JPH109141A - エアーコンプレッサ - Google Patents
エアーコンプレッサInfo
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- JPH109141A JPH109141A JP18679396A JP18679396A JPH109141A JP H109141 A JPH109141 A JP H109141A JP 18679396 A JP18679396 A JP 18679396A JP 18679396 A JP18679396 A JP 18679396A JP H109141 A JPH109141 A JP H109141A
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- valve body
- unload
- hole
- piston
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンダヘッドを中間プレートを介してシリ
ンダブロックに組み付け、中間プレートに設けられる開
放孔をアンロード装置によって開閉するエアーコンプレ
ッサにおいて、開放孔の閉塞時における気密性を高め、
アンロード装置の組付精度の管理等を不要とする。 【解決手段】 アンロード時に開放孔20に向かって移
動するアンロードピストン24と、吸入通路8に配され
て開放孔20に通じる弁体摺動孔27が形成された弁体
ガイド部材22とを有し、弁体摺動孔27にアンロード
弁25が挿通されている。アンロード弁は、シリンダブ
ロック2側から弁体ガイド部材22に当接する弁頭部3
1を一端に有し、他端がアンロードピストン24と当接
している。弁体ガイド部材22とアンロードピストン2
5との間には、弁頭部31を弁体ガイド部材22に向か
って付勢するリターンスプリング35が弾装されてい
る。
ンダブロックに組み付け、中間プレートに設けられる開
放孔をアンロード装置によって開閉するエアーコンプレ
ッサにおいて、開放孔の閉塞時における気密性を高め、
アンロード装置の組付精度の管理等を不要とする。 【解決手段】 アンロード時に開放孔20に向かって移
動するアンロードピストン24と、吸入通路8に配され
て開放孔20に通じる弁体摺動孔27が形成された弁体
ガイド部材22とを有し、弁体摺動孔27にアンロード
弁25が挿通されている。アンロード弁は、シリンダブ
ロック2側から弁体ガイド部材22に当接する弁頭部3
1を一端に有し、他端がアンロードピストン24と当接
している。弁体ガイド部材22とアンロードピストン2
5との間には、弁頭部31を弁体ガイド部材22に向か
って付勢するリターンスプリング35が弾装されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアブレーキ、
エアサスペンション、オートドア等の圧縮空気の供給源
として用いられるエアーコンプレッサに関し、より具体
的には、ピストンによって圧縮された空気を逃がして無
負荷運転状態とするアンロード装置を備えたエアーコン
プレッサに関する。
エアサスペンション、オートドア等の圧縮空気の供給源
として用いられるエアーコンプレッサに関し、より具体
的には、ピストンによって圧縮された空気を逃がして無
負荷運転状態とするアンロード装置を備えたエアーコン
プレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】アンロード装置を備えたエアーコンプレ
ッサとしては、従来より本出願人によっても開発が進め
られており、例えば実開昭60−58887号公報(第
1の従来技術)に示されるもの等が公知となっている。
ッサとしては、従来より本出願人によっても開発が進め
られており、例えば実開昭60−58887号公報(第
1の従来技術)に示されるもの等が公知となっている。
【0003】このエアーコンプレッサは、同公報第4頁
乃至第8頁、第1図に示されるように、ピストン30が
往復摺動するシリンダブロック21の開放端を中間プレ
ート19で閉塞し、この中間プレート19を介してシリ
ンダヘッド1が組み付けられているもので、中間プレー
ト19には、シリンダヘッド1に形成された吸入室5と
シリンダブロック21内部の圧縮室31とを連通する吸
入孔23と、シリンダヘッド1に形成された吐出室6と
前記圧縮室31とを連通する吐出孔25と、アンロード
時に開放する開放孔24とが形成されている。
乃至第8頁、第1図に示されるように、ピストン30が
往復摺動するシリンダブロック21の開放端を中間プレ
ート19で閉塞し、この中間プレート19を介してシリ
ンダヘッド1が組み付けられているもので、中間プレー
ト19には、シリンダヘッド1に形成された吸入室5と
シリンダブロック21内部の圧縮室31とを連通する吸
入孔23と、シリンダヘッド1に形成された吐出室6と
前記圧縮室31とを連通する吐出孔25と、アンロード
時に開放する開放孔24とが形成されている。
【0004】開放孔24を開閉するアンロード装置は、
シリンダヘッド1の吸入室5に設けられ、中央を軸支さ
れたレバー13と、このレバー13の一端部に連結され
たアンロード弁8と、このアンロード弁8を吸入室側か
