JPH1084310A - 無音処理を伴う通信方式 - Google Patents
無音処理を伴う通信方式Info
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- JPH1084310A JPH1084310A JP8238220A JP23822096A JPH1084310A JP H1084310 A JPH1084310 A JP H1084310A JP 8238220 A JP8238220 A JP 8238220A JP 23822096 A JP23822096 A JP 23822096A JP H1084310 A JPH1084310 A JP H1084310A
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- noise
- communication system
- silence
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 VOX処理を伴う通信方式において、従来法
の送信側での処理を行わないで、受信側で通話の不自然
さを生じることがないように背景ノイズの生成が従来法
と同じく行われ、消費電力をより低下させる。 【解決手段】 送信端末からの信号を基地局側では送信
部12でCHデコード後、音声符号化部13で符号化す
る際、そのデータについて無音モード情報生成部14で
無音有音判定し、無音であれば、無音モード情報生成部
14で無音モード情報を生成し送信する。受信側では、
受信部22でデコードされたデータが無音か有音かを、
無音モード情報検出部23で判断し、無音であれば、ノ
イズ生成部25でノイズを生成し、この間音声復号を停
止する。生成されたノイズは、受信端末周囲の雑音を用
い受話部27により出力される。
の送信側での処理を行わないで、受信側で通話の不自然
さを生じることがないように背景ノイズの生成が従来法
と同じく行われ、消費電力をより低下させる。 【解決手段】 送信端末からの信号を基地局側では送信
部12でCHデコード後、音声符号化部13で符号化す
る際、そのデータについて無音モード情報生成部14で
無音有音判定し、無音であれば、無音モード情報生成部
14で無音モード情報を生成し送信する。受信側では、
受信部22でデコードされたデータが無音か有音かを、
無音モード情報検出部23で判断し、無音であれば、ノ
イズ生成部25でノイズを生成し、この間音声復号を停
止する。生成されたノイズは、受信端末周囲の雑音を用
い受話部27により出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VOX(Voice Op
erated Transmitter)処理を伴う通信方式に関し、より
詳細には、通話の不自然さをなくし消電電力をより低下
させるようにした当該通信方式に関する。
erated Transmitter)処理を伴う通信方式に関し、より
詳細には、通話の不自然さをなくし消電電力をより低下
させるようにした当該通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信装置の省電力化を実現するため
の方法としてVOX処理があり、従来、VOX処理は送
信側において有音/無音を判断して、その結果により無
音区間では送信を停止して送信時間を短縮することによ
り消費電力を低減を図るものである。しかし、送信を完
全に停止すると通話に不自然さが生まれるため好ましく
ない。そこで不自然さを軽減するために、送信側から無
音区間において一定の時間間隔で背景ノイズ情報を送
り、送られてくる背景ノイズ情報を受けて基地局が疑似
ノイズを発生し通話の不自然さを緩和するように構成さ
れている。受信側においては、上記のようにして送信側
から一定の時間間隔で送られてくる背景ノイズ情報を受
けて基地局が生成したノイズを音声復号回路によって変
換する。したがって、受信側では音声復号回路にかかる
電力が消費されることになる。図7は、この従来の移動
通信方式の構成の一例をブロック図で示すものである。
図7において、(A)は送信側端末、(B)は基地局設
備、(C)は受信側端末を示す。図7(A)に示す送信
側端末100は、マイク101と、音声をアナログ/デ
ジタル変換するA/D変換部102と、有音無音検出部
103と、音声を符号化する音声符号化部104と、背
景ノイズ情報検出部105と、それらを送信する送信部
106と、アンテナ107を備える。図7(B)に示す
基地局設備200は、ノイズ生成部201と、音声符号
化部202および送信部203を備えている。図7
(C)に示す受信側端末300は、アンテナ301と、
受信部302と、音声復号化部303と、デジタル/ア
ナログ変換を行うD/A変換部304および受話部30
5を備える。
の方法としてVOX処理があり、従来、VOX処理は送
信側において有音/無音を判断して、その結果により無
音区間では送信を停止して送信時間を短縮することによ
り消費電力を低減を図るものである。しかし、送信を完
全に停止すると通話に不自然さが生まれるため好ましく
ない。そこで不自然さを軽減するために、送信側から無
音区間において一定の時間間隔で背景ノイズ情報を送
り、送られてくる背景ノイズ情報を受けて基地局が疑似
