JPH1089881A - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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JPH1089881A
JPH1089881A JP26673896A JP26673896A JPH1089881A JP H1089881 A JPH1089881 A JP H1089881A JP 26673896 A JP26673896 A JP 26673896A JP 26673896 A JP26673896 A JP 26673896A JP H1089881 A JPH1089881 A JP H1089881A
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JP
Japan
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outlet
burring
heat exchanger
inlet
brazing
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JP26673896A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Nishishita
邦彦 西下
Seiji Inoue
誠二 井上
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出入口パイプをトーチろう付けする際に、エ
ンドプレートへの熱伝達を抑えるためのプレートを用い
なくても、トーチろう付けの際の加熱により、エンドプ
レートを用いたチューブエレメントを接合するろう材が
溶けるのを防止する。 【解決手段】 熱交換器1のコア本体を炉中ろう付けし
て形成した後、エンドプレート6,7の出入口孔14,
15の周縁に立設したバーリング16に、出入口パイプ
17を挿入すると共にバーリング16と出入口パイプ1
7との接続境目にろう材18を配して、バーナー等でト
ーチろう付けする。この製法によれば、熱がバーリング
18を介してエンドプレートに伝わるので、熱が拡散さ
れて低下し、またバーリング16の高さ分バーナーの火
がエンドプレート6,7から遠ざかるので、エンドプレ
ート6,7を用いたチューブエレメント4がろう材の溶
けるほど高温になるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層型熱交換器
のコア本体を炉中ろう付けにより形成した後に、出入口
パイプをトーチろう付けによりコア本体にろう付けする
製法で形成される積層型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】エンドプレートが最端部のチューブエレ
メントの外側に用いられると共にかかるエンドプレート
に出入口パイプが取り付けられる積層型熱交換器の製造
方法としては、まず、チューブエレメントをフィンを介
在させつつ複数段積層してコア本体を形成し、これを炉
中ろう付けした後、出入口パイプをトーチろう付けにて
エンドプレートにろう付けする製法が少なからず用いら
れている。
【0003】この製法において、出入口孔に出入口パイ
プを直接接続した後、出入口パイプと出入口孔の周縁と
の接続境部にろう材を配して、例えばバーナーで加熱す
ることによりトーチろう付けを行なう場合には、バーナ
ーで出入口パイプとエンドプレートとの接続境部を加熱
する関係上、エンドプレートを用いた最端部のチューブ
エレメントが高温になりやすい。
【0004】これに対し、トーチろう付けで用いられる
ろう材の融解点は炉中ろう付けで用いられるろう材の融
解点よりも若干高いのが一般的であるので、出入口パイ
プをエンドプレートにトーチろう付けする作業中に、当
該エンドプレートが用いられる最端部のチューブエレメ
ントを接合するろう材が溶ける虞れがある。
【0005】従って、図9に示される様に、熱交換器の
製造にあたって、エンドプレート30の出入口孔31と
略同じ径の貫通孔33が形成されたプレート32を、当
該貫通孔33と前記出入口孔31とが連通する様に設置
して熱交換器のコア本体を炉中ろう付けした後、出入口
パイプ34をプレート32の貫通孔33及びエンドプレ
