JPH1083626A - データ信号処理装置、決定フィードバックイコライザ及びフィルタ調節方法 - Google Patents
データ信号処理装置、決定フィードバックイコライザ及びフィルタ調節方法Info
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- JPH1083626A JPH1083626A JP9125120A JP12512097A JPH1083626A JP H1083626 A JPH1083626 A JP H1083626A JP 9125120 A JP9125120 A JP 9125120A JP 12512097 A JP12512097 A JP 12512097A JP H1083626 A JPH1083626 A JP H1083626A
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
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- H04L25/03248—Arrangements for operating in conjunction with other apparatus
- H04L25/03254—Operation with other circuitry for removing intersymbol interference
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
- G11B20/10046—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
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- G—PHYSICS
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- H03H17/00—Networks using digital techniques
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- H03H17/0266—Filter banks
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- H03H2017/009—Theoretical filter design of IIR filters
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- Complex Calculations (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デジタル信号伝送に使用される改良された決
定フィードバックイコライザを提供する。 【解決手段】 本装置は、装置からの過去のデータ出力
に基づいて入力信号を調節するための第1のフィルタ手
段を有している。さらに、加算信号を生成するために、
第1および第2のフィルタ手段からの信号を加算する加
算手段が使用される。本装置は、加算信号から出力信号
を発生するための符号検出手段を含んでいる。第2のフ
ィルタ手段は、符号検出手段により発生された過去の信
号のピークおよび極性に基づいて出力信号を調節する。
第1及び第2のフィルタ手段のフィルタ特性を制御する
ための制御手段が含まれる。制御手段は符号検出手段か
らの過去の出力信号に基づいてフィルタ特性を制御す
る。
定フィードバックイコライザを提供する。 【解決手段】 本装置は、装置からの過去のデータ出力
に基づいて入力信号を調節するための第1のフィルタ手
段を有している。さらに、加算信号を生成するために、
第1および第2のフィルタ手段からの信号を加算する加
算手段が使用される。本装置は、加算信号から出力信号
を発生するための符号検出手段を含んでいる。第2のフ
ィルタ手段は、符号検出手段により発生された過去の信
号のピークおよび極性に基づいて出力信号を調節する。
第1及び第2のフィルタ手段のフィルタ特性を制御する
ための制御手段が含まれる。制御手段は符号検出手段か
らの過去の出力信号に基づいてフィルタ特性を制御す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、デジ
タル信号伝送技術に関し、特に、イコライザに関するも
のである。より詳しくは、本発明は改良された決定フィ
ードバックイコライザ(decision feedback equalizer
)に関する。
タル信号伝送技術に関し、特に、イコライザに関するも
のである。より詳しくは、本発明は改良された決定フィ
ードバックイコライザ(decision feedback equalizer
)に関する。
【0002】
【従来の技術】情報時代の幕開けとともにデジタルデー
タの記憶に対する要求が、データの処理および伝送に対
する要求とともに益々増大している。単一のシステム内
に記憶された情報の密度は益々増大する要求に答えるた
めに大きくなっている。例えば、磁気ディスク記憶ユニ
ットの容量は、ヘッドおよびディスクのデザインの改
良、磁気媒体における改良、ヘッドギャップ長および浮
動高さの増大、およびトラック密度の増大のためのサー
ボ精度の改良などにより増大している。
タの記憶に対する要求が、データの処理および伝送に対
する要求とともに益々増大している。単一のシステム内
に記憶された情報の密度は益々増大する要求に答えるた
めに大きくなっている。例えば、磁気ディスク記憶ユニ
ットの容量は、ヘッドおよびディスクのデザインの改
良、磁気媒体における改良、ヘッドギャップ長および浮
動高さの増大、およびトラック密度の増大のためのサー
ボ精度の改良などにより増大している。
【0003】デジタル記憶容量の増大の要求によって、
デジタル信号処理法を密度増大の手法として使用するこ
とに対する関心が同様に高まっている。伝送および通信
システムにおけるデータ検出に対するディスクおよびテ
ープ駆動ユニットでの読み出しおよび書き込み処理の一
般的な類似性は、等化および符号化手法のテープおよび
ディスク駆動システムのためのチャンネルへの応用に関
する関心に向けられている。とりわけ、情報はより早く
受信されなければならないことから、読み出しチャンネ
ルに対する注目が特になされている。イコライザはテー
プおよびディスク駆動読み出しチャンネルの双方におい
て使用されている。特に、決定フィードバックイコライ
ザは読み出しチャンネルにおけるデジタル信号を再生す
るために使用されている。2つのタイプのノイズが磁気
記録および読み出しチャンネルを支配している。1つ
は、電子機器における熱ノイズおよび磁気媒体における
不規則振動により生じる通常のノイズである。他のタイ
プのノイズは符号間干渉(ISI)である。通常のノイ
ズはどこでも発生し、またすべてのチャンネルに影響を
与える。ISIは密度増大とともに影響が大きくなる。
磁気媒体における遷移(transition)により発生したパ
ルスは、変位記録密度が高くなって各遷移が接近するほ
どオーバラップする傾向にある。これら決定フィードバ
