JPH1090776A - 撮影レンズの沈胴可能なカメラ - Google Patents

撮影レンズの沈胴可能なカメラ

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JPH1090776A
JPH1090776A JP24347996A JP24347996A JPH1090776A JP H1090776 A JPH1090776 A JP H1090776A JP 24347996 A JP24347996 A JP 24347996A JP 24347996 A JP24347996 A JP 24347996A JP H1090776 A JPH1090776 A JP H1090776A
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JP
Japan
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film
lens
battery
signal
camera
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Withdrawn
Application number
JP24347996A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Okubo
光將 大久保
Akira Watanabe
晃 渡邉
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータを駆動源としたカメラにおいて、内部機
構に何らかの異常が検出されても、撮影後のフィルムを
安全に取出せる撮影レンズの沈胴可能なカメラを提供す
る。 【解決手段】駆動系のギア切換えにより、少なくとも撮
影レンズの沈胴とフィルム給送駆動とを行なうカメラに
おいて、カメラの状態を検出して状況に応じた検出信号
を出力する状態判定手段8と、撮影レンズが沈胴してい
ない場合は撮影レンズを沈胴させた後にフィルムを巻戻
す第1の巻戻しモードと、撮影レンズが沈胴していなく
とも撮影レンズを沈胴させることなくフィルムを巻戻す
第2の巻戻しモードのうちいずれか一方を、状態判定手
段8からの検出信号に応じて選択する制御部1とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに関するもの
であり、特に、モータを駆動源とし、駆動系のギア切換
えにより、少なくとも撮影レンズの沈胴とフィルム給送
駆動とを行なうカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】モータを駆動源とし、駆動系のギア切換
えにより、少なくとも撮影レンズの沈胴とフィルム給送
駆動とを行なうカメラが従来より知られている。このよ
うなカメラは、モータの出力に連結された公知の遊星ギ
ア機構等により時分割で複数の機械出力を取出してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1つのモータ
を駆動源としたカメラでは、先に駆動される被駆動側に
ギアの詰りや、フィードバック信号検出系等に不具合が
発生した場合、その後の制御シーケンスが正常に実行で
きなくなるおそれがある。例えば、撮影レンズの沈胴の
後にフィルム巻戻しが実行されるようにシーケンスが構
成されているとき、沈胴駆動系に機械的な不具合が発生
するとフィルム巻戻しが容易にできなくなり、結果的に
撮影済みフィルムが取出せなくなる場合があった。
【0004】本発明は上述の技術課題を解決するために
なされたもので、被駆動系に何らかの異常が検出されて
も、撮影後のフィルムを安全に取出せるようにしたカメ
ラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、駆動系のギア切換えにより、少な
くとも撮影レンズの沈胴とフィルム給送駆動とを行なう
カメラにおいて、カメラの状態を検出して状況に応じた
検出信号を出力する状態判定手段と、撮影レンズが沈胴
していない場合は撮影レンズを沈胴させた後にフィルム
を巻戻す第1の巻戻しモードと、撮影レンズが沈胴して
いなくとも撮影レンズを沈胴させることなくフィルムを
巻戻す第2の巻戻しモードのうちいずれか一方を、上記
状態判定手段からの検出信号に応じて選択する選択手段
とを具備する。