ノイズを発生し通話の不自然さを緩和するように構成さ
れている。受信側においては、上記のようにして送信側
から一定の時間間隔で送られてくる背景ノイズ情報を受
けて基地局が生成したノイズを音声復号回路によって変
換する。したがって、受信側では音声復号回路にかかる
電力が消費されることになる。図7は、この従来の移動
通信方式の構成の一例をブロック図で示すものである。
図7において、(A)は送信側端末、(B)は基地局設
備、(C)は受信側端末を示す。図7(A)に示す送信
側端末100は、マイク101と、音声をアナログ/デ
ジタル変換するA/D変換部102と、有音無音検出部
103と、音声を符号化する音声符号化部104と、背
景ノイズ情報検出部105と、それらを送信する送信部
106と、アンテナ107を備える。図7(B)に示す
基地局設備200は、ノイズ生成部201と、音声符号
化部202および送信部203を備えている。図7
(C)に示す受信側端末300は、アンテナ301と、
受信部302と、音声復号化部303と、デジタル/ア
ナログ変換を行うD/A変換部304および受話部30
5を備える。
【0003】次に、この従来例の動作を図8のフローチ
ャートに基づいて説明する。送信側の端末100ではマ
イク101より入力(ステップS8−1)された音声は
A/D変換102で変換され(ステップS8−2)、有
音無音検出部103でその判定がなされる(ステップS
8−3)。ここで有音と判断されれば、音声符号化部1
04で通常の音声符号化が施され(ステップS8−
4)、送信部106のCHコーデックを通して送信され
る(ステップS8−6)。無音と判断されると背景ノイ
ズ情報検出部105で検出データが出力され(ステップ
S8−5)、このデータもCHコーデックを通して同じ
く送信される(ステップS8−6)。基地局側の設備2
00では、送信側からの信号を得て、CHデコードされ
た(ステップS8−7)データが背景ノイズ情報検出デ
ータかどうかを判断し(ステップS8−8)、背景ノイ
ズ情報であれば背景ノイズを生成する(ステップS8−
9)。生成されたノイズ及び通常の音声データは音声符
号化部202で符号化(ステップS8−10)し、送信
部203でCHコーデックを施し送信される(ステップ
S8−11)。受信側の端末300では、送られてきた
データを受信部302でCHデコードし(ステップS8
−12)、音声復号化部303で復号化し(ステップS
8−13)、D/A変換部でD/A変換を施した(ステ
ップS8−14)後、受話部305より出力する(ステ
ップS8−15)。
ャートに基づいて説明する。送信側の端末100ではマ
イク101より入力(ステップS8−1)された音声は
A/D変換102で変換され(ステップS8−2)、有
音無音検出部103でその判定がなされる(ステップS
8−3)。ここで有音と判断されれば、音声符号化部1
04で通常の音声符号化が施され(ステップS8−
4)、送信部106のCHコーデックを通して送信され
る(ステップS8−6)。無音と判断されると背景ノイ
ズ情報検出部105で検出データが出力され(ステップ
S8−5)、このデータもCHコーデックを通して同じ
く送信される(ステップS8−6)。基地局側の設備2
00では、送信側からの信号を得て、CHデコードされ
た(ステップS8−7)データが背景ノイズ情報検出デ
ータかどうかを判断し(ステップS8−8)、背景ノイ
ズ情報であれば背景ノイズを生成する(ステップS8−
9)。生成されたノイズ及び通常の音声データは音声符
号化部202で符号化(ステップS8−10)し、送信
部203でCHコーデックを施し送信される(ステップ
S8−11)。受信側の端末300では、送られてきた
データを受信部302でCHデコードし(ステップS8
−12)、音声復号化部303で復号化し(ステップS
8−13)、D/A変換部でD/A変換を施した(ステ
ップS8−14)後、受話部305より出力する(ステ
ップS8−15)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
移動通信方式ではVOX処理を基地局を含め送信側で行
うため、受信側では送信側から送られてくる背景ノイズ
情報を受けて基地局が生成した疑似ノイズを発生させる
ために音声復号回路で電力を消費してしまうという問題
点があった。本発明では、このような従来技術における
問題点に鑑みてなされたもので、VOX処理を伴う通信
方式において、送信側で処理を行う従来法を用いること
をしないで、受信側で従来技術と同じく通話の不自然さ
を生じることがないように背景ノイズの生成が行われ、
また、消費電力をより低下させることをその解決すべき
課題とする。
移動通信方式ではVOX処理を基地局を含め送信側で行
うため、受信側では送信側から送られてくる背景ノイズ
情報を受けて基地局が生成した疑似ノイズを発生させる
ために音声復号回路で電力を消費してしまうという問題
点があった。本発明では、このような従来技術における
問題点に鑑みてなされたもので、VOX処理を伴う通信
方式において、送信側で処理を行う従来法を用いること
をしないで、受信側で従来技術と同じく通話の不自然さ
を生じることがないように背景ノイズの生成が行われ、
また、消費電力をより低下させることをその解決すべき
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、送信
