JPH1084193A - 電子製品のサブ回路基板固定装置 - Google Patents

電子製品のサブ回路基板固定装置

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JPH1084193A
JPH1084193A JP9231766A JP23176697A JPH1084193A JP H1084193 A JPH1084193 A JP H1084193A JP 9231766 A JP9231766 A JP 9231766A JP 23176697 A JP23176697 A JP 23176697A JP H1084193 A JPH1084193 A JP H1084193A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ用モニタのような電子製品のメ
イン回路基板上にサブ回路基板を固定するためのサブ回
路基板固定装置を提供する。 【解決手段】 メイン回路基板2上にサブ回路基板3が
装着される部位にコネクタ4を設置し,サブ回路基板3
の下部にはコネクタ4に挿入されて電気的に接続される
コネクタピン5が形成されている。サブ回路基板3には
シールドブラケット8が固定され,サブ回路基板3にシ
ールドブラケット8を固定したまま,メイン回路基板2
上に固着された固定ブラケット9に分解組立可能に挿着
する。これにより,設置スペースの最小化,シールド効
果,生産性と製品の品質の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ用モニ
タのような電子製品のメイン回路基板上に設けられるサ
ブ回路基板(PCB)固定装置に係り,特に電子製品の
メイン回路基板に接続設置されるサブ回路基板をメイン
回路基板とコネクタ方式で接続しつつシールドブラケッ
トと固定ブラケットとを用いてより堅固に固定でき,シ
ールド効果も高め,サブ回路基板の分解組立を容易にし
て修理作業性を向上させることのできる電子製品のサブ
回路基板固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にモニタのような電子製品の内部に
は,各種の回路素子及び部品がハンダ付け接続されるメ
イン回路基板が設けられており,さらにメイン回路基板
を補助するために各種の回路素子及び接続用コネクタが
ハンダ付けにより接続されるサブ回路基板が設けられて
いる。
【0003】サブ回路基板にはメイン回路基板と電気的
に接続される各種の素子がハンダ付けされているので重
量があり,電子製品が固定状態から運動する際に,電気
的な接続状態を堅固に保つことが困難であり,サブ回路
基板とメイン回路基板との間に発生する接続短絡による
回路不良を防止しにくい。
【0004】また,サブ回路基板は狭いスペース内でメ
イン回路基板上に接続されつつ固定されなければなら
ず,従って広いスペースを要することなく,かつ製品に
回路的な故障が発生した時に分解組み立てが容易にでき
るように設置されることが求められる。
【0005】サブ回路基板は広いスペースを占めること
がないようにメイン回路基板上に垂直に立設されている
ことが多いが,サブ回路基板を垂直に立てて固定する
と,前述したように各種の回路素子の重量により,製品
の落下テスト時や衝撃により動き,回路的な接続状態を
保てずに製品の不良発生の原因となりやすい。
【0006】また狭いスペースに多くの電線が連結され
て設置されるので,製品の故障時の修理作業の容易さを
考慮すると,簡単に分解組立可能ならば,組立性や修理
作業性が向上し,使い勝手を良くすることができる。
【0007】またメイン回路基板上に固着されるため,
他の部品との電気的な障害を起こさないようシールド機
能を付与しなければならないため,サブ回路基板を固定
する時にシールドブラケットで包む必要がある。
【0008】加えて,近年は機能が多様化した電子製品
が多く,メイン回路基板に多数の回路素子と部品などを
接続する必要があり,限定されたメイン回路基板のスペ
ースに多数の回路素子と部品を接続し,さらにその上方
にサブ回路基板を接続固定しなければならないため,サ