ート30の出入口孔31に挿入すると共に、出入口パイ
プ34とプレート32との接続境部にろう材35を配し
てトーチろう付けする方法が考えられている。
【0006】これにより、エンドプレート30にはプレ
ート32を介して熱が伝達するので熱が拡散されて低下
し、しかもプレート32と出入口パイプ34との接続境
部を加熱するバーナーの火がプレート32の厚み分エン
ドプレート30から遠ざけられるので、炉中ろう付けさ
れたろう材が溶けるまでエンドプレート30を用いた最
端部のチューブエレメント36が高温になるのを防止す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たプレートを用いると、その分部品点数が増加して積層
型熱交換器のコストが高まると共にプレートをエンドプ
レートに配置するための工数も増えるという不具合が新
たに生ずる。また、熱交換器を炉中ろう付けした際に、
エンドプレートとプレートとの間でろう付け不良が生
じ、隙間が形成された場合には、その隙間に水が溜まっ
て凍結し、熱交換器を破損させる事態も危惧される。
【0008】そこで、この発明は、上記プレートを用い
ることなく、出口又は入口パイプをトーチろう付けする
際に加熱しても、その熱がエンドプレートに伝達される
前に拡散されて低下することにより、またバーナーの火
をエンドプレートから遠ざけることにより、このエンド
プレートを用いた最端部のチューブエレメントを接合す
るろう材が高温により溶けるのを防止することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明に係
る積層型熱交換器は、2枚のプレートを接合して成るチ
ューブエレメントをフインを介在させつつ複数段積層し
てコア本体を形成し、炉中ろう付けした後に出口又は入
口パイプをトーチろう付けにて前記コア本体に接続して
組立てられる積層型熱交換器において、最端部のチュー
ブエレメントを構成する外側のプレートを前記出口又は
入口パイプが接続されるエンドプレートとし、このエン
ドプレートに前記出口又は入口パイプを接続する出入口
孔を穿つと共に、この出入口孔の周縁に、前記出口又は
入口パイプが挿嵌可能な積層方向外方に延びるバーリン
グを形成し、このバーリングと出口又は入口パイプとの
接続境部にろう材を配してトーチろう付けするようにし
たものとなっている(請求項1)。
【0010】これにより、出口又は入口パイプをバーリ
ングに挿入し、出口又は入口パイプとバーリングとの接
続境部にろう材を配してトーチろう付けするため、エン
ドプレートにはバーリングを介して熱が伝達するので、
熱が拡散されて低下すると共に、バーリングの高さ分バ
ーナーの火が遠ざけられるので、炉中ろう付けされたろ
う材が溶ける程の高温になるまでエンドプレートが加熱
されることがない。
【0011】尚、前記バーリングは、その開口端側面
を、エンドプレートの積層方向外側面に対し傾斜させた
ものとしても良く(請求項2)、これによりトーチろう
付け用のろう材が傾斜面に沿って流れて出口又は入口パ
イプとバーリングとの接続境部に満遍なく行き渡るの
で、ろう付け不良を抑制することができる。
【0012】また、前記バーリングは、その開口端近傍
部位にて、その内径を出口又は入口パイプの外径と略同
じ寸法にすることにより、出口又は入口パイプの端部が
当接する段部を形成したものとしても良く(請求項
3)、これにより出口又は入口パイプの挿入位置として
最適な位置に段部を形成すれば、出口又は入口パイプを
該段部に当接させるだけで、出口又は入口パイプの位置
決めをすることができる。
【0013】更に、前記バーリングは、その開口近傍部
位にて、その内径を出口又は入口パイプの外径よりも大
きく拡張させても良く(請求項4)、これにより、トー
チろ付け用のろう材が出口又は入口パイプとバーリング
との間に満偏なく溜まるので、ろう材が行き渡らずにろ
う付け不良になるのを抑制することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0015】図1乃至図5において、例えば車両用空調
装置のエバポレータとして使用される積層型熱交換器
(以下、熱交換器という)1の実施形態の一例が示され
ている。この熱交換器1は、チューブエレメント2,
3,4と、コルゲート状のフィン5とで構成されてい
る。
【0016】このうち、チューブエレメント2は、特に
