JPH1084085A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH1084085A
JPH1084085A JP8237630A JP23763096A JPH1084085A JP H1084085 A JPH1084085 A JP H1084085A JP 8237630 A JP8237630 A JP 8237630A JP 23763096 A JP23763096 A JP 23763096A JP H1084085 A JPH1084085 A JP H1084085A
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JP
Japan
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film
insulating film
transistor
silicon nitride
semiconductor device
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JP8237630A
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Kanji Hirano
幹二 平野
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランジスタ特性を安定化させるとともに、
強誘電体膜または高誘電体膜を容量絶縁膜とする容量素
子のリーク電流の増加を防止し、絶縁耐圧の低下を防止
できる半導体装置を実現する。 【解決手段】 シリコン基板1上にトランジスタを形成
し、このトランジスタの形成領域上に第1の層間絶縁膜
16を介して還元性材料として水素を含む窒化珪素膜ま
たは窒化酸化珪素膜17を形成し、強誘電体膜または高
誘電率を有する誘電体膜からなる容量絶縁膜8を下電極
7と上電極9の間に挟んだ容量素子10をトランジスタ
の形成領域外に形成した半導体装置であって、水素を含
む窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜17とトランジスタ
との間の第1の層間絶縁膜16を、一層の絶縁膜で形成
したことにより、窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜17
からトランジスタへ水素を拡散する熱処理条件を穏やか
な条件にでき、容量素子10への拡散を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トランジスタ
と、高誘電率を有する誘電体膜または強誘電体膜を容量
絶縁膜とした容量素子とを備えた半導体装置およびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、民生用電子機器の高度化に伴い電
子機器から発生する電磁波雑音である不要輻射が大きな
問題になっており、この不要輻射低減対策として、高誘
電率を有する誘電体膜(以下「高誘電体膜」という)を
容量絶縁膜とする大容量の容量素子を半導体集積回路に
内蔵する技術が注目を浴びている。また、従来にない低
動作電圧、高速書き込みおよび高速読み出し可能な不揮
発性RAMの実用化をめざし、自発分極特性を有する強
誘電体膜を容量絶縁膜とする容量素子を半導体集積回路
上に形成するための技術開発が盛んに行われている。
【0003】しかしながら、通常、半導体集積回路のト
ランジスタ特性を安定化させるために、半導体製造の前
工程の最終段階で行われる還元性水素雰囲気下での熱処
理は、高誘電体膜や強誘電体膜からなる容量絶縁膜の特
性を劣化させる。具体的には、還元性の水素により酸化
物である容量絶縁膜を構成する高誘電体膜または強誘電
体膜が還元され、それらの電気抵抗が急激に低下するた
めに、容量素子のリーク電流が増加し、さらには絶縁耐
圧が低下する。なお、半導体製造の前工程とはウエハに
集積回路を作製するまでの工程を意味し、その後、チッ
プに分割してパッケージに入れ単品として完成させるま
でを後工程と言う。
【0004】そこで、近年、半導体製造の前工程の最終
段階で、容量素子上を除いてトランジスタ形成領域上に
のみ、還元性水素の供給源となるプラズマCVD法によ
り形成された窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜を形成
し、その後の不活性ガス雰囲気下または酸化性ガス雰囲
気下での熱処理で高誘電体膜や強誘電体膜の特性劣化を
抑制しつつ、トランジスタ特性を安定化させる半導体装
置およびその製造方法が提案されている。
【0005】以下、従来の半導体装置についてその製造
方法とともに、図面を参照しながら説明する。図3は従
来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。ま
ず、図3(a)に示すように、シリコン基板1の上に素
子分離酸化膜2,ソース・ドレイン領域3,ゲート絶縁
膜4およびゲート電極5を形成し、その上に例えばBP
