JPH1091674A - 経歴表示システム - Google Patents

経歴表示システム

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JPH1091674A
JPH1091674A JP8247547A JP24754796A JPH1091674A JP H1091674 A JPH1091674 A JP H1091674A JP 8247547 A JP8247547 A JP 8247547A JP 24754796 A JP24754796 A JP 24754796A JP H1091674 A JPH1091674 A JP H1091674A
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勝成 横田
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和彦 渋井
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくとも各部品に含まれる図形データをその
経緯と共に時系列に列挙表示できるようにして設計変更
にかかる工数の削減を有効に実現させる。 【解決手段】複数の図形データが少なくともそのシンボ
ルコード及び登録日と共に記憶された記憶領域を有する
ハードディスク14と、入力された経歴表示要求に基づ
いて、ハードディスク14からシンボルコードを読み出
すシンボル読出し手段と、該シンボル読出し手段にて読
み出された複数のシンボルコードを登録日順に並び替え
る並び替え手段と、該並び替え手段にて並び替えられた
後の複数のシンボルコードを順次端末10に出力するシ
ンボル出力手段とを具備して構成し、モニタ32の表示
画面に、上記複数のシンボルコードを並び替え後の順番
で所定の方向性をもって表示させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CADにて作成し
た図形データやビデオカメラ等にて取り込んだ画像デー
タなどの容量の大きいデータを外部記憶装置を用いて管
理するための経歴表示システムに関し、例えば自動車や
自動二輪の構造設計をCADを用いて作成することによ
り得られた3次元CADデータを管理する上で好適な経
歴表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車や自動二輪の構造設計等に
おいては、CAD/CAMが幅広く導入されている。例
えばボディ設計を例にとった場合、クレイモデルの実測
値データ(CL)、クレイモデルの荒削りについての3
次元数値データ(CF)、高精度面をもつ最終モデルに
ついての3次元数値データ(SD)、流用部品について
の3次元数値データ(ET)及びプレス型についての3
次元数値データ(MM)を3次元CADシステムを用い
て作成するようにしている。
【0003】そして、これら3次元数値データ(以下、
単に図形データと記す)は、作成日(登録日)や作成者
等の属性データと共にハードディスク等の外部記憶装置
に記憶するようにしている。
【0004】この図形データや属性データの記憶領域に
対する展開形態(格納形態)は、図92に示すように、
一つの機種(車種)についてみた場合、機種(車種)に
関する属性データを先頭に機種(車種)を構成する部品
に関する属性データが並び、その次に当該部品に関する
具体的な設計に関する属性データと図形データの組が複
数組配列され、上記部品に関する属性データから当該部
品に関する具体的な設計に関する属性データと図形デー
タの複数組を一連のデータ群と定義したとき、このデー
タ群が部品点数分配列されることとなる。
【0005】そして、ある部品の設計変更を行う場合、
新たに図形データを作成するのではなく、当該部品の図
形データ、例えば高精度面をもつ最終モデルについての
図形データ(SD)を利用して設計変更を行うといった
ことが行われる。これは、工数削減において非常に有効
となる。
【0006】前記図形データの変更・編集に関しては、
従来から種々の管理方法や操作方法が提案され、例え
ば、階層化された図形データをグループ化し、それにグ
ループ情報を持たせることにより、各図形要素単位での
検索、データ変更及び編集を容易に行えるようにした図
形データの処理方法(例えば特開平4−90065号公
報)や、階層的な図形情報、例えば上位の図形情報をラ
ンクが下の図形情報の名称で構成し、最下位の図形情報
を基本単位の図形情報で構成するようにした図形情報を
扱えるようにして、図形編集にかかる時間を短縮するよ
うにした図形情報の管理方法(特開平4−335472
号公報)等が知られている。
【0007】ところで、自動車や自動二輪等において
は、車種や機種が数多くあり、しかも部品の構造が複雑
なものが多く、部品点数も非常に多い。そのため、一つ
の図形データのデータ長がどうしても長くなり、このデ
ータ長の長い図形データを部品点数に応じて数多く作成
する必要から、すべての機種(車種)に関して図形デー
タをハードディスクに記憶することは不可能となってく
る。そこで、現在では、アクセス頻度の低い属性データ
と図形データを例えば磁気テープライブラリシステムの
カートリッジテープに記憶して上記不都合を回避するよ
うにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各部品の設
計変更においては、最初から図面を引き直すよりも、そ
の部品の基本図面又は最も新しい図面を読み出して、そ
こから設計変更のための修正や付加を行うことにより、
簡単に設計変更を行うことができる。
【0009】そこで、図形データを機種単位あるいは部
品単位に管理して、設計変更時における図形データの検
索を行いやすいようにすることが考えられる。この場
合、ある部品において、どの図形データが含まれるか、
また、どのような経緯で図形データが作成されたのかが
表示できれば、設計変更をよりスムーズに行わせること
ができ、設計変更にかかる工数を有効に削減することが
できる。
【0010】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、少なくとも各部品に含まれる図形データ
をその経緯と共に時系列に列挙表示できるようにして設
計変更にかかる工数の削減を有効に実現させることがで
きる経歴表示システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係る経歴表示システムは、複数の作成データが少なくと
もそのシンボルコード及び登録日と共に記憶された記憶
領域を有する第1の記憶手段と、入力された経歴表示要
求に基づいて、前記第1の記憶手段からシンボルコード
を読み出すシンボル読出し手段と、前記シンボル読出し
手段にて読み出された複数のシンボルコードを登録日順
に並び替える並び替え手段と、前記並び替え手段にて並
び替えられた後の複数のシンボルコードを順次表示装置
に出力するシンボル出力手段とを具備し、表示装置の表
示画面には、前記複数のシンボルコードが並び替え後の
順番で所定の方向性をもって表示させて構成する。
【0012】これにより、まず、シンボル読出し手段
は、経歴表示要求の入力に基づいて、第1の記憶手段の
記憶領域に記憶されている複数のシンボルコードを読み
出す。読み出された複数のシンボルコードは、後段の並
び替え手段にて、登録日順に並び替えらえる。そして、
並び替えられたシンボルコードは、シンボル出力手段に
て、順次表示装置に出力されることとなる。このとき、
表示装置の表示画面には、前記複数のシンボルコードが
並び替え後の順番で所定の方向性をもって(例えば横方
向に)表示される、この場合、表示画面への表示形態、
特にシンボルコードの表示配列は、登録日順に配列され
た形態となるため、作成データがどのような順序(経
緯)で作成されたかが一目で確認することができる。つ
まり、部品の設計変更についての変更回数や、その設計
変更が何のデータに基づいて作成されているかを系統的
に把握できるとともに、新たな設計変更の指針や手順を
容易に案出することができ、設計変更にかかる時間を大
幅に削減することができる。これは、製造コストの低廉
化につながる。
【0013】次に、請求項2記載の本発明に係る経歴表
示システムは、前記構成において、前記作成データを、
少なくとも複数の管理対象物がそれぞれシンボルコード
として個別に登録し、かつ階層構造を有する情報テーブ
ル群のうち、最下位の情報テーブルにて宣言されるもの
であって、前記シンボル読出し手段を、前記情報テーブ
ル群から必要な管理対象物に関連する複数の最下位の情
報テーブルを検索し、その検索された複数の最下位の情
報テーブルからそれぞれシンボルコードを読み出すよう
に構成する。
【0014】この場合、表示装置の表示される形態、特
にシンボルコードの表示配列は、各管理対象物ごとに登
録日順に配列された形態となるため、例えば1つの管理
対象物をみた場合、最初に基本的な作成データが入力さ
れ、その後に、上記基本的な作成データに基づいて新た
な作成データが変更作成されていることが一目で確認す
ることができることとなる。
【0015】次に、請求項3記載の本発明に係る経歴表
示システムは、前記構成において、前記シンボル出力手
段を、前記必要な管理対象物に関連する最下位の情報テ
ーブルに登録されているシンボルコードのほかに、前記
必要な管理対象物に関連するすべての情報テーブルに登
録されているシンボルコードを順次表示装置に出力する
ように構成する。
【0016】例えば自動車や自動二輪のCAD/CAM
システムに適用した場合、車種あるいは機種に含まれる
多数の部品に係る図形データのシンボルコードを表示す
る際に、一つの部品に含まれる図形データのシンボルコ
ードのみでなく、機種に含まれる複数の部品に関連する
すべての図形データのシンボルコードが表示されること
となり、部品単位だけでなく、機種単位という広い範囲
で設計の経緯を一目で確認することが可能となり、大規
模な設計変更や他の機種に係る図形データの設計経緯を
参照したい場合などに有効となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る経歴表示シス
テムを例えば自動二輪の設計に用いられる3次元CAD
システムにて作成された図形データを管理するためのデ
ータ管理システムに適用した実施の形態例(以下、単に
実施の形態に係るデータ管理システムと記す)を図1〜
図91を参照しながら説明する。
【0018】本実施の形態に係るデータ管理システム
は、図1に示すように、それぞれ3次元CADシステム
が組み込まれた複数の端末10(10a、10b、10
c・・・)と、これら複数の端末10から転送されてく
る図形データ等を一括管理するホストコンピュータ12
(サーバー)と、該ホストコンピュータ12にインター
フェース回路を通じて接続され、かつ各種プログラムや
図形データ並びに図形データに関する情報テーブル等が
記録されたハードディスク14と、上記ホストコンピュ
ータ12にインターフェース回路を通じて接続された磁
気テープライブラリシステム16とを有して構成されて
いる。
【0019】上記ホストコンピュータ12と複数の端末
10とは、例えばCSMA/CD方式のLANを通じて
互いに接続されている。
【0020】上記磁気テープライブラリシステム16
は、例えば8巻のカートリッジ型磁気テープ(単に磁気
テープと記す)が格納可能とされたカートリッジライブ
ラリ18と、ホストコンピュータ12からの指令に従っ
て上記カートリッジライブラリ18から必要な磁気テー
プを取り出して記録再生装置20に投入する、あるいは
記録再生装置20から磁気テープを取り出してカートリ
ッジライブラリ18上の元の位置に戻すという制御を行
うテープ投入/排出制御機構22と、ホストコンピュー
タ12からのデータ書込み要求あるいはデータ読出し要
求に基づいて、記録再生装置20に装着されている磁気
テープにホストコンピュータ12からのデータを書き込
む、あるいは磁気テープから再生されたデータをホスト
コンピュータ12に供給するという各種制御を行う記録
再生制御系24とを有して構成されている。
【0021】各端末10は、図2に示すように、それぞ
れコンピュータ本体30、モニタ32、キーボード等の
入力装置34、プリンタ36及びハードディスク38等
を有するパーソナルコンピュータにて構成され、コンピ
ュータ本体30には上記3次元CADシステムのほか、
操作者ID確認手段50(図3参照)、データ検索処理
手段70(図4参照)、頻度リスト表示手段110(図
10参照)及びバックアップ処理手段130(図13参
照)が主メモリ上で動作するソフトウェアとして組み込
まれている。
【0022】また、コンピュータ本体30は、上記ソフ
トウェアの動作用として用いられる動作用RAM40
と、外部機器(ホストコンピュータ12、入力装置3
4、ハードディスク38等)からのデータや各種プログ
ラムによってデータ加工されたデータ等が格納されるデ
ータRAM42と、外部機器に対してデータの入出力を
行なう入出力ポート44と、これら各種回路を制御する
CPU(制御装置及び論理演算装置)46とを有して構
成されている。
【0023】そして、上記各種回路は、CPU46から
導出されたデータバスDBを介して各回路間のデータの
受渡しが行なわれ、更にCPU46から導出されたアド
レスバスや制御バス(共に図示せず)を介してそれぞれ
CPU46にて制御されるように構成されている。
【0024】操作者ID確認手段50は、図3に示すよ
うに、操作者のID番号をキー入力させるためのID入
力画面(図7参照)に関する画像データをモニタ32に
出力してモニタ32上に上記ID入力画面を表示させる
ID入力画面表示手段52と、キーボードなどの入力装
置34から入出力ポート44を通じて入力される入力デ
ータを受け取る入力データ受取り手段54と、該入力デ
ータ受取り手段54にて受け取られたキー入力データを
そのままデータRAM42上の入力データ格納領域Z1
に格納するキー入力処理手段56と、キー入力された操
作者IDに関し、ホストコンピュータ12に対して問い
合わせを行うためのパラメータ(操作者ID確認要求パ
ラメータ:図24参照)を転送するID確認要求手段5
8と、ホストコンピュータ12から転送されてきた応答
データを判別する応答判別手段60と、該応答判別手段
60での判別結果が正常である場合に、操作者に対して
次のキー入力(データ検索を示すキー入力,バックアッ
プを示すキー入力,アクセス頻度表示を示すキー入力)
を促すための表示を行ってシステムの状態をキー入力待
ち状態とする正常応答処理手段62と、上記キー入力待
ち状態において入力されたキー入力データの内容を判別
し、その内容に応じた処理手段(データ検索処理手段,
バックアップ処理手段又はアクセス表示手段)を起動す
る処理判別手段64と、上記応答判別手段60での判別
結果がエラーである場合に、操作者に対してこれ以降の
操作は不可能であることを示す表示(セキュリティ保護
に関するメッセージを含む)を行って、各種処理手段の
起動を行わずに操作者ID確認手段50自体を終了する
エラー応答処理手段66を有して構成されている。
【0025】上記操作者ID確認要求パラメータの内訳
は、図24に示すように、先頭から順に端末のID、操
作者IDの確認要求を示すコマンド(例えば、コマンド
コード「01」)、選択された機種のシンボル名のデー
タコード(以下、便宜的に機種コードと記す)を有する
構成となっている。
【0026】データ検索処理手段70は、図4に示すよ
うに、上記入力データ受取り手段54及びキー入力処理
手段56のほかに、上記入力データ受取り手段54にて
受け取られた座標入力データをその座標に対応するキー
入力データに変換して上記入力データ格納領域Z1に格
納する座標入力処理手段72とを有する。
【0027】この座標入力処理手段72は、現在モニタ
32上に表示されている内容に対応した有効座標入力範
囲と入力データ受取り手段54にて受け取られた座標入
力データが示す座標とを比較し、該座標が有効な場合に
その座標に対応した画面上の操作キー(図8で示す「前
に戻る」や「初期画面」等)あるいはシンボル(図9で
示す「CL−001」や「SD−001」等の種別名な
ど)のキー入力データに変換して上記入力データ格納領
域Z1に格納する手段である。
【0028】また、上記データ検索処理手段70は、上
記各種手段に加えて、ホストコンピュータ12に対して
機種リスト(図8の表示例参照)を表示させるためのパ
ラメータ(機種リスト要求パラメータ:図24参照)を
転送する機種リスト要求手段74と、ホストコンピュー
タ12から転送されてきた機種リスト(図28の内訳参
照)を受け取ってデータRAM42の機種リスト格納領
域Z2に格納する機種リスト受取り手段76と、上記機
種リスト格納領域Z2に格納された機種リストを画像表
示用のデータ形態に変換してモニタ32に出力する機種
リスト表示手段78と、ホストコンピュータ12に対し
て経歴一覧(図9の表示例参照)を表示させるためのパ
ラメータ(経歴一覧要求パラメータ:図24参照)を転
送する経歴一覧要求手段80と、ホストコンピュータ1
2から転送されてきた経歴一覧に関するデータファイル
(経歴一覧データファイル:図27の内訳参照)を受け
取ってデータRAM42の経歴一覧格納領域Z3に格納
する経歴一覧受取り手段82と、経歴一覧格納領域Z3
に格納された経歴一覧データファイルを画像表示用のデ
ータ形態に変換してモニタ32に出力する経歴一覧表示
手段84と、入力データ格納領域Z1に格納された入力
データの内容を判別し、又は座標入力装置がマウスであ
る場合において、マウスボタン1とマウスボタン2の割
込み入力を検知してどのボタンが操作されたかを判別
し、その判別内容に応じた処理手段に制御を移す入力デ
ータ判別手段86と、該入力データ判別手段86での判
別結果がマウスボタン1である場合に、マウスボタン1
の操作と共に入力された座標入力データに対応するシン
ボル(「CL−001」や「SD−001」等の種別
名)に関する図形データを表示させるためのパラメータ
(図形データ要求パラメータ:図24参照)をホストコ
ンピュータ12に対して転送する図形データ要求手段8
8と、ホストコンピュータ12から転送されてきた図形
データを一旦、ハードディスク38に記録する図形デー
タ受取り手段90と、該ハードディスク38に記録され
た図形データを画像表示用のデータ形態に変換してモニ
タ32に出力する図形データ表示手段92と、上記入力
データ判別手段86での判別結果がマウスボタン2であ
る場合に、マウスボタン2の操作と共に入力された座標
入力データに対応するシンボル(「CL−001」や
「SD−001」等の種別名)に関する詳細情報(作成
日,作成者,注釈など)を表示させるためのパラメータ
(詳細情報要求パラメータ:図24参照)をホストコン
ピュータ12に対して転送する詳細情報要求手段94
と、ホストコンピュータ12から転送されてきた詳細情
報を受け取ってデータRAM42の詳細情報格納領域Z
4に格納する詳細情報受取り手段96と、上記詳細情報
格納領域Z4に格納された詳細情報を画像表示用のデー
タ形態に変換してモニタ32に出力する詳細情報表示手
段98と、上記入力データ判別手段86での判別結果が
終了を示すデータである場合に、制御を操作者ID確認
手段50又は3次元CADシステムに移す終了処理手段
100とを有する。なお、ホストコンピュータ12での
具体的な処理は、後で詳述する。
【0029】上記データ検索処理手段70の処理動作を
図5及び図6のフローチャート並びに図7〜図9のモニ
タ表示例を参照しながら説明する。
【0030】このデータ検索処理手段70は、操作者I
D確認手段50における処理判別手段64を通じて起動
されることによって、まず、ステップS1において、機
種リスト要求手段74を通じて、機種リスト要求パラメ
ータを入出力ポート44及びLANを通じてホストコン
ピュータ12に転送する。このパラメータの内訳は、例
えば図24に示すように、先頭から順に端末のID、機
種リスト要求を示すコマンド(例えば、コマンドコード
「10」)を有する構成となっている。
【0031】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記機種リスト要求パラメータの入力に基づいて
機種リストを作成し、応答パラメータと共にLANに出
力する。各端末10は、ホストコンピュータ12から送
られてくる応答パラメータの内容を監視し、LAN上に
自己の端末IDが格納された応答パラメータが存在する
場合に、その応答パラメータとデータを取り込むという
動作を行う。
【0032】上記例では、ホストコンピュータ12から
機種リストに関する応答パラメータと機種リストがLA
Nに出力されることから、その応答パラメータに格納さ
れている端末IDに対応する端末10は、機種リスト受
取り手段76を通じて機種リストをデータRAM42の
機種リスト格納領域Z2に格納する(ステップS2)。
機種リスト格納領域Z2に格納された機種リストは、機
種リスト表示手段78を通じて画像表示用のデータ形態
に変換され、入出力ポート44を介してモニタ32に出
力される。これによって、図8に示すように、モニタ画
面上にはホストコンピュータ12にて管理している自動
二輪の各機種についてのシンボル名(GGGG、ABC
D等)が例えば縦方向に並んだ形態で表示される(ステ
ップS3)。この表示においては、操作者に対していず
れかのシンボル名を入力あるいは座標入力装置での指示
(マウスに対するクリック動作を含む)を促すメッセー
ジ表示も含まれる。
【0033】次に、ステップS4において、入力データ
判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力に基
づく機種コードの入力、又は終了を示すデータの入力を
待つ。この段階で、操作者がキーボードの英数字キー及
びテン・キー等を操作することによってシンボル名又は
終了を示すキー入力データが入力されると、入力データ
受取り手段54及びキー入力処理手段56を通じて、上
記入力データ(シンボル名を示すデータあるいは終了を
示すデータ)が入力データ格納領域Z1に格納される。
【0034】一方、操作者が座標入力装置を操作するこ
とによっていずれかのシンボル名あるいは終了を指示す
ると、その座標データが入力データ受取り手段54を通
じて受け取られ、この受け取られた座標データは、座標
入力処理手段72を通じて、その座標の位置に表示され
ているシンボル名あるいは終了を示すデータに変換され
て入力データ格納領域Z1に格納される。
【0035】次に、ステップS5において、入力データ
判別手段86を通じて、終了要求であるか否かが判別さ
れる。この判別は、入力データ格納領域Z1に格納され
ている入力データが終了を示すデータであるかどうかに
よって行われる。
【0036】終了要求でない場合は、次のステップS6
に進み、経歴一覧要求手段80を通じて、経歴一覧要求
パラメータが作成されて入出力ポート44及びLANを
通じてホストコンピュータ12に転送される。このパラ
メータの内訳は、例えば図24に示すように、先頭から
順に端末のID、経歴一覧要求を示すコマンド(例え
ば、コマンドコード「11」)、選択された機種のシン
ボル名のデータコード(以下、便宜的に機種コードと記
す)を有する構成となっている。この機種コードは、上
記経歴一覧要求手段80を通じて、入力データ格納領域
Z1に格納されている入力データがそのまま上記パラメ
ータに格納されるようになっている。
【0037】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記経歴一覧要求パラメータの入力に基づいて、
経歴一覧データファイルを作成し、応答パラメータと共
にLANに出力する。上記端末10は、ホストコンピュ
ータ12から送られてくる応答パラメータと経歴一覧デ
ータファイルを取り込み、経歴一覧受取り手段82を通
じて上記経歴一覧データファイルを経歴一覧格納領域Z
3に格納する(ステップS7)。
【0038】この経歴一覧データファイルの内訳は、例
えば図27に示すように、指定された機種に関する機種
コードと、当該機種に含まれる部品群に関する複数の部
品ファイルとを有し、各部品ファイルは、部品を示すデ
ータコード(以下、部品コードと記す)と、その部品コ
ードに対応した部品名と、その部品に関するすべての図
形データについての種別を示す複数のデータコード(各
データコードを種別コードと記す)と、部品ファイルの
終了を示すコード(例えば「FFFF」)が配列されて
構成されている。
【0039】図形データの種別としては、クレイモデル
の実測値データ(CL)、クレイモデルの荒削りについ
ての3次元数値データ(CF)、高精度面をもつ最終モ
デルについての3次元数値データ(SD)、流用部品に
ついての3次元数値データ(ET)及びプレス型につい
ての3次元数値データ(MM)とがある。
【0040】そして、各部品ファイルへの複数の種別コ
ードの配列は、対応する図形データの作成日順あるいは
登録日順となっており、古い順から種別コードが配列さ
れるようになっている。
【0041】上記経歴一覧格納領域Z3に格納された経
歴一覧データファイルは、経歴一覧表示手段84を通じ
て図9に示す表示形態に沿った画像表示用のデータ形態
に変換され、入出力ポート44を介してモニタ32に出
力される。これによって、図9に示すように、モニタ画
面上には、上記経歴一覧データファイルの内容に対応し
た経歴一覧が表示されることになる(ステップS8)。
この表示においては、操作者に対していずれかの種別コ
ードをキー入力あるいは座標入力装置での指示(マウス
に対するクリック動作を含む)を促すメッセージ表示も
含まれる。
【0042】この表示形態、特に経歴の欄に表示される
種別コードの表示配列は、各部品ごとに作成日順あるい
は登録日順に配列された形態となっているため、例えば
部品名「AIR CLEANER」をみた場合、最初に
新規のクレイモデルの実測データ(種別コード=CL−
001)が入力され、その後に、3次元CADシステム
により上記実測データに基づいて高精度面を持つ新規の
最終モデル(種別コード=SD−001)が作成され、
その後に上記新規の最終モデルに対する設計変更に基づ
いて第2の最終モデル(種別コード=SD−002)が
作成され、その後、第2のクレイモデルの実測値データ
(CL−002)と第3のクレイモデルの実測値データ
(CL−003)に基づいて設計変更が行われて第3の
最終モデル(SD−003)が作成されていることが一
目で確認することができる。つまり、部品の設計変更に
ついての変更回数や、その設計変更が何のデータに基づ
いて作成されているかを系統的に把握することができ、
新たな設計変更の指針や手順を容易に案出することがで
き、設計変更に要する時間を大幅に削減することができ
る。これは、製造コストの低廉化につながる。
【0043】また、機種に含まれる複数の部品に関連す
るすべての図形データの種別コードが表示されることか
ら、部品単位だけでなく、機種単位という広い範囲で設
計の経緯を一目で確認することが可能となり、大規模な
設計変更や他の機種に係る図形データの設計経緯を参照
したい場合などに有効となる。
【0044】次に、ステップS9において、入力データ
判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力に基
づく種別コードを示すデータ又は前画面を示すデータの
入力を待つ。キー入力データあるいは座標データの入力
があった場合は、次のステップS10に進み、入力デー
タ判別手段86を通じて、入力データが前画面を示すデ
ータであるか否かが判別される。
【0045】前画面を示すデータでない場合は、図6の
ステップS11に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、図形データの表示要求であるか否かが判別される。
この判別は、マウスボタン1及びマウスボタン2のう
ち、どの入力割り込みがあったかどうかで行われる。
【0046】上記入力割込みがマウスボタン1の操作に
よる場合、即ち、図形データの表示要求を示す場合は、
次のステップS12に進む。このとき、入力データ格納
領域Z1には、マウスボタン1の操作と共に入力される
座標データが示す座標に対応した部品コードと種別コー
ドが格納されるようになっている。
【0047】そして、ステップS12においては、図形
データ要求手段88を通じて、図形データ要求パラメー
タが作成されて入出力ポート44及びLANを通じてホ
ストコンピュータ12に転送される。このパラメータの
内訳は、例えば図24に示すように、先頭から順に端末
のID、図形データ要求を示すコマンド(例えば、コマ
ンドコード「12」)、機種コード、部品コード及び選
択された種別コードを有する構成となっている。
【0048】この図形データ要求パラメータの作成にあ
たっては、経歴一覧格納領域Z3に格納されている経歴
一覧データファイルから機種コードが読み出され、更に
入力データ格納領域Z1から部品コード及び種別コード
がそれぞれ読み出されて、これら機種コード、部品コー
ド及び種別コードがパラメータに登録されることによっ
て該パラメータが作成される。
【0049】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記図形データ要求パラメータの入力に基づい
て、機種コード、部品コード及び種別コードにて特定さ
れる図形データを読み出して応答パラメータと共にLA
Nに出力する。上記端末10は、ホストコンピュータ1
2から送られてくる応答パラメータと図形データを図形
データ受取り手段90を通じて取り込み、更に、上記図
形データをハードディスク38に転送する(ステップS
13)。
【0050】上記ハードディスク38に転送された図形
データは、図形データ表示手段92を通じて入出力ポー
ト44を介して読み出され、更に、画像表示用のデータ
形態に変換されて、入出力ポート44を介してモニタ3
2に出力される。これによって、モニタ画面上には、ホ
ストコンピュータ12から転送された図形データ(経歴
一覧にて特定した図形データ)が表示されることになる
(ステップS14)。この表示においては、座標入力装
置での指示を促す表示(例えば前画面に戻るなどの表示
枠)も含まれる。
【0051】一方、上記ステップS11において詳細情
報要求であると判別された場合は、ステップS15に進
み、詳細情報要求手段94を通じて、詳細情報要求パラ
メータが作成されて入出力ポート44及びLANを通じ
てホストコンピュータ12に転送される。このパラメー
タの内訳は、例えば図24に示すように、先頭から順に
端末のID、詳細情報要求を示すコマンド(例えば、コ
マンドコード「13」)、機種コード、部品コード及び
選択された種別コードを有する構成となっている。この
詳細情報要求パラメータの作成は、上記図形データ要求
パラメータの作成の場合と同様であり、経歴一覧格納領
域Z3に格納されている経歴一覧データファイルから機
種コードが読み出され、更に入力データ格納領域Z1か