ックイコライザの多くのものはデータの連続するパルス
の間の干渉により生じるエラーを減じるために有限イン
パルス応答(FIR)フィルタ(finite impulse respo
nse filter)を組み込んでいる。このような干渉は符号
間干渉(ISI)としても知られている。さらに、エラ
ーは正および負パルスのピークが同じ大きさを有してい
ない場合に生じる。
デジタル信号処理法を密度増大の手法として使用するこ
とに対する関心が同様に高まっている。伝送および通信
システムにおけるデータ検出に対するディスクおよびテ
ープ駆動ユニットでの読み出しおよび書き込み処理の一
般的な類似性は、等化および符号化手法のテープおよび
ディスク駆動システムのためのチャンネルへの応用に関
する関心に向けられている。とりわけ、情報はより早く
受信されなければならないことから、読み出しチャンネ
ルに対する注目が特になされている。イコライザはテー
プおよびディスク駆動読み出しチャンネルの双方におい
て使用されている。特に、決定フィードバックイコライ
ザは読み出しチャンネルにおけるデジタル信号を再生す
るために使用されている。2つのタイプのノイズが磁気
記録および読み出しチャンネルを支配している。1つ
は、電子機器における熱ノイズおよび磁気媒体における
不規則振動により生じる通常のノイズである。他のタイ
プのノイズは符号間干渉(ISI)である。通常のノイ
ズはどこでも発生し、またすべてのチャンネルに影響を
与える。ISIは密度増大とともに影響が大きくなる。
磁気媒体における遷移(transition)により発生したパ
ルスは、変位記録密度が高くなって各遷移が接近するほ
どオーバラップする傾向にある。これら決定フィードバ
ックイコライザの多くのものはデータの連続するパルス
の間の干渉により生じるエラーを減じるために有限イン
パルス応答(FIR)フィルタ(finite impulse respo
nse filter)を組み込んでいる。このような干渉は符号
間干渉(ISI)としても知られている。さらに、エラ
ーは正および負パルスのピークが同じ大きさを有してい
ない場合に生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、読み出しチ
ャンネルにおいて使用されている現在利用可能なイコラ
イザは、データ伝送におけるエラー(例えば、ISI)
を減じるために決定される係数を含んでいる。現在利用
可能な適応型イコライザは読み出しチャンネルの出力に
おけるエラーから派生するエラー信号に基づいて係数を
適合ないし変更している。これらのイコライザの係数
は、しかしながら、すべての可能なデータパターンのす
べてに最適なものではない。よって、データの伝送にお
けるエラーを減じるため、信号を等化するための改良さ
れた装置が望まれている。
ャンネルにおいて使用されている現在利用可能なイコラ
イザは、データ伝送におけるエラー(例えば、ISI)
を減じるために決定される係数を含んでいる。現在利用
可能な適応型イコライザは読み出しチャンネルの出力に
おけるエラーから派生するエラー信号に基づいて係数を
適合ないし変更している。これらのイコライザの係数
は、しかしながら、すべての可能なデータパターンのす
べてに最適なものではない。よって、データの伝送にお
けるエラーを減じるため、信号を等化するための改良さ
れた装置が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、装置か
らの過去のデータ出力に基づいて入力信号を調節するた
めの第1のフィルタ手段を含んでいる。さらに、第1の
フィルタ手段および第2のフィルタ手段からの各信号を
加算して加算された信号を生成するための加算手段が使
用されている。本装置は、加算信号から出力信号を発生
するための符号検出手段を含んでいる。第2のフィルタ
手段は、符号検出手段により発生された過去の信号のピ
ークおよび極性に基づいて出力信号における調節を行
う。第1および第2のフィルタ手段の双方のフィルタ特
性(filtering property)を制御するために制御手段が
含まれており、制御手段は符号検出手段からの過去の出
力信号に基づいてフィルタ特性を制御する。
らの過去のデータ出力に基づいて入力信号を調節するた
めの第1のフィルタ手段を含んでいる。さらに、第1の
フィルタ手段および第2のフィルタ手段からの各信号を
加算して加算された信号を生成するための加算手段が使
用されている。本装置は、加算信号から出力信号を発生
するための符号検出手段を含んでいる。第2のフィルタ
手段は、符号検出手段により発生された過去の信号のピ
ークおよび極性に基づいて出力信号における調節を行
う。第1および第2のフィルタ手段の双方のフィルタ特
性(filtering property)を制御するために制御手段が
含まれており、制御手段は符号検出手段からの過去の出
力信号に基づいてフィルタ特性を制御する。
【0006】本発明の上記および他の目的、特徴および
特長は、以下の詳細な説明から明かとなる。
特長は、以下の詳細な説明から明かとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の新規な特徴は請求の範囲
に記載されている。本発明、およびその使用の際の好ま
しい実施の形態、さらに別の目的および特長は、添付図
面とともに以下の例示的な実施の形態に関する詳細な説
明を参照して最良に理解される。
に記載されている。本発明、およびその使用の際の好ま
しい実施の形態、さらに別の目的および特長は、添付図
面とともに以下の例示的な実施の形態に関する詳細な説
明を参照して最良に理解される。
【0008】図面、特に図1を参照して、本発明の好ま
しい実施の形態による決定フィードバックイコライザ
(DFE)100が示されている。DFE100は、前
方イコライザ( forward equalizer)102、後方イコ
ライザ(backward equalizer)104、加算回路10
6、および例えばスライサのような符号検出器108を
含んでいる。DFE100は、本発明に従って、高密度
記録において符号間干渉(ISI)を抑制するために使
用される。前方イコライザ102は本発明に従ってアナ
ログの入力波形を受信する。前方イコライザ102は、
本発明の好ましい実施の形態に従って先のデータパター
ンに基づいて信号をフィルタする。フィルタされた信号
は加算回路106に送られ、加算回路106は前方イコ
ライザ102からの信号と後方イコライザ104からの
信号を加算して加算された信号を生成する。後方イコラ
イザ104は、本発明の好ましい実施の形態に従って波
形内のパルスの後縁を減じることで信号を修正する。し
ばしば、正のパルスと負のパルスの各後縁は異なる。ス
ライサ108は、加算回路106からの入力があると、
データ符号の最良の推定値を生成する。
しい実施の形態による決定フィードバックイコライザ
(DFE)100が示されている。DFE100は、前
方イコライザ( forward equalizer)102、後方イコ
ライザ(backward equalizer)104、加算回路10
6、および例えばスライサのような符号検出器108を
含んでいる。DFE100は、本発明に従って、高密度