ブ回路基板の固定スペースは最小化することが望まれて
いる。
【0009】このような目的のために用いられる従来の
電子製品のサブ回路基板固定装置においては,電子製品
の内部に水平姿勢でシャーシに固着され,各種の回路素
子が接続設置されるメイン回路基板の一側面からサブ回
路基板を立設し,下部の接続ピンをメイン回路基板上に
形成された接続溝に嵌め込み,底面から接続ピンと接続
溝をハンダ付けで接続して固定し,サブ回路基板の周り
にシールドブラケットを固定するために固定ホールを形
成し,シールドブラケットをメイン回路基板上の固定ホ
ールに嵌合してハンダ付けあるいは他の締結手段を用い
て固着するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のサブ
回路基板固定装置には次のような課題がある。第1に,
メイン回路基板の一側面からサブ回路基板を立設して下
部の接続ピンをメイン回路基板の接続溝に嵌合してから
ハンダ付けにより接続連結するので,サブ回路基板の接
続連結の作業性が悪く,また接続ピンがハンダ付けされ
ているため,修理作業時や取り外し作業時にもサブ回路
基板の接続ピンのハンダ付け部位を溶かさなければなら
ないので作業性が悪く,修理作業を困難にしており,さ
らに修理の後にサブ回路基板を再装着する際にもハンダ
付け作業を経なければならなかった。
【0011】第2に,サブ回路基板を単に接続ピンをハ
ンダ付けして固定するので,製品の落下テスト時や衝撃
が加わった場合にサブ回路基板が動いて接続ピンが断線
し,回路不良を起こす虞れがあり,極端な場合にはサブ
回路基板が脱落して他の部品やメイン回路基板を損傷
し,製品自体が不良となることがあった。
【0012】第3に,サブ回路基板の回りをシールドす
るためにシールドブラケットにより包んでからシールド
ブラケットをメイン回路基板上に固定するので,広い設
置スペースが必要となり,サブ回路基板とシールドブラ
ケットとを一体化できないためシールド効果が劣悪だっ
た。
【0013】このように,前述のような従来のサブ回路
基板固定装置においては,サブ回路基板を堅固に固定で
きないために回路的な接続不良が頻発し,またサブ回路
基板はハンダ付け接続されているので作業性が悪く修理
作業が困難であり,シールドブラケットとサブ回路基板
が一体化できず広いスペースを占めるだけでなくシール
ド効果が低くて他の部品との電気的な障害を起こし,電
子製品の品質と信頼性を劣化させるという不具合があっ
た。
【0014】本発明は前述した従来の課題を解決するた
めに案出されたものであり,その目的は電子製品のメイ
ン回路基板上に電気的に接続して設置されるサブ回路基
板を固定ブラケットを介してより堅固に固定し,シール
ドブラケットにより広い設置スペースを要することなく
シールド効果も高め,分解組立を容易にし,修理作業性
も向上させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は,モニタのような電子製品の
内部に,メイン回路基板上に設けられたコネクタと,前
記コネクタに挿入して電気的に接続するようにサブ回路
基板の下部に設けられたコネクタピンと,前記サブ回路
基板をシールドするためにサブ回路基板に固定されたシ
ールドブラケットと,前記サブ回路基板と前記シールド
ブラケットとを着脱自在に挿着することができ,メイン
回路基板上に固着された固定ブラケットとを含んで電子
製品のサブ回路基板固定装置を構成した。
【0016】請求項1に記載の発明に係る電子製品のサ
ブ回路基板固定装置によると,サブ回路基板にはシール
ドブラケットが固定され,サブ回路基板とシールドブラ
ケットとを固定ブラケットに挿着すると,固定ブラケッ
トはメイン回路基板上に固着さているので,サブ回路基
板は固定ブラケットを介してメイン回路基板に固定さ
れ,同時にメイン回路基板上に設けられたコネクタとサ
ブ回路基板の下部に設けられたコネクタピンとにより電
気的接続もなされる。サブ回路基板は着脱自在なので,
修理などの必要に応じて,シールドブラケットとともに
固定ブラケットから取り外し,また挿着することができ
