ
れるのである。この仮想ピストン26が形成されるエネ
ルギー変換チューブ8の位置は、エネルギー変換チュー
ブ8内の抵抗25により変化するが、エネルギー変換チ
ューブ8がストレート状に形成されていることから、従
来のようにテーパー状に形成されたディフューザーの場
合のような口径の変化により形成される負圧や仮想ピス
トン26による揚程力が不安定になるような急激な変化
はない。
と、例えば図5に示すようにエネルギー変換チューブ8
の出口側部分28にリフレクター29を設け、ここで反
射させる時に抵抗25を形成したり、図6に示すように
エネルギー変換チューブ8の出口側部分28を閉塞し、
その手前部分の側壁に吐出口30を形成してジェット流
21を反転させる時に抵抗25を形成したり、図7に示
すようにエネルギー変換チューブ8の出口側部分28を
液体32中に埋没させこの液体の重量で抵抗25を形成
したりして、エネルギー変換チューブ8内を飛翔するジ
ェット流21に作用する抵抗25を強くすることによ
り、エネルギー変換チューブ8内で仮想ピストン26が
形成される位置を空気層形成管6側に寄せることがで
き、エネルギー変換チューブ8の長さを短くし、装置全
体を小型にすることもできるのである。
は負圧が形成され、仮想ピストン26のジェット流21
の下手側部分はその空間部分が圧縮される。仮想ピスト
ン26の上手側部分で形成された負圧は変換エネルギー
第1取り出し口14から吸引負圧として取り出され、浚
渫汚泥の吸引や脱水機Dの吸引負圧として利用されるの
である。
の下手側部分で圧縮された加圧力は、吸引された汚泥を
変換エネルギー第2取り出し口15から遠心式の固・気
・液分離装置Cに圧送したり、固・気・液分離装置Cか
ら離れたり、高所に設置された脱水装置Dに揚げたりす
るのに利用されるのである。
所に設置された脱水装置Dに揚げる時の揚程圧力を算出
する方法を次に説明する。変換エネルギー第2取り出し
口15からの揚程圧力は、エネルギー変換チューブ8の
口径から噴射ノズル の口径を減じた口径差でジェット
流の圧力を除し、これにジェット流21の流送慣性力を
乗じてあらわされる。このジェット流21の流送慣性力
は、高圧流体(水)の質量に飛翔速度を乗じたものであ
る。
をkg /cm2 で入力する場合には揚程h=〔p×10/
(m/a)〕×avとなり、駆動ポンプの揚程phの単
位をmとして入力する場合には揚程ph=〔p/(m/
a)〕×avとなる。上記数式で使用する記号のmはエ
ネルギー変換チューブの断面積でその単位はm2、aは
噴射ノズルの断面積であって単位はm2、avはエネル
ギー変換チュブ内での圧縮開放による気体膨張並びに速
度エネルギー慣性力を加味した混気ジェットの密度変化
率である。
張並びに速度エネルギー慣性力を説明しておく。
形成された部分では図4で説明したように、空気27は
圧縮された状態となり、飛翔するミスト19とともに出
口側部分28、即ち変換エネルギー第2取り出し口15
に到達すると、圧縮された空気は開放され、体積膨張す
る。その結果、変換エネルギー第2取り出し口15部分
でのジェット流の比重は軽くなり、本例においてはその
変化率はav=1.85となる。
の速度は加速され、変換エネルギー第2取り出し口15
での揚程圧力は見かけ上増大するが、比重が水だけのも
のに比べて軽いために実効揚程力はこれよりも減少する
のである。
プの揚程力p=3000m(ジェット流噴射圧力換算で
300kg /cm2 )の高圧で噴射ノズルの口径a=5mm
φエネルギー変換チューブの口径m=100mmφの圧力
流体のエネルギー変換装置の揚程hを算出すると、〔3
00×10/(0.00785/0.00001962
5)〕×1.85=13.875mとなる。即ち、1
3.875mの揚程力を得ることが出来るのである。
水量q=〔(m−a)×(√(h×19.6))〕×q
xで表される。
抗等を勘案した液体スリップ率であって、本例ではqx
=0.5556である。従って本例の揚水量q=
〔(0.0078304)×(√(13.875×1
9.6))〕×60×0.556=4.3047m3/
minとなる。これらを基に圧力流体のエネルギー変換
装置の構造及び機能の数値を算出すると下記の通りとな
る。
ェット流噴射圧力換算で5kg /cm)の低圧で噴射ノズ
ルの口径a=50mmφ、エネルギー変換チューブの口径
m=100mmφの圧力流体のエネルギー変換装置の揚程
hを算出すると、〔5×10/(0.00005/0.