記録において符号間干渉(ISI)を抑制するために使
用される。前方イコライザ102は本発明に従ってアナ
ログの入力波形を受信する。前方イコライザ102は、
本発明の好ましい実施の形態に従って先のデータパター
ンに基づいて信号をフィルタする。フィルタされた信号
は加算回路106に送られ、加算回路106は前方イコ
ライザ102からの信号と後方イコライザ104からの
信号を加算して加算された信号を生成する。後方イコラ
イザ104は、本発明の好ましい実施の形態に従って波
形内のパルスの後縁を減じることで信号を修正する。し
ばしば、正のパルスと負のパルスの各後縁は異なる。ス
ライサ108は、加算回路106からの入力があると、
データ符号の最良の推定値を生成する。
【0009】本発明によれば、現在利用可能な適応形イ
コライザの場合、DFE100は前方イコライザ102
における係数を、エラー測度に基づくのではなく、符号
検出器108により発生されたデータパターンに基づい
てセットする。同様に、後方イコライザ104における
係数は、本発明によれば、DFE100からの出力にお
ける誤差の測度に基づくのではなく、過去のパルスの極
性に基づいて選択される。これらの係数は、種々のデー
タパターンおよび異なる大きさを有するピークにより生
じるエラーを減じるために選択される。
コライザの場合、DFE100は前方イコライザ102
における係数を、エラー測度に基づくのではなく、符号
検出器108により発生されたデータパターンに基づい
てセットする。同様に、後方イコライザ104における
係数は、本発明によれば、DFE100からの出力にお
ける誤差の測度に基づくのではなく、過去のパルスの極
性に基づいて選択される。これらの係数は、種々のデー
タパターンおよび異なる大きさを有するピークにより生
じるエラーを減じるために選択される。
【0010】例えば、DFE100における前方イコラ
イザ102は磁気読み出しチャンネル内の種々の影響を
補償するために設計することができる。前方イコライザ
102はDFE100により受信されるパルスの後端を
尖らすために用いられる。ノイズのない、線形のチャン
ネルの場合には、前方イコライザの係数はすべてのデー
タパターンに対して単一セットで最適である。本発明の
好ましい実施の形態によれば、前方イコライザ102
は、本発明に従って符号検出器108により決定された
波形の極性に基づいてパルスをフィルタするために適合
された係数を有している。例えばMRヘッドの場合に
は、一方向において他方向よりも大きなパルスが発生す
る。前方イコライザ102はパルスの大きさの間の差を
補正するために適合される。前方イコライザ102は次
に来るビットが何であるか知らないが、次のパルスの期
待極性は符号検出器108の出力から決定することがで
きる。磁気媒体では、次のパルスの極性は先のパルスの
反対である。例えば、「0」が次に来る場合には、イコ
ライズすべきものはないが、次が「1」である場合に
は、前方イコライザ102は、本発明による係数のセッ
トを使用してパルスの極性に対して正しくセットされ
る。しかしながら、ノイズが加わった場合、いくつかの
データパターンは他のデータパターンよりもノイズに感
応し易い。よって、最もノイズに感応し易いパターンに
対して前方イコライザ102においてノイズブーストを
より少なく設計ないしセットすることで通常、このタイ
プの感応性を減じて読み出しチャンネル内の性能を改善
することができる。
イザ102は磁気読み出しチャンネル内の種々の影響を
補償するために設計することができる。前方イコライザ
102はDFE100により受信されるパルスの後端を
尖らすために用いられる。ノイズのない、線形のチャン
ネルの場合には、前方イコライザの係数はすべてのデー
タパターンに対して単一セットで最適である。本発明の
好ましい実施の形態によれば、前方イコライザ102
は、本発明に従って符号検出器108により決定された
波形の極性に基づいてパルスをフィルタするために適合
された係数を有している。例えばMRヘッドの場合に
は、一方向において他方向よりも大きなパルスが発生す
る。前方イコライザ102はパルスの大きさの間の差を
補正するために適合される。前方イコライザ102は次
に来るビットが何であるか知らないが、次のパルスの期
待極性は符号検出器108の出力から決定することがで
きる。磁気媒体では、次のパルスの極性は先のパルスの
反対である。例えば、「0」が次に来る場合には、イコ
ライズすべきものはないが、次が「1」である場合に
は、前方イコライザ102は、本発明による係数のセッ
トを使用してパルスの極性に対して正しくセットされ
る。しかしながら、ノイズが加わった場合、いくつかの
データパターンは他のデータパターンよりもノイズに感
応し易い。よって、最もノイズに感応し易いパターンに
対して前方イコライザ102においてノイズブーストを
より少なく設計ないしセットすることで通常、このタイ
プの感応性を減じて読み出しチャンネル内の性能を改善
することができる。
【0011】あるいは、前方イコライザ102は同様に
して、連続する0または1の形態の過去のデータパター
ンに基づいてセットすることができる。例えば、最もエ
ラー傾向のあるパターンが、0001000のように孤
立した1である場合、3つの0が検出され、また係数
は、すべてのパターンに適した通常の前方イコライザの
係数から、3つの先導する0のパターンに適した第2の
セットの係数に切り替えられる。前方イコライザ102
は過去のデータパターンに対する調整を行う。後方イコ
ライザ104は信号内のピークの間のオフセットに対す
る調整をするために使用される。
して、連続する0または1の形態の過去のデータパター
ンに基づいてセットすることができる。例えば、最もエ
ラー傾向のあるパターンが、0001000のように孤
立した1である場合、3つの0が検出され、また係数
は、すべてのパターンに適した通常の前方イコライザの
係数から、3つの先導する0のパターンに適した第2の
セットの係数に切り替えられる。前方イコライザ102
は過去のデータパターンに対する調整を行う。後方イコ
ライザ104は信号内のピークの間のオフセットに対す
る調整をするために使用される。
【0012】後方イコライザ104はパルスの後縁を減
じる。同様に、後方イコライザ104内の係数は、本発
明に従って、パルスの極性およびパルスのピークの大き
さに依存して変更することができる。本発明によれば、
前方イコライザ102および後方イコライザ104は、
適応形フィルタあるいは時間変化するフィルタのいずれ
かを使用し、また過去のデータに基づいてイコライザ内
の係数を異なるセットにすることで、構成される。ある
いは、前方イコライザ102および後方イコライザ10
4は、本発明に従って、それぞれ固定された係数のセッ
トを有する多数の異なるフィルタを使用して構成され
る。この場合には、特に、後続するシーケンスを使用し
てフィルタの係数を調節することで正しい応答を得る、
最小平均平方(least means square:LMS)と呼ばれ
る時間領域適応形フィルタ法を使用してフィルタの係数
は識別される。DFEのより詳細な情報は、Proak
is著のDigital Communication
