JPH108362A - 熱接着性不織布 - Google Patents
熱接着性不織布Info
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- JPH108362A JPH108362A JP8177205A JP17720596A JPH108362A JP H108362 A JPH108362 A JP H108362A JP 8177205 A JP8177205 A JP 8177205A JP 17720596 A JP17720596 A JP 17720596A JP H108362 A JPH108362 A JP H108362A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に他の材料と熱接着させて複合材を形成
することが可能であり、複合材を優れた機能性材料に転
換させることが可能な熱接着性不織布を提供する。 【解決手段】 繊維長が0.05〜5mmの、主として
パルプ繊維からなるマットをマットフォーマー4で形成
した後、吹き付け法によりバインダースプレー装置8で
バインダーを含浸せしめ、乾燥機9により該バインダー
を固着させた後、反対面にも同様にしてバインダーを含
浸固着せしめることにより形成する不織布において、熱
接着させる面のバインダーが、架橋タイプのエマルジョ
ンと熱可塑性樹脂エマルジョンとを混合したバインダー
であることを特徴とする熱接着性不織布である。
することが可能であり、複合材を優れた機能性材料に転
換させることが可能な熱接着性不織布を提供する。 【解決手段】 繊維長が0.05〜5mmの、主として
パルプ繊維からなるマットをマットフォーマー4で形成
した後、吹き付け法によりバインダースプレー装置8で
バインダーを含浸せしめ、乾燥機9により該バインダー
を固着させた後、反対面にも同様にしてバインダーを含
浸固着せしめることにより形成する不織布において、熱
接着させる面のバインダーが、架橋タイプのエマルジョ
ンと熱可塑性樹脂エマルジョンとを混合したバインダー
であることを特徴とする熱接着性不織布である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は熱接着性不織布に
係り、特に建材,包装容器などに使用することに適した
熱接着性不織布に関するものである。
係り、特に建材,包装容器などに使用することに適した
熱接着性不織布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不織布は、構成する素材繊維を自己架橋
型接着剤や非架橋型接着剤であれば架橋剤を併用した接
着剤を用いて接合させてシート状に製造されている。そ
して、その用途が湿潤状態において使用されることが多
いことから、湿潤強度を高めるために上記接着剤が製造
に際して用いられているため、不織布そのものの加熱融
着性が失われている。従って、不織布を他の材料と熱接
着により積層させて複合材料として使用するためには、
別に不織布上に接着剤層や熱融着性樹脂層を設けて使用
しなければならず、それだけ製造工程が増え、高価にな
ってしまう。
型接着剤や非架橋型接着剤であれば架橋剤を併用した接
着剤を用いて接合させてシート状に製造されている。そ
して、その用途が湿潤状態において使用されることが多
いことから、湿潤強度を高めるために上記接着剤が製造
に際して用いられているため、不織布そのものの加熱融
着性が失われている。従って、不織布を他の材料と熱接
着により積層させて複合材料として使用するためには、
別に不織布上に接着剤層や熱融着性樹脂層を設けて使用
しなければならず、それだけ製造工程が増え、高価にな
ってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
点に鑑みてなされたもので、簡単に他の材料と熱接着さ
せて複合材を形成することが可能であり、複合材を優れ
た機能性材料に転換させることが可能な熱接着性不織布
を提供することを目的とする。
点に鑑みてなされたもので、簡単に他の材料と熱接着さ
せて複合材を形成することが可能であり、複合材を優れ
た機能性材料に転換させることが可能な熱接着性不織布
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、繊維長が
0.05〜5mmの、主としてパルプ繊維からなるマッ
トを形成した後、吹き付け法によりバインダーを含浸せ
しめ、乾燥機により該バインダーを固着させた後、反対
面にも同様にしてバインダーを含浸固着せしめることに
より形成する不織布において、熱接着させる面のバイン
ダーとして、架橋タイプのエマルジョンと熱可塑性樹脂
エマルジョンの混合したバインダーで固着させたことを
特徴とする熱接着性不織布である。また、上記熱接着さ