ら部品コード及び種別コードがそれぞれ読み出されて、
これら機種コード、部品コード及び種別コードがパラメ
ータに登録されることによって上記詳細情報要求パラメ
ータが作成される。
【0052】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記詳細情報要求パラメータの入力に基づいて、
機種コード、部品コード及び種別コードにて特定される
詳細情報を読み出して応答パラメータと共にLANに出
力する。上記端末10は、ホストコンピュータ12から
送られてくる応答パラメータと詳細情報を取り込み、詳
細情報受取り手段96を通じて上記詳細情報をデータR
AM42の詳細情報格納領域Z4に格納する(ステップ
S16)。
【0053】上記詳細情報格納領域Z4に格納された詳
細情報は、詳細情報表示手段98を通じて画像表示用の
データ形態に変換され、入出力ポート44を介してモニ
タ32に出力される。これによって、モニタ画面上に
は、ホストコンピュータ12から転送された詳細情報
(経歴一覧にて特定した詳細情報)が表示されることに
なる(ステップS17)。この表示においては、座標入
力装置での指示を促す表示(例えば「前画面に戻る」や
「終了」などの表示枠)も含まれる。
【0054】上記ステップS14での処理又はステップ
S17での処理が終了した段階で、ステップS18に進
み、入力データ判別手段86を通じて、キー入力あるい
は座標入力に基づく終了を示すデータ又は前画面を示す
データの入力を待つ。キー入力データあるいは座標デー
タの入力があった場合は、次のステップS19に進み、
入力データ判別手段86を通じて、入力データが終了を
示すデータであるか否かが判別される。
【0055】終了を示すデータでない場合は、上記ステ
ップS8に戻り、経歴一覧表示手段84を通じて、現在
経歴一覧格納領域Z3に格納されている経歴一覧データ
ファイルを画像表示用のデータ形態に変換してモニタ3
2に出力する。これによって、モニタ画面上には、図形
データ表示画面及び詳細情報表示画面の前画面である経
歴一覧の表示画面が表示される。その後、次の種別コー
ドの選択操作待ちとなる。
【0056】一方、上記ステップS19において、終了
であると判別された場合は、終了処理手段100を通じ
て、制御が3次元CADシステムに移り、現在転送され
ている図形データに対して新たな図形が付加されるなど
の編集が行われ、あるいは現在転送されている詳細情報
に対して作成日の変更や作成者の登録など新たな編集が
行われることになる。
【0057】また、上記ステップS10において、前画
面の要求であると判別された場合は、上記ステップS3
に戻り、機種リスト表示手段78を通じて、現在機種リ
スト格納領域Z2に格納されている機種リストを画像表
示用のデータ形態に変換してモニタ32に出力する。こ
れによって、モニタ画面上には、経歴一覧表示画面の前
画面である機種リストの表示画面が表示される。その
後、次の機種の選択操作待ちとなる。
【0058】また、上記ステップS5において、終了要
求であると判別された場合は、終了処理手段100を通
じて、制御が操作者ID確認手段に移り、図3で示す操
作者ID確認手段50におけるID入力画面表示手段5
2を通じて、図7に示すID入力画面がモニタ画面上に
表示され、次の操作者IDの入力待ちとなる。
【0059】次に、頻度リスト表示手段110につい
て、図10及び図11を参照しながら説明する。この頻
度リスト表示手段110は、図10に示すように、上記
入力データ受取り手段54、キー入力処理手段56、座
標入力処理手段72、入力データ判別手段86及び終了
処理手段100のほか、ホストコンピュータ12に対し
て機種頻度リスト(図20の表示例参照)を表示させる
ためのパラメータ(機種頻度リスト要求パラメータ:図
25参照)を転送する機種頻度リスト要求手段112
と、ホストコンピュータ12から転送されてきた機種頻
度リスト(図29の内訳参照)を受け取ってデータRA
M42の機種頻度リスト格納領域Z5に格納する機種頻
度リスト受取り手段114と、上記機種頻度リスト格納
領域Z5に格納された機種頻度リストを画像表示用のデ
ータ形態に変換してモニタ32に出力する機種頻度リス
ト表示手段116と、ホストコンピュータ12に対して
部品頻度リストを表示させるためのパラメータ(部品頻
度リスト要求パラメータ:図25参照)を転送する部品
頻度リスト要求手段118と、ホストコンピュータ12
から転送されてきた部品頻度リスト(図29の内訳参
照)を受け取ってデータRAM42の部品頻度リスト格
納領域Z6に格納する部品頻度リスト受取り手段120
と、上記部品頻度リスト格納領域Z6に格納された部品
頻度リストを画像表示用のデータ形態に変換してモニタ
32に出力する部品頻度リスト表示手段122と、ホス
トコンピュータ12に対して図形データ頻度リストを表
示させるためのパラメータ(図形データ頻度リスト要求
パラメータ:図25参照)を転送する図形データ頻度リ
スト要求手段124と、ホストコンピュータ12から転
送されてきた図形データ頻度リスト(図29の内訳参
照)を受け取ってデータRAM42の図形データ頻度リ
スト格納領域Z7に格納する図形データ頻度リスト受取
り手段126と、上記図形データ頻度リスト格納領域Z
7に格納された図形データ頻度リストを画像表示用のデ
ータ形態に変換してモニタ32に出力する図形データ頻
度リスト表示手段128とを有する。
【0060】上記頻度リスト表示手段110の処理動作
を図11のフローチャート及び図12のモニタ表示例を
参照しながら説明する。
【0061】頻度リスト表示手段110は、操作者ID
確認手段50における処理判別手段64を通じて起動さ
れると、まず、ステップS101において、機種頻度リ
スト要求手段112を通じて、機種頻度リスト要求パラ
メータを入出力ポート44及びLANを通じてホストコ
ンピュータ12に転送する。このパラメータの内訳は、
例えば図25に示すように、先頭から順に端末のID、
機種頻度リスト要求を示すコマンド(例えば、コマンド
コード「20」)を有する構成となっている。
【0062】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記機種頻度リスト要求パラメータの入力に基づ
いて、機種頻度リストを作成し、応答パラメータと共に
LANに出力する。各端末10は、ホストコンピュータ
12から送られてくる応答パラメータと機種頻度リスト
を取り込み、機種頻度リスト受取り手段114を通じ
て、上記機種頻度リストを機種頻度リスト格納領域Z5
に格納する(ステップS102)。
【0063】この機種頻度リストの内訳は、例えば図2
9に示すように、機種コード、総アクセス回数、アクセ
ス回数及び最終アクセス日時が格納されたレコードが多
数配列された構成を有する。
【0064】機種頻度リスト格納領域Z5に格納された
機種頻度リストは、機種頻度リスト表示手段116を通
じて画像表示用のデータ形態に変換され、入出力ポート
44を介してモニタ32に出力される。これによって、
図12に示すように、モニタ画面上には一つの機種につ
いての頻度情報が横方向に配列され、これら頻度情報が
縦方向に並んだ形態の機種頻度リスト画面が表示される
(ステップS103)。この表示においては、操作者に
対していずれかのシンボル名を入力あるいは座標入力装
置での指示を促す表示(例えば「終了」などの表示枠)
も含まれる。
【0065】次に、ステップS104において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく機種コードを示すデータ又は終了を示すデータ
の入力を待つ。
【0066】次に、ステップS105において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、終了要求であるか否かが判
別される。この判別は、入力データ格納領域Z1に格納
されている入力データが終了を示すデータであるかどう
かで行われる。
【0067】終了要求でない場合は、次のステップS1
06に進み、部品頻度リスト要求手段118を通じて、
部品頻度リスト要求パラメータを入出力ポート44及び
LANを通じてホストコンピュータ12に転送する。こ
のパラメータの内訳は、例えば図25に示すように、先
頭から順に端末のID、部品頻度リスト要求を示すコマ
ンド(例えば、コマンドコード「21」)及び機種コー
ドを有する構成となっている。
【0068】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記部品頻度リスト要求パラメータの入力に基づ
いて、部品頻度リストを作成し、応答パラメータと共に
LANに出力する。上記端末10は、ホストコンピュー
タ12から送られてくる応答パラメータと部品頻度リス
トを取り込み、部品頻度リスト受取り手段120を通じ
て、上記部品頻度リストを部品頻度リスト格納領域Z6
に格納する(ステップS107)。
【0069】この部品頻度リストの内訳は、例えば図2
9に示すように、部品コード、総アクセス数、アクセス
数及び最終アクセス日時が格納されたレコードが多数配
列された構成を有する。
【0070】部品頻度リスト格納領域Z6に格納された
部品頻度リストは、部品頻度リスト表示手段122を通
じて画像表示用のデータ形態に変換され、入出力ポート
44を介してモニタ32に出力される。これによって、
モニタ画面上には機種頻度リストと同様に、一つの部品
についての頻度情報が横方向に配列され、これら頻度情
報が縦方向に並んだ形態の部品頻度リスト画面が表示さ
れる(ステップS108)。この表示においては、操作
者に対していずれかの部品コードを入力あるいは座標入
力装置での指示を促す表示(例えば「前画面に戻る」や
「終了」などの表示枠)も含まれる。
【0071】次に、ステップS109において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく部品コードを示すデータ、前画面を示すデータ
又は終了を示すデータの入力を待つ。キー入力データあ
るいは座標データの入力があった場合は、次のステップ
S110に進み、入力データ判別手段86を通じて、入
力データが前画面を示すデータであるか否かが判別され
る。
【0072】前画面を示すデータでない場合は、次のス
テップS111に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、入力データが終了を示すデータであるか否かが判別
される。
【0073】終了を示すデータでない場合は、次のステ
ップS112に進み、図形データ頻度リスト要求手段1
24を通じて、図形データ頻度リスト要求パラメータを
入出力ポート44及びLANを通じてホストコンピュー
タ12に転送する。このパラメータの内訳は、例えば図
25に示すように、先頭から順に端末のID、図形デー
タ頻度リスト要求を示すコマンド(例えば、コマンドコ
ード「22」)、機種コード及び部品コードを有する構
成となっている。
【0074】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記図形データ頻度リスト要求パラメータの入力
に基づいて、図形データ頻度リストを作成し、応答パラ
メータと共にLANに出力する。上記端末10は、ホス
トコンピュータ12から送られてくる応答パラメータと
図形データ頻度リストを取り込み、図形データ頻度リス
ト受取り手段126を通じて、上記図形データ頻度リス
トを図形データ頻度リスト格納領域Z7に格納する(ス
テップS113)。
【0075】この図形データ頻度リストの内訳は、例え
ば図29に示すように、種別コード、総アクセス数、ア
クセス数及び最終アクセス日時が格納されたレコードが
多数配列された構成を有する。
【0076】図形データ頻度リスト格納領域Z7に格納
された図形データ頻度リストは、図形データ頻度リスト
表示手段128を通じて画像表示用のデータ形態に変換
され、入出力ポート44を介してモニタ32に出力され
る。これによって、モニタ画面上には機種頻度リストと
同様に、一つの図形データについての頻度情報が横方向
に配列され、これら頻度情報が縦方向に並んだ形態の図
形データ頻度リスト画面が表示される(ステップS11
4)。この表示においては、操作者に対していずれかの
部品コードを入力あるいは座標入力装置での指示を促す
表示(例えば「前画面に戻る」や「終了」などの表示
枠)も含まれる。
【0077】次に、ステップS115において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく前画面を示すデータ又は終了を示すデータの入
力を待つ。キー入力データあるいは座標データの入力が
あった場合は、次のステップS116に進み、入力デー
タ判別手段86を通じて、入力データが終了を示すデー
タであるか否かが判別される。
【0078】終了を示すデータでない場合は、上記ステ
ップS108に戻り、部品頻度リスト表示手段122を
通じて、現在部品頻度リスト格納領域Z6に格納されて
いる部品頻度リストを画像表示用のデータ形態に変換し
てモニタ32に出力する。これによって、モニタ画面上
には、図形データ頻度リスト画面の前画面である部品頻
度リストの表示画面が表示される。その後、次の部品コ
ードの選択操作待ちとなる。
【0079】一方、上記ステップS110において、前
画面要求であると判別された場合は、上記ステップS1
03に戻り、機種頻度リスト表示手段116を通じて、
現在機種頻度リスト格納領域Z5に格納されている機種
頻度リストを画像表示用のデータ形態に変換してモニタ
32に出力する。これによって、モニタ画面上には、部
品頻度リスト画面の前画面である機種頻度リストの表示
画面が表示される。その後、次の機種コードの選択操作
待ちとなる。
【0080】そして、上記ステップS105、ステップ
S111又はステップS116において、終了要求であ
ると判別された場合は、終了処理手段100を通じて、
制御が操作者ID確認手段50に移り、ID入力画面表
示手段52を通じて、図7に示すID入力画面がモニタ
画面上に表示され、次の操作者IDの入力待ちとなる。
【0081】次に、バックアップ処理手段130につい
て図13〜図17を参照しながら説明する。このバック
アップ処理手段130は、図13に示すように、上記入
力データ受取り手段54、キー入力処理手段56、座標
入力処理手段72、入力データ判別手段86及び終了処
理手段100のほかに、選択画面用の画像データをモニ
タ32に出力してモニタ画面上に選択画面を表示させる
選択画面表示手段132と、ホストコンピュータ12に
対して頻度順バックアップを要求するためのパラメータ
(頻度順バックアップリスト要求パラメータ及び頻度順
バックアップ要求パラメータ:図26参照)を転送する
頻度順バックアップ要求手段134と、バックアップ指
定された機種、部品又は種別のリストを作成してバック
アップリスト格納領域Z8に格納する、あるいはホスト
コンピュータ12から送られてきたバックアップリスト
をバックアップリスト格納領域Z8に格納するバックア
ップリスト作成手段136と、バックアップリスト格納
領域Z8に格納されたバックアップリストを画像表示用
のデータ形態に変換してモニタ32に出力するバックア
ップリスト表示手段138と、ホストコンピュータ12
に対して機種リストを要求するためのパラメータ(機種
リスト要求パラメータ:図26参照)を転送する機種リ
スト要求手段140と、ホストコンピュータ12から転
送されてきた機種リスト(図28の内訳参照)を受け取
ってデータRAM42の機種リスト格納領域Z9に格納
する機種リスト受取り手段142と、上記機種リスト格
納領域Z9に格納された機種リストを画像表示用のデー
タ形態に変換してモニタ32に出力する機種リスト表示
手段144と、ホストコンピュータ12に対して部品リ
ストを要求するためのパラメータ(部品リスト要求パラ
メータ:図26参照)を転送する部品リスト要求手段1
46と、ホストコンピュータ12から転送されてきた部
品リスト(図28の内訳参照)を受け取ってデータRA
M42の部品リスト格納領域Z10に格納する部品リス
ト受取り手段148と、上記部品リスト格納領域Z10
に格納された部品リストを画像表示用のデータ形態に変
換してモニタ32に出力する部品リスト表示手段150
と、ホストコンピュータ12に対して種別リストを要求
するためのパラメータ(種別リスト要求パラメータ:図
26参照)を転送する種別リスト要求手段152と、ホ
ストコンピュータ12から転送されてきた種別リスト
(図28の内訳参照)を受け取ってデータRAM42の
種別リスト格納領域Z11に格納する種別リスト受取り
手段154と、上記種別リスト格納領域Z11に格納さ
れた種別リストを画像表示用のデータ形態に変換してモ
ニタ32に出力する種別リスト表示手段156と、ホス
トコンピュータ12に対して指定機種のバックアップを
要求するためのパラメータ(機種別バックアップ要求パ
ラメータ:図26参照)を転送する機種別バックアップ
要求手段158と、ホストコンピュータ12に対して指
定部品のバックアップを要求するためのパラメータ(部
品別バックアップ要求パラメータ:図26参照)を転送
する部品別バックアップ要求手段160と、ホストコン
ピュータ12に対して指定種別(図形データ)のバック
アップを要求するためのパラメータ(図形データバック
アップ要求パラメータ:図26参照)を転送する図形デ
ータバックアップ要求手段162とを有する。
【0082】上記バックアップ処理手段130の処理動
作を図14〜図17のフローチャート及び図18〜図2
3のモニタ表示例を参照しながら説明する。
【0083】このバックアップ処理手段130は、操作
者ID確認手段50における処理判別手段64を通じて
起動されると、まず、ステップS201において、選択
画面表示手段132を通じて、図18に示すように、頻
度順バックアップ、機種指定バックアップ、機種・部品
指定バックアップ又は機種・部品・種別指定バックアッ
プを任意に選択するための第1の選択画面に関する画像
表示用データがモニタ32に出力され、これにより、モ
ニタ画面上に図18に示す第1の選択画面が表示され
る。
【0084】次に、ステップS202において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づくバックアップ形態の指定を示すデータ又は終了
を示すデータの入力を待つ。キー入力データあるいは座
標データの入力があった場合は、次のステップS203
に進み、入力データ判別手段86を通じて、入力データ
が終了を示すデータであるか否かが判別される。終了を
示すデータでない場合は、次のステップS204に進
み、入力データ判別手段86を通じて、入力データが頻
度順指定を示すデータであるか否かが判別される。頻度
順指定を示すデータである場合は、次のステップS20
5に進み、選択画面表示手段132を通じて、図19に
示すように、総アクセス回数、アクセス回数又は最終ア
クセス日時のうち、いずれかを選択的に入力するための
第2の選択画面に関する画像表示用データがモニタ32
に出力され、これにより、モニタ画面上に図19に示す
第2の選択画面が表示される。
【0085】次に、ステップS206において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく総アクセス回数データ、アクセス回数データも
しくは最終アクセス日時データ又は前画面を示すデータ
もしくは終了を示すデータの入力を待つ。キー入力デー
タあるいは座標データの入力があった場合は、次のステ
ップS207に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、入力データが前画面を示すデータであるか否かが判
別される。前画面を示すデータである場合は、上記ステ
ップS201に戻り、選択画面表示手段132を通じ
て、図18で示す第1の選択画面がモニタ画面上に表示
される。一方、上記ステップS207において、前画面
を示すデータでないと判別された場合は、次のステップ
S208に進み、入力データ判別手段86を通じて、入
力データが終了を示すデータであるか否かが判別され
る。
【0086】終了を示すデータでない場合は、次のステ
ップS209に進み、頻度順バックアップ要求手段13
4を通じて、頻度順バックアップリスト要求パラメータ
が作成されて入出力ポート44及びLANを通じてホス
トコンピュータ12に転送される。このパラメータの内
訳は、例えば図26に示すように、先頭から順に端末の
ID、頻度順バックアップを示すコマンド(例えば、コ
マンドコード「30」〜「32」)及びデータを有する
構成となっている。この頻度順バックアップにおいては
3種類あり、総アクセス回数要求の場合は、コマンドと
してコード=「30」が、データとして総アクセス回数
データがそれぞれ格納され、アクセス回数要求の場合
は、コマンドとしてコード=「31」が、データとして
アクセス回数データがそれぞれ格納され、最終アクセス
日時要求の場合は、コマンドとしてコード=「32」
が、データとして最終アクセス日時データがそれぞれ格
納される。
【0087】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記頻度順バックアップリスト要求パラメータの
入力に基づいて、ハードディスク14(図1参照)に記
録されている図形データのうち、アクセス頻度が総アク
セス回数以下、あるいはアクセス回数以下の機種に関す
る全図形データ、あるいは最終にアクセスした日時が最
終アクセス日時以前の機種に関する全図形データを抽出
し、その抽出した図形データに対応するすべての種別コ
ードが配列された頻度順バックアップリストを作成し
て、応答パラメータと共にLANに出力する。上記端末
10は、ホストコンピュータ12から送られてくる応答
パラメータと頻度順バックアップリストを取り込み、バ
ックアップリスト作成手段136を通じて上記頻度順バ
ックアップリストをバックアップリスト格納領域Z8に
格納する(ステップS210)。
【0088】上記バックアップリスト格納領域Z8に格
納された頻度順バックアップリストは、バックアップリ
スト表示手段138を通じて図23に示す表示形態に沿
った画像表示用のデータ形態に変換され、入出力ポート
44を介してモニタ32に出力される。これによって、
図23に示すように、モニタ画面上には、上記今回のア
クセス頻度条件に見合った機種コードが縦方向に並んだ
形態の頻度順バックアップリストが表示されることにな
る(ステップS211)。この表示においては、操作者
に対していずれかの種別コードをキー入力あるいは座標
入力装置での指示(マウスに対するクリック動作を含
む)を促すメッセージ表示も含まれる。
【0089】次に、ステップS212において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく「了解(OK)」を示すデータ又は「了解でな
い(NO)」を示すデータの入力を待つ。キー入力デー
タあるいは座標データの入力があった場合は、次のステ
ップS213に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、入力データが「了解(OK)」を示すデータである
か否かが判別される。「了解(OK)」を示すデータで
ある場合は、次のステップS214に進み、頻度順バッ
クアップ要求手段134を通じて、頻度順バックアップ
要求パラメータが作成されて入出力ポート44及びLA
Nを通じてホストコンピュータ12に転送される。この
パラメータの内訳は、例えば図26に示すように、先頭
から順に端末のID及び頻度順バックアップを示すコマ
ンド(例えば、コマンドコード「33」)に上記バック
アップリスト格納領域に格納されている頻度順バックア
ップリストが付加された構成となっている。
【0090】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記頻度順バックアップ要求パラメータの入力に
基づいて、ハードディスク14に記録されている図形デ
ータのうち、要求パラメータに付加されている頻度順バ
ックアップリストに登録されている機種に関する全図形
データを磁気テープライブラリシステム16に転送して
ハードディスク14の記録領域のうち、今回転送された
図形データが記録されていた領域を開放する。
【0091】一方、ステップS213において、「了解
でない(NO)」と判別された場合は、上記ステップS
205に戻って、選択画面表示手段132を通じて、総
アクセス回数、アクセス回数又は最終アクセス日時のう
ち、いずれかを選択的に入力するための第2の選択画面
に関する画像表示用データがモニタ32に出力され、こ
れにより、モニタ画面上には、頻度順バックアップリス
ト画面の前画面である第2の選択画面(図19参照)が
表示される。その後、バックアップすべきアクセス頻度
の条件データの入力待ちとなる。
【0092】他方、上記ステップS204において、頻
度順でないと判別された場合は、ステップS215に進
み、機種リスト要求手段140を通じて、機種リスト要
求パラメータを入出力ポート44及びLANを通じてホ
ストコンピュータ12に転送する。このパラメータの内
訳は、例えば図26に示すように、先頭から順に端末の
ID、機種リスト要求を示すコマンド(例えば、コマン
ドコード「40」)を有する構成となっている。
【0093】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記機種リスト要求パラメータの入力に基づい
て、機種リストを作成し、応答パラメータと共にLAN
に出力する。上記端末10は、ホストコンピュータ12
から送られてくる応答パラメータと機種リストを取り込
み、機種リスト受取り手段142を通じて機種リストを
データRAM42の機種リスト格納領域Z9に格納する
(ステップS216)。機種リスト格納領域Z9に格納
された機種リストは、機種リスト表示手段144を通じ
て画像表示用のデータ形態に変換され、入出力ポート4
4を介してモニタ32に出力される。これによって、図
8に示すように、モニタ画面上にはホストコンピュータ
12にて管理している自動二輪の各機種についてのシン
ボル名(GGGG,ABCD等)が例えば縦方向に並ん
だ形態で表示される(ステップS217)。この表示に
おいては、操作者に対していずれかのシンボル名を入力
あるいは座標入力装置での指示を促す表示(例えば「終
了」などの表示枠)も含まれる。
【0094】次に、ステップS218において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、今回のバックアップ要求が
機種指定であるか否かが判別される。機種指定であると
判別された場合は、次のステップS219に進み、入力
データ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入
力に基づく機種コードを示すデータ又は終了を示すデー
タの入力を待つ。キー入力データあるいは座標データの
入力があった場合は、次のステップS220に進み、入
力データ判別手段86を通じて、入力データが終了を示
すデータであるか否かが判別される。終了を示すデータ
でない場合は、次のステップS221に進み、バックア
ップリスト作成手段136を通じて機種別バックアップ
リストを作成する。この作成は、入力データ格納領域Z
1に格納されている入力データをバックアップリストに
アドレス順次に格納することにより行われる。この機種
別バックアップリスト作成処理は、上記ステップS21
9において終了であると判別された段階で完了し、次の
ステップS222に進む。
【0095】このステップS222においては、バック
アップリスト表示手段138を通じて、バックアップリ
スト格納領域Z8に格納されている機種別バックアップ
リストが画像用のデータ形態に変換され、入出力ポート
44を介してモニタ32に出力される。これによって、
図23に示すように、モニタ画面上にはバックアップの
確認のために機種に関するバックアップリストが例えば
縦方向に並んだ形態で表示される。
【0096】次に、ステップS223において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく「了解(OK)」を示すデータ又は「了解でな
い(NO)」を示すデータの入力を待つ。キー入力デー
タあるいは座標データの入力があった場合は、次のステ
ップS224に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、入力データが「了解(OK)」を示すデータである
か否かが判別される。「了解(OK)」を示すデータで
ある場合は、次のステップS225に進み、機種別バッ
クアップ要求手段158を通じて、機種別バックアップ
要求パラメータが作成されて入出力ポート44及びLA
Nを通じてホストコンピュータ12に転送される。この
パラメータの内訳は、例えば図26に示すように、先頭
から順に端末のID及び機種別バックアップを示すコマ
ンド(例えば、コマンドコード「41」)に上記バック
アップリスト格納領域Z8に格納されている機種別バッ
クアップリストが付加された構成となっている。
【0097】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記機種別バックアップ要求パラメータの入力に
基づいて、ハードディスク14に記録されている図形デ
ータのうち、要求パラメータに付加されている機種別バ
ックアップリストに登録されている機種に関する全図形
データを磁気テープライブラリシステム16に転送して
ハードディスク14の記録領域のうち、今回転送された
図形データが記録されていた領域を開放する。
【0098】一方、ステップS224において、「了解
でない(NO)」と判別された場合は、前画面要求と同
様に、上記ステップS217に戻って、機種リスト表示
手段144を通じて、現在機種リスト格納領域Z9に格
納されている機種リストデータを画像表示用のデータ形
態に変換してモニタ32に出力する。これによって、モ
ニタ画面上には、機種別バックアップリスト画面の前画
面である機種リストの表示画面が表示される。その後、
バックアップすべき機種の選択操作待ちとなる。
【0099】他方、上記ステップS218において、機
種指定でないと判別された場合は、ステップS226に
進み、入力データ判別手段86を通じて、キー入力ある
いは座標入力に基づく機種コードを示すデータ、前画面
を示すデータ又は終了を示すデータの入力を待つ。キー
入力データあるいは座標データの入力があった場合は、
次のステップS227に進み、入力データ判別手段86
を通じて、入力データが前画面を示すデータであるか否
かが判別される。前画面を示すデータである場合は、上
記ステップS201に戻り、選択画面表示手段132を
通じて、図18で示す第1の選択画面がモニタ画面上に
表示される。一方、上記ステップS227において、前
画面を示すデータでないと判別された場合は、次のステ
