JPH10867A - パウダー付着方法と装置 - Google Patents
パウダー付着方法と装置Info
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- JPH10867A JPH10867A JP17574996A JP17574996A JPH10867A JP H10867 A JPH10867 A JP H10867A JP 17574996 A JP17574996 A JP 17574996A JP 17574996 A JP17574996 A JP 17574996A JP H10867 A JPH10867 A JP H10867A
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Abstract
粉,顔料粉,ガラス粒などを適量付着させる。 【解決手段】 水平の支持シートの表面に図柄模様状ま
たは全面に可塑樹脂層を形成し、この樹脂層が可塑状態
である間に支持シートを裏返して、裏返した支持シート
に対してパウダー槽を接近させ、このパウダー槽内のパ
ウダーを可塑樹脂層に押付けて付着させる。
Description
した可塑樹脂層に接着剤粉,顔料粉,ガラス粒などを適
量付着させる方法と装置に関し、特殊印刷法として固体
パウダーを含む樹脂層を形成できるパウダー付着方法と
装置に関する。
は、ナイロン,ポリエステルなどの繊維を植毛するほか
に、金銀粉,顔料粉などのパウダーを静電気によって付
着させる場合がある。既存の植毛印刷法において、スク
リーン印刷で紙や布地の表面に文字や図柄の模様を印刷
し、次に静電気のプラスにつないだ電極板上に金銀粉,
顔料粉,ガラス粉などを散布する。この電極板にスクリ
ーン印刷済みの印刷面を接近させ、マイナス電極につな
ぐと、パウダーは印刷面に吸い付けられるので、これを
乾燥してから印刷面以外の不要パウダーを払い落とす。
のパウダーが微粉末で軽量であることを要し、しかも印
刷面に吸着されるパウダー量は全体に均一であっても非
常に少なく、印刷面との接着強度も十分とはいえない。
このため、パール顔料を含む接着剤の塗布面にガラス小
球を付着させる再帰反射シートでは、ガラス小球を上方
から接着剤層の塗布面に散布し、所望に応じて上方から
プレスしてガラス小球を十分に接着剤層の中へ押し込ん
でいる。
は、ガラス小球を接着剤の塗布面に散布するだけである
と、ガラス小球と接着剤層との接着強度が十分でない。
パウダー散布において、別個にプレス工程を加えると作
業工程が増加するうえに、接着剤層が横方向へ流れたり
ガラス小球の上方に出てしまうようなトラブルが発生し
やすい。
形成する特殊印刷法における前記の問題点を改善するた
めに提案されたものであり、接着剤粉,顔料粉,ガラス
粒などを可塑樹脂層に適量固着させるパウダー付着方法
を提供することを目的としている。本発明の他の目的
は、接着剤粉,顔料粉,ガラス粒などの固着を効率良く
達成できるパウダー付着装置を提供することである。
に、本発明に係るパウダー付着方法では、まず水平の支
持シート1(図1)の表面に図柄模様状または全面に可
塑樹脂層2を形成する。支持シート1は、紙,布地,樹
脂フィルム,皮革,ガラス板,木板などであればよく、
転写ラベルの場合には剥離可能なベースシートを用い
る。可塑樹脂層2は、一般にスクリーン印刷法でシート
表面に形成するが、パウダー3(図3)が付着可能な層
厚にできるならば他の印刷法も適用可能である。本発明
で用いるパウダー3は、可塑樹脂層2に付着可能な小径
物であればよく、一般的な粉末のほかにいわゆる粒状物
やフレークなどを包含する。典型的なパウダー3とし
て、接着剤粉,顔料粉,ガラス粒,活性炭粉,金銀粉な
どが例示できる。
に裏返すことを要する。可塑状態の樹脂層とは、支持シ
ートの表面に印刷した直後で粘着性を有する場合と、硬
化後に加熱や溶媒で粘着性を付与する場合とを包含す
る。支持シート1の裏返しは、図4に例示するような回
転ステージ10に取り付けて自動的に行い、該回転ステ