せる面のバインダーとして、架橋タイプのエマルジョン
100重量%に対し熱可塑性樹脂エマルジョンを10〜
40重量%の割合で混合したエマルジョンであることを
特徴とする熱接着性不織布である。
0.05〜5mmの、主としてパルプ繊維からなるマッ
トを形成した後、吹き付け法によりバインダーを含浸せ
しめ、乾燥機により該バインダーを固着させた後、反対
面にも同様にしてバインダーを含浸固着せしめることに
より形成する不織布において、熱接着させる面のバイン
ダーとして、架橋タイプのエマルジョンと熱可塑性樹脂
エマルジョンの混合したバインダーで固着させたことを
特徴とする熱接着性不織布である。また、上記熱接着さ
せる面のバインダーとして、架橋タイプのエマルジョン
100重量%に対し熱可塑性樹脂エマルジョンを10〜
40重量%の割合で混合したエマルジョンであることを
特徴とする熱接着性不織布である。
【0005】従って、不織布が本来有する軽量で緩衝性
があり、しかも吸水性であるなどの優れた機能を、加熱
・加圧処理により簡単に他の材料と結合させて機能性複
合材料に変換することが可能となり、例えば、白板紙と
積層させてドリップなど生鮮食品から生じる液体の吸収
機能を有する包装容器などが通常の製造ラインのみで製
造することが可能となる。
があり、しかも吸水性であるなどの優れた機能を、加熱
・加圧処理により簡単に他の材料と結合させて機能性複
合材料に変換することが可能となり、例えば、白板紙と
積層させてドリップなど生鮮食品から生じる液体の吸収
機能を有する包装容器などが通常の製造ラインのみで製
造することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。図1は、この発明の熱接着性不織布を製造する
装置の概略構成を示す側面図である。この装置は従来の
不織布を製造する装置とまったく同じである。図1にお
いて、巻取装置1にドラム状に巻かれた天然木材パルプ
はパルプ粉砕機2に供給される。パルプ粉砕機2により
粉砕されたパルプ繊維はダクト3でマットフォーマー4
に送られる。このマットフォーマー4の下には長繊維分
繊機5を前後に有するベルト装置6が配置され、このベ
ルト装置6のベルト上にパルプ繊維がマット状に積層さ
れる。この積層されたマットはベルト装置6の回転とと
もに次のベルト装置7上に送られ、バインダースプレー
装置8によりこの表面が接着面として形成する場合、架
橋タイプのエマルジョンと熱可塑性樹脂エマルジョンと
を混合したバインダーが吹き付けられる。そして、ドラ
イヤー9を通過して乾燥され、次の折り返しベルト装置
10に送られる。そして、再びバインダースプレー装置
8とドライヤー9を有するベルト装置11に送られ、今
度はマットの裏面にバインダースプレー装置8から架橋
タイプのエマルジョンのバインダーが吹き付けら、ドラ
イヤー9により乾燥され固着して熱接着性不織布のマッ
ト13となり、巻取装置12のドラムに巻き取られる。
明する。図1は、この発明の熱接着性不織布を製造する
装置の概略構成を示す側面図である。この装置は従来の
不織布を製造する装置とまったく同じである。図1にお
いて、巻取装置1にドラム状に巻かれた天然木材パルプ
はパルプ粉砕機2に供給される。パルプ粉砕機2により
粉砕されたパルプ繊維はダクト3でマットフォーマー4
に送られる。このマットフォーマー4の下には長繊維分
繊機5を前後に有するベルト装置6が配置され、このベ
ルト装置6のベルト上にパルプ繊維がマット状に積層さ
れる。この積層されたマットはベルト装置6の回転とと
もに次のベルト装置7上に送られ、バインダースプレー
装置8によりこの表面が接着面として形成する場合、架
橋タイプのエマルジョンと熱可塑性樹脂エマルジョンと
を混合したバインダーが吹き付けられる。そして、ドラ
イヤー9を通過して乾燥され、次の折り返しベルト装置
10に送られる。そして、再びバインダースプレー装置
8とドライヤー9を有するベルト装置11に送られ、今
度はマットの裏面にバインダースプレー装置8から架橋
タイプのエマルジョンのバインダーが吹き付けら、ドラ
イヤー9により乾燥され固着して熱接着性不織布のマッ
ト13となり、巻取装置12のドラムに巻き取られる。
【0007】上記バインダースプレー装置8により吹き
付けられるバインダーとしては、架橋タイプのエマルジ
ョンとしてエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA),ス
チレンブタジェンラテックス,アクリル系ラテックスな
どであり、熱可塑性樹脂タイプのエマルジョンとしてポ
リオレフィン系水性ディスパージョンなどである。
付けられるバインダーとしては、架橋タイプのエマルジ
ョンとしてエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA),ス
チレンブタジェンラテックス,アクリル系ラテックスな
