JPH1085168A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH1085168A
JPH1085168A JP25008696A JP25008696A JPH1085168A JP H1085168 A JPH1085168 A JP H1085168A JP 25008696 A JP25008696 A JP 25008696A JP 25008696 A JP25008696 A JP 25008696A JP H1085168 A JPH1085168 A JP H1085168A
Authority
JP
Japan
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water
receiver
washing
washing tank
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP25008696A
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English (en)
Inventor
Toshio Arakawa
敏雄 荒川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄槽から水漏れや溢水が起きても機体の底
部や床面をぬらすことのないようにする。 【解決手段】 洗浄槽11の下方に受け器6を設け、こ
の受け器6により洗浄槽11からの水漏れや溢水によっ
て落ちる水を受けて溜め、それが機体の底部や床面8に
達するのを防ぐようにした。又、受け器6にはセンサ1
9を設け、これにより受け器6で受けた水の有無を検知
し、水有りであれば、ブザーやランプ等の報知器を作動
させると共に、食器洗浄機の運転中ではその運転を停止
させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被洗浄食器を洗浄槽
で洗浄する食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器洗浄機においては、被洗
浄食器を洗浄槽で洗浄するものが多く供されており、更
に、このものにおいては、洗浄あるいは排水のためのポ
ンプやホースの接続部など、水漏れの可能性のある部分
の下方にその漏れ水を受ける受け器を部分的に配設した
ものが供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、食器洗
浄機においては、上述のポンプやホースの接続部等の部
分以外に、洗浄槽からも水漏れや溢水を起こす可能性が
あって、万一それが起きたときに水が機体の底部や床面
に落ち、それらをぬらす可能性を有していた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、洗浄槽から水漏れや溢水が
起きても機体の底部や床面をぬらすことのない食器洗浄
機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食器洗浄機においては、洗浄槽と、この洗
浄槽内で被洗浄食器を洗浄するための洗浄機構とを具備
するものにあって、上記洗浄槽の下方に洗浄槽から落ち
る水を受けて溜める受け器を設けたことを特徴とする。
このものによれば、洗浄槽から水漏れや溢水が起きたと
き、その水を受け器が受けて溜め、機体の底部や床面に
達するのを防ぐ。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1及び図2を参照して説明する。まず図1にはキ
ャビネット1を示しており、これは図2に示すシンク2
を有する例えば台所用キャビネットであって、そのシン
ク2が存する部分の側方部には食器洗浄機組込部3を仕
切壁4,5により両側から仕切って設けている。
【0007】食器洗浄機組込部3には、図1に示すよう
に、有底の水密容器状の受け器6と、この受け器6上に
結合した筒状の周カバー7とを配設しており、その上
で、受け器6は底部を床面8に立設した複数組の支持体
9によって下方から支持し、周カバー7は上縁部をキャ
ビネット1の天板10に結合している。しかして、周カ
バー7内には洗浄槽11を配設しており、この洗浄槽1
1も、底部は受け器6の内底面に立設した複数の支持体
12によって下方から支持し、上縁部を上カバー13を
介して上記キャビネット1の天板10の開口部14の周
縁部に結合している。又、その開口部14には蓋15を
設けている。
【0008】この構造で、受け器6は洗浄槽11の下方
に位置して洗浄槽11の下部全体を覆っており、その内
部には、この場合、モータ16を共通の駆動源とする洗
浄ポンプ17と排水ポンプ18とを上記支持体12に取
付けて配設している。なお、洗浄ポンプ17はモータ1
6の正転によって作動し、排水ポンプ18がモータ16
の逆転によって作動するものである。
【0009】受け器6の内底面6aは後部から前部に向
かって漸次下降する斜面状となしており、その最底部で
ある最前部に水の有無を検知する検知手段であるセンサ
19を配設している。なお、このセンサ19は例えば並
置電極式にて、その電極間に水が付着することによる電
気抵抗値の変化で水が有ることを検知するタイプのもの
としている。
【0010】一方、洗浄槽11の内部には被洗浄食器
(図示せず)を配置する食器かご20を配設する共に、
この食器かご20内に向けて洗浄水を噴射する噴水アー
ム21と噴水ノズル22とを配設しており、上記洗浄ポ
ンプ17は洗浄時に洗浄槽11の底部に設けた貯水部2
3(図2参照)から洗浄水を吸って上記噴水アーム21
及び噴水ノズル22に圧送するようになっている。又、
排水ポンプ18は洗浄後の洗浄水を貯水部23から吸っ
て機外に排出するようになっている。
【0011】このほか、洗浄槽11内にはヒータ24を
配設しており、このヒータ24によって洗浄時に洗浄水
を加熱し、乾燥時に洗浄槽11内の空気を加熱するよう
にしている。又、洗浄槽11内には洗剤を溜めておいて
洗浄時に投入する洗剤投入器25をも配設している。
【0012】そして更に、洗浄槽11の前面部には、図
2に示すように、洗浄槽11内に洗浄水を供給する給水
弁ユニット26や、乾燥時に洗浄槽11内に外気を導入
する送風機ユニット27、洗浄水の水位を検知する水位
検知器ユニット28を配設しており、そのほか、受け器
6の前面部には下水道から洗浄槽11内への臭気の流入
を阻止する排水トラップ29を配設している。
【0013】さて、上述のごとく構成したものの場合、
洗浄時には給水弁ユニット26から洗浄槽11内に洗浄
水が供給されると共に、洗剤投入器25から洗剤が投入
され、この洗剤を含む洗浄水がヒータ24により加熱さ
れつつ洗浄ポンプ17により噴水アーム21及び噴水ノ
ズル22に圧送されて、これら噴水アーム21及び噴水
ノズル22から食器かご20内に向けて噴射される。
【0014】従って、上記給水弁ユニット26や、洗剤
投入器25、ヒータ24、洗浄ポンプ17、噴水アーム
21、及び噴水ノズル22は洗浄機構30として機能す
るもので、この洗浄機構30による洗浄中やそのほかの
ときに洗浄槽11から万一水漏れや溢水が起きた場合、
その水は洗浄槽11の下方に位置して該洗浄槽11の下
部全体を覆った受け器6により受けられて溜められ、機
体の底部や床面に達するのが防がれる。従って、洗浄槽
11から落ちる水で機体の底部や床面をぬらすことはな
い。
【0015】又、特に上記構成のものの場合、受け器6
は洗浄槽11から落ちる水だけでなく、給水弁ユニット
26や、水位検知器ユニット28、排水トラップ29、
洗浄ポンプ17、排水ポンプ18、及びそれらのホース
による接続部分から万一漏れたり溢れたりしたときの水
をも受けて溜めるもので、これらの水が機体の底部や床
面に達するのを同様に防ぐので、やはり機体の底部や床
面をぬらすことはない。
【0016】しかも、上記構成のものの場合、受け器6
には、受けた水の有無を検知する検知手段であるセンサ
19を設けているので、上述のごとく水が受けられて溜
められれば、それをセンサ19が検知し、検知信号を発
する。この検知信号は食器洗浄機の機能全般を制御する
制御装置(図示せず)に与えられるもので、制御装置は
それに基づきブザーやランプ等の報知器(これも図示せ
ず)を作動させると共に、食器洗浄機が運転中であれば
その運転を停止させるものであり、かくして、より優れ
た安全性を確保でき、水漏れや溢水等に対する処置も速
やかにとらせることができる。
【0017】加えて、この場合、センサ19は受け器6
の傾斜内底面6aの最底部に設けており、ここには受け
器6で受けた水が受け器6内底面の傾斜によって集まる
から、受けられた水の検知がより確実且つ速やかにでき
る。
【0018】以上に対して、図3は本発明の第2実施例
を示すもので、前述の受け器6に代わる受け器31に溜
められた水の水位Hを示している。この水の量は洗浄機
構30による洗浄運転1回の使用水量であり、洗浄運転
には詳細には「洗剤洗い」及び「すすぎ洗い」があっ
て、普通、その各1回にそれぞれ4[l]を使用し、
「洗剤洗い」は1回、「すすぎ洗い」は3回あるから、
総使用水量は16[l]であり、上述の水位Hはその総
使用水量の16[l]分を表している。しかして、この
使用水量に対し、受け器31は容積をそれ以上に定めて
いる。
【0019】この結果、洗浄槽11内の水が全部漏れ出
たとしても、その全量を受け器31で受けて溜め得るか
ら、機体の底部や床面をぬらすことをより確実に防止す
ることができる。
【0020】又、この場合、受け器31に内装した電装
品である洗浄ポンプ17及び排水ポンプ18の駆動源モ
ータ16の取付位置は、受け器31の最高水受け水位面
H以上に定めている。この結果、洗浄槽11内の水が全
部漏れ出て受け器31に溜められても、その水が駆動源
モータ16にかかることはなく、電気的により安全にで
きる。
【0021】図4は本発明の第3実施例を示すもので、
受け器31に溜まった水を排出するポンプ41を具えた
ものを示している。このものでは、受け器31に水を溜
めたまま残すことがなく、受け器31からの溢水等も防
止することができる。なお、この場合、ポンプ41は受
け器31の傾斜内底面31aの最底部から受け器31内
の水を吸込むようにしており、これによって、受け器3
1内の水の排出がより確実に、しかも、余すことなくで
きるようにしている。
【0022】図5は本発明の第4実施例を示すもので、
前述の排水ポンプ18の吸込管路に切換弁51を設け
て、洗浄槽11内の水の吸込み排出と受け器31内の水
の吸込み排出とを切換えて行い、もって受け器31内の
水を排出するポンプを、洗浄槽11内の水を排出する排
水ポンプ18と兼用で具えるようにしたものを示してい
る。 このものでは、上記第3実施例の効果がより合理
的な構成で得られる特長を有している。なお、このもの
でも、排水ポンプ18は受け器31の傾斜内底面31a
の最底部から受け器31内の水を吸込むようにしてい
る。
【0023】図6は本発明の第5実施例を示すもので、
水位検知器ユニット28の貯水タンク61に、水受け器
6のセンサ19を配設した部分の上方に位置して、溢水
口62を設けたものを示している。
【0024】この場合、水位検知器ユニット28は貯水
タンク61が洗浄槽11の貯水部23とホース63によ
り連通していて、貯水水位hの変化を洗浄槽11内と同
じくし、それによってフロート64及びマイクロスイッ