る。
【0017】請求項2に記載の発明は,前記サブ回路基
板には前記シールドブラケットを固定するための複数の
固定溝が形成されており,前記シールドブラケットの側
面には,前記シールドブラケット8と一体に折り曲げ形
成され,前記複数の固定溝とそれぞれ結合する複数の固
定片が突設されているように請求項1に記載の電子製品
のサブ回路基板固定装置を構成した。
【0018】請求項2に記載の発明に係る電子製品のサ
ブ回路基板固定装置によると,サブ回路基板とシールド
ブラケットとは,サブ回路基板に形成された複数の固定
溝とシールドブラケットに形成された複数の固定片とを
それぞれ結合することにより相互に固定される。
【0019】請求項3に記載の発明は,前記固定ブラケ
ットは,相互に固定された前記サブ回路基板と前記シー
ルドブラケットとが挿入可能な挿入収蔵部を有してお
り,前記シールドブラケットの側面には係止手段が形成
され,前記固定ブラケットの前記挿入収蔵部には,前記
サブ回路基板と前記シールドブラケットとが前記固定ブ
ラケットに挿着された時に前記シールドブラケットの前
記係止手段が係止する係止溝が形成されているように請
求項1に記載の電子製品のサブ回路基板固定装置を構成
した。
【0020】請求項3に記載の発明に係る電子製品のサ
ブ回路基板固定装置によると,固定ブラケットの挿入収
蔵部にサブ回路基板とシールドブラケットを挿入するこ
とによりサブ回路基板が挿着できるので,容易に挿着を
行なうことができ,また挿着した時にサブ回路基板に固
定されたシールドブラケットの側面に形成された係止手
段が挿入収蔵部に形成された係止溝に係止するので,シ
ールドブラケットが固定ブラケットと固く結合し,間接
的にサブ回路基板がメイン回路基板により堅固に固定さ
れる。
【0021】請求項4に記載の発明は,前記固定ブラケ
ットの前記挿入収蔵部には,前記シールドブラケットが
固定された前記サブ回路基板の両側縁を案内する案内溝
が両側部に形成されているように請求項3に記載の電子
製品のサブ回路基板固定装置を構成した。
【0022】請求項4に記載の発明に係る電子製品のサ
ブ回路基板固定装置によると,挿入収蔵部の両側部に
は,サブ回路基板の両側縁を案内する案内溝が形成され
ているので,より容易かつ確実にサブ回路基板を固定ブ
ラケットに挿着することができる。
【0023】請求項5に記載の発明は,前記固定ブラケ
ットの前記挿入収蔵部の両側部からは,前記サブ回路基
板の位置を正確に決めるラウンド状の案内弾性片が一体
に折曲形成されて内側に向かって突出しているように請
求項3に記載の電子製品のサブ回路基板固定装置を構成
した。
【0024】請求項5に記載の発明に係る電子製品のサ
ブ回路基板固定装置によると,挿入収蔵部の両側部から
突出したラウンド上の案内弾性片により,サブ回路基板
の位置が正確に決められる。
【0025】請求項6に記載の発明は,前記固定ブラケ
ットの下部には,前記メイン回路基板に形成された複数
の固定ホールにそれぞれ挿着される複数のフック片が一
体に形成されているように請求項1に記載の電子製品の
サブ回路基板固定装置を構成した。
【0026】請求項6に記載の発明に係る電子製品のサ
ブ回路基板固定装置によると,固定ブラケットの下部に
一体に形成された複数のフック片をメイン回路基板に形
成された複数の固定ホールにそれぞれ挿着することによ
り,固定ブラケットはメイン回路基板に固着できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照しながら本
発明にかかる電子製品のサブ回路基板固定装置の好適な
実施形態について詳述する。
【0028】図示の実施の形態は図1のモニタ1の内部
に適用されたものであって,図2に示すように,メイン
回路基板2上に設けられたコネクタ4と,コネクタ4に
挿入して電気的に接続するようにサブ回路基板2の下部
に設けられたコネクタピン5と,サブ回路基板3をシー
ルドするためにサブ回路基板3に固定されたシールドブ
ラケット8と,シールドブラケット8とサブ回路基板3
とを着脱自在に挿着することができ,メイン回路基板2
上に固着された固定ブラケット9よりなる。