ら開放孔24の閉塞方向へ付勢する閉塞スプリング15
と、レバー13の他端部に当接するロッド11を有した
アンロードピストン10とを備え、アンロード時に供給
される圧縮空気によってアンロードピストン10を変位
させ、レバー13を閉塞スプリング15に抗して回動さ
せてアンロード弁8を開放孔24から離反させるように
したものである。
シリンダヘッド1の吸入室5に設けられ、中央を軸支さ
れたレバー13と、このレバー13の一端部に連結され
たアンロード弁8と、このアンロード弁8を吸入室側か
ら開放孔24の閉塞方向へ付勢する閉塞スプリング15
と、レバー13の他端部に当接するロッド11を有した
アンロードピストン10とを備え、アンロード時に供給
される圧縮空気によってアンロードピストン10を変位
させ、レバー13を閉塞スプリング15に抗して回動さ
せてアンロード弁8を開放孔24から離反させるように
したものである。
【0005】また、実開平6−28276号公報(第2
の従来技術)には、
の従来技術)には、
【0006】乃至
【0007】、図1に示されるように、仕切壁2(第1
の従来技術の中間プレートに相当)に吸入孔3、吐出孔
10、及び開放孔26が形成され、開放孔26と整合す
る位置に設けられた開放通路27の開閉にアンロードピ
ストン37によって弁杆(アンロード弁)を直接変位さ
せる構成が示されている。
の従来技術の中間プレートに相当)に吸入孔3、吐出孔
10、及び開放孔26が形成され、開放孔26と整合す
る位置に設けられた開放通路27の開閉にアンロードピ
ストン37によって弁杆(アンロード弁)を直接変位さ
せる構成が示されている。
【0008】アンロードピストンによってアンロード弁
を直接変位させる技術的思想そのものは、例えば実開昭
58−109580号公報において既に公知のものであ
るが、第2の従来技術に示されるアンロード装置にあっ
ては、ヘッド19に形成された開放通路27にアンロー
ドピストン37を摺動させる弁ケース28を装着し、こ
の弁ケース28の下端に突条33からなるシート部を形
成し、アンロードピストン37に弁杆35をナットによ
り結合してこの弁杆35を弁ケース28の通孔32に挿
通し、弁杆35の下端に弁板36を固定し、弁ケース2
8の底面とアンロードピストン37との間に弾装される
圧縮ばね38によって弁板36を通孔32の下方から突
条33に着座させる構成となっている。
を直接変位させる技術的思想そのものは、例えば実開昭
58−109580号公報において既に公知のものであ
るが、第2の従来技術に示されるアンロード装置にあっ
ては、ヘッド19に形成された開放通路27にアンロー
ドピストン37を摺動させる弁ケース28を装着し、こ
の弁ケース28の下端に突条33からなるシート部を形
成し、アンロードピストン37に弁杆35をナットによ
り結合してこの弁杆35を弁ケース28の通孔32に挿
通し、弁杆35の下端に弁板36を固定し、弁ケース2
8の底面とアンロードピストン37との間に弾装される
圧縮ばね38によって弁板36を通孔32の下方から突
条33に着座させる構成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
従来技術にあっては、中間プレートに吸入孔、吐出孔と
は別の開放孔を設け、この開放孔を開閉することにより
アンロード制御する基本技術を示すものであるが、開放
孔の開閉機構にレバー等による梃子方式を採用している
ので、開閉機構が複雑になり部品点数が多くなる不都合
がある。
従来技術にあっては、中間プレートに吸入孔、吐出孔と
は別の開放孔を設け、この開放孔を開閉することにより
アンロード制御する基本技術を示すものであるが、開放
孔の開閉機構にレバー等による梃子方式を採用している
ので、開閉機構が複雑になり部品点数が多くなる不都合
がある。
【0010】これに対して、第2の従来技術にあって
は、上記基本概念を承継した上で、アンロードピストン
の軸線延長上に弁板を配置し、アンロードピストンの動
きがそのまま弁板の開閉動となるので、開閉機構の簡素
化、部品点数の削減が図れるものであるが、アンロード
ピストンに対して弁杆35が固定され、この弁杆35に
弁板36が固定されているので、弁杆35がアンロード
ピストンに傾いて取り付けられたり、アンロードピスト
ンの僅かな傾きによって弁板36と突条33との良好な
密着性が保たれなくなり、気密不良を生じてしまう欠点
がある。
は、上記基本概念を承継した上で、アンロードピストン
の軸線延長上に弁板を配置し、アンロードピストンの動
きがそのまま弁板の開閉動となるので、開閉機構の簡素
化、部品点数の削減が図れるものであるが、アンロード
ピストンに対して弁杆35が固定され、この弁杆35に
弁板36が固定されているので、弁杆35がアンロード
ピストンに傾いて取り付けられたり、アンロードピスト
ンの僅かな傾きによって弁板36と突条33との良好な
密着性が保たれなくなり、気密不良を生じてしまう欠点
がある。
【0011】また、第2の従来技術では、弁杆35とア
ンロードピストン37とをナットで固定するものである
が、このような構成では、ナットを締め付ける際の部品
変形(アンロードピストン等の変形)の管理や締め付け