チ65やリードスイッチ等により水位hの検知をし、給
水弁ユニット26の制御に供するのであるが、その水位
検知動作に異常が生じると、給水弁ユニット26の制御
ができずに洗浄槽11内の水位hが上がることにより、
貯水タンク61内の水位hも上がる。このように貯水タ
ンク61内の水位hが上がれば、やがて溢水口62から
溢水するが、その下方にはセンサ19が位置しているか
ら、溢出した水の検知がより確実且つ速やかにできる。
【0025】なお、洗浄機構30は上述の噴水洗いする
タイプに限られず、水流洗いするタイプ等であっても良
い。そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得る。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の食器洗浄機によれば、
洗浄槽から水漏れや溢水が起きたとき、その水を受け器
で受けて溜め、機体の底部や床面に達するのを防ぎ得る
から、機体の底部や床面をぬらすことのないようにでき
る。
【0027】請求項2の食器洗浄機によれば、洗浄槽か
ら水漏れや溢水が起きたときの、より優れた安全性を確
保でき、水漏れや溢水等に対する処置も速やかにとらせ
ることができる。請求項3の食器洗浄機によれば、洗浄
槽内の水が全部漏れ出たとしても、その全量を受け器で
受けて溜め得るから、機体の底部や床面をぬらすことを
より確実に防止することができる。
【0028】請求項4の食器洗浄機によれば、洗浄槽内
の水が全部漏れ出て受け器に溜められても、その水が受
け器に内装した電装品にかかることがなく、電気的によ
り安全にできる。請求項5の食器洗浄機によれば、受け
器に溜めた水をそのまま残すことがなく、受け器からの
溢水等も防止することができる。請求項6の食器洗浄機
によれば、受け器に溜めた水をそのまま残すことがな
く、受け器からの溢水等も防止することができるという
効果をより合理的な構成で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の縦断側面図
【図2】全体の縦断正面図
【図3】本発明の第2実施例を示す主要部分の縦断側面
【図4】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図5】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第5実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
6は受け器、11は洗浄槽、16はモータ(電装品)、
18は排水ポンプ、19はセンサ(検知手段)、30は
洗浄機構、31は受け器、41はポンプ、51は切換弁
を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽と、この洗浄槽内で被洗浄食器を
    洗浄するための洗浄機構とを具備するものにおいて、前
    記洗浄槽の下方に洗浄槽から落ちる水を受けて溜める受
    け器を設けたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 受け器に、受けた水の有無を検知する検
    知手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の食器洗
    浄機。
  3. 【請求項3】 受け器の容積を洗浄機構による洗浄運転
    の使用水量以上に定めたことを特徴とする請求項1記載
    の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 受け器に内装した電装品の取付位置を、
    受け器の最高水受け水位面以上に定めたことを特徴とす
    る請求項3記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 受け器に溜まった水を排出するポンプを
    具えたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 ポンプを洗浄槽内の水を排出する排水ポ
    ンプと兼用で具えたことを特徴とする請求項5記載の食
    器洗浄機。
JP25008696A 1996-09-20 1996-09-20 食器洗浄機 Pending JPH1085168A (ja)

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JP25008696A JPH1085168A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 食器洗浄機

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JP (1) JPH1085168A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183276A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Rinnai Corp 食器洗い機
KR20150112619A (ko) * 2014-03-28 2015-10-07 삼성전자주식회사 식기세척기

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JP2008183276A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Rinnai Corp 食器洗い機
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