ップS228に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、入力データが終了を示すデータであるか否かが判別
される。
【0100】終了を示すデータでない場合は、次のステ
ップS229に進み、部品リスト要求手段146を通じ
て、部品リスト要求パラメータを入出力ポート44及び
LANを通じてホストコンピュータ12に転送する。こ
のパラメータの内訳は、例えば図26に示すように、先
頭から順に端末のID、部品リスト要求を示すコマンド
(例えば、コマンドコード「50」)及び機種コードを
有する構成となっている。
【0101】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記部品リスト要求パラメータの入力に基づい
て、部品リストを作成し、応答パラメータと共にLAN
に出力する。上記端末10は、ホストコンピュータ12
から送られてくる応答パラメータと部品リストを取り込
み、部品リスト受取り手段148を通じて部品リストを
データRAM42の部品リスト格納領域Z10に格納す
る(ステップS230)。部品リスト格納領域Z10に
格納された部品リストは、部品リスト表示手段150を
通じて画像表示用のデータ形態に変換され、入出力ポー
ト44を介してモニタ32に出力される。これによっ
て、モニタ画面上には指定された機種に含まれる部品に
ついてのシンボル名(部品コード等)が例えば縦方向に
並んだ形態で表示される(ステップS231)。
【0102】次に、ステップS232において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、今回のバックアップ要求が
機種・部品指定であるか否かが判別される。機種・部品
指定であると判別された場合は、次のステップS233
に進み、入力データ判別手段86を通じて、キー入力あ
るいは座標入力に基づく部品コードを示すデータ又は終
了を示すデータの入力を待つ。キー入力データあるいは
座標データの入力があった場合は、次のステップS23
4に進み、入力データ判別手段86を通じて、入力デー
タが終了を示すデータであるか否かが判別される。終了
を示すデータでない場合は、次のステップS235に進
み、バックアップリスト作成手段136を通じて部品別
バックアップリストを作成する。この作成は、入力デー
タ格納領域Z1に格納されている入力データをバックア
ップリスト格納領域Z8にアドレス順次に格納すること
により行われる。この部品別バックアップリスト作成処
理は、上記ステップS234において終了であると判別
された段階で完了し、次のステップS236に進む。
【0103】このステップS236においては、バック
アップリスト表示手段138を通じて、バックアップリ
スト格納領域Z8に格納されている部品別バックアップ
リストが画像用のデータ形態に変換され、入出力ポート
44を介してモニタ32に出力される。これによって、
モニタ画面上にはバックアップの確認のために部品に関
するバックアップリストが例えば縦方向に並んだ形態で
表示される。
【0104】次に、ステップS237において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく「了解(OK)」を示すデータ又は「了解でな
い(NO)」を示すデータの入力を待つ。キー入力デー
タあるいは座標データの入力があった場合は、次のステ
ップS238に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、入力データが「了解(OK)」を示すデータである
か否かが判別される。「了解(OK)」を示すデータで
ある場合は、次のステップS239に進み、部品別バッ
クアップ要求手段160を通じて、部品別バックアップ
要求パラメータが作成されて入出力ポート44及びLA
Nを通じてホストコンピュータ12に転送される。この
パラメータの内訳は、例えば図26に示すように、先頭
から順に端末のID及び部品別バックアップを示すコマ
ンド(例えば、コマンドコード「51」)及び機種コー
ドに上記バックアップリスト格納領域に格納されている
部品別バックアップリストが付加された構成となってい
る。
【0105】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記部品別バックアップ要求パラメータの入力に
基づいて、ハードディスク14に記録されている図形デ
ータのうち、要求パラメータに付加されている部品別バ
ックアップリストに登録されている部品に関する全図形
データを磁気テープライブラリシステム16に転送して
ハードディスク14の記録領域のうち、今回転送された
図形データが記録されていた領域を開放する。
【0106】一方、ステップS238において、「了解
でない(NO)」と判別された場合は、前画面要求と同
様に、上記ステップS231に戻って、部品リスト表示
手段150を通じて、現在部品リスト格納領域Z10に
格納されている部品リストを画像表示用のデータ形態に
変換してモニタ32に出力する。これによって、モニタ
画面上には、部品別バックアップリスト画面の前画面で
ある部品リストの表示画面が表示される。その後、バッ
クアップすべき部品の選択操作待ちとなる。
【0107】上記ステップS232において、機種・部
品指定ではなく、機種・部品・種別指定であると判別さ
れた場合は、ステップS240に進み、入力データ判別
手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力に基づく
部品コードを示すデータ、前画面を示すデータ又は終了
を示すデータの入力を待つ。キー入力データあるいは座
標データの入力があった場合は、次のステップS241
に進み、入力データ判別手段86を通じて、入力データ
が前画面を示すデータであるか否かが判別される。前画
面を示すデータである場合は、上記ステップS217に
戻り、機種リスト表示手段144を通じて、現在機種リ
スト格納領域Z9に格納されている機種リストを画像表
示用のデータ形態に変換してモニタ32に出力する。こ
れによって、モニタ画面上には、機種別バックアップリ
スト画面の前画面である機種リストの表示画面が表示さ
れる。その後、バックアップすべき機種の選択操作待ち
となる。一方、上記ステップS241において、前画面
を示すデータでないと判別された場合は、次のステップ
S242に進み、入力データ判別手段86を通じて、入
力データが終了を示すデータであるか否かが判別され
る。
【0108】終了を示すデータでない場合は、次のステ
ップS243に進み、種別リスト要求手段152を通じ
て、種別リスト要求パラメータを入出力ポート44及び
LANを通じてホストコンピュータ12に転送する。こ
のパラメータの内訳は、例えば図26に示すように、先
頭から順に端末のID、種別リスト要求を示すコマンド
(例えば、コマンドコード「60」)、機種コード及び
部品コードを有する構成となっている。
【0109】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記種別リスト要求パラメータの入力に基づい
て、種別リストを作成し、応答パラメータと共にLAN
に出力する。上記端末10は、ホストコンピュータ12
から送られてくる応答パラメータと種別リストを取り込
み、種別リスト受取り手段154を通じて種別リストを
データRAM42の種別リスト格納領域Z11に格納す
る(ステップS244)。種別リスト格納領域Z11に
格納された種別リストは、種別リスト表示手段156を
通じて画像表示用のデータ形態に変換され、入出力ポー
ト44を介してモニタ32に出力される。これによっ
て、モニタ画面上には指定された機種及び部品に含まれ
る図形データの種別についてのシンボル名(種別コード
等)が例えば縦方向に並んだ形態で表示される(ステッ
プS245)。
【0110】次に、ステップS246において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく種別コードを示すデータ又は終了を示すデータ
の入力を待つ。キー入力データあるいは座標データの入
力があった場合は、次のステップS247に進み、入力
データ判別手段86を通じて、入力データが終了を示す
データであるか否かが判別される。終了を示すデータで
ない場合は、次のステップS248に進み、バックアッ
プリスト作成手段136を通じて種別バックアップリス
トを作成する。この作成は、入力データ格納領域Z1に
格納されている入力データをバックアップリスト格納領
域Z8にアドレス順次に格納することにより行われる。
この種別バックアップリスト作成処理は、上記ステップ
S247において終了であると判別された段階で完了
し、次のステップS249に進む。
【0111】このステップS249においては、バック
アップリスト表示手段138を通じて、バックアップリ
スト格納領域Z8に格納されている種別バックアップリ
ストが画像用のデータ形態に変換され、入出力ポート4
4を介してモニタ32に出力される。これによって、モ
ニタ画面上にはバックアップの確認のために図形データ
に関するバックアップリストが例えば縦方向に並んだ形
態で表示される。
【0112】次に、ステップS250において、入力デ
ータ判別手段86を通じて、キー入力あるいは座標入力
に基づく「了解(OK)」を示すデータ又は「了解でな
い(NO)」を示すデータの入力を待つ。キー入力デー
タあるいは座標データの入力があった場合は、次のステ
ップS251に進み、入力データ判別手段86を通じ
て、入力データが「了解(OK)」を示すデータである
か否かが判別される。「了解(OK)」を示すデータで
ある場合は、次のステップS252に進み、図形データ
バックアップ要求手段162を通じて、図形データバッ
クアップ要求パラメータが作成されて入出力ポート44
及びLANを通じてホストコンピュータ12に転送され
る。このパラメータの内訳は、例えば図26に示すよう
に、先頭から順に端末のID及び種別バックアップを示
すコマンド(例えば、コマンドコード「61」)、機種
コード及び部品コードに上記バックアップリスト格納領
域Z8に格納されている種別バックアップリストが付加
された構成となっている。
【0113】ホストコンピュータ12は、当該端末10
からの上記種別バックアップ要求パラメータの入力に基
づいて、ハードディスク14に記録されている図形デー
タのうち、要求パラメータに付加された種別バックアッ
プリストに登録されている種別に関する全図形データを
磁気テープライブラリシステム16に転送してハードデ
ィスク14の記録領域のうち、今回転送された図形デー
タが記録されていた領域を開放する。
【0114】一方、ステップS251において、「了解
でない(NO)」と判別された場合は、前画面要求と同
様に、上記ステップS245に戻って、種別リスト表示
手段156を通じて、現在種別リスト格納領域Z11に
格納されている種別リストを画像表示用のデータ形態に
変換してモニタ32に出力する。これによって、モニタ
画面上には、種別バックアップリスト画面の前画面であ
る種別リストの表示画面が表示される。その後、バック
アップすべき種別の選択操作待ちとなる。
【0115】そして、上記ステップS252での処理、
上記ステップS239での処理、ステップS225での
処理もしくは上記ステップS214での処理が終了した
段階、又は上記ステップS203、ステップS208、
ステップS228もしくは上記ステップS242におい
て終了要求であると判別された場合は、終了処理手段1
00を通じて、制御が操作者ID確認手段50に移り、
ID入力画面表示手段52を通じて、図7で示すID入
力画面がモニタ画面上に表示され、次の操作者IDの入
力待ちとなる。
【0116】次に、ホストコンピュータ12の上記端末
10からの各種要求パラメータに対して応答を行うデー
タ管理手段を主体としてその構成及び処理動作を説明す
る。
【0117】まず、ホストコンピュータ12のハード構
成は、図30に示すように、各種プログラムや各種固定
データが予め登録され、また、各端末10からの図形デ
ータや情報テーブル等が格納されるハードディスク14
と、プログラムの動作用として用いられる動作用RAM
200と、各端末10(10a、10b、10c・・
・)からの要求パラメータやハードディスク14からの
情報テーブル並びに各種プログラムによってデータ加工
されたデータ等が格納されるデータRAM202と、外
部機器(ハードディスク14、各端末10並びに磁気テ
ープライブラリシステム等)に対してデータの入出力を
行なう入出力ポート204と、これら各種回路を制御す
るCPU(制御装置及び論理演算装置)206とを有し
て構成されている。
【0118】そして、上記各種回路は、CPU206か
ら導出されたデータバス208を介して各回路間のデー
タの受渡しが行なわれ、更にCPU206から導出され
たアドレスバスや制御バス(共に図示せず)を介してそ
れぞれCPU206にて制御されるように構成されてい
る。
【0119】ハードディスク14又は磁気テープライブ
ラリシステム16から送出される図形データは、所定の
データ長毎にデータRAM202に一時格納された後、
データバス208、入出力ポート204を通じて磁気テ
ープライブラリシステム16あるいはLANを通じて各
端末10に転送されるようになっている。
【0120】次に、上記データ管理手段の処理動作を図
31〜図91の機能ブロック及びフローチャートに基づ
いて説明する。
【0121】まず、図32で示すステップS301にお
いて、電源投入と同時に初期動作、例えば、ホストコン
ピュータ12内のシステムチェックやメモリチェック及
びセットアップ等が行なわれる。
【0122】次に、ステップS302において、ハード
ディスク14から、データ管理手段(データ管理プログ
ラム)が読み出されて、動作用RAM200にストアさ
れると同時に、このプログラムの動作中において生成さ
れたデータを一時的に保存するためや、上記プログラム
を構成する各ルーチン間のパラメータの受渡しなどに用
いられる作業領域が動作用RAM200中に割り付けら
れる。
【0123】また、データRAM202に、図33に示
すように、ハードディスク14あるいは磁気テープライ
ブラリシステム16からの図形データを磁気テープライ
ブラリシステム16又は各端末10に転送する際の転送
用バッファとして用いられるワーキング領域と、各端末
10から転送されてくる要求パラメータを一時的に保持
するための要求パラメータファイル群と、指定された機
種に含まれる部品名や図形データの種別コードが時系列
に格納される経歴一覧データファイル(図27参照)
と、該経歴一覧データファイルの作成にあたって種別コ
ードの並び替えを行うために使用される第1及び第2の
並び替え用テーブルと、機種に関するアクセス頻度の情
報が機種ごとに格納される機種頻度リスト(図29参
照)と、指定された機種に含まれる部品に関するアクセ
ス頻度の情報が部品ごとに格納される部品頻度リスト
と、指定された機種及び部品に含まれる図形データに関
するアクセス頻度の情報が図形データの種別ごとに格納
される図形データ頻度リストと、このデータ管理手段に
て扱っている全機種がそれぞれ機種コードとして格納さ
れる機種リスト(図28参照)と、指定された機種に含
まれる部品がそれぞれ部品コードとして格納される部品
リストと、指定された機種及び部品に含まれる図形デー
タがそれぞれ種別コードとして格納される種別リストが
割り付けられる。
【0124】上記要求パラメータファイル群は、図32
に示すように、端末数分の要求パラメータファイルにて
構成され、各ファイルには、各端末からの要求パラメー
タが格納されるようになっている。上記第1の並び替え
テーブルは、各レコードに図形データの種別コードと作
成日が格納され、第2の並び替えテーブルは各レコード
に並び替え後の種別コードが格納されるようになってい
る。
【0125】また、上記データRAM202には、ハー
ドディスク14に記録されている各種テーブル、具体的
には、このデータ管理手段にて扱っている自動二輪の全
機種に関する詳細な情報が登録されたテーブル(機種情
報テーブル)及び各機種についてのアクセス頻度の情報
が登録されたテーブル(機種頻度テーブル)と、各機種
に含まれる各種部品に関する詳細な情報が登録されたテ
ーブル(部品情報テーブル)及び各部品についてのアク
セス頻度の情報が登録されたテーブル(部品頻度テーブ
ル)と、各部品を設計するにあたって入力された多数の
図形データに関する詳細な情報が登録されたテーブル
(図形データ情報テーブル)及び各図形データについて
のアクセス頻度の情報が登録されたテーブル(図形デー
タ頻度テーブル)がそれぞれ転送される。
【0126】上記機種情報テーブルは、図34に示すよ
うに、各レコードに、機種コード、登録日付、バックア
ップフラグ、登録者ID及び対応する部品情報テーブル
の格納先頭アドレス(相対アドレス)が登録されて構成
され、上記部品情報テーブルは、図34に示すように、
各レコードに、部品コード、登録日付、バックアップフ
ラグ、登録者ID及び当該部品に対応する図形データ情
報テーブルの格納先頭アドレス(相対アドレス)が登録
されて構成されている。
【0127】また、図形データ情報テーブルは、図35
に示すように、図形データの種別コード、登録日付、端
末ID、外観図の有無、図面の枚数、バックアップフラ
グ、当該種別に対応する図形データの格納先頭アドレ
ス、図形データのデータ長(例えばバイト数)及び注釈
(ノート)が登録されて構成され、特に図形データの格
納先頭アドレスは、バックアップフラグが「1」にセッ
トされて図形データが磁気テープライブラリシステム1
6にバックアップされている場合は、バックアップ先の
テープ番号とその格納先頭データブロックアドレスが登
録され、バックアップフラグが「0」にリセットされて
図形データがハードディスクに存在している場合は格納
先頭論理アドレスが登録される。
【0128】機種頻度テーブルは、図36に示すよう
に、各レコードに、機種コード、アクセス数の累算値
(総アクセス回数)、任意のタイミングでシステム管理
者がリセットしたときからのアクセス数の累算値(アク
セス回数)、最終アクセス日時及び対応する部品頻度テ
ーブルの格納先頭アドレス(相対アドレス)が登録され
て構成され、部品頻度テーブルは、各レコードに、部品
コード、総アクセス回数、アクセス回数、最終アクセス
日時及び当該部品に対応する図形データ頻度テーブルの
格納先頭アドレス(相対アドレス)が登録されて構成さ
れている。上記図形データ頻度テーブルは、各レコード
に、種別コード、総アクセス回数、アクセス回数、最終
アクセス日時が登録されて構成されている。
【0129】そして、上記動作用RAM200にストア
された上記データ管理プログラムは、上記各種領域のデ
ータRAM202への割り付け及び各種テーブルのデー
タRAM202への転送が終了すると同時に起動され
る。
【0130】このデータ管理プログラムは、図31に示
すように、各種判別を行う判別手段210と、ホストコ
ンピュータ12に対するアクセス情報を受け取るアクセ
ス情報受取り手段212と、要求パラメータファイル群
から要求パラメータを読み出す要求パラメータ読出し手
段214と、要求パラメータファイル群から要求パラメ
ータを削除する要求パラメータ削除手段216と、ハー
ドディスク14又は磁気テープライブラリシステム16
において管理しているデータを各端末10からの検索要
求に応じて検索処理する検索処理手段218と、ハード
ディスク14に格納されている図形データを磁気テープ
ライブラリシステム16にバックアップ処理するバック
アップ処理手段220と、各端末10からの各種頻度リ
スト要求に応じて必要な頻度リストを出力処理するアク
セス頻度出力処理手段222とを有して構成されてい
る。
【0131】なお、このデータ管理プログラムにおいて
は、数種のインデックスレジスタとデータを一時的に保
持するためのワーキング用のレジスタが使用される。
【0132】そして、このデータ管理プログラムは、ま
ず、図32のステップS303において、アクセス情報
受取り手段212(アクセス情報受取りプログラム)を
起動する。このアクセス情報受取りプログラム212
は、当該データ管理プログラムと時分割(タイムシェア
リング方式)で動作する。
【0133】ここで、上記アクセス情報受取り手段21
2の構成及びその処理動作を図37の機能ブロック及び
図38のフローチャートに基づいて説明すると、このア
クセス情報受取り手段212は、各種判別を行う判別手
段230と、いずれかの端末10から要求があった場合
に、送られてくる要求パラメータを受け取る要求パラメ
ータ受取り手段232と、受け取られた要求パラメータ
に含まれている端末IDを端末番号に変換して所定のレ
ジスタに格納する端末番号変換手段234と、データR
AM202に展開されている要求パラメータファイル群
のうち、要求のあった端末番号に対応する要求パラメー
タファイルに要求パラメータを格納する要求パラメータ
格納手段236と、要求のあった端末番号が無効(操作
者IDの確認結果がエラーとされた端末などを指す)で
ある場合に、その端末番号に対応する要求パラメータフ
ァイルの内容を初期化するファイル初期化手段238
と、管理者によるアクセス回数のリセット要求に基づい
て機種毎、部品毎及び図形データ毎に登録しているアク
セス回数をリセットするアクセス回数リセット処理手段
240とを有して構成されている。
【0134】そして、上記アクセス情報受取り手段21
2は、図38に示すように、まず、ステップS401に
おいて、判別手段230を通じて、要求があったか否か
が判別される。この判別は、ホストコンピュータ12に
対して何らかの要求があった場合に発生する割込み信号
の入力があったかどうかによって行われ、該割込み信号
の入力があるまで該ステップS401が繰り返される。
即ち、要求待ちとなる。
【0135】ホストコンピュータ12に対して何らかの
要求があった場合、次のステップS402に進み、判別
手段230を通じて、今度は上記要求がいずれの端末1
0からであるのか否かが判別される。端末10からの要
求である場合は、次のステップS403に進み、要求パ
ラメータ受取り手段232を通じて、LAN及び入出力
ポート44を介して入力される要求パラメータを受け取
る。
【0136】次に、ステップS404において、上記要
求パラメータ受取り手段232によって受け取られた要
求パラメータに含まれる端末IDを端末番号変換手段2
34を通じて端末番号に変換し、その番号をインデック
スレジスタiに格納する。
【0137】次に、ステップS405において、判別手
段230を通じて、上記要求のあった端末10が有効で
あるか否かが判別される。この判別は、エラーフラグの
上記インデックスレジスタiに格納されている値に対応
するビット目(以下、iビット目と記す)が「0」であ
るかどうかで行われる。このエラーフラグに対するビッ
ト処理(セットビット処理及びリセットビット処理)
は、後述するように操作者IDの確認要求に従ってID
確認結果出力手段252(図41参照)において行われ
るものであり、操作者ID確認要求パラメータに含まれ
る操作者IDがホストコンピュータ12において管理さ
れていない操作者IDである場合に、上記エラーフラグ
のうち、要求のあった端末のIDに対応するビット目に
「1」をセットすることにより、そのビット目に対応す
る端末10が現在無効であることを知らせるものであ
る。
【0138】上記ステップS405において、エラーフ
ラグのiビット目が「0」であって、要求のあった端末
10が有効である場合は、次のステップS406に進
み、要求パラメータ格納手段236を通じて、要求パラ
メータファイル群のうち、インデックスレジスタiに格
納されている値に対応する要求パラメータファイル(以
下、単にi番目の要求パラメータファイル)に今回の要
求パラメータを格納する。
【0139】一方、上記ステップS405において、エ
ラーフラグのiビット目が「1」であって、要求のあっ
た端末10が無効である場合は、ステップS407に進
み、ファイル初期化手段238を通じて、i番目の要求
パラメータファイルを初期化する。
【0140】また、上記ステップS402において、端
末10からの要求ではないと判別された場合は、ステッ
プS408に進み、判別手段230を通じて、今回の要
求が管理者によるアクセス回数のリセット要求であるか
否かが判別される。アクセス回数のリセット要求である
場合は、次のステップS409に進み、アクセス回数リ
セット処理手段240(アクセス回数リセット処理プロ
グラム)を起動する。このアクセス回数リセット処理プ
ログラム240は、当該アクセス情報受取りプログラム
212及び上記データ管理プログラムと時分割(タイム
シェアリング方式)で動作する。このアクセス回数リセ
ット処理手段240の構成及びその処理動作については
後述する。
【0141】そして、上記ステップS406での処理、
ステップS407での処理もしくはステップS409で
の処理が終了した段階、又はステップS408において
アクセス回数のリセット要求でないと判別された場合
は、次のステップS410に進み、判別手段230を通
じて、プログラム終了要求があったかどうかが判別され
る。この判別は、電源OFFなどの終了要求割り込みの
発生があったかどうかで行なわれる。
【0142】このステップS410においては、上記終
了要求がない場合、ステップS401に戻って、次のホ
ストコンピュータ12に対する要求待ちとなり、上記終
了要求があった場合は、このアクセス情報受取りプログ
ラム212が終了することになる。
【0143】次に、図32のメインルーチンに戻り、次
のステップS304において、インデックスレジスタi
に初期値「0」を格納して、該インデックスレジスタi
を初期化する。
【0144】次に、ステップS305において、判別手
段210を通じて、上記要求のあった端末10が有効で
あるか否かが判別される。エラーフラグのiビット目が
「0」であって、要求のあった端末10が有効である場
合は、次のステップS306に進み、要求パラメータ読
出し手段214を通じて、i番目の要求パラメータファ
イルから要求パラメータを読み出して、データRAM2
02の要求パラメータ格納領域Z20に格納する。この
要求パラメータ格納領域Z20に格納された要求パラメ
ータを便宜的に今回の要求パラメータと記す。
【0145】次に、ステップS307において、判別手
段210を通じて、上記i番目の要求パラメータファイ
ルに要求パラメータが存在するか否かが判別される。こ
の判別は、上記読み出した内容がファイルの終了を示す
EOFコードであるかどうかで行われる。上記読み出し
た内容がEOFコードでない場合は、次のステップS3
08に進み、要求パラメータ削除手段216を通じて、
i番目の要求パラメータファイルから当該要求パラメー
タを削除する。
【0146】次に、ステップS309を通じて、判別手
段210を通じて、今回の要求が検索関係か否かが判別
される。この判別は、今回の要求パラメータに含まれて
いるコマンドの内容が「01」〜「13」であるかどう
かで行われる。要求が検索関係である場合は、次のステ
ップS310に進み、検索処理手段(検索処理サブルー
チン)に入る。
【0147】この検索処理手段は、図39に示すよう
に、今回の要求パラメータのコマンドを判別して各種処
理手段に制御を移す判別手段250と、操作者ID確認
要求に従ってホストコンピュータ12にて管理している
操作者IDと照合を行い、その照合結果を要求のあった
端末10に出力するID確認結果出力手段と、機種リス
ト要求に従ってホストコンピュータ12にて管理してい
る全機種に関する機種コードが列記された機種リスト
(図28参照)を要求のあった端末10に出力する機種
リスト出力手段254と、経歴一覧要求に従って特定の
機種についての部品単位における図形データの経歴一覧
を要求のあった端末10に出力する経歴一覧出力手段2
56と、図形データ要求又は詳細情報要求に従って選択
された機種、部品及び種別にて特定される詳細情報を検
索する詳細情報検索手段258と、図形データ要求に従
って上記詳細情報検索手段258にて検索された詳細情
報に対応する図形データを要求のあった端末10に出力
する図形データ出力手段260と、詳細情報要求に従っ
て上記詳細情報検索手段258にて検索された詳細情報
を要求のあった端末10に出力する詳細情報出力手段2
62と、上記詳細情報検索手段258にて検索された詳
細情報に関連する機種、部品及び図形データのアクセス
頻度を更新して各該当頻度ファイルに登録するアクセス
頻度登録手段264とを有して構成されている。
【0148】そして、この検索処理手段218(検索処
理サブルーチン)は、図40に示すように、まず、ステ
ップS501において、判別手段250を通じて、今回
の要求が操作者ID確認要求であるか否かが判別され
る。この判別は、今回の要求パラメータに含まれている
コマンドが「01」であるかどうかで行われる。
【0149】コマンドが「01」であって今回の要求が
操作者ID確認要求である場合は、次のステップS50
2に進み、ID確認結果出力手段252(ID確認結果
出力サブルーチン)に入る。
【0150】このID確認結果出力手段252は、図4
1に示すように、各種判別を行う判別手段270と、各
種情報テーブルからレコード単位にその内容を読み出す
情報テーブル読出し手段272と、要求のあった操作者
IDを照合した結果、該操作者IDが登録されていない
と判別された場合に、エラーフラグの該当ビットをセッ
トビット処理するエラー処理手段274と、上記操作者
IDが登録されていると判別された場合に、エラーフラ
グの該当ビットをリセットビット処理する正常処理手段
276と、要求パラメータに対する応答パラメータを作
成する応答パラメータ作成手段278と、該応答パラメ
ータとエラーコード又は正常コードを要求のあった端末
10に出力する応答パラメータ出力手段280を有して
構成されている。
【0151】そして、このID確認結果出力手段252
(ID確認結果出力サブルーチン)は、図42に示すよ
うに、まず、ステップS601において、インデックス
レジスタjに初期値「0」を格納して該インデックスレ
ジスタjを初期化する。
【0152】次に、ステップS602において、情報テ
ーブル読出し手段272を通じて、機種情報テーブルの
うち、インデックスレジスタjの値が示すレコード目
(jレコード目)の内容を読み出す。
【0153】次に、ステップS603において、判別手
段270を通じて、機種情報テーブルに関する検索処理
が終了したか否かが判別される。この判別は、上記読み
出されたjレコード目の内容がファイル終了を示すEO
Fコードであるかどうかで行われる。上記内容がEOF
コードでない場合は、次のステップS604に進み、判
別手段270を通じて、要求のあった操作者IDが上記
jレコード目に登録されている登録者IDと一致するか
否かが判別される。
【0154】一致していなければ、次のステップS60
5に進み、インデックスレジスタkに初期値「0」を格
納して、該インデックスレジスタkを初期化した後、次
