JPH1088837A

JPH1088837A - 座席システム

Info

Publication number: JPH1088837A
Application number: JP9248886A
Authority: JP
Inventors: J Lavinski Ronald; ロナルド・ジェイ・ラビンスキ
Original assignee: Hellmuth Obata and Kassabaum Inc
Current assignee: Hellmuth Obata and Kassabaum Inc
Priority date: 1996-09-12
Filing date: 1997-09-12
Publication date: 1998-04-07
Also published as: US5794383A; KR19980024601A

Abstract

(57)【要約】【課題】異なる競技フィールド、例えば、フットボー
ル及びベースボールに対応する座席形状の間で再構成可
能な座席システムの提供。【解決手段】多目的なスタジアム２は、異なる競技フ
ィールド、例えば、フットボール及びベースボールに対
応する座席形状の間で再構成可能な座席システム６を有
する。座席システム６の再構成は、取り外し可能な座席
部分を取り外し、垂直方向に可動な座席部分を摺動させ
るか、移動させ、座席システム６によって形成された座
席ボウルの座席ウイング３４の回転可能な延長部を形成
する座席部分のグループを回転することによって達成さ
れる。スタジアム２は、座席システムにアクセスする種
々のレベルでコンコースを備えた循環システムを有す
る。ブリッジは座席システムが再構成されるとき分離さ
れるコンコースの接続部分を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、多目的のスタジア
ムに関し、特にフットボール及びベースボールのような
異なる競技分野の構成を受け入れるために再構成するこ
とができる座席装置を備えたスタジアムに関する。

【０００２】

【従来の技術】プロのスポーツの競技は、催し物の世界
で最も人気のあるものの１つである。あるスポーツの競
技の人気は、特定の場所でのイベントの入場者及びスポ
ーツチームの本拠地占有権の数の双方において、成長し
続けている。

【０００３】スポーツのフランチャイズのオーナー及び
ホストの市民は、スポーツ用の新しい施設を建設するこ
と及び既存の施設を復旧する及び拡大することについて
かなりの圧力を受ける。フットボール、野球等のような
主なプロスポーツにおいて比較的少数のフランチャイズ
についての多くの市や自治体に関して、フランチャイズ
のオーナーは、場所が再選定されるという恐れで新しい
スタジアムに対する公的な資金を獲得し、既存のスタジ
アムに対する改良を行うことができる。

【０００４】スポーツの施設建設及び改良の公的資金の
投入については、論争を招く。なぜならば、それは競技
の興味と対象、特に、プロスポーツチームを引き付け及
び維持する目的で公的資金の疑いある投入の目的を含む
からである。このようなプロスポーツチームは、地方経
済には重要な要因であり、さらに市民の誇り及び認識を
提供するので、かなりの大きさの市や自治体の大部分
は、適当なスポーツ施設の建造または改良に対して出資
することによって、進んでプロチームをサポートする。
しかしながら、このようなプロジェクトのために利用で
きる公的資金には制限があり、新しい税金が増大する。
公債の提案及び徴税は、しばしば、このような財政上の
重荷に耐えている納税者グループ及び経営者からの大き
な抵抗にぶつかる。

【０００５】設備の場所及び場所に関する検討もスポー
ツ施設の設計には重要な要因である。例えば、ハイウエ
イ、下町領域及び他の施設のような既存の都会の下部構
造に接近していることが望ましい。さらに、スタジアム
は、大量のメディアにさらされる傾向があり、それらは
街の地平線または他の自然または人的な特徴ある景観を
見ることができるように配置される。その場所とスタジ
アムを包囲する領域によく関連し設計されたスポーツ施
設は、市民の誇りであり、街またはその領域のイメージ
を有効に促進することができる。

【０００６】さらに有効な土地の利用及び異なるアスレ
チック及び他のイベントを提供するために、多目的のス
タジアム及び再び構成可能なその座席装置が提案され
る。例えば、Haddenの米国特許第1,433,547号は、フッ
トボールとベースボールの位置の間で旋回可能な正面の
特別観覧席を示している。

【０００７】他の例、ウオータベリ米国特許第3,002,23
4号は、ベースボールとフットボールとの場所の間で再
配置可能であるシート部分を有する円形の平面形状を備
えたスタジアムを示す。

【０００８】Newmanの米国特許第3,241,270号は、ベー
スボールとフットボールの位置の間で移動可能な楕円形
の平面形状を有するコンパチブルスタジアムを示してい
る。

【０００９】Boutonの米国特許第3,975,864号は、ベー
スボール、フットボール、ホッケー及びベースボールを
含む異なるスポーツの活動においてシート構成を画定す
る可動スタンドを備えたスポーツ施設を示す。

【００１０】Macintoshの米国特許第4,688,357号は、例
えば、フットボールとベースボールの構成との間で座席
を再構成する多目的のスタジアム装置を示す。再位置決
め可能な競技面を示す。

【００１１】１つの設備において異なる主競技施設を収
容する多数の目的の代わりに、この結果は、このような
１つまたは双方の活動の容易性の有効性に妥協するもの
である。

【００１２】異なるスポーツ活動の座席を認識すること
に関する問題は、異なる座席の構成、異なる競技場の形
状、及び異なる好ましい循環装置を含む。

【００１３】多目的のスタジアムの設計者が直面する他
の問題は、ベースボールとフットボールのような競技イ
ベントの異なる最適な容積に関する。例えば、主なリー
グベーススタジアムの最適な容積は、通常約４０，００
０から５０，０００である。他方主なリーグのフットボ
ールゲームは、数が少なく、大きな混雑を招く必要があ
る。フットボールの最適な座席は、ほぼ６５，０００か
ら７０，０００と考慮されている。よって、フットボー
ル及びベースボールのようなスポーツに対応する再構成
可能な座席装置は、形状は変化しないが、座席の容量を
変化しなければならない。

【００１４】最適な競技条件及び最大の見物人の興味を
提供する従来の施設の強い要求の観点で、スポーツ設備
の現在のマーケットにおいて妥協の余地はない。よっ
て、多目的スタジアムを運営する市または自治体は、ス
ポーツ設備の有効性と、または設備のいずれか、または
さらに有効な興味を引き付ける設備を提供する他の地区
への主なリーグスポーツフランチャイズを失うリスクと
の妥協をせまられる。よって、複数目的のスタジアム
は、競技の目的で、最適な競技条件及び最大の見物人の
興味を提供するために各競技に最適なスポーツ施設でな
ければならない。