図4及び図5に示される様に、ろう材がクラッドされた
例えば厚さ0,4mmの成形プレート2a,2aを2枚
対面接合して形成するもので、その長手方向の一側端に
形成される1対のタンク8,9と、このタンク8,9を
連通させるU字状の熱交換媒体通路10とにより構成さ
れており、これにより、熱交換媒体は、一方のタンクか
ら熱交換媒体通路10を通って他方のタンクに流入する
ようになっている。そして、タンク8,9は、チューブ
エレメント2の積層方向の両側に各々連通孔11を有
し、これにより積層時に隣合うタンクと連通してタンク
群A,Bを構成している。
【0017】また、チューブエレメント3は、前記チュ
ーブエレメント2と略同様の構成であるが、一方のタン
クの連通孔が閉塞されたいわゆる盲タンク12で、図2
に示される様に、熱交換器1の積層方向端から数えて左
側から9番目及び右側から8番目に配されることによ
り、前記タンク群Aをタンク群A1,A2に、またタン
ク群Bをタンク群B1,B2に区画している。
【0018】更に、チューブエレメント4は、積層され
るチューブエレメント2,3の両側に配されるもので、
前記チューブエレメント2の半分の形状をなしている。
即ち、図4及び図5に示される様に、チューブエレメン
ト2に用いられる成形プレート2aと平板状のエンドプ
レート6,7とを対面接合して構成されている。
【0019】このうち、エンドプレート6は、その厚み
が例えば約1,2mmとなっていると共に、図3に示さ
れる様に、下記する入口パイプ17を挿入可能な入口孔
14が形成されている。他方のエンドプレート7は、前
記入口孔14より径の大きい出口孔15を有する以外、
基本的構成についてはエンドプレート6と同様なので、
その説明を省略すると共に図3等において異なる箇所を
括弧書きにて示すことにより別個図示することも省略す
る。
【0020】フィン5は、前記チューブエレメント2乃
至4の間に配されるもので、フィン5の一方側端はタン
ク8,9によって、他方側端は図1に示される様に、チ
ューブエレメント2,3,4の端部に屈曲形成された折
曲部13,13によって保持されている。
【0021】以上の構成のチューブエレメント2,3,
4をフィン5を介在させつつ適宜積層することにより、
熱交換器1は6パスの熱交換媒体の流路を有することと
なる。即ち、エンドプレート6の入口孔14からタンク
群B1に流入した熱交換媒体は、タンク9の連通孔11
を介してタンク群B1を構成するタンク9に隈なく行き
渡ると共に、熱交換媒体通路10を通ってタンク群A1
のうちタンク群B1と対峙するタンク群に流れる。次
に、前記タンク群A1のうちタンク群B1と対峙するタ
ンク群に流れ込んだ熱交換媒体は、残るタンク群A1に
タンク8の連通孔11を介して流れた後、熱交換媒体通
路10を通ってタンク群B2のうちタンク群A1に対峙
するタンク群に流れ込む。更に、このタンク群B1のう
ちタンク群A1に対峙するタンク群に流れ込んだ熱交換
媒体は、残るタンク群B2にタンク9の連通孔11を介
して流れた後、熱交換媒体通路10を通ってタンク群A
2に流れ込む。最後に、タンク群A2から出口孔15を
介して熱交換器の外に流出される。
【0022】ところで、前記エンドプレート6,7は、
図3及び図4で特に示される様に、入口孔14又は出口
孔15の周縁に略円筒状のバーリング16が形成されて
いる。このバーリング16は、エンドプレート6,7に
入口孔14,出口孔15を形成す際に同時にその出入口
孔14,15の周縁片を折り曲げながら伸長させること
によりできるもので、エンプレート6,7の積層方向外
側面に対し例えば約3mmの高さを有している。
【0023】従って、上記構成のエンドプレート6,7
を用いて出入口パイプ17を取り付ける工程は、以下の
通りになる。まず、チューブエレメント2,3,4を、
フイン5を介在させつつ適宜複数段積層した後、炉中ろ
う付けすることにより、熱交換器1のコア本体を形成し
ておく。次に、図4に示される様に、エンドプレート6
(7)のバーリング16に出入口パイプ17を挿入し
て、図5に示される様に熱交換器1のコア本体を横倒し
にし、出入口パイプ17とバーリング16との接続境部
に沿ってろう材18を配置した後、図5の矢印の方向か
らバーナー等でろう材18を炙る。これにより、ろう材
18が溶けてバーリング16と出入口パイプ17とはト
ーチろう付けされる。