トルクの管理、組み付け精度の管理等が必要となり、生
産上煩わしい欠点がある。特に、締め付け時のアンロー
ドピストンの僅かな変形は、アンロードピストンの滑ら
かな変位を阻害し、アンロード制御に支障をきたす結果
ともなりかねない。
ンロードピストン37とをナットで固定するものである
が、このような構成では、ナットを締め付ける際の部品
変形(アンロードピストン等の変形)の管理や締め付け
トルクの管理、組み付け精度の管理等が必要となり、生
産上煩わしい欠点がある。特に、締め付け時のアンロー
ドピストンの僅かな変形は、アンロードピストンの滑ら
かな変位を阻害し、アンロード制御に支障をきたす結果
ともなりかねない。
【0012】そこで、この発明においては、開放経路を
開閉制御するアンロード装置を備えたエアーコンプレッ
サにおいて、開放経路の開閉機構の簡素化やアンロード
装置の部品点数の削減を図る一方、開放経路の閉塞時で
の気密性を高めることができ、また、部品変形の管理や
組付精度の管理等を不要として生産性の向上を図ること
ができるエアーコンプレッサを提供することを課題とし
ている。
開閉制御するアンロード装置を備えたエアーコンプレッ
サにおいて、開放経路の開閉機構の簡素化やアンロード
装置の部品点数の削減を図る一方、開放経路の閉塞時で
の気密性を高めることができ、また、部品変形の管理や
組付精度の管理等を不要として生産性の向上を図ること
ができるエアーコンプレッサを提供することを課題とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、そもそもア
ンロードピストン37にアンロード弁をねじ要素によっ
て固定すれば、部品の変形や締め付けトルクの管理の煩
わしさもさることながら、アンロードピストンとアンロ
ード弁とを固定する場合には、何らかの原因でアンロー
ドピストンが傾いた場合にシート不良を誘発するし、ア
ンロードピストンとアンロード弁との組み付け精度も要
求されること等に鑑み、アンロードピストンとアンロー
ド弁との固定を解除してアンロード弁を自動調心できる
ようにしておくことで上述した数々の不都合を解消でき
ることから、本願発明を完成するに至った。
ンロードピストン37にアンロード弁をねじ要素によっ
て固定すれば、部品の変形や締め付けトルクの管理の煩
わしさもさることながら、アンロードピストンとアンロ
ード弁とを固定する場合には、何らかの原因でアンロー
ドピストンが傾いた場合にシート不良を誘発するし、ア
ンロードピストンとアンロード弁との組み付け精度も要
求されること等に鑑み、アンロードピストンとアンロー
ド弁との固定を解除してアンロード弁を自動調心できる
ようにしておくことで上述した数々の不都合を解消でき
ることから、本願発明を完成するに至った。
【0014】即ち、本発明にかかるエアーコンプレッサ
は、ピストンが往復摺動するシリンダブロックと、吸入
通路と吐出通路とが形成されたシリンダヘッドと、前記
シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間に介在さ
れ、前記吸入通路とシリンダブロック内部の圧縮室とを
連通する吸入孔、前記吐出通路と前記圧縮室とを連通す
る吐出孔、及び前記吸入通路と前記圧縮室とを連通する
開放孔とが形成された中間プレートと、前記開放孔を開
閉するアンロード装置とを有し、前記アンロード装置
を、前記シリンダヘッドに摺動自在に設けられ、外部か
ら加えられる圧力によって前記開放孔に向かって変位す
るアンロードピストンと、前記吸入通路に配されてシリ
ンダヘッド側から前記開放孔を覆い、前記開放孔に通じ
る弁体摺動孔が形成されると共にこの弁体摺動孔と前記
吸入通路との連通が確保されている弁体ガイド部材と、
前記弁体ガイド部材の弁体摺動孔をシリンダブロック側
から当接する弁頭部を一端に備え、前記弁体摺動孔を挿
通して他端が前記アンロードピストンに当接するアンロ
ード弁と、前記弁体ガイド部材とアンロード弁との間に
設けられ、前記弁頭部を前記弁体ガイド部材に当接する
方向へ付勢する弾性部材とによって構成したことを特徴
としている(請求項1)。
は、ピストンが往復摺動するシリンダブロックと、吸入
通路と吐出通路とが形成されたシリンダヘッドと、前記
シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間に介在さ
れ、前記吸入通路とシリンダブロック内部の圧縮室とを
連通する吸入孔、前記吐出通路と前記圧縮室とを連通す
る吐出孔、及び前記吸入通路と前記圧縮室とを連通する
開放孔とが形成された中間プレートと、前記開放孔を開
閉するアンロード装置とを有し、前記アンロード装置
を、前記シリンダヘッドに摺動自在に設けられ、外部か
ら加えられる圧力によって前記開放孔に向かって変位す
るアンロードピストンと、前記吸入通路に配されてシリ
ンダヘッド側から前記開放孔を覆い、前記開放孔に通じ
る弁体摺動孔が形成されると共にこの弁体摺動孔と前記
吸入通路との連通が確保されている弁体ガイド部材と、
前記弁体ガイド部材の弁体摺動孔をシリンダブロック側
から当接する弁頭部を一端に備え、前記弁体摺動孔を挿
通して他端が前記アンロードピストンに当接するアンロ
ード弁と、前記弁体ガイド部材とアンロード弁との間に
