JPH1090742A - ブレ検出回路 - Google Patents

ブレ検出回路

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JPH1090742A
JPH1090742A JP8238906A JP23890696A JPH1090742A JP H1090742 A JPH1090742 A JP H1090742A JP 8238906 A JP8238906 A JP 8238906A JP 23890696 A JP23890696 A JP 23890696A JP H1090742 A JPH1090742 A JP H1090742A
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JP
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signal
output
angular velocity
shake
resistor
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JP8238906A
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English (en)
Inventor
Fumiya Taguchi
文也 田口
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Gyroscopes (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動検出信号を処理する処理回路の最終段に
おいて出力されるオフセット成分をオフセット調整する
ことなく小さく抑えるとともに、出力が飽和する前にフ
ィードバック量を変化させ、基準電圧に出力を素早く収
束し、HPFを構成するコンデンサの容量を小さくする
ことができるブレ検出回路を提供する。 【解決手段】 角速度信号は、オペアンプOP1の
「+」端子を基準として抵抗R1に入力される。入力さ
れた信号は、抵抗R1,R2により設定されたゲインに
より反転増幅され、コンデンサC1と抵抗R2により設
定された遮断周波数により、高域周波数成分が取り除か
れる。直流成分ののった出力信号は、抵抗R3,R4に
より分圧され、オペアンプOP2の「−」端子に抵抗R
5を介して印加する。オペアンプOP2は、抵抗R3,
R4により分圧された電圧を、抵抗R5とコンデンサC
2とともに積分し、オペアンプOP1の+端子に印加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ,ビデオな
どの撮影装置における手ブレなどによる振動を検出する
ブレ検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特開平2−1832
17号公報に開示されているようなブレ補正装置が知ら
れている。このブレ補正装置は、カメラやビデオなどに
生じたブレを角速度センサなどのセンサによって検出
し、センサにより検出されたブレの方向と逆方向にブレ
補正レンズを移動しブレを補正している。
【0003】以下に、図5を参照して、従来のブレ補正
装置について説明する。図5は、従来のブレ補正装置の
ブロック図である。カメラボディ101は、カメラボデ
ィ側及びレンズ鏡筒側に給電する電池103と、カメラ
ボディ側DC/DCコンバータ104と、カメラボディ
側の主要な制御を行うカメラボディ側CPU105と、
カメラの電源スイッチをONするメインスイッチ112
と、レリーズボタンの第1ストローク(半押し状態)で
ONする半押しスイッチ111と、レリーズボタンの第
2ストローク(全押し状態)でONする全押しスイッチ
110と、操作スイッチ113と、半導体スイッチであ
る給電制御スイッチ130などを備えている。
【0004】レンズ鏡筒102は、レンズ鏡筒側の主要
な制御を行うレンズ鏡筒側CPU119と、レンズ鏡筒
側DC/DCコンバータ120と、ブレ補正制御モード
を選択するための2bitの設定スイッチ131,13
2と、振動を検出し振動検出信号を出力するブレ検出部
113,114と、第1のレンズ群125と、第2のレ
ンズ群126と、光軸方向に対して略垂直方向に駆動し
ブレを補正する第3のレンズ群(以下、ブレ補正レンズ
という)127と、絞り羽根128と、ブレ補正レンズ
125を駆動するためのモータ123,124と、この
モータ123,124をそれぞれ駆動制御する制御回路
121,122などを備えている。従来のブレ補正装置
は、平面上に結像する像面のブレを、例えば、互いに直
交するX軸及びY軸の2軸成分に分解し、ブレの向きを
打ち消すようにそれぞれの軸方向に沿ってブレ補正機構
部を駆動していた。このために、駆動源となるモータ1
23,124は、ブレ補正レンズ127を駆動するため
