JPH1091201A - 制御用plcの誤出力防止方法 - Google Patents

制御用plcの誤出力防止方法

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JPH1091201A
JPH1091201A JP24299096A JP24299096A JPH1091201A JP H1091201 A JPH1091201 A JP H1091201A JP 24299096 A JP24299096 A JP 24299096A JP 24299096 A JP24299096 A JP 24299096A JP H1091201 A JPH1091201 A JP H1091201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plc
output
normal
control
condition
Prior art date
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Pending
Application number
JP24299096A
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English (en)
Inventor
Katsuto Ito
勝人 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1091201A publication Critical patent/JPH1091201A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の制御用PLCを使用する場合でも誤出力
を防止できる制御用PLCの誤出力防止方法を提供する
こと。 【解決手段】制御用PLCの誤出力防止方法は、1台の
ヒューマンインタフェース装置と、前記ヒューマンイン
タフェース装置から同じ指令を受ける2台のPLCと、
前記2台のPLCから同じ指令が来たときのみ正常な指
令と判断するI/Oモジュールと、前記モジュール自身
の正常条件と信号出力確認条件のAND条件が成立する
とき外部へ出力するように構成されているので、PLC
を使用した場合でも制御出力の誤動作,誤不動作を確実
に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御用PLCの誤
出力防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、BAシステム,FAシステム,計
装システム,受変電システム等の様々な産業分野におい
て、PLC(プログラマブルロジカルコントローラ)が
使用されており、また、比較的重要な設備に対しても汎
用PLCの導入が積極的に行われている。
【0003】PLCを導入する主な理由としては、
(1)回路のソフトウェア化による配線工数の削減、
(2)機能変更等に対する柔軟な対応、(3)アナログ
処理等の新規機能への対応、(4)モジュール化,コン
ポーネント化に伴うシステムのコンパクト化、等が挙げ
られるが、総合的にはシステムの低コスト化、高機能化
に対応するための手段と考えられている。
【0004】しかしながら、PLCの使用に当たっては
ロジックがソフトウェア化されていることもあり、ノイ
ズ等による誤動作、誤不動作対応が従来からの大きな技
術的課題であった。また、人力側信号は制御パラメータ
になる等の間接的な危険があり、他方、出力側信号は一
度誤動作すると直接設備機器に対して影響を及ぼす危険
があり、システム全体としては制御出力の信頼性を高め
るという観点から検討がなされてきた。
【0005】次に、従来から実施されてきたPLC誤出
力防止方法について説明する。 (1)ソフトウェア上で出力のチェックを行う方法 (2)制御指令とその確認信号を同時出力して外部へ信
号出力する歯止めをかける方法 がある。例えば、PLCを用いた図4において、PLC
1の入又は切の制御指令2を外部に出力する際、同時に
出力確認信号3を1秒パルスにて動作させる。これによ
り電源BUS4が生かされるため、現場側へ入又は切の
指令5が送出される。この時、出力確認信号3は制御指
令2が出力されるとき、“OX”リレーは動作をやめ、
“IX”リレーは動作する方向に動く。これは、PLC
が誤動作して全ビットがONのときでも、制御出力が出
力しないように設計されているからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記したよ
うなPLC誤出力防止方法を採用した場合でも、あらゆ
る事象が重なって誤出力が出ないとは限らないため、更
に信頼性を高めるためのPLC誤出力防止方法の開発が
要望されていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、複数の制御用PLCを使用する場合で
も誤出力を防止できる制御用PLCの誤出力防止方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の制御用PLCの誤出力防止方法
は、1台のヒューマンインタフェース装置と、前記ヒュ
ーマンインタフェース装置から同じ指令を受ける2台の
PLCと、前記2台のPLCから同じ指令が来たときの
み正常な指令と判断するI/Oモジュールと、前記モジ
ュール自身の正常条件と信号出力確認条件のAND条件
が成立するとき外部へ出力するように構成されたことを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成図で
ある。図に示すように、本実施例では、複数台、この例
では2台のPLC11とPLC13をデュプレックス方
式にて使用しており、実I/O部を実装するモジュール
12を別に設け、各々のPLC11とPLC13からの
制御出力の条件が一致したとき、実I/Oモジュール1
2の出力を行うようロジック構成している。この時、P
LC11とPLC13の正常条件と、制御出力確認信号
の条件をハードウェア回路にて構成し、誤出力防止を図
るシステムを構築したものである。10はヒューマンイ
ンタフェースである。
【0010】次に、図1の詳細な接続を示す図2の回路