000019625)〕×1.85=23.125mと
なる。即ち、23.125mの揚程力を得ることが出来
るのである。
〔(0.0058875)×(√(23.125×1
9.6))〕×60×0.556=4.1784m3/
minとなり、これらを基に圧力流体のエネルギー変換
装置の構造及び機能の数値を上記の例に合わせて算出す
ると下記の通りとなる。
ルギー変換装置では加圧ポンプの揚程力(噴射ノズルの
圧力)が高い場合には噴射ノズルの口径を絞り、低い場
合には噴射ノズルの口径を大きくするだけで十分な揚程
力や揚水量を確保することができ、揚程力の計算も簡単
に且つ正確に行えるのである。換言するならば、噴射ノ
ズルの口径やこれと相対的な管径にあるエネルギー変換
チューブの口径を変更するだけで所望する機能を発揮で
きる流体エネルギー変換装置を得ることができるととも
に、本発明の流体エネルギー変換装置ではそのポンプ効
率をこれまでにない高効率のものにすることができるの
である。
一旦空気層形成管内に噴射し、ここでジェット流21に
空気層22を形成するようにしてあるが、こうしたもの
に限られず、噴射ノズル5からエネルギー変換チューブ
8に直接噴射し、ここで空気層22を形成するようにし
てもよいことは勿論である。
形成管は噴射ノズルの口径より大径の略直管状に、エネ
ルギー変換チューブは空気層形成管の口径より大径で略
ストレート状に夫々形成し、エネルギー変換チューブの
圧力流体下手側部分に設けた変換エネルギー第2取り出
し口から揚程圧力として取り出される揚程圧力が、エネ
ルギー変換チューブの口径から噴射ノズルの口径を減じ
た口径差で圧力流体の圧力を除し、これに流送慣性力を
乗じて計算することができるので、従来のように形成や
実験結果のデータに頼ることなく、確実で正確な揚程圧
力を算出することができるという利点がある。
た変換効率に優れた新奇な構造の混気ジェットポンプを
より広く、且つ一般的にも利用できると言う利点があ
る。
る。
断面図である。
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
例を示す拡大断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】加圧ポンプで加圧された圧力流体を噴射す
る噴射ノズルと、噴射ノズルの下手側に変換エネルギー
第1取り出し口を介在させた状態で配設したエネルギー
変換チューブとを備え、エネルギー変換チューブの圧力
流体下手側部分に変換エネルギー第2取り出し口を設け
て成り、噴射ノズルから噴射された高圧の流体がその周
囲に空気層を形成した状態でエネルギー変換チューブ内
の空気を加圧しながら流走する時に、この加圧された圧
力が変換エネルギー第2取り出し口から揚程圧力として
取り出されるにあたり、当該揚程圧力が、エネルギー変
換チューブの口径から噴射ノズルの口径を減じた口径差
で圧力流体の圧力を除し、これに流送慣性力を乗じてあ
らわされるように、空気層形成管は噴射ノズルの口径よ
り大径の略直管状に形成し、エネルギー変換チューブは
空気層形成管の口径より大径で略ストレート状に形成し
たことを特徴とする圧力流体のエネルギー変換装置。 - 【請求項2】噴射ノズルと変換エネルギー第1取り出し
口との間に、吸気口を形成した空気層形成管を設け、噴
射ノズルを空気層形成管の一端に臨ませて設け、噴射ノ
ズルから噴射された圧力流体により吸気口から吸引され
た空気で圧力流体の周囲に空気層を形成するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の圧力流体のエネルギ
ー変換装置。 - 【請求項3】エネルギー変換チューブのストレート部分
の管長をエネルギー変換チューブの口径の3倍以上にし
たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の混
気ジェットポンプ。 - 【請求項4】噴射ノズルから噴射した圧力流体の周囲に
空気層を形成し、空気層を形成した圧力流体をエネルギ
ー変換チューブ内を流走させ、流走する圧力流体の下手
側の圧力により圧力流体をエネルギー変換チューブ内一
杯に押し広げ、当該圧力流体がエネルギー変換チューブ
内一杯に押し広げられた部分にエネルギー変換チューブ
内をその出口側部分に向けて連続して作用する仮想ピス
トンが形成され、該仮想ピストンにより噴射ノズル側部
分に負圧を形成するとともに、仮想ピストンの作用方向
下手側で加圧された圧力を流体もしくは液体の揚程圧力
として取り出すようにしてなる圧力流体のエネルギー変
換方法。 - 【請求項5】噴射ノズルから空気層形成管に噴射し、こ
の圧力流体で吸気口から空気層形成管に空気を吸引して
圧力流体の周囲に空気層を形成するようにしたことを特
徴とする請求項4に記載の圧力流体のエネルギー変換方
法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16601496A JP3408377B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 圧力流体のエネルギー変換装置及びその方法 |
TW085114111A TW313638B (en) | 1996-06-26 | 1996-11-18 | The energy transformed device and method for pressure-adding fluid |
US08/754,247 US5993167A (en) | 1996-06-26 | 1996-11-20 | Apparatus and method for energy conversion of pressurized fluid |
KR1019960059373A KR980002897A (ko) | 1996-06-26 | 1996-11-29 | 압력유체의 에너지변환장치 및 그 방법 |
MXPA/A/1997/004784A MXPA97004784A (en) | 1996-06-26 | 1997-06-25 | Apparatus and method for energy conversion of unfluido pressuriz |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16601496A JP3408377B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 圧力流体のエネルギー変換装置及びその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109216A true JPH109216A (ja) | 1998-01-13 |