s、McGraw−Hill、Inc.、3d e
d.、1995年、ISBN No.0−07−051
726−6に記載されている。フィルタ、フィルタの設
計、およびフィルタに対する係数の選択についてのより
詳しい情報は、IfeachorとJervis著のD
igital Signal Processing:
A Practical Approach、Addi
son−Wesley Publishers Com
pany、Inc.、1995年、ISBN No.0
−201−54413−Xに記載されている。磁気記録
におけるDFEの使用のより詳しい情報は、Cicff
iなどの著のAdaptive Equalizati
onin Magnetic−Disk Storag
e Channels、IEEE Communica
tions Magazine、1990年2月、第1
4−29頁、およびBergmans著のDensit
y Improvements in Digital
Magnetic Recording by De
cision Feedback Equalizat
iion、IEEE transactions on
Magnetics、vol. MAG−22、nu
mber 3、1986年3月の第157−162頁に
記載されている。本発明の好ましい実施の形態によれ
ば、LMSはフィルタ係数を決定するために好ましいも
のである。
じる。同様に、後方イコライザ104内の係数は、本発
明に従って、パルスの極性およびパルスのピークの大き
さに依存して変更することができる。本発明によれば、
前方イコライザ102および後方イコライザ104は、
適応形フィルタあるいは時間変化するフィルタのいずれ
かを使用し、また過去のデータに基づいてイコライザ内
の係数を異なるセットにすることで、構成される。ある
いは、前方イコライザ102および後方イコライザ10
4は、本発明に従って、それぞれ固定された係数のセッ
トを有する多数の異なるフィルタを使用して構成され
る。この場合には、特に、後続するシーケンスを使用し
てフィルタの係数を調節することで正しい応答を得る、
最小平均平方(least means square:LMS)と呼ばれ
る時間領域適応形フィルタ法を使用してフィルタの係数
は識別される。DFEのより詳細な情報は、Proak
is著のDigital Communication
s、McGraw−Hill、Inc.、3d e
d.、1995年、ISBN No.0−07−051
726−6に記載されている。フィルタ、フィルタの設
計、およびフィルタに対する係数の選択についてのより
詳しい情報は、IfeachorとJervis著のD
igital Signal Processing:
A Practical Approach、Addi
son−Wesley Publishers Com
pany、Inc.、1995年、ISBN No.0
−201−54413−Xに記載されている。磁気記録
におけるDFEの使用のより詳しい情報は、Cicff
iなどの著のAdaptive Equalizati
onin Magnetic−Disk Storag
e Channels、IEEE Communica
tions Magazine、1990年2月、第1
4−29頁、およびBergmans著のDensit
y Improvements in Digital
Magnetic Recording by De
cision Feedback Equalizat
iion、IEEE transactions on
Magnetics、vol. MAG−22、nu
mber 3、1986年3月の第157−162頁に
記載されている。本発明の好ましい実施の形態によれ
ば、LMSはフィルタ係数を決定するために好ましいも
のである。
【0013】次に、図2(A)から(D)を参照して、
本発明の実施の形態のDFEのより詳細なブロックダイ
ヤグラムが示されている。本発明によれば、前方イコラ
イザ(例えば、FIRフィルタを含むフィルタバンク、
あるいは異なる係数のセットを含むメモリに接続された
単一のFIRフィルタ)は、連続する論理0に続く1の
ようなデータパターン、あるいは次のパルスの期待極性
に基づいてパルスの前縁を尖らすために採用される。後
方イコライザは、本発明に従って、パルスの極性に基づ
いて後端を削除する。後方イコライザは、パルスの極性
を検出して後端が次のパルスと干渉することを知り、そ
して、本発明に従って干渉をなくすために、後端を取り
消すように正しい係数のセットが選択される。図2
(A)においてDFE300は、本発明によるFIRフ
ィルタ304、306、および308を含むフィルタバ
ンク302を含んでいる。フィルタバンク302におい
てFIRフィルタ304、306、および308の出力
は、加算回路304に接続され、加算回路304の出力
はスライサ306に接続されている。DFE300はま
た、後方イコライザ308を含んでおり、従来のDFE
のように、スライサ306からの出力ビットは後方イコ
ライザ308への入力として使用される。さらに、スラ
イサ306からのデータビットは選択論理部310に向
けられ、選択論理部310は、本発明に従って、スライ
サ306からのデータ出力に基づいてフィルタバンク3
02内のFIRフィルタ304、306、あるいは30
8の1つを選択する。このようにして、本発明に従っ
て、特定のデータパターンにより生じるデータエラーを
最小限とするために、スライサ308により発生された
異なる符号決定に対する先のデータパターンに対してフ
ィルタバンク302内の最適なFIRフィルタが選択さ
れる。
本発明の実施の形態のDFEのより詳細なブロックダイ
ヤグラムが示されている。本発明によれば、前方イコラ
イザ(例えば、FIRフィルタを含むフィルタバンク、
あるいは異なる係数のセットを含むメモリに接続された
単一のFIRフィルタ)は、連続する論理0に続く1の
ようなデータパターン、あるいは次のパルスの期待極性
に基づいてパルスの前縁を尖らすために採用される。後
方イコライザは、本発明に従って、パルスの極性に基づ
いて後端を削除する。後方イコライザは、パルスの極性
を検出して後端が次のパルスと干渉することを知り、そ
して、本発明に従って干渉をなくすために、後端を取り
消すように正しい係数のセットが選択される。図2
(A)においてDFE300は、本発明によるFIRフ
ィルタ304、306、および308を含むフィルタバ
ンク302を含んでいる。フィルタバンク302におい
てFIRフィルタ304、306、および308の出力
は、加算回路304に接続され、加算回路304の出力
はスライサ306に接続されている。DFE300はま
た、後方イコライザ308を含んでおり、従来のDFE
のように、スライサ306からの出力ビットは後方イコ
ライザ308への入力として使用される。さらに、スラ
イサ306からのデータビットは選択論理部310に向
けられ、選択論理部310は、本発明に従って、スライ
サ306からのデータ出力に基づいてフィルタバンク3
02内のFIRフィルタ304、306、あるいは30
8の1つを選択する。このようにして、本発明に従っ
て、特定のデータパターンにより生じるデータエラーを