【0024】以上によれば、出入口パイプ17とのトー
チろう付けを、バーリング16の開口端側、すなわちバ
ーリング16と出入口パイプ17との接続境部において
行うので、バーナーで炙って生じた熱は、バーリング1
6が熱を拡散させて低下させる役割を果たすため、エン
ドプレート6,7を用いたチューブエレメント4には伝
わり難い。また、バーリング16は、エンドプレート
6,7の積層方向外側面に対し約3mmの高さを有する
ので、バーナーで炙る際に、バーナーの火がエンドプレ
ート6,7からその高さ分遠ざけられる。よって、エン
ドプレート6,7を用いたチューブエレメント4が、ろ
う材の溶ける程高温になるまで加熱されることがない。
【0025】尚、前記バーリング16の構成について
は、前述において円筒状と説明したが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、図6乃至図8に示される構成
のものであっても良い。
【0026】即ち、図6に示されるバーリング16は、
その開口端側面がエンドプレート6,7の積層方向外側
面に対し傾斜している。これにより、ろう材を上方から
供給しても、ろう材が傾斜した開口端側面を伝って下側
まで流れるため、ろう材が出入口パイプ17とバーリン
グ16との接続境部を満偏なく行き渡るので、ろう付け
不良を生ずるのを防止することができる。
【0027】また、図7に示されるバーリング16は、
その内径の基本的な寸法を出入口パイプ17の外径より
も小さくすると共に、開口端側から所定の幅において、
例えば中抜き加工にて出入口パイプ17の外径と略同じ
寸法とすることにより、出入口パイプ17の端部が当接
する段部19が形成されている。これにより、段部19
を、出入口パイプ17の挿入寸法として最適な位置に形
成するようにすれば、出入口パイプ17を段部19に当
接するまで挿入するだけで位置決めができるので、面倒
な位置決め作業が不要となる。
【0028】更に、図8に示されるバーリング16は、
その内径の基本的な寸法を出入口パイプ17の外径と略
同じ寸法としているが、その開口端部が出入口パイプ1
7の外径よりも拡張されている。これにより、ろう材が
バーリング16の開口端部と出入口パイプ17との間に
できた隙間に溜まるので、ろう材が出入口パイプ17と
バーリング16との接続境部を満偏なく行き渡り、ろう
付け不良を生ずるのを防止することができる。
【0029】最後に、これまで、本願発明を、エンドプ
レート6に入口孔14,エンドプレート7に出口孔15
が形成されている熱交換器1に用いるもるものとして説
明してきたが、このタイプの熱交換器に限定されるもの
ではない。図示しないが、エンドプレート6又は7に入
口孔14,出口孔15の双方が形成された熱交換器、或
いはエンドプレートが熱交換器の一方側にのみ配置され
た熱交換器であって、そのエンドプレートに入口孔1
4,出口孔15が形成されたものに対しても、本願発明
を用いることができる。更には、成形プレート2aと平
プレートとで構成されるチューブエレメントの更に積層
方向外側にフィンを介在させつつエンドプレートを配す
る熱交換器であっても、かかるエンドプレートに出入口
孔を形成する場合には、本願発明を用いることができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上の様に、請求項1に記載の発明によ
れば、バーリングを介して熱がエンドプレートに伝わる
ので、熱が拡散されて低下し、またバーリングの高さ分
バーナーの火がエンドプレートから遠ざけられるため、
エンドプレートを用いたチューブエレメントは、炉中ろ
う付けされたろう材が溶けるまでの高温にならないの
で、プレートが不要となる。よって、部品点数の削減に
より熱交換器の製造コストを抑えることができると共
に、プレートを設置するための作業が不要となるので工
数も減少する。
【0031】また、請求項1に記載の発明によれば、エ
ンドプレートにプレートを炉中ろう付けする必要がない
ので、エンドプレートとプレートとの間にろう付け不良
により隙間が形成され、この隙間に溜まった水が凍結し
て熱交換器を破損させる事態を回避することができる。
【0032】一方で、請求項2に記載の発明によれば、
トーチろう付け用のろう材がバーリングの傾斜面に沿っ
て流れてバーリングと出口又は入口パイプとの接続境部
に満遍なく行き渡るので、バーリングと出口又は入口パ