【００１５】本発明は、従来技術の多目的スタジアム設
備のこのような欠陥を解決するものである。これまで本
発明の利点及び特徴を有する多目的のスタジアムは提供
されていなかった。

【００１６】

【課題を解決するための手段】本発明の実施例におい
て、多目的のスタジアムは、異なる競技フィールド、例
えば、フットボール及びベースボールに対応する再構成
可能なシートシステムを含む多目的スタジアムが提供さ
れる。シートシステムは、競技領域面積に摺動または回
転運動が可能なシート部分の水平方向に可動なバンド
と、必要のないとき、フットボールシートの使用位置ま
で上昇し、ベースボール形状で収容位置まで下降するこ
とができるシート部分の垂直方向に可動なバンドとを有
する。シート部分の外側バンドは、シート部分の垂直方
向に可動なバンドから半径方向外側に配置され、一部が
競技領域を包囲する。シート部分の可動なバンドは、１
つのエンド領域で及び１つのサイドラインに沿ってフッ
トボール形状で使用することが可能である。複数のイン
フィルシート部分は、水平方向に可動なバンドシート部
分の間に設置することが可能であり、水平方向に可動な
シート部分のバンドが、ベースボール形状に半径方向に
延びているとき空隙を形成するために分離される。シー
ト部分は、底部と一対のウイングとを有するシートボー
ルを形成する。各シートボールウイングは、各垂直方向
の旋回軸の周りに回転可能な回転延長部を有する。フッ
トボール形状において、延長部は、フットボール競技フ
ィールドのサイドラインに平行なウイングにほぼ整列し
ている。ベースボールの形状において、ウイングの延長
部は、ベースボール競技のフィールドの一部を包囲する
ために内側に回転する。またスタジアムは、複数の水準
及び傾斜部、階段及びエレベータを有する垂直方向の循
環のいてコンコースを有する循環装置を含む。さらにス
タジアムは、観客、スタッフ及びチームを収容し、スタ
ジアム内の活動をサポートする装置を含む。

【００１７】本発明の主な目的及び効果は、多目的のス
タジアムを提供し、再形成可能なシートを備えたスタジ
アムを提供し、フットボール及びベースボールを有する
座席装置を備えたスタジアムを提供し、異なる競技フィ
ールドの形状においても最もよく観戦でき、異なる競技
フィールド形状に近接するスタジアムを提供し、半径方
向内側に収縮し、半径方向外側に拡張するようになって
いる水平方向に可動なシート部分のバンドを含むスタジ
アムを提供し、使用者と収納位置の間で昇降するように
なっている垂直方向に可動な座席部分のバンドを含むス
タジアムを提供し、取り外し、取付け可能なシート部分
を有するスタジアムを提供し、１つのベースと、シート
部分の１つのグループを有する回転可能な延長部を有す
る複数のウイングを有する座席ボールを含むスタジアム
を提供し、このような滑動に適した異なる座席容量を備
えた異なる活動で再び構成することができるスタジアム
を提供し、種々の場所に適合することができるスタジア
ムを提供し、既存のスタジアムに取り付けることのでき
る再構成可能な座席システムを提供し、開放したエア及
びカバーされた構造を含む種々の構造形態で埋め込むこ
とができるスアジアムを提供し、大気に開放され、カバ
ーされた構造を含む種々の構造の形で実施することがで
きるスタジアムを提供し、異なる形の複数の活動に適応
することによって十分な土地活用を容易にすることがで
きるスタジアムを提供し、建造のコストに比較して異な
る活動の全体のスポーツ設備のコストを十分に減少する
ことができるスタジアムを提供し、分離したスポーツの
特定の設備を維持し、作動させ、長期的に作動可能な寿
命及びその提案された使用法によく適したスタジアムを
提供することを含む。本発明の他の目的及び利点は、本
実施例を図示及びある実施例によって述べた添付図面に
関連して次の説明から明らかになるであろう。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して詳細に説明する。

【００１９】本発明の詳細な実施例をここに説明する
が、示された実施例は、本発明の単なる例示であり、種
々の形態で実施することができることは理解できよう。
従って、ここに示す構造及び機能的な詳細は、制限をす
るものとして考慮すべきものではなく、単に請求の範囲
の基礎として、実際に適当な詳細な構造において本発明
を使用するために当業者に示唆する代表的な基礎として
考慮すべきである。

【００２０】この明細書で或る用語は、次の説明の中で
便宜のため参考として使用されるが、限定するものでは
ないであろう。例えば、この明細書で使用する用語“上
方”“下方”“右側”“左側”は、参照する図面におけ
る方向を言う。また用語“内側”及び“外側”は、その
部分として指定した実施例の形状の中心に向かって及び
そこから離れる方向を言う。前記した用語は、特に前述
した用語、その派生語及び同様の重要な用語を含む。

【００２１】図面を詳細に説明すると、参照符号２は、
本発明を使用する多目的スタジアムの全体を示す。スタ
ジアム２の全体は、競技領域４と、座席システム６と、
循環装置８及びサポート装置１０とを有する。

【００２２】競技領域４は、同じ水準の表面１２を有す
る。この実施例によると、他の競技フィールド１４ａ，
１４ｂは、それぞれフットボールとベースボール用に設
けられているが、競技領域４は、サッカー、アイスホッ
ケー、バスケットボール、テニス等のような種々の他の
スポーツ用の他の競技フィールドを提供する。

【００２３】フットボール競技フィールド１４ａは、第
１と第２のサイドライン１６ａ，１６ｂを有し、反対側
の第１及び第２のエンド１８ａ，ｂは、第１及び第２の
ゴールポスト２０ａ，ｂを備えている。

【００２４】ベースボール競技フィールド１４ｂは、第
１、第２、第３、第４及び第５のサイド２２ａ，ｂ，
ｃ，ｄ，ｅをそれぞれ有し、第１及び第５のサイド２２
ａ，ｅは、従来のベースボールダイヤモンド２８のホー
ムプレート２６に接近した交差部２４を形成する。ベー
スボール競技フィールド１４ｂは、ホームプレートの交
差部２４から第３のサイド２２に延びている軸線（すな
わち、中央フィールド壁）を含み、この第３のサイド２
２ｃは、ボールが飛ぶホームランの距離に対応したほぼ
４００フィートである。

