JPH108702A - 床下収納庫 - Google Patents

床下収納庫

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JPH108702A
JPH108702A JP15859796A JP15859796A JPH108702A JP H108702 A JPH108702 A JP H108702A JP 15859796 A JP15859796 A JP 15859796A JP 15859796 A JP15859796 A JP 15859796A JP H108702 A JPH108702 A JP H108702A
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JP
Japan
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section
cross
shape
cover member
tight
Prior art date
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Pending
Application number
JP15859796A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kitao
尾 匡 北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication of JPH108702A publication Critical patent/JPH108702A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱および気密性に優れ、冷暖房効率を向上
させることのできる床下収納庫を提供する。 【解決手段】 蓋部材5の裏面側に断熱材5bを取付け
ると共に、開口部3の内周縁に装着された枠材6と蓋部
材5との間をタイト材9および11によって2重にシー
ルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、台所の床
下に設けられ、食料品などを保存するのに利用される床
下収納庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】床下収納庫は、建物の床下空間を有効に
利用することにより、室内を広く活用することができる
と共に、年間を通じて比較的低温に保持されることか
ら、例えば、台所の床下に設けられ、缶詰類や調味料な
ど、比較的長期保存の可能な食料品を収納するのに広く
利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような床下収納庫においては、冬季に、室外の冷気が
床面に形成した開口部と蓋との隙間から隙間風となって
侵入して室内の暖房効果が損なわれると共に、室内暖房
による熱気が蓋を通して床下収納庫内に伝わることか
ら、収納庫内の温度が上昇して食料品の保存に好ましく
ない影響を与えるという問題点がある。また、夏期にお
いても、室内冷房の冷気が開口部と蓋との隙間から散逸
し、冷房効果を高めることができないという問題点があ
り、これらの問題点を解決することが従来の床下収納庫
における課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、従来の床下収納庫における上
記の課題に着目してなされたものであって、断熱および
気密性に優れ、冷暖房効率を向上させることのできる床
下収納庫を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる床下収納
庫は、床に形成された開口部下方の床下空間に配設され
た収納容器と、開口部を覆う蓋部材を備え、蓋部材に断
熱材が取付けられていると共に、開口部の内周縁に装着
された枠材と蓋部材との間が少なくとも2重にシールさ
れている構成としたことを特徴としており、床下収納庫
におけるこのような構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0006】
【発明の作用】本発明に係わる床下収納庫においては、
蓋部材に断熱材が取付けられると共に、開口部の内周縁
に取付けられた枠材と蓋部材との間が少なくとも2重に
シールされているので、開口部と蓋部材との隙間部分に
おける冷気の通過や、蓋部材部分における熱移動が防止
されることから、室内の冷暖房効果が向上し、しかも開
口部と蓋部材との隙間が2重にシールされた、いわゆる
ダブルタイト構造となっているので、シール効果が確実
なものとなって長期間にわたってシール効果が維持され
ることになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。
【0008】実施例1 図1および図2は、本発明に係わる床下収納庫の一実施
例を示すものであって、図1はその全体構造を示す部分
縦断面図、図2はそのシール構造を示す拡大断面図であ
る。
【0009】すなわち、図に示す床下収納庫1は、床板
2に設けた開口部3の下方の床下空間に配置された収納
容器4と、床板2の開口部3、すなわち収納容器4の上
部開口を覆う蓋部材5から主に構成されている。
【0010】床板2に設けた開口部3の内周縁には、図
2に拡大して示すように、アルミニウム合金の押出形材
からなり、断面略F字状をなす枠材6がその四周全長に
わたって取付けられている。この枠材6には、その下端
部から水平方向に延出する支持片6aが一体的に形成さ
れており、この支持片6aは、床板2を支持する床枠部
材2aに木ねじ7によって取付けられたL形金具8によ
って補強され、この状態の支持片6aに収納容器4の上
端部を係止することにより、収納容器4が床下空間部内
に保持されるようになっている。
【0011】枠材6の中央部、支持片6a寄りの位置に
は、「コ」の字状断面を有するホルダー部6bが開口部
を上に向けた状態に形成されており、このホルダー部6
bには、ポリ塩化ビニルなどの軟質樹脂からなり、断面
「エ」の字状をなす第1のタイト材9が嵌着されてい
る。
【0012】一方、蓋部材5は、床板2と同様の外観を
備えた蓋板5aと、発泡ウレタン材からなり、蓋板5a
の裏面側、すなわち収納容器4内面側の外周部を除くほ
ぼ全面に取付けられた断熱材5bから構成され、このよ
うな構造の蓋部材5の外縁部には、図2に拡大して示す
ように、枠材6と同様にアルミニウム合金の押出形材か
らなり、断面略W字形をなす外縁材10がその四周全長
