JPH1087360A - 吹付けコンクリート - Google Patents

吹付けコンクリート

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JPH1087360A
JPH1087360A JP8257769A JP25776996A JPH1087360A JP H1087360 A JPH1087360 A JP H1087360A JP 8257769 A JP8257769 A JP 8257769A JP 25776996 A JP25776996 A JP 25776996A JP H1087360 A JPH1087360 A JP H1087360A
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Shuzo Kitagawa
修三 北川
Mitsuhiro Suenaga
充弘 末永
Yuji Ito
祐二 伊藤
Tadaaki Tamura
忠昭 田村
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NIPPON TETSUDO KENSETSU KODAN
RIBUKON ENG KK
Fujita Corp
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NIPPON TETSUDO KENSETSU KODAN
RIBUKON ENG KK
Fujita Corp
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    • C04B20/0076Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials characterised by the grain distribution
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工時のリバウンドや粉塵の発生を極力抑制
することのできる吹付けコンクリートの提供。 【解決手段】 セメント、細骨材、粗骨材および急結材
を含んでなる吹付けコンクリートにおいて、前記細骨材
には、粒子径0.15mm以下の微粒分が3〜20重量
%、およびシリカフュームがセメントに対して3〜10
重量%含まれ、またスランプ値が5cm以上10cm未満で
ある吹付けコンクリート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吹付けコンクリー
トに関するものであり、さらに詳しくは本発明は、施工
時のリバウンドや粉塵の発生を極力抑制することのでき
る吹付けコンクリートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地山の壁面やトンネルなどの覆工
に用いられるコンクリートの吹付けは、コンクリートの
だれや落下などを防ぐため、急結剤を吹付け直前にコン
クリートに添加して吹付けるか、急結剤をあらかじめ添
加したドライミックス材料に、吹付け直前に水を添加し
て吹付けを行い、数秒で付着、硬化させる方法が行われ
ている(特開昭57−122972号公報)。前記課題
を解消するため微粉のシリカフュームをコンクリートに
混和する方法が土木学会の年次学術講演会等で提案され
ている(土木学会第46回年次学術講演会平成3年9月
V−70シリカフュームを混入した吹付けコンクリート
の強度特性、V−307高強度吹付けコンクリートの研
究、III−290シリカフュームを添加した吹付けコ
ンクリート施工試験)。
【0003】しかしながら、これらの方法では、吹付け
直後のコンクリートがはね返ったり剥落する、いわゆる
リバウンド量が多く、また粉塵が多量に発生するという
問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の課題を解決し、施工時のリバウンドや粉塵の発
生を極力抑制することのできる吹付けコンクリートを提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討した結果、コンクリート中の細
骨材として特定寸法の微粒分を使用することにより、リ
バウンド量が著しく低減され、またこれに加えてシリカ
フュームを使用することにより、粉塵の発生量が顕著に
抑制され、さらにまた、吹付けコンクリートのスランプ
値を特定の範囲に設定すれば、さらに良好な効果が発現
するという事実を見いだし、本発明を完成することがで
きた。
【0006】すなわち本発明は、セメント、細骨材、粗
骨材および急結剤を含んでなる吹付けコンクリートにお
いて、前記細骨材には、細骨材100重量部中粒子径
0.15mm以下の微粒分が3〜20重量部の割合で含ま
れていることを特徴とする吹付けコンクリートを提供す
るものである。
【0007】また本発明は、シリカフュームがセメント
に対して3〜10重量%含まれる前記の吹付けコンクリ
ートを提供するものである。
【0008】さらに本発明は、シリカフュームがセメン
トに対して5〜7重量%含まれる前記の吹付けコンクリ
ートを提供するものである。
【0009】さらにまた本発明は、スランプ値が5cm以