【００２５】座席装置６は、フットボールフィールド１
４ａの第２の形状に対応する第１の形状（図１７）と、
ベースボールフィールド１４ｂの形状に対応する第２の
形状（図１８）とを有する。

【００２６】シート部分３０ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ，
ｇ，ｈの水平方向に可動なバンド３０は、フットボール
競技フィールド１４ａに接近して設けられている。部分
３０ｃ乃至ｆは、水平方向に可動なバンドベース３２を
形成し、シート部分３０ａ，ｂ及び３０ｇ，ｈは、第１
及び第２の水平方向に可動なバンドウイング３４ａ，３
４ｂを形成する。水平方向に可動なバンド部分３０ａ乃
至ｈは、競技表面を傷つけることなく、競技表面１２を
横断するようになっている適当なホイール３１で水平方
向に可動である。別の例として、レール、軌道等のよう
な水平方向の移動を容易にする他の適当な手段を使用す
ることができる。

【００２７】座席部分３６ａ−ｈの垂直方向に可動なバ
ンドは、水平方向に可動なバンド３０の半径方向外側に
配置されており、フットボールの上昇した使用位置（図
５）と、ベースボールの下降した収納位置との間で昇降
するようになっている。各垂直方向に可動なバンド部分
３６ａ−ｈは、ベースフレーム３７ａと、ベースフレー
ム３７ａに接続された旋回可能に相互に結合された一対
のベースアーム３７ｂ，ｃと、座席デッキ３７ｅを取り
付ける上方フレーム３７ｄとを有する（図５及び図
６）。液圧ラム、機械的システムのような座席部分３６
ａ−ｈを垂直方向に移動する他のリフトまたはジャッキ
を使用することができる。

【００２８】部分４２ａ−ｈに隣接した部分３６ａ−ｈ
を備えたフットボール形状で垂直方向に可動なバンドの
外側に座席部分４２ａ−ｋの外側バンドが設けられてい
る。ベースボール形状において、外側バンド部分４２ａ
−ｈは、水平方向に可動なバンド部分３０ａ−ｈに隣接
している。外側バンドは、座席部分４２ｃ−ｆを有する
ベース４４と、座席部分４２ａ，ｂを有する第１のウイ
ング４６ａと、座席部分４２ｇ，ｈを有する第２のウイ
ング４６ｂとを有する。

【００２９】座席部分５２ａ−ｆの可動バンド５２は、
座席部分５４ａ−ｃを有するベース５４と、座席部分５
２ａ−ｆを有するウイング５６とを有する。

【００３０】座席システム６は、座席部分バンド３０，
３６，４２を有する座席ボウル５８を形成し、座席部分
バンド３０，３６，４２及び５２は、フットボール競技
フィールド１４ａ全体を包囲し、ベースボール競技フィ
ールドの少なくとも一部を包囲する。座席ボール５８
は、バンドベース３２，３８，４４及び５４によって形
成されたベース６０と、バンドの第１のウイング３４
ａ，４０ａ，４６ａ及び５６によって形成された第１の
ウイング６２ａ及びバンドの第２のウイング３４ｂ，４
０ｂ及び４６ｂによって形成された第２のウイング６２
ｂとを有する。

【００３１】座席ボウルウイング６２ａ，ｂは、座席ボ
ウル５８のフィールド壁６４に沿って全体が配置された
垂直方向に回転可能な軸６２ｅ，ｆの周りに回転可能で
ある回転可能な延長部６２ｃ，ｄを含む。フィールドの
壁６４は、フットボール形状６４ａとベースボール形状
６４ｂとを有する。第１の回転可能なウイング延長部６
２ｅは座席部分３０ａ，３６ａ及び４２ａを有する。第
２の回転可能なウイング延長部６２ｂは、シート部分３
０ｈ、３６ｈ及び４２ｈを有する。回転可能な延長部６
４ｃ，ｄは、各ウイング６２ａ，ｂに整列したそれらの
フットボールの位置と、適当な手段によってそこから内
側に傾斜したベースボール位置との間で回転することが
できる。例えば、トラクタ、ブルドーザ等並びにジャキ
機構、液圧ラム等のようなけん引及び引っ張り装置を使
用することができる。

【００３２】さらに座席装置６は、各水平方向に可動な
部分３０ｂ−ｈの間に位置決め可能な複数の個々の座席
部分６８ａ，ｆを有するインフィル座席６８を有する。
インフィル座席部分６８ａ−ｆはベースボール形状に使
用され（図２，図４及び２６）、空隙またはポケット７
０ａ−ｆに着脱可能に挿入され、これらは、フットボー
ルからベースボールへの変換時に水平方向に可動なバン
ド３０の半径方向外側の延長部によって各水平方向に可
動な部分３０ｂ−ｈの間に形成される。フットボール形
状において、インフィル座席部分６８ａ−ｈは必要とさ
れず、いくつかの適当な場所に収納される。

【００３３】循環装置８は、座席装置６と支持装置１０
との複合水準の間で水平及び垂直方向の循環の双方を受
け、多目的のスタジアム２への入口及び出口を提供す
る。スタジアム２は、本発明の範囲内の異なる数の水準
を有する。ここに述べた複合水準の形状は、特定の設備
の要求に合致するようになっている例としてのみの一例
を有する。

【００３４】レベル７２は、ほぼグラウンドの水準に配
置されたメインコンコース水準７２ａ及び上に上がって
クラブ水準７２ｂ、下方スート水準７２ｃ、上方スート
水準７２ｄ、及び上方コンコース水準７２ｅを含む。メ
インコンコース水準７２ａは、周りの場所のグラウンド
水準７４の水準に配置されており、そこから駐車場及び
交通手段（図示せず）を利用することができる。

【００３５】重要人物(V.I.P)の入口７６ａ，ｂは、メ
インコンコース水準７２ａに配置されており、メインコ
ンコース７８ａへのアクセスを可能にする。メインコン
コース７８ａは、フットボール競技フィールド１４ａ及
び水平方向に可動な及び除去可能な座席部分バンド３
０，５２を完全に包囲する。ベースボール形状におい
て、メインコンコース７８ａは、ベースボール競技フィ
ールド１４ｂの周りに一部が延びている。

