JPH109027A - 燃料噴射弁の駆動回路 - Google Patents

燃料噴射弁の駆動回路

Info

Publication number
JPH109027A
JPH109027A JP8162948A JP16294896A JPH109027A JP H109027 A JPH109027 A JP H109027A JP 8162948 A JP8162948 A JP 8162948A JP 16294896 A JP16294896 A JP 16294896A JP H109027 A JPH109027 A JP H109027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injector
voltage
signal
solenoid
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8162948A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Yonekura
光一郎 米倉
Shigeki Yoshioka
茂樹 吉岡
Masami Negishi
正美 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP8162948A priority Critical patent/JPH109027A/ja
Publication of JPH109027A publication Critical patent/JPH109027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動回路とインジェクタ間の導線が断線した
り、両者を接続するコネクタが外れた場合に素子の損傷
等を防ぐと同時に瞬断時には燃料噴射を行うこと。 【解決手段】 インジェクタ非駆動時においてソレノイ
ド3が作動しないような微少電流を流すような回路を設
け、その回路のソレノイド下流一点の電流を基準となる
電流を比較し、コネクタ外れ等の断線を検知するととも
に、その断線がある一定時間以上継続した場合のみフリ
ップフロップ、ワンショットマルチバイブレータ等から
なるゲート部9の作用により、入力である噴射信号を断
線検知時には後段へ伝達しない方式とすることにより、
駆動回路とインジェクタ間の導線が断線したり、両者を
接続するコネクタが外れた場合に素子の損傷等を防ぐと
同時に瞬断時に燃料噴射を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射弁の駆動回路に関し、特に燃料噴射弁の駆動回路内の
電線の断線検出に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車用ガソリンエンジンの燃料
供給系には、極めて高精度な燃料噴射を行うことが求め
られている。そのためにはインジェクタの立上がりおよ
び立下がり動作を高速に行う必要があり、かかる先行技
術としては例えば特開昭57−49059号公報のよう
なものがある。その構成および動作を図8に示す。これ
は電圧VB(通常例えば数10V)よりも予め充分に高
い電圧(例えば数100V)に充電されたコンデンサ3
8を電磁ソレノイドのコイル31にトランジスタ41を
介して設置しておき、噴射パルス信号INが立ち上がる
とトランジスタ33,44,41がonし、前記電圧が
放電されてコイルの電流icが急速に立ち上がり、次に
電流icが所定の値にまで達すると、フリップフロップ
36のQ出力がoffになり、トランジスタ44,41
がoffするためコイル31には電圧VBが印加され、
電磁ソレノイドを保持状態とし、噴射パルス信号が立ち
下がるとトランジスタ33がoffし、コイル31に流
れようとする電流が前記コンデンサ38に流れ込み、コ
ンデンサ38を高電圧に充電すると同時にコイル31の
電流icを急速に立ち下げる、というものである。
【0003】一方でかかる駆動回路とインジェクタ、即
ち電磁ソレノイドはハーネスにより配線されて電気回路
を構成しているものであるが、ハーネスやソレノイドが
常に正常であるという保証は得がたい。従って、これら
の正常の有無を常に監視する故障診断手段が求められて
いる。特に上記のように通常の電圧よりも大きい(数1
00V)の電圧をソレノイドに印加するような駆動回路
の場合に、ハーネスが断線しているとインジェクタが動
作しないばかりでなく、素子故障を引き起こす原因にも
なる。そのための故障診断の先行技術としては例えば特
開平1−244143号公報のようなものがあり、その
構成を図9に示す。これはソレノイドのon/offを
行うトランジスタ44と並列に抵抗46を設置してお
き、ソレノイドが非駆動の状態、即ちトランジスタ44
がoffの状態でもソレノイドが動作しない程度の電流
を流している。この状態でソレノイドに繋がるハーネス
が断線するとトランジスタ44のコレクタ端子の電圧は
正常時の電圧よりも高くなる。このようにしてハーネス
の断線を検知してランプ49によりアラーム表示を行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の噴射弁の駆動回路にあっては、ハーネスの断
線を検知してもアラーム表示をするだけであり、実際に
は断線した部位に電圧が発生してしまう。車両運転状態
においてアラーム表示直後に運転者が駆動回路を停止さ
せることは非常に困難であるため、回路の素子破壊の防
止は行えない。さらには、かかる問題点に鑑み、アラー
ム表示を行う代わりに駆動回路の入力を停止するような