ージの代わりに無端ベルト,八角ドラムや円筒ドラムに
取り付けたり、手動によって裏返してもよい(図9参
照)。
裏返した後に、パウダー槽12を接近させる。この接近
については、パウダー付着装置8のようにパウダー槽1
2が下方から上昇しても、固定したパウダー槽に向かっ
て支持シート1が下降するような態様でもよい。パウダ
ー槽12は、パウダー流動層14が保持可能なように、
一般に広くて浅い形状であればよく、パウダー付着装置
8において交換可能に設置すると好ましい。
樹脂層2に押付けて付着させる。可塑樹脂層2へのパウ
ダー付着には、例えばスプリンクルバー16がパウダー
流動層14中で水平移動することにより、適量のパウダ
ー3を連続的に盛り上げて可塑樹脂層2の表面に接触さ
せる。スプリンクルバー16は、図7に示すように近接
した2本または3本以上の丸棒からなり、各丸棒が自転
可能であってもよい。パウダー付着には、図9に示すよ
うに1本のスプリンクルバーを用い、1本のバーでパウ
ダー槽内の下方に設置した平ベルトを押上げるような構
成などでもよい。パウダー流動層14の表面を平らにな
らすために、パウダー槽12の横幅とほぼ等しい長さの
スキージ(図示しない)を取り付け、該スキージをスプ
リンクルバー16の水平移動後に水平方向に作動しても
よい。
着した後に可塑樹脂層2を乾燥し、パウダー3を樹脂層
の表面に固着する。図4のパウダー付着装置8では、パ
ウダー3を付着してから回転ステージ10をさらに90
度回転し、垂直位置の支持シート1の表面から不要パウ
ダーを直ちに除去し、該装置から支持シート1を取り外
した後に可塑樹脂層2の乾燥を行う。不要パウダーの除
去工程は、可塑樹脂層の乾燥工程の次であってもよく、
コンベヤや八角ドラムなどを適用することにより、可塑
樹脂層の乾燥工程を不要パウダーの除去工程の前後に設
定して連続的な作業工程を達成してもよい。
図4に示すように、複数枚の支持シート1を吸着できる
回転ステージ10と、該回転ステージの下方に配置する
パウダー槽12と、パウダー槽内部で水平移動可能なス
プリンクルバー16とを備える。また、図8に例示する
ように、回転ステージ10の側方には、上下方向に走行
可能な回転ブラシ28と30およびブロー吸引機構32
を配置する。回転ステージ10、パウダー槽12、2本
のスプリンクルバー16、シート押え20と22、回転
ブラシ28と30、ブロー吸引機構32は、シーケンサ
(図示しない)などによって相互に同期作動し、回転ス
テージ10の回動時には他の部材は停止しており、該回
転ステージが90度回動して停止すると他の部材が作動
する。
ら明らかなように、通常、4側面にそれぞれ支持シート
1を吸着できる正方形断面の直方体形状であり、各側面
において多数の小貫通孔24を設けた吸引板26をそれ
ぞれ取外し可能に固着する。各吸引板26の表面には、
支持シート1の損傷や変形を防ぐために、ネジ孔やざぐ
り孔を形成しない。回転ステージ10の内部において、
各々の吸引板26の吸引室(図示しない)は独立してお
り、吸引板26ごとにエアの吸引・吹出し操作が可能で
ある。
転ステージ10の下方位置においてパウダー槽12との
間、および回転ステージ10の側方位置において回転ブ
ラシ28,30との間に設置する。シート押え20,2
2は、吸引板26に対応する平面形状を有し、その内寸
は支持シート1のそれよりのわずかに小さい。シート押
え20,22の裏面にゴム板33を固着することによ
り、回転ステージ10の下方位置でパウダー槽12が接
近する前、該ステージの側方位置で回転ブラシ28,3
0が走行する前に、支持シート1の周囲を吸引板26の
表面に密着させることが可能である。
状に対応する広さの浅い矩形平面形状であり、回転ステ
ージ10の下側で水平に位置し、パウダー付着装置8に
対して容易に着脱可能に設置する。パウダー槽12は、
回転ステージ10が90度回動するごとに、下方に位置
する水平吸引板26に向かって接近できるように昇降可
能に設置する。パウダー槽12の前後部には、スプリン
クルバー16が水平移動した際にパウダー3が外部へ流
出するのを防ぐ垂直壁18(図7)を設ける。
6,16は、パウダー槽12の内部において相互に近接
して水平に固定保持し、該パウダー槽とともに昇降作動
させる。スプリンクルバー16,16は、両持ちまたは
片持ち支持でその高さ位置を適宜に調整でき、パウダー
槽12内のパウダー流動層14中に位置するように定め
る。スプリンクルバー16,16は、パウダー槽12の
横幅とほぼ等しい長さであり、図7の矢印で示すように
パウダー槽12の縦幅のほぼ全域にわたって前方または
後方へ水平移動する。
示するように、上下方向に走行する回転ブラシ28と3
0およびブロー吸引機構32を配置し、これらは吸引板
26の縦幅に相当する長さを有し、水平および上下方向
に移動可能である。回転ブラシ28または回転ブラシ3
0とブロー吸引機構32は、それぞれ別個に作動し、回
転ブラシ28が往復作動してから回転ブラシ30とブロ
ー吸引機構32が往復作動する。
向に自転し、各ブラシに払い取り棒(図示しない)を取
り付ける。回転ブラシ28で掻き落としたパウダーは、
図8に示すようにガイド34によってパウダー槽12に
戻しても、または別の回収槽(図示しない)に収納して
もよい。一方、回転ブラシ30で掻き落としたパウダー
残渣は、ブロー吸引機構32で吸い取り、集塵機36で
一括してから廃棄する。
ージ10は、90度回動するごとに停止するように設定
する。上方に位置した吸引板26について、まずエアを
吹き出してパウダー付着済みの支持シートを取り外し、
次に可塑樹脂層2を形成した新たな支持シート1を載置
して、該支持シートを内部エアを抜いて吸引板26に吸
着・固定する。回転ステージ10が次に90度回動して
も、支持シート1はそのままである。
して支持シート1が下方に位置すると、シート押え20
が上昇し、支持シート1の周囲を吸引板26の表面に密
着させる。ついでパウダー槽12が上昇し、パウダー流
動層14の表面が支持シート1と近接する(図5と図7
参照)。この状態において、2本のスプリンクルバー1
6,16が水平移動することにより、適量のパウダー3
を連続的に盛り上げて支持シート1の可塑樹脂層2に押
付けて付着させる。パウダー付着が完了すれば、パウダ
ー槽12およびシート押え20は下降する。
して支持シート1が垂直に位置すると、側方からシート
押え22が前進し、支持シート1の周囲を吸引板26の
表面に密着させる。ついで回転ブラシ28が前進し、支
持シート1と接触してからシート下端まで下降し、再び
シート上端まで上昇してから後退して不要パウダーを掻
き取る。さらに回転ブラシ30とブロー吸引機構32が
前進し、回転ブラシ30が支持シート1と接触してから
シート下端まで下降し、再びシート上端まで上昇してか
ら後退してパウダー残渣を除去する。
して支持シート1が再び上方に位置すると、吸引板内部
のエアを吹き出して支持シート1を取り外し、パウダー
付着作業を繰り返す。可塑樹脂層2にパウダー3が付着
した支持シート1は、適宜の加熱炉または自然乾燥によ
って可塑樹脂層2を硬化させ、パウダー3を樹脂層の表
面に固着する。
ト40の表面に可塑樹脂層2を形成し、該支持シートを
無端ベルト42上に順次取り付けていく。各支持シート
40は、屈曲可能な矩形の押え枠44によってベルト4
2に固定し、磁性材を含む支持シート40を帯磁性のベ
ルト42に接着させてもよい。ベルト40の下方には、
パウダー槽46,ヒータおよび回転ブラシと吸引機構
(いずれも図示しない)を所定間隔をおいて配置する。
パウダー槽46では、下方に張設した平ベルト48の上
にパウダー流動層50を載置し、1本のスプリンクルバ
ー52の水平移動によって平ベルト48を押上げるよう
な構成である。
は、無端ベルト42の上方において取り外しついで取り
付けを順次行われ、該ベルトの走行によって裏返しにな
る。各支持シート40がパウダー槽46の上方で一旦停
止するならば、該パウダー槽が上昇してパウダー流動層
50が接近し、ついでスプリンクルバー52が水平移動
して平ベルト48を押上げ、適量のパウダー3を連続的
に盛り上げて可塑樹脂層2に付着させる。また、ベルト
42が連続走行して支持シート40がパウダー槽46の
上方で停止しないならば、パウダー槽46が上昇・接近
してからシート40の間隔だけベルト42と水平方向に
並走し、この際にスプリンクルバー52は平ベルト48
を押上げるだけで停止している。
と、図4および図6において正方形断面の回転ステージ
10を示す。回転ステージ10の4側面には、寸法50
0×600mmである吸引板26を固着し、該吸引板に
直径1mmの貫通孔24を300個以上設ける。回転ス
テージ10の1/4回転時間は2秒以内であり、シート
1枚当りのパウダー付着時間は約10秒である。シート
押え20,22は、支持シート1の外周5mm以内を押
え、シート押え20は環状平面であり、シート押え22
は逆U字形平面を有する。
16,16は、1ブロックとして構成し、ブロック全体
の昇降距離は50mmである。パウダー槽12は、深さ
35mmのステンレス鋼製バットである。スプリンクル
バー16,16は、直径10mm,長さ800mmのク
ロムめっきの鉄棒製であり、両持ち支持で2本同時に、
バットを基準して高さ±10mm調整可能である。両ス
プリンクルバーは、1行程が800mmであって、10
0〜500mm/秒の調整可能な速度で水平方向に往復
作動する。
機構32は、1ブロックとして構成し、回転ブラシ28
または回転ブラシ30とブロー吸引機構32は別個に作
動し、ブロック全体の水平および昇降速度は100〜5
00mm/秒で調整可能である。回転ブラシ28,30
には、長さ40mmの羊毛が放射状に植設され、その回
転数は100〜500rpmで個別に調整可能である。
を製造する場合、支持シート1として、セルロース系樹
脂で表面の剥離処理をしたポリエステルフィルムを用
い、該フィルムは厚さ50μmで寸法500×600m
mである。支持シート1の表面には、スクリーン印刷に
よって経時架橋性のポリウレタン樹脂の図柄模様を印刷
し、厚さ80μmの可塑樹脂層2を形成する。
8の吸引パッド39に吸着され、該ガイドによって搬送
する。支持シート1は、回転ステージ10において上方
に位置した吸引板26上に載置し、吸引室の内部エアを
抜いて吸引板26に吸着・固定する。パウダー付着装置
8において、回転ステージ10が90度さらに90度回
動すると、支持プレート1は下方に位置して裏返しにな
る。
は、粒径50〜300μmのポリアミド樹脂の接着剤粉
末である。この樹脂粉末を収納したパウダー槽12は、
支持シート1が下方に位置すると、シート押え20の上
昇についで上昇し、この状態において、2本のスプリン
クルバー16,16が水平移動する。スプリンクルバー
16,16により、適量のパウダー3を連続的に盛り上
げて支持シート1の可塑樹脂層2に押付けて付着させ
る。
して支持シート1が垂直に位置すると、まず回転ブラシ
28によって不要パウダーを掻き取り、これをガイド3
4を経てパウダー槽12に戻す。ついで回転ブラシ30
でパウダー残渣を掻き落とし、ブロー吸引機構32で吸
い取って集塵機36に集める。
の90度回動で再び上方に位置すると、吸引室からエア
を吹出して吸引板26から取り外す。支持シート1は、
別の取出しシートガイド(図示しない)の吸引パッドに
吸着され、該ガイドによって搬出する。得た支持シート
1は、最後に120℃で70秒加熱処理をして、可塑樹
脂層2を硬化させる。
リーン印刷法と比較して、支持シートの可塑樹脂層を裏
返してパウダーを付着させることにより、必要な量のパ
ウダーだけが可塑樹脂層に付着し、不要なパウダーは大
部分直ちに重力で落下してしまうので作業効率がすぐれ
ている。本発明方法は、パウダーの飛散が少なくなり、
工場内において周囲への飛散が減って作業環境の悪化が
少ない。
法に比べて、付着すべきパウダーの形状や重量で影響を
受けることが少なく、樹脂層に付着するパウダー量は全
体に均一であるうえに、その付着量の調整も容易であ
る。本発明方法は、スプリンクルバーでパウダーを盛り
上げて付着させるので、支持シートの可塑樹脂層におけ
る凹凸の影響を受けることが少なく、多少の凹凸があっ
てもパウダーの付着が可能である。しかも、パウダー流
動層の盛り上げで可塑樹脂層の表面へパウダーを食い込
ませるため、樹脂層との接着強度が十分であって安定し
た接着力を得ることができる。
槽の交換だけで使用パウダーを変更でき、スクリーン印
刷装置と比較して顔料系のパウダーを使用しても段取り
時間が短くなる。本発明装置では、パウダー付着と掻き
取り工程を別個にすることにより、全体のパウダー付着
時間を短縮することができる。
直に立てた状態で不要パウダーを除去するため、掻き取
られたパウダーが支持シートに再付着することは少な
い。掻き取ったパウダーは、元のパウダー槽へ戻すた
め、パウダーの使用効率が高くなる。また、回転ブラシ
によって比較的小さい力で掻き取るため、可塑樹脂層で
あるデザイン部の損傷を低く押えることができる。
略断面図である。
脂層に付着させた状態を示す概略断面図である。
断面図である。
持シートに対して、パウダー槽が接近した状態を示す部
分横断面図である。
である。
面図である。
ブロー吸引機構を概略的に示す部分横断面図である。
塑樹脂層に押付けて付着させる他の例を概略的に示す断
面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 水平の支持シートの表面に図柄模様状ま
たは全面に可塑樹脂層を形成し、この樹脂層が可塑状態
である間に支持シートを裏返して、裏返した支持シート
に対してパウダー槽を接近させ、このパウダー槽内のパ
ウダーを可塑樹脂層に押付けて付着させ、この後に可塑
樹脂層を乾燥してパウダーを樹脂層の表面に固着するパ
ウダー付着方法。 - 【請求項2】 水平の支持シートの表面に図柄模様状ま
たは全面に可塑樹脂層を形成し、この樹脂層が可塑状態
である間に支持シートを裏返し、ついで下方から接着剤
粉,顔料粉,ガラス粒などを収納したパウダー槽を近づ
け、このパウダー流動層中で2本のスプリンクルバーを
水平移動することにより、適量のパウダーを連続的に盛
り上げて可塑樹脂層に押付けて付着させ、この後に可塑
樹脂層を乾燥してパウダーを樹脂層の表面に固着するパ
ウダー付着方法。 - 【請求項3】 表面に図柄模様状または全面に薄い可塑
樹脂層を形成した支持シートを用い、該支持シートを四
角形断面の回転ステージの上方吸引板に吸着・固定し、
支持シートの樹脂層が可塑状態である間に、回転ステー
ジを180度回転して支持シートを裏返し、ついで下方
から接着剤粉,顔料粉,ガラス粒などを収納したパウダ
ー槽を上昇させ、このパウダー流動層中で2本のスプリ
ンクルバーを水平移動することにより、適量のパウダー
を連続的に盛り上げて可塑樹脂層に押付けて付着させ、
この後に回転ステージをさらに90度回転し、垂直位置
の支持シートの表面をブラシで払い、且つブロー吸引に
よって不要パウダーを除去するパウダー付着方法。 - 【請求項4】 複数枚の支持シートを吸着できる回転ス
テージと、回転ステージの下方に配置するパウダー槽
と、パウダー槽内部で水平移動可能なスプリンクルバー
とを備え、表面に図柄模様状または全面に薄い可塑樹脂
層を形成した支持シートを用い、該支持シートを回転ス
テージの上方面に順次吸着・固定するとともに、回転ス
テージが回動するごとに、下方に位置する支持シートに
向かって接着剤粉,顔料粉,ガラス粒などを収納したパ
ウダー槽が接近し、スプリンクルバーがパウダー流動層
中で水平移動して適量のパウダーを可塑樹脂層に付着さ
せるパウダー付着装置。 - 【請求項5】 4面にそれぞれ吸引板を取り付けた正方
形断面の回転ステージと、回転ステージの下方に配置す
る広くて浅いパウダー槽と、パウダー槽内部で水平移動
可能な2本のスプリンクルバーとを備え、表面に図柄模
様状または全面に薄い可塑樹脂層を形成した支持シート
を用い、該支持シートを回転ステージの上方で吸引板に
順次吸着・固定するとともに、回転ステージが90度回
動するごとに、下方に位置する水平吸引板に向かって接
