JPH1090805A - 写真プリンタの印字方法及び装置 - Google Patents

写真プリンタの印字方法及び装置

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JPH1090805A
JPH1090805A JP8244818A JP24481896A JPH1090805A JP H1090805 A JPH1090805 A JP H1090805A JP 8244818 A JP8244818 A JP 8244818A JP 24481896 A JP24481896 A JP 24481896A JP H1090805 A JPH1090805 A JP H1090805A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements

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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数行印字モードにおいて、各行の間に印字
濃度の差が出ないようにする。 【解決手段】 露光済のカラーペーパー10の背面に対
面して2個の印字器40,41が配置されている。これ
らの印字器40,41は、印字ヘッド42,43と、エ
ンドレス式の着脱自在なインクリボンカセット44,4
5とからなる。135タイプの写真フイルムに対しては
1行印字モードが選択され、一方の印字器が作動して、
カラーペーパー10の背後に写真フイルムのコマ番号,
露光補正量等の情報を1行で印字する。この1行印字モ
ードでは、1件分の印字が終了する毎に、使用する印字
器が切り換えられ、インクリボンの片減りが防止され
る。IX240タイプの写真フイルムでは2行印字モー
ドが選択され、2個の印字器40,41が作動して、各
種の情報を2行として記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真プリンタに用
いられ、各プリント写真に文字や数字等の情報を印字す
るための印字方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】135タイプの写真フイルムと、IX2
40タイプの写真フイルムのプリントでは、プリント写
真の背面に文字や数字等を印字するバックプリントが行
われている。このバックプリントには、露光ステーショ
ンの前又は後ろにバックプリント装置を配置した写真プ
リンタが用いられる。
【0003】135タイプの写真フイルムは、幅が35
ミリであり、両側にパーフォレーションが一定ピッチで
形成されている。この写真フイルムは、フイルムリーダ
がカートリッジから引き出された状態で市販されてい
る。135タイプの写真フイルムのプリントでは、写真
フイルムの受付番号,写真フイルム上のコマ番号,露光
補正量等が1行としてプリント写真の背面にプリントさ
れる。
【0004】また、IX240タイプの写真フイルム
は、新写真フイルム又はアドバンスト写真システムフイ
ルムと呼ばれているものであり、片側に2個のパーフォ
レーションが一定ピッチで形成されている。この写真フ
イルムは、プラスチック製のカートリッジ内に全部が巻
き込まれた状態で市販されており、スプール回転によっ
て写真フイルムのリーダがカートリッジ内から送り出さ
れる。IX240タイプの写真フイルムのプリントで
は、メッセージ,撮影年月日,撮影条件,写真フイルム
の受付番号,写真フイルム上のコマ番号,露光補正量,
現像所のID番号等が2行としてプリント写真の背面に
プリントされる。
【0005】135タイプとIX240タイプの写真フ
イルムの両方がプリント可能な写真プリンタでは、露光
ステーションの前又は後ろに、インクリボン式の印字器
が2台並設されている。この印字器は、交換可能なエン
ドレスタイプのインクリボンカセットと、インクリボン
の背後に配置されたワイヤドット式の印字ヘッドとから
構成されている。135タイプの写真フイルムに対して
は、1行印字モードが選択され、一方の印字器を駆動し
て1行分を印字する。IX240タイプの写真フイルム
に対しては、2行印字モードが選択され、両方の印字器
を駆動して2行分を印字する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】IX240タイプの写
真フイルムの割合は増加しているが、発売開始から日が
浅いために数量的にはまだ少ない。したがって、プリン
トが依頼される写真フイルムの殆どは135タイプであ