に2軸分2個必要となるために、ブレ検出部113,1
14、モータ123,124及び制御回路121,12
2も、それぞれ2個づつ設けられている。以下において
は、ブレ検出部113を説明する。
【0005】図6は、従来のブレ補正装置のブレ検出回
路のブロック図である。ブレ検出部113は、図6に示
すように、角速度センサ(ジャイロ)201と、この角
速度センサ201に接続されたハイパスフィルタ(以
下、HPFという)202と、このHPF202に接続
された増幅器(AMP)203と、この増幅器203に
接続されたローパスフィルタ(以下、LPFという)2
04と、このLPF204に接続されたA/Dコンバー
タ205からなるブレ検出回路を備えている。
【0006】角速度センサ201は、ブレ状態を角速度
として検出し、この角速度に基づいて角速度信号を出力
するためのセンサであり、この角速度信号は、次段のH
PF202に入力している。
【0007】HPF202は、角速度センサ201の角
速度信号から低域周波数成分をカットするためのフィル
タであり、低域周波数成分がカットされた信号は、次段
の増幅器203に入力している。
【0008】増幅器203は、HPF202により低域
周波数成分がカットされた信号を増幅するためのもので
あり、増幅された信号は、次段のLPF204に入力し
ている。
【0009】LPF204は、増幅器203により増幅
された信号から高域周波数成分をカットするためのフィ
ルタであり、高域周波数成分がカットされた信号は、次
段のA/Dコンバータ205に入力している。
【0010】A/Dコンバータ205は、LPF204
により高域周波数成分がカットされたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換し出力するためのものである。なお、
上述した一連のアナログ信号処理回路は、ブレの周波数
域の信号に対して増幅するために、処理する信号の周波
数領域は、数Hzから数十Hzである。
【0011】アナログ処理されたデータは、角速度の次
元を持っているために、このデータに基づいて、ブレ補
正レンズ127を駆動するときには、角速度の基準値
(検出装置出力基準値)ω0(以下、オメガゼロとい
う)を算出する必要がある。このオメガゼロを算出する
ことにより、一定の速度でパンニングしたときに、ブレ
ている状態とは異なる状態であることを補正動作に反映
することができる。ブレ補正レンズ127は、オメガゼ
ロと検出された角速度の処理データとの差に比例した補
正量により駆動され、オメガゼロは、ω0=(1/T)
Σω(t)の式により算出される。これは、時刻0から
Tまでの間の各時刻の角速度ω(t)の和を時間Tで平
均したものである。この計算式において使用する角速度
データは、角速度センサ201の出力が安定し、カメラ
の状態がブレ状態ではないと判断されるときに検出した
データを用いるのが理想的である。また、平均する時間
(検出時間)Tが長いほどデータの安定度はよい。
【0012】カメラボディ101とレンズ鏡筒102に
は、図5に示すように、これらを互いに電気的に接続す
るための電気接点115,116,117,118が設
けられている。電気接点115は、電池103から給電
制御スイッチ130を介してレンズ鏡筒102側へ給電
するための接点である。電気接点116は、カメラボデ
ィ側DC/DCコンバータ104の出力をレンズ鏡筒1
02側に給電するための接点である。電気接点117
は、カメラボディ側CPU105とレンズ鏡筒側CPU
119との間の通信を行うための接点である。電気接点
118は、電池103の陰極端子につながるグランド
(GND)ラインを接続するための接点である。
【0013】次に、従来のブレ補正装置の動作を説明す
る。メインスイッチ112がON動作され、半押しスイ
ッチ111がON動作されると、カメラボディ側CPU
105の端子には、“L”レベルの信号が入力される。
そして、全押しスイッチ110がON動作されると、カ
メラボディ側CPU105の端子には、“L”レベルの
信号が入力される。カメラボディ側CPU105は、半
押しスイッチ111のON動作により、カメラボディ側
DC/DCコンバータ104を起動制御し、電気接点1
16を介して、レンズ鏡筒側CPU119に給電する。
【0014】レンズ鏡筒側CPU119は、給電要求信
号を電気接点117を介してカメラボディ側CPU10
5に出力する。カメラボディ側CPU105は、給電制
御スイッチ130をON動作させ、電池103は、レン
ズ鏡筒側DC/DCコンバータ120に電気接点115
を介して給電する。また、レンズ鏡筒側CPU119
は、電気接点116からの給電により、レンズ鏡筒側D
C/DCコンバータ120を起動し、レンズ鏡筒側DC
/DCコンバータ120は、制御回路121,122と
モータ123,124に給電する。
【0015】設定スイッチ132がON動作されたとき
には、レンズ鏡筒側CPU119のD1端子には、