側において、送信すべき音声信号を符号化する際に、音
声信号の無音を検出し、その検出結果により無音モード
情報を生成してこれを音声符号化データとともに送信
し、受信側で前記無音モード情報に基づいて無音モード
の動作を行う無音処理を伴う通信方式において、前記無
音モードの動作は、前記音声符号化データを復号し音声
を再生する受信端末に備えた背景ノイズ生成手段を前記
無音モード情報により制御してそのノイズを受話部より
出力することにより行われるようにしたものである。
側において、送信すべき音声信号を符号化する際に、音
声信号の無音を検出し、その検出結果により無音モード
情報を生成してこれを音声符号化データとともに送信
し、受信側で前記無音モード情報に基づいて無音モード
の動作を行う無音処理を伴う通信方式において、前記無
音モードの動作は、前記音声符号化データを復号し音声
を再生する受信端末に備えた背景ノイズ生成手段を前記
無音モード情報により制御してそのノイズを受話部より
出力することにより行われるようにしたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記背景ノイズ生成手段は、前記受信端末の周囲の
雑音を取り込む手段を備えるようにしたものである。
て、前記背景ノイズ生成手段は、前記受信端末の周囲の
雑音を取り込む手段を備えるようにしたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記周囲の雑音を取り込む手段として、周囲雑音の
受音口から受話部へ通じる系を機構的に設け、シャッタ
により前記系を接続/遮断するようにして前記受話部よ
りのノイズの出力の制御を行うようにしたものである。
て、前記周囲の雑音を取り込む手段として、周囲雑音の
受音口から受話部へ通じる系を機構的に設け、シャッタ
により前記系を接続/遮断するようにして前記受話部よ
りのノイズの出力の制御を行うようにしたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記周囲の雑音を取り込む手段として、周囲雑音を
とるマイクを設けるとともに、前記マイクでとった雑音
を前記受話部よりのノイズ出力として制御するようにし
たものである。
て、前記周囲の雑音を取り込む手段として、周囲雑音を
とるマイクを設けるとともに、前記マイクでとった雑音
を前記受話部よりのノイズ出力として制御するようにし
たものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし4の発
明において、前記通信方式を移動通信方式へ適用するよ
うにしたものである。
明において、前記通信方式を移動通信方式へ適用するよ
うにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる移動通信
方式を添付図面を参照して説明する。図1は、この発明
に関わる移動通信方式の実施形態の構成の概要をブロッ
ク図で示すもので、(A)に基地局設備、(B)に受信
側端末を示す。尚、送信側端末は従来通りである。図1
(A)に示す基地局設備10は、アンテナ11と、送信
側から送られてきた送信データを受信する受信部12
と、この受信部12から出力される音声信号から音声を
符号化する音声符号化部13と、音声信号の無音を検出
して無音モード情報を生成する無音モード情報生成部1
4と、音声符号化部13の出力及び無音モード情報生成
部14の出力を送信する送信部15と、アンテナ16を
備える。図1(B)に示す受信側端末20は、アンテナ
21と、受信部22と、基地局から送られてきたデータ
から無音モード情報を検出する無音モード情報検出部2
3と、この無音モード情報検出部23から無音モード情
報が検出されたときのみ復号を停止する音声復号化部2
4と、同じく無音モード情報が検出されたときにノイズ
を生成するノイズ生成部25と、音声復号化部24から
出力された音声信号をデジタル/アナログ(D/A)変
換するD/A変換部26と、D/A変換部56の出力及
びノイズ生成部25の出力が加えられる受話部27を具
備する。
方式を添付図面を参照して説明する。図1は、この発明
に関わる移動通信方式の実施形態の構成の概要をブロッ
ク図で示すもので、(A)に基地局設備、(B)に受信
側端末を示す。尚、送信側端末は従来通りである。図1
(A)に示す基地局設備10は、アンテナ11と、送信
側から送られてきた送信データを受信する受信部12
と、この受信部12から出力される音声信号から音声を
符号化する音声符号化部13と、音声信号の無音を検出
して無音モード情報を生成する無音モード情報生成部1
4と、音声符号化部13の出力及び無音モード情報生成
部14の出力を送信する送信部15と、アンテナ16を
備える。図1(B)に示す受信側端末20は、アンテナ
21と、受信部22と、基地局から送られてきたデータ
から無音モード情報を検出する無音モード情報検出部2
3と、この無音モード情報検出部23から無音モード情
報が検出されたときのみ復号を停止する音声復号化部2
4と、同じく無音モード情報が検出されたときにノイズ
を生成するノイズ生成部25と、音声復号化部24から
出力された音声信号をデジタル/アナログ(D/A)変
換するD/A変換部26と、D/A変換部56の出力及