最小限とするために、スライサ308により発生された
異なる符号決定に対する先のデータパターンに対してフ
ィルタバンク302内の最適なFIRフィルタが選択さ
れる。
【0014】フィルタバンク302はFIRフィルタを
含んでいるが、本発明の実施の形態においては他のフィ
ルタで構成することもできる。例えば、FIRフィルタ
304、306、および308に代えて、有限インパル
ス応答(IIR)フィルタあるいは連続時間フィルタ
(continuous time filter)を用いることもできる、図
示した例では3つのフィルタだけを示したが、本発明に
従って他の数のフィルタを用いることもできる。
含んでいるが、本発明の実施の形態においては他のフィ
ルタで構成することもできる。例えば、FIRフィルタ
304、306、および308に代えて、有限インパル
ス応答(IIR)フィルタあるいは連続時間フィルタ
(continuous time filter)を用いることもできる、図
示した例では3つのフィルタだけを示したが、本発明に
従って他の数のフィルタを用いることもできる。
【0015】図2(B)において、DFE312は、図
3(A)におけるフィルタバンク302に代えて、時間
変化する係数を備えた単一のFIRフィルタ314を採
用している。係数メモリ316内には異なる係数のセッ
トが記憶されている。異なる係数のセットからの係数の
セットは、本発明に従って、スライサ306により出力
されたデータパターンに応答して選択論理部310によ
って係数メモリ316から選択される。FIRフィルタ
314において使用するために選択された係数のセット
は、本発明に従って、DFE312を通って送出された
特定の波形により生じるデータエラーを最小限にするた
めに選択される。
3(A)におけるフィルタバンク302に代えて、時間
変化する係数を備えた単一のFIRフィルタ314を採
用している。係数メモリ316内には異なる係数のセッ
トが記憶されている。異なる係数のセットからの係数の
セットは、本発明に従って、スライサ306により出力
されたデータパターンに応答して選択論理部310によ
って係数メモリ316から選択される。FIRフィルタ
314において使用するために選択された係数のセット
は、本発明に従って、DFE312を通って送出された
特定の波形により生じるデータエラーを最小限にするた
めに選択される。
【0016】スライサ306は各符号に対して即時の決
定を提供することができ、これにより、選択論理部31
0は正しく機能することができる。図示した例ではスラ
イサ306のようなスライサを示したが、本発明に従っ
てより複雑な検出器を採用することもできる。例えば、
スライサ306はパルスの極性を推定するために使用さ
れ、またより複雑な検出器は本発明に従ってフィードバ
ックビットを発生するために採用される。
定を提供することができ、これにより、選択論理部31
0は正しく機能することができる。図示した例ではスラ
イサ306のようなスライサを示したが、本発明に従っ
てより複雑な検出器を採用することもできる。例えば、
スライサ306はパルスの極性を推定するために使用さ
れ、またより複雑な検出器は本発明に従ってフィードバ
ックビットを発生するために採用される。
【0017】異なるピークの大きさを有する正および負
パルスにより生じるISIを取り消しするためのフィー
ドバック取り消し期間は、本発明に従って、係数とし
て、図2(C)におけるDFE320内のFIRフィル
タ318に組み込まれる。ISIが取り消しされるパル
スの極性と大きさに依存して、フィードバック取り消し
期間を提供するために、異なる係数のセットが使用され
る。これらの係数は、本発明に従って、異なるピークの
大きさを有する正および負パルスにより生じる後端を取
り消すために、係数メモリ322内に記憶され、設計さ
れる。FIRフィルタ318により使用される特定の係
数のセットはスライサ306からの出力に基づいて選択
論理部310により選択される。
パルスにより生じるISIを取り消しするためのフィー
ドバック取り消し期間は、本発明に従って、係数とし
て、図2(C)におけるDFE320内のFIRフィル
タ318に組み込まれる。ISIが取り消しされるパル
スの極性と大きさに依存して、フィードバック取り消し
期間を提供するために、異なる係数のセットが使用され
る。これらの係数は、本発明に従って、異なるピークの
大きさを有する正および負パルスにより生じる後端を取
り消すために、係数メモリ322内に記憶され、設計さ
れる。FIRフィルタ318により使用される特定の係
数のセットはスライサ306からの出力に基づいて選択
論理部310により選択される。
【0018】あるいは、FIRフィルタ318は、図2
(D)のDFE324内において、本発明に従ってフィ
ルタバンク326を使用して構成される。フィルタバン
ク326は、加算回路304にそれらの出力が接続され
た、FIRフィルタ328とFIRフィルタ330を含
んでいる。スライサ306の出力は、セパレータ332
を使用し、パルスの極性に基づいて、FIRフィルタ3
28あるいはFIRフィルタ330に経路選択される。
スライサ306の出力がFIRフィルタ328に向けら
れた場合、0がFIRフィルタ330に向けられ、また
その逆となる。FIRフィルタ328およびFIRフィ
ルタ330はそれぞれ、後端を削除するために正および
負パルスを取り消すための係数を含んでいる。このよう
にして、本発明によってデータエラーが減じられる。
(D)のDFE324内において、本発明に従ってフィ
ルタバンク326を使用して構成される。フィルタバン
ク326は、加算回路304にそれらの出力が接続され
た、FIRフィルタ328とFIRフィルタ330を含
んでいる。スライサ306の出力は、セパレータ332
を使用し、パルスの極性に基づいて、FIRフィルタ3
28あるいはFIRフィルタ330に経路選択される。
スライサ306の出力がFIRフィルタ328に向けら
れた場合、0がFIRフィルタ330に向けられ、また
その逆となる。FIRフィルタ328およびFIRフィ
ルタ330はそれぞれ、後端を削除するために正および
負パルスを取り消すための係数を含んでいる。このよう
にして、本発明によってデータエラーが減じられる。
【0019】次に、図3を参照して、本発明に従って、
パルスのパターンあるいは極性に基づいてFIRフィル
タの係数を処理ないし計算するフローチャートが示され
ている。いずれの場合にも、LMSアルゴリズムが使用
され、また一度に2ないしそれより多くのFIRフィル
タ係数のセットが計算される。トレーニングシーケンス
と称される、パルスの長いシーケンスがLMSアルゴリ
ズムにおいて使用される。トレーニングシーケンスのた
めの正しい2進パターンを表す公知のデータシーケンス
がLMSアルゴリズムにおいて同様に使用される。
パルスのパターンあるいは極性に基づいてFIRフィル
タの係数を処理ないし計算するフローチャートが示され
ている。いずれの場合にも、LMSアルゴリズムが使用
され、また一度に2ないしそれより多くのFIRフィル
タ係数のセットが計算される。トレーニングシーケンス
と称される、パルスの長いシーケンスがLMSアルゴリ
ズムにおいて使用される。トレーニングシーケンスのた