“L”レベルの信号が入力され、設定スイッチ131が
ON動作されたときには、レンズ鏡筒側CPU119の
D2端子には、“L”レベルの信号が入力される。一
方、設定スイッチ132がOFF動作のときには、レン
ズ鏡筒側CPU119のD1端子は、“H”レベルであ
り、設定スイッチ131がOFF動作のときには、レン
ズ鏡筒側CPU119のD2端子は、“H”レベルであ
る。
【0016】D1端子が“L”レベルであり、D2端子
が“H”レベルのときには、ブレ補正制御モードは、
“露光中のみ補正動作を行うモード”に選択される。D
1端子が“H”レベルであり、D2端子が“L”レベル
のときには、ブレ補正制御モードは、“露光中および露
光外に補正動作を行うモード”に選択される。D1端子
が“H”レベルであり、D2端子が“H”レベルのとき
には、ブレ補正制御モードは、“ブレ補正動作を行わな
いモード”に選択される。
【0017】ブレ検出部113,114は、検出したブ
レ量をアナログ処理し、その信号をレンズ鏡筒側CPU
119に入力する。“露光中および露光外に補正動作を
行うモード”にブレ補正制御モードが選択されている場
合であって、半押しスイッチ111がON動作されたと
きには、レンズ鏡筒側CPU119は、アナログ処理さ
れたデータに基づいて、ブレ補正レンズ127の駆動量
を演算する。ブレ検出部113,114は、検出した角
速度信号を電源が印加された時点から出力しており、レ
ンズ鏡筒側CPU119は、角速度信号が出力された時
点からオメガゼロの検出処理を始める。オメガゼロの検
出に要する時間は、検出時間が十分にあるときには、お
よそ2秒間程度であるが、電源投入直後の撮影のときな
どには2秒間も確保できない。このようなときには、オ
メガゼロの検出は、できるかぎり長い時間をかけて行わ
れる。撮影者が撮影を行うときには、レンズ鏡筒側CP
U119は、撮影直前までのオメガゼロの検出データに
基づいて補正量を算出し、この補正量に基づいてモータ
123,124をフィードバック制御する。
【0018】レンズ鏡筒側CPU119は、演算した補
正量に基づいて、モータ123,124の駆動を制御回
路121,122に指示する。モータ123,124の
回転運動は、直線運動に変換され、ブレ補正レンズ12
7を駆動する。なお、“露光中のみ補正動作を行うモー
ド”にブレ補正制御モードが選択されている場合であっ
て、全押しスイッチ110がON動作されたときには、
ブレ補正レンズ127は、露光中のみ駆動される。
【0019】図7は、従来のブレ補正装置のブレ検出回
路の一例を示した回路図である。図7に示すブレ検出回
路は、初段にコンデンサC11,C12,C13、抵抗
R11,R12,R13及びオペアンプOP11からな
る3次のLPF10と、2段目にコンデンサC21及び
抵抗R21からなる1次のHPF(交流結合)20と、
3段目にコンデンサC31、抵抗R31及びオペアンプ
OP31とからなる100倍の増幅器30などから構成
されている。
【0020】図7において、入力された角速度信号は、
初段のLPF10において高域周波数成分が遮断される
が、通過帯における信号の位相も同時に遅れる。この位
相遅れは、ブレ補正制御の誤差を生じさせるために、位
相遅れは、ゼロに近いことが望ましい。このために、L
PF10の遮断周波数は、この位相遅れが無視できる程
度の、例えば、300Hz程度に低く設定されている。
高域周波数成分を遮断された波形は、2段目のHPF2
0に入力する。
【0021】図8は、図6に示した従来のブレ検出回路
からHPFを省略したブロック図である。角速度センサ
201から出力された角速度信号には、周波数の低い信
号(長時間に渡るドリフト)がもともと含まれており、
最小検出振幅も微小である。図8に示すように、角速度
センサ201から出力された角速度信号を増幅器203
においてそのままゲインを掛けてしまうと、増幅器20
3からの出力信号の成分は、低域周波数成分により飽和
し、使用に耐えないものとなってしまう。そこで、低域
周波数成分を遮断するためには、図7に示すように、例
えば、遮断周波数0.06Hz程度のHPF20が使用
されている。このように、図7に示す回路構成では、低
域周波数成分と高域周波数成分とを遮断した信号を3段
目の増幅器30において増幅しており、この増幅器30
は、非反転増幅回路を構成しており、101倍のゲイン
を掛けている。角速度センサ201から出力された角速
度信号を図7に示す回路構成により処理する場合におい
て、過大な入力信号が増幅器304に印加されたときに
は、増幅器30によりゲイン倍された信号が増幅器30
から出力されてしまう。
【0022】図9は、角速度センサの出力信号がダイナ
ミックレンジを越えた状態を概略的に示した図である。
角速度センサ201から出力された角速度信号のダイナ
ミックレンジは、電源電圧及び出力段の回路構成により
制限されるために、図9に示すように、増幅器30から
