JPH1087427A - 乳化組成物 - Google Patents

乳化組成物

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JPH1087427A
JPH1087427A JP8267783A JP26778396A JPH1087427A JP H1087427 A JPH1087427 A JP H1087427A JP 8267783 A JP8267783 A JP 8267783A JP 26778396 A JP26778396 A JP 26778396A JP H1087427 A JPH1087427 A JP H1087427A
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Japan
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acid
fatty acid
liquid fatty
emulsion
ultraviolet absorber
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JP8267783A
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Haruhiko Inoue
東彦 井上
Kenzo Ito
建三 伊藤
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚に対する潤い付与等の優れた作用を有す
るとともに、長期保存安定性および光安定性に優れる乳
化組成物を提供する。 【解決手段】 ベヘニン酸と、液状脂肪酸、特には炭素
原子数18〜36で不飽和結合または分岐鎖を有する液
状脂肪酸と、紫外線吸収剤を配合してなる、乳化組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳化組成物に関し、
さらに詳しくは、皮膚に対する潤い付与等の優れた作用
を有するとともに、長期保存安定性および光安定性に優
れる乳化組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧品用エマルジョンを塩基性物
質と高級脂肪酸との反応乳化によって調製する場合、ス
テアリン酸(高級脂肪酸)−トリエタノールアミン系あ
るいはステアリン酸−水酸化カリウム(または水酸化ナ
トリウム)系が用いられており、栄養クリームや栄養乳
液を調製する場合には、主として使用性および安定性の
面から、ほとんどステアリン酸−トリエタノールアミン
系が用いられてきた。しかしながら、アミン系(トリエ
タノールアミン系)界面活性剤は、文献等によくみられ
るように、長期に使用した場合、ごくまれにアレルギー
性が認められることが知られている。
【0003】このような状況に対処すべく、本発明者ら
は、塩基性アミノ酸と高級脂肪酸との反応乳化により、
アレルギーの懸念がなく皮膚に潤いを与えるエマルジョ
ンを得ることに成功し、先に特許出願を行っている(特
開昭52−156787号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはさらに研
究を進めた結果、高級脂肪酸としてベヘニン酸を使用す
るとともに、紫外線吸収剤を併用することにより、皮膚
に優れた作用を有するとともに、長期間保存しても温度
に対する安定性が極めて良好で、しかも光に対する安定
性にも優れ変臭を生じることのない、より優れた特性を
有する乳化組成物が得られることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0005】すなわち本発明の課題は、皮膚に潤い等を
与え得るとともに、長期保存安定性並びに光安定性に優
れた乳化組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ベヘニ
ン酸、液状脂肪酸、および紫外線吸収剤を配合してな
る、乳化組成物が乳化組成物が提供される。
【0007】ここで、上記液状脂肪酸としては、炭素原
子数18〜36で不飽和結合または分岐鎖を有するもの
であるのが好適に用いられる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においてベヘニン酸と併用
する液状脂肪酸は、常温で液体状の脂肪酸であれば特に
制限されることなく用いることができるが、なかでも炭
素原子数18〜36で不飽和結合または分岐鎖を有する
ものが好ましく用いられる。具体的には、イソステアリ
ン酸、オレイン酸、リシノール酸、およびダイマー酸の
中から選ばれる1種または2種以上が好適である。
【0009】ここで、ベヘニン酸と液状脂肪酸の総配合
量は乳化組成物全量中に0.5〜10重量%が好まし
く、より好ましくは1〜3重量%である。10重量%を
超えると結晶析出のおそれがあり、一方、0.5重量%
未満では安定な乳化粒子ができないおそれがある。
【0010】本発明において用いられる紫外線吸収剤と
しては、パラアミノ安息香酸(以下「PABA」と略
記)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプ
ロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシ
PABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAメ
チルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステ
ル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N
−ジメチルPABA2−エチルヘキシルエステル等の安
息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルア
ントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;ア
ミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチ
ルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリ
シレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノー
ルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収
剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピル
シンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナ
メート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメー
ト、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プ
ロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p
−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシ
ンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2
−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−
エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘ
キシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シア
ノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−
α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモ
ノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメ
ート等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;〔3−ビス(トリメ
チルシロキシ)メチルシリル−1−メチルプロピル〕−
3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−ビス
(トリメチルシロキシ)メチルシリル−3−メチルプロ
ピル〕−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3
−ビス(トリメチルシロキシ)メチルシリルプロピル〕
−3,4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−ビス
(トリメチルシロキシ)メチルシリルブチル〕−3,
4,5−トリメトキシシンナメート、〔3−トリス(ト
リメチルシロキシ)シリルブチル〕−3,4,5−トリ
メトキシシンナメート、〔3−トリス(トリメチルシロ
キシ)シリルブチル〕−3,4,5−トリメトキシシン
ナメート、〔3−トリス(トリメチルシロキシ)シリル
−1−メチルプロピル〕−3,4−ジメトキシシンナメ
ート等のシリコーン系ケイ皮酸紫外線吸収剤;2,4−
ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキ
シ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’
4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン
酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシ
ル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシ
レート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフ
ェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノ
ン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;3−(4’−メ
チルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジ
リデン−d,l−カンファー、ウロカニン酸エチルエス
テル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、
2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジ
ベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−
4’−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,3’
ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2
−オン等が挙げられる。
【0011】これら紫外線吸収剤の配合量は、乳化組成
物全量中0.01〜20重量%が好ましく、より好まし
くは、0.05〜10重量%である。0.01重量%未
満では、乳化組成物の光に対する劣化を十分に抑制しき
れず、一方、20重量%を超えて配合しても効果の増大
は期待できない。
【0012】本発明の乳化組成物においては、ベヘニン
酸と液状脂肪酸と紫外線吸収剤とを併用することによ
り、皮膚に対する潤い付与等の効果を損なうことなく、
長期保存安定性に加えて光安定性が飛躍的に向上する。
【0013】本発明では、乳化のためにさらに塩基性物
質が配合される。本発明で用いられる塩基性物質は、L
−リジン、L−アルギニン、L−オルニチン、L−オキ
シリジン等の塩基性アミノ酸、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム等の水酸化物、およびトリエタノールアミン