機構を付加した場合においては、車両搭載時の振動等に
より生じる極めて短い時間幅の断線、即ち瞬断が発生し
た場合においても駆動回路の入力が停止してしまい、正
常な燃料噴射がされなくなってしまうという問題点があ
った。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、噴射パルス信号が入力されていな
い、即ちスイッチング素子がすべてoffの状態にある
時でもバッテリから複数の抵抗とインジェクタのソレノ
イドからなる回路を針弁が開弁しない程度の電流が流れ
るように構成し、その回路のソレノイド下流の一点の電
圧により回路が正常に通電しているか検出し、ある一定
時間以上通電がないと断線と判断しその状態が続く限り
入力である噴射信号を無効にすることで上記問題点を解
決している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、定電圧電源、高電圧電源、抵抗、ダイオ
ード、およびスイッチング素子等によって構成され、外
部から入力される噴射パルス信号に従いインジェクタの
電磁ソレノイドを駆動する駆動回路であって、複数のス
イッチング素子のスイッチング作用によって電磁ソレノ
イドの立ち上がり動作時、即ちインジェクタの開弁動作
時には開弁に必要な電圧よりも充分に高い電圧にて電磁
ソレノイドを駆動しその応答性を高め、その後ソレノイ
ドの保持、即ちインジェクタを開弁状態にて保持すると
きにはそれに充分な電流を得られるだけの保持電圧にて
ソレノイドを動作状態に保持し、さらに電磁ソレノイド
の立ち下がり動作時、即ちインジェクタの閉弁動作時に
はそれまでの励磁方向とは逆の方向に充分に高い電圧を
印加して電磁ソレノイドの立ち下がり動作の応答性を高
める機能を有する順方向高電圧、順方向定電圧、逆方向
高電圧の3モードにて電磁ソレノイドの駆動を行う公知
の「Hブリッジ」接続の電磁インジェクタの駆動回路に
おいて、前記スイッチング素子が全てoffの状態、即
ちインジェクタ非駆動時に電源からインジェクタと複数
の抵抗を通るような電気回路を構成し、該回路のインジ
ェクタ下流の一点の電圧を検出し、該電圧を基準となる
電圧と比較し、インジェクタが断線状態にあるか否かを
検出する機構と、該断線状態の検出機構からの信号を受
け、その信号が断線を示した場合でもそれがある一定の
時間以上とならない場合には断線していない状態の信号
を出力する瞬断判定用フィルタ部と、該瞬断判定用フィ
ルタ部からの信号がインジェクタの断線を示していると
きには、前記インジェクタ駆動信号入力時に該信号を無
効とし、後段の回路に入力信号を伝えないゲート機構
と、を有する構成とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図2は、本発明の一実施の
形態を示す図である。まず構成を説明すると、1はDC
/DCコンバータによる高電圧電源、2はバッテリで1
2Vの定電圧直流電源、3はインジェクタのソレノイド
で電気的にはインダクタンス成分Lcと直流抵抗成分R
cとで表される。4は開弁ドライブ波形生成部であり、
ワンショットマルチバイブレータ等により構成され、噴
射信号の立ち上がりを受けてある決まった時間幅のパル
スを出力する。5は同様に噴射信号の立下がりを受けて
ある決まった時間幅のパルスを出力する閉弁ドライブ波
形生成部。6はインジェクタのソレノイド3に適当な電
流が流れるよう予め決められた時間幅でパルスを出力す
るパルス発生器である。7は二つの入力電圧V1および
V2を比較し、その結果により出力が決定される比較
器、8は同様に二つの入力電圧V3およびV4を比較
し、その結果により出力が決定される比較器である。9
は比較器8の信号に応じて噴射信号の後段の開弁ドライ
ブ波形生成部4、閉弁ドライブ波形生成部5、パルス発
生器6およびスイッチング素子Q4への伝達経路をon
/offする機能を有するゲート部である。Q1〜Q5
はスイッチング素子、D1〜D3は逆流防止用のダイオ
ード、R1〜R8は抵抗、ZD1〜ZD3は定電圧ダイ
オード、C1はコンデンサである。
【0008】次に、上記実施の形態の作用を説明する。
まず、コネクタ外れ、断線等がない通常の場合の動作を
説明すると、まず噴射信号がLoの状態ではスイッチン
グ素子Q1〜Q5は全てoffである。しかしながらバ
ッテリ2から抵抗R1、ダイオードD3、ソレノイド
3、抵抗R2,R3を通る回路が構成されるため、ソレ
ノイド3には次式で表されるI1(A)なる電流が流れ
ている。 I1=(バッテリ電圧)/(R1+Rc+R2+R3) このときI1がソレノイド3が動作する電流値よりも充
分小さい値となるようR1〜R3の抵抗値は充分大きく
設定されている。このときの抵抗R3の端子間電圧、即
ち比較器7の一方の入力電圧V1は、 V1=R3×I1 =R3×(バッテリ電圧)/(R1+Rc+R2+R3) で表される。一方、比較器7のもう一方の入力電圧V2
は V2=R5×(バッテリ電圧)/(R4+R5) で表される。ここで、 R3/(R1+Rc+R2+R3)>R5/(R4+R
5) となるようにR1〜R5の抵抗値を設定しておくと、常
にV1>V2の関係になる。比較器7は上記のようなV
1>V2でHiを出力するようになっているので、この
場合はHiを出力する。すると、その電圧は抵抗R8お
よびコンデンサC1からなる回路を通り定常的にはその
まま電圧V3として比較器8に入力される。比較器8の
もう一方の入力である電圧V4は、 V4=R7×(バッテリ電圧)/(R6+R7) で表される。ここで、 (比較器7のHi電圧)/V4 となるようにR6,R7を設定しておくことにより、比