着剤粉,顔料粉,ガラス粒などを収納したパウダー槽が
接近し、2本のスプリンクルバーがパウダー流動層中で
水平移動して適量のパウダーを可塑樹脂層に付着させる
際に、残りのパウダーが外側へ流出するのを防ぐ垂直壁
をパウダー槽に設けているパウダー付着装置。 - 【請求項6】 4面にそれぞれ吸引板を取り付けた正方
形断面の回転ステージと、回転ステージの下方に配置す
る広くて浅いパウダー槽と、パウダー槽内部で水平移動
可能な2本のスプリンクルバーと、回転ステージの側方
に配置する上下動可能なブロー吸引機構と、ブロー吸引
機構の前面に配置する回転ブラシとを備え、表面に図柄
模様状または全面に薄い可塑樹脂層を形成した支持シー
トを用い、該支持シートを回転ステージの上方で吸引板
に吸着・固定するとともに、回転ステージが90度回動
するごとに、下方に位置する水平吸引板に向かって接着
剤粉,顔料粉,ガラス粒などを収納したパウダー槽が接
近し、2本のスプリンクルバーがパウダー流動層中で水
平移動して適量のパウダーを可塑樹脂層に付着させ、一
方、側方に位置する垂直吸引板の表面を回転ブラシが垂
直方向に走行し、不要パウダーをブロー吸引機構によっ
て除去するパウダー付着装置。 - 【請求項7】 四角形断面の回転ステージにおいて、下
方位置でパウダー槽が接近する前または側方位置で回転
ブラシが走行する前に、矩形のシート押えによって支持
シートの周囲を吸引板の表面に密着させる請求項4から
6のいずれかに記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17574996A JP3737857B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | パウダー付着方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17574996A JP3737857B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | パウダー付着方法と装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10867A true JPH10867A (ja) | 1998-01-06 |
JP3737857B2 JP3737857B2 (ja) | 2006-01-25 |
Family
ID=16001587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17574996A Expired - Fee Related JP3737857B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | パウダー付着方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3737857B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107672293A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-02-09 | 绵阳市祥发包装有限公司 | 一种快速固化油墨的印刷机 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP17574996A patent/JP3737857B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107672293A (zh) * | 2017-11-16 | 2018-02-09 | 绵阳市祥发包装有限公司 | 一种快速固化油墨的印刷机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3737857B2 (ja) | 2006-01-25 |
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