等が例示的に挙げられるが、上述した理由で、トリエタ
ノールアミンの使用は極力避けるべきであり、塩基性ア
ミノ酸を使用することが望ましい。これらの塩基性物質
は1種または2種以上が用いられる。
【0014】これら塩基性物質の配合量は、高級脂肪
酸、すなわちベヘニン酸と液状脂肪酸との合計量に対し
て重量比で0.1〜0.7が好ましくい。
【0015】さらに本発明において、ソルビタンモノエ
ステル、ソルビタンジエステル、プロピレングルコール
モノエステル等を高級脂肪酸セッケン量の50〜100
重量%添加することにより、一層安定な乳化組成物を得
ることができる。
【0016】また、乳化組成物全量の0.01〜0.1
重量%のトコフェロールを添加すれば、乳化組成物の経
時による劣化現象(変臭、変色)をより効果的に防止す
ることができる。
【0017】本発明の乳化組成物は化粧料、医薬品、医
薬部外品等に適用される。したがって、その剤形も水溶
液系、乳化系、粉末系、ゲル系、軟膏系等、幅広い形態
を取り得る。
【0018】本発明の乳化組成物には、上記成分のほか
に通常、化粧料や医薬品等の皮膚外用剤等に用いられる
他の成分を任意に配合し得る。かかる成分としては、例
えば月見草油、アボガド油、ミンク油、ホホバ油、マカ
デミアナッツ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマシ
油、ヒマワリ油、カカオ油、ヤシ油、コメヌカ油、オリ
ーブ油、ラノリン、スクワレン等の天然動植物油脂類;
流動パラフィン、スクワラン、ワセリン等の炭化水素
類;パラフィンワックス、鯨ロウ、ミツロウ、キャンデ
リラワックス、カルナウバロウ等のワックス類;セタノ
ール、ステアリルアルコール等の高級アルコール類;ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、リノレン
酸、リノール酸、オキシステアリン酸等の高級脂肪酸
類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロ
ピル、ステアリン酸イソプロピル、2エチルヘキサン酸
グリセロール、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、
テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット等の脂
肪酸エステル類;ジエチレングリコールモノプロピルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンペン
タエリスリトールエーテル、ポリオキシプロピレンブチ
ルエーテル、リノール酸エチル等の極性オイルその他シ
リコーン油、ポリエチレングリコール、ソルビトール、
キシレトール、マルチトール等の保湿剤;メチルセルロ
ース、アラビアガム、ポリビニルアルコール、モンモリ
ロナイト、ラポナイト等の増粘剤、エタノール、1、3
−ブチレングリコール等の有機溶媒;ブチルヒドロキシ
トルエン、トコフェロール、フィチン酸等の酸化防止
剤;安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安
息香酸アルキルエステル(エチルパラベン、ブチルパラ
ベン等)、ヘキサクロロフェン等の抗菌・防腐剤;アシ
ルサルコシン酸(例えばラウロイルメチルサルコシンナ
トリウム)、グルタチオン、クエン酸、リンゴ酸、酒石
酸、乳酸等の有機酸;ビタミンAおよびその誘導体、ビ
タミンB6 塩酸塩、ビタミンB6 トリパルミテート、ビ
タミンB6 ジオクタノエート、ビタミンB2 およびその
誘導体、ビタミンB12 、ビタミンB15 およびその誘導
体等のビタミンB類、アスコルビン酸、アスコルビン酸
硫酸エステル(塩)、アスコルビン酸リン酸エステル
(塩)、アスコルビン酸ジパルミテート等のビタミンC
類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−ト
コフェロール、ビタミンE−アセテ−ト、ビタミンE−
ニコチネート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミ
ンH、パントテン酸、パントテチン等のビタミン類;ニ
コチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノー
ル、アラントイン、グリチルリチン酸(塩)、グリチル
レチン酸およびその誘導体、ヒノキチオール、ムシジ
ン、ビサボロール、ユーカリプトール、チモールイノシ
トール、サポニン類(サイコサポニン、ニンジンサポニ
ン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン等)、パントテ
ルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、セファ
ランジン、プラセンタエキス等の各種薬剤;ギシギシ、
クララ、コウホネ、オレンジ、セージ、ノコギリ草、ゼ
ニアオイ、センキュウ、センブリ、タイム、トウキ、ト
ウヒ、バーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシ
タ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、ク
チナシ、サワラ等を、有機溶媒、アルコール、多価アル
コール、水、水性アルコール等で抽出した天然エキス;
色素;モノラウリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソ
ルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノラウリン酸
ポリオキシエチレンソルビタン、ポリエチレングリコー
ルモノオレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリグリコールジエステル、ラウロイルジエタノー
ルアマイド、脂肪酸イソプロパノールアマイド、マルチ
トールヒドロキシ脂肪族エーテル、アルキル化多糖、ア
ルキルグルコシド、シュガーエステル等の非イオン界面