のステップS606において、情報テーブル読出し手段
272を通じて、部品情報テーブル群のうち、上記機種
情報テーブルのjレコード目に登録されている格納先頭
アドレスにて特定される部品情報テーブルのkレコード
目の内容を読み出す。
【0155】次に、ステップS607において、判別手
段270を通じて、当該部品情報テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたkレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次のステップS608に進み、判別手段270を
通じて、要求のあった操作者IDが上記部品情報テーブ
ルのkレコード目に登録されている登録者IDと一致す
るか否かが判別される。
【0156】一致していなければ、次のステップS60
9に進み、インデックスレジスタmに初期値「0」を格
納して、該インデックスレジスタmを初期化した後、次
のステップS610において、情報テーブル読出し手段
272を通じて、図形データ情報テーブル群のうち、上
記部品情報テーブルのkレコード目に登録されている格
納先頭アドレスにて特定される図形データ情報テーブル
のmレコード目の内容を読み出す。
【0157】次に、ステップS611において、判別手
段270を通じて、当該図形データ情報テーブルに関す
る検索処理が終了したか否かが判別される。この判別処
理において、上記読み出されたmレコード目の内容がE
OFコードでなく、検索処理が終了していないと判別さ
れた場合は、次に、ステップS612に進み、判別手段
270を通じて、要求のあった操作者IDが上記図形デ
ータ情報テーブルのmレコード目に登録されている登録
者IDと一致するか否かが判別される。
【0158】一致していなければ、次のステップS61
3に進み、インデックスレジスタmを+1更新した後、
上記ステップS610に戻り、該ステップS610以降
の処理を繰り返す。即ち、上記特定された図形データ情
報テーブルの次のレコードを読み出してそのレコードに
登録されている登録者IDと要求のあった操作者IDと
を照合するという処理が行われる。
【0159】そして、両IDが一致した場合は、ステッ
プS614に進み、正常処理手段276を通じて、エラ
ーフラグのiビット目を「0」にリセットする。次に、
ステップS615において、応答パラメータ作成手段2
78を通じて、応答パラメータに要求のあった端末ID
を格納した後、該応答パラメータに正常を示すコード
(正常コード)を付加する。
【0160】次に、ステップS616において、応答パ
ラメータ出力手段280を通じて、応答パラメータと正
常コードを入出力ポート44を介してLANに出力す
る。応答パラメータに含まれている端末IDに対応する
端末10は、LANを通じて送出される応答パラメータ
と応答コードを受け取り、操作者ID確認手段50にお
ける応答判別手段60(図3参照)を通じて、応答コー
ドを判別する。この場合、正常コードが付加されている
ことから、上記応答判別手段60において正常と判別さ
れ、操作者に対して次のキー入力(データ検索を示すキ
ー入力,バックアップを示すキー入力,アクセス頻度表
示を示すキー入力)を促すための表示が行われてキー入
力待ち状態となる。
【0161】一方、上記特定された図形データ情報テー
ブルに、要求のあった操作者IDが登録者IDとして登
録されていない場合は、上記図形データ情報テーブルに
対する検索処理が終了した段階でステップS611を通
じてステップS617に進み、インデックスレジスタk
の値を+1更新して上記ステップS606に戻り、該ス
テップS606以降の処理が繰り返されることとなる。
【0162】即ち、まず、特定された部品情報テーブル
の次のレコードが読み出されて、そのレコードに登録さ
れている登録者IDと要求のあった操作者IDとの照合
がステップS608にて行われ、一致した場合は、上記
ステップS614以降に進んで上記正常処理が行われ
る。一致しない場合は、ステップS609以降に進ん
で、その部品に対応する図形データ情報テーブル(格納
先頭アドレスにて特定される図形データ情報テーブル)
が読み出されて、そのテーブルに登録されているすべて
の登録者IDと要求のあった操作者IDとの照合が行わ
れる。
【0163】上記特定された部品情報テーブルに登録さ
れているすべての登録者ID並びに該部品情報テーブル
にて特定される複数の図形データ情報テーブルに登録さ
れているすべての登録者IDに対する照合の結果、要求
のあった操作者IDとは一致しないと判別された場合
は、ステップS607を通じてステップS618に進
み、インデックスレジスタjの値を+1更新して上記ス
テップS602に戻り、該ステップS602以降の処理
が繰り返されることとなる。
【0164】即ち、機種情報テーブルの次のレコードが
読み出されて、そのレコードに登録されている登録者I
Dと要求のあった操作者IDとの照合がステップS60
8にて行われ、一致した場合は、上記ステップS614
以降に進んで上記正常処理が行われる。一致しない場合
は、ステップS605以降に進んで、その機種に対応す
る部品情報テーブル(格納先頭アドレスにて特定される
部品情報テーブル)が読み出されて、そのテーブルに登
録されているすべての登録者ID並びに該部品情報テー
ブルにて特定される複数の図形データ情報テーブルに登
録されているすべての登録者IDに対する照合が行われ
る。
【0165】そして、すべての情報テーブル(すべての
機種情報テーブル、すべての部品情報テーブル及びすべ
ての図形データ情報テーブル)に登録されているすべて
の登録者IDに対する照合の結果、要求のあった操作者
IDとは一致しないと判別された場合は、ステップS6
03を通じてステップS619に進み、エラー処理手段
274を通じて、エラーフラグのiビット目を「1」に
セットする。次に、ステップS620において、応答パ
ラメータ作成手段278を通じて、応答パラメータに要
求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメータに
エラーを示すコード(エラーコード)を付加する。
【0166】そして、ステップS616において、応答
パラメータ出力手段280を通じて、応答パラメータと
エラーコードを入出力ポート44を介してLANに出力
する。応答パラメータに含まれている端末IDに対応す
る端末10は、LANを通じて送出される応答パラメー
タと応答コードを受け取り、操作者ID確認手段50に
おける応答判別手段60(図3参照)を通じて、応答コ
ードを判別する。この場合、エラーコードが付加されて
いることから、上記応答判別手段60においてエラーと
判別され、操作者に対してこれ以降の操作は不可能であ
ることを示す表示(セキュリティ保護に関するメッセー
ジを含む)を行って、各種処理手段の起動を行わずに操
作者ID確認手段50自体が終了することとなる。
【0167】上記ステップS616での処理が終了した
段階でこのID確認結果出力手段252(ID確認結果
出力サブルーチン)が終了する。
【0168】次に、図40の検索処理サブルーチンに戻
り、上記ステップS501において、今回の要求が操作
者ID確認要求でないと判別された場合は、ステップS
503に進み、判別手段250を通じて、今回の要求が
機種リスト要求であるか否かが判別される。この判別
は、今回の要求パラメータに含まれているコマンドが
「10」であるかどうかで行われる。
【0169】コマンドが「10」であって今回の要求が
機種リスト要求である場合は、次のステップS504に
進み、機種リスト出力手段254(機種リスト出力サブ
ルーチン)に入る。
【0170】この機種リスト出力手段254は、図44
に示すように、各種判別を行う判別手段290と、機種
情報テーブルからレコード単位にその内容を読み出す情
報テーブル読出し手段292と、読み出されたレコード
に登録されている機種コードを機種リストにアドレス順
次に格納して機種リストを作成する機種リスト作成手段
294と、要求パラメータに対する応答パラメータを作
成する応答パラメータ作成手段296と、該応答パラメ
ータと機種リストを要求のあった端末に出力する応答パ
ラメータ出力手段298を有して構成されている。
【0171】そして、この機種リスト出力手段254
(機種リスト出力サブルーチン)は、図45に示すよう
に、まず、ステップS701において、インデックスレ
ジスタjに初期値「0」を格納して該インデックスレジ
スタjを初期化する。
【0172】次に、ステップS702において、情報テ
ーブル読出し手段292を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0173】次に、ステップS703において、判別手
段290を通じて、機種情報テーブルに関する検索処理
が終了したか否かが判別される。この判別処理におい
て、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコー
ドでなく、検索処理が終了していないと判別された場合
は、次に、ステップS704に進み、機種リスト作成手
段294を通じて、上記jレコード目に登録されている
機種コードを機種リストにアドレス順次に格納する。
【0174】次に、ステップS705において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
S702に戻り、該ステップS702以降の処理を繰り
返す。即ち、機種情報テーブルから次のレコードを読み
出してそのレコードに登録されている機種コードを機種
リストに格納するという処理を行って、機種リストを作
成する。
【0175】そして、上記ステップS703において、
すべての機種情報テーブルに対する検索処理が終了した
と判別された場合は、ステップS706に進み、応答パ
ラメータ作成手段296を通じて、応答パラメータに要
求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメータに
機種リストを付加する。
【0176】次に、ステップS707において、応答パ
ラメータ出力手段298を通じて、応答パラメータと機
種リストを入出力ポート44を介してLANに出力す
る。応答パラメータに含まれている端末IDに対応する
端末10は、LANを通じて送出される応答パラメータ
と機種リストを機種リスト受取り手段76(図4参照)
を通じて受け取り、更に、機種リスト表示手段78を通
じて、上記機種リストを画像表示用のデータ形態に変換
してモニタ32に出力するという処理を行う。
【0177】上記ステップS707の処理が終了した段
階でこの機種リスト出力手段254(機種リスト出力サ
ブルーチン)が終了する。
【0178】次に、図40の検索処理サブルーチンに戻
り、上記ステップS503において、今回の要求が機種
リスト要求でないと判別された場合は、ステップS50
5に進み、判別手段250を通じて、今回の要求が経歴
一覧要求であるか否かが判別される。この判別は、今回
の要求パラメータに含まれているコマンドが「11」で
あるかどうかで行われる。
【0179】コマンドが「11」であって今回の要求が
経歴一覧要求である場合は、次のステップS506に進
み、経歴一覧出力手段256(経歴一覧出力サブルーチ
ン)に入る。
【0180】この経歴一覧出力手段256は、図46に
示すように、各種判別を行う判別手段300と、各種情
報テーブルからレコード単位にその内容を読み出す情報
テーブル読出し手段302と、読み出された種別コード
を第1の並び替え用テーブルに順次格納する並び替え用
テーブル作成手段304と、第1の並び替え用テーブル
に格納された種別コードを日付順に並び替えて第2の並
び替え用テーブルに順次格納する並び替え手段306
と、情報テーブル読出し手段302を通じて読み出され
た機種コード及び部品コードと並び替え手段306にて
読み出された並び替え後の種別コードを読み出して経歴
一覧データファイルに格納することにより、経歴一覧デ
ータファイルを作成する経歴一覧作成手段308と、経
歴一覧データファイルへの格納アドレスを更新する格納
アドレス更新手段310と、要求パラメータに対する応
答パラメータを作成する応答パラメータ作成手段312
と、該応答パラメータと経歴一覧データファイルを要求
のあった端末10に出力する応答パラメータ出力手段3
14を有して構成されている。
【0181】そして、この経歴一覧出力手段256(経
歴一覧出力サブルーチン)は、図47に示すように、ま
ず、ステップS801において、インデックスレジスタ
jに初期値「0」を格納して該インデックスレジスタj
を初期化する。
【0182】次に、ステップS802において、情報テ
ーブル読出し手段302を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0183】次に、ステップS803において、判別手
段300を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと要求パラメータに含まれている機種コードと
が一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップS804に進み、インデックスレジスタj
の値を+1更新した後、上記ステップS802に戻り、
該ステップS802以降の処理を繰り返す。そして、上
記ステップS803において、両機種コードが一致した
段階で、次のステップS805に進み、経歴一覧作成手
段308を通じて、経歴一覧データファイルにその一致
した機種コードを格納した後、ステップS806におい
て、格納アドレス更新手段310を通じて、経歴一覧デ
ータファイルへの格納アドレスを更新する。
【0184】次に、ステップS807において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタjを初期化する。
【0185】次に、ステップS808において、情報テ
ーブル読出し手段302を通じて、部品情報テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0186】次に、ステップS809において、判別手
段300を通じて、当該部品情報テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次のステップS810に進み、経歴一覧作成手段
308を通じて、jレコード目に登録されている部品コ
ードと該部品コードに対応する部品名を経歴一覧データ
ファイルに格納する。
【0187】次に、ステップS811において、格納ア
ドレス更新手段310を通じて、経歴一覧データファイ
ルへの格納アドレスを更新した後、次のステップS81
2において、インデックスレジスタkに初期値「0」を
格納して、該インデックスレジスタkを初期化する。
【0188】次に、ステップS813において、情報テ
ーブル読出し手段302を通じて、図形データ情報テー
ブル群のうち、上記部品情報テーブルのjレコード目に
登録されている格納先頭アドレスにて特定される図形デ
ータ情報テーブルのkレコード目の内容を読み出す。
【0189】次に、ステップS814において、判別手
段300を通じて、当該図形データ情報テーブルに対す
る検索処理が終了したか否かが判別される。この判別処
理において、上記読み出されたkレコード目の内容がE
OFコードでなく、検索処理が終了していないと判別さ
れた場合は、次のステップS815に進み、並び替え用
テーブル作成手段304を通じて、kレコード目に登録
されている種別コードと登録日を第1の並び替え用テー
ブルにアドレス順次に格納する。
【0190】次に、ステップS816において、インデ
ックスレジスタkの値を+1更新した後、上記ステップ
S813に戻り、該ステップS813以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された図形データ情報テーブルの
次のレコードに登録されている種別コード及び登録日を
第1の並び替え用テーブルに格納するという処理が行わ
れる。
【0191】そして、上記特定された図形データ情報テ
ーブルに登録されているすべての種別コード及び登録日
が第1の並び替え用テーブルに格納された段階で、ステ
ップS814を通じて、ステップS817に進み、レジ
スタNにインデックスレジスタkの値、即ち、第1の並
び替え用テーブルへの格納数が格納される。
【0192】次に、ステップS818において、並び替
え手段306を通じて、第1の並び替え用テーブルに格
納されている種別コードを登録日順に並び替えて第2の
並び替え用テーブルに順次格納する。
【0193】次に、ステップS819において、インデ
ックスレジスタkに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタkを初期化する。
【0194】次に、ステップS820において、経歴一
覧作成手段308を通じて、第2の並び替え用テーブル
のkレコード目に格納されている種別コードを読み出し
て経歴一覧データファイルに格納した後、次のステップ
S821において、格納アドレス更新手段310を通じ
て、経歴一覧データファイルへの格納アドレスを更新す
る。
【0195】次に、ステップS822において、インデ
ックスレジスタkの値を+1更新した後、次のステップ
S823において、種別コードの経歴一覧データファイ
ルへの格納処理が終了したか否かが判別される。この判
別は、インデックスレジスタkの値がレジスタNの値
(種別コードの格納数)以上であるかどうかで行われ
る。種別コードの経歴一覧データファイルへの格納処理
が終了していなければ、上記ステップS820に戻り、
該ステップS820以降の処理を繰り返す。即ち、第2
の並び替え用テーブルの次のレコードに格納されている
種別コードを経歴一覧データファイルに格納するという
処理が行われる。
【0196】そして、上記ステップS823において、
インデックスレジスタkの値がレジスタNの値以上であ
ると判別された場合は、次のステップS824におい
て、経歴一覧作成手段308を通じて、終了コード(例
えば、16進数の「FFFF」)を経歴一覧データファ
イルに格納した後、次のステップS825において、格
納アドレス更新手段310を通じて、経歴一覧データフ
ァイルへの格納アドレスを更新する。
【0197】次に、ステップS826において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
S808に戻り、該ステップS808以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された部品情報テーブルの次のレ
コードを読み出して、そのレコードに登録されている部
品コードと対応する部品名を経歴一覧データファイルに
格納し、更に、その部品に対応する図形データ情報テー
ブルに登録されているすべての種別コードをその登録日
順に経歴一覧データファイルに格納するという処理が行
われる。
【0198】そして、上記ステップS808〜ステップ
S826の一連の処理は、要求のあった機種に対応する
部品情報テーブルに登録されている部品コード、部品名
並びに各部品に対応するすべての種別コードが経歴一覧
データファイルに格納されるまで行われる。
【0199】特定された部品情報テーブルのすべてのレ
コードに関し、経歴一覧データファイルへのデータ格納
処理が終了すると、ステップS809を通じて、ステッ
プS827に進み、応答パラメータ作成手段312を通
じて、応答パラメータに要求のあった端末IDを格納し
た後、該応答パラメータに経歴一覧データファイルを付
加する。
【0200】そして、ステップS828において、応答
パラメータ出力手段314を通じて、応答パラメータと
経歴一覧データファイルを入出力ポート44を介してL
ANに出力する。応答パラメータに含まれている端末I
Dに対応する端末10は、LANを通じて送出される応
答パラメータと経歴一覧データファイルを経歴一覧受取
り手段82(図4参照)を通じて受け取り、更に、経歴
一覧表示手段84を通じて、上記経歴一覧データファイ
ルを画像表示用のデータ形態に変換してモニタ32に出
力するという処理を行う。
【0201】上記ステップS828の処理が終了した段
階でこの経歴一覧出力手段256(経歴一覧出力サブル
ーチン)が終了する。
【0202】次に、図40の検索処理サブルーチンに戻
り、上記ステップS505において、今回の要求が経歴
一覧要求でないと判別された場合は、ステップS507
に進み、詳細情報検索手段258(詳細情報検索サブル
ーチン)に入る。
【0203】この詳細情報検索手段258は、図49に
示すように、各種判別を行う判別手段320と、各種情
報テーブルからレコード単位にその内容を読み出す情報
テーブル読出し手段322と、該情報テーブル読出し手
段322にて読み出されたレコードの内容をレコード格
納領域に格納して保持するテーブルレコード保持手段3
24とを有して構成されている。
【0204】そして、この詳細情報検索手段258(詳
細情報検索サブルーチン)は、図50に示すように、ま
ず、ステップS901において、インデックスレジスタ
jに初期値「0」を格納して該インデックスレジスタj
を初期化する。
【0205】次に、ステップS902において、情報テ
ーブル読出し手段322を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0206】次に、ステップS903において、判別手
段320を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと要求パラメータに含まれている機種コードと
が一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップS904に進み、インデックスレジスタj
の値を+1更新した後、上記ステップS902に戻り、
該ステップS902以降の処理を繰り返す。そして、上
記ステップS903において、両機種コードが一致した
段階で、次のステップS905に進み、インデックスレ
ジスタjに初期値「0」を格納して、該インデックスレ
ジスタjを初期化する。
【0207】次に、ステップS906において、情報テ
ーブル読出し手段322を通じて、部品情報テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0208】次に、ステップS907において、判別手
段320を通じて、上記読み出されたjレコード目の部
品コードと要求パラメータに含まれている部品コードと
が一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップS908に進み、インデックスレジスタj
の値を+1更新した後、上記ステップS906に戻り、
該ステップS906以降の処理を繰り返す。そして、上
記ステップS907において、両部品コードが一致した
段階で、次のステップS909に進み、インデックスレ
ジスタjに初期値「0」を格納して、該インデックスレ
ジスタjを初期化する。
【0209】次に、ステップS910において、情報テ
ーブル読出し手段322を通じて、図形データ情報テー
ブル群のうち、上記部品情報テーブルの該当レコード
(部品コードが一致していると判別されたレコード)に
登録されている格納先頭アドレスにて特定される図形デ
ータ情報テーブルのjレコード目の内容を読み出す。
【0210】次に、ステップS911において、判別手
段320を通じて、上記読み出されたjレコード目の種
別コードと要求パラメータに含まれている種別コードと
が一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップS912に進み、インデックスレジスタj
の値を+1更新した後、上記ステップS910に戻り、
該ステップS910以降の処理を繰り返す。そして、上
記ステップS911において、両種別コードが一致した
段階で、次のステップS913に進み、テーブルレコー
ド保持手段324を通じて、上記図形データ情報テーブ
ルの該当レコード(種別コードが一致していると判別さ
れたレコード)の内容、即ちレコード情報をレコード格
納領域Z21に格納する。
【0211】上記ステップS913での処理が終了した
段階で、この詳細情報検索手段258(詳細情報検索サ
ブルーチン)が終了する。
【0212】次に、図40の検索処理サブルーチンに戻
り、次のステップS508において、判別手段250を
通じて、今回の要求が図形データ要求であるか否かが判
別される。この判別は、今回の要求パラメータに含まれ
ているコマンドが「12」であるかどうかで行われる。
【0213】コマンドが「12」であって今回の要求が
図形データ要求である場合は、次のステップS509に
進み、図形データ出力手段260(図形データ出力サブ
ルーチン)に入る。
【0214】この図形データ出力手段260は、図51
に示すように、各種判別を行う判別手段330と、図形
データのデータ長を磁気テープへの記録フォーマットの
記録単位であるデータブロック数に変換するデータブロ
ック数変換手段332と、磁気テープライブラリシステ
ム16又はハードディスク14に対して上記指定された
図形データの送出(読出し転送)を要求するためのパラ
メータを作成する転送要求パラメータ作成手段334
と、作成された転送要求パラメータを磁気テープライブ
ラリシステム16又はハードディスク14に出力する転
送要求パラメータ出力手段336と、磁気テープライブ
ラリシステム16又はハードディスク14から送出され
てくる図形データを受け取ってワーキング領域Zwに格
納する図形データ受取り手段338と、要求パラメータ
に対する応答パラメータを作成する応答パラメータ作成
手段340と、該応答パラメータと図形データを要求の
あった端末10に出力する応答パラメータ出力手段34
2を有して構成されている。
【0215】そして、この図形データ出力手段260
(図形データ出力サブルーチン)は、図52に示すよう
に、まず、ステップSA01において、判別手段330
を通じて、指定された図形データがバックアップ済みか
否かが判別される。この判別は、レコード格納領域Z2
1に格納されている今回の要求に対応した図形データ情
報テーブルのレコード情報に登録されているバックアッ
プフラグが「1」にセットされているかどうかによって
行われる。
【0216】バックアップ済みである場合は、次のステ
ップSA02において、データブロック数変換手段33
2を通じて、上記レコード情報に登録されているデータ
長をデータブロック数に変換する。
【0217】次に、ステップSA03において、転送要
求パラメータ作成手段334を通じて、磁気テープライ
ブラリシステム16に対して今回要求された図形データ
の読出し転送を行うための転送要求パラメータを作成す
る。この転送要求パラメータ作成手段334は、例えば
転送要求を行うべき対象のデバイス番号(この場合、磁
気テープライブラリシステム16を示すデバイス番号な
ど)、上記レコード情報に登録されているテープ番号及
び格納先頭データブロックアドレス並びに上記データブ
ロック数変換手段332にて得られたデータブロック数
に基づいて転送要求パラメータを作成する。
【0218】次に、ステップSA04において、転送要
求パラメータ出力手段336を通じて、上記転送要求パ
ラメータを入出力ポート44を介して磁気テープライブ
ラリシステム16に出力する。
【0219】磁気テープライブラリシステム16は、図
1に示すように、ホストコンピュータ12から供給され
る転送要求パラメータに含まれているテープ番号に対応
する磁気テープを記録再生装置20に投入して再生し、
その再生データのうち、要求された格納先頭データブロ
ックアドレスから要求されたデータブロック数分のデー
タ、即ち、今回要求された図形データをホストコンピュ
ータ12に転送するという処理を行う。
【0220】一方、上記ステップSA01において、上
記要求された図形データがバックアップ済みでないと判
別された場合は、ステップSA05に進み、転送要求パ
ラメータ作成手段334を通じて、ハードディスク14
に対して今回要求された図形データの読出し転送を行う
ための転送要求パラメータを作成する。転送要求パラメ
ータ作成手段334は、例えば転送要求を行うべき対象
のデバイス番号(この場合、ハードディスク14を示す
デバイス番号など)、上記レコード情報に登録されてい
る格納先頭論理アドレス及びデータ長に基づいて転送要
求パラメータを作成する。
【0221】次に、ステップSA06において、転送要
求パラメータ出力手段336を通じて、上記転送要求パ
ラメータを入出力ポート44を介してハードディスク1
4に出力する。
【0222】ハードディスク14は、ホストコンピュー
タ12から供給される転送要求パラメータに含まれてい
る格納先頭論理アドレスに対応する物理アドレスから要
求されたデータ長分のデータ、即ち、今回要求された図
形データを再生し、ホストコンピュータ12に転送する
という処理を行う。
【0223】上記ステップSA04での処理又はステッ
プSA06での処理が終了した段階で、次のステップS
A07に進み、判別手段330を通じて、磁気テープラ
イブラリシステム16又はハードディスク14からの転
送割込みがあったか否かの判別が行われる。この判別処
理は、転送割込みがあるまで繰り返される。即ち、転送
割込み入力待ちとなる。
【0224】転送割込み入力があった場合は、次のステ
ップSA08に進み、図形データ受取り手段338を通
じて、磁気テープライブラリシステム16又はハードデ
ィスク14から転送されてくる図形データを受け取って
ワーキング領域Zwに格納する。
【0225】次に、ステップSA09において、応答パ
ラメータ作成手段340を通じて、応答パラメータに要
求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメータに
図形データを付加する。
【0226】そして、ステップSA10において、応答
パラメータ出力手段342を通じて、応答パラメータと
図形データを入出力ポート44を介してLANに出力す
る。応答パラメータに含まれている端末IDに対応する
端末10は、LANを通じて送出される応答パラメータ
と図形データを図形データ受取り手段90(図4参照)
を通じて受け取り、更に、図形データ表示手段92を通
じて、上記図形データを画像表示用のデータ形態に変換
してモニタ32に出力するという処理を行う。
【0227】上記ステップSA10の処理が終了した段
階でこの図形データ出力手段260(図形データ出力サ
ブルーチン)が終了する。
【0228】次に、図40の検索処理サブルーチンに戻
り、上記ステップS508において、今回の要求が図形
データ要求でないと判別された場合、即ち、詳細情報要
求であると判別された場合は、ステップS510に進
み、詳細情報出力手段262(詳細情報出力サブルーチ
ン)に入る。
【0229】この詳細情報出力手段262は、図53に
示すように、要求パラメータに対する応答パラメータを
作成する応答パラメータ作成手段350と、該応答パラ
メータとレコード格納領域Z21に格納されているレコ