る。この135タイプの写真フイルムでは1行印字モー
ドが選択されるが、このモードでは2個の印字器のうち
予め決められた一方の印字器だけが使用される。したが
って、1行印字モードに使用される印字器はインクリボ
ンのインクの減り方が大きい。
【0007】1行印字の場合には、印字濃度が低下して
もそれほど目立たないが、2行印字の場合には、一方の
行の印字濃度が高いが、他方の行の印字濃度が低くなる
から、かなり目立ってしまい、印字品質の低下を招くこ
とになる。
【0008】本発明は、複数行印字モードのときに、各
行の印字濃度に差が出ないようにした写真プリンタの印
字方法及び装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の印字方法は、1行印字モードの場合
に複数台の印字器を交互に使用することで、各印字器の
インクリボンの減り方がほぼ同じになるようにしたもの
である。印字器の切換は、プリント毎,1件分のプリン
ト毎、N件分のプリント毎,又は所定期間毎(例えば、
1時間毎、1日毎,又は数日毎等)に行う。
【0010】請求項3記載の印字装置では、複数台の印
字器を保持する保持台と、この保持台を回転又は移動さ
せる変位機構と、1行印字モードでは使用する印字器を
切り換える手段とを設け、1行印字モードに際しては複
数台の印字器の位置を入れ換えて交互に使用するように
したものである。
【0011】請求項4記載の印字装置では、複数個の印
字ヘッドと、この複数個の印字ヘッドに共通に使用され
る1個のインクリボンカセットとを設けたものである。
【0012】
【作用】印字器毎にインクリボンカセットを用いる場合
には、1行印字モードでは各印字器を交互に使用するか
ら、全てのインクリボンが同程度に消耗する。したがっ
て、複数行印字モードの場合でも、各行間の印字濃度に
差が出ない。印字器の位置を入れ換えると、印字位置を
同じにすることができる。1個のインクリボンカセット
の場合は、インクリボンが共通に使用されるから、1行
印字モードであっても印字ヘッドの切換えが不要とな
り、また印字位置も同じなる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、カラーペーパー1
0は、ペーパーロール11から引き出され、露光ステー
ション12に向けて搬送される。この露光ステーション
12上には、白色光源13,イエローフイルタ14,マ
ゼンタフイルタ15,シアンフイルタ16とが配置され
ている。これらの3色フイルタ14〜16は、写真フイ
ルム17上のコマの3色濃度に応じて、光路への挿入量
が調節される。
【0014】3色フイルタ14〜16の一部を通過する
ことで調光された焼付光は、拡散箱18で拡散される。
この拡散箱18の下方に、写真フイルム17上のコマが
セットされている。このコマを透過した焼付光は、シャ
ッタ20が開いている間に、プリントレンズ19でカラ
ーペーパー10上に投影される。
【0015】写真フイルム17がIX240タイプの場
合には、写真フイルムの裏面の全部に、透明な磁気記録
層が形成されている。この磁気記録層は、画面の部分を
除いた両側が2個のトラックとして使用される。一方の
トラックがユーザー用であり、他方のトラックが現像所
用となっている。各トラック上で各コマの横の部分(コ
マ専用部分)には、このコマに関する各種の情報が磁気
記録され、またリーダー部分(共通部分)には各コマに
共通な情報が記録される。
【0016】ユーザー用トラックのコマ専用部分には、
カメラ内の磁気ヘッドによって、撮影年月日,撮影条
件,プリント枚数,プリントサイズ,メッセージ等のユ
ーザー情報が各コマ毎に記録されている。現像所用トラ
ックのコマ専用部分には、写真プリンタ内の磁気ヘッド
によって、露光補正量等の現像所情報が記録される。
【0017】ユーザートラックの共通部分には、フイル
ムメーカー,フイルムの品種,フイルム感度,撮影枚数
等がフイルム製造時に記録されている。また、現像所ト
ラックの共通部分には、同時プリントをする現像所のI
D番号,写真プリンタのID番号,フイルム受付番号等
が現像所で記録される。
【0018】磁気ヘッド21は、写真フイルムのコマ送
り中に、プリントすべきコマのユーザー情報を読み取
る。なお、現像所情報を記録するための磁気ヘッドは省
略してある。符号22,23はマスクプレートである。
【0019】露光ステーション12を通過したカラーペ
ーパー10は、搬送ローラ対26,ガイドローラ27を
経てバックプリント部28に送られる。このバックプリ
ント部28は、135タイプの写真フイルムのプリント