【0029】図3に示すように,サブ回路基板3にはシ
ールドブラケット8を固定するための複数の固定溝10
が形成されており,シールドブラケット8の一側面に
は,シールドブラケット8と一体に折り曲げ形成され,
複数の固定溝10とそれぞれ結合する複数の固定片11
が突設されている。シールドブラケット8は,固定片1
1をサブ回路基板3に形成された固定溝10に嵌め込
み,サブ回路基板3の反対側に突出した先端部分を折り
曲げ,あるいは捩じることによりサブ回路基板3に固定
される。
【0030】シールドブラケット8の他の側面には,シ
ールドブラケット8をメイン回路基板2上に固着された
固定ブラケット9に挿着して係止するための弾性係止片
12,12′と係止長溝17とが形成されている。ま
た,固定ブラケット9の下部にはメイン回路基板2に形
成された複数の固定ホール13に挿着される複数のフッ
ク片14が一体に形成されている。
【0031】メイン回路基板2上に固着された固定ブラ
ケット9には,サブ回路基板3とシールドブラケット8
が容易に挿入できるように挿入収蔵部15が形成され,
挿入されたシールドブラケット8と対向する内面にはシ
ールドブラケット8の弾性係止片12,12′と係止長
溝17とがそれぞれ係止される弾性溝16,16′と折
曲係止片18とが形成されている。
【0032】固定ブラケット9の挿入収蔵部15の内側
には,両側に結合されるサブ回路基板3の位置を正確に
決めるためのラウンド状の案内弾性片19,19′が一
体に折曲形成されて挿入収蔵部15内に突出している。
【0033】次に,以上のように構成された本実施の形
態にかかる電子製品のサブ回路基板固定装置の作用効果
について説明する。図3及び図4に示すように,サブ回
路基板3に形成された複数の固定溝10にシールドブラ
ケット8に一体に折曲形成された固定片11を挿入し,
サブ回路基板3の反対側に突出した固定片11の先端部
分を折り曲げあるいは捩ることにより,シールドブラケ
ット8をサブ回路基板3に固定する。シールドブラケッ
ト8とサブ回路基板3とは,例えばフック片のような他
の締結手段を用いても相互に固定できることは明らかで
ある。
【0034】メイン回路基板2に形成された複数の固定
ホール13それぞれには,固定ブラケット9の底部に一
体形成された複数のフック片14をそれぞれ挟み込み,
固定ブラケット9をメイン回路基板2に固着する。この
際,固定ブラケット9をさらに堅固に固着するために,
固定ホール13に嵌め込まれてメイン回路基板2の底面
から下方に突出したフック片14を折り曲げてハンダづ
けすることもでき,また固定ホール13とフック片14
との組との数は,サブ回路基板3のサイズや重量の大小
に応じて増減し,固着する力の程度を適当に調節するこ
とができる。
【0035】サブ回路基板3にシールドブラケット8を
固定し,固定ブラケット9をメイン回路基板2に固着し
た後,サブ回路基板3をシールドブラケット8と共に,
メイン回路基板2上に固着されている固定ブラケット9
の内側の挿入収蔵部15に挿入する。サブ回路基板3を
シールドブラケット8と共に固定ブラケット9の挿入収
蔵部15に嵌め込むと,図6に示すようにサブ回路基板
3の底面に形成されたコネクタピン5がメイン回路基板
2上に設けられたコネクタ4に結合し,サブ回路基板3
とメイン回路基板2との間の電気的接続が完了する。
【0036】サブ回路基板3に固定されたシールドブラ
ケット8に形成された係止片12,12′は,固定ブラ
ケット9に形成された弾性溝16,16′に係止し,シ
ールドブラケット8の係止長溝17は,固定ブラケット
9の折曲係止片18に係止する。これによりシールドブ
ラケット8が脱落することなく動かないように一層堅固
に固定され,従ってサブ回路基板3もメイン回路基板2
に対してより堅固に固定される。
【0037】サブ回路基板3をシールドブラケット8と
共に固定ブラケット9の挿入収蔵部15に押し込んで結
合すると,図7に示すように,固定ブラケット9の挿入
収蔵部15の内側に突出している案内弾性片19,1
9′がシールドブラケット8と共に結合されるサブ回路
基板3を両側面から弾力的に支持して揺れを防止する。
