JPH1088766A - 表装材 - Google Patents

表装材

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JPH1088766A
JPH1088766A JP24201996A JP24201996A JPH1088766A JP H1088766 A JPH1088766 A JP H1088766A JP 24201996 A JP24201996 A JP 24201996A JP 24201996 A JP24201996 A JP 24201996A JP H1088766 A JPH1088766 A JP H1088766A
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decorative
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Hideki Yamauchi
秀樹 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作及び施工が容易であるとともに、平面の
下地が、連続した平面でなくても表装材の表面に凹凸が
生じることなく整然と貼り着けることができる表装材を
提供する。 【解決手段】 化粧部材1及び基板7を同形同大に形成
し、介装シ−ト2をそれらより大きく形成する。介装シ
−ト2の表面には、その一角に合わせて化粧材部1の裏
面を貼着する。介装シ−ト2の裏面には、化粧材部1が
貼着された一角の対角に合わせて鉄製の基板7を貼着す
る。これら化粧材部1及び基板7の貼着により、介装シ
−ト2の表裏面には、介装シ−ト2の対角線を介して相
互に対向した重ね代部3,8が形成される。重ね代部
3,8に粘着剤4,9を塗布し、その上に剥離テ−プ
5,10を貼り着けることにより粘着剤4,9を被覆保
護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、壁面に
使用する表装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表装材は、図19(a)
に示すように、表面に化粧を施した板材100の隣接す
る2辺に裏面段部101が形成されるとともに、残りの
2辺に前記裏面段部101と凹凸の嵌合関係で対応する
表面段部102が形成されていた。そして、この表装材
を室内外の壁面、床面、または天井面等に貼り着けるに
は、図19(b)に示すように、隣接する表装材の裏面
段部101と表面段部102とが嵌合されて、各表装材
が壁面等に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の表装材においては、板材の端部に各段部10
1、102を切削加工する必要があり、その製作に手間
がかかるものであった。
【0004】一方、この出願の出願人は、特公平7−5
9841号公報に記載の表装材を提案している。この表
装材は、不織布等の基材部に合成樹脂等よりなる化粧材
部部を重ね合わせたものである。
【0005】ところが、この表装材は、全体として可撓
性を有するために、壁面の下地が連続した平滑面でない
場合は、その壁面に表装材を凹凸なく整然と貼り着ける
のが難しい。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目されてなされたものである。その主た
る目的は、製作及び施工が容易であるとともに、平面の
下地が、連続した平面でなくても表装材の表面に凹凸が
生じることなく整然と貼り着けることができる表装材を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の表装材では、基板と、その基板
の表面に貼着された介装シ−トと、その介装シ−トの表
面に定着された化粧材部とからなるものである。
【0008】請求項2に記載の表装材では、請求項1に
記載の表装材において、前記介装シ−トの隣接する2辺
の表面には、化粧材部の隣接する2辺から張り出す表側
重ね代部を形成するとともに、介装シ−トの他の2辺の
裏面には、基板の隣接する2辺から張り出す裏側重ね代
部を形成したものである。
【0009】請求項3に記載の表装材では、請求項1ま
たは請求項2に記載の表装材において、介装シ−トが化
粧材部よりも十分に薄く、介装シ−トまたは化粧材部の
少なくとも一方が、柔軟性材で構成されたものである。
【0010】請求項4に記載の表装材では、請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載の表装材において、表裏の
重ね代部の少なくとも一方に粘着剤を塗布し、その粘着
剤を剥離テ−プで被覆したものである。
【0011】したがって、請求項1に記載の表装材にお
いては、壁面の下地が連続した平滑面でなくても表装材
の表面に凹凸が生じることなく整然と貼り着けることが
できる。
【0012】請求項2に記載の表装材においては、この
表装材を複数並べて使用する状態において、重ね代部に
合わせて装着すればよい。請求項3に記載の表装材にお
いては、表装材の固定に使用される皿ビス等の頭部の出
っ張りを化粧材部または介装シ−トにより吸収できる。
【0013】請求項4に記載の表装材においては、施工
の際に、現場で互いの重ね代部に粘着剤を塗布する必要
がない。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、この発明の第1実施形態を、図
1〜図13に基づいて詳細に説明する。なお、図面に示
す部材番号21は、表装材全体を示す。
【0015】図1及び図2に示すように、基板7は鉄製
であり、その表裏両面には黒皮等の腐食防止膜が形成さ
れている。介装シ−ト2は、不織布、ガラスクロス、セ
ラミックペ−パ−、合成紙等の素材により形成されてい
る。化粧材部1は、天然石やその砕石、着色骨材、着色
プラスチック砕粒を、合成樹脂エマルション、溶剤型合
成樹脂、ホットメルト樹脂等を成形して構成され、その
表面に模様が施されている。
【0016】図2に示すように、これらの化粧材部1、
介装シ−ト2、及び基板7は、ともに矩形状に形成され
ており、化粧材部1及び基板7は同形同大で、介装シ−
ト2はそれらより大きい。
【0017】基板7の表面には、介装シ−ト2が貼着さ
れている。介装シ−ト2の表面には、化粧材部1が貼着
されている。そして、基板7の隣接する2辺7a,7b
が、介装シ−ト2の隣接する2辺2a,2bと合致し、
介装シ−ト2の他の隣接する2辺2c,2dが基板7か
ら張り出している。そして、介装シ−ト2の2辺2c,
2dの裏面には、裏側重ね代部8が形成されている。
【0018】また、化粧材部1の隣接する2辺1c,1
dが、介装シ−ト2の隣接する2辺2c,2dと合致
し、介装シ−ト2の他の隣接する2辺2a,2bが化粧
材部1から張り出している。そして、介装シ−ト2の2
辺2a,2bの裏面には、表側重ね代部3が形成されて
いる。表側重ね代部3と裏側重ね代部8とは、介装シー
ト2の対角線を介して相互に対向している。
【0019】重ね代部3,8には、アクリルゴム系、非
加硫ブチルゴム系、シリコ−ンゴム系、スチレンブタジ
エンゴム系、ポリイソプレン系、ポリビニルエ−テル系
等の粘着剤4,9が塗布されている。その粘着剤4,9
は、粘着テ−プ、ラベル等に用いられる公知材料であ
り、特にフッ素樹脂、シリコ−ン樹脂を塗布した剥離テ
−プ5,10で被覆することにより保護されている。こ
の剥離テ−プ5,10の色は、介装シ−ト2の色に対す
る対照色が用いられ、明確な色分けがされている。表側
重ね代部3の化粧材部1の周縁部と粘着剤4との間に
は、非粘着部6が形成されている。
【0020】さて、このように構成された表装材21を
複数並べて壁面等に固定する場合には、介装シ−ト2の
表側重ね代部3において、その介装シ−ト2及び基板7
の所要位置に固定のための図示しない孔をあける。その
後、必要に応じて基板7の裏面に粘着剤を塗布し、剥離
テ−プ5,10を剥がして、表装材21を目的とする壁
面等へ貼着させるとともに、前記孔を介して皿ビス、
釘、コンクリート釘、木ねじ、アンカーピン、ケミカル
アンカーピン、アジャスター付アンカーピン等により打
ちつけ固定する。そして、表装材21の隣接する表裏の
重ね代部3,8を重ねて相互に貼着させる。これを順次
繰り返していけばよいので施工を容易に行うことができ
る。しかも、表装材21の裏面には鉄製の基板7が貼着
されているので、壁面等の下地が連続した平面でなくて
も、図13に示すように、表装材21を凹凸なく整然と
貼り着けることができる。
【0021】なお、この明細書においては、内容の理解
を容易にするために、図1、図3、図19等の厚みを誇
張して描いてある。また、図13、図14、図18にお
いては、表装材の枚数を少なくして描いてある。
【0022】さらに、表装材21は、使用される位置に
応じて種々の全体形状のものが選択される。すなわち、