めの正しい2進パターンを表す公知のデータシーケンス
がLMSアルゴリズムにおいて同様に使用される。
【0020】図3においては、すべてのフィルタの係数
はステップ400において初期化される。次いで、各フ
ィルタにトレーニングデータが供給され(ステップ40
2)、またすべてのフィルタの出力が計算される(ステ
ップ404)。各フィルタの出力は公知のデータシーケ
ンスと比較され、各FIRフィルタに対してエラー信号
が発生される(ステップ406)。エラー信号が予め選
択された限度あるいはレベルより小さいかどうかが判定
される(ステップ408)。エラーが十分小さい場合、
プロセスは終了する。そうでない場合には、FIRフィ
ルタ係数がエラーを減じるために適合される(ステップ
410)。ここで、各FIRフィルタに対する係数は、
そのフィルタが使用されるトレーニングシーケンス内の
ポイントにおいてだけ適合される。このようにして、L
MSアルゴリズムは一度にいくつかのフィルタをトレー
ニングするために使用される。ステップ410に続い
て、ステップ402から開始してエラーが許容できるレ
ベルに減じられるまでプロセスが繰り返される。このプ
ロセスにおいては、適応形フィルタにおける公知の方法
に基づいて、多くの変更が可能である。このプロセスで
決定された係数は次いで、フィルタバンクにおいて使用
するために係数メモリ316および322に記憶され、
あるいは本発明に従ってフィルタバンク内に使用するた
めにFIRを発生するために使用されるLMSを使用し
たFIRフィルタ係数を計算することについてのより詳
しい情報は、IfeachorおよびJervis著
の、Digital Signal Processi
ng:A Practical Approach、A
ddison−Wesley Publishers
Company、Inc.、1995年、ISBN N
o.0−201−54413−Xに記載されている。
はステップ400において初期化される。次いで、各フ
ィルタにトレーニングデータが供給され(ステップ40
2)、またすべてのフィルタの出力が計算される(ステ
ップ404)。各フィルタの出力は公知のデータシーケ
ンスと比較され、各FIRフィルタに対してエラー信号
が発生される(ステップ406)。エラー信号が予め選
択された限度あるいはレベルより小さいかどうかが判定
される(ステップ408)。エラーが十分小さい場合、
プロセスは終了する。そうでない場合には、FIRフィ
ルタ係数がエラーを減じるために適合される(ステップ
410)。ここで、各FIRフィルタに対する係数は、
そのフィルタが使用されるトレーニングシーケンス内の
ポイントにおいてだけ適合される。このようにして、L
MSアルゴリズムは一度にいくつかのフィルタをトレー
ニングするために使用される。ステップ410に続い
て、ステップ402から開始してエラーが許容できるレ
ベルに減じられるまでプロセスが繰り返される。このプ
ロセスにおいては、適応形フィルタにおける公知の方法
に基づいて、多くの変更が可能である。このプロセスで
決定された係数は次いで、フィルタバンクにおいて使用
するために係数メモリ316および322に記憶され、
あるいは本発明に従ってフィルタバンク内に使用するた
めにFIRを発生するために使用されるLMSを使用し
たFIRフィルタ係数を計算することについてのより詳
しい情報は、IfeachorおよびJervis著
の、Digital Signal Processi
ng:A Practical Approach、A
ddison−Wesley Publishers
Company、Inc.、1995年、ISBN N
o.0−201−54413−Xに記載されている。
【0021】図4を参照して、本発明に従って、読み出
しチャンネルのブロックダイヤグラムが示されている。
読み出しチャンネル500は、読み出しヘッド(図示せ
ず)からの入力信号を受信する、自動利得制御部502
を含んでいる。調節された信号は、初期変更のためにア
ンチエイリアスフィルタ(antialiasing filter )50
4に、次いでアナログ−デジタル(A/D)変換器50
6に送信される。その後、信号は上記したようにDFE
により変更される。
しチャンネルのブロックダイヤグラムが示されている。
読み出しチャンネル500は、読み出しヘッド(図示せ
ず)からの入力信号を受信する、自動利得制御部502
を含んでいる。調節された信号は、初期変更のためにア
ンチエイリアスフィルタ(antialiasing filter )50
4に、次いでアナログ−デジタル(A/D)変換器50
6に送信される。その後、信号は上記したようにDFE
により変更される。
【0022】次に、図5および図6を参照して、磁気デ
ータ記憶システム、つまりディスク駆動システム600
とテープ駆動システム602が図示されており、DFE
は、本発明に従って、図4における読み出しチャンネル
500のような、読み出しチャンネル内に設けられる。
ータ記憶システム、つまりディスク駆動システム600
とテープ駆動システム602が図示されており、DFE
は、本発明に従って、図4における読み出しチャンネル
500のような、読み出しチャンネル内に設けられる。
【0023】磁気記録においては非線形的な影響は一般
的であり、これらは本発明に従って前方イコライザ10
2により補償される。磁気抵抗(magneto resistive :
MR)ヘッドはいくつかの非線形特性を有しており、こ
れが非対称なダイパルスを生じる原因となる。パルス極
性を追跡することで、選択論理部は、2つの後方イコラ
イザ、つまり1つは正パルスのためであり、他は負パル
スのための2つの係数の間で容易に切換えることができ
る。
的であり、これらは本発明に従って前方イコライザ10
2により補償される。磁気抵抗(magneto resistive :
MR)ヘッドはいくつかの非線形特性を有しており、こ
れが非対称なダイパルスを生じる原因となる。パルス極
性を追跡することで、選択論理部は、2つの後方イコラ
イザ、つまり1つは正パルスのためであり、他は負パル
スのための2つの係数の間で容易に切換えることができ
る。
【0024】製造誤差はMRヘッドの非線形性の1つの
原因となる。よって、いくつかのMRヘッドを備えたデ
ィスク駆動装置はいくつかの異なるタイプの非線形性を
含んでいる。このような場合、いくつかのFIRフィル
タ係数が使用され、またこれらは、先のデータおよび使
用される特定のMRヘッドに基づいて選択される。製造
の際に行われるトレーニングシーケンスの間、あるいは
個々のMRヘッドを使用する際のフィルタ係数を発生す
るための電源オンの際に、係数は決定される。さらに、
多ヘッド駆動システムでは、各ヘッドに対して異なる係
数が使用される。
原因となる。よって、いくつかのMRヘッドを備えたデ
ィスク駆動装置はいくつかの異なるタイプの非線形性を
含んでいる。このような場合、いくつかのFIRフィル
タ係数が使用され、またこれらは、先のデータおよび使
用される特定のMRヘッドに基づいて選択される。製造
の際に行われるトレーニングシーケンスの間、あるいは
個々のMRヘッドを使用する際のフィルタ係数を発生す
るための電源オンの際に、係数は決定される。さらに、