【００３６】フットボール形状において、メインコンコ
ース７８ａは、水平方向に可動な座席バンド３０、取外
し可能な座席バンド５２及び適当な出入り口８０を通っ
て垂直方向に可動な座席バンド３６にアクセスする。出
入り口８０は階段８０ａ及び通路８０ｂを有し、階段及
び通路の組み合わせによって循環装置８乃至座席装置６
にアクセスするように要求するように構成されている。

【００３７】ベースボール形状において、メインコンコ
ース７８は、水平方向に可動な座席バンド３０及びイン
フィル座席６８にアクセスを行う。

【００３８】次の水準では、クラブ水準７２ｂ、クラブ
水準コンコース７８ｂは、メインコンコース７８ａ上に
設けられ、出入り口８０を通って外側の座席部分のバン
ド４２のクラブ水準部分にアクセスする。ベースボール
形状において、クラブ水準のコンコース７８ｂは、座席
ボールウイング延長部６２ｃ，ｄの内側の回転によって
形成された空隙またはポケット７０ａ，７０ｆによって
破壊される。クラブ水準のブリッジ８２ｂは、ポケット
７０ａ，ｆにかかるクラブ水準のコンコース７８ｂに設
けられる。

【００３９】下方のスート(suite)水準７２ｃは、スー
ト水準のコンコース７８ｃ及びブリッジ８２ｃを含む。
下方のスート８４ｃ及びフットボール及びベースボール
プレスボックス８６ｃｆ，ｃｂのそれぞれにアクセスが
行われる。バルコニー８８ｃは、下方スート８４ｃの内
側に設けられている。

【００４０】上方水準７２ｄは、上方スート８４ｄ及び
上方フットボール及びベースボールプレスボックス８６
ｄｆ，ｄｂへの接近を行う上方スート水準のコンコース
７８ｄを有する。上方のバルコニー８８ｄは、上方スー
ト８４ｄの内側に配置される。

【００４１】上方コンコース水準７２ｅは、野球形状で
ブリッジ８２ｅを備えた上方コンコース７８ｅを含む。
上方コンコース７８ｅは適当な出入り口８０を通って外
側座席部分バンド４２の上方座席デッキ９０への接近を
行う。

【００４２】垂直方向の循環は、スタジアム２の周囲の
適当な場所に配置された階段／傾斜部タワー９２ａ及び
階段／エレベータタワー９２ｂによって構成される。垂
直方向の循環タワー９２に加えて、階段、傾斜部及びエ
レベータのような追加の垂直方向の循環装置をスタジア
ム２の適当な場所に設けることができる。

【００４３】サポート装置１０は、スタジアム２を使用
する、観客、スタッフ、及びチームの選手を収容する種
々の他の設備を含む。このような設備は、ロッカー設備
９４と、サービス設備９６と、売店９８と、食器室１０
２とトイレ１０４とを含む。さらにサポートシステム１
０は、参照符号１０６に配置された適当な機械的電気的
システム及びスタジアム２に対する他の適当な設備を含
む。

【００４４】フットボール形状（図１、図３、図５及び
図１７）からベースボール形状（図２、図４、図６及び
図２６）へ多目的スタジアム２を変換する手順を説明す
る。ベースボールからフットボールへの再構成の手順
は、基本的には逆で同じ手順である。

【００４５】図１７は、フットボール形状のスタジアム
２を示す。ベースボール形状への変換の例示的な手順は
次のステップを含む。１．座席部分３６ａ−ｈの垂直方向に可動なバンドを降
下させる（図１８）。２．取外し可能なバンドシート部分５２ａ−ｃを有する
エンド領域の除去または後退（図１９）。３．フットボールフィールドの第１のサイドライン１６
ａに沿った取外し可能なバンドシート部分の除去または
後退（図２０）。４．水平方向に可動なバンド座席部分３０ａ−ｈが半径
方向外側にすべり、移動する（図２１）。５．第２の回転延長部６２ｄを内側にほぼ１５°回転さ
せる（図２２）。６．第１の回転延長部６２ｃを内側に半径方向にほぼ４
０°回転させる（図２３）。７．分離した水平方向に可動なバンド部分３０ｂ−ｈの
間に形成された各空隙またはポケット７０ａ−ｆにイン
フィル座席部分６８ａ−ｆを配置する（図２４）。８．各コンコース７８ｂ，ｃ、ｅを相互に接続するため
にブリッジ８２ｂ，ｃ，ｅを配置する（図２５）。９．ベースボール競技フィールド１４ｂとベースボール
フィールド壁６４ｂを準備する（図２６）。

【００４６】動作において、多目的スタジアム２は、フ
ットボール及びベースボールスポーツイベントのために
最適な形状を提供し、他のイベントの追加の競技フィー
ルドまたはステージを収容するようになっている。さら
に詳細には、座席ボール５８の動的部分、すなわち、水
平方向に可動なバンド３０、垂直方向に可動なバンド３
６、取外し可能なバンド５２、ウイング回転可能な延長
部６２ｃ，ｄ及びインフィル座席部分６８のすべては、
各座席ボウル５８を通してゲームの競技動作を見るため
に所望の視野を維持しながら、競技フィールド１４に所
望な近さまで近づけることによって観客の座席条件を最
適化するために協働する。再構成可能な手順は、競技フ
ィールド１４の観客の近さ及び視野を最適化することに
加えて、ベースボール及びフットボールの最適な水準に
スタジアムの座席能力を自動的に調整する。例えば、フ
ットボールの場合、６５，０００から７０，０００の座
席能力が望ましい。ベースボールの最適な座席能力は、
約４０，０００乃至５０，０００である。可動バンドを
後退するか、取り外し、またはインフィル座席６８の追
加によって座席能力の減少の一部を補填することによっ
て、これらの最適な範囲を達成することによって座席容
量の変更が達成される。

【００４７】本発明の範囲内で、広範な他の形状及び座
席容積を達成することができる。特に、種々の座席部分
は、本発明の特別な用途に必要な場合、異なる寸法及び
形状に適応することができる。さらに、取外し可能な座
席部分は、例えば、ベースボール形状の左側のフィール
ド領域に座席ボール５８を付加することができる。さら
に、スタジアム２の他の特徴は、本発明の範囲内で変化
する。例えば、既存のスタジアムを再構成可能な座席装
置６と接続することができ、スタジアム２はドーム型構
成を有する。