【0006】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、上記状態判定手段は、電池の装填を検出する検出手
段と、電源である電池の状態を評価し、電池が所定の状
態にないときに駆動系を停止させるためのロック信号を
発生するバッテリチェック手段と、上記フィルム給送の
駆動系に異常があるか否かを検出し、異常が発見される
と異常信号を出力する信号発生手段とを含む。
【0007】また、第3の発明は、駆動系のギア切換え
により、少なくとも撮影レンズの沈胴とフィルム給送駆
動とを行なうカメラにおいて、電池の装填を検出する検
出手段と、電源である電池の状態を評価し、電池が所定
の状態にないとき、駆動系を停止させるロック信号を発
生するバッテリチェック手段と、上記フィルム給送の駆
動系に異常があるかを検出し、異常が発見されると異常
信号を出力する信号発生手段とを具備し、前記検出手段
により電池の装填直後であると判断されたとき、前記バ
ッテリチェック手段により駆動系のロック信号が出力さ
れているとき、もしくは前記信号発生手段により異常信
号が出力されているときは、撮影レンズが沈胴していな
くとも撮影レンズを沈胴させずにフィルムの巻戻しを行
い、そうでないときは撮影レンズを沈胴させた後にフィ
ルムの巻戻しを行う。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカメラの一実施形
態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るカメラ
の駆動部の概略構成を示す図である。このカメラはズー
ムレンズを備えたレンズバリア付きオートフォーカスカ
メラであり、シーケンス制御用の制御部1に、不図示の
各種操作部材からなる操作部2と、各駆動機構を駆動す
るためのモータ3と、レンズシャッタ駆動系7と、状態
判定手段8とがそれぞれ接続されている。また、上記モ
ータ3にはこのモータ3の機械出力を順次切換える駆動
力切換機構4が連結され、この駆動力切換機構4には撮
影レンズを駆動する鏡枠駆動系5とフィルム給送を行う
フィルム給送系6とが接続されている。
【0009】このカメラでは、上記モータ3が鏡枠駆動
系5とフィルム給送系6に対する共通の駆動源であり、
駆動力切換機構4により鏡枠駆動系5とフィルム給送系
6にモータ3の機械出力を時分割でそれぞれ伝達してい
る。
【0010】なお、上記操作部2には不図示のレンズバ
リアスイッチ、シャッタレリーズスイッチ、フィルム巻
戻しスイッチ等が含まれている。また、自動露出装置、
自動焦点装置、ストロボ装置等のカメラ機能について
は、本発明の趣旨とするところではないため、それらの
説明を省略する。
【0011】図2は、このカメラの詳細な構成図であ
る。図2において、制御回路としてのCPU23により
全体が制御され、このCPU23には不図示の各種の手
動操作部材(1R、2R、ZUP、ZDN、BRSW、
RWSWなど)28、バッテリ25のチェックを行なう
バッテリチェック手段27、電池装填検出部26の他
に、ズーム系、およびフォーカス系機構部材からのフィ
ードバック信号が接続されている。このフィードバック
信号は、フォーカス駆動機構110に接続されたフォー
カスパルサー111及びフォーカス初期位置スイッチ1
12からの信号、ズーム駆動機構101に接続されたズ
ームパルサー102及びズーム初期位置スイッチ103
からの信号、駆動力切換機構としての駆動力切換手段2
2に接続されたギア位置検知手段105からの信号を含
む。
【0012】モータ21は、モータドライバ24によっ
て正逆転およびブレーキ制御され、このモータドライバ
24は、CPU23の指令に基づいて、モータ21の他
に駆動力切換手段22と、レンズシャッタ104を駆動
するための2つのプランジャー(Sプランジャ100、
WZプランジャ29)とを駆動する。
【0013】さらに、51はフィルムパトローネ、52
はフィルム、121はスプール、122はスプロケッ
ト、123は巻戻し軸、124は1コマスイッチであ
る。図3は図2に示す駆動力切換手段22の構成を示す
図である。駆動力切換手段22は遊星ギア機構(遊星ギ
ア203、遊星アーム201)とWZプランジャ29を
具備し、フィルム巻上げ(A)/ズームアップ、ダウン
(沈胴)(B)/フィルム巻戻し、フォーカシング
(C)の3種類と、5通りの機械出力を取出す構成を有
している。図3において、Wはフィルム巻き上げ、AF
はフォーカシング、RWはフィルム巻戻しを示す。
【0014】図2のモータ21の軸出力からギアによっ