また挿入の際に,サブ回路基板3の両側縁が固定ブラケ
ット9の両側部に形成された案内溝20に沿って正確な
位置に挿入されるよう案内することにより,サブ回路基
板3を堅固に固定し,コネクタピン5がメイン回路基板
2のコネクタ4に正確に結合され得るよう案内して結合
時の作業性を向上させることができる。
【0038】固定ブラケット9の挿入収蔵部15内に向
かって折り曲げるように形成された案内弾性片19,1
9′は,挿入されたサブ回路基板3の側縁のさらに内側
に達するように突出していなければ,サブ回路基板3を
堅固に弾力的に保持できないことは言うまでもない。す
なわち2つの案内弾性片19,19′の内側の先端の間
隔は,サブ回路基板3の幅よりも狭い。
【0039】以上のような組立手順によると,サブ回路
基板3をメイン回路基板2の上に立設して堅固に固定す
ることができ,サブ回路基板3を修理したり取り外した
い時には,サブ回路基板3を固定するシールドブラケッ
ト8の係止片12,12′を固定ブラケット9の弾性溝
16,16′から取り外すことにより容易にサブ回路基
板3をシールドブラケット8と共に取り外して修理作業
を行うことができ,作業を終了して組み立てる時には,
前述の手順でシールドブラケット8を固定ブラケット9
の挿入収蔵部5に押し込めば組立が完了する。
【0040】以上説明したようにこの実施の形態におい
ては,電子製品の内部においてメイン回路基板2上に立
設されるサブ回路基板3にシールドブラケット8を固定
し,シールドブラケット8をメイン回路基板2上に固着
された固定ブラケット9の内側の挿入収蔵部5に押し込
むと,シールドブラケット8が固定ブラケット9に固定
され,サブ回路基板3のコネクタピン5がメイン回路基
板2に設けられたコネクタ4に嵌め込まれてメイン回路
基板2とサブ回路基板3との間が電気的に接続されると
同時に,シールドブラケット8と固定ブラケット9とを
介して,サブ回路基板3がメイン回路基板2に堅固に立
設される。
【0041】従って,本実施の形態によると,サブ回路
基板3とメイン回路基板2とをハンダづけすることなく
嵌め込むだけで電気的に接続できるので組み立てにおけ
る作業性が向上し,またサブ回路基板3がシールドブラ
ケット8と固定ブラケット9とを介して分解及び組立が
容易にできるように接続され,かつ堅固に固定されるの
で,例えば製品のドロップテスト時や衝撃が加わった時
でも,サブ回路基板3とメイン回路基板2との接続の断
線が生じにくい。
【0042】さらに修理作業を行なう時にも,サブ回路
基板3は上述のような嵌め込み式で組立及び取り外し可
能なので作業性を向上させることができ,電子製品の内
部に占めるスペースを最小化し,シールド効果の向上に
よる製品の信頼性を高めることができる。
【0043】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる電子製品のサブ回路基板固定装置の好適な実施形態
について説明したが本発明はかかる例に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思
想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し
得ることは明らかであり,それらについても当然に本発
明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明に係る電子製品のサ
ブ回路基板固定装置によると,サブ回路基板とメイン回
路基板とをハンダづけによらず嵌め込み方式で接続でき
るので,接続作業性を向上できる。またサブ回路基板を
固定ブラケットにより分解及び取り外し容易に結合しつ
つ堅固に固定でき,例えば製品のドロップテスト時や衝
撃が加えられた場合でも,容易にはサブ回路基板の接続
状態が断線することなく組立不良発生率を減少させるこ
とができ,修理作業時にもサブ回路基板を嵌め込み方式
で組立及び取り外し可能なので修理作業性も向上させる
ことができる。さらに,サブ回路基板にシールドブラケ
ットを固定するので,設置状態で占めるスペースを最小