【００４８】多目的のスタジアム２０２の座席システム
２０６は、垂直方向に可動な座席部分のバンド２３６と
可動な座席部分のバンド２５２とを含む。

【００４９】垂直方向に可動な座席部分のバンド２３６
は、旋回可能に相互結合されたクリスクロスアーム２３
７ｃ，ｄを有する内側のはさみ型ジャックサブアセンブ
リ２３７ｂを取り付けるベースフレーム２３７ａを有す
るリフトサブシステム２３７によって垂直方向に可動に
支持され、旋回可能に相互接続されるクリスクロスアー
ム２３７ｆ，ｇを含む外側のはさみ型ジャックサブアセ
ンブリ２３７ｅを取り付ける。垂直方向に可動な座席バ
ンド２３６の座席デッキ２３７ｈは、内側はさみ型ジャ
ックサブアセンブリ２３７ｂに取り付けられた内側部分
２３７ｉ及び外側はさみ型ジャックサブアセンブリ２３
７ｅに取り付けられた外側部分２３７ｊとを有する。

【００５０】フットボール形状において（図２８及び図
３０）、垂直方向に可動なシート部分バンド２３６は、
図示するように上方位置に上昇され、メインコンコース
２７２ａの水準の上下の双方に延びる。出入り口２８０
は、階段２８０ａと通路２８０ｂを含み、メインコンコ
ース２７２ａから垂直方向に可動な座席部分バンド２３
６及び逆にアクセスを行う。

【００５１】ベースボールフィールドに再構成するため
に（図２８及び図３０）、取り外し可能な座席部分バン
ド２５２を取り外し、適当な場所、すなわち、プレミセ
または前提またはオフサイトで適当な場所、すなわち他
の場所に収納することができる。垂直方向に可動な座席
部分のバンド２３６は、リフトのサブ装置２３７によっ
て降下される。垂直方向に可動な座席部分バンド２３６
の最上端の列は、ほぼメインコンコース２７２ａの水準
に配置される。その最も下の列は、競技領域２０４に隣
接して配置される。メインコンコース２７２ａから下方
の内側座席デッキ部分２３７ｉにさらに直接アクセルす
るために、取り外し可能な高速の階段２８２が出入り口
通路２８０ｂに設置される。

【００５２】ホイールチェア・プラットホーム２８４が
垂直方向に可動な座席部分のバンド２３６に取り外し可
能に取り付けられ、フットボール形状で出入り口通路２
８０ｂ，すなわち、垂直方向に可動な座席部分バンド２
３６への通路に隣接して配置される。フットボール形状
において、ホイールチェア・プラットホーム２８４が垂
直方向に可動な座席バンド２３６の最上端の列に隣接し
た領域に再び配置される。ホイールチェア・プラットホ
ーム２８４は、双方の形状において主コンコース２７２
ａの水準で配置され、種々の条件で競技領域２０４を見
ることができるような景観でホイールチェア・プラット
ホーム２８４に配置されたホイールチェア乗員を提供す
るために配置される。ホイールチェア・プラットホーム
２８４は、前方の観客が立った場合でもホイールチェア
バウンドの観客の景観及び競技フィールド目視性を維持
するために十分な高さに配置されることが好ましい。さ
らに、ホイールチェア・プラットホーム８４は、適当な
ホイールチェア回転半径、入口及び出口を提供するため
に十分な寸法である。

【００５３】再構成可能な座席システム２０６の動作
は、上述した再構成可能な座席システム２０６の動作と
同様であり、垂直方向に可動な座席部分バンド２３６及
び取り外し可能な座席部分のバンド２５２の再位置決め
及び再構成に対応するために再形成ステップに対して適
当な変更を行う。シートボール２５８の他の部品は、変
形された実施例の座席システム２０６または本発明を使
用する他の再構成可能な座席システムを使用するために
適当に変更することができる。

【００５４】本発明のある形態を図示し、説明したが、
説明し図示した部品の特定の形態または構成には制限さ
れないことを理解すべきである。例えば、ここに説明し
たスタジアム形状は逆転するか、本発明の範囲内で再構
成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】フットボールの形状の本発明を実施する再構成
可能なシート装置を備えた多目的のスタジアムの上方の
斜視図である。

