JPH1086760A - インダッシュ方式車載ディスプレイ - Google Patents

インダッシュ方式車載ディスプレイ

Info

Publication number
JPH1086760A
JPH1086760A JP24175996A JP24175996A JPH1086760A JP H1086760 A JPH1086760 A JP H1086760A JP 24175996 A JP24175996 A JP 24175996A JP 24175996 A JP24175996 A JP 24175996A JP H1086760 A JPH1086760 A JP H1086760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
center
tilt
stroke
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24175996A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Sakuma
一誠 佐久間
Nobuya Hiyousako
暢也 表迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24175996A priority Critical patent/JPH1086760A/ja
Publication of JPH1086760A publication Critical patent/JPH1086760A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作時に取付部前方及び上方の障害物に邪魔
にならないインダッシュ方式車載ディスプレイを提供す
る。 【解決手段】 ディスプレイ1とディスプレイ1を排出
するための駆動部との間にチルト軸2を有し、そのチル
ト軸2の中心をディスプレイ1の中央部付近に設けるこ
とにより、ディスプレイ1の大画面化にともなうストロ
ークの確保、排出時の取付部前方の障害物への当たりの
防止、チルト時の取付部上方の障害物への当たりの防止
を行い、使用者の意思をディスプレイの傾きの検知及び
クローズボタンの設置等により確認し、排出時のストロ
ークまで一度移動させてから収納する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダッシュ方式
車載ディスプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用ディスプレイの取付スペー
スとして、センターコンソール部が用いられている。こ
れはテレビ未使用時にテレビを収納できるためや、エア
バッグ等車の安全性向上により、ディスプレイの取付ス
ペースが限られてきたためである。これらの部分を用い
てディスプレイを取り付けた場合、ディスプレイを立ち
上げたときの前後の位置調節とともに、衝突時の安全等
のために、ディスプレイに過剰な荷重が加わったときに
スリップさせる必要がある。
【0003】従来のインダッシュ方式車載用ディスプレ
イは、チルト軸2の支持中心がディスプレイ1の下端部
にあり、図2−aのように排出するストロークを短くし
た場合には、車種によって、チルト時にディスプレイ取
付部上方の障害物、例えばエアコン・ダクト5に当たり
チルトの角度が制限される。
【0004】また、図2−bのようにストロークを長く
した場合には、ディスプレイ取付部上方の障害物に対す
る当たりは解消できるが、ストロークが長くなることに
より、排出時にディスプレイ前方の障害物、例えばシフ
トレバー4により動きを妨げられてしまう。
【0005】ここで、図2−cのようにチルト軸の中心
をディスプレイ1の中央部付近に設けることにより、上
記で示した取付部上方及び前方への障害物への当たりは
解消される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
プレイ1の中央部付近にチルトの中心を置いた場合、取
付部上方及び前方への障害物への当たりは解消される
が、ディスプレイ1をチルトし、前後に移動を行い使用
者の好みの位置に調節した場合、収納時に前面パネル等
にディスプレイ1が当たり、収納不可能となる。
【0007】また、ディスプレイ1をチルトさせたとき
に、ディスプレイ1が前後に移動できないように固定し
た場合、使用者の好みの位置へのディスプレイの設定
や、ディスプレイに過剰な荷重が加わった時に大きな衝
撃を受けるなどの弊害がある。
【0008】本発明は上記事項に鑑み、車載ディスプレ
イ1の大画面化にともなうストロークの確保及び動作中
の取付部前面及び上方の障害物への当たりの解消を行
い、立ち上げた状態で前後に移動できることにより、使
用者の好みの位置にディスプレイを設定でき、衝突時の
衝撃を緩和できるインダッシュ方式車載ディスプレイの
開発を目的とする。
【0009】
【発明を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のインダッシュ方式車載ディスプレイは、チ
ルトの支持中心をディスプレイの中央部付近に有し、前
記チルトによりディスプレイを立ち上げた状態で前後の
移動を行い、収納時に排出時の位置に一度移動した後収
納することを特徴としたものである。
【0010】本発明によれば、ディスプレイとディスプ
レイを排出するための駆動部との間にチルト軸を有し、
そのチルト軸の中心をディスプレイの中央部付近に設け
ることにより、ディスプレイの大画面化にともなうスト
ロークの確保、排出時の取付部前方の障害物への当たり
の防止、チルト時の取付部上方の障害物への当たりの防
止を行い、使用者の収納の意思をディスプレイの傾きの
検知及びクローズボタンの設置等により確認し、排出時
のストロークまで一度移動させてから収納する構成によ
り、ディスプレイを立ち上げた状態での前後の移動によ
る収納時の問題を改善できる。
【0011】
【本発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、チルトの支持中心をディスプレイの中央部近傍に有
し、前記チルトによりディスプレイを立ち上げた状態で
前後の移動を行い、収納に際し、排出時の位置に一度移
動した後収納することを特徴とするインダッシュ方式車
載ディスプレイとしたもので、排出時のストロークを短
くした上で、ディスプレイを立ち上げた状態で前後に移
動できることにより、使用者の好みの位置にディスプレ
イをセットでき、衝突時の衝撃を緩和できるという作用
を有す。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、チルト
軸に傾きを検出する傾き検出手段を備えたことを特徴と
する請求項1に記載のインダッシュ方式車載ディスプレ
イとしたもので、排出時のストロークを確保した上で、
ディスプレイを立ち上げた状態で前後に移動できること
により、使用者の好みの位置にディスプレイをセットで
き、衝突時の衝撃を緩和できるという作用を有す。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるインダッシ
ュ方式車載ディスプレイについて、図1を用いて説明す
る。
【0014】(実施例1)図1は本発明の一実施例にお
けるインダッシュ方式車載ディスプレイの動作概念と要
部側面図を示す。
【0015】本願発明のインダッシュ方式車載ディスプ
レイは、液晶テレビ等のディスプレイ1と、該ディスプ
レイ1を排出する駆動部との間に、ディスプレイ1を支
持するチルト軸2がディスプレイ1の中央部近傍に構成
されている。
【0016】ディスプレイ1を排出する動作はモーター
と歯車を用いて自動で行い、チルト部は手動とする。
【0017】例えば、ディスプレイ1の前面に前後の移
動ボタンを設け、そのボタンと駆動部のモーターと連動
させることにより、図1−aに示すようなディスプレイ
1の前後の位置調整を行う。
【0018】位置調整を行い排出時のストロークと異な
った位置から収納する際は、チルト部にディスプレイ1
の傾きを検出できる傾き検出センサーを設けることによ
り、図1−bに示すようにディスプレイ1が任意の角度
以上前方に傾いたとき、使用者が収納の意思があると判
断し、ディスプレイ1は排出時のストロークまで移動
し、図1−cに示すように使用者がディスプレイ1を完
全に倒したことを前記センサーによって確認後モーター
を駆動して収納する。
【0019】傾きを検出する手段としては、例えば、デ
ィスプレイ1が所定角度に傾いた場合にスイッチがオン
するごとくリミットスイッチを設ける、または、接点間
を水銀等の金属流体が移動して導通させる水銀スイッチ
など任意の構成としてよい。
【0020】(実施例2)実施例1と同様に、ディスプ
レイ1、駆動部、チルト部で構成され、チルト部をモー
ターと歯車にて駆動することにより、排出動作とチルト
動作を全て自動で行う構成とした。
【0021】ディスプレイを立ち上げた状態では実施例
1と同様に前後に移動し位置調整を行う。収納する際に
は、使用者がクローズボタンを押すことにより、使用者
の収納の意思を確認し排出時のストロークまで移動し立
ち上げ時の逆の動作にて自動で収納を行う。
【0022】また、過剰な荷重がディスプレイ1にかか
った場合、歯車にクラッチを設けてスリップを行う。こ
れにより排出時のストロークと異なった位置から収納す
る際に、手動でクラッチを滑らせて前方に傾けたとき
は、実施例1と同様に、傾きの角度を検出し排出時のス
トロークまで移動した後収納を行う。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のインダッシュ方
式車載テレビによれば、チルトの中心がディスプレイの
中央部付近にあり、なおかつ立ち上げた状態での前後の
移動が可能であるので、ディスプレイ排出時にストロー
クを確保し、エアコンのダクト等にあたることなくディ
スプレイを立ち上げることができ、使用者の好みに合わ
せて、ディスプレイを前後に移動できる。
【0024】また、衝突等の過剰な荷重がディスプレイ
に働いた場合でも、従来のロック機構を持たないので、
危険性を減少させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインダッシュ方式車
載ディスプレイの動作概念と要部側面図
【図2】従来のインダッシュ方式車載ディスプレイの構
成図
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 チルト軸 3 ケーシング 4 シフトレバー 5 エアコン・ダクト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持中心をディスプレイの中央部近傍に