多ヘッド駆動システムでは、各ヘッドに対して異なる係
数が使用される。
【0025】以上のように、本発明によれば、そのフィ
ルタ特性を装置により出力された過去のデータ(例え
ば、連続する0と1、あるいはパルス極性)に応答して
変化することができる前方イコライザを有するDFEを
採用することで、データをフィルタするための改良され
た方法が提供される。さらに、本発明によれば、装置に
おいて既に処理された正および負パルスのピークに応答
して変化するフィルタ特性を有する後方イコライザを使
用してデータ信号をさらに処理する手法が提供される。
ルタ特性を装置により出力された過去のデータ(例え
ば、連続する0と1、あるいはパルス極性)に応答して
変化することができる前方イコライザを有するDFEを
採用することで、データをフィルタするための改良され
た方法が提供される。さらに、本発明によれば、装置に
おいて既に処理された正および負パルスのピークに応答
して変化するフィルタ特性を有する後方イコライザを使
用してデータ信号をさらに処理する手法が提供される。
【0026】前方イコライザは、可能な係数のセットか
ら選択される、時間で変化する係数を含んでいる。選択
論理部は過去のデータを調査し、各符号に対して最良な
フィルタ係数のセットをロードする。よって、前方イコ
ライザは、最適な性能のために、特定のデータパターン
あるいはパルス極性に同調される。同様に、後方イコラ
イザは検出されたデータの極性に基づいて選択される係
数を有している。検出されたデータの特定のデータパタ
ーンおよび極性を使用することで、本発明の装置が、デ
ィスク駆動システム600およびテープ駆動システム6
02のような駆動システムのための読み出しチャンネル
に使用されるときに最適な性能を発揮される。よって、
本発明では、本発明に従ってDFEを使用することで、
MRヘッドおよび種々の読み出しチャンネルにより生じ
る非線形特性を最小限とすることができる。
ら選択される、時間で変化する係数を含んでいる。選択
論理部は過去のデータを調査し、各符号に対して最良な
フィルタ係数のセットをロードする。よって、前方イコ
ライザは、最適な性能のために、特定のデータパターン
あるいはパルス極性に同調される。同様に、後方イコラ
イザは検出されたデータの極性に基づいて選択される係
数を有している。検出されたデータの特定のデータパタ
ーンおよび極性を使用することで、本発明の装置が、デ
ィスク駆動システム600およびテープ駆動システム6
02のような駆動システムのための読み出しチャンネル
に使用されるときに最適な性能を発揮される。よって、
本発明では、本発明に従ってDFEを使用することで、
MRヘッドおよび種々の読み出しチャンネルにより生じ
る非線形特性を最小限とすることができる。
【0027】以上、本発明を好ましい実施の形態に基づ
いて図示し説明したが、当業者には形態および詳細にお
いて本発明を逸脱することなく種々の変更が可能である
ことは自明である。例えば、上記では本発明を、テープ
駆動システムないしディスク駆動システムにおける磁気
記録チャンネルに関して説明したが、本発明のイコライ
ザは、本発明に従って、他のタイプのデータチャンネル
にも採用できるものである。
いて図示し説明したが、当業者には形態および詳細にお
いて本発明を逸脱することなく種々の変更が可能である
ことは自明である。例えば、上記では本発明を、テープ
駆動システムないしディスク駆動システムにおける磁気
記録チャンネルに関して説明したが、本発明のイコライ
ザは、本発明に従って、他のタイプのデータチャンネル
にも採用できるものである。
【図1】 本発明の好ましい実施の形態における決定フ
ィードバックイコライザ(DFE)のブロックダイヤグ
ラムである。
ィードバックイコライザ(DFE)のブロックダイヤグ
ラムである。
【図2】 (A)〜(D)はそれぞれ、本発明の好まし
い実施の形態において記載されたDFEのより詳細なブ
ロックダイヤグラムである。
い実施の形態において記載されたDFEのより詳細なブ
ロックダイヤグラムである。
【図3】 本発明に従って説明されたパルスのデータパ
ターンおよびピークの大きさに基づくFIRフィルタ係
数を計算するためのプロセスのフローチャートである。
ターンおよびピークの大きさに基づくFIRフィルタ係
数を計算するためのプロセスのフローチャートである。
【図4】 本発明に従って説明された読み出しチャンネ
ルのブロックダイヤグラムである。
ルのブロックダイヤグラムである。
【図5】 本発明に従って図4の読み出しチャンネル5
00のような、読み出しチャンネルにDFEが組み込ま
れたディスク駆動システムの説明図である。
00のような、読み出しチャンネルにDFEが組み込ま
れたディスク駆動システムの説明図である。
【図6】 本発明に従って図4の読み出しチャンネル5
00のような、読み出しチャンネルにDFEが組み込ま
れたディスク駆動システムの説明図である。
00のような、読み出しチャンネルにDFEが組み込ま
れたディスク駆動システムの説明図である。
100 決定フィードバックイコライザ 102 前方イコライザ 104 後方イコライザ 106 加算回路 108 符号検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケビン ジー.クリスチャン アメリカ合衆国 コロラド州 80526 フ ォート コリンズ、パターソン プレイス 1436
Claims (23)
- 【請求項1】 データ信号を処理するための装置におい
て、 入力信号を調節するための第1のフィルタ手段、 第1のフィルタ手段および第2のフィルタ手段からの信
号を加算して加算された信号を生成するための加算手
段、 加算された信号から出力信号を発生するための符号検出
手段、 出力信号を調節するための第2のフィルタ手段、および
第1のフィルタ手段と第2のフィルタ手段のフィルタ特
性を制御するための制御手段とを有し、前記制御手段
は、符号検出手段からの過去の出力信号に基づいてフィ
ルタ特性を制御するものである、ことを特徴とする装置 - 【請求項2】 制御手段は出力信号内で生成されたデー
タパターンに基づいて第1のフィルタ手段のフィルタ特
性を制御し、制御手段は符号検出手段により発生された
出力信号の極性に基づいて第2のフィルタ手段のフィル
タ特性を制御する、ことを特徴とする請求項1記載のデ
ータ信号処理装置。 - 【請求項3】 第1のフィルタ手段が有限インパルス応
答フィルタである、ことを特徴とする請求項1記載のデ
ータ信号処理装置。 - 【請求項4】 第1のフィルタ手段が複数のフィルタを
含むフィルタバンクであり、複数のフィルタの1つが入
力信号をフィルタ処理するための制御手段により選択さ
れる、ことを特徴とする請求項1記載のデータ信号処理
装置。 - 【請求項5】 有限インパルス応答フィルタが、係数の
セットのための入力を有する時間変化する有限インパル
ス応答フィルタであるとともに有限インパルス応答フィ
ルタに接続されたメモリをさらに有し、メモリが符号検
出手段により発生された複数の異なるデータパターンに
応答して生成された多数の係数のセットを含む、ことを
特徴とする請求項3記載のデータ信号処理装置。 - 【請求項6】 メモリが有限インパルス応答フィルタに