設けられ、前記弁頭部を前記弁体ガイド部材に当接する
方向へ付勢する弾性部材とによって構成したことを特徴
としている(請求項1)。
【0015】したがって、アンロードピストンに外部か
ら圧力が付与されるアンロード時にあっては、アンロー
ドピストンが開放孔に向かって移動し、このアンロード
ピストンに当接しているアンロード弁が弾性部材の弾性
力に抗してシリンダブロック側へ移動する。このため、
アンロード弁の弁頭部が弁体ガイド部材から離反し、圧
縮室に吸引された空気が開放孔を経て吸入通路側へ戻さ
れるため吐出孔より圧縮空気が吐出さることがなくな
る。これに対して、アンロードピストンに外部から圧力
が付与されなくなる非アンロード時にあっては、弾性部
材によってアンロード弁が戻され、これに当接している
アンロードピストンが開放孔から遠ざかる方向へ移動す
ると共にアンロード弁の弁頭部が弁体ガイド部材に着座
して開放孔を閉塞する。よって、この状態にあっては、
圧縮室に吸引された空気が吐出孔を介して吐出通路へ吐
出する通常の圧縮工程が実現される。
ら圧力が付与されるアンロード時にあっては、アンロー
ドピストンが開放孔に向かって移動し、このアンロード
ピストンに当接しているアンロード弁が弾性部材の弾性
力に抗してシリンダブロック側へ移動する。このため、
アンロード弁の弁頭部が弁体ガイド部材から離反し、圧
縮室に吸引された空気が開放孔を経て吸入通路側へ戻さ
れるため吐出孔より圧縮空気が吐出さることがなくな
る。これに対して、アンロードピストンに外部から圧力
が付与されなくなる非アンロード時にあっては、弾性部
材によってアンロード弁が戻され、これに当接している
アンロードピストンが開放孔から遠ざかる方向へ移動す
ると共にアンロード弁の弁頭部が弁体ガイド部材に着座
して開放孔を閉塞する。よって、この状態にあっては、
圧縮室に吸引された空気が吐出孔を介して吐出通路へ吐
出する通常の圧縮工程が実現される。
【0016】上記構成においては、アンロード弁がアン
ロードピストンに固定されず、単に当接しているだけで
あることから、弁体ガイド部材への着座は、弾性部材に
よる付勢力によってのみ行われることとなる。このた
め、アンロードピストンやアンロード弁が何らかの原因
で傾いたとしても、弁頭部が弁体ガイド部材に着座する
際に弾性部材によってアンロード弁が調心され、弁頭部
が弁体ガイド部材に均一に当接されて気密性を保つこと
ができる。
ロードピストンに固定されず、単に当接しているだけで
あることから、弁体ガイド部材への着座は、弾性部材に
よる付勢力によってのみ行われることとなる。このた
め、アンロードピストンやアンロード弁が何らかの原因
で傾いたとしても、弁頭部が弁体ガイド部材に着座する
際に弾性部材によってアンロード弁が調心され、弁頭部
が弁体ガイド部材に均一に当接されて気密性を保つこと
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。図1において、エアコンプレッサ1
が示され、このエアコンプレッサ1は、シリンダブロッ
ク2とシリンダヘッド3とを中間プレート4を間に介在
させて組み付けられている。
面により説明する。図1において、エアコンプレッサ1
が示され、このエアコンプレッサ1は、シリンダブロッ
ク2とシリンダヘッド3とを中間プレート4を間に介在
させて組み付けられている。
【0018】シリンダブロック2の内部には、エンジン
の駆動力にて往復摺動するピストン5が配され、このピ
ストン5とシリンダブロック2及び中間プレート4とで
囲まれた圧縮室6が形成されている。また、シリンダヘ
ッド3には、空気を吸入する吸入口7を有する吸入通路
8と空気を吐出する吐出口9を有する吐出通路10とが
隔壁11によって画成されている。また、中間プレート
4には、吸入通路8と圧縮室6とを連通する吸入孔12
と、吐出通路10と圧縮室6とを連通する吐出孔13と
が形成されている。
の駆動力にて往復摺動するピストン5が配され、このピ
ストン5とシリンダブロック2及び中間プレート4とで
囲まれた圧縮室6が形成されている。また、シリンダヘ
ッド3には、空気を吸入する吸入口7を有する吸入通路
8と空気を吐出する吐出口9を有する吐出通路10とが
隔壁11によって画成されている。また、中間プレート
4には、吸入通路8と圧縮室6とを連通する吸入孔12
と、吐出通路10と圧縮室6とを連通する吐出孔13と
が形成されている。
【0019】吸入孔12には、シリンダブロック2側か
ら吸入リード弁14があてがわれ、図においてピストン
5が下降する吸入工程時に吸入通路8から圧縮室6に空
気を吸引するようになっており、吐出孔13には、シリ
ンダヘッド3側から吐出リード弁15とリテーナ16と
があてがわれ、圧縮室6で圧縮される空気の圧力で開弁
されるようになっている。
ら吸入リード弁14があてがわれ、図においてピストン
5が下降する吸入工程時に吸入通路8から圧縮室6に空
気を吸引するようになっており、吐出孔13には、シリ
ンダヘッド3側から吐出リード弁15とリテーナ16と
があてがわれ、圧縮室6で圧縮される空気の圧力で開弁
されるようになっている。
【0020】また、図2にも示されるように、中間プレ
