JPH1088651A - 水路体とカバーと水路構造 - Google Patents

水路体とカバーと水路構造

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JPH1088651A
JPH1088651A JP8265486A JP26548696A JPH1088651A JP H1088651 A JPH1088651 A JP H1088651A JP 8265486 A JP8265486 A JP 8265486A JP 26548696 A JP26548696 A JP 26548696A JP H1088651 A JPH1088651 A JP H1088651A
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JP
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waterway
cover
shaped
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groove
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JP8265486A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Kin
▲よし▼次 金
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KIN KITSUJI
Original Assignee
KIN KITSUJI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 U字側溝相互の接合部がずれたり、破損して
も、水路の流路状況には影響を及ぼすことのない水路要
素である水路体とカバーと、両者から成る水路構造を提
供する。 【解決手段】 水路構造c1 は、水路体a1 とカバーb
1 とから成り、水路体a1 の相互の接合部を挟んでカバ
ーb1 の各接合ブロック5を各水路体a1 の接着部材3
に接着剤で接着して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は下水路や用水路を対
象とした水路体とカバーと水路構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のU字側溝は、接合端面に凹凸の嵌
合構造を有し、ゴムパッキンを嵌着して接合するに止ま
り、地震などで埋設地盤が変動し、U字側溝相互の接合
部がずれたり、破損すると、そこから漏水したり、周囲
の土砂が流入するなどで、その後の修復に多大の経費を
要するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はU字側溝の接
合部がずれたり、破損しても、水路内の状況に影響を及
ぼすことのない水路要素である水路体とカバーと、両者
から成る水路構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の水路体は、U
字側溝の両端部近傍の内周面に接着部材を埋設接合して
成る。
【0005】第2発明の水路体は、U字側溝の両端部近
傍の内周面に所要形状の嵌入溝を周設して成る。
【0006】第3発明の水路体は、U字側溝の底部材の
下方に貯水空間を設けて成る水路体において、該U字側
溝と貯水空間の双方の両端部近傍の内周面に接着部材を
埋設接合して成る。
【0007】第4発明の水路体は、U字側溝の底部材の
下方に貯水空間を設けて成る水路体において、該U字側
溝と貯水空間の双方の両端部近傍の内周面に所要形状の
嵌入溝を周設して成る。
【0008】第5発明のカバーは、U字側溝の内周面に
沿う長さを幅寸法とする所要長さの帯状の防水シートの
前後に、所要形状の接合ブロックを配設して成る。
【0009】第6発明のカバーは、貯水空間のU字状内
周面に沿う長さを幅寸法とし、両水路体間に作業空間を
配して両端を接合できる寸法を長さとして成るの帯状の
防水シートの前後に、所要形状の接合ブロックを配設し
て成る。
【0010】第7発明の水路構造は、第1発明の水路体
と第5発明のカバーとから成り、水路体の相互の接合部
を挟んでカバーの各接合ブロックを各水路体の接着部材
に接着剤で接着して成る。
【0011】第8発明の水路構造は、第2発明の水路体
と、第5発明のカバーとから成り、水路体の相互の接合
部を挟んでカバーの各接合ブロックを各水路体の嵌入溝
に嵌入し、接着剤で接着して成る。
【0012】第9発明の水路構造は、第3発明の水路体
と、第5発明、第6発明の各カバーとから成り、水路体
の相互の接合部を挟んで各カバーの接合ブロックを、そ
れぞれU字側溝と貯水空間の接着部材に接着剤で接着し
て成る。
【0013】第10発明の水路構造は、第4発明の水路
体と、第5発明、第6発明の各カバーとから成り、水路
体の相互の接合部を挟んで各カバーの接合ブロックを、
それぞれU字側溝と貯水空間の嵌入溝に嵌入し、接着剤
で接着して成る。
【0014】
【発明の実施の形態】接着部材は接着性良好な材質が選
択され、U字側溝又は貯水空間との係わりにおいては、
成形時に一体に埋設するものから、嵌入溝を形成したも
のに埋設し、接着剤で接合するものが挙げられ、その接
着面はU字側溝又は貯水空間の内周面と面一のものや、
僅かに該内周面より凹凸に配設されるものが選択され、
また、嵌入溝の形状はアリ溝若しくは角溝又は丸溝が選
択され、各形状に対応してカバーの接合ブロックの形状
が選択される。このほか、U字側溝用のカバーの防水シ
ートは接着部材間又は嵌入溝間の長さより所要のたるみ
分長尺にした寸法のものから、十分なたるみをとらずに
弾性的に伸縮するものなどが選択され、貯水空間用のカ
バーの防水シートでは、防水シート取着時に配列する前
後の水路体間には、該防水シートを取着するための作業
空間が必要であるから、その長さは該作業空間を見込ん
だたるみが要求されるものである。
【0015】
【実施例】本発明を一実施例により説明すると、図1に
示すように、水路体a1 は、U字側溝1の両端部近傍の
内周面に所要幅、所要深さの嵌入溝2を周設し、嵌入溝
2に棒状の接着部材3を内周面と面一に嵌入埋設し、接
着剤で接合して成る。一方、カバーb1 は図2に示すよ
うに、U字側溝1の内周面に沿う長さを幅寸法とする所
要長さの帯状の防水シート4の両端に、下面が水平で接
着部材3の幅と同幅の接合ブロック5を配設して成る。
【0016】このようにして成る水路体a1 とカバーb
1 は、図3に示すように、水路体a1 を順次に接合して
水路を構築するが、このとき、一方の水路体a1 の前部
の接着部材3と他方の水路体a1 の後部の接着部材3に
カバーb1 の両端の接合ブロック5をその下面において
接着剤で接合し、水路構造c1 を形成する。
【0017】このようにして成る水路構造c1 は各接合
部に配設され、地震などで水路の埋設地盤が変動し、水
路体a1 、a1 間の接合部が破損したときでも、カバー
1の防水シート4によってそのたるみは変動に追従
し、内部の水は外部に漏れず、したがって、外部からの
土砂も水路内に流入することがなく、その後の修復が破
損個所の水路体a1 の交換のみで済むから、経済的に復
旧できるものである。
【0018】次に、図4に示す水路体a2 について説明
すると、このものはU字側溝1の両端部近傍の内周面に
所要幅、所要深さのアリ溝形状の嵌入溝6を周設して成
る。一方、カバーb2 は図5に示すように、U字側溝1
の内周面に沿う長さを幅寸法とする所要長さの帯状の防
水シート4の両端に、前記嵌入溝6に嵌着する断面形状
の接合ブロック5を配設して成る。
【0019】このようにして成る水路体a2 とカバーb
2 は、図6に示すように、水路体a2 を順次に接合して
水路を構築するが、このとき、一方の水路体a2 の前部
の嵌入溝6と他方の水路体a2 の後部の嵌入溝6にカバ
ーb2 の両端の接合ブロック5を嵌入し、接着剤で接合
して水路構造c2 を形成する。
【0020】このようにして成る水路構造c2 も、前記
水路構造c2 と同様に、各接合部に配設され、接合部に
ずれや破損があっても、カバーb2 の防水シート4は水
密的に地盤の変動に対応し、外部への漏水や、外部から
の土砂の流入が防止され、水路の修復が簡易になされる
ものである。
【0021】次に、図7に示す水路体a3 について説明
すると、このものはU字側溝1の底部材の下方に貯水空
間7を設け、該U字側溝1と貯水空間7の両端部近傍の
壁面から底部に渡る内周面に所要幅、所要深さの嵌入溝
2を周設し、該嵌入溝2に棒状の接着部材3を該内周面
と面一に嵌入埋設し、接着剤で接合して成る。一方、カ
バーは、U字側溝1に取着されるものは、前記のカバー
1 と同様であり、貯水空間7ら取着されるものはカバ
ーb1 において、その幅寸法が貯水空間7の壁面から底
部に渡る内周面に沿う長さであり、長さは図7の仮想線
で示す作業空間8を見込んだたるみを有する長さから成
るものである。したがって、そのときの各水路構造は前
記の水路構造c1 と同様な構造となる。
【0022】また、図8に示す水路体a4 について説明
すると、このものも前記と同様にU字側溝1の底部材の
下方に貯水空間7を設けた水路体にして、該U字側溝1
と貯水空間7の両端部近傍の壁面から底部に渡る内周面
にそれぞれ所要幅、所要深さアリ溝形状の嵌入溝6を周
設して成る。一方、カバーも前記と同様のパターンで、
U字側溝1に取着されるものは、前記のカバーb2 と同
様であり、貯水空間7に取着されるものは、カバーb2
において、その幅寸法が貯水空間7の壁面から底部に渡
る内周面に沿う長さであり、長さは作業空間8を見込ん
だたるみを有する長さから成るものである。したがっ
て、そのときの各水路構造は前記の水路構造c2 と同様
な構造となる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地震時の
地盤変動により水路体の接合部にずれや破損が生じて
も、カバーにより水路内の水は漏水することがない上、
外部からの土砂の流入もなく、修復が簡易となって経済
的に復旧できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる水路体a1 の斜視図。
【図2】カバーb1 の斜視図。
【図3】水路構造c1 の平面図。
【図4】水路体a2 の斜視図。
【図5】カバーb2 の斜視図。
【図6】水路構造c2 の平面図。
【図7】水路体a3 の斜視図。
【図8】水路体a4 の斜視図。
【符号の説明】
1 U字側溝 2 嵌入溝 3 接着部材 4 防水シート 5 接合ブロック 6 嵌入溝 7 貯水空間 8 作業空間 a1 水路体 a2 水路体 a3 水路体 a4 水路体 b1 カバー b2 カバー c1 水路構造 c2 水路構造

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字溝の両端部近傍の内周面に接着部材
    を埋設接合して成る水路体。
  2. 【請求項2】 U字溝の両端部近傍の内周面に所要形状
    の嵌入溝を周設して成る水路体。
  3. 【請求項3】 U字側溝の底部材の下方に貯水空間を設
    けて成る水路体において、該U字側溝と貯水空間の双方
    の両端部近傍の内周面に接着部材を埋設接合して成る水
    路体。
  4. 【請求項4】 U字側溝の底部材の下方に貯水空間を設
    けて成る水路体において、該U字側溝と貯水空間の双方
    の両端部近傍の内周面に所要形状の嵌入溝を周設して成
    る水路体。
  5. 【請求項5】 U字側溝の内周面に沿う長さを幅寸法と
    する所要長さの帯状の防水シートの前後に、所要形状の
    接合ブロックを配設して成るカバー。
  6. 【請求項6】 貯水空間のU字状内周面に沿う長さを幅
    寸法とし、両水路体間に作業空間を配して両端を接合で
    きる寸法を長さとして成るの帯状の防水シートの前後
    に、所要形状の接合ブロックを配設して成るカバー。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の水路体と請求項5記載の
    カバーとから成り、水路体の相互の接合部を挟んでカバ
    ーの各接合ブロックを各水路体の接着部材に接着剤で接
    着して成る水路構造。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の水路体と、請求項5記載
    のカバーとから成り、水路体の相互の接合部を挟んでカ
    バーの各接合ブロックを各水路体の嵌入溝に嵌入し、接
    着剤で接着して成る水路構造。
  9. 【請求項9】 請求項3記載の水路体と、請求項5、6
    記載の各カバーとから成り、水路体の相互の接合部を挟
    んで各カバーの接合ブロックを、それぞれU字側溝と貯
    水空間の接着部材に接着剤で接着して成る水路構造。
  10. 【請求項10】 請求項4記載の水路体と、請求項5、
    6記載の各カバーとから成り、水路体の相互の接合部を
    挟んで各カバーの接合ブロックを、それぞれU字側溝と
    貯水空間の嵌入溝に嵌入し、接着剤で接着して成る水路
    構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100293688B1 (ko) * 1998-08-01 2001-09-17 박병무 암거설비
JP2014101702A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Okasan Livic Co Ltd 海生生物除去構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100293688B1 (ko) * 1998-08-01 2001-09-17 박병무 암거설비
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