て駆動力が伝達される遊星アーム201に設けられた遊
星ギア203は、図3の(A)に示す位置から(C)に
示す位置までの区間を往復する。図中の係止レバー20
0は、図2に示すWZプランジャ29により制御され、
遊星アーム201を(B)および(C)に示す位置に規
制する。巻上げ(A)はモータ21の正転で行い、ズー
ム(B)はモータ21の正転でダウン、逆転でアップを
行い、巻戻し、フォーカシング(C)はモータ21の正
転で巻戻し、逆転でフォーカシング(初期位置からの一
方向駆動アプローチ、撮影終了後は終端位置を経て付勢
部材により初期位置復帰)をそれぞれ行うようになって
いる。
【0015】この駆動力切換手段22は、不図示のレン
ズバリアが閉じているときは(B)に示す位置を、レン
ズバリアが開いているときは(C)に示す位置を、フィ
ルムエンド時は(A)に示す位置をそれぞれホームポジ
ションとして選択する。この駆動力切換手段22を初期
化するに際して、上記(A)、(B)の位置ではモータ
21を逆転させて初期化するが、(C)の位置の場合に
限りモータ21の正転により初期化する。モータ21は
図中で時計周り(CW)方向が正転であり、反時計周り
(CCW)方向が逆転である。
【0016】さらに、この駆動力切換手段22は、フィ
ルム巻戻しを行うとき、例えばフォーカシング駆動系に
異常が検出されているときには(C)に示す位置からス
タートして撮影レンズを沈胴することなく速やかに巻戻
しを行い、異常が認められないときは(B)に示す位置
からスタートさせることにより、先に撮影レンズを沈胴
させてから巻戻しを行なうようにしている。
【0017】図4はこのような選択動作を行わせるため
のカメラの制御フローの概略を示すフローチャートであ
る。まずシーケンスが開始されると、ステップS31
(以下、単にS・・と表記する)にて制御回路系を初期
化して、S32でバッテリチェックを行う。S33で巻
戻しスイッチが操作されているかをチェックし、操作さ
れていれば後述するS45に分岐し、操作されていなけ
ればS34に移る。S34では不図示のレンズバリアが
開状態にあるか否かがチェックされ、バリアが閉じてい
れば後述するS47に分岐し、バリア開であればS35
に進む。
【0018】S35では沈胴状態にある撮影レンズをそ
のワイド端まで繰出して撮影準備を行う。S36で再び
レンズバリアの開状態を確認する。このカメラはレンズ
バリアがメインスイッチ機能を果しており、レンズバリ
アの閉じ動作を検出すると、バッテリチェックを行なっ
て(S47)、速やかに撮影レンズを沈胴してストップ
に移行する(S48)。S36でレンズバリアが開状態
であれば次のS37で巻戻しスイッチが操作されている
か否かをチェックし、操作されていればS45でバッテ
リチェックして、S46でフィルム巻戻しを行い、S3
1に戻る。
【0019】また、S37で巻戻しスイッチが操作され
ていないときはS38でレリーズ操作を判定する。レリ
ーズ操作があれば、S42でバッテリチェックし、S4
3でフィルム露光し、S44で1駒巻上げを行い再びS
36に戻る。S36からS39に至るループが撮影中の
メインループである。
【0020】S38でレリーズが操作されていないとき
は、S39でズームスイッチの操作を判定する。ズーム
スイッチが操作されているときはS40でバッテリチェ
ックの後にS41でズーム処理を行い、ズームスイッチ
が操作されていなければ、再びS36に戻る。
【0021】ここで、フローチャートには明示していな
いが、S32、S47、S45、S42、およびS40
のバッテリチェックはサブルーチンであって、このバッ
テリチェックサブルーチンではバッテりの状態が所定の
レベル以下であると判定されると、強制的にストップに
移る。
【0022】図5は図2に示すカメラの電池装填検出部
26の構成を示している。バッテリ25の電圧は抵抗R
404とキャパシタC405とによる積分回路に与えら
れる。このキャパシタC405の電圧を、電圧比較器4
02からなるリセットIC401で基準電圧403と比
較することにより、電池の再装填(装填されてからの経
過時間)を検出している。積分回路が用いられているの
は、ノイズ除去および電池と接片とのチャタリングを吸
収する意味もある。
【0023】このリセットIC401の出力はCPU2
3のリセット端子に接続され、ノンマスカブルの最上位
割込み信号となっている。リセットIC401からリセ
ット信号が与えられるとCPU23は初期化され、それ