どであり、熱可塑性樹脂タイプのエマルジョンとしてポ
リオレフィン系水性ディスパージョンなどである。
【0008】上記の製造装置で製造された熱接着性不織
布13の構造を図2に示す。即ち、天然木材パルプ繊維
14からなる不織布の一定厚さのマットである。この熱
接着性不織布13の他の複合材への接着面は、上記実施
例では表面を接着面として形成するものについて説明し
たが、裏面を接着面とする場合には、ベルト装置7およ
びベルト装置11のバインダースプレー装置8から吹き
付けるバインダーを逆にして、ベルト装置7においては
架橋タイプのエマルジョンのバインダーが吹き付けら
れ、ベルト装置11では架橋タイプのエマルジョンと熱
可塑性樹脂エマルジョンとを混合したバインダーが吹き
付けるようにする。以下、このような製造装置で製造さ
れる熱接着性不織布の具体的な実施例を比較例とともに
説明する。
布13の構造を図2に示す。即ち、天然木材パルプ繊維
14からなる不織布の一定厚さのマットである。この熱
接着性不織布13の他の複合材への接着面は、上記実施
例では表面を接着面として形成するものについて説明し
たが、裏面を接着面とする場合には、ベルト装置7およ
びベルト装置11のバインダースプレー装置8から吹き
付けるバインダーを逆にして、ベルト装置7においては
架橋タイプのエマルジョンのバインダーが吹き付けら
れ、ベルト装置11では架橋タイプのエマルジョンと熱
可塑性樹脂エマルジョンとを混合したバインダーが吹き
付けるようにする。以下、このような製造装置で製造さ
れる熱接着性不織布の具体的な実施例を比較例とともに
説明する。
【0009】実施例 繊維長が0.05〜5mmの主としてパルプ繊維(本州
製紙社製・NBKP巻取パルプ)目付量50g/m2 を
マットフォーマー4により均一に散布して層状に形成
し、この上にバインダーとして、架橋タイプのエマルジ
ョンとしてH−601(住友化学工業社製・EVA)と
熱可塑性樹脂エマルジョンとしてケミパールS−120
(三井石油化学社製・アイオノマーエマルジョン)と
を、混合比として全バインダー中アイオノマーエマルジ
ョンを30重量%に混合したバインダーを生成し、これ
をバインダースプレー装置8から吹き付けて、目付量5
0g/m2 の熱接着性不織布13を製造した。ラテック
スの付着量は片面5g/m2 (固形分)である。この製
造速度は180m/分,ドライヤー9の乾燥温度は17
0℃で製造した。
製紙社製・NBKP巻取パルプ)目付量50g/m2 を
マットフォーマー4により均一に散布して層状に形成
し、この上にバインダーとして、架橋タイプのエマルジ
ョンとしてH−601(住友化学工業社製・EVA)と
熱可塑性樹脂エマルジョンとしてケミパールS−120
(三井石油化学社製・アイオノマーエマルジョン)と
を、混合比として全バインダー中アイオノマーエマルジ
ョンを30重量%に混合したバインダーを生成し、これ
をバインダースプレー装置8から吹き付けて、目付量5
0g/m2 の熱接着性不織布13を製造した。ラテック
スの付着量は片面5g/m2 (固形分)である。この製
造速度は180m/分,ドライヤー9の乾燥温度は17
0℃で製造した。
【0010】比較例 上記実施例と同様に、繊維長が0.05〜5mmの主と
してパルプ繊維(本州製紙社製・NBKP巻取パルプ)
目付量50g/m2 をマットフォーマー4により均一に
散布して層状に形成し、この上にバインダースプレー装
置8から自己架橋タイプのバインダーとしてS−471
(住友化学工業社製・EVA)を吹き付けて不織布14
を製造した。
してパルプ繊維(本州製紙社製・NBKP巻取パルプ)
目付量50g/m2 をマットフォーマー4により均一に
散布して層状に形成し、この上にバインダースプレー装
置8から自己架橋タイプのバインダーとしてS−471
(住友化学工業社製・EVA)を吹き付けて不織布14
を製造した。
【0011】上記実施例および比較例により製造した熱
接着性不織布および不織布を試料とし、288b/m2
の塗工白板紙の裏面とヒートシール温度:200℃,圧
力(ゲージ圧):3.0kg/cm2 の条件でヒートシ
ールを行い、Uピール法によりヒートシール強度を測定
した。その結果を表1に示す。
接着性不織布および不織布を試料とし、288b/m2
の塗工白板紙の裏面とヒートシール温度:200℃,圧
力(ゲージ圧):3.0kg/cm2 の条件でヒートシ
ールを行い、Uピール法によりヒートシール強度を測定
した。その結果を表1に示す。
【0012】
【表1】 表1で示したヒートシール強度は塗工白板紙へのヒート
シール性を評価したもので、本発明の熱接着性不織布は
十分な強度を示した。なお、上記実施例では、熱接着さ
せる面のバインダーとして架橋タイプのエマルジョン1
00重量%に対して熱可塑性樹脂エマルジョンを30重
量%のものについて説明したが、この混合割合は10〜