ード情報を要求のあった端末に出力する応答パラメータ
出力手段352を有して構成されている。
【0230】そして、この詳細情報出力手段262(詳
細情報出力サブルーチン)は、図54に示すように、ま
ず、ステップSB01において、応答パラメータ作成手
段350を通じて、応答パラメータに要求のあった端末
IDを格納した後、該応答パラメータにレコード格納領
域Z21に格納されているレコード情報を付加する。
【0231】そして、ステップSB02において、応答
パラメータ出力手段352を通じて、応答パラメータと
レコード情報を入出力ポート44を介してLANに出力
する。応答パラメータに含まれている端末IDに対応す
る端末10は、LANを通じて送出される応答パラメー
タとレコード情報を詳細情報受取り手段96(図4参
照)を通じて受け取り、更に、詳細情報表示手段98を
通じて、上記レコード情報を画像表示用のデータ形態に
変換してモニタ32に出力するという処理を行う。
【0232】上記ステップSB02の処理が終了した段
階でこの詳細情報出力手段262(詳細情報出力サブル
ーチン)が終了する。
【0233】次に、図40の検索処理サブルーチンに戻
り、上記ステップS509での図形データ処理又はステ
ップS510での詳細情報出力処理が終了した段階で、
次の上記ステップS511に進み、アクセス頻度登録手
段264(アクセス頻度登録サブルーチン)に入る。
【0234】このアクセス頻度登録手段264は、図5
5に示すように、各種判別を行う判別手段360と、各
種頻度テーブルからレコード単位にその内容を読み出す
頻度テーブル読出し手段362と、該当する頻度テーブ
ルの内容を更新する頻度テーブル更新手段364とを有
して構成されている。
【0235】そして、このアクセス頻度登録手段264
(アクセス頻度登録サブルーチン)は、図56に示すよ
うに、まず、ステップSC01において、インデックス
レジスタaに初期値「0」を格納して該インデックスレ
ジスタaを初期化する。
【0236】次に、ステップSC02において、頻度テ
ーブル読出し手段362を通じて、機種頻度テーブルの
aレコード目の内容を読み出す。
【0237】次に、ステップSC03において、判別手
段360を通じて、上記読み出されたaレコード目の機
種コードと要求パラメータに含まれている機種コードが
一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップSC04に進み、インデックスレジスタa
の値を+1更新した後、上記ステップSC02に戻り、
該ステップSC02以降の処理を繰り返す。そして、上
記ステップSC03において、両機種コードが一致した
段階で、次のステップSC05に進み、頻度テーブル更
新手段364を通じて、当該aレコード目の総アクセス
回数及びアクセス回数をそれぞれ+1更新した後、ステ
ップSC06において、同じく頻度テーブル更新手段3
64を通じて、OS(オペレーティング・システム)が
管理している日時ファイルから現在の日時データを読み
出して、該日時データを最終アクセス日時として当該a
レコード目に格納する。
【0238】次に、ステップSC07において、インデ
ックスレジスタbに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタbを初期化する。
【0239】次に、ステップSC08において、頻度テ
ーブル読出し手段362を通じて、部品頻度テーブル群
のうち、上記機種頻度テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品頻度テーブ
ルのbレコード目の内容を読み出す。
【0240】次に、ステップSC09において、判別手
段360を通じて、上記読み出されたbレコード目の部
品コードと要求パラメータに含まれている部品コードと
が一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップSC10に進み、インデックスレジスタb
の値を+1更新した後、上記ステップSC08に戻り、
該ステップSC08以降の処理を繰り返す。そして、上
記ステップSC09において、両部品コードが一致した
段階で、次のステップSC11に進み、頻度テーブル更
新手段364を通じて、当該bレコード目の総アクセス
回数及びアクセス回数をそれぞれ+1更新した後、ステ
ップS12において、同じく頻度テーブル更新手段36
4を通じて、上記日時ファイルから現在の日時データを
読み出して、該日時データを最終アクセス日時として当
該bレコード目に格納する。
【0241】次に、ステップSC13において、インデ
ックスレジスタcに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタcを初期化する。
【0242】次に、ステップSC14において、頻度テ
ーブル読出し手段362を通じて、図形データ情報テー
ブル群のうち、上記部品情報テーブルの該当レコード
(部品コードが一致していると判別されたレコード)に
登録されている格納先頭アドレスにて特定される図形デ
ータ情報テーブルのcレコード目の内容を読み出す。
【0243】次に、ステップSC15において、判別手
段360を通じて、上記読み出されたcレコード目の種
別コードと要求パラメータに含まれている種別コードが
一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップSC16に進み、インデックスレジスタc
の値を+1更新した後、上記ステップSC14に戻り、
該ステップSC14以降の処理を繰り返す。そして、上
記ステップSC15において、両種別コードが一致した
段階で、次のステップSC17に進み、頻度テーブル更
新手段364を通じて、当該cレコード目の総アクセス
回数及びアクセス回数をそれぞれ+1更新した後、ステ
ップSC18において、同じく頻度テーブル更新手段3
64を通じて、上記日時ファイルから現在の日時データ
を読み出して、該日時データを最終アクセス日時として
当該cレコード目に格納する。
【0244】上記ステップSC18での処理が終了した
段階で、このアクセス頻度登録手段264(アクセス頻
度登録サブルーチン)が終了する。
【0245】次に、図40の検索処理サブルーチンに戻
り、上記ステップS502でのID確認結果出力処理、
ステップS504での機種リスト出力処理、ステップS
506での経歴一覧出力処理又はステップS511での
アクセス頻度登録処理が終了した段階で、この検索処理
手段218(検索処理サブルーチン)が終了する。
【0246】ここで、上記アクセス情報受取り手段21
2にて起動されるアクセス回数リセット処理手段240
の構成とその処理動作について図57の機能ブロック及
び図58のフローチャートを参照しながら説明すると、
このアクセス回数リセット処理手段240は、各種判別
を行う判別手段370と、各種頻度テーブルからレコー
ド単位にその内容を読み出す頻度テーブル読出し手段3
72と、読み出された頻度テーブルの内容、特にアクセ
ス回数をリセットする回数リセット手段374とを有し
て構成されている。
【0247】そして、このアクセス回数リセット処理手
段240は、図58に示すように、まず、ステップSD
01において、インデックスレジスタmに初期値「0」
を格納して該インデックスレジスタmを初期化する。
【0248】次に、ステップSD02において、頻度テ
ーブル読出し手段372を通じて、機種頻度テーブルの
mレコード目の内容を読み出す。
【0249】次に、ステップSD03において、判別手
段370を通じて、当該機種頻度テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたmレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次のステップSD04に進み、回数リセット手段
374を通じて、当該mレコード目のアクセス回数をリ
セットする。
【0250】次に、ステップSD05において、インデ
ックスレジスタnに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタnを初期化する。
【0251】次に、ステップSD06において、頻度テ
ーブル読出し手段372を通じて、部品頻度テーブル群
のうち、上記機種頻度テーブルのmレコード目に登録さ
れている格納先頭アドレスにて特定される部品頻度テー
ブルのnレコード目の内容を読み出す。
【0252】次に、ステップSD07において、判別手
段370を通じて、当該部品頻度テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたnレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次に、ステップSD08に進み、回数リセット手
段374を通じて、当該nレコード目のアクセス回数を
リセットする。
【0253】次に、ステップSD09において、インデ
ックスレジスタpに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタpを初期化する。
【0254】次に、ステップSD10において、頻度テ
ーブル読出し手段372を通じて、図形データ頻度テー
ブル群のうち、上記部品頻度テーブルのnレコード目に
登録されている格納先頭アドレスにて特定される図形デ
ータ頻度テーブルのpレコード目の内容を読み出す。
【0255】次に、ステップSD11において、判別手
段370を通じて、当該部品頻度テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたpレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次に、ステップSD12に進み、回数リセット手
段374を通じて、当該pレコード目のアクセス回数を
リセットする。
【0256】次に、ステップSD13において、インデ
ックスレジスタpの値を+1更新した後、上記ステップ
SD10に戻り、該ステップSD10以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された図形データ頻度テーブルの
次のレコードを読み出してそのレコードのアクセス回数
をリセットするという処理が行われる。
【0257】そして、上記特定された図形データ頻度テ
ーブルのすべてのレコードにおけるアクセス回数がリセ
ットされた段階で、ステップSD11を通じてステップ
SD14に進み、インデックスレジスタnの値を+1更
新して上記ステップSD06に戻り、該ステップSD0
6以降の処理が繰り返されることとなる。
【0258】即ち、まず、特定された部品頻度テーブル
の次のレコードが読み出されて、そのレコードのアクセ
ス回数をリセットするという処理が行われ、更に、その
部品に対応する図形データ頻度テーブル(格納先頭アド
レスにて特定される図形データ頻度テーブル)が読み出
されて、該図形データ頻度テーブルにおけるすべてのレ
コードのアクセス回数をリセットするという処理が行わ
れる。
【0259】上記特定された部品頻度テーブルにおける
すべてのレコードのアクセス回数並びに該部品頻度テー
ブルにて特定される複数の図形データ頻度テーブルのす
べてのレコードのアクセス回数がリセットされた段階
で、ステップSD07を通じてステップSD15に進
み、インデックスレジスタmの値を+1更新して上記ス
テップSD02に戻り、該ステップSD02以降の処理
が繰り返されることとなる。
【0260】即ち、機種頻度テーブルの次のレコードが
読み出されて、そのレコードのアクセス回数をリセット
するという処理が行われ、その機種に対応する部品頻度
テーブルが読み出されて、該部品頻度テーブルにおける
すべてのレコードのアクセス回数をリセットするという
処理が行われ、更に、その部品に対応する複数の図形デ
ータ頻度テーブルが読み出されて、これら複数の図形デ
ータ頻度テーブルにおけるすべてのレコードのアクセス
回数をリセットするという処理が行われる。
【0261】そして、すべての頻度テーブル(すべての
機種頻度テーブル、すべての部品頻度テーブル及びすべ
ての図形データ頻度テーブル)のアクセス回数がリセッ
トされた段階で、ステップSD03を通じてこのアクセ
ス回数リセット処理手段240が終了する。
【0262】次に、図32のメインルーチンに戻り、上
記ステップS309において、今回の要求が検索関係で
ないと判別された場合は、ステップS311に進み、判
別手段210を通じて、今回の要求がバックアップ要求
であるか否かが判別される。この判別は、今回の要求パ
ラメータに含まれているコマンドが「30」〜「61」
の範囲であるかどうかで行われる。
【0263】コマンドが「30」〜「61」の範囲であ
って今回の要求がバックアップ要求である場合は、次の
ステップS312に進み、バックアップ処理手段220
(バックアップ処理サブルーチン)に入る。
【0264】このバックアップ処理手段220は、図5
9に示すように、今回の要求パラメータのコマンドを判
別して各種処理手段に制御を移す判別手段380と、頻
度順バックアップ要求の条件に見合う機種を検索してリ
スト登録することにより、頻度順バックアップリストを
作成し、該頻度順バックアップリストを要求のあった端
末10に出力する頻度順バックアップリスト作成手段3
82と、機種別バックアップ要求に先立って供給される
機種リスト要求に従って、ホストコンピュータ12にて
管理している全機種に関する機種コードが列記された機
種リストを要求のあった端末10に出力する機種リスト
出力手段384と、要求パラメータに含まれているバッ
クアップリストを読み出すバックアップリスト読出し手
段386と、バックアップリストに登録された機種に対
応するすべての図形データを磁気テープライブラリシス
テム16にバックアップ処理する機種別バックアップ手
段388と、部品別バックアップ要求に先立って供給さ
れる部品リスト要求にて指定された機種に含まれる全部
品に関する部品コードが列記された部品リストを要求の
あった端末10に出力する部品リスト出力手段390
と、部品別バックアップ要求にて指定された部品に対応
するすべての図形データを磁気テープライブラリシステ
ム16にバックアップ処理する部品別バックアップ手段
392と、種別バックアップ要求に先立って供給される
種別リスト要求にて指定された部品に含まれる全種別に
関する種別コードが列記された種別リストを要求のあっ
た端末10に出力する種別リスト出力手段394と、種
別バックアップ要求にて指定された種別に対応する図形
データを磁気テープライブラリシステム16にバックア
ップ処理する図形データバックアップ手段396とを有
して構成されている。
【0265】そして、このバックアップ処理手段220
(バックアップ処理サブルーチン)は、図60に示すよ
うに、まず、ステップSE01において、判別手段38
0を通じて、今回の要求が頻度順バックアップリスト要
求又は頻度順バックアップ要求であるか否かが判別され
る。この判別は、今回の要求パラメータに含まれている
コマンドが「30」〜「33」であるかどうかで行われ
る。
【0266】コマンドが「30」〜「33」であって今
回の要求が頻度順バックアップリスト要求又は頻度順バ
ックアップ要求である場合は、次のステップSE02に
進み、判別手段380を通じて、今回の要求が頻度順バ
ックアップリスト要求であるか否かが判別される。今回
の要求が頻度順バックアップリスト要求である場合は、
次のステップSE03に進み、頻度順バックアップリス
ト作成手段382(頻度順バックアップリスト作成サブ
ルーチン)に入る。
【0267】この頻度順バックアップリスト作成手段3
82は、図61に示すように、各種判別を行う判別手段
400と、機種頻度テーブルからレコード単位にその内
容を読み出す頻度テーブル読出し手段402と、読み出
されたレコードに登録されている機種コードをバックア
ップリストにアドレス順次に格納することにより、バッ
クアップリストを作成するバックアップリスト作成手段
404と、バックアップリストにファイル終了を示すE
OFコードを格納するEOF格納手段406と、要求パ
ラメータに対する応答パラメータを作成する応答パラメ
ータ作成手段408と、該応答パラメータと頻度順バッ
クアップリストを要求のあった端末10に出力する応答
パラメータ出力手段410を有して構成されている。
【0268】そして、この頻度順バックアップリスト作
成手段382は(頻度順バックアップリスト作成サブル
ーチン)は、図62に示すように、まず、ステップSF
01において、インデックスレジスタj及びkに初期値
「0」を格納して、これらインデックスレジスタj及び
kを初期化する。
【0269】次に、ステップSF02において、頻度テ
ーブル読出し手段402を通じて、機種頻度テーブルの
jレコード目を読み出す。
【0270】次に、ステップSF03において、判別手
段400を通じて、当該機種頻度テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次のステップSF04に進み、上記読み出された
jレコード目の機種が頻度順バックアップ要求の条件に
満足しているか否かが判別される。具体的には、要求コ
マンドが「30」であって総アクセス回数に関するバッ
クアップ要求の場合は、当該jレコード目の総アクセス
回数が要求パラメータに付加されている総アクセス回数
以下であるかどうかが判別され、要求コマンドが「3
1」であってアクセス回数に関するバックアップ要求の
場合は、当該jレコード目のアクセス回数が要求パラメ
ータに付加されているアクセス回数以下であるかどうか
が判別され、要求コマンドが「32」であって最終アク
セス日時に関するバックアップ要求の場合は、当該jレ
コード目の最終アクセス日時が要求パラメータに付加さ
れている最終アクセス日時以前であるかどうかが判別さ
れる。
【0271】そして、上記条件に満足する場合は、次の
ステップSF05に進み、バックアップリスト作成手段
404を通じて、バックアップリストのkレコード目に
当該jレコード目に登録されている機種コードを格納し
た後、次のステップSF06において、インデックスレ
ジスタkの値を+1更新する。
【0272】上記ステップSF06での処理が終了した
段階又は上記ステップSF04において条件を満足して
いないと判別された場合は、次のステップSF07に進
み、インデックスレジスタjの値を+1更新した後、上
記ステップSF02に戻り、該ステップSF02以降の
処理を繰り返す。
【0273】即ち、機種頻度テーブルの次のレコードを
読み出して、そのレコードに登録されている機種の頻度
が要求の条件に見合うかどうかが判別され、条件を満足
している場合に、その機種コードをバックアップリスト
に格納するという処理が行われる。
【0274】そして、すべての機種頻度テーブルについ
て検索が終了した段階で、ステップSF03を通じてス
テップSF08に進み、EOF格納手段406を通じ
て、バックアップリストのkレコード目にEOFコード
を格納する。
【0275】次に、ステップSF09において、応答パ
ラメータ作成手段408を通じて、応答パラメータに要
求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメータに
バックアップリストを付加する。
【0276】次に、ステップSF10において、応答パ
ラメータ出力手段410を通じて、応答パラメータとバ
ックアップリストを入出力ポート44を介してLANに
出力する。応答パラメータに含まれている端末IDに対
応する端末10は、LANを通じて送出される応答パラ
メータとバックアップリストをバックアップリスト作成
手段136(図13参照)を通じて受け取り、更に、バ
ックアップリスト表示手段138を通じて、上記バック
アップリストを画像表示用のデータ形態に変換してモニ
タ32に出力するという処理を行う。
【0277】上記ステップSF10での処理が終了した
段階で、この頻度順バックアップリスト作成手段382
が終了する。
【0278】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、上記ステップSE02において、頻度順バ
ックアップ要求と判別された場合は、ステップSE04
に進み、バックアップリスト読出し手段386(バック
アップリスト読出しサブルーチン)に入る。
【0279】このバックアップリスト読出し手段386
は、図63に示すように、各種判別を行う判別手段42
0と、今回の要求パラメータに含まれている複数の機種
コードをそれぞれ順番に読み出す機種コード読出し手段
422と、読み出された機種コードをバックアップリス
トにアドレス順次に格納することにより、バックアップ
リストを作成するバックアップリスト作成手段424
と、バックアップリストにファイル終了を示すEOFコ
ードを格納するEOF格納手段426とを有して構成さ
れている。
【0280】そして、このバックアップリスト読出し手
段386(バックアップリスト読出しサブルーチン)
は、図64に示すように、まず、ステップSG01にお
いて、インデックスレジスタjに初期値「0」を格納し
て、該インデックスレジスタjを初期化する。
【0281】次に、ステップSG02において、機種コ
ード読出し手段422を通じて、今回の要求パラメータ
に含まれている複数の機種コードのうち、j番目の機種
コードを読み出す。
【0282】次に、ステップSG03において、判別手
段420を通じて、上記読み出された機種コードが終了
を示すコード(例えば、16進数の「FF」)であるか
否かが判別される。終了コードでないと判別された場合
は、次のステップSG04に進み、バックアップリスト
作成手段424を通じて、バックアップリストのjレコ
ード目に上記読み出された機種コードを格納する。
【0283】次に、ステップSG05において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SG02に戻り、該ステップSG02以降の処理を繰り
返す。即ち、今回の要求パラメータから次の機種コード
を読み出してバックアップリストに格納するという処理
が行われる。
【0284】上記ステップSG03において、終了であ
ると判別された場合は、ステップSG06に進み、EO
F格納手段426を通じて、バックアップリストのjレ
コード目にEOFコードを格納する。
【0285】上記ステップSG06での処理が終了した
段階で、このバックアップリスト読出し手段386(バ
ックアップリスト読出しサブルーチン)が終了する。
【0286】次に、図59のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、次のステップSE05において、機種別バ
ックアップ手段388(機種別バックアップサブルーチ
ン)に入る。
【0287】この機種別バックアップ手段388は、図
65に示すように、各種判別を行う判別手段430と、
各種情報テーブルからレコード単位にその内容を読み出
す情報テーブル読出し手段432と、バックアップリス
トからレコード単位に機種コードを読み出すリスト読出
し手段434と、バックアップ要求対象の機種に関する
情報テーブルの各バックアップフラグをセット処理する
バックアップフラグ処理手段436と、図形データのデ
ータ長を磁気テープへの記録フォーマットの記録単位で
あるデータブロック数に変換するデータブロック数変換
手段438と、磁気テープライブラリシステム16にて
管理されている各磁気テープへの図形データの記録情報
が格納されたテープ情報テーブルからレコード単位にそ
の内容を読み出すテープ情報読出し手段440と、選択
された磁気テープへの図形データの記録が行われた場合
に、上記テープ情報テーブルの内容を更新するテープ情
報更新手段442と、ハードディスク14に対して指定
された図形データの読出し転送を要求し、又は磁気テー
プライブラリシステム16に対して上記指定された図形
データの書込み転送を要求するためのパラメータを作成
する転送要求パラメータ作成手段444と、作成された
転送要求パラメータを磁気テープライブラリシステム1
6又はハードディスク14に出力する転送要求パラメー
タ出力手段446と、ハードディスク14から送出され
てくる図形データを受け取ってワーキング領域Zwに格
納する図形データ受取り手段448と、バックアップ要
求対象の機種に関するすべての図形データ情報テーブル
の内容を磁気テープライブラリシステム用の管理データ
に更新する情報テーブル更新手段450とを有して構成
されている。
【0288】ここで、テープ情報テーブルの内訳は、図
33に示すように、各レコードにそのレコードに対応す
るテープ番号の磁気テープに空きエリアがあるか否かを
示す有効/無効ビットと、次に図形データを記録すべき
格納先頭データブロックアドレスと、空きエリアのデー
タブロック数(残りのデータブロック数)が登録される
ようになっている。
【0289】そして、この機種別バックアップ手段38
8(機種別バックアップサブルーチン)は、図66に示
すように、まず、ステップSH01において、インデッ
クスレジスタjに初期値「0」を格納して、該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0290】次に、ステップSH02において、リスト
読出し手段434を通じて、バックアップリストのjレ
コード目を読み出す。
【0291】次に、ステップSH03において、判別手
段430を通じて、バックアップリストに対する検索処
理が終了したか否かが判別される。この判別処理におい
て、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコー
ドでなく、検索処理が終了していないと判別された場合
は、次のステップSH04に進み、インデックスレジス
タkに初期値「0」を格納して、該インデックスレジス
タkを初期化する。
【0292】次に、ステップSH05において、情報テ
ーブル読出し手段432を通じて、機種情報テーブルの
kレコード目を読み出す。
【0293】次に、ステップSH06において、判別手
段430を通じて、上記バックアップリストから読み出
されたjレコード目の機種コードと上記機種情報テーブ
ルから読み出されたkレコード目の機種コードが一致し
ているか否かが判別される。一致していなければ、ステ
ップSH07に進み、インデックスレジスタkの値を+
1更新した後、上記ステップSH05に戻り、機種情報
テーブルの次のレコードを読み出して、機種コードの比
較を行う。上記ステップSH06において、両機種コー
ドが一致した段階で、次のステップSH08に進み、判
別手段430を通じて、当該機種に関するすべての図形
データがすでにバックアップ済みであるか否かが判別さ
れる。
【0294】バックアップ済みでなければ、次のステッ
プSH09に進み、バックアップフラグ処理手段436
を通じて、機種情報テーブルのkレコード目におけるバ
ックアップフラグをセット処理する。
【0295】次に、ステップSH10において、インデ
ックスレジスタmに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタmを初期化する。
【0296】次に、ステップSH11において、情報テ
ーブル読出し手段432を通じて、部品情報テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルのjレコード目に登録さ
れている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テー
ブルのmレコード目の内容を読み出す。
【0297】次に、図67のステップSH12におい
て、判別手段430を通じて、部品情報テーブルに対す
る検索処理が終了したか否かが判別される。この判別処
理において、上記読み出されたmレコード目の内容がE
OFコードでなく、検索処理が終了していないと判別さ
れた場合は、次のステップSH13に進み、判別手段4
30を通じて、当該部品に関するすべての図形データが
すでにバックアップ済みであるか否かが判別される。
【0298】バックアップ済みでなければ、次のステッ
プSH14に進み、バックアップフラグ処理手段436
を通じて、上記特定された部品情報テーブルのmレコー
ド目におけるバックアップフラグをセット処理する。
【0299】次に、ステップSH15において、インデ
ックスレジスタnに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタnを初期化する。
【0300】次に、ステップSH16において、情報テ
ーブル読出し手段432を通じて、図形データ情報テー
ブル群のうち、上記特定された部品情報テーブルのmレ
コード目に登録されている格納先頭アドレスにて特定さ
れる図形データ情報テーブルのnレコード目の内容を読
み出す。
【0301】次に、ステップSH17において、判別手
段430を通じて、図形データ情報テーブルに対する検
索処理が終了したか否かが判別される。この判別処理に
おいて、上記読み出されたnレコード目の内容がEOF
コードでなく、検索処理が終了していないと判別された
場合は、次のステップSH18に進み、判別手段430
を通じて、当該図形データがすでにバックアップ済みで
あるか否かが判別される。
【0302】バックアップ済みでなければ、次のステッ
プSH19に進み、バックアップフラグ処理手段436
を通じて、上記特定された図形データ情報テーブルのn
レコード目におけるバックアップフラグをセット処理す
る。
【0303】次に、ステップSH20において、インデ
ックスレジスタpに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタpを初期化する。
【0304】次に、ステップSH21において、テープ
情報読出し手段440を通じて、テープ情報テーブルの
pレコード目を読み出す。
【0305】次に、ステップSH22において、判別手
段430を通じて、当該pレコード目の示すテープ番号
が有効であるかどうか、即ち、当該テープ番号に対応す
る磁気テープが空きエリアを持っているかどうかの判別
が行われる。この判別は、pレコード目の有効/無効ビ
ットが「0」であるかどうかで行われる。
【0306】有効/無効ビットが「0」であって、「空
きエリア有り」と判別された場合は、次のステップSH
23に進み、データブロック数変換手段438を通じ
て、上記特定された図形データ情報テーブルのnレコー
ド目に登録されているデータ長をデータブロック数に変
換する。
【0307】次に、ステップSH24において、判別手
段430を通じて、上記選定された磁気テープに当該図
形データを記録できる程度の空きエリアがあるか否かの
判別が行われる。この判別は、上記読み出されたテープ
情報テーブルのpレコード目に登録されている残りデー
タブロック数以下であるかどうかで行われる。
【0308】上記ステップSH22において、磁気テー
プに空きエリアがないと判別された場合、あるいは上記
ステップSH24において、当該図形データを記録でき