ート4には開放孔20が形成され、吸入通路8に設けら
れたアンロード装置21によって開放孔20が開閉され
るようになっている。このアンロード装置21は、開放
孔20に臨むように設けられた弁体ガイド部材22と、
前記隔壁11やシリンダヘッド3の側壁によって囲まれ
て構成されるアンロードシリンダ23に摺動自在に配さ
れたアンロードピストン24と、このアンロードピスト
ン24によって押圧されるアンロード弁25とを有して
いる。
ート4には開放孔20が形成され、吸入通路8に設けら
れたアンロード装置21によって開放孔20が開閉され
るようになっている。このアンロード装置21は、開放
孔20に臨むように設けられた弁体ガイド部材22と、
前記隔壁11やシリンダヘッド3の側壁によって囲まれ
て構成されるアンロードシリンダ23に摺動自在に配さ
れたアンロードピストン24と、このアンロードピスト
ン24によって押圧されるアンロード弁25とを有して
いる。
【0021】弁体ガイド部材22は、一端がシリンダヘ
ッド3側から開放孔20の中程にかけて気密よく螺合さ
れ、この螺合端部26の反対側の端部がアンロードシリ
ンダ24に臨むように固定されている。弁体ガイド部材
22には、開放孔20の軸線延長上に形成された弁体摺
動孔27が形成されると共に弁体摺動孔27の径方向に
穿設されて該弁体摺動孔27と吸入通路28とを接続す
る接続孔28が形成され、開放孔20と空気通路8と
は、弁体摺動孔27と接続孔28とを介してのみ連通で
きるようになっている。
ッド3側から開放孔20の中程にかけて気密よく螺合さ
れ、この螺合端部26の反対側の端部がアンロードシリ
ンダ24に臨むように固定されている。弁体ガイド部材
22には、開放孔20の軸線延長上に形成された弁体摺
動孔27が形成されると共に弁体摺動孔27の径方向に
穿設されて該弁体摺動孔27と吸入通路28とを接続す
る接続孔28が形成され、開放孔20と空気通路8と
は、弁体摺動孔27と接続孔28とを介してのみ連通で
きるようになっている。
【0022】アンロードピストン24は、開放孔20の
軸線延長上に配されているもので、シリンダヘッド3に
設けられたアンロード作動圧導入口29からの圧縮空気
の供給によって開放孔20に向かって変位する構成とな
っている。
軸線延長上に配されているもので、シリンダヘッド3に
設けられたアンロード作動圧導入口29からの圧縮空気
の供給によって開放孔20に向かって変位する構成とな
っている。
【0023】アンロード弁25は、弁体ガイド部材22
の弁体摺動孔27を挿通するように設けられ、アンロー
ドシリンダ23内に突出する基端部25aがアンロード
ピストン24と固着されることなく単に当接されてい
る。この基端部25aは、弁体摺動孔27の内径と略等
しい径を有し、アンロードシリンダ23側の弁体ガイド
部材24の端部付近で弁体摺動孔27に摺接されてい
る。したがって、アンロード弁25は、弁体ガイド部材
22によって傾きが抑えられると共に軸方向にのみ変位
されるようになっている。
の弁体摺動孔27を挿通するように設けられ、アンロー
ドシリンダ23内に突出する基端部25aがアンロード
ピストン24と固着されることなく単に当接されてい
る。この基端部25aは、弁体摺動孔27の内径と略等
しい径を有し、アンロードシリンダ23側の弁体ガイド
部材24の端部付近で弁体摺動孔27に摺接されてい
る。したがって、アンロード弁25は、弁体ガイド部材
22によって傾きが抑えられると共に軸方向にのみ変位
されるようになっている。
【0024】アンロード弁25の基端部25aと反対側
は、弁体摺動孔27よりも小さい径を有するロッド25
bが延設されており、その先端に開放孔20に位置する
弁頭部31が設けられてシリンダブロック2側から弁体
ガイド部材22の螺合端部26に形成されたシート部3
0に着座できる構成となっている。この構成例において
は、弁頭部31が円錐状に径を拡大して弁体摺動孔27
の径よりも大きく形成されており、シート部30は、弁
体摺動孔27の開放端周縁をテーパ状に面カットして構
成されている。
は、弁体摺動孔27よりも小さい径を有するロッド25
bが延設されており、その先端に開放孔20に位置する
弁頭部31が設けられてシリンダブロック2側から弁体
ガイド部材22の螺合端部26に形成されたシート部3
0に着座できる構成となっている。この構成例において
は、弁頭部31が円錐状に径を拡大して弁体摺動孔27
の径よりも大きく形成されており、シート部30は、弁
体摺動孔27の開放端周縁をテーパ状に面カットして構
成されている。
【0025】そして、弁体ガイド部材22のアンロード
ピストン24と対向する端部には、アンロードピストン
24の変位量を規制するストッパ32が形成され、この
ストッパ32の内側に段部を形成してバネ受け33を設
け、このバネ受33とアンロード弁25の基端近傍に設
けられたバネ受34との間にリターンスプリング35が
弾装され、弁頭部31をシート部30に向けて常時付勢
するばね力をアンロード弁25に付与している。
ピストン24と対向する端部には、アンロードピストン
24の変位量を規制するストッパ32が形成され、この
ストッパ32の内側に段部を形成してバネ受け33を設
け、このバネ受33とアンロード弁25の基端近傍に設