びノイズ生成部25の出力が加えられる受話部27を具
備する。
【0011】次に、この実施形態の動作を図2に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。従来技術と同様に送
信端末から送られてくる送信信号を基地局側では送信部
12においてCHデコードし(ステップS2−1)た後
音声符号化部13で音声符号化する(ステップS2−
2)とともに、そのデータについて無音モード情報生成
部14で無音有音判定(ステップS2−3)し、有音で
あれば、そのまま送信部15でCHコーデックを施し
(ステップS2−5)送信する。無音有音判定で無音で
あれば、無音モード情報生成部14で無音モード情報を
生成した(ステップS2−4)後、CHコーデックを施
し(ステップS2−5)送信する。受信側では、上記の
手順で送られてくる送信信号を受信部22でCHデコー
ドして(ステップS2−6)、CHデコードされたデー
タが無音か有音かを、無音モード情報検出部23で判断
し検出する(ステップS2−7)。ここで有音であれ
ば、音声復号化部24で音声復号化をし(ステップS2
−8)、D/A変換部26でD/A変換を施した(ステ
ップS2−10)後、受話部27よりその出力を行う
(ステップS2−11)無音であれば、ノイズ生成部2
5でノイズを生成し(ステップS2−9)、この間音声
復号を停止する。この場合、異なる動作を行うように構
成することができる。第1の方法は、生成されたノイズ
が図2に示すようにパス1を通ってステップ2−10に
おいてD/A変換が施された後、受話部27より出力さ
れる。そして、第2の方法は、図2に示すようにパス2
を通り受話部27より直接出力される。
ローチャートに基づいて説明する。従来技術と同様に送
信端末から送られてくる送信信号を基地局側では送信部
12においてCHデコードし(ステップS2−1)た後
音声符号化部13で音声符号化する(ステップS2−
2)とともに、そのデータについて無音モード情報生成
部14で無音有音判定(ステップS2−3)し、有音で
あれば、そのまま送信部15でCHコーデックを施し
(ステップS2−5)送信する。無音有音判定で無音で
あれば、無音モード情報生成部14で無音モード情報を
生成した(ステップS2−4)後、CHコーデックを施
し(ステップS2−5)送信する。受信側では、上記の
手順で送られてくる送信信号を受信部22でCHデコー
ドして(ステップS2−6)、CHデコードされたデー
タが無音か有音かを、無音モード情報検出部23で判断
し検出する(ステップS2−7)。ここで有音であれ
ば、音声復号化部24で音声復号化をし(ステップS2
−8)、D/A変換部26でD/A変換を施した(ステ
ップS2−10)後、受話部27よりその出力を行う
(ステップS2−11)無音であれば、ノイズ生成部2
5でノイズを生成し(ステップS2−9)、この間音声
復号を停止する。この場合、異なる動作を行うように構
成することができる。第1の方法は、生成されたノイズ
が図2に示すようにパス1を通ってステップ2−10に
おいてD/A変換が施された後、受話部27より出力さ
れる。そして、第2の方法は、図2に示すようにパス2
を通り受話部27より直接出力される。
【0012】図3は、ノイズ生成部の具体化構成の一例
を示すものである。図3には、周囲の雑音を取り込むた
めの機構的な隙間32と、受話部31と、隙間32と受
話部31を結ぶ系と、その系を無音モード情報の有無に
より開放/遮断するシャッタを制御する制御部33を備
える受信端末30が示されている。図4は、図3に示さ
れる受信端末30の動作を示すタイミングチャートであ
る。図4において、タイミングチャート上段の波形は図
2におけるステップS2−7の無音情報検出において検
出された無音モード情報を示したものである。下段はそ
れに伴う制御信号の波形である。制御信号がHI(ハ
イ)の時、磁気スイッチがONし、シャッタが開放とな
り、周囲の雑音を取り込むような動作を行うことを意味
する。図4に示すように受信端末30は通話開始後、最
初の無音モード情報でシャッタを開放し、通話終了でオ
フフックを押すとシャッタが閉まる仕組みである。
を示すものである。図3には、周囲の雑音を取り込むた
めの機構的な隙間32と、受話部31と、隙間32と受
話部31を結ぶ系と、その系を無音モード情報の有無に
より開放/遮断するシャッタを制御する制御部33を備
える受信端末30が示されている。図4は、図3に示さ
れる受信端末30の動作を示すタイミングチャートであ
る。図4において、タイミングチャート上段の波形は図
2におけるステップS2−7の無音情報検出において検
出された無音モード情報を示したものである。下段はそ
れに伴う制御信号の波形である。制御信号がHI(ハ
イ)の時、磁気スイッチがONし、シャッタが開放とな
り、周囲の雑音を取り込むような動作を行うことを意味
する。図4に示すように受信端末30は通話開始後、最
初の無音モード情報でシャッタを開放し、通話終了でオ
フフックを押すとシャッタが閉まる仕組みである。
【0013】図5は、ノイズ生成部の具体化構成の他の
例を示すものである。図5には、周囲の雑音を取り込む
ためのマイク52と、受話部51と、それらを結び無音
モード情報により制御される制御部53を具備する受信
端末50が示されている。図6は、図5に示される受信