にわたって取付けられている。
【0013】そして、蓋部材5の外縁部に取付けられた
外縁材10のほぼ中央位置には、同じく「コ」の字状断
面を有するホルダー部10aがその開口部を外側に向け
た状態に形成されており、このホルダー部10aには、
第1のタイト材9と同様にポリ塩化ビニルなどの軟質樹
脂からなる第2のタイト材11が嵌着されている。
【0014】このような構造を備えた床下収納庫1にお
いては、蓋部材5からの熱拡散を断熱材5bによって遮
断することができると共に、蓋部材5を閉めた状態で、
枠材6に取付けた第1のタイト材9が蓋部材5の外縁材
10に密着すると共に、蓋部材5の外縁材10に取付け
た第2のタイト材11が枠材6の支持片6aに支持され
た収納容器4の上端部に密着することから、床板2に設
けた開口部3と蓋部材5との間に形成される隙間からの
通気を確実に遮断することができ、冷暖房の効率低下
や、冬季における室内暖房による収納庫内の温度上昇を
有効に防止することができる。
【0015】実施例2 図3および図4は、本発明に係わる床下収納庫の他の実
施例を示すものであって、図3はその構造、とくに収納
容器の支持構造を示す縦断面図、図4は開口部と蓋部材
との間のシール構造を示す要部拡大図である。
【0016】すなわち、この実施例に係わる床下収納庫
1は、床下に配設された収納容器4がスライド構造とな
っていることを除いて、基本的に第1の実施例に係わる
床下収納庫1と同様の構造を備え、床板2に設けた開口
部3の下方の床下空間に位置する収納容器4と、床板2
の開口部3、すなわち収納容器4の上部開口を覆う蓋部
材5から主に構成されている。
【0017】床板2に設けた開口部3の内周縁には、同
様にアルミニウム合金の押出形材からなる枠材6がその
四周全長にわたって取付けられていると共に、この枠材
6の下方位置には、収納容器4を摺動自在に支持するレ
ール12が相対向して取付けられている。
【0018】一方、収納容器4は、その上端部外側にロ
ーラ13を備え、このローラ13を介してレール12上
に支持され、レール12上を自由に移動できるようにな
っている。
【0019】この枠材6に形成したホルダー部6bに
は、図4に拡大して示すように、第1のタイト材9が嵌
着されると共に、蓋板5aと断熱材5bからなる蓋部材
5の四周外縁部に取付けられた外縁材10にはホルダー
部10aが同様に形成され、第2のタイト材11が装着
されているので、第1の実施例に係わる床下収納庫1と
同様に、蓋部材5からの熱拡散が断熱材5bによって遮
断されると共に、蓋部材5を閉めた状態において枠材6
に取付けた第1のタイト材9が蓋部材5の外縁材10に
密着し、さらに蓋部材5の外縁材10に取付けた第2の
タイト材11が枠材6に密着することから、床下収納庫
1の断熱および気密性を大幅に向上させることができ
る。
【0020】なお、上記両実施例においては、第1およ
び第2のタイト材9および11を枠材6と外縁材10、
すなわち開口部3の床板側と蓋部材側のそれぞれ取付け
た例を示したが、両タイト材9および11を枠材6の側
のみ、あるいは外縁材10の側のみに設けるようにして
もよいことは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる床
下収納庫は、蓋部材に断熱材が取付けられると共に、開
口部内周縁に取付けられた枠材と蓋部材との間が少なく
とも2重にシールされた構造を備えたものであるから、
開口部と蓋部材との隙間部分からの冷気の通過や、蓋部
材部分の熱移動を阻止することができ、室内の冷暖房効
果が効率的なものとなって、冷暖房のランニングコスト
を削減することができると共に、開口部と蓋部材との隙
間をいわゆるダブルタイト構造としたことから、シール
効果を確実なものとし、このような床下収納庫における
断熱気密性を長期間にわたって維持することができると
いう極めて優れた効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる床下収納庫の全体構
造を示す部分縦断面図である。
【図2】図1に示した床下収納庫におけるシール構造を
示す拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係わる床下収納庫の構造
を示す断面図である。
【図4】図2に示した床下収納庫におけるシール構造を
示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 床下収納庫 2 床板(床) 3 開口部 4 収納容器 5 蓋部材 6 枠材 9,11 タイト材(シール材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床に形成された開口部下方の床下空間に
    配設された収納容器と、開口部を覆う蓋部材を備え、蓋
    部材に断熱材が取付けられていると共に、開口部の内周
    縁に装着された枠材と蓋部材との間が少なくとも2重に
    シールされていることを特徴とする床下収納庫。
JP15859796A 1996-06-19 1996-06-19 床下収納庫 Pending JPH108702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15859796A JPH108702A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 床下収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15859796A JPH108702A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 床下収納庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH108702A true JPH108702A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15675172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15859796A Pending JPH108702A (ja) 1996-06-19 1996-06-19 床下収納庫

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JP (1) JPH108702A (ja)

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