活性剤;ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド
等のカチオン界面活性剤;パルミチン酸ナトリウム、ラ
ウリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、アルキル
硫酸トリエタノールアミンエーテル、ロート油、リニア
ドデシルベンゼン硫酸、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油マイレン酸、アシルメチルタウリン等のアニオン界面
活性剤;香料;精製水等を配合することができる。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はこれによってなんら限定される
ものでない。
【0020】下記の表1、2に示す各実施例、比較例の
組成の乳化組成物を調製し、これを試料として用い、下
記評価基準に従って長期安定性、光安定性の評価を行っ
た。
【0021】[長期安定性]各試料を50℃、1ヵ月間
保存した後の状態を目視で観察し、下記基準により評価
した。 (評価) ○: 状態に全く変化なし △: 油相と水相の分離がわずかにみられる ×: 油相と水相がかなり分離している
【0022】[光安定性]各試料を透明ガラス容器に入
れ、10日間日光曝露試験を行った後、下記基準により
評価をした。 (評価) ○: 匂いに全く変化なし △: わずかに異臭があった ×: 異臭があった
【0023】(実施例1、比較例1〜3):乳液
【0024】
【表1】
【0025】(製法)(2)〜(8)を80〜85℃に
て加熱溶解した。その後温度を70〜75℃に調整し、
(9)〜(12)を添加した。他方(13)〜(16)
を70〜75℃に加熱溶解し、攪拌を続けながらこれに
前記(2)〜(8)の混合物を徐々に添加し反応乳化さ
せ、乳化組成物を得た。
【0026】表1の結果から明らかなように、実施例1
の処方において長期安定性、光安定性ともに良好であっ
た。
【0027】(実施例2、比較例4〜6):乳液
【0028】
【表2】
【0029】(製法)(1)〜(6)を80〜85℃に
加熱溶解した後、温度を70〜75℃に調整し(7)を
添加し攪拌混合した。一方、(8)〜(16)を70〜
75℃にて加熱溶解し分散機で粉末を均一分散させた
後、前記(1)〜(7)の混合物を徐々に添加し、反応
乳化させた。これを30℃まで冷却し、乳化組成物を得
た。 表2の結果から明らかなように、実施例2の処方
において長期安定性、光安定性ともに良好であった。
【0030】 (実施例3):乳液 (配合成分) (重量%) 油相 セタノール 1.5 ベヘニン酸 0.8 リシノール酸 0.7 スクワラン 4 ワセリン 2 ラノリンアルコール 2 流動パラフィン 8 ジメチルポリシロキサン(6cs) 3 グリセリルモノオレート 2 POE(50)オレイルエーテル 1 グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル− 2 ジパラメトキシシンナメート 防腐剤 0.2 香料 0.05 水相 グリセリン 5 L−リジン 0.5 カルボキシビニルポリマー 0.1 イオン交換水 残 余 (製法)油相を80〜85℃に加熱溶融した後、温度を
70〜75℃に調整した。この油相を70〜75℃に加
熱した水相に加え、予備乳化を行い、ホモミキサーで均
一乳化し、これを30℃に冷却して乳液を得た。(評
価)実施例3で得た乳液を上記評価基準に従って長期安
定性、光安定性を評価したところ、長期安定性の評価:
○、光安定性:○であった。
【0031】 (実施例4):クリーム (配合成分) (重量%) 油相 ベヘニン酸 0.7 ダイマー酸 0.5 スクワラン 8 ワセリン 3 セタノール 2 POE(20)オレイルエーテル 3 自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 2 パラオキシ安息香酸エチル 0.2 4−メトキシ−4’−t−ブチルベンゾイルメタン 3 水相 グリセリン 5 L−アルギニン 0.1 水酸化カリウム 0.1 精製水 残 余 (製法)油相を80〜85℃に加熱溶融した後、温度を
70〜75℃に調整した。この油相を70〜75℃に加
熱した水相に加え、予備乳化を行い、ホモミキサーで均
一乳化し、これを30℃に冷却して乳液を得た。 (評価)実施例4で得たクリームを上記評価基準に従っ
て長期安定性、光安定性を評価したところ、長期安定性
の評価:○、光安定性:○であった。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、皮膚に
対する潤い付与等の優れた作用を有するとともに、長期
保存安定性および光安定性に優れる乳化組成物を提供す
ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベヘニン酸、液状脂肪酸、および紫外線
    吸収剤を配合してなる、乳化組成物。
  2. 【請求項2】 液状脂肪酸が炭素原子数18〜36で不
    飽和結合または分岐鎖を有するものである、請求項1記
    載の乳化組成物。
  3. 【請求項3】 液状脂肪酸が、イソステアリン酸、オレ
    イン酸、リシノール酸、およびダイマー酸の中から選ば
    れる1種または2種以上である、請求項1または2記載
    の乳化組成物。
  4. 【請求項4】 ベヘニン酸と液状脂肪酸との合計配合量
    が0.5〜10重量%である、請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の乳化組成物。
  5. 【請求項5】 紫外線吸収剤を0.01〜20重量%配
    合してなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の乳化
    組成物。
JP8267783A 1996-09-18 1996-09-18 乳化組成物 Pending JPH1087427A (ja)

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