【図２】ベースボール形状に示すスタジアムの上方の斜
視図である。

【図３】フットボールの形状で示すスタジアムの上方の
斜視図である。

【図４】ベースボールの形状で示すスタジアムの上方斜
視図である。

【図５】図６のライン５−５に沿って切ったフットボー
ル形状のスタジアムの垂直方向断面である。

【図６】線７−７に沿ったベースボール形状のスタジア
ムの垂直方向の断面図である。

【図７】フットボール形状のスタジアムの主コンコース
水準の平面図である。

【図８】ベースボール形状のスタジアムの主メインコン
コースの平面図である。

【図９】フットボール形状のスタジアムのクラブ水準の
平面図である。

【図１０】ベースボール形状のスタジアムのクラブ水準
の平面図である。

【図１１】フットボール形状のスタジアムの下方のスー
トの水準の平面図である。

【図１２】ベースボール形状の下方のスートの水準の平
面図である。

【図１３】フットボールの形状のスタジアムの上方のス
ートの水準の平面図である。

【図１４】ベースボールの形状のスタジアムの上方のス
ーツ水準の平面図である。

【図１５】フットボール形状のスタジアムの上方のコン
コース水準の平面図である。

【図１６】ベースボール形状のスタジアムの上方のコン
コース水準の平面図である。

【図１７】フットボール形状のスタジアムの平面図であ
る。

【図１８】垂直方向に可動な座席部分が降下しているこ
とを示すスタジアムの平面図である。

【図１９】取り外されるか後退されるエンド領域可動バ
ンド座席の場所を示すスタジアムの平面図である。

【図２０】取り外されるか後退されるサイドラインの可
動可能なバンド座席部分の場所を示すスタジアムの平面
図である。

【図２１】半径方向外側の摺動または移動している座席
部分の水平方向の可動なバンドを示すスタジアムの平面
図である。

【図２２】内側に回転しているシートボウルの第２の回
転可能な延長部を示すスタジアムの平面図である。

【図２３】内側に回転しているシートボウルの第１の回
転可能な延長部を示すスタジアムの平面図である。

【図２４】インフィル座席部分の場所が配置されている
ことを示すスタジアムの平面図である。

【図２５】回転ウイング延長部によって形成された空隙
に挿入されたコンコースブリッジの場所を示すスタジア
ムの平面図である。

【図２６】ベースボールの形状のスタジアムの平面図で
ある。

【図２７】シートボールの第２のウイングの回転可能な
延長部の平面図である。

【図２８】フットボール形状で示す本発明の第１の変形
された実施例を有する再構成可能な座席装置を有する多
目的スタジアムの垂直方向断面図である。

【図２９】ベースボール形状で示すスタジアムの垂直方
向断面図である。

【図３０】フットボール形状で示すスタジアムの拡大垂
直方向断面図である。

【図３１】ベースボール形状で示すスタジアムの拡大垂
直方向断面図である。

【符号の説明】

２多目的スタジアム４競技領域６座席システム８循環システム１０サポートシステム１４フットボール競技フィールド１８ａ，ｂ第１及び第２のエンド２０第２のゴールポスト２２ａ，ｅ第１及び第５のサイド２８ベースボールダイヤモンド３０座席部分３７ベースフレーム４４ベース４６第１のウイング５２取り外しバンド６２ウング延長部６８インフィル座席部分７２クラブ水準７８メインコンコース８０出入り口