図13のA位置には図4に前述したものが使用される。
図5に示す表装材21は、図13のB位置に使用される
もので、介装シ−ト2及び基板7の2点鎖線部が切除さ
れたものである。図6に示す表装材21は、図13のC
位置に使用されるもので、裏側重ね代部8が下部のみ形
成されたものである。図7に示す表装材21は、図13
のD位置に使用されるもので、裏側重ね代部8が形成さ
れないものである。図8に示す表装材21は、図13の
E位置に使用されるもので、介装シ−ト2及び基板7の
2点鎖線部が切除されたものである。図9に示す表装材
21は、図13のF位置に使用されるもので、裏側重ね
代部8が左部のみ形成されたものである。図10に示す
表装材21は、図13のG位置に使用されるもので、介
装シ−ト2及び基板7の2点鎖線部が切除されたもので
ある。図11に示す表装材21は、図13のH位置に使
用されるもので、介装シ−ト2及び基板7の2点鎖線部
が切除されたものである。図12に示す表装材21は、
図13のI位置に使用されるもので、介装シ−ト2及び
基板7の2点鎖線部が切除されたものである。
【0023】上記の場合は、壁面等の縦横長は表装材2
1の縦横長のほぼ倍数の関係にある場合である。このほ
ぼ倍数の関係が得られない場合は、壁面等の外縁に位置
する表装材21を必要な大きさに合わせて切って使用さ
れる。
【0024】以上の第1実施形態から期待できる作用及
び効果を、以下に記載する。 (a)この実施形態の表装材21は、前述した従来のも
のとは異なり、段部の加工が不要で、製造を容易に行う
ことができる。
【0025】(b)重ね代部3,8には粘着剤4,9が
塗布されているため、施工現場において粘着剤の塗布作
業が不要となる。したがって、施工を容易に行うことが
できる。
【0026】(c)前述のように、基板7は鉄製である
ため、表装材21はそれ自体で形状保持できる。このた
め、壁面等が連続した平滑面でなくても表装材21を凹
凸なく整然と配置できる。
【0027】(d)化粧材部1及び介装シ−ト2が柔軟
性材で構成されているため、表装材21の固定に使用さ
れる皿ビス等の頭部の出っ張りを吸収できる。したがっ
て、表装材21を浮かせることなく、全体として同一平
面を形成するように各表装材21を配置でき、各表装材
21の化粧材部1間に段差を生じさせることなく表装材
21を配置させることができる。
【0028】(e)粘着剤4を覆う剥離テ−プ5が設け
られているので、表側重ね代部3に孔をあける際に、粘
着剤4に切り屑等が付着することがなく、粘着剤4の粘
着作用が損なわれない。
【0029】(第2実施形態)以下、この発明の第2実
施形態を、図1、図14〜図18に基づいて詳細に説明
する。なお、前記第1実施形態と部材が同じものについ
てはその説明を省略する。
【0030】図14に示すように、本実施形態におい
て、第1実施形態と異なる点は、表装材21を複数並べ
て使用する際に、各化粧材部1間に非粘着部6による隙
間ができるように表装材21を配置するという点につい
てのみである。このように各化粧材部間に隙間を設ける
ために、基板7の大きさは、化粧材部1と前記非粘着部
6とを合わせた面積と同形同大に形成されている。
【0031】以上の第2実施形態から期待できる作用及
び効果を、以下に記載する。 (a)表装材21を目的とする壁面等へ貼り着けていく
際に、隣接する基板7をつき合わせて貼り着けていくこ
とにより、おのずと隣接する化粧材部1間に一定間隔の
隙間が形成される。したがって、この隙間を目地として
活用することができるとともに、簡単かつ確実に一定間
隔の目地を形成することができる。
【0032】(b)図15〜図17に示すように,各重
ね代部3,8を表装材21の上下のみに設けた表装材2
1を用いることにより、図18に示すような、いわゆる
鎧貼りが可能である。この状態において、目地を形成す
る場合、目地を形成しない場合によって、化粧部材1及
び基板7の形状は、前記第1実施形態、第2実施形態に
準じて形成される。また、この鎧貼りを横方向に行って
もよい。但しその際には、図15〜図17に示す表装材
21を横向きに使用したり、各重ね代部3,8を左右の
みに形成することが必要となる。
【0033】(c)粘着剤4の部分と、化粧材部1の周
縁部との間に粘着剤を塗布していない非粘着部6が設け
られていることにより、目地の部分に粘着剤が露出する
ことなく、目地の部分に埃が貼り付くことを防止するこ
とができる。
【0034】なお、この発明は、次のように変更して具
体化することができる。 (1)前記化粧材部1、介装シ−ト2、基板7を全て同
形同大に形成した表装材21を用いること。
【0035】このようにすれば、この表装材21を複数
並べて使用する場合において、室内等の防水性を必要と
しない場所で使用する際に有効である。 (2)前記化粧材部1と介装シート2とを同形同大に形
成し、基板7をそれよりもやや大きく形成した表装材2
1を用いること。
【0036】このようにすれば、目地を設ける場合にお
いても(1)と同様の効果を有する。一方、この表装材
21を屋外等の防水性を必要とする場所に使用され、目
地を形成する仕様で使用される場合においては、目地に
シーリング剤を塗布することにより対応することができ
る。また、介装シート2と基板7とを同形同大に形成
し、化粧部材1をそれよりもやや小さく形成した表装材
21を用いても、同様の効果を有する。
【0037】(3)前記図13に示すG,H,I位置に
標準形(同図A位置)の表装材21を用い、各裏側重ね
代部8と同形同大の基板を各裏側重ね代部8と壁面等の
下地との間に使用すること。
【0038】この場合でも、先に各裏側重ね代部8と同
形同大の基板を壁面等の下地に固定し、その位置に合わ
せて各表装材21を貼り着けていけば、前記実施形態と
同様の作用及び効果を得ることができる。
【0039】(4)基板7として、鉄板以外の金属板を
用いること。例えばアルミニウムを用いれば、軽量化が
可能となる。 (5)基板7として、押出成形板を含む窯業系サイディ
ング、ガラス材等を用いること。
【0040】このようにしても、前記実施形態と同様の
作用及び効果を得ることができる。 (6)基板7として、発泡塩化ビニル、発泡ポリスチレ
ン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ウレ
タン、発泡イソシアヌレート、シラスボード、ALC等
を用いること。
【0041】このようにすれば、断熱効果を高くするこ
とができる。 (7)基板7として、合板、単板、木質繊維板、石膏ボ
ード、段ボール等を用いること。
【0042】表装材21を内壁面に使用する際には、こ
のようにしても、前記実施形態と同様の作用及び効果を
得ることができる。 (8)介装シ−ト2の色を、各種用意すること。
【0043】このようにすれば、目地を好みの色にで
き、デザイン効果を広く発揮させることができる。 (9)化粧材部1を、御影石調、大理石調、砂岩調、ブ
ロンズ調等、目的とする石材等の調度に変更すること。
【0044】このようにすれば、用途に応じて、好みの
化粧材部を選択することができ、用途の幅を広くするこ
とができる。 (10)表装材21を直角に屈曲させること。
【0045】このようにすれば、表装材21を壁面の角
に対応させて使用することができる。 (11)表側重ね代部3に塗布された粘着剤4もしくは
裏側重ね代部8に塗布された粘着材9のいずれか一方を
除去すること。
【0046】このようにしても、各表装材21を複数並
べて使用する際に、表側重ね代部3または裏側重ね代部
8に塗布粘着剤4または粘着剤9により各表装材21間
が貼着されるため、前記実施形態と同様の作用及び効果
を得ることができる。
【0047】(12)介装シ−ト2を化粧材部1及び基
板7と同形同大に形成し、重ね代部3にあたる部分を別
体シートとして用意し、介装シ−ト2と別体シートとを
接着して重ね代部3を形成すること。なお、この場合に
は別体シートの形状を重ね代部3の内側に糊代を加えた
大きさに形成する。
【0048】例えば、輪郭が不規則形状をしている場所
に表装材21を使用する際に、その輪郭部分の形状に合
わせて表装材21を加工する必要がある。したがって、
このようにすれば、必要とする重ね代部3を簡単に設け
ることができ、どのような輪郭をした場所においても対
応することができる。
【0049】上記の実施の形態から把握できる請求項以
外の技術思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (イ)金属板、押出成形板を含む窯業サイディング、ガ
ラス、合板、単板、木質繊維板、石膏ボード、段ボール
紙、発泡塩化ビニル、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチ
レン、発泡ポリプロピレン、発泡ウレタン、発泡イソシ
アヌレート、シラスボード、ALCから選び出される一
つにより形成された基板を使用した請求項1から請求項
4のいずれかに記載の表装材。
【0050】この表装材によれば、用途に応じた表装材
を提供することができる。 (ロ)表側重ね代部3において、化粧材部1と粘着剤4
との間に非粘着部6を設けた請求項3に記載の表装材。
【0051】この表装材によれば、目地を設けた場合に
おいて、その目地の部分を清潔に保つことができる。 (ハ)建築物の外壁外表面、内表面、床面等へ適用可能
な矩形の表装材において、その構成が適用したときの表
面から見たとき、化粧材部1、介装シ−ト2、基板7で
あり、化粧材部1は、合成樹脂からなり、介在シ−ト2
は化粧材部1と比べたとき、隣接する2辺のみ目地兼用
の重ね部分のための余分の広さを持つとともに、不織
布、ガラスクロス、合成紙等からなることを特徴とする
表装材。
【0052】この表装材によれば、表装材を複数並べて
使用する状態において、前記実施形態と同様な効果を有
し、化粧材部1により有効な装飾効果を得ることができ
る。 (ニ)建築物の内外壁等の壁面に請求項1〜3のいずれ
かに記載の表装材を、重ね代部分に目地幅を開けなが
ら、または目地幅をとらずに配列させる方法。
【0053】この方法によれば、表装材による装飾を容
易に施工することができる。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1または請求
項2に記載の発明によれば、表装材の製造が容易であ
る。また、下地が連続した平面でなくても、表装材を整
然と貼り着けることができる。
【0055】請求項3に記載の発明によれば、介装シ−
トは、化粧材部または介装シ−トにより、表装材の固定
に使用される皿ビス等の頭部の出っ張りを吸収できる。
したがって、表装材を浮かせることなく、全体が同一平
面を形成するように配置できる。
【0056】請求項4に記載の発明によれば、表装材を
複数並べて使用する状態において、施工の際に、現場で
互いの重ね代部に粘着剤を塗布する必要がない。このた
め、表装材を壁面等に容易に貼り着けることができ、か
つ、美しい仕上がりにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の表装材の要部断面斜視図。
【図2】 本実施形態の表装材の概略分解正面図。
【図3】 図1のA−A線における要部拡大断面図。
【図4】 本実施形態の表装材の正面図。
【図5】 同じく正面図。
【図6】 同じく正面図。
【図7】 同じく正面図。
【図8】 同じく正面図。
【図9】 同じく正面図。
【図10】同じく正面図。
【図11】同じく正面図。
【図12】同じく正面図。
【図13】図1の表装材を複数並べた状態の正面図。
【図14】図1の表装材を複数並べた状態の正面図。
【図15】本実施形態の表装材の正面図。
【図16】同じく正面図。
【図17】同じく正面図。
【図18】図15〜図17の表装材を複数並べた状態の
正面図。
【図19】従来技術の表装材の斜視図。
【符号の説明】
1…化粧材部、2…介装シ−ト、3…重ね代部、4…粘
着剤、5…剥離テ−プ、6…非粘着部、7…基板、8…
重ね代部、9…粘着剤、10…剥離テ−プ、100…板
材、101…裏面段部、102…表面段部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、その基板の表面に貼着された介
    装シ−トと、その介装シ−トの表面に定着された化粧材
    部とからなる表装材。
  2. 【請求項2】 前記介装シ−トの隣接する2辺の表面に
    は、化粧材部の隣接する2辺から張り出す表側重ね代部
    を形成するとともに、介装シ−トの他の2辺の裏面に
    は、基板の隣接する2辺から張り出す裏側重ね代部を形
    成した請求項1に記載の表装材。
  3. 【請求項3】 介装シ−トが化粧材部よりも十分に薄
    く、介装シ−トまたは化粧材部の少なくとも一方が、柔
    軟性材で構成された請求項1または請求項2に記載の表
    装材。
  4. 【請求項4】 表裏の重ね代部の少なくとも一方に粘着
    剤を塗布し、その粘着剤を剥離テ−プで被覆した請求項
    1から請求項3のいずれかに記載の表装材。
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JP2007217951A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 壁材、壁構造及び壁面施工方法

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