図を参照して説明する。同図において、PLC11とP
LC13は上位系からの指令を同時に受け動作し、ある
いは互いに自動制御運転する。またI/Oモジュール1
2は、PLC11とPLC13からの指令が一致した時
のみ機器制御出力である制御指令19を出力するよう
に、内部のソフトウェアロジックを構成している。
【0011】また、PLC11及びPLC13とI/O
モジュール12からの正常信号14,15,16は、各
モジュールの正常条件を検出しており、この正常条件に
よりモジュール3台とも正常となる。また、制御指令1
9のための信号をPLC11とPLC13は正確に出力
したことで、確認信号17と確認信号18が出力され
る。これにより条件23と条件24が成立したこととな
り、制御出力Ryの動作電源20を立ち上げる。なお、
以上の信号はパルス出力にて行い、通常は動作していな
いものとする。
【0012】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例によると、機器の入/切操作が本当に発生した
場合のみパルス出力が出力される。これにより何らかの
異常がある場合には、正常扱いでパルス出力が出る可能
性は大幅に減ることになる。したがって、本実施例の制
御用PLC誤出力防止方法を、例えば研究装置に適用す
ると誤出力が防止できるので、誤出力検査のための手間
と時間が省けるので、研究成果を確実にあげることがで
きる。
【0013】図3は本発明の他の実施例の回路図であ
る。同図に示すように、基本構成は図1および図2の回
路構成と同様であるが、両PLC11とPLC13が故
障した時以外(片方のPLCが正常である場合)、PL
C11点検等でON26又はPLC13点検等でON2
7の条件をハード回路で追加することによって、制御出
力のバイパスが行える。この場合、当然PLC11点検
等でON26又はPLC13点検等でON27の条件信
号は、I/Oモジュール12にも入力を行い、AND出
力のロジックもバイパスするように構成されている。本
実施例はこのように構成されているので、一方のCPU
故障時でも人間判断と操作を介在させる条件で、システ
ムの仮運用ができるという利点がある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
PLCを使用した場合でも制御出力の誤動作,誤不動作
を確実に防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】図1の詳細な回路図。
【図3】本発明の他の実施例の回路図。
【図4】従来のPLC誤出力防止回路図。
【符号の説明】
1…PLC、2…機器制御出力、3…制御出力確認信
号、4…制御出力Ry動作電源、5…現場出力信号、1
0…ヒューマンインタフェース、11,13…PLC、
12…I/Oモジュール、14…No.1PLC正常信
号、15…No.2PLC正常信号、16…I/Oモジ
ュール正常信号、17…No.1PLC制御確認信号、
18…No.2PLC制御確認信号、19…機器制御出
力、20…制御出力Ry動作電源、21…現場出力信
号、22…モジュール3台正常条件、23…No.1P
LC制御出力確認、24…No.2PLC制御出力確
認、25…No.1,No.2PLC両方故障、26…
No.1PLC点検等でON、27…No.2PLC点
検等でON。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のヒューマンインタフェース装置
    と、前記ヒューマンインタフェース装置から同じ指令を
    受ける2台のPLCと、前記2台のPLCから同じ指令
    が来たときのみ正常な指令と判断するI/Oモジュール
    と、前記モジュール自身の正常条件と信号出力確認条件
    のAND条件が成立するとき外部へ出力するように構成
    されたことを特徴とする制御用PLCの誤出力防止方
    法。
JP24299096A 1996-09-13 1996-09-13 制御用plcの誤出力防止方法 Pending JPH1091201A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24299096A JPH1091201A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 制御用plcの誤出力防止方法

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JP24299096A JPH1091201A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 制御用plcの誤出力防止方法

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Publication Number Publication Date
JPH1091201A true JPH1091201A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17097262

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24299096A Pending JPH1091201A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 制御用plcの誤出力防止方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102528417A (zh) * 2011-12-21 2012-07-04 芜湖博耐尔汽车电气系统有限公司 一种汽车空调加热器装配防错装置及防错控制方法

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CN102528417A (zh) * 2011-12-21 2012-07-04 芜湖博耐尔汽车电气系统有限公司 一种汽车空调加热器装配防错装置及防错控制方法

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