SG膜などの第1の層間絶縁膜6を膜厚800nm〜1
000nm形成する。この第1の層間絶縁膜6の上に、
下電極7,容量絶縁膜8および上電極9からなる容量素
子10を形成する。一般に、容量絶縁膜8の焼結(熱処
理)は、容量絶縁膜8を形成した直後またはパターン形
成した後に行われる。なお、容量絶縁膜8は強誘電体膜
または高誘電体膜からなり、下電極7および上電極9
は、容量絶縁膜8に接する側から順に例えば白金膜,チ
タン膜で構成される。
【0006】つぎに、図3(b)に示すように、全面に
例えばPSG膜などの第2の層間絶縁膜11を膜厚50
0nm〜1000nm形成した後、トランジスタのソー
ス・ドレイン領域3に通じるコンタクトホール12a
と、容量素子10の下電極7および上電極9にそれぞれ
通じるコンタクトホール12bとを形成し、金属配線1
3a,13bを形成する。
【0007】つぎに、図3(c)に示すように、還元性
材料として水素を含むプラズマCVD法により窒化珪素
膜または窒化酸化珪素膜14を膜厚100nm〜300
nm形成し、通常のリソグラフィ技術およびドライエッ
チング技術を用いて窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜1
4を容量素子10上を除去してトランジスタの形成領域
上にのみ残す。その後、不活性ガス雰囲気下または酸化
性ガス雰囲気下で450℃〜470℃,60分〜120
分の熱処理を行う。この熱処理により、トランジスタ形
成領域上に設けた窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜14
に含まれる還元性水素がトランジスタ領域まで拡散し、
トランジスタ特性を安定化させる。最後に、全面を覆う
ように表面保護膜15を形成して半導体装置が完成す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の半導体装置では、還元性材料として水素を含む窒化珪
素膜または窒化酸化珪素膜14を、容量素子10を形成
した後に形成するため、窒化珪素膜または窒化酸化珪素
膜14を容量素子10上を除去してトランジスタの形成
領域上にのみ残しても、膜厚1300nm〜2000n
mの層間絶縁膜(6と11)を通して水素を拡散させる
のに熱処理条件が450℃〜470℃,60分〜120
分と厳しくなり、この熱処理時によって水素が横方向に
もかなり拡散するため、水素が容量素子10に達して容
量絶縁膜8の特性が少なからず劣化し、容量素子10の
リーク電流が増加し、絶縁耐圧が低下することが避けら
れないという問題があった。
【0009】この発明の目的は、トランジスタ特性を安
定化させるとともに、強誘電体膜または高誘電体膜を容
量絶縁膜とする容量素子のリーク電流の増加を防止し、
絶縁耐圧の低下を防止できる半導体装置およびその製造
方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、半導体基板上にトランジスタを形成し、このトラ
ンジスタの形成領域上に第1の絶縁膜を介して還元性材
料を含む第2の絶縁膜を形成し、強誘電体膜または高誘
電率を有する誘電体膜を容量絶縁膜とする容量素子をト
ランジスタの形成領域外に形成した半導体装置であっ
て、第1の絶縁膜は1層の絶縁膜からなることを特徴と
する。
【0011】この構成によれば、還元性材料を含む第2
の絶縁膜とトランジスタとの間の第1の絶縁膜を1層か
らなる絶縁膜とすることにより、第2の絶縁膜からトラ
ンジスタへ還元性材料が拡散しやすくなり、トランジス
タ特性を安定化させるための還元性材料の拡散時の熱処
理条件を穏やかな条件とすることができ、還元性材料が
容量素子へ拡散されるのを防ぎ、容量素子のリーク電流
の増加を防止し、絶縁耐圧の低下を防止することができ
る。
【0012】請求項2記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置において、第2の絶縁膜に含まれる還元
性材料に水素を用いている。このように、還元性材料に
水素を用いた第2の絶縁膜は、プラズマCVD法により
形成することができる。請求項3記載の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上にトランジスタを形成する工程
と、トランジスタを覆う1層からなる第1の絶縁膜を形
成する工程と、第1の絶縁膜上に還元性材料を含む第2
の絶縁膜を形成する工程と、強誘電体膜または高誘電率
を有する誘電体膜を容量絶縁膜とする容量素子をトラン
ジスタの形成領域外に形成する工程と、第2の絶縁膜に
含まれる還元性材料を第1の絶縁膜を介してトランジス
タへ拡散する熱処理を行う工程とを含んでいる。
【0013】この製造方法によれば、還元性材料を含む
第2の絶縁膜とトランジスタとの間の第1の絶縁膜を1
層で形成することにより、第2の絶縁膜に含まれる還元
性材料を第1の絶縁膜を介してトランジスタへ拡散させ
る熱処理の条件を穏やかな条件でトランジスタ特性を安
定化させることができ、熱処理時に還元性材料が容量素