けられたバネ受34との間にリターンスプリング35が
弾装され、弁頭部31をシート部30に向けて常時付勢
するばね力をアンロード弁25に付与している。
【0026】尚、上記アンロードピストン24は、アン
ロード弁25の弁頭部31がシート部30に着座した状
態で弁体ガイド部材22から離れるが、アンロードピス
トン25がストッパ32に当接した場合であっても、弁
頭部31が開放孔20から圧縮室6へ突出することがな
いよう予め各部材の寸法が調節されている。
ロード弁25の弁頭部31がシート部30に着座した状
態で弁体ガイド部材22から離れるが、アンロードピス
トン25がストッパ32に当接した場合であっても、弁
頭部31が開放孔20から圧縮室6へ突出することがな
いよう予め各部材の寸法が調節されている。
【0027】上記構成において、エアーコンプレッサ1
は、エンジンの駆動力にてピストン5が上下動され、通
常の吸入、圧縮動作が行われる場合にあっては、ピスト
ン5が下降する吸入工程時に圧縮室6の容積が拡大し、
空気が吸入リード弁14を押し開いて吸入通路8から圧
縮室6に吸入される。その後、ピストン5が上昇する圧
縮工程時には、圧縮室6の容積が減少するため、空気が
圧縮されて突出リード弁15を押し開き、吐出通路10
から図示しない外部タンクへ供給される。
は、エンジンの駆動力にてピストン5が上下動され、通
常の吸入、圧縮動作が行われる場合にあっては、ピスト
ン5が下降する吸入工程時に圧縮室6の容積が拡大し、
空気が吸入リード弁14を押し開いて吸入通路8から圧
縮室6に吸入される。その後、ピストン5が上昇する圧
縮工程時には、圧縮室6の容積が減少するため、空気が
圧縮されて突出リード弁15を押し開き、吐出通路10
から図示しない外部タンクへ供給される。
【0028】外部タンク内の圧力が規定圧以上に高まる
と、この圧力を検知してエアーコンプレッサ1をアンロ
ード状態にすべく、アンロード作動圧導入口29を介し
て圧縮空気がアンロードピストン24に供給される。す
ると、アンロードピストン24はリターンスプリング3
5のばね力に抗して開放孔20に向かって変位し、この
アンロードピストン24と当接しているアンロード弁2
5を図中下方へ変位させる。これにより、弁頭部31が
シート部30から離反して開放孔20と吸入通路8とが
連通し、圧縮室6で圧縮される空気はこの開放孔20か
ら弁体摺動孔27、接続孔28を介して吸入通路8に戻
され、圧縮室6での圧縮作用が停止されてアンロード状
態が形成される。
と、この圧力を検知してエアーコンプレッサ1をアンロ
ード状態にすべく、アンロード作動圧導入口29を介し
て圧縮空気がアンロードピストン24に供給される。す
ると、アンロードピストン24はリターンスプリング3
5のばね力に抗して開放孔20に向かって変位し、この
アンロードピストン24と当接しているアンロード弁2
5を図中下方へ変位させる。これにより、弁頭部31が
シート部30から離反して開放孔20と吸入通路8とが
連通し、圧縮室6で圧縮される空気はこの開放孔20か
ら弁体摺動孔27、接続孔28を介して吸入通路8に戻
され、圧縮室6での圧縮作用が停止されてアンロード状
態が形成される。
【0029】これに対して、外部タンク内の圧力が規定
圧以下になると、アンロードピストン24への圧縮空気
の供給が停止され、リターンスプリング35のバネ力
(復元力)によってアンロード弁25とこれに当接する
アンロードピストン24が押し戻され、弁頭部31がシ
ート部30に着座して開放孔20を閉塞し、アンロード
状態を終了させる。
圧以下になると、アンロードピストン24への圧縮空気
の供給が停止され、リターンスプリング35のバネ力
(復元力)によってアンロード弁25とこれに当接する
アンロードピストン24が押し戻され、弁頭部31がシ
ート部30に着座して開放孔20を閉塞し、アンロード
状態を終了させる。
【0030】この際、アンロード弁25はアンロードピ
ストン24に固定されることなく単に当接しており、ま
た、弁体ガイド部材22の弁体摺動孔27にガイドされ
つつ軸方向に変位するも、リターンスプリング35によ
ってアンロード弁25の基端部周囲に均等な付勢力が加
えられるので、アンロード弁25に自動調心機能を持た
せることができ、何らかの原因でアンロードピストン2
4が傾いた場合でも、アンロード弁25がそれに伴って
傾いて弁頭部31とシート部30とのシート不良を誘発
することがなくなる。
ストン24に固定されることなく単に当接しており、ま
た、弁体ガイド部材22の弁体摺動孔27にガイドされ
つつ軸方向に変位するも、リターンスプリング35によ
ってアンロード弁25の基端部周囲に均等な付勢力が加
えられるので、アンロード弁25に自動調心機能を持た
せることができ、何らかの原因でアンロードピストン2
4が傾いた場合でも、アンロード弁25がそれに伴って
傾いて弁頭部31とシート部30とのシート不良を誘発
することがなくなる。
【0031】特に本構成にあっては、円錐状の弁頭部3
1に対してテーパ状のシート部30が形成されているこ
とから、弁頭部31とシート部30とのより確実且つ良
好なシートを確保できるようになり、仮にアンロード弁
25が弁体摺動孔27とのクリアラスの範囲で傾いた場