上10cm未満である前記の吹付けコンクリートを提供す
るものである。
【0010】また本発明は、スランプ値が6〜8cmであ
る前記の吹付けコンクリートを提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳細に説明
する。 (セメント)本発明で使用するセメントとしては、とく
に限定されるものではなく、普通、早強、超早強等の各
種ポルトランドセメントや、これらポルトランドセメン
トにフライアッシュ、高炉スラグおよびシリカ等を混合
した各種混合セメントが使用可能である。
【0012】(細骨材)本発明の吹付けコンクリート
は、細骨材において、0.15mm以下の微粒分が3〜2
0重量%の割合で含まれているものであり、ここに本発
明の一つの特長がある。
【0013】本発明で使用できる微粒分は、例えば炭酸
カルシウム、石粉、フライアッシュ高炉スラグ粉末等が
好適なものであり、中でも炭酸カルシウムが、良好なポ
ンプ圧送性、吹付けコンクリートのリバウンドや粉塵の
低減効果が大きいという理由でさらに好ましい。これら
微粒分は、必要に応じて併用することもできる。
【0014】微粒分の粒子径は、0.15mm以下である
ことが必要であり、好ましくは0.10〜0.001m
m、さらに好ましくは0.08〜0.01mmがよい。粒
子径が0.15mmを超えると、リバウンドの低減効果や
粉塵の低減効果などの吹付け性状の改善があまり見られ
ない。また、微粒分の粒子径の下限にとくに制限はな
く、0.001mm以下の粒子が存在していてもよい。
【0015】微粒分は、細骨材の全体に対し3〜20重
量%、好ましくは12〜15重量%含まれているのがよ
い。5重量%未満では、吹付けコンクリートの付着性が
悪くなる恐れがあり、逆に20重量%を超えるとポンプ
圧送性が低下する場合がある。
【0016】本発明においては、上記のような微粒分の
ほかに、シリカフュームを配合することが好ましい。シ
リカフュームの配合により、粉塵の発生が顕著に抑制さ
れ、しかも得られる硬化コンクリートの強度が増大す
る。シリカフュームとは、熱分解法シリカとも呼ばれ、
粒子の平均の大きさがほぼ0.1〜0.2μm 程度のコ
ロイドシリカである。シリカフュームの配合量は、セメ
ント全重量に対し3〜10重量%、好ましくは5〜7重
量%である。
【0017】ここで細骨材とは、最大粒径が5mm以下の
ものであり、通常、川砂、砕砂、海砂、山砂等が使用さ
れており、その粒度分布の範囲は、例えば土木学会コン
クリート標準示方書によって規定されている。細骨材の
配合量は、とくに制限されないが、例えばコンクリート
1m3中、800〜1,100kg/m3が好ましい。
【0018】(粗骨材)本発明において、粗骨材の種類
は通常使用されているものでよく、とくに限定するもの
ではないが、例えば砕石粗骨材等を使用することができ
る。ここで粗骨材とは、最大粒径が5mm以上のものであ
り、本発明においては、粗骨材の最大寸法は15mmが好
ましく、さらに好ましくは10mmがよい。なお、本発明
の吹付けコンクリートは、吹付け機など各種の装置を通
過するために、また、粗骨材のリバウンドによる危険性
や吹付けコンクリートの付着性の面から、15mm以下の
粗骨材を使用するのが好ましい。粗骨材の配合量は、と
くに制限されないが、例えばコンクリート1m3中、70
0kg/m3前後である。
【0019】(急結剤)また、本発明で使用する急結剤
は、水和活性が強く、例えばトンネルの吹付け材に関し
ては、例えば約10秒前後のように瞬時に急結させ、湧
水のあるトンネルにおける吹付け作業性を改善すること
などを可能にするものである。具体的には、カルシウム
アルミネート系、焼成明バン系、アルミン酸ナトリウム
等が挙げられるが、吹付け直後の付着性、耐湧水性およ
び吹付けコンクリートの耐久性等の面でカルシウムアル
ミネート系急結剤の使用が好ましい。
【0020】急結剤の使用量は、急結剤の種類によって
変化し、一義的には決定できないが、カルシウムアルミ
ネート系急結剤を使用する場合は、セメント100重量
部に対して3〜10重量部が好ましく、5〜8重量部が
より好ましい。3重量部未満では吹付けコンクリートが
付着不良となるばかりか、吹付け直後の吹付けコンクリ
ートの剥落などが発生する場合があり、10重量部を超
えて使用しても使用効果の向上は見られず、十分に地山
との付着がとれずにはね返り現象を起こしてしまう、い
わゆるリバウンド量が増加する場合がある。
【0021】(その他の混和材料)本発明においては、
水セメント比の大幅上昇を低減し、初期または長期の強
度発現性を付与し、またスランプ値を制御するために減
水剤を使用することが望ましい。減水剤としては、一般
に市販されているいずれのセメント減水剤の使用も可能
であるが、初期の凝結性状改善や初期または長期の強度
発現性を付与する面から高性能減水剤の使用が好まし
い。
【0022】高性能減水剤としては、ポリカルボン酸
塩、β−ナフタリンスルホン酸縮合物やメラミンスルホ
ン酸等が使用可能である。減水剤の配合量は、所望のス
ランプ値等で変動するものであるが、例えばコンクリー
ト中のセメント100重量部に対し、固形分換算で0.
05〜1重量部程度が好適である。
【0023】本発明では以上の材料のほかに、必要に応
じてAE減水剤、ベントナイト、ケイソー土、活性白土
等の混和材料を使用できることは勿論である。
【0024】水の使用量は、コンクリート1m3中、16
0〜240kg/m3が好ましく、180〜225kg/m3
より好ましい。160kg/m3未満では付着性が不良とな
る場合があり、240kg/m3を超えると、初期・長期強
度発現性が不良となる場合がある。
【0025】本発明において、セメント、細骨材および
粗骨材等の混合方法は、とくに制限されるものではな
く、全材料を一時に混合する方法、個別の順番に混合す
る方法など、いずれの方法も可能である。また、混合・
混練順序もとくに限定されるものではないが、微粒分お
よびシリカフュームは、コンクリート中の分散性を向上
させるために、セメントと同時に混合することが望まし
い。
【0026】このようにして得られた本発明の吹付けコ
ンクリートは、スランプ値が5〜12cmであることが望
ましい。実用上は、5〜10cm未満として使用される。
さらに好ましくは6〜8cmを有するのがよい。なお、従
来の吹付けコンクリートは、スランプ値が高いものが多
く使用されているが、本発明においては、逆にスランプ
値が低いもの、すなわち粘度が高い吹付けコンクリート
のほうがかえってリバウンド率が抑制されることが見い
だされた。なお、本発明の吹付けコンクリートの一実施
態様として、粘度が高くなっているものが使用される関
係上、吹付け機は、ポンプ式が好ましい。
【0027】本発明の吹付けコンクリートは、コンクリ
ートをポンプで圧送し、吹付ける直前に急結剤と混合し
て、壁面吹付けの用途に使用することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により説
明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。
【0029】実施例1〜2および比較例1 次の基本配合および詳細配合により各種の吹付けコンク
リートを調製した(なお、急結剤は吹付ける直前に添加
される)。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】なお使用した材料は次の通りである。 セメント:三菱マテリアル社製、普通ポルトランドセメ
ント、比重3.16、比表面積3260cm2 /g 。 細骨材:砂(奥入瀬川)、比重2.61、吸水率3.4
1、粗粒率2.58、微粒分の含有率2重量%。 粗骨材:砂利(奥入瀬川)、最大寸法10mm、比重2.
52、吸水率4.40、粗粒率5.33。 微粒分:石灰石粉末、325メッシュ通過率98%、比
表面積3630cm2 /g 。 シリカフューム:エヌエムビー社製、商品名メイコMS
680、平均粒径0.15μm 、比重2.25、比表面
積18. 5×104cm2/g 、60%濃度スラリー(スラ
リー比重1.50)。 急結剤:電気化学工業社製、商品名デンカ、ナトミック
Type5、セメント鉱物系、比重2.68。 減水剤:エヌエムビー社製、商品名NT−1000 ポリグリコールエステル誘導体系(ポリカルボン酸
系)。
【0033】調製したコンクリートを10m3/hの吐出
量で、コンクリート吹付けノズルにポンプ圧送し、一
方、急結剤は、その配合量が上記表に示される値となる
ように吐出量が調節され、圧力7.0kgf /cm2 で空気
圧送し、吹付ける直前にコンクリートと急結剤とが混合
された。吹付け量は、10m3/hとした。吹付けは、ト
ンネルの壁面の上部に行い、その際のリバウンド率、粉
塵発生量および吹付け後のコンクリート圧縮強度を測定
した。各吹付けコンクリートの0.15mm以下の粒子を
すべて粉体とし、コンクリート1m3中の粉体の表面積を
算出し、リバウンド率および粉塵発生量(濃度)との関
係も併せて求めた。
【0034】なおリバウンド率は、切羽から5m 程度離
れた位置でコンクリートを吹付け、1m3吹付けたときの
落下したコンクリート重量の吹付けたコンクリート重量
に対する百分率である。また粉塵発生量は、光散乱式デ
ジタル粉塵計を用い、「地下工事における粉塵測定の指
針」(建設業労働災害防止協会)に準じて測定した。圧
縮強度は、材齢3時間および24時間の若材齢強度(プ
ルアウト試験)と、材齢7日および28日の長期材令強
度とを試験した。
【0035】得られた結果を図1〜図3に示す。図1に
よれば、本発明の吹付けコンクリートは、微粒分を含ま
ない従来の吹付けコンクリートに比べて、リバウンド率
が顕著に低下していることが分かる。また図2によれ
ば、粉塵発生量は、シリカフュームの添加により顕著に
抑制されていることが分かる。さらに図3によれば、本
発明の吹付けコンクリートは、圧縮強度においても改善