フロントページの続き (71)出願人 597131510 323 Ｗｅｓｔ８ｔｈＳｔｒｅｅｔ, Ｓｕｉｔｅ 700，ＫａｎｓａｓＣｉｔｙ，Ｍｉｓｓｏｕｒｉ 64108，ＵｎｉｔｅｄＳｔａｔｅｓｏｆＡｍｅｒｉｃａ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】各々が競技フィールドのサイドを有する
第１と第２の競技フィールド形状の間で再構成可能な競
技フィールドを有する多目的のスタジアムの再構成可能
な座席装置であって、（ａ）第１の競技フィールド形状のサイドに沿って延び
る第１の位置と、第２の競技フィールド形状のサイドに
沿って延びる第２の位置とを有する座席部分の水平方向
に可動なバンドと、（ｂ）前記第１の競技フィールド形状に関連した第１の
上昇した使用位置及び前記第２の競技フィールド形状に
関連した第２の下降した収納位置とを有する座席部分の
垂直方向に可動なバンドと、（ｃ）前記垂直方向に可動なバンドにその降下位置で一
部が重複した第２の位置の前記水平方向に可動なバンド
と、（ｄ）その第１と第２の位置の間で前記水平方向に可動
なバンドを水平方向に移動させる移動装置と、（ｅ）前記垂直方向に可動なバンドを昇降する昇降装置
とを有する多目的のスタジアムの再構成可能な座席装
置。
【請求項２】（ａ）ウイングにほぼ整合し、前記第１
の競技フィールド形状に関連した第１の整列位置と、ウ
イングに関連して内側に回転されると共に前記第２の競
技フィールド形状に関連した第２の回転位置との間で回
転可能な回転延長部を備えたウイングを有し、前記座席
部分バンドを有する座席ボウル、（ｂ）前記水平方向に可動なバンド座席部分の第１の形
状において前記座席装置と整列する前記水平方向に可動
なバンド座席部分、及び（ｃ）前記ウイング延長部を回転する回転装置を有する
請求項１に記載の座席装置。
【請求項３】（ａ）第２の形状の前記座席システムを
備えた水平方向に可動な座席部分の間に水平方向に可動
な座席部分に形成された複数の空隙を有する請求項２に
記載の座席装置。
【請求項４】（ａ）第２の形状に前記座席システムを
備えた水平方向に可動な座席部分のバンドの空隙内に選
択的に配置された複数のインフィル座席部分を有する請
求項３に記載の座席システム。
【請求項５】前記垂直方向に可動なバンドは、前記水
平方向に可動なバンド座席部分に対応し、半径方向外側
に配置されている複数の座席部分を有する請求項２に記
載の座席装置。
【請求項６】競技フィールドと水平方向に可動なバン
ドとの間で第１の競技フィールド側に沿って配置され、
複数の取り外し可能なバンド座席部分を有する取り外し
可能な座席部分のバンドを有する請求項１に記載の座席
システム。
【請求項７】（ａ）前記座席部分のバンドによって形
成されベース、第１のウイング、及び第２のウイングを
有する座席ボウル、及び（ｂ）各前記シートバンドボー
ルは、各ウイングに整列し、前記第１の競技フィールド
形状に関連した第１の位置と、内側に回転され前記第２
の競技フィールド形状に関連した第２の位置との間で回
転可能な各回転可能な延長部を有する請求項１に記載の
座席システム。
【請求項８】（ａ）外側座席バンドを有する前記座席
ボウルは、前記垂直方向に可動なバンドから半径方向外
側に配置された複数の座席部分を有する請求項７に記載
の座席システム。
【請求項９】各前記座席ボウルウイング延長部は、前
記水平方向に可動で、垂直方向に可動で外側の座席部分
バンドを有する請求項７に記載の座席システム。
【請求項１０】前記可動な座席部分バンドは複数の可
動な座席部分を有し、複数の可動な座席部分は、前記第
１の競技フィールドのエンドに沿って延びているベース
と、前記第１の競技フィールドのサイドに沿って延びて
いるウイングとを有し、前記取り外し可能な座席部分の
バンドは、前記第１の競技フィールド形状に関連してい
る取り外し可能な座席部分を有する請求項７に記載の座
席システム。
【請求項１１】（ａ）第１及び第２のサイド及び第１
及び第２のエンドを備えたほぼ矩形の形状を有する第１
の競技フィールドと、（ｂ）第１、第２、第３、第４及び第５のサイドを有す
るほぼ５つのサイド形状と、第１及び第５のサイドの交
差点と、前記交差点から前記第３のサイドに延びる軸線
とを有する第２の競技フィールドと、（ｃ）座席システムであって、（１）前記第１の競技フ
ィールドに対応する第１の形状と、（２）前記第２の競
技フィールドに対応する第２の形状と、（３）各々が複
数の座席列を有する水平方向に可動なバンドであって、
前記第１の競技フィールドに対応する第１の位置及び前
記第２の競技フィールドに対応する第２の位置を有する
水平方向に可動なバンドと、（４）各々が複数の座席列
を有する複数の座席部分を有する垂直方向に可動なバン
ドであって、前記垂直方向に可動なバンドは、前記水平
方向に可動なバンドの外側及びその近傍の前記第１の競
技フィールドに対応した第１の上昇した使用位置と、前
記水平方向に可動な部分の下の少なくとも一部が前記第
２の競技フィールドに対応する第２の降下収容位置とを
有する垂直方向に可動なバンドと、（５）その第１と第
２の位置との間で前記水平方向に可動な座席バンドを移
動する手段と、（６）前記上昇と下降位置の間で前記垂
直方向に可動な座席部分バンドを上昇及び降下する昇降
手段と座席システムと、を有する多目的スタジアム。
【請求項１２】（ａ）ベース、第１のウイング及び第
２のウイングを備えた座席ボウルを形成する前記座席装
置、（ｂ）前記第１と第２の競技フィールドに対応した第１
及び第２の位置との間に回転可能な延長部を有する各前
記シートボールウイング、及び（ｃ）前記第１と第２の位置の間に前記ウイング延長部
を回転する回転手段を有する請求項１１に記載のスタジ
アム。
【請求項１３】前記第１の競技フィールドエンドに関
連し、前記第１の競技フィールドエンドの１つに隣接し
て配置されたベース及び前記１つの第１の競技フィール
ドサイドに隣接して配置されたウイングを有する座席部
分の取外し可能なバンドを含み、前記取り外しバンドベ
ースは、前記シートボウルウイングの間に延びており、
前記取外し可能なバンドウイングは、前記水平方向に可
動なバンドの一部の内側に配置される請求項１１に記載
のスタジアム。
【請求項１４】（ａ）前記水平方向に可動なバンドの
座席部分は、その第１の位置で前記水平方向に可動なバ
ンドで互いに接続され、（ｂ）前記水平方向に可動な複数のバンドの座席部分
は、離間されており、前記水平方向に可動なバンドの第
２の位置でその間に空隙を形成し、（ｃ）複数の座席部分が水平方向に可動なバンド空隙に
配置される請求項１１に記載のスタジアム。
【請求項１５】前記座席システムは、外側座席部分バ
ンドを有し、外側座席部分バンドは、複数の座席部分を
有し、前記垂直方向に可動な座席バンドから半径方向外
側に配置される請求項１１に記載のスタジアム。
【請求項１６】（ａ）前記水平方向及び垂直方向に可
動なシート部分バンドにアクセスを行い、前記スタジア
ムへの入口及び出口装置を含むメインコンコースを有す
るメインコンコース水準と、（ｂ）前記外側座席バンドにアクセスするクラブ水準の
コンコースを含むクラブ水準と、（ｃ）前記外側座席バンドの一部にアクセスする下方ス
ート水準コンコースを含む下方スート水準と、（ｄ）前記外側シートバンドの一部にアクセスを行う上
方のスート水準を含む上方スート水準と、（ｅ）前記外側座席バンドの一部にアクセスする上方コ
ンコースを有する上方コンコース水準と、を有する循環
装置を有する請求項１１に記載のスタジアム。
【請求項１７】複数の垂直方向の循環タワーを有する
循環システムを有し、その少なくとも１つは傾斜部及び
階段を有し、その内の少なくとも他の１つは、階段とエ
レベータとを有する請求項１６に記載のスタジアム。
【請求項１８】（ａ）前記水平方向に可動なバンドは
フィールドの壁を形成し、（ｂ）前記第１のシートボウルウイング延長部の前記水
平方向に可動なバンドは、前記第２の競技フィールドの
第３の側に関連する中央フィールドの壁を形成する請求
項１２に記載のスタジアム。
【請求項１９】（ａ）ベースと、（ｂ）前記ベースに接続され、上昇位置で上方に延びる