子へ拡散されるのを防ぎ、容量素子のリーク電流の増加
を防止し、絶縁耐圧の低下を防止することができる。
【0014】請求項4記載の半導体装置の製造方法は、
請求項3記載の半導体装置の製造方法において、第2の
絶縁膜として、プラズマCVD法により窒化珪素膜また
は窒化酸化珪素膜を形成することを特徴とする。このよ
うに、プラズマCVD法により形成した窒化珪素膜また
は窒化酸化珪素膜は、還元性材料として水素を含む第2
の絶縁膜とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1はこの発明の
実施の形態の半導体装置の要部断面図である。図1にお
いて、1はシリコン基板、2は素子分離酸化膜、3はソ
ース・ドレイン領域、4はゲート絶縁膜、5はゲート電
極、7は下電極、8は容量絶縁膜、9は上電極、10は
容量素子、12a,12bはコンタクトホール、13
a,13bは金属配線、15は表面保護膜、16は第1
の層間絶縁膜、17は窒化珪素膜または窒化酸化珪素
膜、18は第2の層間絶縁膜、19は第3の層間絶縁膜
である。
【0016】この実施の形態の半導体装置は、シリコン
基板(半導体基板)1上にソース・ドレイン領域3,ゲ
ート絶縁膜4およびゲート電極5を有するトランジスタ
を形成し、このトランジスタの形成領域上に第1の層間
絶縁膜(第1の絶縁膜)16を介して還元性材料として
水素を含む窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜(第2の絶
縁膜)17を形成し、強誘電体膜または高誘電率を有す
る誘電体膜からなる容量絶縁膜8を下電極7と上電極9
の間に挟んだ容量素子10をトランジスタの形成領域外
に形成した半導体装置であって、水素を含む窒化珪素膜
または窒化酸化珪素膜17とトランジスタとの間の第1
の層間絶縁膜16が、一層の絶縁膜からなることを特徴
とする。
【0017】このように構成される半導体装置の製造方
法について、図2を参照しながら説明する。図2はこの
発明の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す工程断
面図である。まず、図2(a)に示すように、シリコン
基板1の上に素子分離酸化膜2,ソース・ドレイン領域
3,ゲート絶縁膜4およびゲート電極5を形成し、その
上に例えばBPSG膜などの第1の層間絶縁膜16を膜
厚300nm〜500nm形成する。
【0018】つぎに、図2(b)に示すように、トラン
ジスタ特性を安定化させる還元性材料としての水素を含
む窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜17を膜厚100n
m〜300nm形成し、通常のフォトリソグラフィ技術
およびドライエッチング技術を利用して、後に容量素子
(10)を形成する領域の窒化珪素膜または窒化酸化珪
素膜17を除去し、トランジスタ領域上には残してお
く。その後、全面に例えばBPSG膜などの第2の層間
絶縁膜18を膜厚500nm〜1000nm形成し、窒
化珪素膜または窒化酸化珪素膜17を覆う。
【0019】つぎに、図2(c)に示すように、第2の
層間絶縁膜18の上に、下電極7,容量絶縁膜8および
上電極9からなる容量素子10を形成する。従来同様、
容量絶縁膜8の焼結(熱処理)は、容量絶縁膜8を形成
した直後またはパターン形成した後に行う。また、容量
絶縁膜8は強誘電体膜または高誘電体膜からなり、下電
極7および上電極9は、容量絶縁膜8に接する側から順
に例えば白金膜,チタン膜で構成する。
【0020】つぎに、図2(d)に示すように、全面に
例えばPSG膜などの第3の層間絶縁膜19を膜厚50
0nm〜1000nm形成した後、トランジスタのソー
ス・ドレイン領域3に通じるコンタクトホール12a
と、容量素子10の下電極7および上電極9にそれぞれ
通じるコンタクトホール12bとを形成し、金属配線1
3a,13bを形成する。その後、不活性ガス雰囲気下
または酸化性ガス雰囲気下で例えば430℃〜450
℃,30分〜60分の熱処理を行う。この熱処理によ
り、トランジスタ形成領域上に設けた窒化珪素膜または
窒化酸化珪素膜17に含まれる還元性水素がトランジス
タ領域まで拡散し、トランジスタ特性を安定化させる。
最後に、全面を覆うように表面保護膜15を形成して半
導体装置が完成する。
【0021】以上のようにこの実施の形態によれば、ト
ランジスタ特性を安定化させるための熱処理時に窒化珪
素膜または窒化酸化珪素膜17からの水素は、300n
m〜500nmという膜厚の薄い1層からなる第1の層
間絶縁膜16を通して下のトランジスタへ拡散されるた
め、そのときの熱処理条件を400℃〜450℃,15
分〜60分という範囲の比較的穏やかな条件とすること
ができ、その結果、第2の層間絶縁膜18上に形成され
た容量素子10への水素の拡散を防止でき、容量絶縁膜
8の特性劣化を防ぎ、容量素子10のリーク電流の増加
および絶縁耐圧の低下を防止することができる。なお、
熱処理条件を、430℃〜450℃,30分〜45分と
することがより好ましい。
【0022】なお、表面保護膜15としては酸化珪素膜