以後は図4に示すフローに従ってカメラを制御するよう
になっている。
【0024】図6は図2に示すカメラの駆動系の異常検
出部の構成を示している。CPU23には上述のように
各機構部からのフィードバック信号が入力される。CP
U23にはタイマー手段23aが内蔵されている。CP
U23は機構部を駆動するときにこのタイマー手段23
aを用いてフィードバック信号を監視することにより、
フィードバック信号のタイミング異常を検出し、その結
果をRAM23b内部のダメージフラグ記憶エリア23
cに記憶する。
【0025】なお、異常が発生しやすい駆動機構は、鏡
枠駆動関係部位が多いため、このカメラでは鏡枠駆動系
の異常を検出している。次に、この鏡枠駆動系の異常
(ダメージ)について説明を行う。駆動系のダメージに
は3種類あって、それぞれギアダメージ、ズームダメー
ジ、フォーカスダメージと呼んでいる。
【0026】まず、ギアダメージというのは、駆動力切
換手段22をズームギア(図3の(B))に切換えたの
にズームパルサー出力が帰ってこない、もしくは、フォ
ーカスギア(図3の(C))に切換えたのにフォーカス
パルサー出力が帰ってこない状態を指している。ギアダ
メージのときは、CPU23はギアダメージフラグをセ
ットしてストップする。
【0027】次に、ズームダメージというのは、テレ端
もしくはワイド端であるズーム端に当てつくはずのない
ズーム位置で当接状態(ズームパルサー出力なし)とな
る状態を指している。ズームダメージのときは、CPU
23はズームダメージフラグをセットしてストップす
る。
【0028】最後に、フォーカスダメージというのは、
フォーカス駆動しているにも拘らずフォーカスパルサー
出力が所定時間以上にわたって出力されない、もしくは
フォーカス駆動しているのにフォーカス初期位置スイッ
チ状態が変化しない状態を指している。フォーカスダメ
ージのときはCPU23はフォーカスダメージフラグを
セットしてストップする。
【0029】図7は図2に示すカメラのバッテリチェッ
ク手段27の構成を示している。CPU23からの信号
によりトランジスタQ501をオンさせ、負荷抵抗R5
03に負荷電流を流した場合の電池電圧を電圧検知手段
504にて測定することにより、バッテリ25の残存容
量を判定し、その判定結果が所定の条件を満たさないと
きは、CPU23がバッテリロックフラグをセットする
ようになっている。
【0030】図8はカメラのフィルム巻戻しに関するサ
ブルーチンを示している。まずS71で電池の再装填を
検出し、電池再装填でなければS72に進み、バッテリ
ロックフラグがセットされているか否かをチェックす
る。バッテリロックフラグがセットされていなければS
73に進み、被駆動系のダメージフラグをチェックす
る。前述した3つのダメージフラグのいずれもがセット
されていないときは、S74に進み、撮影レンズが沈胴
しているか否かをチェックする。撮影レンズが沈胴して
いなければS75に進み、遊星ギア切換えの後、撮影レ
ンズの沈胴を行う。この後、S77に進みフィルムの巻
戻しを行い、このサブルーチンを終了する。以上が第1
のフィルム巻戻しモードである。
【0031】また、フィルム巻戻しのサブルーチンにお
いて、S71で電池再装填が検出されたとき、S72で
バッテリロックフラグがセットされているとき、S73
で被駆動系に異常が検出され、前述の3つのダメージフ
ラグのいずれかがセットされているとき、もしくはS7
4で撮影レンズが沈胴しているときには、S76に分岐
して遊星ギアを切換えた後、S77に進んでフィルムの
巻戻しを行う。以上が第2のフィルム巻戻しモードであ
る。
【0032】なお、本実施形態のカメラでは1つのモー
タで全て駆動しているが、少なくともフィルム巻戻しと
撮影レンズの沈胴とが共通のモータによって駆動されて
いれば充分であり、カメラ全体としては1モータシステ
ムに限られるものではない。
【0033】なお、上述した本発明の実施形態には以下
の構成が含まれている。 (1)モータ出力を順次切換えて、少なくとも撮影レン
ズの沈胴駆動とフィルム給送駆動とを行うカメラにおい
て、カメラの状態に何らかの異常が発見されたとき、異
常の発生を示す信号を出力する検出手段と、撮影レンズ
の沈胴後にフィルム巻戻しを行う第1の巻戻しモード
と、撮影レンズの沈胴を行なうことなくフィルム巻戻し
を行う第2の巻戻しモードのうち、検出手段がカメラの
状態に何らかの異常を検出したときは、第2の巻戻しモ
ードを選択して実行する選択手段と、を具備することを