の出力信号が飽和してしまう。この状態で放置しておく
と、出力電圧は、HPF20の特性から回路の時定数に
より基準点に限りなく近づいてくる。しかし、HPF2
0の時定数は、数秒オーダーであるために、増幅器30
からの出力信号が基準点に達するまでにはかなりの時間
を必要とし、過大なブレが起きた直後には、通常のブレ
補正を行うことができなくなる。これを避けるために、
図7に示すブレ検出回路では、アナログスイッチSW4
1によりHPF20の時定数を短縮している。
【0023】図10は、角速度センサの出力信号がダイ
ナミックレンジ内に引き戻された状態を概略的に示した
図である。角速度センサ201から出力された角速度信
号の飽和時にアナログスイッチSW41がON動作され
ると、図10に示すように、約20ms程度の時間によ
り増幅器30からの出力信号を基準点まで引き戻すこと
ができる。
【0024】図11は、従来のブレ補正装置のブレ検出
回路の他の例を示した回路図である。図11に示すブレ
検出回路は、初段にコンデンサC61、抵抗R61及び
オペアンプOP61からなり、LPFを兼ね直流カット
された反転増幅器60と、2段目にコンデンサC71、
抵抗R71,R72,R73及びオペアンプOP71か
らなるLPFを兼ねた反転増幅器70と、コンデンサC
51及び抵抗R51からなり、直流をカットするHPF
50などから構成されている。
【0025】図11に示すブレ検出回路は、オペアンプ
OP61の入力のゲインが掛かる抵抗連結部分を、2
3.5μFのコンデンサC51により直流的に絶縁して
いるために、オフセット調整が不要である。この回路構
成によれば、初段の反転増幅器60のゲインは、初段の
オペアンプOP61のオフセットに対してはかからな
い。初段のゲインを十分に大きくし次段のゲインを下げ
たときには、出力に現れるオフセット電圧は、自ずと小
さくなる。HPF50の時定数は、120kΩの抵抗R
51と23.5μFのコンデンサC51により決定され
ており、抵抗R51は、1.5MΩの抵抗R61ととも
にゲインを設定する機能を担っている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】図7に示す従来のブレ
検出回路において、HPF20と増幅器30との間の最
終段のオペアンプOP33に入力オフセット電圧の影響
があると、このオフセット電圧は、オペアンプOP33
によりゲイン倍されて出力される。また、最終段のオペ
アンプOP33に入力バイアス電流の影響があると、ア
ナログスイッチSW48をON動作した状態とOFF動
作した状態とにより、オペアンプOP33の「+」端子
と「−」端子のバイアス電流のバランスが変化する。こ
のバイアス電流のバランスの変化は、電圧の変化となり
オペアンプOP33から出力となって現れる。これらの
出力飽和を防ぐために、図7に示すブレ検出回路は、可
変抵抗R44によりオフセット調整を行っているが、こ
のオフセット調整は、コスト的に無視することができな
い。
【0027】また、図11に示す従来のブレ検出回路に
おいて、オフセットにかかる2段目の反転増幅器70の
ゲインを小さくしたいときには、初段の反転増幅器60
においてゲインを稼ぐ必要がある。その結果、HPF5
0の時定数を設定している23.5μFのコンデンサC
51の容量が従属的に大きくなる。コンデンサC51の
容量が大きくなると、出力信号が飽和した場合に、アナ
ログスイッチSW61,SW81をON動作したときの
収束時間が長くなってしまう。
【0028】図12は、時刻0でE=5Vのステップ電
圧がHPFに入力したときに、経過時刻tにおける定常
時からの差の電圧をゲイン(100)倍したときの電圧
を示した表である。例えば、アンプ出力変動電圧を16
8mV(1.68deg/sec)以下とするために、
アナログスイッチSW81をON動作する時間は、最大
340ms必要となってしまう。
【0029】本発明の課題は、第1に、振動検出信号を
処理回路により処理するときに、その処理回路の最終段
においてゲイン倍されて出力されるオフセット成分を、
オフセット調整することなく小さく抑えることができ、
HPFを構成するコンデンサの容量を小さくすることが
できるブレ検出回路を提供することである。第2に、出
力が飽和する前にフィードバック量を変化させ、増幅基
準電圧に出力を素早く収束することができるブレ検出回
路を提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、振動検出部(113,114)により検出された
振動検出信号を処理し、ブレ補正機構部(123,12
4,127)を制御する制御部(119,121,12
2)に出力するブレ検出回路において、前記振動検出信
号の少なくとも一部の信号を積分する積分部(6)と、
前記積分部の出力信号を前記振動検出信号から差し引い
た信号を出力する差動部(3)とを含むことを特徴とし
ている。
【0031】請求項2の発明は、振動検出部により検出