旋回可能に相互に接続された一対のアームを有する垂直
方向に延長可能なはさみ型ジャッキ手段と、（ｃ）前記垂直方向に延長可能なはさみ型ジャッキに取
り付けられた座席デッキとを有する請求項１１に記載の
スタジアム。
【請求項２０】（ａ）第１及び第２のサイドライン及
び第１及び第５のエンド領域を有する第１のフットボー
ル競技フィールドと、（ｂ）（１）第１、第２、第３、第４及び第５のサイド
と、第１と第５のサイドの交差部と、前記交差部に近い
ホームプレートと、前記交差部から前記第３の中央のフ
ィールドサイドまで延びる軸線を有するほぼ５つのサイ
ドを有する形状の第２のベースボール競技フィールド
と、（ｃ）（１）前記フットボールの競技フィールドに対応
する第１のフットボール形状と、（２）前記ベースボー
ル競技フィールドに対応する第２のベースボール形状
と、（３）複数の座席列を有する複数の座席部分を有
する水平方向に可動なバンドであって、前記フットボー
ル競技に対応する第１の位置と、前記ベースボールの競
技位置に対応する第２の位置とを有し、前記位置は、前
記第１の位置に隣接しており、前記第２の位置において
その間に空隙が形成された間隔を有する関係に配置され
ている水平方向に可動なバンドと、（４）その第１と第
２の位置の間で前記水平方向に可動なバンドを水平方向
に移動する移動装置であって、その第１の位置からその
第２の位置へ水平方向に可動なバンドを拡張し、その第
２の位置からその第１の位置へ半径方向内側に前記水平
方向に可動なバンドに収縮する移動装置と、（５）各々
が複数の座席列を有する垂直方向に可動なバンドであっ
て、前記フットボール形状に対応した第１の上昇した使
用位置と、前記ベースボール形状に対応した第２の下降
した収納位置とを有し、前記垂直方向に可動なバンド
は、前記ベースボール形状で前記水平方向に可動なバン
ドの下に少なくとも一部が配置されている垂直方向に可
動なバンドと、（６）その上昇及び下降位置との間で前
記垂直方向に可動なバンドを上昇及び下降させ、前記競
技フィールドの水準に配置されたベースと、前記ベース
に接続された垂直方向に拡張可能な装置と、を有する上
昇手段と、（７）複数の座席列を有し、前記エンド領域
に隣接して配置されたベースと、前記フットボール競技
フィールドの前記サイドラインの１つに隣接して配置さ
れ、ベースボール形状に取り外されたウイングを有する
複数の座席部分を有する取り外し可能で再配置可能なバ
ンドと、（８）各々が複数の座席列を有し、前記ベース
ボール形状で各水平方向に可動な座席部分の空隙に配置
されており、前記フットボール形状の場合、前記座席シ
ステムから取り外し可能である複数のインフィル座席部
分と、（９）各々が複数の座席列を有する複数の座席部
分を有し、前記垂直方向に可動な座席部分のバンドから
半径方向外側に配置されている複数の座席部分を有する
外側座席部分バンドと、（１０）前記座席部分バンドに
よって形成され、各フットボールフィールドエンド領域
に隣接して前記第１及び第５のサイドの１つに沿って配
置されたベースと、各々が各フットボールサイドライン
に隣接し、各ベースボールフィールドサイドに隣接して
配置された一対の座席ボウルウイングとを有する座席ボ
ウルであって、前記座席ボウルウイングの１つは、前記
フットボール形状で前記ウイングに整列し、前記ベース
ボールフィールドのサード側に隣接した場所においてベ
ースボール形状で１３°から１５°の範囲で内側に回転
している回転可能な延長部を有し、前記他の座席部分の
ウイングは、前記フットボール形状の前記ウイングとほ
ぼ整列し、ベースボール形状で約１０°乃至２０°の周
りの範囲で内側に回転する座席ボウルと、（ｄ）循環装置であって、（１）前記水平方向及び垂直
方向に可動な座席部分バンドにアクセスを行い、前記ス
タジアムへの前記入口及び出口を有するメインコンコー
スを備えたメインコンコース水準と、（２）前記外側座
席バンドの一部にアクセスするクラブ水準のコンコース
を含むクラブ水準と、（３）前記外側座席バンドの一部
にアクセスを行う下方のスートコンコースを含む下方ス
ート水準と、（４）前記外側座席バンドの一部にアクセ
スする上方スートコンコースを有する上方スート水準
と、（５）前記外側スート部分のバンドの一部にアクセ
スする上方コンコースを有する上方コンコース水準と、
（６）各々が、階段及び傾斜部を有する複数の傾斜部／
階段塔と、（７）前記スタジアムの周囲に配置された複
数のエレベータ装置と、（８）複数の売店、ロッカー設
備、休憩室、機械的なサポート及び電気サポート手段を
有するサポートシステムとを有する循環装置と、を有す
る再循環座席装置。
【請求項２１】各競技フィールド形状が、各競技フィ
ールドサイドを有する第１と第２の競技フィールド形状
の間で再構成可能な競技フィールドを有する多目的スタ
ジアム用の再構成可能な座席システムであって、（ａ）前記第１の競技フィールド形状に関連した第１の
位置と前記第２の競技フィールド構成に関連する第２の
位置との間で再位置決め可能な座席部分を有するスタジ
アムシート容積と観客の視線を変更する手段と、を有す
る再構成可能な座席システム。
【請求項２２】各競技フィールドサイドにほぼ平行に
延びている各座席バンドを有する座席システムを有する
請求項２１に記載の座席システム。
【請求項２３】（ａ）第１の形状で競技領域に隣接し
て配置された取り外し可能な座席部分と、（ｂ）第２の形状で競技領域に隣接して配置された垂直
方向に可動な座席部分とを有する請求項２１に記載の座
席装置。
【請求項２４】（ａ）前記垂直方向に可動な座席部分
は、前記第１の競技フィールド形状に関連した上昇部分
と、前記第２の競技フィールド形状に関連した降下位置
と、（ｂ）その上昇位置と下降位置との間で前記垂直方向に
可動な座席部分を昇降させる手段を含むリフトサブシス
テムとを有する請求項２３に記載の座席装置。
【請求項２５】前記リフトサブシステムは、（ａ）ベースと、（ｂ）前記ベースに取り付けられた内側及び外側のはさ
み型ジャックサブアセンブリとを有し、（ｃ）前記各はさみジャックサブアセンブリは、各々が
前記ベースと前記垂直方向に可動な座席部分に接続され
た第１と第２の旋回可能に接続されたアームを有する請
求項２４に記載の座席装置。
【請求項２６】前記垂直方向に可動な座席部分は、前
記内側及び外側のはさみ型ジャッキサブアセンブリに接
続された内側及び外側の座席デッキを含む請求項２５に
記載の座席システム。
【請求項２７】（ａ）前記スタジアムはメインコンコ
ースを有し、（ｂ）垂直方向に可動な座席部分は、前記メインコン
コースへの通路及び座席列への階段を有する出入り口を
有し、（ｃ）前記出入り口通路は、上昇位置で垂直方向に可
動な座席部分を備え、その下降位置で前記垂直方向に可
動な座席部分を備えた前記メインコンコースの下に間隔
を置いた関係で配置された前記メインコンコースを有
し、（ｄ）その下降位置で前記垂直方向に可動な座席部分
を備えた前記出入り口に配置され、前記メインコンコー
スから前記出入り口通路へ延びる加速階段走行部とを有
する請求項２１に記載の座席システム。
【請求項２８】上昇位置で前記垂直な可動な座席部分
を有する前記第１の競技フィールドに関連し、前記メイ
ンコンコースを備えた前記出入り口通路に隣接して配置
された第１の位置と、前記メインコンコースに隣接しそ
の水準で垂直方向において可動なシート部分のバンドの
上方内端に配置された垂直方向に可動な座席部分を有す
る前記第２の競技フィールド形状に関連する第２の位置
との間で可動なホイールプラットホームを有する請求項
２７に記載の座席システム。
【請求項２９】各前記競技フィールド形状が各競技フ
ィールドサイドを有し、第１と第２の競技フィールド形
状の間で再構成可能な競技フィールドを有する多目的の
スタジアムの再形成可能な座席システムであって、（ａ）前記第１の競技フィールド形状に関連する第１の
位置と、前記第２の競技フィールド形状に関連する第２
の位置との間で再配置可能な座席部分を有するスタジア
ム座席容量及び観客の視線を変える手段を有する再構成
可能な座席システム。