制御手段により接続されており、制御手段が符号検出手
段への接続部を含み、また符号検出手段によりすでに発
生された出力信号内のデータに基づいて多数の係数から
係数のセットを選択する、ことを特徴とする請求項5記
載のデータ信号処理装置。 - 【請求項7】 第2のフィルタが係数のセットのための
入力を有する第2の有限インパルス応答フィルタである
とともに第2の有限インパルス応答フィルタに接続され
た第2のメモリを有し、メモリは符号検出手段により発
生された複数の異なるデータパターンに応答して生成さ
れた第2の数の係数のセットを含み、第2のメモリは制
御手段により第2の有限インパルス応答フィルタに接続
されており、第2の制御手段は符号決定手段への接続部
を含むとともに符号決定手段により既に発生された出力
信号内のデータに基づいて第2の数の係数のセットを選
択する、ことを特徴とする請求項5記載のデータ信号処
理装置。 - 【請求項8】 符号検出手段がスライサである、ことを
特徴とする請求項1記載のデータ信号処理装置。 - 【請求項9】 第1のフィルタ手段が第1のフィルタで
あるとともに第2のフィルタ手段が第2のフィルタであ
り、第1のフィルタおよび第2のフィルタのフィルタ特
性が決定フィードバックイコライザを通過する過去のデ
ータパターンに応答して適合させることができる、こと
を特徴とする請求項1記載のデータ信号処理装置。 - 【請求項10】 出力信号内で生成されたデータパター
ンが出力信号の極性である、ことを特徴とする請求項1
記載のデータ信号処理装置。 - 【請求項11】 データ信号を生成するための決定フィ
ードバックイコライザにおいて、 入力および出力を有する第1の有限インパルス応答フィ
ルタユニットを有し、データ信号は入力において受信さ
れ、 第1の入力、第2の入力、および出力を有する加算回路
を有し、第1の入力は第1の有限インパルス応答フィル
タユニットの出力に接続されており、 入力と出力を有する符号検出器を有し、入力は加算回路
の出力に接続されており、符号検出器の出力はデジタル
データを生成し、 入力と出力を有する第2の有限インパルス応答フィルタ
を有し、第2の有限インパルス応答フィルタユニットの
入力は符号検出器の出力に接続されるとともに第2の有
限インパルス応答フィルタユニットの出力は加算回路の
第2の入力に接続されており、並びに第1の有限インパ
ルス応答フィルタユニットおよび第2の有限インパルス
応答フィルタユニットへの接続部を有する選択論理ユニ
ットを有し、符号検出器からの出力デジタルデータに基
づいて選択論理ユニットは第1の有限インパルス応答フ
ィルタユニットおよび第2の有限インパルス応答フィル
タを制御する、ことを特徴とする決定フィードバックイ
コライザ。 - 【請求項12】 第1の有限インパルス応答フィルタユ
ニットが入力において受信したデータ信号の前端を尖ら
し、また第2の有限インパルス応答フィルタユニットは
データ信号内の正および負のパルスの後に尾部を削除す
る、ことを特徴とする請求項11記載の決定フィードバ
ックイコライザ。 - 【請求項13】 符号検出器がスライサである、ことを
特徴とする請求項11記載の決定フィードバックイコラ
イザ。 - 【請求項14】 第1の有限インパルス応答フィルタユ
ニットが係数のセットのための入力を有する有限インパ
ルス応答フィルタおよび有限インパルス応答フィルタに
接続されたメモリを含み、メモリが決定フィードバック
イコライザを通って伝送された異なるデータパターンに
応答して使用される多数の係数のセットを含む、ことを
特徴とする請求項11記載の決定フィードバックイコラ
イザ。 - 【請求項15】 異なるデータパターンがパルス極性を
含む、ことを特徴とする請求項14記載の決定フィード
バックイコライザ。 - 【請求項16】 過去のデータが論理1と論理0の異な
るパターンを含む、ことを特徴とする請求項1記載の決
定フィードバックイコライザ。 - 【請求項17】 第2の有限インパルス応答フィルタユ
ニットが係数のセットのための入力を有する有限インパ
ルス応答フィルタおよび有限インパルス応答フィルタに
接続されたメモリを含み、メモリが決定フィードバック
イコライザを通って伝送された過去のデータに応答して
発生される多数の係数のセットを含む、ことを特徴とす
る請求項14記載の決定フィードバックイコライザ。 - 【請求項18】 第1の有限インパルス応答フィルタユ
ニットが複数の有限インパルス応答フィルタを含む、こ
とを特徴とする請求項11記載の決定フィードバックイ
コライザ。 - 【請求項19】 イコライザ内のフィルタを調節する方
法において、 イコライザを通って複数の異なるデータパターンを伝送
するステップを有し、複数の異なるデータパターンはフ
ィルタによりフィルタ処理されており、 多数の係数のセットを生成するために複数の異なるデー
タパターンのそれぞれに応答してフィルタのための係数
のセットを生成するステップを有し、 イコライザにより発生された先のデータパターンに基づ
いて多数の係数のセット内の係数のセットを選択するス
テップを有し、並びにイコライザを通って進行するデー
タをフィルタ処理するために選択された係数のセットを
利用するステップを有する、ことを特徴とするフィルタ
調節方法。 - 【請求項20】 ディスク駆動システム内の磁気ディス
クからデータを読出すための読み出しヘッドと、 読み出しヘッドに接続された前置増幅器ユニットと、 読み出しチャンネルとを有してなり、 読み出しチャンネルは、 入力と出力を有し、入力が前置増幅器ユニットに接続さ
れたアンチエイリアスユニット、 入力と出力を有し、入力がアンチエイリアスユニットに
接続されたアナログ−デジタル変換器、 入力信号を調節するための第1のフィルタ手段、加算信
号を生成するために第1のフィルタ手段および第2のフ
ィルタ手段からの信号を加算するための加算回路、加算
信号から出力信号を発生するための符号検出手段、出力
信号を調節するための第2のフィルタ手段、第1のフィ
ルタ手段および第2のフィルタ手段のフィルタ特性を制
御するための制御手段を有し、制御手段が符号検出手段
からの過去の出力信号に基づいてフィルタ特性を制御す
る、決定フィードバックイコライザ、および読み出しチ
ャンネルの出力に接続されており、ディスク駆動システ
ム内のデータの読み出しおよび書き込みを制御する、デ
ータ制御器およびバスインターフェースユニットを有す
る、ことを特徴とする磁気データ記憶システム。 - 【請求項21】 入力と出力を有する自動利得制御ユニ
ットをさらに有し、アンチエイリアスユニットの入力が
自動利得制御ユニットにより前置増幅器に接続されると
ともに自動利得制御ユニットの入力が前置増幅器ユニッ
トに接続されている、ことを特徴とする請求項20記載
の磁気データ記憶システム。 - 【請求項22】 磁気データ記憶システムがディスク駆
動システムである、ことを特徴とする請求項20記載の
磁気データ記憶システム。 - 【請求項23】 磁気データ記憶システムがテープ駆動
システムである、ことを特徴とする請求項20記載の磁
気データ記憶システム。
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