された振動検出信号を処理し、ブレ補正機構部を制御す
る制御部に出力するブレ検出回路において、前記振動検
出信号の少なくとも一部の信号の帰還量(K)を設定す
る設定部(7)と、前記設定部の出力信号を積分する積
分部と、前記積分部の出力信号を前記振動検出信号から
差し引いた信号を出力する差動部とを含むことを特徴と
する。
【0032】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のブレ検出回路において、前記振動検出部は、入
出力間が直流結合されていることを特徴とする。
【0033】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のブレ検出回路において、前
記積分部は、オフセット成分を積分することを特徴とし
ている。
【0034】請求項5の発明は、請求項4に記載のブレ
検出回路において、前記設定部は、前記振動検出信号が
所定値に達する前に、前記帰還量を変化することを特徴
とする。
【0035】請求項6の発明は、請求項5に記載のブレ
検出回路において、前記所定値は、前記振動検出信号の
ダイナミックレンジであることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図面を参照して、本発明の実施
形態についてさらに詳しく説明する。図1は、第1実施
形態に係るブレ検出回路のブロック図である。図1に示
すブレ検出回路は、角速度センサ1と、この角速度セン
サ1に接続された増幅器3と、この増幅器3に接続され
たLPF4と、このLPF4に接続されたA/Dコンバ
ータ5と、LPF4からの出力信号の少なくとも一部を
積分し、角速度センサ1からの出力信号から差し引くよ
うにフィードバックする積分器6を備えている。第1実
施形態に係るブレ検出回路は、図7及び図11に示す従
来のブレ検出回路と異なり、入力から出力に至までが直
流結合であり、増幅基準電圧(Vref)は、出力電圧
の積分値に依存している。
【0037】次に、本発明の第1実施形態に係るブレ検
出回路の動作を説明する。角速度センサ1から出力した
角速度信号は、増幅器3により増幅され、LPF4によ
り高域周波数成分が遮断された後に、A/Dコンバータ
5に入力される。積分器6は、LPF4により高域周波
数成分が遮断された後の出力電圧を積分し、角速度セン
サ201から出力した角速度信号から差し引いている。
レンズ鏡筒側CPU119は、角速度センサ1の角速度
信号から積分器6の出力信号を差し引いた信号に基づい
て、図5に示すモータ123,124の駆動を制御回路
121,122に指示する。その結果、ブレ補正レンズ
127は、モータ123,124により駆動され、ブレ
補正を行う。
【0038】本発明の第1実施形態に係るブレ検出回路
は、LPF4により高域周波数成分が遮断された後の出
力電圧を積分器6により積分している。直流成分を遮断
していない出力を積分器6が積分すると、積分器6は、
低周波に対してはゲインが増加する方向であるために、
積分器6の出力は、直流成分側が出力としては大きい。
この積分器6の出力を角速度センサ1の出力信号から差
し引くことにより、増幅器3により増幅された増幅出力
は、直流オフセット成分が取り除かれた出力となり、図
1に示すブレ検出回路は、あたかも交流結合をしたかの
ような機能を果たす。また、角速度センサ1からA/D
コンバータ5までが直流結合されているために、従来の
ブレ補正装置のブレ検出回路がカットしていた低域周波
数成分の角速度信号を出力情報として利用することがで
き、オメガゼロの検出精度を向上することができる。
【0039】(第2実施形態)図2は、第2実施形態に
係るブレ検出回路のブロック図である。図2に示すブレ
検出回路は、角速度センサ1と、この角速度センサ1に
接続された増幅器3と、この増幅器3に接続されたLP
F4と、このLPF4に接続されたA/Dコンバータ5
と、LPF4からの出力信号の帰還量Kを設定する設定
部7と、この設定部7からの出力信号を積分し、角速度
センサ1の出力信号から差し引くようにフィードバック
する積分器6などを備えている。レンズ鏡筒側CPU1
19は、角速度センサ1の角速度信号から積分器6の出
力信号を差し引いた信号に基づいて、モータ123,1
24の駆動を制御回路121,122に指示し、モータ
123,124により駆動されたブレ補正レンズ127
がブレ補正を行う。
【0040】図3は、第2実施形態に係るブレ検出回路
の回路図である。図3に示すブレ検出回路は、入力段に
コンデンサC1、抵抗R1,R2及びオペアンプOP1
により構成されたLPFを含む増幅器3と、コンデンサ
C2、抵抗R6、抵抗R5、オペアンプOP2及び抵抗
R7からなり、増幅器3により増幅された出力を積分す
る積分器6と、抵抗R3,R4 からなる設定部7と、基
準電圧源のインピーダンスを下げるオペアンプOP3
と、アナログスイッチSW1などから構成されている。