イプとをトーチろう付けするにあたって、ろう付け不良
が生ずることを抑制することができる。
【0033】また、請求項3に記載の発明によれば、バ
ーリングの段部を、出口又は入口パイプの挿入寸法とし
て最適な位置に形成することにより、出口又は入口パイ
プを段部に当接するまで挿入するだけで、出口又は入口
パイプの位置決めを行うことが可能となる。
【0034】更にまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、トーチろ付け用のろう材が出口又は入口パイプとバ
ーリングとの隙間に溜まるので、バーリングと出口又は
入口パイプとをトーチろう付けするにあたって、ろう材
が行き渡らずにろう付け不良になるのを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係るエンドプレートを用い
たチューブエレメントを有する熱交換器を正面から見た
状態を示す正面図である。
【図2】図2は、同上の熱交換器を下方から見た状態を
示す底面図である。
【図3】図3は、この発明に係るバーリングを出入口孔
の周縁に有するエンドプレートの構成を示す斜視図であ
る。
【図4】図4は、炉中ろう付けにより組付けられた熱交
換器のコアのバーリングに出口又は入口パイプを挿入し
た状態を示す斜視図である。
【図5】図5は、バーリングと出入口パイプとの接続境
部にトーチろう付け用のろう材を配した状態を示す断面
図である。
【図6】図6は、上記実施形態とは異なり、開口端側面
が傾斜面となったバーリングを示す断面図である。
【図7】図7は、上述の実施形態とは異なり、開口端側
近傍において内壁に出入口パイプの端部が当接する段部
を有するバーリングを示す断面図である。
【図8】図8は、上述の実施形態とは異なり、開口端近
傍の部位が出入口パイプの外径よりも拡張されたバーリ
ングを示す断面図である。
【図9】図9は、従来のエンドプレートに出入口パイプ
をトーチろう付けする手法が示された断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 チューブエレメント 3 チューブエレメント 4 チューブエレメント 5 フィン 6 エンドプレート 7 エンドプレート 8 タンク 9 タンク 12 盲タンク 14 入口孔 15 出口孔 16 バーリング 17 出入口パイプ 18 ろう材 19 段部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のプレートを接合して成るチューブ
    エレメントをフインを介在させつつ複数段積層してコア
    本体を形成し、炉中ろう付けした後に出口又は入口パイ
    プをトーチろう付けにて前記コア本体に接続して組立て
    られる積層型熱交換器において、 最端部のチューブエレメントを構成する外側のプレート
    を前記出口又は入口パイプが接続されるエンドプレート
    とし、このエンドプレートに前記出口又は入口パイプを
    接続する出入口孔を穿つと共に、この出入口孔の周縁
    に、前記出口又は入口パイプが挿嵌可能な積層方向外方
    に延びるバーリングを形成し、このバーリングと出口又
    は入口パイプとの接続境部にろう材を配してトーチろう
    付けするようにしたことを特徴とする積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】 バーリングの開口端側面を、エンドプレ
    ートの積層方向外側面に対し傾斜させたことを特徴とす
    る請求項1に記載の積層型熱交換器。
  3. 【請求項3】 バーリングの開口端近傍部位にて、その
    内径を出口又は入口パイプの外径と略同じ寸法にするこ
    とにより、出口又は入口パイプの端部が当接する段部を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の積層型熱交
    換器。
  4. 【請求項4】 バーリングの開口近傍部位にて、その内
    径を出口又は入口パイプの外径よりも大きく拡張したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の積層型熱交換器。
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