JP3408377B2 JP3408377B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=15823315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16601496A Expired - Lifetime JP3408377B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 圧力流体のエネルギー変換装置及びその方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5993167A (ja) |
JP (1) | JP3408377B2 (ja) |
KR (1) | KR980002897A (ja) |
TW (1) | TW313638B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322327B1 (en) | 2000-01-13 | 2001-11-27 | Walker-Dawson Interests, Inc. | Jet pump for transfer of material |
JP2014009543A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Hazama Ando Corp | 土砂輸送システム及びこれを用いた覆砂工法 |
JP2018520303A (ja) * | 2015-07-17 | 2018-07-26 | デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc | 原動セクションに複数の副通路および原動出口を有する、ベンチュリー効果を利用して真空を発生させるためのデバイス |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2107841C1 (ru) * | 1997-04-21 | 1998-03-27 | Сергей Анатольевич Попов | Жидкостно-газовый струйный аппарат |
IL150718A (en) | 2000-01-13 | 2005-11-20 | Pixman Corp | Jet pump |
US6911145B2 (en) * | 2002-07-19 | 2005-06-28 | Walker-Dawson Interests, Inc. | Apparatus and methods for separating slurried material |
US6860042B2 (en) * | 2002-07-19 | 2005-03-01 | Walker-Dawson Interests, Inc. | Excavation system employing a jet pump |
NZ538344A (en) * | 2002-07-19 | 2006-12-22 | Walker Dawson Interests Inc | Recirculating jet pump and method of moving material |
US6817837B2 (en) * | 2002-07-19 | 2004-11-16 | Walker-Dawson Interest, Inc. | Jet pump with recirculating motive fluid |
JP4284293B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2009-06-24 | 株式会社ミューチュアル | ゴム栓の洗浄流送方法及びゴム栓の洗浄流送装置 |
US7901191B1 (en) | 2005-04-07 | 2011-03-08 | Parker Hannifan Corporation | Enclosure with fluid inducement chamber |
JP4990326B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2012-08-01 | 株式会社土壌環境プロセス研究所 | 高圧水を用いた土壌と水の混合物の製造装置 |
TWI537509B (zh) | 2010-06-15 | 2016-06-11 | 拜歐菲樂Ip有限責任公司 | 從導熱金屬導管提取熱能的方法、裝置和系統 |
TWI575062B (zh) | 2011-12-16 | 2017-03-21 | 拜歐菲樂Ip有限責任公司 | 低溫注射組成物,用於低溫調節導管中流量之系統及方法 |
DE102013203942B4 (de) * | 2013-03-07 | 2014-12-04 | Continental Automotive Gmbh | In einem Kraftstoffbehälter eines Kraftfahrzeugs angeordnete Saugstrahlpumpe |
CA2924079A1 (en) | 2013-09-13 | 2015-03-19 | Biofilm Ip, Llc | Magneto-cryogenic valves, systems and methods for modulating flow in a conduit |
US10190455B2 (en) | 2015-10-28 | 2019-01-29 | Dayco Ip Holdings, Llc | Venturi devices resistant to ice formation for producing vacuum from crankcase gases |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US250073A (en) * | 1881-11-29 | Air-blast | ||
US368691A (en) * | 1887-08-23 | Device for elevating water | ||
US550244A (en) * | 1895-11-26 | Mining apparatus | ||
US436932A (en) * | 1890-09-23 | Injector | ||
US694002A (en) * | 1901-08-12 | 1902-02-25 | Howard W Davis | Mining-elevator. |
US2616614A (en) * | 1948-03-18 | 1952-11-04 | Ingersoll Rand Co | Thermocompressor |
US2632597A (en) * | 1949-11-19 | 1953-03-24 | Hydrojet Corp | Jet pump |