    備え、チルトによりディスプレイを立ち上げた状態で前
    後の移動を行い、収納に際し、排出時の位置に一度移動
    した後収納することを特徴とするインダッシュ方式車載
    ディスプレイ。
  2. 【請求項2】 チルト軸に傾きを検出する傾き検出手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインダッシ
    ュ方式車載ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 傾き検出手段としてリミットスイッチま
    たは水銀スイッチの内いずれか一方を用いたことを特徴
    とする請求項2に記載のインダッシュ方式車載ディスプ
    レイ。
JP24175996A 1996-09-12 1996-09-12 インダッシュ方式車載ディスプレイ Pending JPH1086760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24175996A JPH1086760A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 インダッシュ方式車載ディスプレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24175996A JPH1086760A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 インダッシュ方式車載ディスプレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1086760A true JPH1086760A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17079114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24175996A Pending JPH1086760A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 インダッシュ方式車載ディスプレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1086760A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6120032B1 (ja) * 2016-03-28 2017-04-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置およびディスプレイ取付け装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6120032B1 (ja) * 2016-03-28 2017-04-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置およびディスプレイ取付け装置
WO2017169071A1 (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置およびディスプレイ取付け装置
JP2017177838A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 車載装置およびディスプレイ取付け装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7445392B2 (en) Observation device for side regions of a motor vehicle
JP6912952B2 (ja) 車両操作装置
EP1323571B1 (en) Display controller, display control method, drive controller and drive control method
JP4647663B2 (ja) ディスプレイ開閉角度検出機構
JPH1086760A (ja) インダッシュ方式車載ディスプレイ
JP3039719B2 (ja) 車載用テレビ
JP3573187B2 (ja) 車両用周辺視認装置
JPH06953U (ja) 自動車用後方視認装置
JP2592720Y2 (ja) 収納型平面表示装置
JPH0687095U (ja) 表示装置
JP3215140B2 (ja) 車載用テレビ
JP3233427B2 (ja) 車載用テレビ
JP5531561B2 (ja) 映像表示システム
JPH04224432A (ja) 車載テレビジョン装置
JPH10297381A (ja) 車載用表示装置
JPH11245723A (ja) 自動車の後方映像表示装置
KR100493467B1 (ko) 자동차용 후방 촬영장치
JP2806750B2 (ja) ディスプレイの保持機構
JP2004098769A (ja) 車載用収容型モニタ
JP2002104114A (ja) 前方障害物確認システム
KR100466777B1 (ko) 차량용 av기기의 디스플레이 유닛 자동정렬방법
JP3188085B2 (ja) 移動部を有する車載用機器
JPH10147189A (ja) 車載用モニタ装置
JPH05185876A (ja) 車載用テレビ
JPH05170031A (ja) 車載用テレビ