特徴とする撮影レンズの沈胴可能なカメラ。 (2)上記検出手段は、電池が装填されたことを検出し
て制御信号を発生する装填検出手段と、上記電池の状態
を評価し、電池が所定の状態にないとき、駆動系を停止
させるロック信号を発生するバッテリチェック手段と、
上記フィルム給送の駆動系に異常があるか否かを検出
し、異常が発見されると異常信号を出力する信号発生手
段とを含むことを特徴とする(1)に記載の撮影レンズ
の沈胴可能なカメラ。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータを駆動源とするカメラにおいて、電池装填直後、
駆動系に異常があるとき、または電池能力が低下してい
る場合には、撮影レンズの沈胴動作を省略してフィルム
の巻戻しを優先して行うため、撮影後のフィルムが安全
に取出せるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカメラの概略構成を
示すブロック図である。
【図2】カメラの詳細なブロック図である。
【図3】図2に示す駆動力切換手段の動作を説明するた
めの図である。
【図4】カメラの制御フローの概略を示すフローチャー
トである。
【図5】図2に示す電池装填検出部の構成を示す図であ
る。
【図6】駆動系の異常検出の原理を説明するための図で
ある。
【図7】図2に示すバッテリチェック手段の構成を示す
図である。
【図8】巻戻しサブルーチンの概略を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…制御部、2…操作部、3…モータ、4…駆動力切換
機構、5…鏡枠駆動系、6…フィルム給送系、7…シャ
ッタ駆動系、8…状態判定手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動系のギア切換えにより、少なくとも
    撮影レンズの沈胴とフィルム給送駆動とを行なうカメラ
    において、 カメラの状態を検出して状況に応じた検出信号を出力す
    る状態判定手段と、 撮影レンズが沈胴していない場合は撮影レンズを沈胴さ
    せた後にフィルムを巻戻す第1の巻戻しモードと、撮影
    レンズが沈胴していなくとも撮影レンズを沈胴させるこ
    となくフィルムを巻戻す第2の巻戻しモードのうちいず
    れか一方を、上記状態判定手段からの検出信号に応じて
    選択する選択手段と、 を具備することを特徴とする撮影レンズの沈胴可能なカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 上記状態判定手段は、電池の装填を検出
    する検出手段と、 電源である電池の状態を評価し、電池が所定の状態にな
    いときに駆動系を停止させるためのロック信号を発生す
    るバッテリチェック手段と、 上記フィルム給送の駆動系に異常があるか否かを検出
    し、異常が発見されると異常信号を出力する信号発生手
    段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮影レン
    ズの沈胴可能なカメラ。
  3. 【請求項3】 駆動系のギア切換えにより、少なくとも
    撮影レンズの沈胴とフィルム給送駆動とを行なうカメラ
    において、 電池の装填を検出する検出手段と、 電源である電池の状態を評価し、電池が所定の状態にな
    いとき、駆動系を停止させるロック信号を発生するバッ
    テリチェック手段と、 上記フィルム給送の駆動系に異常があるかを検出し、異
    常が発見されると異常信号を出力する信号発生手段とを
    具備し、 前記検出手段により電池の装填直後であると判断された
    とき、前記バッテリチェック手段により駆動系のロック
    信号が出力されているとき、もしくは前記信号発生手段
    により異常信号が出力されているときは、撮影レンズが
    沈胴していなくとも撮影レンズを沈胴させずにフィルム
    の巻戻しを行い、そうでないときは撮影レンズを沈胴さ
    せた後にフィルムの巻戻しを行うことを特徴とする撮影
    レンズの沈胴可能なカメラ。
JP24347996A 1996-09-13 1996-09-13 撮影レンズの沈胴可能なカメラ Withdrawn JPH1090776A (ja)

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