る程度の空きエリアがないと判別された場合は、ステッ
プSH25に進んで、インデックスレジスタpの値を+
1更新した後、ステップSH21に戻り、該ステップS
H21以降の処理を繰り返す。即ち、テープ情報テーブ
ルの次のレコードを読み出して、次の磁気テープに空き
エリアがあるかどうか、空きエリアがあった場合に当該
図形データを記録できる程度の空きエリアであるかどう
かの判別が行われる。
【0309】上記ステップSH24において、図形デー
タを記録できる程度の空きエリアがあると判別された場
合は、図68のステップSH26に進み、転送要求パラ
メータ作成手段444を通じて、ハードディスク14に
対して今回要求された図形データの読出し転送を行うた
めの転送要求パラメータが作成される。転送要求パラメ
ータ作成手段444は、例えば転送要求を行うべき対象
のデバイス番号(この場合、ハードディスク14を示す
デバイス番号など)、上記レコード情報に登録されてい
る格納先頭論理アドレス及びデータ長に基づいて転送要
求パラメータを作成する。
【0310】次に、ステップSH27において、転送要
求パラメータ出力手段446を通じて、上記転送要求パ
ラメータが入出力ポート44を介してハードディスク1
4に出力される。
【0311】ハードディスク14は、ホストコンピュー
タ12から供給される転送要求パラメータに含まれてい
る格納先頭論理アドレスに対応する物理アドレスから要
求されたデータ長分のデータ、即ち、今回要求された図
形データを再生し、ホストコンピュータ12に転送する
という処理を行う。
【0312】次に、ステップSH28に進み、判別手段
430を通じて、ハードディスク14からの転送割込み
があったか否かの判別が行われる。この判別処理は、転
送割込みがあるまで繰り返される。即ち、転送割込み入
力待ちとなる。
【0313】転送割込み入力があった場合は、次のステ
ップSH29に進み、図形データ受取り手段448を通
じて、ハードディスク14から転送されてくる図形デー
タを受け取ってワーキング領域Zwに格納する。
【0314】次に、ステップSH30において、転送要
求パラメータ作成手段444を通じて、磁気テープライ
ブラリシステム16に対して、上記ワーキング領域Zw
に格納された図形データの書込み転送を行うための転送
要求パラメータを作成する。この転送要求パラメータ作
成手段444は、例えば転送要求を行うべき対象のデバ
イス番号(この場合、磁気テープライブラリシステム1
6を示すデバイス番号など)、上記読み出されたテープ
情報テーブルのpレコード目に登録されているテープ番
号及び格納先頭データブロックアドレス並びに上記デー
タブロック数変換手段438にて得られたデータブロッ
ク数に基づいて転送要求パラメータを作成する。
【0315】次に、ステップSH31において、転送要
求パラメータ出力手段446を通じて、上記転送要求パ
ラメータとワーキング領域Zwに格納されている図形デ
ータを入出力ポート44を介して磁気テープライブラリ
システム16に出力する。
【0316】磁気テープライブラリシステム16は、図
1に示すように、ホストコンピュータ12から供給され
る転送要求パラメータに含まれているテープ番号に対応
する磁気テープを記録再生装置20に投入し、要求され
たデータブロック数分の図形データを、磁気テープの要
求された格納先頭データブロックアドレスから記録する
という処理を行う。
【0317】次に、ステップSH32において、テープ
情報更新手段442を通じて、テープ情報テーブルのp
レコード目の内容を更新する。具体的には、登録されて
いる格納先頭データブロックアドレスに今回のデータブ
ロック数を加算して次回の格納先頭データブロックアド
レスとして更新し、登録されている残りデータブロック
数から今回のデータブロック数を差し引いて、今回の残
りデータブロック数として更新する。
【0318】次に、ステップSH33において、判別手
段430を通じて、今回記録が行われた磁気テープに空
きエリアがあるか否かが判別される。この判別は、上記
更新によって得られた今回の残りデータブロック数が
「0」であるかどうかで行われる。
【0319】残りデータブロック数が「0」で、空きエ
リアがないと判別された場合は、次のステップSH34
に進み、テープ情報更新手段442を通じて、有効/無
効ビットを「1」にセットして当該レコードを無効とす
る。
【0320】上記ステップSH34での処理が終了した
段階、あるいは上記ステップSH33において、残りデ
ータブロック数が「0」でないと判別された場合は、ス
テップSH35に進み、情報テーブル更新手段450を
通じて、上記特定された図形データ情報テーブルのnレ
コード目に、今回のテープ番号、格納先頭データブロッ
クアドレスを登録する。
【0321】次に、ステップSH36において、インデ
ックスレジスタnの値を+1更新した後、上記ステップ
SH16に戻り、該ステップSH16以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された図形データ情報テーブルの
次のレコードを読み出して、該レコードにて特定される
図形データをハードディスクから読み出し、磁気テープ
に記録するという処理を行う。読み出したレコードにて
特定される図形データがすでにバックアップ済みである
場合は、磁気テープへの記録を行わずに、ステップSH
18から直接ステップSH36に進む。
【0322】そして、上記特定された図形データ情報テ
ーブルに登録されているすべての図形データがバックア
ップ処理された段階で、ステップSH17を通じて、ス
テップSH37に進み、インデックスレジスタmの値を
+1更新した後、上記ステップSH11に戻って、該ス
テップSH11以降の処理を行う。即ち、上記特定され
た部品情報テーブルの次のレコードを読み出し、その部
品に対応するすべての図形データを磁気テープにバック
アップ処理する。この場合も、上記読み出したレコード
に登録されているバックアップフラグが「1」であっ
て、バックアップ済みである場合は、ステップSH13
からステップSH37に進み、その部品に対応する図形
データのバックアップ処理を行わずに、次のレコードを
読み出すという処理が行われる。
【0323】上記ステップSH11〜ステップSH36
の一連の処理は、要求のあった機種に含まれる各部品に
対応するすべての図形データがバックアップ処理される
まで行われる。
【0324】各部品に対応するすべての図形データがバ
ックアップ処理された段階で、ステップSH12を通じ
てステップSH38に進み、インデックスレジスタjの
値を+1更新した後、上記ステップSH02に戻り、該
ステップSH02以降の処理が繰り返される。
【0325】即ち、バックアップリストの次のレコード
から新たに機種コードが読み出され、その機種に含まれ
る各部品に対応するすべての図形データがバックアップ
処理される。この場合も、上記読み出した機種コードに
対応する機種情報テーブルのレコードに登録されている
バックアップフラグが「1」であって、バックアップ済
みである場合は、ステップSH08から直接ステップS
H38に進み、当該各部品に対応する図形データのバッ
クアップ処理を行わずに、バックアップリストの次のレ
コードを読み出すという処理が行われる。
【0326】そして、バックアップリストに格納されて
いるすべての機種に関連するすべての図形データのバッ
クアップ処理が終了した段階で、この機種別バックアッ
プ手段388(機種別バックアップサブルーチン)が終
了する。
【0327】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、上記ステップSE01において、今回の要
求が頻度順バックアップ要求でないと判別された場合
は、ステップSE06に進み、判別手段380を通じ
て、今回の要求が機種リスト要求又は機種別バックアッ
プ要求であるか否かが判別される。この判別は、今回の
要求パラメータに含まれているコマンドが「40」又は
「41」であるかどうかで行われる。
【0328】コマンドが「40」又は「41」であって
今回の要求が機種リスト要求又は機種別バックアップ要
求である場合は、次のステップSE07に進み、判別手
段380を通じて、今回の要求が機種リスト要求である
か機種別バックアップ要求であるかが判別される。今回
の要求が機種リスト要求である場合は、次のステップS
E08に進み、機種リスト出力手段384(機種リスト
出力サブルーチン)に入る。
【0329】この機種リスト出力手段384は、図69
に示すように、各種判別を行う判別手段460と、機種
情報テーブルからレコード単位にその内容を読み出す情
報テーブル読出し手段462と、読み出されたレコード
に登録されている機種コードを機種リストにアドレス順
次に格納することにより、機種リストを作成する機種リ
スト作成手段464と、要求パラメータに対する応答パ
ラメータを作成する応答パラメータ作成手段466と、
該応答パラメータと機種リストを要求のあった端末に出
力する応答パラメータ出力手段468を有して構成され
ている。
【0330】そして、この機種リスト出力手段384
(機種リスト出力サブルーチン)は、図70に示すよう
に、まず、ステップSI01において、インデックスレ
ジスタjに初期値「0」を格納して該インデックスレジ
スタjを初期化する。
【0331】次に、ステップSI02において、情報テ
ーブル読出し手段462を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0332】次に、ステップSI03において、判別手
段460を通じて、機種情報テーブルに関する検索処理
が終了したか否かが判別される。この判別処理におい
て、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコー
ドでなく、検索処理が終了していないと判別された場合
は、次に、ステップSI04に進み、機種リスト作成手
段464を通じて、上記jレコード目に登録されている
機種コードを機種リストにアドレス順次に格納する。
【0333】次に、ステップSI05において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SI02に戻り、該ステップSI02以降の処理を繰り
返す。即ち、機種情報テーブルから次のレコードを読み
出してそのレコードに登録されている機種コードを機種
リストに格納するという処理を行って、機種リストを作
成する。
【0334】そして、上記ステップSI03において、
すべての機種情報テーブルに対する検索処理が終了した
と判別された場合は、ステップSI06に進み、応答パ
ラメータ作成手段466を通じて、応答パラメータに要
求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメータに
機種リストを付加する。
【0335】次に、ステップSI07において、応答パ
ラメータ出力手段468を通じて、応答パラメータと機
種リストを入出力ポート44を介してLANに出力す
る。応答パラメータに含まれている端末IDに対応する
端末10は、LANを通じて送出される応答パラメータ
と機種リストを機種リスト受取り手段142(図13参
照)を通じて受け取り、更に、機種リスト表示手段14
4を通じて、上記機種リストを画像表示用のデータ形態
に変換してモニタ32に出力するという処理を行う。
【0336】上記ステップSI07の処理が終了した段
階でこの機種リスト出力手段384(機種リスト出力サ
ブルーチン)が終了する。
【0337】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、上記ステップSE07において、今回の要
求が機種別バックアップ要求であると判別された場合
は、ステップSE09に進み、バックアップリスト読出
し手段386(バックアップリスト読出しサブルーチ
ン)に入る。このサブルーチンについては、すでに上述
したので、ここではその詳細な説明を省略するが、この
バックアップリスト読出し手段386において、要求パ
ラメータに含まれる複数の機種コードが読み出されてバ
ックアップリストに登録される。
【0338】その後、ステップSE05に進んで、機種
別バックアップ手段388(機種別バックアップサブル
ーチン)に入る。このサブルーチンは、すでに説明して
あるため、ここではその詳細な説明を省略するが、この
サブルーチンにおいて、バックアップリストに格納(登
録)されたすべての機種に関するすべての図形データが
磁気テープライブラリシステム16にバックアップ処理
される。
【0339】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンにおける上記ステップSE06において、機種リス
ト要求でもなく機種別バックアップ要求でもないと判別
された場合は、ステップSE10に進み、判別手段38
0を通じて、今回の要求が部品リスト要求又は部品別バ
ックアップ要求であるか否かが判別される。この判別
は、今回の要求パラメータに含まれているコマンドが
「50」又は「51」であるかどうかで行われる。
【0340】コマンドが「50」又は「51」であって
今回の要求が部品リスト要求又は部品別バックアップ要
求である場合は、次のステップSE11に進み、判別手
段380を通じて、今回の要求が部品リスト要求である
か部品別バックアップ要求であるかが判別される。今回
の要求が部品リスト要求である場合は、次のステップS
E12に進み、部品リスト出力手段390(部品リスト
出力サブルーチン)に入る。
【0341】この部品リスト出力手段390は、図71
に示すように、各種判別を行う判別手段470と、要求
パラメータから機種コードを読み出す機種コード読出し
手段472と、機種情報テーブル及び部品情報テーブル
からレコード単位にその内容を読み出す情報テーブル読
出し手段474と、読み出された部品情報テーブルのレ
コードに登録されている部品コードを部品リストにアド
レス順次に格納することにより、部品リストを作成する
部品リスト作成手段476と、要求パラメータに対する
応答パラメータを作成する応答パラメータ作成手段47
8と、該応答パラメータと部品リストを要求のあった端
末に出力する応答パラメータ出力手段480を有して構
成されている。
【0342】そして、この部品リスト出力手段390
(部品リスト出力サブルーチン)は、図72に示すよう
に、まず、ステップSJ01において、機種コード読出
し手段472を通じて、今回の要求パラメータから機種
コードを読み出す。
【0343】次に、ステップSJ02において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0344】次に、ステップSJ03において、情報テ
ーブル読出し手段474を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0345】次に、ステップSJ04において、判別手
段470を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる機種コードが一致しているか否かが判別される。一
致していなければ、ステップSJ05に進み、インデッ
クスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップS
J03に戻り、該ステップSJ03以降の処理を繰り返
す。そして、上記ステップSJ04において、両機種コ
ードが一致した段階で、次のステップSJ06に進み、
インデックスレジスタjに初期値「0」を格納して該イ
ンデックスレジスタjを初期化する。
【0346】次に、ステップSJ07において、情報テ
ーブル読出し手段474を通じて、部品情報テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0347】次に、ステップSJ08において、判別手
段470を通じて、当該部品情報テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次のステップSJ09に進み、部品リスト作成手
段476を通じて、jレコード目に登録されている部品
コードを部品リストのjレコード目に格納する。
【0348】次に、ステップSJ10において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SJ07に戻り、該ステップSJ07以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された部品情報テーブルから次の
レコードを読み出してそのレコードに登録されている部
品コードを部品リストに格納するという処理を行って、
部品リストを作成する。
【0349】そして、上記ステップSJ08において、
上記特定された部品情報テーブルに対する検索処理が終
了したと判別された場合は、ステップSJ11に進み、
応答パラメータ作成手段478を通じて、応答パラメー
タに要求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメ
ータに部品リストを付加する。
【0350】次に、ステップSJ12において、応答パ
ラメータ出力手段480を通じて、応答パラメータと部
品リストを入出力ポート44を介してLANに出力す
る。応答パラメータに含まれている端末IDに対応する
端末10は、LANを通じて送出される応答パラメータ
と部品リストを部品リスト受取り手段148(図13参
照)を通じて受け取り、更に、部品リスト表示手段15
0を通じて、上記部品リストを画像表示用のデータ形態
に変換してモニタ32に出力するという処理を行う。
【0351】上記ステップSJ12の処理が終了した段
階でこの部品リスト出力手段390(部品リスト出力サ
ブルーチン)が終了する。
【0352】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、上記ステップSE11において、今回の要
求が部品別バックアップ要求であると判別された場合
は、ステップSE13に進み、部品別バックアップ手段
392(部品別バックアップサブルーチン)に入る。
【0353】この部品別バックアップ手段392は、図
73に示すように、各種判別を行う判別手段490と、
今回の要求パラメータに含まれている機種コードを読み
出す機種コード読出し手段492と、今回の要求パラメ
ータに含まれている複数の部品コードをそれぞれ順番に
読み出す部品コード読出し手段494と、各種情報テー
ブルからレコード単位にその内容を読み出す情報テーブ
ル読出し手段496と、バックアップ要求対象の機種に
関する情報テーブルの各バックアップフラグをセット処
理するバックアップフラグ処理手段498と、図形デー
タのデータ長を磁気テープへの記録フォーマットの記録
単位であるデータブロック数に変換するデータブロック
数変換手段500と、磁気テープライブラリシステム1
6にて管理されている各磁気テープへの図形データの記
録情報が格納されたテープ情報テーブルからレコード単
位にその内容を読み出すテープ情報読出し手段502
と、選択された磁気テープへの図形データの記録が行わ
れた場合に、上記テープ情報テーブルの内容を更新する
テープ情報更新手段504と、ハードディスク14に対
して指定された図形データの読出し転送を要求し、又は
磁気テープライブラリシステム16に対して上記指定さ
れた図形データの書込み転送を要求するためのパラメー
タを作成する転送要求パラメータ作成手段506と、作
成された転送要求パラメータを磁気テープライブラリシ
ステム16又はハードディスク14に出力する転送要求
パラメータ出力手段508と、ハードディスク14から
送出されてくる図形データを受け取ってワーキング領域
に格納する図形データ受取り手段510と、バックアッ
プ要求対象の機種に関するすべての図形データ情報テー
ブルの内容を磁気テープライブラリシステム用の管理デ
ータに更新する情報テーブル更新手段512とを有して
構成されている。
【0354】そして、この部品別バックアップ手段39
2(部品別バックアップサブルーチン)は、図74に示
すように、まず、ステップSK01において、機種コー
ド読出し手段492を通じて、今回の要求パラメータか
ら機種コードを読み出す。
【0355】次に、ステップSK02において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0356】次に、ステップSK03において、情報テ
ーブル読出し手段496を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0357】次に、ステップSK04において、判別手
段490を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる機種コードが一致しているか否かが判別される。一
致していなければ、ステップSK05に進み、インデッ
クスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップS
K03に戻り、該ステップSK03以降の処理を繰り返
す。そして、上記ステップSK04において、両機種コ
ードが一致した段階で、次のステップSK06に進み、
インデックスレジスタjに初期値「0」を格納して該イ
ンデックスレジスタjを初期化する。
【0358】次に、ステップSK07において、部品コ
ード読出し手段494を通じて、今回の要求パラメータ
に含まれている複数の部品コードのうち、j番目の部品
コードを読み出す。
【0359】次に、ステップSK08において、判別手
段490を通じて、上記読み出された部品コードが終了
を示すコード(例えば、16進数の「FF」)であるか
否かが判別される。終了コードでないと判別された場合
は、次のステップSK09に進み、インデックスレジス
タkに初期値「0」を格納して、該インデックスレジス
タkを初期化する。
【0360】次に、ステップSK10において、情報テ
ーブル読出し手段496を通じて、部品情報テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0361】次に、ステップSK11において、判別手
段490を通じて、上記要求パラメータから読み出され
たj番目の部品コードと上記特定された部品情報テーブ
ルから読み出されたkレコード目の部品コードとが一致
しているか否かが判別される。一致していなければ、ス
テップSK12に進み、インデックスレジスタkの値を
+1更新した後、上記ステップSK10に戻り、上記特
定された部品情報テーブルの次のレコードを読み出し
て、部品コードの比較を行う。上記ステップSK11に
おいて、両部品コードが一致した段階で、次のステップ
SK13に進み、判別手段490を通じて、当該部品に
関するすべての図形データがすでにバックアップ済みで
あるか否かが判別される。
【0362】バックアップ済みでなければ、図75のス
テップSK14に進み、バックアップフラグ処理手段4
98を通じて、上記特定された部品情報テーブルのkレ
コード目におけるバックアップフラグをセット処理す
る。
【0363】次に、ステップSK15において、インデ
ックスレジスタmに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタmを初期化する。
【0364】次に、ステップSK16において、情報テ
ーブル読出し手段496を通じて、図形データ情報テー
ブル群のうち、上記特定された部品情報テーブルのkレ
コード目に登録されている格納先頭アドレスにて特定さ
れる図形データ情報テーブルのmレコード目の内容を読
み出す。
【0365】次に、ステップSK17において、判別手
段490を通じて、図形データ情報テーブルに対する検
索処理が終了したか否かが判別される。この判別処理に
おいて、上記読み出されたmレコード目の内容がEOF
コードでなく、検索処理が終了していないと判別された
場合は、次のステップSK18に進み、判別手段490
を通じて、当該図形データがすでにバックアップ済みで
あるか否かが判別される。
【0366】バックアップ済みでなければ、次のステッ
プSK19に進み、バックアップフラグ処理手段498
を通じて、上記特定された図形データ情報テーブルのm
レコード目におけるバックアップフラグをセット処理す
る。
【0367】次に、ステップSK20において、インデ
ックスレジスタnに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタnを初期化する。
【0368】次に、ステップSK21において、テープ
情報読出し手段502を通じて、テープ情報テーブルの
nレコード目を読み出す。
【0369】次に、ステップSK22において、判別手
段490を通じて、当該nレコード目の示すテープ番号
が有効であるかどうか、即ち、当該テープ番号に対応す
る磁気テープが空きエリアを持っているかどうかの判別
が行われる。この判別は、nレコード目の有効/無効ビ
ットが「0」であるかどうかで行われる。
【0370】有効/無効ビットが「0」であって、「空
きエリア有り」と判別された場合は、次のステップSK
23に進み、データブロック数変換手段500を通じ
て、上記特定された図形データ情報テーブルのmレコー
ド目に登録されているデータ長をデータブロック数に変
換する。
【0371】次に、ステップSK24において、判別手
段490を通じて、上記選定された磁気テープに当該図
形データを記録できる程度の空きエリアがあるか否かの
判別が行われる。この判別は、上記読み出されたテープ
情報テーブルのnレコード目に登録されている残りデー
タブロック数以下であるかどうかで行われる。
【0372】上記ステップSK22において、磁気テー
プに空きエリアがないと判別された場合、あるいは上記
ステップSK24において、当該図形データを記録でき
る程度の空きエリアがないと判別された場合は、ステッ
プSK25に進んで、インデックスレジスタnの値を+
1更新した後、ステップSK21に戻り、該ステップS
K21以降の処理を繰り返す。即ち、テープ情報テーブ
ルの次のレコードを読み出して、次の磁気テープに空き
エリアがあるかどうか、空きエリアがあった場合に当該
図形データを記録できる程度の空きエリアであるかどう
かの判別が行われる。
【0373】上記ステップSK24において、図形デー
タを記録できる程度の空きエリアがあると判別された場
合は、次のステップSK26において、転送要求パラメ
ータ作成手段506を通じて、ハードディスク14に対
して今回要求された図形データの読出し転送を行うため
の転送要求パラメータが作成される。転送要求パラメー
タ作成手段506は、例えば転送要求を行うべき対象の
デバイス番号(この場合、ハードディスク14を示すデ
バイス番号など)、上記レコード情報に登録されている
格納先頭論理アドレス及びデータ長に基づいて転送要求
パラメータを作成する。
【0374】次に、ステップSK27において、転送要
求パラメータ出力手段508を通じて、上記転送要求パ
ラメータが入出力ポート44を介してハードディスク1
4に出力される。
【0375】ハードディスク14は、ホストコンピュー
タ12から供給される転送要求パラメータに含まれてい
る格納先頭論理アドレスに対応する物理アドレスから要
求されたデータ長分のデータ、即ち、今回要求された図
形データを再生し、ホストコンピュータ12に転送する
という処理を行う。
【0376】次に、ステップSK28に進み、判別手段
490を通じて、ハードディスク14からの転送割込み
があったか否かの判別が行われる。この判別処理は、転
送割込みがあるまで繰り返される。即ち、転送割込み入
力待ちとなる。
【0377】転送割込み入力があった場合は、次のステ
ップSK29に進み、図形データ受取り手段510を通
じて、ハードディスク14から転送されてくる図形デー
タを受け取ってワーキング領域Zwに格納する。
【0378】次に、ステップSK30において、転送要
求パラメータ作成手段506を通じて、磁気テープライ
ブラリシステム16に対して、上記ワーキング領域Zw
に格納された図形データの書込み転送を行うための転送
要求パラメータを作成する。この転送要求パラメータ作
成手段506は、例えば転送要求を行うべき対象のデバ
イス番号(この場合、磁気テープライブラリシステム1
6を示すデバイス番号など)、上記読み出されたテープ
情報テーブルのnレコード目に登録されているテープ番
号及び格納先頭データブロックアドレス並びに上記デー
タブロック数変換手段500にて得られたデータブロッ
ク数に基づいて転送要求パラメータを作成する。
【0379】次に、ステップSK31において、転送要
求パラメータ出力手段508を通じて、上記転送要求パ
ラメータとワーキング領域Zwに格納されている図形デ
ータを入出力ポート44を介して磁気テープライブラリ
システム16に出力する。
【0380】磁気テープライブラリシステム16は、図
1に示すように、ホストコンピュータ12から供給され
る転送要求パラメータに含まれているテープ番号に対応
する磁気テープを記録再生装置20に投入し、要求され
たデータブロック数分の図形データを、磁気テープの要
求された格納先頭データブロックアドレスから記録する
という処理を行う。
【0381】次に、ステップSK32において、テープ
情報更新手段504を通じて、テープ情報テーブルのn
レコード目の内容を更新する。具体的には、登録されて
いる格納先頭データブロックアドレスに今回のデータブ
ロック数を加算して次回の格納先頭データブロックアド
レスとして更新し、登録されている残りデータブロック
数から今回のデータブロック数を差し引いて、今回の残
りデータブロック数として更新する。
【0382】次に、ステップSK33において、判別手
段490を通じて、今回記録が行われた磁気テープに空
きエリアがあるか否かが判別される。この判別は、上記
更新によって得られた今回の残りデータブロック数が
「0」であるかどうかで行われる。
【0383】残りデータブロック数が「0」で、空きエ
リアがないと判別された場合は、次のステップSK34
に進み、テープ情報更新手段504を通じて、有効/無
効ビットを「1」にセットして当該レコードを無効とす
る。
【0384】上記ステップSK34での処理が終了した
段階、あるいは上記ステップSK33において、残りデ
ータブロック数が「0」でないと判別された場合は、ス
テップSK35に進み、情報テーブル更新手段512を
通じて、上記特定された図形データ情報テーブルのmレ
コード目に、今回のテープ番号、格納先頭データブロッ
クアドレスを登録する。
【0385】次に、ステップSK36において、インデ
ックスレジスタmの値を+1更新した後、上記ステップ
SK16に戻り、該ステップSK16以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された図形データ情報テーブルの
次のレコードを読み出して、該レコードにて特定される
図形データをハードディスク14から読み出し、磁気テ
ープに記録するという処理を行う。読み出したレコード
にて特定される図形データがすでにバックアップ済みで