合でも、テーパ状のシート部に円錐状の弁頭部が案内さ
れる過程で傾きを強制的に戻すことができ、リターンス
プリングによる上記作用と相まって自動調心機能を高め
ることができる。
1に対してテーパ状のシート部30が形成されているこ
とから、弁頭部31とシート部30とのより確実且つ良
好なシートを確保できるようになり、仮にアンロード弁
25が弁体摺動孔27とのクリアラスの範囲で傾いた場
合でも、テーパ状のシート部に円錐状の弁頭部が案内さ
れる過程で傾きを強制的に戻すことができ、リターンス
プリングによる上記作用と相まって自動調心機能を高め
ることができる。
【0032】更に、この構成において特徴的であること
は、弁体ガイド部材22が中間プレート4に螺合されて
シート部30が開放孔20の内側に形成されているた
め、実開平6−028276号公報に示される従来のエ
アコンプレッサより圧縮効率の高めることができる。即
ち、従来のものにあっては、シリンダヘッド内に形成さ
れた開放通路に弁頭部を収納する空間とシート部とを形
成していたので、圧縮室と常時連通している空間が中間
プレートの開放孔のみならずシリンダヘッドの開放通路
にかけて広がり、デッドボリュームが大幅に増大して圧
縮作用を低下させる要因となっていた。これに対して、
本構成によれば、弁体ガイド部材22の螺合端部26を
開放孔20の中程まで螺合させる構成としたので、圧縮
室6から螺合端部26に至るまでの容積を小さくするこ
とができ、通常の圧縮時におけるデッドボリュームを従
来よりも小さくし、圧縮作用の低下を抑えることができ
る。
は、弁体ガイド部材22が中間プレート4に螺合されて
シート部30が開放孔20の内側に形成されているた
め、実開平6−028276号公報に示される従来のエ
アコンプレッサより圧縮効率の高めることができる。即
ち、従来のものにあっては、シリンダヘッド内に形成さ
れた開放通路に弁頭部を収納する空間とシート部とを形
成していたので、圧縮室と常時連通している空間が中間
プレートの開放孔のみならずシリンダヘッドの開放通路
にかけて広がり、デッドボリュームが大幅に増大して圧
縮作用を低下させる要因となっていた。これに対して、
本構成によれば、弁体ガイド部材22の螺合端部26を
開放孔20の中程まで螺合させる構成としたので、圧縮
室6から螺合端部26に至るまでの容積を小さくするこ
とができ、通常の圧縮時におけるデッドボリュームを従
来よりも小さくし、圧縮作用の低下を抑えることができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
開放孔を開閉するアンロード弁を吸入通路に配された弁
体ガイド部材の弁体摺動孔に挿通させ、このアンロード
弁の一端部に弁体摺動孔をシリンダブロック側から閉塞
する弁頭部を設け、他端部を外部からの圧力によって開
放孔に向かって移動するアンロードピストンに当接さ
せ、弾性部材によって弁頭部を弁体ガイド部材に当接す
る方向へ常時付勢する構成としたので、一方において、
従来の梃子式による開閉機構よりも構成の簡素化と部品
点数の削減が図れ、他方において、アンロードピストン
が傾いた場合でも、弁体ガイド部材と弾性部材とをもっ
てアンロード弁を自動調心することができ、弁頭部と弁
体ガイド部材との良好なシート状態を確保することがで
きる。その結果、アンロード装置による気密不良を解消
し、エアーコンプレッサの性能低下を防止することがで
きる。
開放孔を開閉するアンロード弁を吸入通路に配された弁
体ガイド部材の弁体摺動孔に挿通させ、このアンロード
弁の一端部に弁体摺動孔をシリンダブロック側から閉塞
する弁頭部を設け、他端部を外部からの圧力によって開
放孔に向かって移動するアンロードピストンに当接さ
せ、弾性部材によって弁頭部を弁体ガイド部材に当接す
る方向へ常時付勢する構成としたので、一方において、
従来の梃子式による開閉機構よりも構成の簡素化と部品
点数の削減が図れ、他方において、アンロードピストン
が傾いた場合でも、弁体ガイド部材と弾性部材とをもっ
てアンロード弁を自動調心することができ、弁頭部と弁
体ガイド部材との良好なシート状態を確保することがで
きる。その結果、アンロード装置による気密不良を解消
し、エアーコンプレッサの性能低下を防止することがで
きる。
【0034】また、アンロード弁をアンロードピストン
に螺子止めする必要もないので、部品変形、特にアンロ
ードピストンの変形によるアンロード制御不良の虞もな
く、組付精度の管理等が不要となってエアーコンプレッ
サの製作が容易となる。
に螺子止めする必要もないので、部品変形、特にアンロ
ードピストンの変形によるアンロード制御不良の虞もな
く、組付精度の管理等が不要となってエアーコンプレッ
サの製作が容易となる。
【図1】図1は、この発明にかかるエアコンプレッサを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図2は、図1で用いられるエアコンプレッサの
アンロード装置の部分を拡大した断面図である。
アンロード装置の部分を拡大した断面図である。