40重量%のものでも殆ど実施例のものと同様の作用・
効果を有するものが得られた。
シール性を評価したもので、本発明の熱接着性不織布は
十分な強度を示した。なお、上記実施例では、熱接着さ
せる面のバインダーとして架橋タイプのエマルジョン1
00重量%に対して熱可塑性樹脂エマルジョンを30重
量%のものについて説明したが、この混合割合は10〜
40重量%のものでも殆ど実施例のものと同様の作用・
効果を有するものが得られた。
【0013】上記実施例で得られた熱接着性不織布を、
段ボール貼合機のダブルフェーサー直前のプレヒーター
部で片段のライナーに接するように供給し、熱板と上搬
送ベルト、ウエイトロール間で加熱・加圧して熱接着性
不織布を内面に有する段ボール箱用のシートを得た。加
熱部のロールその他は温度180℃,シート表面の温度
は120〜130℃で、熱接着性不織布の接着強度は十
分に段ボールの使用に耐えるものであった。また、シー
トオフセット印刷済の白板紙の裏面に、ほぼ同一サイズ
に切断した上記実施例で得られた熱接着性不織布を、手
差しでヒートラミネーターに通し、打ち抜き機で所定の
ブランクを得た。これを冷凍食品用の包装箱として用い
たところ、持ち帰り中の解凍で発生した水分が包装箱内
面の熱接着性不織布で完全に吸収し、内容物の外観が損
なわれずに済んだ。
段ボール貼合機のダブルフェーサー直前のプレヒーター
部で片段のライナーに接するように供給し、熱板と上搬
送ベルト、ウエイトロール間で加熱・加圧して熱接着性
不織布を内面に有する段ボール箱用のシートを得た。加
熱部のロールその他は温度180℃,シート表面の温度
は120〜130℃で、熱接着性不織布の接着強度は十
分に段ボールの使用に耐えるものであった。また、シー
トオフセット印刷済の白板紙の裏面に、ほぼ同一サイズ
に切断した上記実施例で得られた熱接着性不織布を、手
差しでヒートラミネーターに通し、打ち抜き機で所定の
ブランクを得た。これを冷凍食品用の包装箱として用い
たところ、持ち帰り中の解凍で発生した水分が包装箱内
面の熱接着性不織布で完全に吸収し、内容物の外観が損
なわれずに済んだ。
【0014】原紙段階でこの熱接着性不織布を貼り合わ
せると、生産ロットによっては原紙の管理に煩わしさが
生じる。本発明の熱接着性不織布を用いれば、小ロット
であっても、簡単な加熱・加圧処理でクッション性,断
熱性,吸収性を有する熱接着性不織布を貼り合わせるこ
とが可能となり、生産性を損なうことなく種々の需要に
応じることがきわめて容易になる。
せると、生産ロットによっては原紙の管理に煩わしさが
生じる。本発明の熱接着性不織布を用いれば、小ロット
であっても、簡単な加熱・加圧処理でクッション性,断
熱性,吸収性を有する熱接着性不織布を貼り合わせるこ
とが可能となり、生産性を損なうことなく種々の需要に
応じることがきわめて容易になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の熱接着性
不織布は、加熱するだけで段ボールなど他の材料に接着
させて積層し機能性材料とすることができ、それも不織
布の有する機能を何ら損なうことなく可能となる。ま
た、パルプ繊維を主体とした不織布であるので、熱処理
による他の材料への積層を行っても密度の上昇は僅かで
ある。不織布の有する機能であるクッション性,断熱
性,結露吸収性などを有する建材,包装容器などが、加
熱・加圧機構を有する通常の製造ラインで特別な前加工
を要さずに製造することができる。
不織布は、加熱するだけで段ボールなど他の材料に接着
させて積層し機能性材料とすることができ、それも不織
布の有する機能を何ら損なうことなく可能となる。ま
た、パルプ繊維を主体とした不織布であるので、熱処理
による他の材料への積層を行っても密度の上昇は僅かで
ある。不織布の有する機能であるクッション性,断熱
性,結露吸収性などを有する建材,包装容器などが、加
熱・加圧機構を有する通常の製造ラインで特別な前加工
を要さずに製造することができる。
【図1】この発明の熱接着性不織布を製造するための装
置の概略構成を示す側面図、
置の概略構成を示す側面図、
【図2】一実施例の熱接着性不織布の構成を示す断面図
である。
である。
1 巻取装置 2 パルプ粉砕機 3 ダクト 4 マットフォーマー 5 長繊維分繊機 6,7,10,11 ベルト装置 8 バインダースプレー装置 9 ドライヤー 12 巻取装置 13 熱接着性不織布 14 パルプ繊維層
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維長が0.05〜5mmの、主として
パルプ繊維からなるマットを形成した後、吹き付け法に
よりバインダーを含浸せしめ、乾燥機により該バインダ
ーを固着させた後、反対面にも同様にしてバインダーを
含浸固着せしめることにより形成する熱接着性不織布に