端末50の動作を示すタイミングチャートである。図6
において、タイミングチャート上段の波形は図2におけ
るステップS2−7の無音情報検出において検出された
無音モード情報を示したものである。下段はそれに伴う
制御信号の波形である。制御信号がHIの時、マイクを
ONし周囲の雑音を取り込み、制御信号がLOWの時、
マイクがOFFとなり、周囲の雑音を遮断するような動
作を行うことを意味する。図6に示すように受信端末5
0は通話中すべての無音モード情報に応じてマイクのO
N・OFFを繰り返す仕組みである。
例を示すものである。図5には、周囲の雑音を取り込む
ためのマイク52と、受話部51と、それらを結び無音
モード情報により制御される制御部53を具備する受信
端末50が示されている。図6は、図5に示される受信
端末50の動作を示すタイミングチャートである。図6
において、タイミングチャート上段の波形は図2におけ
るステップS2−7の無音情報検出において検出された
無音モード情報を示したものである。下段はそれに伴う
制御信号の波形である。制御信号がHIの時、マイクを
ONし周囲の雑音を取り込み、制御信号がLOWの時、
マイクがOFFとなり、周囲の雑音を遮断するような動
作を行うことを意味する。図6に示すように受信端末5
0は通話中すべての無音モード情報に応じてマイクのO
N・OFFを繰り返す仕組みである。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように構成されるこの発
明による効果は次のとおりである。請求項1,2の効
果:背景ノイズ生成手段を音声が再生される受信端末に
備えるようにしたために、従来、送信側でノイズを生成
したことにより必要となっていた受信端末における復号
化を行わなくてよく、そのために消費されていた電力を
省力化でき、また、背景ノイズ生成も受信端末の周囲の
雑音を取り込むことにより無音時に施こした従来法によ
る自然さを損うこともない。請求項3〜5の効果:請求
項1,2の効果に加えて、周囲の雑音を取り込む手段
に、受信側端末が機構的に隙間を持ち、隙間から受話部
に通じる系にシャッタを使い無音モード情報の有無によ
って開放/遮断することを制御するものや、または、受
信側端末に機構的にマイクを取り付け、マイクと受話部
を結び無音モード情報によって制御するという簡単な構
成にすることによって、従来のように送信側から送られ
てくる背景ノイズ情報を疑似ノイズに変換するために電
力を消費することがなく、受信側で省電力でノイズを生
成することができ、通話の不自然さをなくすことができ
る。そして、移動通信方式における受信端末に適用する
とそのメリットは大きい。
明による効果は次のとおりである。請求項1,2の効
果:背景ノイズ生成手段を音声が再生される受信端末に
備えるようにしたために、従来、送信側でノイズを生成
したことにより必要となっていた受信端末における復号
化を行わなくてよく、そのために消費されていた電力を
省力化でき、また、背景ノイズ生成も受信端末の周囲の
雑音を取り込むことにより無音時に施こした従来法によ
る自然さを損うこともない。請求項3〜5の効果:請求
項1,2の効果に加えて、周囲の雑音を取り込む手段
に、受信側端末が機構的に隙間を持ち、隙間から受話部
に通じる系にシャッタを使い無音モード情報の有無によ
って開放/遮断することを制御するものや、または、受
信側端末に機構的にマイクを取り付け、マイクと受話部
を結び無音モード情報によって制御するという簡単な構
成にすることによって、従来のように送信側から送られ
てくる背景ノイズ情報を疑似ノイズに変換するために電
力を消費することがなく、受信側で省電力でノイズを生
成することができ、通話の不自然さをなくすことができ
る。そして、移動通信方式における受信端末に適用する
とそのメリットは大きい。
【図1】本発明に関わる実施形態の概要を例示するブロ
ック図で、(A)は基地局設備、(B)は受信側端末を
示すものである。
ック図で、(A)は基地局設備、(B)は受信側端末を
示すものである。
【図2】図1の本発明の実施形態の通信方式の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】図2に示すようにノイズ生成部の具体化構成の
一例を示すものである。
一例を示すものである。
【図4】図3に示される受信端末30の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図5】ノイズ生成部の具体化構成の他の例を示すもの
である。
である。
【図6】図5に示される受信端末50の動作を示すタイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
【図7】この従来の移動通信方式の構成の一例をブロッ
ク図で示すものである。
ク図で示すものである。
【図8】図7の従来例の通信方式における動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
10,200…基地局設備、11,16,21,10
7,301…アンテナ、12,22,302…受信部、
13,104,202…音声符号化部、14,404…
無音モード情報生成部、15,106,203…送信
部、20,300…受信側端末、23…無音モード情報