1 エアーコンプレッサ 2 シリンダブロック 3 シリンダヘッド 4 中間プレート 5 ピストン 8 吸入通路 10 吐出通路 12 吸入孔 13 吐出孔 20 開放孔 21 アンロード装置 22 弁体ガイド部材 24 アンロードピストン 25 アンロード弁 27 弁体摺動孔 31 弁頭部 35 リターンスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストンが往復摺動するシリンダブロッ
クと、吸入通路と吐出通路とが形成されたシリンダヘッ
ドと、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの
間に介在され、前記吸入通路とシリンダブロック内部の
圧縮室とを連通する吸入孔、前記吐出通路と前記圧縮室
とを連通する吐出孔、及び前記吸入通路と前記圧縮室と
を連通する開放孔とが形成された中間プレートと、前記
開放孔を開閉するアンロード装置とを有するエアーコン
プレッサにおいて、 前記アンロード装置は、 前記シリンダヘッドに摺動自在に設けられ、外部から加
えられる圧力によって前記開放孔に向かって変位するア
ンロードピストンと、 前記吸入通路に配されてシリンダヘッド側から前記開放
孔を覆い、前記開放孔に通じる弁体摺動孔が形成される
と共にこの弁体摺動孔と前記吸入通路との連通が確保さ
れている弁体ガイド部材と、 前記弁体ガイド部材の弁体摺動孔をシリンダブロック側
から当接する弁頭部を一端に備え、前記弁体摺動孔を挿
通して他端が前記アンロードピストンに当接するアンロ
ード弁と、 前記弁体ガイド部材とアンロード弁との間に設けられ、
前記弁頭部を前記弁体ガイド部材に当接する方向へ付勢
する弾性部材とを有してなることを特徴とするエアーコ
ンプレッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18679396A JPH109141A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エアーコンプレッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18679396A JPH109141A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エアーコンプレッサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109141A true JPH109141A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16194693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18679396A Pending JPH109141A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | エアーコンプレッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH109141A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452582B1 (ko) * | 2002-06-03 | 2004-10-13 | 와브코 코리아 유한회사 | 공기 압축기 |
WO2017174717A1 (de) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Kompressor mit energiesparvorrichtung und verfahren zum entlasten des kompressors |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP18679396A patent/JPH109141A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452582B1 (ko) * | 2002-06-03 | 2004-10-13 | 와브코 코리아 유한회사 | 공기 압축기 |
WO2017174717A1 (de) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Kompressor mit energiesparvorrichtung und verfahren zum entlasten des kompressors |
CN109312732A (zh) * | 2016-04-07 | 2019-02-05 | 克诺尔商用车制动系统有限公司 | 具有节能设备的压缩机和用于将压缩机卸载的方法 |
US10670007B2 (en) | 2016-04-07 | 2020-06-02 | Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh | Compressor having an energy saving apparatus, and method for relieving the compressor |
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