が望ましいが、耐湿性や信頼性の問題から窒化珪素膜ま
たは窒化酸化珪素膜を用いてもよい。ただし、表面保護
膜15として窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜を用いる
場合には、還元性水素の拡散を防止するため、表面保護
膜15の形成後に熱処理は行わない。
【0023】
【発明の効果】この発明の半導体装置は、半導体基板上
にトランジスタを形成し、このトランジスタの形成領域
上に第1の絶縁膜を介して還元性材料を含む第2の絶縁
膜を形成し、強誘電体膜または高誘電率を有する誘電体
膜を容量絶縁膜とする容量素子をトランジスタの形成領
域外に形成した半導体装置であって、還元性材料を含む
第2の絶縁膜とトランジスタとの間の第1の絶縁膜を1
層からなる絶縁膜とすることにより、第2の絶縁膜から
トランジスタへ還元性材料が拡散しやすくなり、トラン
ジスタ特性を安定化させるための還元性材料の拡散時の
熱処理条件を穏やかな条件とすることができ、還元性材
料が容量素子へ拡散されるのを防ぎ、容量素子のリーク
電流の増加を防止し、絶縁耐圧の低下を防止することが
できる。
【0024】また、この発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板上にトランジスタを形成する工程と、ト
ランジスタを覆う1層からなる第1の絶縁膜を形成する
工程と、第1の絶縁膜上に還元性材料を含む第2の絶縁
膜を形成する工程と、強誘電体膜または高誘電率を有す
る誘電体膜を容量絶縁膜とする容量素子をトランジスタ
の形成領域外に形成する工程と、第2の絶縁膜に含まれ
る還元性材料を第1の絶縁膜を介してトランジスタへ拡
散する熱処理を行う工程とを含んでおり、還元性材料を
含む第2の絶縁膜とトランジスタとの間の第1の絶縁膜
を1層で形成することにより、第2の絶縁膜に含まれる
還元性材料を第1の絶縁膜を介してトランジスタへ拡散
させる熱処理の条件を穏やかな条件でトランジスタ特性
を安定化させることができ、熱処理時に還元性材料が容
量素子へ拡散されるのを防ぎ、容量素子のリーク電流の
増加を防止し、絶縁耐圧の低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の半導体装置の要部断面
図である。
【図2】この発明の実施の形態の半導体装置の製造方法
を示す工程断面図である。
【図3】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
である。
【符号の説明】
1 シリコン基板(半導体基板) 2 素子分離酸化膜 3 ソース・ドレイン領域 4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 7 下電極 8 容量絶縁膜 9 上電極 10 容量素子 12a,12b コンタクトホール 13a,13b 金属配線 15 表面保護膜 16 第1の層間絶縁膜(第1の絶縁膜) 17 窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜(第2の絶縁
膜) 18 第2の層間絶縁膜 19 第3の層間絶縁膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にトランジスタを形成し、
    このトランジスタの形成領域上に第1の絶縁膜を介して
    還元性材料を含む第2の絶縁膜を形成し、強誘電体膜ま
    たは高誘電率を有する誘電体膜を容量絶縁膜とする容量
    素子を前記トランジスタの形成領域外に形成した半導体
    装置であって、 前記第1の絶縁膜は1層の絶縁膜からなることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 第2の絶縁膜に含まれる還元性材料に水
    素を用いた請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にトランジスタを形成する
    工程と、前記トランジスタを覆う1層からなる第1の絶
    縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に還元性材
    料を含む第2の絶縁膜を形成する工程と、強誘電体膜ま
    たは高誘電率を有する誘電体膜を容量絶縁膜とする容量
    素子を前記トランジスタの形成領域外に形成する工程
    と、前記第2の絶縁膜に含まれる還元性材料を前記第1
    の絶縁膜を介して前記トランジスタへ拡散する熱処理を
    行う工程とを含む半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 第2の絶縁膜として、プラズマCVD法
    により窒化珪素膜または窒化酸化珪素膜を形成すること
    を特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方法。
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