検出、24,303…音声復号化部、25,201…ノ
イズ生成部、26,304…D/A変換部、27,3
1,51,305…受話部、30,50…受信端末、3
2…隙間、33,53…制御部、52,101…マイ
ク、100…送信側端末、102…A/D変換部、10
3…有音無音検出部、105…背景ノイズ情報検出部。
7,301…アンテナ、12,22,302…受信部、
13,104,202…音声符号化部、14,404…
無音モード情報生成部、15,106,203…送信
部、20,300…受信側端末、23…無音モード情報
検出、24,303…音声復号化部、25,201…ノ
イズ生成部、26,304…D/A変換部、27,3
1,51,305…受話部、30,50…受信端末、3
2…隙間、33,53…制御部、52,101…マイ
ク、100…送信側端末、102…A/D変換部、10
3…有音無音検出部、105…背景ノイズ情報検出部。
Claims (5)
- 【請求項1】 送信側において、送信すべき音声信号を
符号化する際に、音声信号の無音を検出し、その検出結
果により無音モード情報を生成してこれを音声符号化デ
ータとともに送信し、受信側で前記無音モード情報に基
づいて無音モードの動作を行う無音処理を伴う通信方式
において、前記無音モードの動作は、前記音声符号化デ
ータを復号し音声を再生する受信端末に備えた背景ノイ
ズ生成手段を前記無音モード情報により制御してそのノ
イズを受話部より出力することにより行われるようにし
たことを特徴とする無音処理を伴う通信方式。 - 【請求項2】 前記背景ノイズ生成手段は、前記受信端
末の周囲の雑音を取り込む手段を備えるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の無音処理を伴う通信方式。 - 【請求項3】 前記周囲の雑音を取り込む手段として、
周囲雑音の受音口から受話部へ通じる系を機構的に設
け、シャッタにより前記系を接続/遮断するようにして
前記受話部よりのノイズの出力の制御を行うようにした
ことを特徴とする請求項2記載の無音処理を伴う通信方
式。 - 【請求項4】 前記周囲の雑音を取り込む手段として、
周囲雑音をとるマイクを設けるとともに、前記マイクで
とった雑音を前記受話部よりのノイズ出力として制御す
るようにしたことを特徴とする請求項2記載の無音処理
を伴う通信方式。 - 【請求項5】 前記通信方式を移動通信方式へ適用する
ようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
か1記載の無音処理を伴う通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8238220A JPH1084310A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 無音処理を伴う通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8238220A JPH1084310A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 無音処理を伴う通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1084310A true JPH1084310A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17026942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8238220A Pending JPH1084310A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 無音処理を伴う通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1084310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001056260A1 (fr) * | 2000-01-27 | 2001-08-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Telephone portatif et procede de commande de la sortie vocale d'un telephone portatif |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP8238220A patent/JPH1084310A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001056260A1 (fr) * | 2000-01-27 | 2001-08-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Telephone portatif et procede de commande de la sortie vocale d'un telephone portatif |
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