が見られる。
【0036】実施例3 実施例1の配合において、微粒分の配合割合を2〜30
重量%で変化させたこと以外は、実施例1を繰り返し、
リバウンド率および粉塵濃度を求めた。得られた結果を
図4に示す。図4によれば、微粉分量が3重量%を超え
たあたりから効果が出始め、微粉分量15重量%で最適
となっている。ポンプ圧送性を考慮した場合、好適な微
粉分量は、5〜20重量%となる。
【0037】実施例4 実施例2の配合において、シリカフュームの配合割合を
0〜10重量%で変化させたこと以外は、実施例1を繰
り返し、リバウンド率および粉塵濃度を求めた。得られ
た結果を図5に示す。図5によれば、シリカフューム量
が3重量%を超えたあたりから所望の効果が発現され、
5重量%を超えると粉塵濃度がほぼ一定になっているこ
とが分かる。
【0038】実施例5 実施例2の配合において、スランプ値を5〜15cmで変
化させたこと以外は、実施例1を繰り返し、リバウンド
率を求めた。得られた結果を図6に示す。図6によれ
ば、スランプ値が5〜10cm、好適には6〜8cmでリバ
ウンド率が低下していることが分かる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、施工時のリバウンドや
粉塵の発生を極力抑制することのできる吹付けコンクリ
ートが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜2および比較例1で得られた吹付け
コンクリートのリバウンド率を示す図である。
【図2】実施例1〜2および比較例1で得られた吹付け
コンクリートの粉塵濃度を示す図である。
【図3】実施例1〜2および比較例1で得られた吹付け
コンクリートの圧縮強度を示す図である。
【図4】実施例3で得られた各種吹付けコンクリートの
リバウンド率および粉塵濃度を示す図である。
【図5】実施例4で得られた各種吹付けコンクリートの
リバウンド率および粉塵濃度を示す図である。
【図6】実施例5で得られた各種吹付けコンクリートの
リバウンド率を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 修三 東京都千代田区永田町二丁目十四番二号 日本鉄道建設公団内 (72)発明者 末永 充弘 東京都千代田区永田町二丁目十四番二号 日本鉄道建設公団内 (72)発明者 伊藤 祐二 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 田村 忠昭 東京都中央区京橋二丁目二番十五号 リブ コンエンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント、細骨材、粗骨材および急結剤
    を含んでなる吹付けコンクリートにおいて、前記細骨材
    には、細骨材100重量部中粒子径0.15mm以下の微
    粒分が3〜20重量部の割合で含まれていることを特徴
    とする吹付けコンクリート。
  2. 【請求項2】 シリカフュームがセメントに対して3〜
    10重量%含まれる請求項1に記載の吹付けコンクリー
    ト。
  3. 【請求項3】 シリカフュームがセメントに対して5〜
    7重量%含まれる請求項2に記載の吹付けコンクリー
    ト。
  4. 【請求項4】 スランプ値が5cm以上10cm未満である
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の吹付けコンク
    リート。
  5. 【請求項5】 スランプ値が6〜8cmである請求項4に
    記載の吹付けコンクリート。
JP8257769A 1996-09-06 1996-09-06 吹付けコンクリート Pending JPH1087360A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309550B1 (ko) * 1998-10-30 2001-11-07 가다야마 세이지 중질탄산칼슘의 수성 슬러리를 함유한 콘크리트
JP2002362957A (ja) * 2001-06-12 2002-12-18 Mitsubishi Materials Corp 低粉塵型無収縮グラウト材
JP2009023878A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 断面修復用コンクリート及び当該コンクリートを用いたコンクリート構造物の断面修復工法
CN115536300A (zh) * 2022-10-31 2022-12-30 中铁十一局集团有限公司 一种喷射混凝土用功能性掺合料及其制备方法和应用

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