JP2001136645A - ケーブル保護管用止水栓及びその止水方法 - Google Patents

ケーブル保護管用止水栓及びその止水方法

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JP2001136645A
JP2001136645A JP31095299A JP31095299A JP2001136645A JP 2001136645 A JP2001136645 A JP 2001136645A JP 31095299 A JP31095299 A JP 31095299A JP 31095299 A JP31095299 A JP 31095299A JP 2001136645 A JP2001136645 A JP 2001136645A
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秀夫 五十嵐
Masao Suehiro
政雄 末広
Takayoshi Shimura
隆好 志村
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Sanyo Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンホールなどにおいて、通信ケーブルなど
を挿通したケーブル保護管の端部から、溜水が保護管内
に流入するのを防ぐためのケーブル保護管用止水栓を提
供する。 【解決手段】 全体が円錐台形状を呈し、軸芯に沿って
所定大きさの挿通孔15を形成すると共に、大径部側の
端部寄りに周方向に沿って凹部14を形成して大径部側
の端部にフランジ部12を有する栓本体11を形成し、
該栓本体11は軸芯に沿って二分割して半体部11a、
11aに形成し、該各半体部11a、11aの前記凹部
14と少なくとも該凹部14を結ぶ分割面とに水膨潤性
の樹脂18またはゴム材25が設けられているケーブル
保護管用止水栓10である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホールなどに
おいて、通信ケーブルなどを挿通したケーブル保護管の
端部から、溜水が保護管内に流入するのを防ぐためのケ
ーブル保護管用止水栓、及びその止水方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、通信ケーブルや電力ケーブルなど
のケーブル保護管の端部には、雨水などの溜水が保護管
内に流入しないように止水栓を取り付けている。何故な
らば、保護管内に溜水が侵入したり、それによって土砂
が堆積すると、ケーブル保護管内に錆が発生してケーブ
ルが劣化するなどして、断線事故や漏電事故などの原因
となるからである。
【0003】そのような事故を防止するための止水栓及
びその止水方法としては、例えば、特許第279323
4号公報に開示された構成の止水栓、及び止水方法が従
来例として知られている。
【0004】この従来例の止水栓は、水膨張性ゴム組成
体と低吸水性ゴム組成体とから構成された筒状体の内周
面及び外周面に、それぞれ水膨張性繊維組成物からなる
マットが配設されると共に、筒状体の半径方向に半割状
の裁断部が形成された構成である。
【0005】また、その止水方法としては、前記止水栓
の裁断部を強制的に押し広げて、ケーブルに取り付けて
から、ケーブル保護管の端部に挿入することにより、内
外に設けた水膨張性繊維組成物からなるマットをそれぞ
れケーブル保護管の内周面及びケーブルの外周面に密着
させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来例の止水栓に
おいては、筒状体が全体的に水膨張性ゴム組成体と低吸
水性ゴム組成体とから形成されているので、性質の異な
る2部材が必要であり、更に、筒状体の内周面と外周面
とに水膨張性繊維組成物からなるマットが配設された構
成であり、多くの材料を組み合わせて形成することで構
成が複雑になり、製造コストが高いという欠点がある。
【0007】また、製造時においては、筒状体を形成す
るのに、別々に形成した水膨張性ゴム組成体と低吸水性
ゴム組成体とを接着等の手段によって寸法精度良く接合
させなければならず、接合作業に手間がかかって製造コ
ストが高くなるという欠点がある。
【0008】そして、止水栓の取付作業時においては、
裁断部を両手で強制的に押し広げてからケーブルに取り
付けるので、内側及び外側に配設した水膨張性繊維組成
物のマットの位置決めも厄介であり、取り付けの作業性
が悪いという欠点がある。
【0009】更に、筒状体が水膨張性ゴム組成体及び低
吸水性ゴム組成体から形成されることによって、これら
ゴム組成体は比較的重量があることから、その取り扱
い、保管及び運搬等においても作業性が悪いという問題
点も有している。
【0010】従って、従来例における止水栓において
は、材料費を安価に抑えて製造コストを低くすること
と、製造時における作業手間を少なくすること、取付作
業を容易にすること、及び取り扱いにおける作業性を良
好にすることなどに解決しなければならない課題を有し
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、全体が円錐台形状を呈
し、軸芯に沿って所定大きさの挿通孔を形成すると共
に、大径部側の端部寄りに周方向に沿って凹部を形成し
て大径部側の端部にフランジ部を有する栓本体を形成
し、該栓本体は軸芯に沿って二分割して半体部に形成
し、該各半体部の前記凹部と少なくとも該凹部を結ぶ分
割面とに水膨潤性の樹脂またはゴム材が設けられている
ことを特徴とするケーブル保護管用止水栓を提供するも
のである。
【0012】また、前記栓本体は、発泡スチロール材で
形成されている構成を含むものであり、そして、前記栓
本体の半体部は、その分割面に位置合わせ用の凹凸部が
形成されている構成を含むものであり、或いは、前記栓
本体は、一組の半体部を合体させた状態で非透水性のフ
ィルムでパックしてある構成を含むものである。
【0013】更に、本発明は、全体が円錐台形状を呈
し、軸芯に沿って所定大きさの挿通孔を形成すると共
に、大径部側の端部寄りに周方向に沿って凹部を形成し
て大径部側の端部にフランジ部を有する栓本体を形成
し、該栓本体は軸芯に沿って二分割して半体部に形成
し、該各半体部の前記凹部と少なくとも該凹部を結ぶ分
割面とに水膨潤性の樹脂またはゴム材が設けられた止水
栓が使用され、ケーブルが既に挿通されたケーブル保護
管の端部において、栓本体を二分割した半体部でケーブ
ルを両側から挟み付けて合体させ、挿通孔内にケーブル
を保持させた状態で栓本体の小径部側からケーブル保護
管の端部に圧入し、ケーブル保護管の内周突状部に前記
凹部が位置し且つケーブル保護管の端部にフランジ部を
当接させるようにしたことを特徴とするケーブル保護管
の止水方法を提供するものである。
【0014】本発明に係るケーブル保護管用止水栓及び
その止水方法においては、止水栓の止水位置にのみ、水
膨潤性の樹脂材又はゴム材を配設するので、従来例のよ
うに材料費が割高にならず製造コストを低く抑えること
ができる。また、半体部を発泡スチロール材で一体に形
成すれば、従来例で述べたゴム組成体同士の接着工程を
省略できるので、製造コストを低く抑えられる。そし
て、止水栓を軽量に形成できるので、持ち運びや取り扱
いの作業が簡単に行える。更に、止水栓は、二分割され
た半体部を合体させてケーブル保護管の端部に嵌め込む
だけであるので、取付作業が簡単に且つ確実に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。まず、図1及び図2に
示す第1実施例において、符号10はケーブル保護管用
止水栓を示し、この止水栓10は、全体形状が略円錐台
形状又はコーン形状を呈し、その大径部側の端部寄りに
周方向に沿って所要深さの凹部14を形成することによ
り、大径部側の端部に円盤状のフランジ部12を形成す
ると共に、凹部14から小径部の端部に至る部分はその
ままテーパー状部13として残し、更に、軸芯に沿って
所要大きさの挿通孔15を貫通した状態に設けることに
より、栓本体11が形成される。尚、この挿通孔15に
は後述するケーブルを挿通させるのである。
【0016】栓本体11は、図2に示すように、軸芯に
沿う分割線15bにより二分割可能に形成され、二分割
された2つの半体部11a、11aは略同形状に形成さ
れている。尚、栓本体11を二分割したことによって、
前記挿通孔15も分割されるので、各々が溝部15aと
して表れる。
【0017】栓本体11は、例えば発泡スチロール等の
発泡性樹脂材を用いて一体成形されるものであり、この
場合には、栓本体11は半体部11aとして成形される
が、この半体部11aは、略同一の形状を有するので、
一種類の型で形成できるのである。更に、発泡樹脂材と
しては、具体的にはエレンポール(登録商標:三菱化学
BASF社製)が用いられ、この場合には栓本体11は
耐久性、耐衝撃性、耐油性、耐薬品製に優れたものとな
る。
【0018】半体部11aの分割面には、それぞれ嵌合
可能な位置合わせ用の凸部16及び凹部17が形成され
る。これらの凸部16及び凹部17は、溝部15aを挟
んで対称位置に設けられており、半体部11aでケーブ
ル20を両側から挟み付けて合体させたときに、凸部1
6と凹部17とが嵌合して位置合わせが簡単に且つ確実
にできると共に、半体部11aに位置ズレを生じないで
栓本体11が確立される。
【0019】半体部11aの凹部14と該凹部14を結
ぶ分割面及び分割された溝部15aを横切って、水膨潤
性の樹脂材18が配設される。この場合に、樹脂材18
は所定の厚みをもって層状に且つ半体部11aと一緒に
形成される。
【0020】半体部11aに対する水膨潤性の樹脂材1
8を配設又は形成する手段としては、例えば刷毛などを
用いて樹脂材18を塗布するか、又は、図3に示したよ
うに、専用の型枠21内に半体部11aをセットしてか
ら、外部から適宜の注入器22を使用して樹脂材18を
注入するようにしてもよい。注入された樹脂材18は、
専用の型枠21内において、型枠21とセットされた半
体部11aとの間に形成された所定幅の空隙部、即ち、
樹脂材18の形成エリアである凹部14と該凹部14を
結ぶ分割面及び溝部15aを横切って注入され、他の部
位への溢出がないので全体として帯状に形成される。
【0021】このように形成された半体部11aは、図
4に示すように、その一組を合体させて一個の止水栓1
0とし、非透水性のフィルム23でパックしておくこと
が望ましい。このようにパックすることで、止水栓10
の保管時や持ち運びの際に、水膨潤性の樹脂材18が湿
気や雨天時の水分を吸収して使用前に膨潤してしまうこ
とがない。
【0022】次に、図5から図6に本発明の第2実施例
に係るケーブル保護管用止水栓24を示す。この第2実
施例においては、水膨潤性の材料としてゴム材が使用さ
れる他は前記第1実施例と同一であるので、同一部分に
は同一符号を付してその詳細は省略する。
【0023】即ち、半体部11aの凹部14と該凹部1
4を結ぶ分割面及び分割された溝部15aを横切って、
水膨潤性のゴム材25が配設されている。このゴム材2
5は、ベルト状でエンドレスのリングに形成されてお
り、半体部11aの凹部14の位置に嵌め込むことによ
り、該凹部14を結ぶ分割面と分割された溝部15aを
横切って巻き付けられた状態で配設されるのである。
尚、ゴム材25は、例えば具体的にはサンタックシーラ
ントやサンプレーン(登録商標:三洋化成工業社製)が
用いられ、必要があれば、半体部11aとの間で適宜の
接着手段により接着して安定させても良い。
【0024】次に、止水栓10の使用方法及びケーブル
保護管の止水方法について説明する。まず、前記に説明
した第1実施例の止水栓10について説明すると、既に
ケーブル保護管19内に挿通して配線されているケーブ
ル20に対し、栓本体11を構成する2つの半体部11
a、11aを分離した状態で、上下方向または左右方向
からケーブル20を挟み、該ケーブル20が溝部15a
内に納まるようにして両半体部11a、11aを合体さ
せる。
【0025】このように両半体部11a、11aを合体
させると、分割面に設けた凸部16と凹部17とが嵌合
して位置合わせを行って両半体部11a、11aが精度
良く合体して栓本体11を構成し、該栓本体11におい
て、挿通孔15内に適正な状態でケーブル20を保持す
るようになる。この保持状態では、ケーブル20と挿通
孔15とが完全密着状態ではなく、ケーブル20に沿っ
て栓本体11がスライドできるのである。
【0026】そして、栓本体11の挿通孔15内にケー
ブル20を保持させた状態で、栓本体11の小径部側か
らケーブル保護管19の端部19aに圧入する。この
時、栓本体11の凹部14に隣接するテーパー状部13
の一部が端部19aと接触するが、栓本体11を発泡材
料で形成しているので、圧入によって一時的に縮径して
挿着できるのである。このように挿着することで、ケー
ブル保護管19の内周突状部19bに凹部14を位置さ
せ、且つケーブル保護管19の端部19aにフランジ部
12を当接させるようにする。
【0027】挿着された栓本体11は、マンホール等の
地下に位置しているので、図7に示したように、周囲の
湿気を水膨潤性の樹脂材18が徐々に吸収して膨張し、
ケーブル20の外周面及びケーブル保護管19の内周突
状部19bに、水膨潤性の樹脂材18が完全密着状態に
なり、止水栓10としてケーブル保護管19の止水が確
実に行える。尚、第2実施例の止水栓24においても、
前記同様にして取り付けるのであり、いずれも取付作業
が簡単に行えるのである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るケーブ
ル保護管用止水栓は、全体が円錐台形状を呈し、軸芯に
沿って所定大きさの挿通孔を形成すると共に、大径部側
の端部寄りに周方向に沿って凹部を形成して大径部側の
端部にフランジ部を有する栓本体を形成し、該栓本体は
軸芯に沿って二分割して半体部に形成し、該各半体部の
前記凹部と少なくとも該凹部を結ぶ分割面とに水膨潤性
の樹脂またはゴム材が設けられていることによって、止
水栓の止水位置にのみ、水膨潤性の樹脂材又はゴム材を
配設するので、従来例のように材料無駄が発生せず材料
費が割高にならない。従って、製造コストを低く抑える
ことができるので、止水栓を安価に製造できるという優
れた効果を奏する。
【0029】また、栓本体は、発泡スチロール材で形成
されていることによって、従来例で述べたゴム組成体同
士の接着工程を省略できるので、製造コストを低く抑え
られる。そして、止水栓を全体的に軽量に形成できるの
で、持ち運びや取付作業が簡単に行えるという優れた種
々の効果を奏する。
【0030】更に、栓本体の半体部は、その分割面に位
置合わせ用の凹凸部が形成されていることによって、止
水栓をケーブルに取り付けるときに、両方の半体部の凸
部と凹部とを嵌合させれば位置合わせが確実に且つ簡単
にできるばかりでなく、ケーブルに沿ってスライドさせ
て圧入する時に半体部が分離しないように係合するとい
う優れた効果を奏する。
【0031】或いは、栓本体は、一組の半体部を合体さ
せた状態で非透水性のフィルムでパックしてあることに
よって、止水栓の収納時や持ち運びの際に、水膨潤性の
樹脂材又はゴム材が湿気や雨天時の水分を吸収して使用
前に膨潤してしまうことがない。そして、止水栓を使用
する際には、フィルムを破って使えばよく、便利である
という優れた効果を奏する。
【0032】また、ケーブル保護管の止水方法は、全体
が円錐台形状を呈し、軸芯に沿って所定大きさの挿通孔
を形成すると共に、大径部側の端部寄りに周方向に沿っ
て凹部を形成して大径部側の端部にフランジ部を有する
栓本体を形成し、該栓本体は軸芯に沿って二分割して半
体部に形成し、該各半体部の前記凹部と少なくとも該凹
部を結ぶ分割面とに水膨潤性の樹脂またはゴム材が設け
られた止水栓が使用され、ケーブルが既に挿通されたケ
ーブル保護管の端部において、栓本体を二分割した半体
部でケーブルを両側から挟み付けて合体させ、挿通孔内
にケーブルを保持させた状態で栓本体の小径部側からケ
ーブル保護管の端部に圧入し、ケーブル保護管の内周突
状部に前記凹部が位置し且つケーブル保護管の端部にフ
ランジ部を当接させるようにしたことによって、ケーブ
ル保護管の止水が簡単に且つ確実に行える。更に、止水
栓は、2つの半体部に分割できるので、従来例のように
裁断部を強制的に押し広げて無理遣りケーブルに取り付
ける作業を行わなくて済む。従って、取付作業が簡単に
行えるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る止水栓の斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例に係る止水栓を2つの半体
部に分割した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る止水栓の半体部に水
膨潤性の樹脂材を注入する状態を示す型枠の断面図であ
る。
【図4】止水栓を非透水性のフィルムでパックした状態
を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る止水栓の斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例に係る止水栓を2つの半体
部に分割した状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る止水栓をケーブル保
護管の端部に取り付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ケーブル保護管用止水栓 11 栓本体 11a半体部 12 フランジ部 13 テーパー状部 14 凹部 15 挿通孔 15a溝部 15b分割線 16 凸部 17 凹部 18 水膨潤性の樹脂材 19 ケーブル保護管 19a端部 19b内周突状部 20 ケーブル 21 型枠 22 注入器 22a針先 23 非透水性のフィルム 24 ケーブル保護管用止水栓 25 水膨潤性のゴム材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末広 政雄 東京都港区高輪三丁目23番14号 日本コム シス株式会社内 (72)発明者 志村 隆好 東京都港区高輪三丁目23番14号 日本コム シス株式会社内 Fターム(参考) 3H025 DA01 DB12 DC02 DD01 5G363 AA01 BA07 CA07 CA17 CB12 5G369 AA05 BA04 BA06 DC15 DD02 EA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が円錐台形状を呈し、軸芯に沿って
    所定大きさの挿通孔を形成すると共に、大径部側の端部
    寄りに周方向に沿って凹部を形成して大径部側の端部に
    フランジ部を有する栓本体を形成し、該栓本体は軸芯に
    沿って二分割して半体部に形成し、該各半体部の前記凹
    部と少なくとも該凹部を結ぶ分割面とに水膨潤性の樹脂
    またはゴム材が設けられていることを特徴とするケーブ
    ル保護管用止水栓。
  2. 【請求項2】 栓本体は、発泡スチロール材で形成され
    ている請求項1に記載のケーブル保護管用止水栓。
  3. 【請求項3】 栓本体の半体部は、その分割面に位置合
    わせ用の凹凸部が形成されている請求項1または2に記
    載のケーブル保護管用止水栓。
  4. 【請求項4】 栓本体は、一組の半体部を合体させた状
    態で非透水性のフィルムでパックしてある請求項1、2
    または3に記載のケーブル保護管用止水栓。
  5. 【請求項5】 全体が円錐台形状を呈し、軸芯に沿って
    所定大きさの挿通孔を形成すると共に、大径部側の端部
    寄りに周方向に沿って凹部を形成して大径部側の端部に
    フランジ部を有する栓本体を形成し、該栓本体は軸芯に
    沿って二分割して半体部に形成し、該各半体部の前記凹
    部と少なくとも該凹部を結ぶ分割面とに水膨潤性の樹脂
    またはゴム材が設けられた止水栓が使用され、ケーブル
    が既に挿通されたケーブル保護管の端部において、栓本
    体を二分割した半体部でケーブルを両側から挟み付けて
    合体させ、挿通孔内にケーブルを保持させた状態で栓本
    体の小径部側からケーブル保護管の端部に圧入し、ケー
    ブル保護管の内周突状部に前記凹部が位置し且つケーブ
    ル保護管の端部にフランジ部を当接させるようにしたこ
    とを特徴とするケーブル保護管の止水方法。
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