較器8はゲート部9へHiを出力することになる。
【0009】ゲート部9は比較器8からの電圧V5がH
iであると、噴射パルス信号をそのまま通過させるため
に、ここで噴射パルス信号がLoからHiに転じると、
まず開弁ドライブ波形生成部4が入力信号の立ち上がり
エッジを捉え、図2(b)に示すような入力信号の立ち
上がりタイミングからある時間幅T1を持ったパルスを
出力する。この信号はスイッチング素子Q1をonす
る。一方、噴射信号はそのままスイッチング素子Q4を
onするため、結果として図3(a)の矢印に示すよう
な電流が時間T1の間、流れることになる。
【0010】時間T1後、スイッチング素子Q1がof
fするとパルス発生器6がスイッチング素子Q5を高速
でon/off駆動する(図2(f))。そのためQ5
がonの時には図3(b)の矢印に示す経路で増大しな
がら、またQ5がoffの時には図3(c)の矢印に示
すような経路で減少しながら、それぞれ電流が流れるこ
とになる。このときのパルス発生器6からのパルス幅
は、ソレノイドのコイルを流れる電流の大きさが一旦開
弁状態になったソレノイドをその状態で保存しておくに
充分な値になるように設定されている。
【0011】その後、噴射信号がHiからLoになると
パルス発生器6は、パルスの出力を止めQ5を完全にo
ffにし、Q4も噴射信号がLoになるためoffに転
じる。同時に、今度は閉弁ドライブ波形生成部5が噴射
信号の立ち下がりエッジを捉え、噴射信号の立ち下がり
タイミングから時間T2だけHiになるようなパルスを
出力する(図2(c)および(d))。この信号はスイ
ッチング素子Q2およびQ3に接続されており時間T2
の間これらをonする。このためインジェクタには時間
T2の間、図3(d)に示すような、これまでとは逆向
きの電流が流れることになる。この作用によりソレノイ
ドの磁束の減少、即ち消磁が早められ、閉弁の応答性を
高めている。
【0012】一方、ここでコネクタ外れ、断線があった
場合を考えると、駆動回路とインジェクタを接続するコ
ネクタは電気的には図1の回路図上の点Aおよび点Bで
表せる。いまどちらか一方あるいは両方の点で回路が切
断されたとすると、比較器7の入力電圧であるV1は0
Vとなり、V2に変化はないためV1<V2となる。す
ると比較器7の出力は先程とは逆にLoとなるのであ
る。
【0013】即ち、比較器7はインジェクタ非駆動時
(噴射信号Lo)に駆動回路とインジェクタの接続に異
常がなければHi、断線・コネクタ外れ等回路の切断箇
所があるとLoの信号を出力するのである。
【0014】ここで比較器8の入力電圧である電圧V3
を考えると、比較器7の出力が直前までHiであった場
合、コンデンサC1には抵抗R8を介してHi電圧が充
電されている。その状態で比較器7の出力がLoに転じ
ると電圧V3は図4に示すように直ちにLoである0V
には降下せず、C1とR8の値によって決まる時定数に
て次第に降下することになる。比較器8のもう一方の入
力電圧V4は前述のように抵抗R6およびR7で決まる
Hi電圧よりも低い電圧であることから、電圧V3が電
圧V4を下回った時点で始めて比較器8の出力がLoに
なる。即ち、比較器8の出力は比較器7の出力がHiか
らLoに転じてから、ある時間Tc遅れてLoになるの
である。さらに、時間Tc以前に比較器7の出力がHi
に復帰した場合には比較器8の出力はHiのままであ
る。
【0015】このようにしてわずかな時間の断線、即ち
瞬断を駆動回路の動作に影響しないようにフィルタをか
けている。
【0016】ゲート部9は図5に示すようにフリップフ
ロップ9−1とワンショットマルチバイブレータ9−2
で構成されている。フリップフロップ9−1はクロック
端子(C端子)の信号の立ち上がり時にデータ端子(D
端子)の値を出力端子(Q端子)に反映させる機能を有
する。一方、ワンショットマルチバイブレータ9−2は
噴射信号の立ち下がりを捉え、立ち下がりのタイミング
からある決まった時間幅のパルスを出力するよう設定さ
れており、その出力はフリップフロップ9−1のリセッ
ト端子(R端子)に接続されている。リセット端子にH
iが入るとフリップフロップ9−1の出力(Q端子)は
強制的にLoになる。
【0017】これらの作用により、噴射信号(C端子)
がLoからHiになったとき、比較器8からの断線検出
信号(D端子)が正常な接続状態を示すHiとなってい
れば、スイッチング素子のドライブ回路にはHiが出力
され(Q端子)、それは噴射信号(C端子)がHiから
Loになったときには、ワンショットマルチバイブレー
タ9−2からのリセット信号がR端子に入ることにより
クリアされる。即ち、噴射信号のパルスがそのまま後段
の回路へ伝達されるのである。
【0018】一方、噴射信号がHiになったとき比較器
8からの断線検出信号が断線を示すLoであった場合に
は、出力(Q端子)はLoのままで、それは噴射信号が
HiからLoに遷移しても変化しない。これらゲート部
の作用を図6に示す。図中Cのタイミングで断線が起き
た場合の噴射信号(a)、断線検出信号即ち比較器8の
出力(b)、リセット信号即ちフリップフロップ9−1
のR端子の信号(c)、ゲート部9の出力信号即ちフリ
ップフロップ9−1のQ端子の信号(d)である。
【0019】これらの動作をまとめて示したのが図7で
ある。このように通電状態をモニタする比較器7の出力
が非通電を検知してもその時間が前述のTc以下である
場合には比較器8の出力には影響を与えず、よってソレ
ノイド3は正常時と同じように駆動される。ただし、こ
の場合、瞬断の時間によっては電流波形は正常時のそれ
と異なることになるが、通常、瞬断の時間は極めて短い
ため、燃料の噴射量にはあまり影響しない。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、その構成を、インジェクタ非駆動時においてソレノ
イドが作動しないような微少電流を流すような回路を設
け、その回路のソレノイド下流一点の電流を基準となる
電流を比較し、コネクタ外れ等の断線を検知するととも
に、その断線がある一定時間以上継続した場合のみフリ
ップフロップ、ワンショットマルチバイブレータ等から
なるゲート部の作用により、入力である噴射信号を断線
検知時には後段へ伝達しない方式とすることにより、駆
動回路とインジェクタ間の導線が断線したり、両者を接
続するコネクタが外れた場合に素子の損傷等を防ぐと同
時に瞬断時には燃料噴射を行うことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の主旨である断線検知信号のフィルタ動
作を示す図である。
【図5】ゲート部の具体的な構成を示す図である。
【図6】ゲート部の動作説明図である。
【図7】本発明の動作説明図である。
【図8】従来の駆動回路を示す図である。
【図9】従来の断線検知機構を示す図である。
【符号の説明】
1 DC/DCコンバータによる高電圧電源 2 バッテリ 3 ソレノイド 4 開弁ドライブ波形生成部 5 閉弁ドライブ波形生成部 6 パルス発生器 7,8 比較器 9 ゲート部 9−1 フリップフロップ 9−2 ワンショットマルチバイブレータ Q1〜Q5 スイッチング素子 D1〜D3 逆流防止用ダイオード R1〜R8 抵抗 ZD1〜ZD3 定電圧ダイオード C1 コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電圧電源、高電圧電源、抵抗、ダイオ
    ード、およびスイッチング素子等によって構成され、外
    部から入力される噴射パルス信号に従いインジェクタの
    電磁ソレノイドを駆動する駆動回路であって、複数のス
    イッチング素子のスイッチング作用によって電磁ソレノ
    イドの立ち上がり動作時、即ちインジェクタの開弁動作
    時には開弁に必要な電圧よりも充分に高い電圧にて電磁
    ソレノイドを駆動しその応答性を高め、その後ソレノイ
    ドの保持、即ちインジェクタを開弁状態にて保持すると
    きにはそれに充分な電流を得られるだけの保持電圧にて
    ソレノイドを動作状態に保持し、さらに電磁ソレノイド
    の立ち下がり動作時、即ちインジェクタの閉弁動作時に
    はそれまでの励磁方向とは逆の方向に充分に高い電圧を
    印加して電磁ソレノイドの立ち下がり動作の応答性を高
    める機能を有する順方向高電圧、順方向定電圧、逆方向
    高電圧の3モードにて電磁ソレノイドの駆動を行う公知
    の「Hブリッジ」接続の電磁インジェクタの駆動回路に
    おいて、 前記スイッチング素子が全てoffの状態、即ちインジ
    ェクタ非駆動時に電源からインジェクタと複数の抵抗を
    通るような電気回路を構成し、 該回路のインジェクタ下流の一点の電圧を検出し、該電
    圧を基準となる電圧と比較し、インジェクタが断線状態
    にあるか否かを検出する機構と、 該断線状態の検出機構からの信号を受け、その信号が断
    線を示した場合でもそれがある一定の時間以上とならな
    い場合には断線していない状態の信号を出力する瞬断判
    定用フィルタ部と、 該瞬断判定用フィルタ部からの信号がインジェクタの断
    線を示しているときには、前記インジェクタ駆動信号入
    力時に該信号を無効とし、後段の回路に入力信号を伝え
    ないゲート機構と、 を有することを特徴とする燃料噴射弁の駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記瞬断判定用フィルタ部は具体的には
    コンデンサ、抵抗および比較器との組合せにより構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の駆動回路。
JP8162948A 1996-06-24 1996-06-24 燃料噴射弁の駆動回路 Pending JPH109027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8162948A JPH109027A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 燃料噴射弁の駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8162948A JPH109027A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 燃料噴射弁の駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH109027A true JPH109027A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15764315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8162948A Pending JPH109027A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 燃料噴射弁の駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH109027A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7528610B2 (en) 2006-06-30 2009-05-05 Denso Corporation Load break detection circuit
JP2014055572A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Denso Corp 燃料噴射制御装置
JP2014136563A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Toyota Motor Corp 車両制御システムおよび走行状態取得装置
WO2019181291A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7528610B2 (en) 2006-06-30 2009-05-05 Denso Corporation Load break detection circuit
DE102007029357B4 (de) * 2006-06-30 2009-06-18 Denso Corporation, Kariya Lastunterbrechungs-Erfassungsschaltung
JP2014055572A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Denso Corp 燃料噴射制御装置
JP2014136563A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Toyota Motor Corp 車両制御システムおよび走行状態取得装置
WO2019181291A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関制御装置
JPWO2019181291A1 (ja) * 2018-03-22 2021-01-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関制御装置
US11098669B2 (en) 2018-03-22 2021-08-24 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Internal combustion engine control device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7124742B1 (en) Supplemental fuel injector trigger circuit
EP0882303B1 (en) Solenoid driver and method for determining solenoid operational status
US8829710B2 (en) Starter driving semiconductor switch apparatus
US6880530B2 (en) Fuel supply system
JP5203859B2 (ja) 電磁負荷回路の故障診断装置
US6104157A (en) Apparatus and method for controlling an electrical starter of an internal combustion engine
US20070103006A1 (en) Abnormality detection apparatus for a power feed circuit
US7154194B2 (en) Power circuit of a vehicular electronic control unit
SE521256C2 (sv) Förfarande och anordning för övervakning av en strömförbrukares funktionsduglighet
US6845315B2 (en) Engine air-intake control device and engine air-intake control method
JPH0792016B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射弁駆動回路の故障検出回路
JP4186934B2 (ja) 電磁弁駆動装置
JPH11159378A (ja) 電磁弁駆動装置
JPH109027A (ja) 燃料噴射弁の駆動回路
EP1420257B1 (en) Apparatus for detecting defects
JPH09308261A (ja) 過電流保護回路
JPH09242589A (ja) 電磁アクチュエータ駆動回路
JPH03502353A (ja) 燃料フィルタの監視装置
JP6095001B2 (ja) インジェクタ制御装置
US7486080B2 (en) Method and device for verifying an electrical coupling state of an inductive load
JPS581259B2 (ja) 燃料噴射用電磁弁駆動装置
JP2006220039A (ja) 誘導負荷駆動回路
JP3893695B2 (ja) ガス遮断制御装置
JP3631662B2 (ja) ラッチングリレー駆動回路
EP0871037A1 (en) Circuit arrangement for monitoring an electronic circuit