ある場合は、磁気テープへの記録を行わずに、ステップ
SK18から直接ステップSK36に進む。
【0386】上記ステップSK16〜ステップSK36
の一連の処理は、要求のあった部品に対応するすべての
図形データがバックアップ処理されるまで行われる。
【0387】上記部品に対応するすべての図形データが
バックアップ処理された段階で、ステップSK17を通
じてステップSK37に進み、インデックスレジスタj
の値を+1更新した後、上記ステップSK07に戻り、
該ステップSK07以降の処理が繰り返される。
【0388】即ち、要求パラメータから次の部品コード
が読み出され、その部品に対応するすべての図形データ
がバックアップ処理される。この場合も、上記読み出し
た部品コードに対応する部品情報テーブルのレコードに
登録されているバックアップフラグが「1」であって、
バックアップ済みである場合は、ステップSK13から
ステップSK37に進み、当該部品に対応する図形デー
タのバックアップ処理を行わずに、要求パラメータの次
の部品コードを読み出すという処理が行われる。
【0389】そして、要求パラメータに含まれるすべて
の部品に関連するすべての図形データのバックアップ処
理が終了した段階で、この部品別バックアップ手段39
2(部品別バックアップサブルーチン)が終了する。
【0390】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、上記ステップSE10において、部品リス
ト要求でもなく部品別バックアップ要求でもないと判別
された場合は、ステップSE14に進み、判別手段38
0を通じて、今回の要求が種別リスト要求であるか図形
データバックアップ要求であるかが判別される。今回の
要求が種別リスト要求である場合は、次のステップSE
15に進み、種別リスト出力手段394(種別リスト出
力サブルーチン)に入る。
【0391】この種別リスト出力手段394は、図77
に示すように、各種判別を行う判別手段520と、要求
パラメータから機種コードを読み出す機種コード読出し
手段522と、要求パラメータから部品コードを読み出
す部品コード読出し手段524と、各情報テーブルから
レコード単位にその内容を読み出す情報テーブル読出し
手段526と、読み出された図形データ情報テーブルの
各レコードに登録されている種別コードを種別リストに
アドレス順次に格納することにより、種別リストを作成
する種別リスト作成手段528と、要求パラメータに対
する応答パラメータを作成する応答パラメータ作成手段
530と、該応答パラメータと種別リストを要求のあっ
た端末10に出力する応答パラメータ出力手段532を
有して構成されている。
【0392】そして、この種別リスト出力手段394
(種別リスト出力サブルーチン)は、図78に示すよう
に、まず、ステップSL01において、機種コード読出
し手段522を通じて、今回の要求パラメータから機種
コードを読み出す。
【0393】次に、ステップSL02において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0394】次に、ステップSL03において、情報テ
ーブル読出し手段526を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0395】次に、ステップSL04において、判別手
段520を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる機種コードとが一致しているか否かが判別される。
一致していなければ、ステップSL05に進み、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SL03に戻り、該ステップSL03以降の処理を繰り
返す。そして、上記ステップSL04において、両機種
コードが一致した段階で、次のステップSL06に進
み、部品コード読出し手段524を通じて、今回の要求
パラメータから部品コードを読み出す。
【0396】次に、ステップSL07において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0397】次に、ステップSL08において、情報テ
ーブル読出し手段526を通じて、部品情報テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0398】次に、ステップSL09において、判別手
段520を通じて、上記読み出されたjレコード目の部
品コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる部品コードとが一致しているか否かが判別される。
一致していなければ、ステップSL10に進み、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SL08に戻り、該ステップSL08以降の処理を繰り
返す。そして、上記ステップSL09において、両部品
コードが一致した段階で、次のステップSL11に進
み、インデックスレジスタkに初期値「0」を格納して
該インデックスレジスタkを初期化する。
【0399】次に、ステップSL12において、情報テ
ーブル読出し手段526を通じて、図形データ情報テー
ブル群のうち、上記特定された部品情報テーブルのjレ
コード目に登録されている格納先頭アドレスにて特定さ
れる図形データ情報テーブルのkレコード目の内容を読
み出す。
【0400】次に、ステップSL13において、判別手
段520を通じて、上記特定された図形データ情報テー
ブルに対する検索処理が終了したか否かが判別される。
この判別処理において、上記読み出されたkレコード目
の内容がEOFコードでなく、検索処理が終了していな
いと判別された場合は、次のステップSL14に進み、
種別リスト作成手段528を通じて、kレコード目に登
録されている種別コードを種別リストのkレコード目に
格納する。
【0401】次に、ステップSL15において、インデ
ックスレジスタkの値を+1更新した後、上記ステップ
SL12に戻り、該ステップSL12以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された図形データ情報テーブルか
ら次のレコードを読み出してそのレコードに登録されて
いる種別コードを種別リストに格納するという処理を行
って、種別リストを作成する。
【0402】そして、上記ステップSL13において、
上記特定された図形データ情報テーブルに対する検索処
理が終了したと判別された場合は、ステップSL16に
進み、応答パラメータ作成手段530を通じて、応答パ
ラメータに要求のあった端末IDを格納した後、該応答
パラメータに種別リストを付加する。
【0403】次に、ステップSL17において、応答パ
ラメータ出力手段532を通じて、応答パラメータと種
別リストを入出力ポート44を介してLANに出力す
る。応答パラメータに含まれている端末IDに対応する
端末10は、LANを通じて送出される応答パラメータ
と種別リストを種別リスト受取り手段154(図13参
照)を通じて受け取り、更に、種別リスト表示手段15
6を通じて、上記種別リストを画像表示用のデータ形態
に変換してモニタ32に出力するという処理を行う。
【0404】上記ステップSL17の処理が終了した段
階でこの種別リスト出力手段394(種別リスト出力サ
ブルーチン)が終了する。
【0405】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、上記ステップSE14において、今回の要
求が図形データバックアップ要求であると判別された場
合は、ステップSE16に進み、図形データバックアッ
プ手段396(図形データバックアップサブルーチン)
に入る。
【0406】この図形データバックアップ手段396
は、図79に示すように、各種判別を行う判別手段54
0と、今回の要求パラメータに含まれている機種コード
を読み出す機種コード読出し手段542と、今回の要求
パラメータに含まれている部品コードを読み出す部品コ
ード読出し手段544と、今回の要求パラメータに含ま
れている複数の種別コードをそれぞれ順番に読み出す種
別コード読出し手段546と、各種情報テーブルからレ
コード単位にその内容を読み出す情報テーブル読出し手
段548と、バックアップ要求対象の機種に関する情報
テーブルの各バックアップフラグをセット処理するバッ
クアップフラグ処理手段550と、図形データのデータ
長を磁気テープへの記録フォーマットの記録単位である
データブロック数に変換するデータブロック数変換手段
552と、磁気テープライブラリシステム16にて管理
されている各磁気テープへの図形データの記録情報が格
納されたテープ情報テーブルからレコード単位にその内
容を読み出すテープ情報読出し手段554と、選択され
た磁気テープへの図形データの記録が行われた場合に、
上記テープ情報テーブルの内容を更新するテープ情報更
新手段556と、ハードディスク14に対して指定され
た図形データの読出し転送を要求し、又は磁気テープラ
イブラリシステム16に対して上記指定された図形デー
タの書込み転送を要求するためのパラメータを作成する
転送要求パラメータ作成手段558と、作成された転送
要求パラメータを磁気テープライブラリシステム16又
はハードディスク14に出力する転送要求パラメータ出
力手段560と、ハードディスク14から送出されてく
る図形データを受け取ってワーキング領域Zwに格納す
る図形データ受取り手段562と、バックアップ要求対
象の機種に関するすべての図形データ情報テーブルの内
容を磁気テープライブラリシステム用の管理データに更
新する情報テーブル更新手段564とを有して構成され
ている。
【0407】そして、この図形データバックアップ手段
396(図形データバックアップサブルーチン)は、図
80に示すように、まず、ステップSM01において、
機種コード読出し手段542を通じて、今回の要求パラ
メータから機種コードを読み出す。
【0408】次に、ステップSM02において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0409】次に、ステップSM03において、情報テ
ーブル読出し手段548を通じて、機種情報テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0410】次に、ステップSM04において、判別手
段540を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる機種コードとが一致しているか否かが判別される。
一致していなければ、ステップSM05に進み、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SM03に戻り、該ステップSM03以降の処理を繰り
返す。そして、上記ステップSM04において、両機種
コードが一致した段階で、次のステップSM06に進
み、部品コード読出し手段544を通じて、今回の要求
パラメータから部品コードを読み出す。
【0411】次に、ステップSM07において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0412】次に、ステップSM08において、情報テ
ーブル読出し手段548を通じて、部品情報テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0413】次に、ステップSM09において、判別手
段540を通じて、上記読み出されたjレコード目の部
品コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる部品コードとが一致しているか否かが判別される。
一致していなければ、ステップSM10に進み、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SM08に戻り、該ステップSM08以降の処理を繰り
返す。そして、上記ステップSM09において、両部品
コードが一致した段階で、次のステップSM11に進
み、インデックスレジスタjに初期値「0」を格納して
該インデックスレジスタjを初期化する。
【0414】次に、ステップSM12において、種別コ
ード読出し手段546を通じて、今回の要求パラメータ
に含まれている複数の種別コードのうち、j番目の種別
コードを読み出す。
【0415】次に、ステップSM13において、判別手
段540を通じて、上記読み出された部品コードが終了
を示すコード(例えば、16進数の「FF」)であるか
否かが判別される。終了コードでないと判別された場合
は、次のステップSM14に進み、インデックスレジス
タkに初期値「0」を格納して、該インデックスレジス
タkを初期化する。
【0416】次に、ステップSM15において、情報テ
ーブル読出し手段548を通じて、図形データ情報テー
ブル群のうち、上記特定された部品情報テーブルのjレ
コード目に登録されている格納先頭アドレスにて特定さ
れる図形データ情報テーブルのkレコード目の内容を読
み出す。
【0417】次に、ステップSM16において、判別手
段540を通じて、上記要求パラメータから読み出され
たj番目の種別コードと上記特定された図形データ情報
テーブルから読み出されたkレコード目の種別コードと
が一致しているか否かが判別される。一致していなけれ
ば、ステップSM17に進み、インデックスレジスタk
の値を+1更新した後、上記ステップSM15に戻り、
上記特定された図形データ情報テーブルの次のレコード
を読み出して、種別コードの比較を行う。上記ステップ
SM16において、両種別コードが一致した段階で、次
のステップSM18に進み、判別手段540を通じて、
当該種別に関する図形データがすでにバックアップ済み
であるか否かが判別される。
【0418】バックアップ済みでなければ、図81のス
テップSM19に進み、バックアップフラグ処理手段5
50を通じて、上記特定された図形データ情報テーブル
のkレコード目におけるバックアップフラグをセット処
理する。
【0419】次に、ステップSM20において、インデ
ックスレジスタmに初期値「0」を格納して、該インデ
ックスレジスタmを初期化する。
【0420】次に、ステップSM21において、テープ
情報読出し手段554を通じて、テープ情報テーブルの
mレコード目を読み出す。
【0421】次に、ステップSM22において、判別手
段540を通じて、当該mレコード目の示すテープ番号
が有効であるかどうか、即ち、当該テープ番号に対応す
る磁気テープが空きエリアを持っているかどうかの判別
が行われる。この判別は、mレコード目の有効/無効ビ
ットが「0」であるかどうかで行われる。
【0422】有効/無効ビットが「0」であって、「空
きエリア有り」と判別された場合は、次のステップSM
23に進み、データブロック数変換手段552を通じ
て、上記特定された図形データ情報テーブルのkレコー
ド目に登録されているデータ長をデータブロック数に変
換する。
【0423】次に、ステップSM24において、判別手
段540を通じて、上記選定された磁気テープに当該図
形データを記録できる程度の空きエリアがあるか否かの
判別が行われる。この判別は、上記読み出されたテープ
情報テーブルのmレコード目に登録されている残りデー
タブロック数以下であるかどうかで行われる。
【0424】上記ステップSM22において、磁気テー
プに空きエリアがないと判別された場合、あるいは上記
ステップSM24において、当該図形データを記録でき
る程度の空きエリアがないと判別された場合は、ステッ
プSM25に進んで、インデックスレジスタmの値を+
1更新した後、ステップSM21に戻り、該ステップS
M21以降の処理を繰り返す。即ち、テープ情報テーブ
ルの次のレコードを読み出して、次の磁気テープに空き
エリアがあるかどうか、空きエリアがあった場合に当該
図形データを記録できる程度の空きエリアであるかどう
かの判別が行われる。
【0425】上記ステップSM24において、図形デー
タを記録できる程度の空きエリアがあると判別された場
合は、次のステップSM26において、転送要求パラメ
ータ作成手段558を通じて、ハードディスク14に対
して今回要求された図形データの読出し転送を行うため
の転送要求パラメータが作成される。転送要求パラメー
タ作成手段558は、例えば転送要求を行うべき対象の
デバイス番号(この場合、ハードディスクを示すデバイ
ス番号など)、上記レコード情報に登録されている格納
先頭論理アドレス及びデータ長に基づいて転送要求パラ
メータを作成する。
【0426】次に、ステップSM27において、転送要
求パラメータ出力手段560を通じて、上記転送要求パ
ラメータが入出力ポート44を介してハードディスク1
4に出力される。
【0427】ハードディスク14は、ホストコンピュー
タ12から供給される転送要求パラメータに含まれてい
る格納先頭論理アドレスに対応する物理アドレスから要
求されたデータ長分のデータ、即ち、今回要求された図
形データを再生し、ホストコンピュータ12に転送する
という処理を行う。
【0428】次に、ステップSM28に進み、判別手段
540を通じて、ハードディスク14からの転送割込み
があったか否かの判別が行われる。この判別処理は、転
送割込みがあるまで繰り返される。即ち、転送割込み入
力待ちとなる。
【0429】転送割込み入力があった場合は、次のステ
ップSM29に進み、図形データ受取り手段562を通
じて、ハードディスク14から転送されてくる図形デー
タを受け取ってワーキング領域Zwに格納する。
【0430】次に、ステップSM30において、転送要
求パラメータ作成手段558を通じて、磁気テープライ
ブラリシステム16に対して、上記ワーキング領域Zw
に格納された図形データの書込み転送を行うための転送
要求パラメータを作成する。この転送要求パラメータ作
成手段558は、例えば転送要求を行うべき対象のデバ
イス番号(この場合、磁気テープライブラリシステム1
6を示すデバイス番号など)、上記読み出されたテープ
情報テーブルのmレコード目に登録されているテープ番
号及び格納先頭データブロックアドレス並びに上記デー
タブロック数変換手段552にて得られたデータブロッ
ク数に基づいて転送要求パラメータを作成する。
【0431】次に、ステップSM31において、転送要
求パラメータ出力手段560を通じて、上記転送要求パ
ラメータとワーキング領域Zwに格納されている図形デ
ータを入出力ポート44を介して磁気テープライブラリ
システム16に出力する。
【0432】磁気テープライブラリシステム16は、図
1に示すように、ホストコンピュータ12から供給され
る転送要求パラメータに含まれているテープ番号に対応
する磁気テープを記録再生装置20に投入し、要求され
たデータブロック数分の図形データを、磁気テープの要
求された格納先頭データブロックアドレスから記録する
という処理を行う。
【0433】次に、ステップSM32において、テープ
情報更新手段556を通じて、テープ情報テーブルのm
レコード目の内容を更新する。具体的には、登録されて
いる格納先頭データブロックアドレスに今回のデータブ
ロック数を加算して次回の格納先頭データブロックアド
レスとして更新し、登録されている残りデータブロック
数から今回のデータブロック数を差し引いて、今回の残
りデータブロック数として更新する。
【0434】次に、図82のステップSM33におい
て、判別手段540を通じて、今回記録が行われた磁気
テープに空きエリアがあるか否かが判別される。この判
別は、上記更新によって得られた今回の残りデータブロ
ック数が「0」であるかどうかで行われる。
【0435】残りデータブロック数が「0」で、空きエ
リアがないと判別された場合は、次のステップSM34
に進み、テープ情報更新手段556を通じて、有効/無
効ビットを「1」にセットして当該レコードを無効とす
る。
【0436】上記ステップSM34での処理が終了した
段階、あるいは上記ステップSM33において、残りデ
ータブロック数が「0」でないと判別された場合は、ス
テップSM35に進み、情報テーブル更新手段564を
通じて、上記特定された図形データ情報テーブルのkレ
コード目に、今回のテープ番号、格納先頭データブロッ
クアドレスを登録する。
【0437】次に、ステップSM36において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SM12に戻り、該ステップSM12以降の処理を繰り
返す。即ち、要求パラメータから次の種別コードが読み
出され、その種別コードに対応する図形データがバック
アップ処理される。この場合も、上記読み出した種別コ
ードに対応する図形データ情報テーブルのレコードに登
録されているバックアップフラグが「1」であって、バ
ックアップ済みである場合は、ステップSM18からス
テップSM36に進み、当該種別に対応する図形データ
のバックアップ処理を行わずに、要求パラメータの次の
種別コードを読み出すという処理が行われる。
【0438】そして、要求パラメータに含まれるすべて
の種別に関連するすべての図形データのバックアップ処
理が終了した段階で、この図形データバックアップ手段
396(図形データバックアップサブルーチン)が終了
する。
【0439】次に、図60のバックアップ処理サブルー
チンに戻り、上記ステップSE03での頻度順バックア
ップリスト作成処理、ステップSE05での機種別バッ
クアップ処理、ステップSE08での機種リスト出力処
理、ステップSE12での部品リスト出力処理、ステッ
プSE13での部品別バックアップ処理、ステップSE
15での種別リスト出力処理又はステップSE16での
図形データバックアップ処理が終了した段階で、このバ
ックアップ処理手段220(バックアップ処理サブルー
チン)が終了する。
【0440】次に、図32のメインルーチンに戻り、上
記ステップS311において、今回の要求がバックアッ
プ要求ではなくアクセス頻度リスト要求であると判別さ
れた場合は、ステップS313に進み、アクセス頻度出
力処理手段222(アクセス頻度出力処理サブルーチ
ン)に入る。
【0441】このアクセス頻度出力処理手段222は、
図83に示すように、今回の要求パラメータのコマンド
を判別して各種処理手段に制御を移す判別手段570
と、機種別の頻度情報(総アクセス回数、アクセス回数
及び最終アクセス日時など)を要求のあった端末10に
出力する機種別頻度情報出力手段572と、部品別の頻
度情報を要求のあった端末10に出力する部品別頻度情
報出力手段574と、図形データの頻度情報を要求のあ
った端末10に出力する図形データ頻度情報出力手段5
76とを有して構成されている。
【0442】そして、このアクセス頻度出力処理手段2
22(アクセス頻度出力処理サブルーチン)は、図84
に示すように、まず、ステップSN01において、判別
手段570を通じて、今回の要求が機種別頻度リスト要
求であるか否かが判別される。この判別は、今回の要求
パラメータに含まれているコマンドが「20」であるか
どうかで行われる。
【0443】コマンドが「20」であって今回の要求が
機種別頻度リスト要求である場合は、次のステップSN
02に進み、機種別頻度情報出力手段572(機種別頻
度情報出力サブルーチン)に入る。
【0444】この機種別頻度情報出力手段572は、図
85に示すように、各種判別を行う判別手段580と、
機種頻度テーブルからレコード単位にその内容を読み出
す頻度テーブル読出し手段582と、読み出されたレコ
ードに登録されている機種コードをアクセス頻度リスト
にアドレス順次に格納することにより、アクセス頻度リ
スト(この場合、機種頻度リスト)を作成する機種頻度
リスト作成手段584と、要求パラメータに対する応答
パラメータを作成する応答パラメータ作成手段586
と、該応答パラメータと機種頻度リストを要求のあった
端末10に出力する応答パラメータ出力手段588を有
して構成されている。
【0445】そして、この機種別頻度情報出力手段57
2(機種頻度情報出力サブルーチン)は、図86に示す
ように、まず、ステップSP01において、インデック
スレジスタjに初期値「0」を格納して該インデックス
レジスタjを初期化する。
【0446】次に、ステップSP02において、頻度テ
ーブル読出し手段582を通じて、機種頻度テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0447】次に、ステップSP03において、判別手
段580を通じて、機種頻度テーブルに関する検索処理
が終了したか否かが判別される。この判別処理におい
て、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコー
ドでなく、検索処理が終了していないと判別された場合
は、次のステップSP04に進み、機種頻度リスト作成
手段584を通じて、上記jレコード目に登録されてい
る頻度情報(機種コード、総アクセス回数、アクセス回
数及び最終アクセス日時)をアクセス頻度リストにアド
レス順次に格納する。
【0448】次に、ステップSP05において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SP02に戻り、該ステップSP02以降の処理を繰り
返す。即ち、機種頻度テーブルから次のレコードを読み
出してそのレコードに登録されている頻度情報をアクセ
ス頻度リストに格納するという処理を行って、機種頻度
リストを作成する。
【0449】そして、上記ステップSP03において、
すべての機種頻度テーブルに対する検索処理が終了した
と判別された場合は、ステップSP06に進み、応答パ
ラメータ作成手段586を通じて、応答パラメータに要
求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメータに
機種頻度リストを付加する。
【0450】次に、ステップSP07において、応答パ
ラメータ出力手段588を通じて、応答パラメータと機
種頻度リストを入出力ポート44を介してLANに出力
する。応答パラメータに含まれている端末IDに対応す
る端末10は、LANを通じて送出される応答パラメー
タと機種頻度リストを機種頻度リスト受取り手段114
(図10参照)を通じて受け取り、更に、機種頻度リス
ト表示手段116を通じて、上記機種頻度リストを画像
表示用のデータ形態に変換してモニタ32に出力すると
いう処理を行う。
【0451】上記ステップSP07の処理が終了した段
階でこの機種別頻度情報出力手段572(機種別頻度情
報出力サブルーチン)が終了する。
【0452】次に、図84のアクセス頻度出力処理サブ
ルーチンに戻り、上記ステップSN01において、今回
の要求が機種頻度リスト要求でないと判別された場合
は、ステップSN03に進み、判別手段570を通じ
て、今回の要求が部品頻度リスト要求であるか否かが判
別される。この判別は、今回の要求パラメータに含まれ
ているコマンドが「21」であるかどうかで行われる。
【0453】コマンドが「21」であって今回の要求が
部品頻度リスト要求である場合は、次のステップSN0
4に進み、部品別頻度情報出力手段574(部品別頻度
情報出力サブルーチン)に入る。
【0454】この部品別頻度情報出力手段574は、図
87に示すように、各種判別を行う判別手段590と、
要求パラメータから機種コードを読み出す機種コード読
出し手段592と、機種頻度テーブル及び部品頻度テー
ブルからレコード単位にその内容を読み出す頻度テーブ
ル読出し手段594と、読み出された部品頻度テーブル
のレコードに登録されている頻度情報(部品コード、総
アクセス回数、アクセス回数及び最終アクセス日時)を
アクセス頻度リストにアドレス順次に格納することによ
り、部品頻度リストを作成する部品頻度リスト作成手段
596と、要求パラメータに対する応答パラメータを作
成する応答パラメータ作成手段598と、該応答パラメ
ータと部品頻度リストを要求のあった端末に出力する応
答パラメータ出力手段600を有して構成されている。
【0455】そして、この部品別頻度情報出力手段57
4(部品別頻度情報出力サブルーチン)は、図88に示
すように、まず、ステップSQ01において、機種コー
ド読出し手段592を通じて、今回の要求パラメータか
ら機種コードを読み出す。
【0456】次に、ステップSQ02において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0457】次に、ステップSQ03において、頻度テ
ーブル読出し手段594を通じて、機種頻度テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0458】次に、ステップSQ04において、判別手
段590を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる機種コードとが一致しているか否かが判別される。
一致していなければ、ステップSQ05に進み、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SQ03に戻り、該ステップSQ03以降の処理を繰り
返す。そして、上記ステップSQ04において、両機種
コードが一致した段階で、次のステップSQ06に進
み、インデックスレジスタjに初期値「0」を格納して
該インデックスレジスタjを初期化する。
【0459】次に、ステップSQ07において、頻度テ
ーブル読出し手段594を通じて、部品頻度テーブル群
のうち、上記機種頻度テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品頻度テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0460】次に、ステップSQ08において、判別手
段590を通じて、当該部品頻度テーブルに対する検索
処理が終了したか否かが判別される。この判別処理にお
いて、上記読み出されたjレコード目の内容がEOFコ
ードでなく、検索処理が終了していないと判別された場
合は、次のステップSQ09に進み、部品頻度リスト作
成手段596を通じて、jレコード目に登録されている
頻度情報(総アクセス回数、アクセス回数及び最終アク
セス日時)をアクセス頻度リストのjレコード目に格納
する。
【0461】次に、ステップSQ10において、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SQ07に戻り、該ステップSQ07以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された部品頻度テーブルから次の
レコードを読み出してそのレコードに登録されている部
品コードをアクセス頻度リストに格納するという処理を
行って、部品頻度リストを作成する。
【0462】そして、上記ステップSQ08において、
上記特定された部品頻度テーブルに対する検索処理が終
了したと判別された場合は、ステップSQ11に進み、
応答パラメータ作成手段598を通じて、応答パラメー
タに要求のあった端末IDを格納した後、該応答パラメ