図3に示すブレ検出回路における実際の定数設定の具体
例は、R1:1kΩ、R2:100kΩ、R3:240
kΩ、R4:1kΩ、R5:470kΩ、R6:2.7
kΩ、R7:470kΩ、C1:4700pF、C2:
2.4μFである。
【0041】本発明の第2実施形態では、R2/R1に
より増幅段のゲインを100倍に設定しており、抵抗R
2とコンデンサC1によりLPFの遮断周波数を340
Hz近辺に設定している。本発明の第2実施形態では、
抵抗R3,R4は、帰還量を設定し、抵抗R5とコンデ
ンサC2は、積分回路のゲインを設定している。例え
ば、抵抗R3と抵抗R4の比を1:1に設定することに
より帰還量を50%とすることができ、積分定数は、抵
抗R5,R6により変化させることができる。また、抵
抗R6とコンデンサC2は、アナログスイッチSW1の
ON動作時の積分帰還量を設定しており、アナログスイ
ッチSW1は、抵抗R6とともに出力が飽和したときの
帰還量を大きくしている。これらは、HPFの遮断周波
数の設定に相当(抵抗R5は、抵抗値が大きいために問
わない)する。さらに、抵抗R7は、オペアンプOP2
の入力バイアス電流のアンバランスを調整しており、オ
ペアンプOP2の入力バイアス電流のオフセットは、抵
抗R7により補償されている。なお、アナログスイッチ
SW1の状態による実際の収束の速さは、コンデンサC
2、抵抗R6及びアナログスイッチSW1のON抵抗に
より構成される回路の時定数ではなく、これらにより構
成される積分回路の帰還量で決まる。
【0042】図4は、第2実施形態に係るブレ検出回路
における帰還量Kの設定動作を説明するフローチャート
である。ステップ(以下、Sとする)500において、
検出系の電源がON動作する。カメラボディ側CPU1
05は、半押しスイッチ111のON動作を検出し、ブ
レ検出部113,114に電源を供給する。ブレ検出部
113,114の角速度センサ1は、振動を検出し、カ
メラボディ側CPU105に角速度信号を出力する。
【0043】S501において、帰還量KをKmaxに
設定する。レンズ鏡筒側CPU119は、設定部7の帰
還量Kを最大値Kmaxに設定する。
【0044】S502において、経過時間がTO以上で
あるか否かが判断される。レンズ鏡筒側CPU119
は、経過時間がTOに達したか否かを判断し、経過時間
がTOに達したときには、S503に進み、経過時間が
TOに満たないときには、経過時間がTOに達するまで
繰り返し判断を続ける。
【0045】S503において、帰還量KをKに設定す
る。レンズ鏡筒側CPU119は、設定部7の帰還量K
を最大値Kmaxに設定してから、経過時間がTOに達
したときには、設定部7の帰還量Kをもとの値Kに戻
す。
【0046】S504において、検出動作を実行し、検
出値をモニタする。レンズ鏡筒側CPU119は、ブレ
検出部113,114の角速度センサ1に角速度信号の
出力を指示し、ブレ検出部113,114は、振動を検
出する。レンズ鏡筒側CPU119は、角速度センサ1
からの角速度信号をモニタする。
【0047】S505において、モニタ値がVT以上で
あるか否かが判断される。レンズ鏡筒側CPU119
は、モニタしている角速度センサ201からの角速度信
号が、VTを越えたか否かを判断する。角速度信号がV
Tを越えたときには、S501に進み、設定部7の帰還
量Kが最大値Kmaxに設定され、角速度信号がVTを
越えていないときには、S504に戻り、検出動作が実
行され、検出値がモニタされる。
【0048】次に、本発明の第2実施形態に係るブレ検
出回路の動作を説明する。角速度センサ1により検出さ
れた角速度信号は、オペアンプOP1の「+」端子を基
準として抵抗R1に入力される。入力された信号は、抵
抗R1,R2により設定されたゲインにより反転増幅さ
れる。また、コンデンサC1と抵抗R2により設定され
た遮断周波数により、高域周波数成分がLPFにより取
り除かれる。この状態においては、直流成分も出力に現
れており、この直流成分ののった出力信号は、抵抗R
3,R4により分圧され、オペアンプOP2の「−」端
子に抵抗R5を介して印加する。オペアンプOP2は、
抵抗R3,R4により分圧された電圧を、抵抗R5とコ
ンデンサC2とともに積分し、オペアンプOP1の
「+」端子に印加する。これにより、積分器6により積
分された電圧を基準として、入力信号が増幅されるよう
に、負帰還がかけられる。
【0049】過大なブレによる大きなレベルの角速度信
号が角速度センサ201から出力され、オペアンプOP
1の出力電圧がダイナミックレンジを越えそうなときに
は、オペアンプOP1の出力側と抵抗R6の間にあるア
ナログスイッチSW1をON動作する。その結果、増幅
器2からの出力信号が100%帰還され、抵抗R6とコ
ンデンサC2により設定された積分器6を介してオペア
ンプOP1に戻される。なお、実際の入力信号に対する
正常な帰還は、出力信号が飽和した後ではかからず、出