化し,シールド効果も向上させて製品の信頼性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は,本発明に係る電子製品のサブ回路基板
固定装置が適用可能な電子製品であるモニタの斜視図で
ある。
【図2】図2は,図1のモニタの分離斜視図である。
【図3】図3は,図1,2のモニタに適用された本発明
に係る電子製品のサブ回路基板固定装置の一つの実施の
形態を示す分離斜視図である。
【図4】図4は,図3に示したものと同じサブ回路基板
固定装置の一部分離斜視図である。
【図5】図5は,図3に示したものと同じサブ回路基板
固定装置の結合状態を示す斜視図である。
【図6】図6は,図3に示したものと同じサブ回路基板
固定装置の結合状態における側断面図である。
【図7】図7は,図3に示したものと同じサブ回路基板
固定装置の結合状態における一部切り欠き正面図であ
る。
【符号の説明】
1 電子製品 2 メイン回路基板 3 サブ回路基板 4 コネクタ 5 コネクタピン 8 シールドブラケット 9 固定ブラケット 10 固定溝 11 固定片 12,12′ 係止片 13 固定ホール 14 フック片 15 挿入収蔵部 16,16′ 弾性溝 17 係止長溝 18 折曲係止片 19,19′ 案内弾性片 20 案内溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子製品内部のメイン回路基板上に設け
    られるサブ回路基板固定装置であって,前記メイン回路
    基板上に設けられたコネクタと,前記コネクタに挿入し
    て電気的に接続するようにサブ回路基板の下部に設けら
    れたコネクタピンと,前記サブ回路基板をシールドする
    ためにサブ回路基板に固定されたシールドブラケット
    と,前記サブ回路基板と前記シールドブラケットとを着
    脱自在に挿着することができ,メイン回路基板上に固着
    された固定ブラケットとを含むことを特徴とする,電子
    製品のサブ回路基板固定装置。
  2. 【請求項2】 前記サブ回路基板には前記シールドブラ
    ケットを固定するための複数の固定溝が形成されてお
    り,前記シールドブラケットの側面には,前記シールド
    ブラケット8と一体に折り曲げ形成され,前記複数の固
    定溝とそれぞれ結合する複数の固定片が突設されてい
    る,請求項1に記載の電子製品のサブ回路基板固定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記固定ブラケットは,相互に固定され
    た前記サブ回路基板と前記シールドブラケットとが挿入
    可能な挿入収蔵部を有しており,前記シールドブラケッ
    トの側面には係止手段が形成され,前記固定ブラケット
    の前記挿入収蔵部には,前記サブ回路基板と前記シール
    ドブラケットとが前記固定ブラケットに挿着された時に
    前記シールドブラケットの前記係止手段が係止する係止
    溝が形成されている,請求項1または2に記載の電子製
    品のサブ回路基板固定装置。
  4. 【請求項4】 前記固定ブラケットの前記挿入収蔵部に
    は,前記シールドブラケットが固定された前記サブ回路
    基板の両側縁を案内する案内溝が両側部に形成されてい
    る,請求項3に記載の電子製品のサブ回路基板固定装
    置。
  5. 【請求項5】 前記固定ブラケットの前記挿入収蔵部の
    両側部からは,前記サブ回路基板の位置を正確に決める
    ラウンド状の案内弾性片が一体に折曲形成されて内側に
    向かって突出している請求項3に記載の電子製品のサブ
    回路基板固定装置。
  6. 【請求項6】 前記固定ブラケットの下部には,前記メ
    イン回路基板に形成された複数の固定ホールにそれぞれ
    挿着される複数のフック片が一体に形成されている請求
    項1,2,3,4または5のいずれかに記載の電子製品
    のサブ回路基板固定装置。
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