では、1行分を印字する1行印字モードが選択され、I
X240タイプの写真フイルムのプリントでは2行分を
印字する2行印字モードが選択される。
【0020】バックプリントが行われたカラーペーパー
10は、搬送ローラ対29,ガイドローラ30を経てプ
ロセサー部31に送られる。このプロセサー部31は、
現像処理,漂白定着処理,水洗処理,乾燥処理等を行っ
た後に、1枚のプリント写真32に切り離してからトレ
イ33に排出する。
【0021】モータ36は、1回の焼付露光が終了する
毎に回転し、搬送ローラ対26,27を回転させる。こ
れらの搬送ローラ対26,27は、カラーペーパー10
を1コマ分ずつ搬送する。
【0022】図2において、バックプリント部28は、
2個の印字器40,41を備えており、各印字器40,
41は、ワイヤドットタイプの印字ヘッド42,43
と、エンドレスタイプのインクリボンカセット44,4
5とから構成されている。各インクリボンカセット4
4,45内には、布にインクを含浸させたインクリボン
46がリールに巻かれた状態で収納されている。
【0023】各印字ヘッド42,43は、周知のように
複数の印字ピンがマトリクスに配置されており、印字す
る文字に応じて印字ピンを選択的に突出させてインクリ
ボン46の背後を叩く。このインクリボン46は、カラ
ーペーパー10に重なった状態で叩かれるから、インク
がカラーペーパー10に転写され、ドットパターンで表
現された1文字を印字する。
【0024】各印字器40,41は固定されており、カ
ラーペーパー10が一定ピッチ移動する毎に作動して1
文字ずつ印字する。なお、印字器40,41をカラーペ
ーパー10の幅方向に移動自在として、カラーペーパー
10の停止中に印字器40,41を移動しながら1文字
ずつ順番に印字してもよい。また、複数の印字ピンを一
列に配置し、カラーペーパー10を移動しながら各印字
ピンを複数回作動させて1文字を印字してもよい。この
印字器の場合には、印字速度が遅いが、印字ピンの個数
が少ないので構成が簡単となる。
【0025】ドライバ50,51は、文字データ発生器
52からの文字データに応じて、各印字ヘッド42,4
3を駆動する。この文字データ発生器52には、コント
ローラ53からの写真フイルム受付番号,コマ番号,露
光補正量等の印字情報が入力されている。磁気ヘッド2
1で読み取ったユーザー情報もコントローラ52を介し
て文字データ発生器52に送られる。これらの文字デー
タ発生器53,ドライバ50,51,印字器40,41
によってバックプリント部28が構成される。
【0026】コントローラ53は、コマ番号や露光補正
量等の印字情報の他に、カラーペーパー10の搬送に同
期した印字タイミング信号,印字モードの種類,及び印
字器の切換指示等を文字データ発生器52に送る。この
例では、1件分(写真フイルム1本分)毎に印字器を切
り換えているが、複数件分毎、1回のプリント毎、又は
一定期間例えば1日毎に印字器を切り換えてもよい。
【0027】また、コントローラ53は、ドライバ54
を介してモータ36の回転を制御したり、プロセサー部
31やプリント部55を制御する。このプリント部55
は、写真フイルム17のコマをカラーペーパー10に露
光するための部分であり、図1に示す白色光源13,3
色フイルタ14〜16,プリントレンズ19,シャッタ
20等から構成されている。
【0028】図3は、バックプリントを示すものであ
る。1文字印字モードでは、(A),(B)に示すよう
に、写真フイルムの受付番号,写真フイルム上のコマ番
号,露光補正量等が1行として、写真プリント32a,
32bの背面に印字される。符号58,59は、印字さ
れた1行を表している。
【0029】また、2行印字モードでは、メッセージ,
撮影年月日,撮影条件,写真フイルムの受付番号,写真
フイルム上のコマ番号,露光補正量,現像所のID番号
等が2行として写真プリント32cの背面にプリントさ
れる。符号60a,60bは、印字された各行を示す。
【0030】次に、図4を参照して上記構成の作用につ
いて説明する。135タイプと、IX240タイプとで
は、写真フイルムの幅が異なるため、プリントすべき写
真フイルムの種類に応じたフイルムキャリア8(図示せ
ず)を選択し、これを写真プリンタのワークテーブル
(図示せず)にセットする。
【0031】例えば、135タイプの写真フイルムをプ
リントする場合には、135用のフイルムキャリアをワ
ークテーブルにセットする。このフイルムキャリアをセ
ットすると、コントローラ53には135タイプの写真
フイルムのプリントであることが指示される。コントロ