力信号の収束は、若干遅くなってしまうために、アナロ
グスイッチSW1をON動作するタイミングは、出力が
飽和した後では遅く、出力が飽和しない状態で行う。
【0050】本発明の第2実施形態に係るブレ検出回路
は、図2に示すように、帰還ループの積分を介する際
に、ゲインの項を付加する設定部7を設けているため
に、このゲイン定数Kを変化させることにより、帰還量
を自由に変化させることができる。角速度センサ1に過
大なブレが入力され、処理回路の出力がレンジオーバー
するときに、ゲイン定数Kを変化させて帰還量を大きく
し、直流成分を差し引くことにより、基準点付近に出力
信号を素早く収束させ、引き戻すことができる。
【0051】本発明の第2実施形態に係るブレ検出回路
は、ゲイン段の出力オフセット成分を積分器6が積分
し、この積分器6の出力を入力側に負帰還し、引き算す
る構成としている。したがって、汎用の安いオペアンプ
を用いたときであっても、オフセット調整をすることな
く増幅機能を実現することができ、角速度センサ1の出
力にドリフトなどが発生したときであっても、基準電圧
を基準として信号を増幅することができる。このため
に、交流結合によるHPFと同等の効果を奏することが
できる。また、HPFの遮断周波数は、主に帰還積分回
路の積分定数の操作により自由に決定することができ、
帰還量を操作する抵抗R3,R4により、更に遮断周波
数を操作することができる。したがって、積分器6内の
コンデンサC2の容量が大きくなりすぎるときには、抵
抗R3,R4の分圧比により帰還量Kを操作することに
より、コンデンサC2の容量を現実的な値とすることが
できる。その結果、コンデンサC2の容量を小さくする
ことができるために、実装などの点で有利である。
【0052】本発明の第2実施形態に係るブレ検出回路
では、1チャンネル当たり1個のアナログスイッチSW
1で足りる。また、増幅器2からの出力信号を帰還する
ためのループにより、基準電圧に電流を流す構造となっ
たために、基準電圧にバッファとなるオペアンプOP3
が設けられている。本発明の第2実施形態に係るブレ検
出回路は、測光回路のように出力信号を一回蓄積し、蓄
積後のデータを1個づつ出力し、増幅する回路ではな
く、例えば、出力信号をリニアに検出するブレ検出回路
に特に有効である。
【0053】(他の実施形態)以上説明した実施形態に
限定されることはなく、種々の変形や変更が可能であっ
て、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、レ
ンズ鏡筒側CPU119は、モニタしている検出値がレ
ンジからはずれそうなときに、第2実施形態のアナログ
スイッチSW1にON動作を指示してもよい。また、ブ
レ検出部は、角速度センサに限らず、加速度センサやそ
の他のセンサに関しても本発明は有効である。例えば、
角加速度センサを用いるときには、まず角加速度信号を
積分し、角速度信号に変換する。さらに、本発明の実施
形態では、スチルカメラにブレ検出回路を搭載した例を
挙げて説明したが、これに限らず、ビデオカメラ、双眼
鏡又は望遠鏡などに対しても本発明は有効である。
【0054】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1記
載の発明によれば、振動検出信号から積分部の出力信号
を差し引いた信号を差動部が出力するので、オフセット
調整することなくオフセット成分を小さく抑えることが
できる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、設定部は、
振動検出信号の少なくとも一部の帰還量を設定し、積分
部は、設定部からの出力信号を積分するので、基準電圧
近傍に出力を素早く収束することができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、振動検出部
は、入出力間が直流結合されているので、低域周波数成
分に含まれる振動検出信号を利用することができる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、オフセット
成分を積分部が積分するので、オフセット調整をするこ
となく、オフセット成分を取り除くことができる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、振動検出信
号が所定値に達する前に、設定部が帰還量を変化し、請
求項6記載の発明によれば、所定値は、振動検出信号の
ダイナミックレンジであるので、ブレ検出部に過大なブ
レが入力されたときに、出力がレンジオーバーする前に
フィードバック量を変化させて、ダイナミックレンジ内
に信号を捉えることができ、基準電圧近傍に出力を素早
く収束することができる。また、フィードバック量を調
整することにより、使用するコンデンサの容量を小さく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るブレ検出回路のブ
ロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るブレ検出回路のブ
ロック図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るブレ検出回路の回
路図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るブレ検出回路にお
ける帰還量Kの設定動作を説明するフローチャートであ
る。
【図5】従来のブレ補正装置のブロック図である。
【図6】従来のブレ補正装置のブレ検出回路のブロック
図である。
【図7】従来のブレ補正装置のブレ検出回路の一例を示
した回路図である。
【図8】図6の従来のブレ検出回路からHPFを省略し
たブロック図である。
【図9】角速度センサの出力信号がダイナミックレンジ
を越えた状態を概略的に示した図である。
【図10】角速度センサの出力信号がダイナミックレン
ジ内に引き戻された状態を概略的に示した図である。
【図11】従来のブレ補正装置のブレ検出回路の他の例
を示した回路図である。
【図12】時刻0でE=5Vのステップ電圧がHPFに
入力したときに、経過時刻tにおける定常時からの差の
電圧をゲイン(100)倍したときの電圧を示した表で
ある。
【符号の説明】
1 角速度センサ 3 増幅器 4 LPF 6 積分器 7 設定部 105 カメラボディ側CPU 110 全押しスイッチ 111 半押しスイッチ 119 レンズ鏡筒側CPU 113,114 ブレ検出部 121,122 制御回路 123,124 モータ 127 ブレ補正レンズ 201 角速度センサ 202 HPF 203 増幅器 204 LPF 205 A/Dコンバータ K 帰還量
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/232 H04N 5/232 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動検出部により検出された振動検出信
    号を処理し、ブレ補正機構部を制御する制御部に出力す
    るブレ検出回路において、 前記振動検出信号の少なくとも一部の信号を積分する積
    分部と、 前記積分部の出力信号を前記振動検出信号から差し引い
    た信号を出力する差動部とを含むこと、 を特徴とするブレ検出回路。
  2. 【請求項2】 振動検出部により検出された振動検出信
    号を処理し、ブレ補正機構部を制御する制御部に出力す
    るブレ検出回路において、 前記振動検出信号の少なくとも一部の信号の帰還量を設
    定する設定部と、 前記設定部の出力信号を積分する積分部と、 前記積分部の出力信号を前記振動検出信号から差し引い
    た信号を出力する差動部とを含むこと、 を特徴とするブレ検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のブレ検出
    回路において、 前記振動検出部は、入出力間が直流結合されているこ
    と、 を特徴とするブレ検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のブレ検出回路において、 前記積分部は、オフセット成分を積分すること、 を特徴とするブレ検出回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のブレ検出回路におい
    て、 前記設定部は、前記振動検出信号が所定値に達する前
    に、前記帰還量を変化すること、 を特徴とするブレ検出回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のブレ検出回路におい
    て、 前記所定値は、前記振動検出信号のダイナミックレンジ
    であること、 を特徴とするブレ検出回路。
JP8238906A 1996-09-10 1996-09-10 ブレ検出回路 Pending JPH1090742A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063585A (ja) * 2008-10-06 2009-03-26 Nikon Corp 振動検出装置、カメラ及び交換レンズ
JPWO2013150896A1 (ja) * 2012-04-04 2015-12-17 株式会社村田製作所 磁気検出装置および紙幣識別装置

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JP2009063585A (ja) * 2008-10-06 2009-03-26 Nikon Corp 振動検出装置、カメラ及び交換レンズ
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