ータに部品頻度リストを付加する。
【0463】次に、ステップSQ12において、応答パ
ラメータ出力手段600を通じて、応答パラメータと部
品頻度リストを入出力ポート44を介してLANに出力
する。応答パラメータに含まれている端末IDに対応す
る端末10は、LANを通じて送出される応答パラメー
タと部品頻度リストを部品頻度リスト受取り手段120
(図10参照)を通じて受け取り、更に、部品頻度リス
ト表示手段122を通じて、上記部品頻度リストを画像
表示用のデータ形態に変換してモニタ32に出力すると
いう処理を行う。
【0464】上記ステップSQ12の処理が終了した段
階でこの部品別頻度情報出力手段574(部品別頻度情
報出力サブルーチン)が終了する。
【0465】次に、図84のアクセス頻度出力処理サブ
ルーチンに戻り、上記ステップSN03において、部品
頻度リスト要求ではなく、図形データ頻度リスト要求で
あると判別された場合は、ステップSN05に進み、図
形データ頻度情報出力手段576(図形データ頻度情報
出力サブルーチン)に入る。
【0466】この図形データ頻度情報出力手段576
は、図89に示すように、各種判別を行う判別手段61
0と、要求パラメータから機種コードを読み出す機種コ
ード読出し手段612と、要求パラメータから部品コー
ドを読み出す部品コード読出し手段614と、各頻度テ
ーブルからレコード単位にその内容を読み出す頻度テー
ブル読出し手段616と、読み出された図形データ情報
テーブルの各レコードに登録されている頻度情報(種別
コード、総アクセス回数、アクセス回数及び最終アクセ
ス日時)をアクセス頻度リストにアドレス順次に格納す
ることにより、図形データ頻度リストを作成する図形デ
ータ頻度リスト作成手段618と、要求パラメータに対
する応答パラメータを作成する応答パラメータ作成手段
620と、該応答パラメータと図形データ頻度リストを
要求のあった端末10に出力する応答パラメータ出力手
段622を有して構成されている。
【0467】そして、この図形データ頻度情報出力手段
576(図形データ頻度情報出力サブルーチン)は、図
90に示すように、まず、ステップSR01において、
機種コード読出し手段612を通じて、今回の要求パラ
メータから機種コードを読み出す。
【0468】次に、ステップSR02において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0469】次に、ステップSR03において、頻度テ
ーブル読出し手段616を通じて、機種頻度テーブルの
jレコード目の内容を読み出す。
【0470】次に、ステップSR04において、判別手
段610を通じて、上記読み出されたjレコード目の機
種コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる機種コードとが一致しているか否かが判別される。
一致していなければ、ステップSR05に進み、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SR03に戻り、該ステップSR03以降の処理を繰り
返す。そして、上記ステップSR04において、両機種
コードが一致した段階で、次のステップSR06に進
み、部品コード読出し手段614を通じて、今回の要求
パラメータから部品コードを読み出す。
【0471】次に、ステップSR07において、インデ
ックスレジスタjに初期値「0」を格納して該インデッ
クスレジスタjを初期化する。
【0472】次に、ステップSR08において、頻度テ
ーブル読出し手段616を通じて、部品頻度テーブル群
のうち、上記機種情報テーブルの該当レコード(機種コ
ードが一致していると判別されたレコード)に登録され
ている格納先頭アドレスにて特定される部品情報テーブ
ルのjレコード目の内容を読み出す。
【0473】次に、ステップSR09において、判別手
段610を通じて、上記読み出されたjレコード目の部
品コードと上記読み出された要求パラメータに含まれて
いる部品コードとが一致しているか否かが判別される。
一致していなければ、ステップSR10に進み、インデ
ックスレジスタjの値を+1更新した後、上記ステップ
SR08に戻り、該ステップSR08以降の処理を繰り
返す。そして、上記ステップSR09において、両部品
コードが一致した段階で、次のステップSR11に進
み、インデックスレジスタkに初期値「0」を格納して
該インデックスレジスタkを初期化する。
【0474】次に、ステップSR12において、頻度テ
ーブル読出し手段616を通じて、図形データ頻度テー
ブル群のうち、上記特定された部品情報テーブルのjレ
コード目に登録されている格納先頭アドレスにて特定さ
れる図形データ情報テーブルのkレコード目の内容を読
み出す。
【0475】次に、ステップSR13において、判別手
段610を通じて、上記特定された図形データ情報テー
ブルに対する検索処理が終了したか否かが判別される。
この判別処理において、上記読み出されたkレコード目
の内容がEOFコードでなく、検索処理が終了していな
いと判別された場合は、次のステップSR14に進み、
図形データ頻度リスト作成手段618を通じて、kレコ
ード目に登録されている頻度情報(種別コード、総アク
セス回数、アクセス回数及び最終アクセス日時)をアク
セス頻度リストのkレコード目に格納する。
【0476】次に、ステップSR15において、インデ
ックスレジスタkの値を+1更新した後、上記ステップ
SR12に戻り、該ステップSR12以降の処理を繰り
返す。即ち、上記特定された図形データ頻度テーブルか
ら次のレコードを読み出してそのレコードに登録されて
いる頻度情報をアクセス頻度リストに格納するという処
理を行って、図形データ頻度リストを作成する。
【0477】そして、上記ステップSR13において、
上記特定された図形データ情報テーブルに対する検索処
理が終了したと判別された場合は、ステップSR16に
進み、応答パラメータ作成手段620を通じて、応答パ
ラメータに要求のあった端末IDを格納した後、該応答
パラメータに種別頻度リストを付加する。
【0478】次に、ステップSR17において、応答パ
ラメータ出力手段622を通じて、応答パラメータと種
別頻度リストを入出力ポート44を介してLANに出力
する。応答パラメータに含まれている端末IDに対応す
る端末10は、LANを通じて送出される応答パラメー
タと図形データ頻度リストを図形データ頻度リスト受取
り手段126(図10参照)を通じて受け取り、更に、
図形データ頻度リスト表示手段128を通じて、上記図
形データ頻度リストを画像表示用のデータ形態に変換し
てモニタ32に出力するという処理を行う。
【0479】上記ステップSR17の処理が終了した段
階でこの図形データ頻度情報出力手段576(図形デー
タ頻度情報出力サブルーチン)が終了する。
【0480】次に、図84のアクセス頻度出力処理サブ
ルーチンに戻り、上記ステップSN02での機種別頻度
情報出力処理、ステップSN04での部品別頻度情報出
力処理又は種別頻度情報出力処理が終了した段階で、こ
のアクセス頻度出力処理手段222(アクセス頻度出力
処理サブルーチン)が終了する。
【0481】次に、図32のメインルーチンに戻り、上
記ステップS310での検索処理、ステップS312で
のバックアップ処理又はステップS313でのアクセス
頻度出力処理が終了した段階で、次のステップS314
に進み、インデックスレジスタiの値を+1更新する。
【0482】次に、ステップS315において、判別手
段210を通じて、すべての端末10について処理を終
えたか否かの判別が行われる。この判別は、インデック
スレジスタiの値がこのLANに接続されている端末数
M以上であるかどうかで行われる。
【0483】インデックスレジスタiの値が上記端末数
Mよりも小さい場合は、すべての端末10に対する処理
を終えていないとして、上記ステップS305に戻り、
該ステップS305以降の処理を繰り返す。即ち、次の
端末10からの要求パラメータを受け取って、そのコマ
ンドに応じた応答処理を行う。
【0484】そして、上記ステップS315において、
インデックスレジスタiの値が端末数M以上となった段
階で、次のステップS316に進み、判別手段210を
通じて、プログラム終了要求があったかどうかが判別さ
れる。この判別は、電源OFFなどの終了要求割込みの
発生があったかどうかで行なわれる。
【0485】このステップS316においては、上記終
了要求がない場合、ステップS304に戻って、該ステ
ップS304以降の処理を繰り返す。即ち、再びすべて
の端末10についてそれぞれ要求パラメータを受け取っ
て、これら要求コマンドに応じた応答処理を行う。そし
て、上記ステップS316において、上記終了要求があ
ったと判別された場合は、このデータ管理プログラムが
終了することになる。
【0486】このように、本実施の形態に係るデータ管
理システムにおいては、各端末10からバックアップ要
求が入力された場合に、そのバックアップ対象である図
形データに関連する各種情報テーブル(機種情報テーブ
ル、部品情報テーブル群及び図形データ情報テーブル
群)はそのままハードディスク14に記憶させたまま
で、バックアップ対象の図形データのみが磁気テープラ
イブラリシステム16に転送されてバックアップされる
ことになる。
【0487】そのため、磁気テープライブラリシステム
16には、図形データの管理上必要な各種情報テーブル
を記憶するための記憶領域を設ける必要がなくなり、上
記バックアップ処理に伴う磁気テープライブラリシステ
ム16の記憶領域(各磁気テープのデータブロック数)
の消費を抑えることができる。
【0488】また、図形データの管理上必要な属性デー
タが登録された各種情報テーブルには、その転送先(記
憶されているアドレス)についての情報、例えば転送先
がハードディスク14の場合においてはその格納先頭論
理アドレス、転送先が磁気テープライブラリシステム1
6の場合においてはそのテープ番号と格納先頭データブ
ロックアドレスが登録されることから、バックアップ処
理された図形データをアクセスする場合、上記転送先の
情報に基づいて直接図形データをアクセスすることが可
能となり、データRAM202又はハードディスク14
に読み出す場合は、ワーキング領域Zwとして一つの図
形データを格納できる程度の記憶容量があればよい。一
方、バックアップされている図形データを外部に転送す
る場合、ハードディスク14を経由せずに直接図形デー
タを外部に転送することも可能となる。
【0489】また、磁気テープライブラリシステム16
から今回の転送要求対象となっている図形データのみを
転送すればよいため、転送にかかる時間が短くなり、一
つの端末10から図形データのアクセス指令(図形デー
タ要求)を発してから、実際に図形データが当該端末に
到達するまでの時間を短縮でき、例えばCAD/CAM
システムを用いた際の工数削減の効果を十分に発揮させ
ることができる。
【0490】このように、上記本実施の形態に係るデー
タ管理システムにおいては、ハードディスク14及び磁
気テープライブラリシステム16の実効利用率及び図形
データのアクセス速度の向上を図ることができ、CAD
/CAMシステムを用いたデータ管理の効率を高めるこ
とができる。
【0491】また、本実施の形態に係るデータ管理シス
テムにおいては、端末10からのバックアップ要求に
て、いずれかの機種あるいは部品が指定されている場合
に、上記バックアップ処理手段220において、その要
求のあった機種又は部品に関連するすべての図形データ
を磁気テープライブラリシステム16に転送するように
構成している。
【0492】これにより、バックアップ要求にて指定さ
れた機種又は部品に関連するすべての図形データがバッ
クアップ処理手段220を通じて磁気テープライブラリ
システム16に転送され、それと同時に、情報テーブル
更新処理によって、上記機種又は部品に関連するすべて
の情報テーブルに転送先と転送済みを示す情報が登録さ
れることとなる。
【0493】例えば自動二輪のCAD/CAMシステム
に適用した場合を考えると、機種に含まれる多数の部品
に係る図形データをバックアップする際に、これら多数
の部品の図形データをいちいち指定してバックアップ指
令を行う必要はなく、機種を指定するだけで、その機種
に含まれる部品の図形データをバックアップすることが
可能となり、バックアップ操作にかかる時間を大幅に短
縮させることができる。
【0494】また、本実施の形態に係るデータ管理シス
テムにおいては、端末10からの図形データ要求に基づ
いて、階層構造の情報テーブル群から必要な図形データ
情報テーブルを検索し、その検索された図形データ情報
テーブルにバックアップ済みを示す情報が登録されてい
ない場合は、該図形データ情報テーブルに対応する図形
データがハードディスク14から読み出されて要求のあ
った端末10に転送され、逆にバックアップ済みを示す
情報が登録されている場合は、その図形データが磁気テ
ープライブラリシステム16から読み出されて要求のあ
った端末10に転送される。
【0495】この場合、磁気テープライブラリシステム
16に記憶されている図形データは、ハードディスク1
4に記憶されている各種情報テーブルの登録内容に基づ
いて要求のあった端末10に転送されることから、当該
図形データを一旦ハードディスク14に記憶した後に転
送を行うという必要がなくなり、直接データRAM20
2を用いて要求のあった端末10に転送することが可能
となり、ハードディスク14の記憶領域に割り付けられ
る作業領域の容量を最小限にすることができる。
【0496】また、本実施の形態に係るデータ管理シス
テムにおいては、各種頻度テーブルに図形データのアク
セス頻度を登録し、端末10からの機種頻度リスト要
求、部品頻度リスト要求又は図形データ頻度リスト要求
に基づいて、各種頻度テーブルに登録されているアクセ
ス頻度を要求のあった端末10に転送するようにして、
機種毎、部品毎及び図形データ毎にアクセス頻度を計数
して要求のあった端末10に転送するようにしたので、
各端末10において機種毎、部品毎及び図形データ毎の
アクセス頻度及び図形データの利用率を容易に把握する
ことが可能となる。
【0497】また、本実施の形態に係るデータ管理シス
テムにおいては、上記バックアップ要求が頻度順バック
アップ要求である場合に、その総アクセス回数以下、ア
クセス回数以下又は最終アクセス日時以前の機種、部品
及び種別に関連するすべての図形データをバックアップ
処理するようにしたので、例えば自動二輪のCAD/C
AMシステムに適用した場合を考えると、機種に含まれ
る多数の部品に係る図形データをバックアップする際
に、部品毎に図形データに対するアクセス頻度を計算
し、頻度の少ない部品の図形データをいちいち指定して
バックアップ指令を行う必要はなく、バックアップすべ
きアクセス頻度を指定するだけで、そのアクセス頻度以
下の図形データを一度にバックアップすることが可能と
なり、バックアップ操作にかかる時間を大幅に短縮させ
ることができる。
【0498】上記実施の形態においては、自動二輪の設
計に用いられる3次元CADシステムにて作成された図
形データを管理するためのデータ管理システムに適用し
た例を示したが、その他、自動車、航空機、船舶並びに
建築等の設計において3次元CADシステムを使用して
いるものについても適用でき、その適用範囲は広い。
【0499】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0500】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る経歴
表示システムによれば、複数の作成データが少なくとも
そのシンボルコード及び登録日と共に記憶された記憶領
域を有する第1の記憶手段と、入力された経歴表示要求
に基づいて、前記第1の記憶手段からシンボルコードを
読み出すシンボル読出し手段と、前記シンボル読出し手
段にて読み出された複数のシンボルコードを登録日順に
並び替える並び替え手段と、前記並び替え手段にて並び
替えられた後の複数のシンボルコードを順次表示装置に
出力するシンボル出力手段とを具備し、表示装置の表示
画面には、前記複数のシンボルコードが並び替え後の順
番で所定の方向性をもって表示させるようにしている。
【0501】このため、複数の作成データをその経緯と
共に時系列に列挙表示でき、例えば設計変更にかかる工
数の削減を有効に実現させることができるという効果が
達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る経歴表示システムを例えば自動二
輪の設計に用いられる3次元CADシステムにて作成さ
れた図形データを管理するためのデータ管理システムに
適用した実施の形態例(以下、単に実施の形態に係るデ
ータ管理システムと記す)を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るデータ管理システムに接続
される各端末の構成を示すブロック図である。
【図3】各端末のコンピュータ本体に組み込まれる操作
者ID確認手段を示す機能ブロック図である。
【図4】各端末のコンピュータ本体に組み込まれるデー
タ検索処理手段を示す機能ブロック図である。
【図5】データ検索処理手段の処理動作を示すフローチ
ャート(その1)である。
【図6】データ検索処理手段の処理動作を示すフローチ
ャート(その2)である。
【図7】操作者のID番号をキー入力させるためのID
入力画面の表示例を示す図である。
【図8】機種リスト表示画面の表示例を示す図である。
【図9】経歴一覧表示画面の表示例を示す図である。
【図10】各端末のコンピュータ本体に組み込まれる頻
度リスト表示手段を示す機能ブロック図である。
【図11】頻度リスト表示手段の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図12】機種頻度リスト表示画面の表示例を示す図で
ある。
【図13】各端末のコンピュータ本体に組み込まれるバ
ックアップ処理手段を示す機能ブロック図である。
【図14】バックアップ処理手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その1)である。
【図15】バックアップ処理手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その2)である。
【図16】バックアップ処理手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その3)である。
【図17】バックアップ処理手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その4)である。
【図18】頻度順バックアップ、機種指定バックアッ
プ、機種・部品指定バックアップ又は機種・部品・種別
指定バックアップを任意に選択するための第1の選択画
面の表示例を示す図である。
【図19】総アクセス回数、アクセス回数又は最終アク
セス日時のうち、いずれかを選択的に入力するための第
2の選択画面の表示例を示す図である。
【図20】バックアップ処理における機種リスト表示画
面の表示例を示す図である。
【図21】バックアップ処理における部品リスト表示画
面の表示例を示す図である。
【図22】バックアップ処理における種別リスト表示画
面の表示例を示す図である。
【図23】バックアップ処理におけるバックアップリス
ト表示画面の表示例を示す図である。
【図24】データ検索処理手段にて作成・出力される各
種要求パラメータの内訳を示す説明図である。
【図25】頻度リスト表示手段にて作成・出力される各
種要求パラメータの内訳を示す説明図である。
【図26】バックアップ処理手段にて作成・出力される
各種要求パラメータの内訳を示す説明図である。
【図27】経歴一覧データファイルの内訳を示す説明図
である。
【図28】機種リスト、部品リスト及び種別リストの各
内訳を示す説明図である。
【図29】機種頻度リスト、部品頻度リスト及び図形デ
ータ頻度リストの各内訳を示す説明図である。
【図30】ホストコンピュータの構成を示すブロック図
である。
【図31】ホストコンピュータに組み込まれるデータ管
理手段を示す機能ブロック図である。
【図32】データ管理手段の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図33】ワーキング領域、要求パラメータファイル
群、第1及び第2の並び替えテーブル並びにテープ情報
テーブルの各内訳を示す説明図である。
【図34】機種情報テーブル及び部品情報テーブルの各
内訳を示す説明図である。
【図35】図形データ情報テーブルの内訳を示す説明図
である。
【図36】機種頻度テーブル、部品頻度テーブル及び図
形データ頻度テーブルの各内訳を示す説明図である。
【図37】データ管理手段により起動されるアクセス情
報受取り手段を示す機能ブロック図である。
【図38】アクセス情報受取り手段の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図39】データ管理手段に組み込まれる検索処理手段
を示す機能ブロック図である。
【図40】検索処理手段の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図41】検索処理手段に組み込まれるID確認結果出
力手段を示す機能ブロック図である。
【図42】ID確認結果出力手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その1)である。
【図43】ID確認結果出力手段の処理動作を示すフロ
ーチャート(その2)である。
【図44】検索処理手段に組み込まれる機種リスト出力
手段を示す機能ブロック図である。
【図45】機種リスト出力手段の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図46】検索処理手段に組み込まれる経歴一覧出力手
段を示す機能ブロック図である。
【図47】経歴一覧出力手段の処理動作を示すフローチ
ャート(その1)である。
【図48】経歴一覧出力手段の処理動作を示すフローチ
ャート(その2)である。
【図49】検索処理手段に組み込まれる詳細情報検索手
段を示す機能ブロック図である。
【図50】詳細情報検索手段の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図51】検索処理手段に組み込まれる図形データ出力
手段を示す機能ブロック図である。
【図52】図形データ出力手段の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図53】検索処理手段に組み込まれる詳細情報出力手
段を示す機能ブロック図である。
【図54】詳細情報出力手段の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図55】検索処理手段に組み込まれるアクセス頻度登
録手段を示す機能ブロック図である。
【図56】アクセス頻度登録手段の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図57】データ管理手段により起動されるアクセス回
数リセット処理手段を示す機能ブロック図である。
【図58】アクセス回数リセット処理手段の処理動作を
示すフローチャートである。
【図59】データ管理手段に組み込まれるバックアップ
処理手段を示す機能ブロック図である。
【図60】バックアップ処理手段の処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【図61】バックアップ処理手段に組み込まれる頻度順
バックアップリスト作成手段を示す機能ブロック図であ
る。
【図62】頻度順バックアップリスト作成手段の処理動
作を示すフローチャートである。
【図63】バックアップ処理手段に組み込まれる機種別
バックアップリスト作成手段を示す機能ブロック図であ
る。
【図64】機種別バックアップリスト作成手段の処理動
作を示すフローチャートである。
【図65】バックアップ処理手段に組み込まれる機種別
バックアップ手段を示す機能ブロック図である。
【図66】機種別バックアップ手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その1)である。
【図67】機種別バックアップ手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その2)である。
【図68】機種別バックアップ手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その3)である。
【図69】バックアップ処理手段に組み込まれる機種リ
スト出力手段を示す機能ブロック図である。
【図70】機種リスト出力手段の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図71】バックアップ処理手段に組み込まれる部品リ
スト出力手段を示す機能ブロック図である。
【図72】部品リスト出力手段の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図73】バックアップ処理手段に組み込まれる部品別
バックアップ手段を示す機能ブロック図である。
【図74】部品別バックアップ手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その1)である。
【図75】部品別バックアップ手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その2)である。
【図76】部品別バックアップ手段の処理動作を示すフ
ローチャート(その3)である。
【図77】バックアップ処理手段に組み込まれる種別リ
スト出力手段を示す機能ブロック図である。
【図78】種別リスト出力手段の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図79】バックアップ処理手段に組み込まれる図形デ
ータバックアップ手段を示す機能ブロック図である。
【図80】図形データバックアップ手段の処理動作を示
すフローチャート(その1)である。
【図81】図形データバックアップ手段の処理動作を示
すフローチャート(その2)である。
【図82】図形データバックアップ手段の処理動作を示
すフローチャート(その3)である。
【図83】データ管理手段により起動されるアクセス頻
度出力処理手段を示す機能ブロック図である。
【図84】アクセス頻度出力処理手段の処理動作を示す
フローチャートである。
【図85】アクセス頻度出力処理手段に組み込まれる機
種別頻度情報出力手段を示す機能ブロック図である。
【図86】機種別頻度情報出力手段の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図87】アクセス頻度出力処理手段に組み込まれる部
品別頻度情報出力手段を示す機能ブロック図である。
【図88】部品別頻度情報出力手段の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図89】アクセス頻度出力処理手段に組み込まれる図
形データ頻度情報出力手段を示す機能ブロック図であ
る。
【図90】図形データ頻度情報出力手段の処理動作を示
すフローチャート(その1)である。
【図91】図形データ頻度情報出力手段の処理動作を示
すフローチャート(その2)である。
【図92】従来例に係る属性データ及び図形データの記
憶領域への展開形態(格納形態)を示す説明図である。
【符号の説明】
10…端末 12…ホストコン
ピュータ 14…ハードディスク 16…磁気テープ
ライブラリシステム 30…コンピュータ本体 32…モニタ 34…入力装置 38…ハードディ
スク 50…操作者ID確認手段 70…データ検索
処理手段 110…頻度リスト表示手段 130…バックア
ップ処理手段 212…アクセス情報受取り手段 218…検索処理
手段 220…バックアップ処理手段 222…アクセス
頻度出力処理手段 240…アクセス回数リセット処理手段 252…ID確認結果出力手段 254…機種リス
ト出力手段 256…経歴一覧出力手段 258…詳細情報
検索手段 260…図形データ出力手段 262…詳細情報
出力手段 264…アクセス頻度登録手段 382…頻度順バックアップリスト作成手段 384…機種リスト出力手段 386…バックアップリスト読出し手段 388…機種別バックアップ手段 390…部品リス
ト出力手段 392…部品別バックアップ手段 394…種別リス
ト出力手段 396…図形データバックアップ手段 572…機種別頻度情報出力手段 574…部品別頻
度情報出力手段 576…図形データ頻度情報出力手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の作成データが少なくともそのシンボ
    ルコード及び登録日と共に記憶された記憶領域を有する
    第1の記憶手段と、 入力された経歴表示要求に基づいて、前記第1の記憶手
    段からシンボルコードを読み出すシンボル読出し手段
    と、 前記シンボル読出し手段にて読み出された複数のシンボ
    ルコードを登録日順に並び替える並び替え手段と、 前記並び替え手段にて並び替えられた後の複数のシンボ
    ルコードを順次表示装置に出力するシンボル出力手段と
    を具備し、 表示装置の表示画面には、前記複数のシンボルコードが
    並び替え後の順番で所定の方向性をもって表示されるこ
    とを特徴とする経歴表示システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の経歴表示システムにおい
    て、 前記作成データは、少なくとも複数の管理対象物がそれ
    ぞれシンボルコードとして個別に登録され、かつ階層構
    造を有する情報テーブル群のうち、最下位の情報テーブ
    ルにて宣言されるものであって、 前記シンボル読出し手段は、前記情報テーブル群から必
    要な管理対象物に関連する複数の最下位の情報テーブル
    を検索し、検索された複数の最下位の情報テーブルから
    それぞれシンボルコードを読み出すことを特徴とする経
    歴表示システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の経歴表示システムにおい
    て、 前記シンボル出力手段は、前記必要な管理対象物に関連
    する最下位の情報テーブルに登録されているシンボルコ
    ードのほかに、前記必要な管理対象物に関連するすべて
    の情報テーブルに登録されているシンボルコードを順次
    表示装置に出力することを特徴とする経歴表示システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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