ーラ53は、文字データ発生器52に、1行印字モード
を指示する。
【0032】フイルムキャリアは、写真フイルムをコマ
送りして、プリントすべきコマをマスク22にセットす
る。このコマは、周知のように、LATDセンサー(図
示せず)で測光されて、赤色,緑色,青色の各色毎に平
均濃度が測定される。この3色の平均濃度から、基本露
光量が算出される。また、スキャナー(図示せず)によ
って写真フイルムのコマが走査される。得られた各点の
3色濃度から、各色の露光補正量が算出される。この補
正露光量は、基本露光量に加算され、各色の露光量が算
出される。
【0033】コントローラ53は、各色の露光量に応じ
て、3色フイルタ14〜16の光路への挿入量を調節し
て焼付光を調光する。この調光された焼付光は、拡散箱
18で拡散されてから、プリントすべきコマを照明す
る。この照明中に、シャッタ20が一定時間だけ開い
て、コマの像をカラーペーパー10に焼付露光する。こ
の焼付露光後に、コントローラ53はモータ36を回転
させてカラーペーパー10を1コマ分搬送する。
【0034】フイルムキャリアを操作して写真フイルム
を1コマ分搬送して、次のコマをマスク22にセットす
る。前述したように、このコマの測光,調光,焼付露光
とを行う。これらの手順が繰り返されて、写真フイルム
の各コマがプリントされる。1件分の写真フイルムのプ
リントが終了すると、別の1件分の写真フイルムがフイ
ルムキャリアにセットされ、同様にしてプリントが行わ
れる。
【0035】プリント済のカラーペーパー10がバック
プリント部28に達すると、コントローラ53は文字デ
ータ発生器52に印字情報を送る。また、コントローラ
53は、モータ36の回転に同期した印字タイミング信
号を文字データ発生器53に送る。
【0036】文字データ発生器53は、印字タイミング
信号を受け取ると、例えばドライバ50を介して印字ヘ
ッド42を駆動し、インクリボン46のインクをカラー
ペーパー10の背面に転写して、ドットパターンで表さ
れた1文字を記録する。こうして印字器40は、カラー
ペーパー10の搬送に同期して1行分を1文字ずつ印字
する。この1行分の印字は、カラーペーペー10に露光
された各画面に対応して行われる。
【0037】バックプリントがされたカラーペーパー1
0は、プロセサー部31で写真処理されてから、1枚の
写真プリント32aにカットされてトレイ33に排出さ
れる。この写真プリント32aは、図3の(A)に示す
ように、写真フイルム受付番号,コマ番号,露光補正量
等が1行として印字されている。
【0038】1件分の写真フイルムを露光した各画面に
対してバックプリントを行うと、コントローラ53は印
字器の切換を文字データ発生器52に指示する。この文
字データ発生器52は、印字ヘッド42を休止させ、代
わりに印字ヘッド43を駆動する。この印字ヘッド43
により、各画面に対して1行ずつパックプリントが行わ
れる。この印字ヘッド43の場合には、図3の(B)に
示すように、写真プリント32bの背後の下方に1行分
の情報が印字される。
【0039】IX240タイプの写真フイルムをプリン
トする場合には、IX240用のフイルムキャリアをワ
ークテーブルにセットする。この場合には、現像済の写
真フイルムは、カートリッジに巻き込まれているから、
このカートリッジをフイルムキャリアにセットする。こ
のフイルムキャリアのセットすると、コントローラ53
にはIX240タイプのプリントであることが指示され
る。コントローラ53は、文字データ発生器52に、2
行印字モードを指示する。
【0040】フイルムキャリアは、カートリッジのスプ
ールを回転させて、写真フイルムのリーダを送り出す。
このフイルムリーダは、一対の搬送ローラでニップされ
て露光ステーション12に向けて搬送される。この搬送
中に、磁気ヘッド21によってユーザー用トラックの共
通部分から、フイルム感度,撮影枚数等の共通情報を読
み出す。また、別の磁気ヘッドによって、現像所用トラ
ックの共通部分に、現像所のID番号,写真プリンタの
ID番号等を記録する。
【0041】IX240タイプでは、2個のパーフォレ
ーションの間にコマが記録されている。そこで、写真フ
イルムの搬送中に、ホトセンサーでパーフォレーション
を検出することで、プリントすべきコマを露光ステーシ
ョン12にセットする。また、このコマのセット直前
に、磁気ヘッド21によって、ユーザー用トラックのコ
マ専用部分から、撮影年月日,撮影条件,プリント枚
数,プリントサイズ,メッセージ等のユーザー情報が読
み出されてコントローラ53へ送られる。
【0042】コントローラ53は、指定されたプリント
サイズに応じて、カラーペーパー10の送り量を調節
し、またペーパーマスク23のサイズ、及びプリントレ
ンズ19のプリント倍率を調節する。
【0043】露光ステーション12にセットされたコマ
は、プリントサイズに応じたエリアが測光され、この測
光値に基づいて3色の露光量が算出される。各色の露光
量に応じて色フイルタ14〜16の挿入位置を調節して
から、シャッタ20を開いてカラーペーパー10を焼付
露光する。この焼付露光後に、コントローラ53はモー
タ36を回転させてカラーペーパー10を1コマ分搬送
する。また、フイルムキャリアは、搬送ローラ対を回転
して写真フイルム17を搬送する。この搬送中に、磁気
ヘッド(図示せず)により、現像所用トラックのコマ専
用部分に露光補正量等を記録する。
【0044】こうして、写真フイルムに記録された各コ
マが順にカラーペーパー10に焼付露光される。1件分
の写真フイルムのプリントが終了すると、フイルムキャ
リアの搬送ローラ対と、カートリッジのスプールが逆転
され、写真フイルムの全てがカートリッジに巻き戻され
る。次に、別のカートリッジに交換され、同様な手順で
プリントが行われる。
【0045】プリント済のカラーペーパー10がバック
プリント部28に達すると、コントローラ53は文字デ
ータ発生器に印字すべき文字を指示する。この指示後
に、モータ36の回転に同期して、印字タイミング信号
を文字データ発生器53に送る。
【0046】文字データ発生器53は、印字タイミング
信号を受け取ると、ドライバ50,51を介して印字ヘ
ッド42,43を駆動し、インクリボン46のインクを
カラーペーパー10の背面に転写して、ドットパターン
で表された1文字を記録する。こうして印字器40,4
1は、カラーペーパー10の搬送に同期して各1行分を
1文字ずつ印字する。
【0047】バックプリントがされたカラーペーパー1
0は、プロセサー部31で写真処理されてから、1枚の
写真プリント32cにカットされてトレイ33に排出さ
れる。この写真プリント32cは、図3の(C)に示す
ように、メッセージ,撮影年月日,撮影条件,写真フイ
ルムの受付番号,写真フイルム上のコマ番号,露光補正
量,現像所のID番号等が2行として背面に印字されて
いる。
【0048】各印字器40,41は、1行印字モードで
は交互に使用されるから、インクリボンの減り方はぼほ
同じになる。このために、2行印字モードにおいて各行
の印字濃度に差が出ない。また、2個のインクリボンカ
セット40,41は、印字が薄くなったときに一緒に交
換される。
【0049】1行印字モードでは、2個の印字器40,
41が1件毎に交互に使用されるから、1件分のプリン
ト写真は印字位置が同じである。しかし、同じユーザー
が2件分の写真プリントを依頼した場合には、各件で印
字位置が違ってしまう。印字位置を同じにするには、2
個の印字器を回転又はスライドして位置を入れ換えれば
よい。
【0050】図5では、保持台62上に2個の印字器6
3,64が取り付けられている。印字器を切り換える場
合には、モータ65を回転させて保持台62を180度
回転させて、2個の印字器63,64の位置を入れ換え
る。これとともに、駆動する印字器を切り換えるから、
プリント写真上の同じ位置に1行分の情報が印字され
る。
【0051】図6は、2個の印字ヘッド67,68を囲
むように、大型なインクリボンカセット69を用いた例
を示す。このインクリボンカセット69から引き出され
たインクリボン70は、印字ヘッド67,68を順次通
過してから、再びカセット内に巻き込まれる。1行印字
モードでは常に一方の印字ヘッドだけが使用され、2行
印字モードでは2つの印字ヘッド67,68が使用され
る。この例では、1行印字モードでは一方の印字ヘッド
だけが使用されるが、インクリボンは共通に用いられる
から、2行印字モードに切り換わっても各行の間で印字
濃度に差が発生しない。
【0052】前述した説明では、プリント写真の裏面に
印字するバックプリントについて説明したが、プリント
写真の画像面上、例えば白枠又は白地部分に印字するフ
ロントプリントに対しても本発明を適用することができ
る。
【0053】また、1行印字と2行印字との切り換えを
説明したが、2行以上の複数行(例えば3行又は4行
等)印字と、1行印字とを選択的に行うこともできる。
例えば、1行印字と3行印字とを行うときには、3個の
印字器又は印字ヘッドが用いられる。そして、1行印字
モードでは、3個の印字器が順番に使用される。
【0054】更に、2種類の行だけではなく、3種類以
上(例えば、1行印字,2行印字,3行印字)の印字を
選択的に行うこともできる。また、写真フイルムの種類
によって印字行数を設定する他に、印字すべき情報量に
応じて印字行数を決定してもよい。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の方法では、1行印字モー
ドに際して複数台の印字器を交互に使用するから、各印
字器のインクリボンの使用量がほぼ同じになる。したが
って、複数行印字モードに切り換えた場合でも、各行の
印字濃度をほぼ同じに保つことができる。
【0056】また、従来では、1行印字に用いられる印
字器のインクリボンが減ると、全ての印字器のインクリ
ボンカセットを交換しているため、インクリボンカセッ
トの無駄が発生していたが、本発明では全てのインクリ
ボンカセットの使用程度が同じであるから、一緒に交換
しても無駄が発生することがない。
【0057】請求項3記載の装置では、印字器の切換え
に際して、複数台の印字器を回転又は移動して位置を入
れ換えるようにしたから、1行印字の場合もプリント写
真上での印字位置を常に同じにすることができる。
【0058】請求項4記載の装置では、1個のインクリ
ボンカセットを用いて、各印字ヘッドに対してインクリ
ボンを共通に使用するから、1行印字モードでも印字ヘ
ッドを切り換えることが不要となり、装置の構成が簡単
となる。しかも、1行印字の場合も常に同じ位置に印字
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックプリント部を備えた写真プリンタを示す
概略図である。
【図2】バックプリント部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】バックプリントの例を示す説明図である。
【図4】1行印字モードでの印字器の切換手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】2個の印字器を回転させる例を示す説明図であ
る。
【図6】1個の大型なインクリボンカセットを使用する
例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 カラーペーパー 12 露光ステーション 17 写真フイルム 28 バックプリント部 40,41 印字器 42,43 印字ヘッド 58,59,60a,60b 印字された1行 63,64 印字器 67,68 印字ヘッド 69 インクリボンカセット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント写真に1行分を印字するインク
    リボン式の印字器を複数台用い、1行に印字を行う1行
    印字モードでは1台の印字器を駆動して1行分を印字
    し、複数行に印字を行う複数行印字モードでは複数台の
    印字器を駆動して複数行分を印字する写真プリンタの印
    字方法において、 前記1行印字モードでは前記複数台の印字器を交互に使
    用することを特徴とする写真プリンタの印字方法。
  2. 【請求項2】 プリント毎,1件分のプリント毎,N件
    分のプリント毎,所定期間毎,又は所定期日毎に、使用
    する印字器を切り換えることを特徴とする請求項1記載
    の写真プリンタの印字方法。
  3. 【請求項3】 プリント写真に1行分を印字するインク
    リボン式の印字器を複数台並設し、1行に印字を行う1
    行印字モードでは1台を駆動して1行分を印字し、複数
    行に印字を行う複数行印字モードでは複数台の印字器を
    駆動して複数行分を印字する写真プリンタの印字装置に
    おいて、 前記複数台の印字器を保持する保持台と、この保持台を
    回転又は移動させる変位機構と、1行印字モードでは使
    用する印字器を切り換える手段とを設け、1行印字モー
    ドに際しては複数台の印字器の位置を入れ換えて交互に
    使用することを特徴とする写真プリンタの印字装置。
  4. 【請求項4】 1行印字モードではプリント写真に1行
    分を印字し、複数行印字モードでは複数行分を印字する
    写真プリンタの印字装置において、 複数個の印字ヘッドと、この複数個の印字ヘッドにイン
    クリボンを順次供給する1個のインクリボンカセット
    と、1行印字モードでは1個の印字ヘッドだけを駆動
    し、複数行印字モードでは前記複数個の印字ヘッドを駆
    動する手段とを設けたことを特徴とする写真プリンタの
    印字装置。
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