JPS5442682A (en) * | 1977-09-12 | 1979-04-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Dielectric line |
US5628623A (en) * | 1993-02-12 | 1997-05-13 | Skaggs; Bill D. | Fluid jet ejector and ejection method |
US5478209A (en) * | 1994-07-11 | 1995-12-26 | Pcf Group, Inc. | Jet barrel and hose fitting insert for a jet pump |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16601496A patent/JP3408377B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-11-18 TW TW085114111A patent/TW313638B/zh active
- 1996-11-20 US US08/754,247 patent/US5993167A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-11-29 KR KR1019960059373A patent/KR980002897A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322327B1 (en) | 2000-01-13 | 2001-11-27 | Walker-Dawson Interests, Inc. | Jet pump for transfer of material |
JP2014009543A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Hazama Ando Corp | 土砂輸送システム及びこれを用いた覆砂工法 |
JP2018520303A (ja) * | 2015-07-17 | 2018-07-26 | デイコ アイピー ホールディングス, エルエルシーDayco Ip Holdings, Llc | 原動セクションに複数の副通路および原動出口を有する、ベンチュリー効果を利用して真空を発生させるためのデバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX9704784A (es) | 1998-07-31 |
US5993167A (en) | 1999-11-30 |
TW313638B (en) | 1997-08-21 |
JP3408377B2 (ja) | 2003-05-19 |
KR980002897A (ko) | 1998-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH109216A (ja) | 圧力流体のエネルギー変換装置及びその方法 | |
US3448691A (en) | Energy controller | |
US4984396A (en) | Cleaning device | |
CN100416111C (zh) | 一种气动喷射泵 | |
JP2013019405A (ja) | ジェットポンプの圧力流体エネルギー変換装置 | |
JP2636336B2 (ja) | 入口リザーバを具える遠心ポンプ装置 | |
SU1733714A1 (ru) | Насосный агрегат | |
JP3192927U (ja) | ジェットポンプ | |
JP2000176266A (ja) | 流体混合装置 | |
JPH0747392A (ja) | 水流式水質改善浄化装置 | |
SU1656173A1 (ru) | Способ запуска жидкостно-газового эжектора | |
RU99111189A (ru) | Способ образования монодисперсного аэрозольного облака и устройства для его осуществления | |
JP3282146B2 (ja) | 高速複合流を利用した高効率吸引装置 | |
JP3011386U (ja) | ジェットポンプ | |
JP2008309028A (ja) | ジェット流による負圧形成方法及び負圧形成装置 | |
RU2011022C1 (ru) | Струйная гидрокомпрессорная установка | |
JP2979220B2 (ja) | 水流発生装置の環状噴射口調整用環状体 | |
JPH04276200A (ja) | エゼクタポンプ | |
JPS5641500A (en) | Pumping device | |
Struiksma | The cyclone pump | |
RU2002133252A (ru) | Способ абразивно-газовой обработки поверхности и сопловое устройство для его реализации | |
JPS5666500A (en) | Fluid transporting apparatus in use of high-pressure fluid injection nozzle | |
JP2687048B2 (ja) | 流体流送用ジェットポンプ | |
JPS5614900A (en) | Pressure-feeder for solid-liquid mixture | |
JPS5915699A (ja) | 気液二相流の高速水流ジエツトポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160314 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160314 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160314 Year of fee payment: 13 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160314 Year of fee payment: 13 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160314 Year of fee payment: 13 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |