JP2006271140A - 補修用ケーブル保護管 - Google Patents

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新三郎 大霜
Hideki Saito
英樹 齋藤
Hiroshi Irie
浩志 入江
Kenji Okumura
賢志 奥村
Kenichiro Shibata
健一郎 柴田
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Abstract

【構成】 補修用ケーブル保護管10は第1割管部12および第2割管部14を備え、第1割管部12の内面にガイド部16が取り付けられる。ガイド部16の外面と第2割管部14の内面を接着して、第1割管部12と第2割管部14とを接合すると、一体化した管状の補修用ケーブル保護管10が形成される。この第2割管部14の円弧状の断面形状の中心角は180度以上であるため、第1割管部12と第2割管部14との接合部分17は補修用ケーブル保護管10の上側にこない。
【効果】 補修用ケーブル保護管10の外形寸法が大きくならないため、設置スペースの制約が少なく、また既存の継手などを利用できる。また、ガイド部16は接合部分17を覆い、しかも第1割管部12を補強するため、剛性が向上する。さらに、ガイド部16が接合部分17を覆い、しかも接合部分17が補修用ケーブル保護管10の下部にくるため、止水性を有し、部品点数が少なくてすむ。
【選択図】 図1

Description

この発明は、補修用ケーブル保護管に関し、特にたとえば、地下に埋設される、あるいは橋梁添架などに設置される既設のケーブル保護管の破損部分をケーブルが入った状態で新たなケーブル保護管に取り替える、補修用ケーブル保護管に関する。
従来の補修用ケーブル保護管の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1の保護管は、上側分割部分および下側分割部分の各両縁部を接合部材の嵌合溝に嵌合して形成される。この嵌合溝の内側端部分には水膨潤性材料が挿入されており、これにより保護管は接合力およびシール機能を得ている。
実開平7−245858公報[H02G 9/04]
特許文献1の従来技術では、接合部材が保護管の外面から突き出て、接合した保護管は保護管自体の外径より大きくなるため、接合部材で接合した保護管に既存の継手などを使用することができない。
また、水膨張性材料により保護管を接合しているが、これだけでは接合力が弱く、接合された保護管の軸方向のたわみや圧縮強度など剛性が小さい。
さらに、保護管の接合力向上および保護管内への雨水の侵入防止のために、接合部材に水膨潤材料を取り付ける必要があり、材料コストが嵩んでしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、既設のケーブル保護管より外径寸法を大きくせずに、剛性を確保する、安価な補修用ケーブル保護管を提供することである。
請求項1の発明は、一体化したとき1つの管となる第1および第2割管部、および第1割管部の内面に一体的に設けられ、それの外面に第2割管部の内面を接着するための接着面を有するガイド部を備える、補修用ケーブル保護管である。
請求項1の発明では、補修用ケーブル保護管は2つの割管部、つまり第1割管部および第2割管部を備える。これらの割管部は管軸に平行に切断することによって管を円周方向に分割した形状であり、これらを重ねあわせると、一体化した1つの管となる。第1割管部の内面にガイド部が一体的に設けられ、このガイド部の外面は第2割管部の内面に沿う。
この補修用ケーブル保護管を用いてケーブル保護管を補修する場合、ケーブルから既設のケーブル保護管を外し、そのケーブルを第1割管部のガイド部内に収める。それから、接着剤などによりガイド部の外面を第2割管部の内面に接着して、2つの割管部を接合する。
このように、第1割管部内に取り付けたガイド部を介して、2つの割管部を組み立てると、補修用ケーブル保護管の外径は2つの割管部を一体化した管の外径と同じになる。このため、既設のケーブル保護管と同じ寸法の管を切断して、割管部を形成すれば、補修用ケーブル保護管の寸法を既設のケーブル保護管の寸法を同じにすることができる。
また、第1割管部にガイド部を設ければ、第2割管部を接合するための接着面積が広くなり、第1割管部と第2割管部との接合強度が高く、接合部分の止水性が向上する。このため、これらの割管部の接合力向上および補修用ケーブル保護管内への雨水の侵入防止のために、割管部の接合に水膨潤材料など止水材を別途設ける必要がなく、材料コストを抑えられる。
さらに、このガイド部は割管部の接合部分を覆うため、接着面としてだけでなく、接合部分の補強材としての作用もし、しかもガイド部を第1割管部に取り付けて、2重にすることにより、補修用ケーブル保護管の剛性が高まる。
請求項2の発明は、第1および第2割管部はともに断面円弧状に形成され、第2割管部の中心角が180度以上である、請求項1記載の補修用ケーブル保護管である。
請求項2の発明では、断面形状が円弧状の第2割管部の中心角を180度以上にし、第2割管部を上側にした状態で第1割管部に接合すると、これらの接合部分は補修用ケーブル保護管の中心を通る水平線と同じまたはそれより下側に位置する。このため、雨水などは接合部分に浸入しにくく、止水性が向上する。また、仮にガイド部の外面と第2割管部の内面との間などに接着不良箇所があって、そこから雨水が浸入しても、ガイド部が壁となるため、雨水のケーブル保護管内への侵入は防止される。
この発明によれば、ガイド部を介して第1割管部と第2割管部とを接合することにより、補修用ケーブル保護管の外径寸法は既設のケーブル保護管より大きくならない。また、ガイド部で第1割管部および割管部の接合部分を覆うことにより、補修用ケーブル保護管の剛性を確保し、しかも止水性が向上して製品の低コスト化が図られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1(A)に示すこの発明の一実施例である補修用ケーブル保護管10は第1割管部12および第2割管部14を備え、第1割管部12にはガイド部16が取り付けられる。
図1(A)、図1(B)および図2に示すように、第1割管部12および第2割管部14は、たとえば既存のケーブル保護管と同径の市販されているケーブル保護管18を管軸に沿って切断し、円周方向に2つに分割したものである。
図2〜図4に示すように第1割管部12および第2分割部14の断面形状は円弧状であり、第2割管部14の中心角αは180度以上である。このため、第2割管部14を上側にした状態で第1割管部12と接合し、一体化して1つの管を形成すると、これらの接合部分17は補修用ケーブル保護管10の中心を通る水平線Lと同じまたはそれより下側に位置する。
図1(A)、図1(B)および図2に示すように、第1割管部12の内面にガイド部16が一体的に設けられる。ガイド部16は、たとえばVU管を管軸に沿って切断し、円周方向に分割した割管である。ガイド部16の外径は第1割管部12の内径と略一致し、その外面は第1割管部12の内面に沿って取り付けられる。また、ガイド部16の長さは第1割管部12および第2割管部14の長さと同じであり、ガイド部16の軸方向の端を第1割管部12の軸方向の端に合わせて、ガイド部16は第1割管部12に取り付けられる。このため、ガイド部16は第1割管部12の軸方向内に収まる。
ガイド部16の中心角βは、その角度βを第2割管部14の中心角αに足した角度(α+β)が360度以上になる角度である。このため、図2に示すように、第2割管部14の中心角αが、たとえば180度の場合、ガイド部16の中心角βは180度以上であり、これらを足した角度(α+β)は360度以上になる。また、第2割管部14の中心角αが、たとえば180度以上の場合、足した角度(α+β)は360度以上であれば、図3に示すように、ガイド部16の中心角βは180度以上であってもよいし、図4に示すように、ガイド部16の中心角βは180度以下であってもよい。
つまり、これらを足した角度(α+β)が360度以上であれば、ガイド部16の中心角βは第1割管部12の中心角γより大きく、ガイド部16の円周方向の両端は第1割管部12の円周方向の両端から突出する。このガイド部16の第1割管部12から突出した部分の外面と第2割管部14の内面とが重なり合い、この重なり部分を接着面として利用する。したがって、足した角度(α+β)が大きくなるほど、第2割管部14とガイド部16との重なり部分、つまり接着面が広くなる。
なお、図1(B)では、わかり易くするため、第1割管部12と第2割管部14とを離して補修用ケーブル保護管10を示している。
このような補修用ケーブル保護管10を用いてケーブル保護管(図示せず)を補修する際、まずケーブル20を切断しないように既設のケーブル保護管を切断して除去する。そして、除去した場所に第1割管部12を配置し、図5に示すようにケーブル20を下側から第1割管部12のガイド部16の内部で受ける。次に、ガイド部16の外面または第2割管部14の内面に接着剤などを塗布してから、第2割管部14の端面が第1割管部12の端面に接し、ガイド部16の外面が第1割管部12の内面に沿うように、第2割管部14を上側からガイド部16に重ねて貼り合わせる。これにより、ガイド部16を介して第1割管部12と第2割管部14とは一体化した管となる。そして、この補修用ケーブル保護管10の円周方向にステンレスバンド(図示せず)を巻いて締め付ける。
同様にして、図6および図7に示すように次の補修用ケーブル保護管10を組み立てて先の補修用ケーブル保護管10に隣接する。そして、この隣接する補修用ケーブル保護管10の向き合う各端部にまたがるように、たとえば既存の半割継手22を嵌める。
この半割継手22は2つの継手部24、26を備える。継手部24、26は同形状の半割管であり、これらの内面に沿ってゴムシート28が取り付けられる。継手部24、26の両端にフランジ30がそれぞれ設けられ、フランジ30に、たとえば2個の貫通孔32が形成される。
半割継手22を補修用ケーブル保護管10に嵌める際、半割継手22の一方の継手部24内に隣接する2つの補修用ケーブル保護管10の端部をそれぞれ入れて、その上から他方の継手部26を嵌める。そして、これらのフランジ30の貫通孔32にそれぞれボルト34を挿入し、ボルト34をナットで締め付けて固定する。
このように、ガイド部16を第1割管部12の内側に取り付け、このガイド部16により第1割管部12と第2割管部14とを接合すると、補修用ケーブル保護管10の外径は2つの割管部12、14を一体化した既存のケーブル保護管18の外径と同じになる。このため、既設のケーブル保護管18やこれと同じ寸法の管を切断して、割管部12、14を形成すれば、補修用ケーブル保護管10の寸法を既設のケーブル保護管18の寸法と同じにすることができる。
したがって、補修用ケーブル保護管10どうしだけでなく、切断後に残った既設のケーブル保護管の端部と補修用ケーブル保護管10とも同一の既存の半割継手22で接続することができる。
さらに、補修用ケーブル保護管10を橋梁添架などに設置される場合には、図8に示す従来使用していたケーブル保護管の吊り具36や図7に示す既存の継手22などを使用することができ、施工性に優れる。また、ケーブル保護管の設置スペースが狭い場合でも、既設のケーブル保護管と同じ寸法の補修用ケーブル保護管10を用いれば、そのスペース内に補修用ケーブル保護管10を収められ、設置スペースの制限が少ない。
さらに、補修用ケーブル保護管10を切断しても、その切断端部の外径はもとの補修用ケーブル保護管10の端部の外径と同様であり、切断していない補修用ケーブル保護管10と同様に補修用ケーブル保護管10どうしを連結することができる。このため、補修用ケーブル保護管10の長さを補修箇所の長さに合わせて切断でき、切断箇所の制約が少ない。
また、ガイド部16を接着面に利用することにより第1割管部12と第2割管部14との接合するための接着面積が広くなり、第1割管部12と第2割管部14との接合強度が高くなる。しかも、ガイド部16は割管部12、14の接合部分17を覆うため、接合部分17の止水性が向上する。また、第1割管部12と第2割管部14との接合部分17は補修用ケーブル保護管10の中心を通る水平線Lと同じまたはそれより下側に位置する。このため、雨水などは接合部分17に浸入しにくく、止水性は高い。これらの優れた止水機能により割管部12、14の接合部分17に水膨潤材料など止水材を別途設ける必要がなく、材料コストを抑えられる。
さらに、ガイド部16が割管部の接合部分17を覆うことにより、ガイド部16は接着面としてだけでなく、接合部分17の補強材としての作用も示す。しかも、ガイド部16は第1割管部12に重ねられて、2重構造になるため、補修用ケーブル保護管10の剛性が高まる。このため、補修用ケーブル保護管10は橋梁添架などに設置された場合でも軸方向に撓みにくく、また土中に埋められた場合でも圧縮強度を有し、潰れにくい。
そして、割管部12,14およびガイド部16にそれぞれ市販されているケーブル保護管18やVU管などを用いれば、割管部12,14およびガイド部16の製造設備や金型などを特別に用意する必要がなく、補修用ケーブル保護管10の低コスト化が図れる。
また、ガイド部16に既設のケーブル保護管と同じ材料または同等の材料を用いることにより、既設のケーブル保護管と同程度にガイド部16上にケーブル20を通すことができ、補修用ケーブル保護管10内にケーブル20を引き込んだり、補修用ケーブル保護管10からケーブル20を引き出したりできる。
なお、割管部12,14およびガイド部16にそれぞれ市販のケーブル保護管18およびVU管を使用したが、これらに制限されるものでない。
このように、市販されている管を分割して第1割管部12およびガイド部16をそれぞれ形成し、これらを貼り合わせたが、第1割管部12とガイド部16とを一体化して押し出し成型してもよい。この場合、ガイド部16と第1割管部12との間に接着面が存在しないので、止水性がさらに優れる。
また、ガイド部16の外面または第2割管部14の内面に接着剤を塗布したが、これだけでなく、第1割管部12の端面または第2割管部14の端面にも接着剤を塗布してもよい。この方が止水性の点から好ましい。
そして、ガイド部16と第2割管部14とを接着剤で接合したが、ガイド部16と第2割管部14との間にブチルゴム系テープなどを貼って接合してもよい。ガイド部16の外面または第2割管部14の内面にテープを予め貼っておくと、接合時にテープの剥離紙を剥がすだけで簡単に接合することができる。
また、バンドなどで第1割管部12と第2割管部14とを接合することもできる。
さらに、図9に示す補助ガイド部37を第2割管部14の内側に一体的に設けてもよい。補助ガイド部37はガイド部16と同様に、たとえばVU管を管軸に沿って切断し、円周方向に分割した割管であり、ガイド部16と一体化されて1つの管を形成する。補助ガイド部37の外径は第2割管部14の内径と略一致し、その外面は第2割管部14の内面に沿って取り付けられる。このように、補助ガイド部37を設けることにより、補助ガイド部37はガイド部16と一体化して1つの管を形成するため、補修用ケーブル保護管10の剛性や止水性などがさらに向上する。
図10に示すこの発明の他の実施例である補修用ケーブル保護管10は図1(A)に示す補修用ケーブル保護管10とほぼ同じであるが、接合される第1割管部12と第2割管部14との長さが異なる。すなわち、図1(A)に示す補修用ケーブル保護管10では第1割管部12をこの長さと同じ長さの第2割管部14に接合したが、図10に示す補修用ケーブル保護管10では第1割管部12をこの長さと異なる長さの第2割管部14に接合した。これ以外の部分に関しては図1(A)の実施例に示す補修用ケーブル保護管10と同様であるため、説明は省略する。
図11に示すように、3種類の長さの異なる第1割管部12a、12b、12cおよび第2割管部14a、14b、14cを用意する。また、この3種類の第1割管部12の長さと同じ長さのガイド部16a、16b、16cを用意して、ガイド部16a、16b、16cをそれぞれ同じ長さの第1割管部12a、12b、12cに取り付ける。
なお、軸方向の長さの違いにより、第1割管部を12a、12b、12cと、第2割管部を14a、14b、14cと、ガイド部を16a、16b、16cと区別したが、長さ以外についてこれらはそれぞれ第1割管部12、第2割管部14およびガイド部16と同様のものである。そして、添え字a、b、cについては第1割管部12、第2割管部14およびガイド部16の長さの長いものから順にa、b、cの添え字を付した。たとえば、第1割管部12では第1割管部12aの長さが最も長く、第1割管部12cの長さが最も短い。
そして、第1割管部12aおよび第2割管部14cを用い、これらの軸方向の一方端を合わせて接合すると、第1割管部12aは第2割管部14cの他方端から突出する。次に、この突出した部分に第2割管部14bを接合すると、第2割管部14bは第1割管部12aの他方端から突出する。このため、さらに第2割管部14bの突出した部分に第1割管部12bを接合すると、同様に第1割管部12bは第2割管部14bの端から突出して、そこに第2割管部14aを接合する。最後に第2割管部14aの第1割管部12bから突出した部分に第1割管部12cを接合して、図10に示すように補修用ケーブル保護管10を連結する。
このように長さの異なる第1割管部12と第2割管部14とを互い違いに組み合わせることにより、継手を用いずに、補修用ケーブル保護管10を連結することができ、施工コストの低減化が図られる。
そして、継手を用いなければ、補修用ケーブル保護管10を連結している部分の外径は補修用ケーブル保護管10の外径より大きくならないため、狭い設置スペースにも補修用ケーブル保護管10を設置することができる。
また、第1割管部12と第2割管部14とを接合すると同時に、補修用ケーブル保護管10を連結することができ、継手などにより補修用ケーブル保護管10を連結する作業を省け、施工性に優れる。
さらに、第1割管部12と第2割管部14とを重ね合わせて接合することにより、連結した補修用ケーブル保護管10は一体化し、剛性が向上する。
なお、図10では長さの異なる3種類の割管部12、14およびガイド部16を用いたが、図12に示すように2種類の異なる割管部12、14およびガイド部16を用いることもできる。この場合、たとえば長い方の割管部12d、14dおよびガイド部16dの長さをそれぞれ短い方の割管部12e、14eおよびガイド部16eの長さの2倍にする。そして、図13に示すように長さの異なる第1割管部12dと第2割管部14eとを接合し、その突出した第1割管部12dと次の第2割管部14dとを接合する。そして、図11と同様に互い違いに組み合わせて、最後に第2割管部14dと第1割管部12eとを接合し、補修用ケーブル保護管10を連結する。
このように、長い方の割管部12d、14dおよびガイド部16dの長さを短い方の割管部12e、14eおよびガイド部16eの長さの2倍にすることにより、第2割管部14とガイド部16との重なりが最も広くなるため、補修用ケーブル保護管10の強度が高くなる。
また、この割管部12、14およびガイド部16の長さ、その種類または組合せ方などはこれらに限定されない。
図14に示すこの発明の他の実施例である補修用ケーブル保護管10は図1(A)に示す補修用ケーブル保護管10とほぼ同じであるが、第1割管部12とガイド部16との取り付け方が異なる。すなわち、図1(A)に示す補修用ケーブル保護管10ではガイド部16の軸方向の端を第1割管部12の軸方向の端に合わせて、ガイド部16を第1割管部12の軸方向内に収めて取り付けたが、図14に示す補修用ケーブル保護管10ではガイド部16の軸方向の端を第1割管部12の一方の軸方向の端からずらして、ガイド部16を第1割管部12の他方の軸方向の端から出るように第1割管部12の内面に取り付けた。これ以外の部分に関しては図1(A)の実施例に示す補修用ケーブル保護管10と同様であるため、説明は省略する。
同じ長さの第1割管部12およびガイド部16を用いて、ガイド部16の軸方向の一方端が第1割管部の軸方向の一方端から突出するように、ガイド部16と第1割管部12との位置をずらして取り付ける。これにより、第1割管部12の内面にガイド部16が設けられない部分、つまり連結面38が形成される。この連結面38の軸方向の長さはガイド部16の第1割管部12の軸方向の端から突出した部分の軸方向の長さと等しい。
これによりケーブル保護管を補修する場合、図15に示すように、第1割管部12の軸方向の端と第2割管部16の軸方向の端とを合わせて、ガイド部16の外面と第2割管部の内面を貼り付け、第1割管部12と第2割管部16とを接合する。ガイド部16は第1割管部12の軸方向の端から突出するため、この突出したガイド部16の外面を次の第1割管部12の連結面38で覆い、隣り合う第1割管部12どうしを連結する。そして、第1割管部12のガイド部16の外面と次の第2割管部14の内面を貼りあわせて、第1割管部12と第2割管部を連結する。これを繰り返して、図16に示す補修用ケーブル保護管10を形成する。最後に、第1割管部12の軸方向の端から突出しているガイド部16を切断して除去する。
なお、ガイド部16の切断は補修用ケーブル保護管10の形成後に行ってもよいし、端になる第1割管部12を接合する前に行ってもよい。
なお、上で挙げた角度や寸法の具体的数値はいずれも単なる一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。
(A)はこの発明の一実施例の補修用ケーブル保護管を示す斜視図であり、(B)は第1割管部と第2割管部を離した状態を示す斜視図である。 補修用ケーブル保護管を示す断面図である。 この発明の別の実施例の補修用ケーブル保護管を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の補修用ケーブル保護管を示す断面図である。 補修用ケーブル保護管により既設のケーブル保護管を補修した状態を示す断面図である。 第1割管部と第2割管部とを組み立て、隣接する補修用ケーブル保護管を半割継手で連結する状態を示した平面図である。 隣接する補修用ケーブル保護管を半割継手で連結した状態を示した斜視図である。 補修用ケーブル保護管に既存の吊り具を取り付けた状態を示す平面図である。 この発明のさらに別の実施例の補修用ケーブル保護管を示す断面図である。 この発明のさらに別の実施例の補修用ケーブル保護管を示す平面図である。 図10に示す補修用ケーブル保護管の組み立て方を示す平面図である。 この発明のさらに別の実施例の補修用ケーブル保護管を示す平面図である。 図12に示す補修用ケーブル保護管の組み立て方を示す平面図である。 この発明のさらに別の実施例の補修用ケーブル保護管を示す平面図である。 図14に示す補修用ケーブル保護管の組み立て方を示す平面図である。 図15に従い補修用ケーブル保護管を組み立てた状態を示す平面図である。
符号の説明
10…補修用ケーブル保護管
12…第1割管部
14…第2割管部
16…ガイド部

Claims (2)

  1. 一体化したとき1つの管となる第1および第2割管部、および
    前記第1割管部の内面に一体的に設けられ、それの外面に前記第2割管部の内面を接着するための接着面を有するガイド部を備える、補修用ケーブル保護管。
  2. 前記第1および第2割管部はともに断面円弧状に形成され、前記第2割管部の中心角が180度以上である、請求項1記載の補修用ケーブル保護管。
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