おいて、 熱接着させる面のバインダーとして、架橋タイプのエマ
ルジョンと熱可塑性樹脂エマルジョンとを混合したバイ
ンダーで固着させることを特徴とする熱接着性不織布。 - 【請求項2】 上記熱接着させる面のバインダーは、架
橋タイプのエマルジョン100重量%に対し熱可塑性樹
脂エマルジョンを10〜40重量%割合で混合したエマ
ルジョンであることを特徴とする請求項1記載の熱接着
性不織布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8177205A JPH108362A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 熱接着性不織布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8177205A JPH108362A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 熱接着性不織布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH108362A true JPH108362A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16027020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8177205A Pending JPH108362A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 熱接着性不織布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH108362A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235268A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-08-23 | Japan Vilene Co Ltd | 粉体固着不織布、その製法、及びそれを含むシート材料 |
JP2011099168A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Oji Paper Co Ltd | 乾式不織布及びその製造方法 |
WO2014112116A1 (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-24 | 杉野泰雄 | 押花絵及びその製造方法 |
JP2019098186A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | 佳子 今泉 | 装飾用部品、つまみ細工、及び、装飾用部品の製造方法 |
CN111605246A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-09-01 | 祁红 | 一种无纺布袋自动封口设备 |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP8177205A patent/JPH108362A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002235268A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-08-23 | Japan Vilene Co Ltd | 粉体固着不織布、その製法、及びそれを含むシート材料 |
JP2011099168A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Oji Paper Co Ltd | 乾式不織布及びその製造方法 |
WO2014112116A1 (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-24 | 杉野泰雄 | 押花絵及びその製造方法 |
JPWO2014112116A1 (ja) * | 2013-01-21 | 2017-01-19 | 杉野 泰雄 | 押花絵及びその製造方法 |
JP2019098186A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | 佳子 今泉 | 装飾用部品、つまみ細工、及び、装飾用部品の製造方法 |
CN111605246A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-09-01 | 祁红 | 一种无纺布袋自动封口设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |