JPH1083010A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

Info

Publication number
JPH1083010A
JPH1083010A JP9108688A JP10868897A JPH1083010A JP H1083010 A JPH1083010 A JP H1083010A JP 9108688 A JP9108688 A JP 9108688A JP 10868897 A JP10868897 A JP 10868897A JP H1083010 A JPH1083010 A JP H1083010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
program
aperture
solid
exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9108688A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
Norihiko Takatsu
紀彦 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP9108688A priority Critical patent/JPH1083010A/ja
Publication of JPH1083010A publication Critical patent/JPH1083010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】プログラムレンズシャッターを用いて、マニュ
アル,絞り優先,シャッター優先,プログラムの4種類
の露出モードの中から任意に選択して撮影できるコンパ
クトな電子スチルカメラを提供する。 【解決手段】被写体を結像する光学手段と、露出を制御
するプログラムシャッターと、光学手段により結像され
た被写体を光電変換する固体撮像素子とを備え、少なく
とも、絞り設定機構部11と露出モード設定機構部12
とシャッタースピード設定機構部13と測光部とが接続
し、露出制御信号を発する測光演算シーケンス制御部2
5と、測光演算シーケンス制御部25に接続し、プログ
ラムシャッターの駆動と絞りの開口径を制御するプログ
ラムシャッター制御部6と、測光演算シーケンス制御部
25に接続し、固体撮像素子の電荷蓄積時間を電気的に
制御してシャッター機能をもたせる固体撮像素子駆動部
7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露出制御を改良し
た電子スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体の形成する光学像を固体撮
像素子(いわゆるイメージセンサ)で光電変換して磁気
ディスクへ記録する電子スチルカメラが提案されてい
る。
【0003】電子スチルカメラも銀塩カメラと同様にフ
ォーカルプレーンシャッターを用いた一眼レフタイプ
と、レンズシャッターを用いたコンパクトタイプの2方
式が考えられている。本発明はこれらのうちのレンズシ
ャッターを用いたコンパクトタイプの電子スチルカメラ
によるものである。
【0004】銀鉛カメラでは、レンズシャッターとし
て、シャッター機構の中に絞りの制御部も組み込み、シ
ャッターユニット自身にプログラム制御機能即ち予め定
められた絞り開口とシャッタースピードの組み合わせに
よって各種露光量を得る機能を盛り込んだプログラムシ
ャッターが多く用いられている。
【0005】プログラムシャッターでは絞り羽根がシャ
ッター羽根の機能を兼用しているので、光学的にのみ画
像を処理する銀塩カメラの場合、勿論シャッターユニッ
ト自身では絞りとシャッターとを独立に制御することが
できずプログラムモードでの撮影しかできない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、構造が複雑になるばかりでなく余
分な構成を備えることになり、無駄が多いという問題点
があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、プログラムレンズシャッターを用い
て、マニュアル,絞り優先,シャッター優先,プログラ
ムの4種類の露出モードの中から任意に選択して撮影で
きるコンパクトな電子スチルカメラを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、被写体を結像する光
学手段1と、あらかじめ定められたシャッタスピードと
絞り値とによって露出を制御するプログラムシャッター
2と、前記光学手段1により結像された被写体を光電変
換する固体撮像素子3とを備えた電子スチルカメラにお
いて、少なくとも、絞り設定機構部11と露出モード設
定機構部12とシャッタースピード設定機構部13と測
光部とが接続し、露出制御信号を発する測光演算シーケ
ンス制御部25と、前記測光演算シーケンス制御部25
に接続し、プログラムシャッターの駆動と絞りの開口径
を制御するプログラムシャッター制御部6と、前記測光
演算シーケンス制御部25に接続し、前記固体撮像素子
の電荷蓄積時間を電気的に制御してシャッター機能をも
たせる固体撮像素子駆動部7とを備え、プログラムシャ
ッターと、固体撮像素子3のシャッタ作用とによって、
マニュアル,絞り優先,シャッター優先,プログラムの
全ての露出モードを備えるようにしたことを特徴とする
電子スチルカメラに存する。
【0009】前記本発明は次のように作用する。プログ
ラムシャッターの絞りの開口径を制御する手段を設ける
とともに、固体撮像素子にシャッター機能をもたせたの
で絞りの開口径を制御することによって撮影者が絞りを
設定することができ、また固体撮像素子自体のシャッタ
ー機能を制御することによって撮影者がシャッタースピ
ードも設定できる。
【0010】したがって、プログラムシャッターが本来
備えているプログラムモード撮影機能の外に、マニュア
ル,絞り優先,シャッター優先の各モードでの撮影が可
能となり、全ての露出モードで撮影することが実現でき
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の一実施の形
態を示している。図2は電子スチルカメラの概略ブロッ
ク図である。
【0012】光学手段たるレンズ1が設けられ、その光
路にシャッターの機構の中に絞りの制御部も組み込んだ
プログラムシャッターユニット2が設置され、その後に
続いてシャッター機能を備えた固体撮像素子3、および
固体撮像素子3からの信号電荷を信号処理するプロセス
回路4ならびに、映像信号を磁気ディスクに記録する映
像信号記録部5が設けられている。
【0013】プログラムシャッターユニット2にはその
絞りの開口径を制御するプログラムシャッター制御部6
が付設され、固体撮像素子3には電荷蓄積時間を電気的
に制御してシャッタ機能を持たせる固体撮像素子駆動部
7が付設され、プロセス回路4,映像信号記録部5は公
知の回路手段が用いられる。
【0014】被写体の輝度を測定する測光用の受光素子
8と測光演算部9とで測光部10が形成されており、プ
ログラムシャッター制御部6,固体撮像素子駆動部7,
測光部10,映像信号記録部5を制御するシーケンス制
御部20が設けられている。
【0015】測光部10には絞り設定機構部11と露出
モード設定機構部12とシャッタースピード設定機構部
13とが接続している。シーケンス制御部20には、レ
リーズをシーケンスへ知らせるレリーズ機構部14と、
プロセス回路4,映像信号記録部5,固体撮像素子駆動
部7の基準信号を発する同期信号発生回路15が接続し
ている。
【0016】図1は露出制御に係る構成の詳細を示すブ
ロック図である。
【0017】測光部10の測光演算部9とシーケンス制
御部20とは実質的には一体の回路で構成され、それを
測光演算・シーケンス制御部25とする。測光部10の
受光素子8は被写体輝度で対数圧縮しA/D変換器16
を通し測光演算・シーケンス制御部25へ接続してい
る。
【0018】測光演算・シーケンス制御部25には手動
設定される絞り設定機構部11,露出モード設定機構部
12,シャッタースピード設定機構部13が接続し、さ
らにプログラムシャッター制御部6,固体撮像素子駆動
部7とレリーズ機構部14が接続している。
【0019】プログラムシャッター2自身が絞りを兼用
しているので、図4に示すようにある露出(斜線部)に
対する絞りとシャッター速度はそれぞれ1つに限られ
て、シャッター自身がプログラム曲線をもっており、プ
ログラムモードの場合はそのプログラムをそのまま利用
して撮影が行なわれるようなっている。
【0020】図3は本実施の形態を具体化すべき回路図
を示しており、回路は、立上りエッジでトリガーされる
ワンショット・マルチバイブレータ30,41,45,
54、2入力AND32,33,44,53、3入力A
ND31,34,47、5入力AND42、2入力OR
35,36,37,38,48、2入力AND46、立
上りエッジでトリガーするDフリップ・フロップ39,
40,43、インバーター49,50,51、プログラ
ムモードのときOFF(“H”)でその他の時にON
(“L”)となるスイッチSW1を有して成る。固体撮
像素子としてはインターライントランスファーCCDを
用いてある。
【0021】次に作用を説明する。
【0022】レンズ1を通った被写体光はプログラムシ
ャッターユニット2で絞られ、固体撮像素子3で光電変
換され、プロセス回路4で固体撮像素子3からの信号電
荷が信号処理され、映像信号記録部5で映像信号を磁気
ディスクに記録される。
【0023】測光情報は、被写体輝度が受光素子8で対
数圧縮されA/D変換器16を通し測光演算・シーケン
ス制御部25へ入力する。絞り設定機構部11,露出モ
ード設定機構部12,シャッタースピード設定機構部1
3からは各種の設定情報が測光演算・シーケンス制御部
25へ入力する。そして露出モード設定機構部12で設
定されたモードで測光演算をして露出制御する。
【0024】プログラムモードの場合はプログラムシャ
ッター2自身がもっているプログラム曲線をそのまま利
用して撮影が行なわれ、絞り優先,シャッター速度優
先,マニュアルモードではプログラムシャッター2の開
口径を制御して絞りとしてのみ利用し、シャッター速度
は固体映像素子3のシャッター機能によって行なう。
【0025】図5および図6はそれぞれプログラムモー
ドおよびマニュアルモードのタイムチャートを示してい
る。
【0026】図5,図6における(a)は垂直同期信号
VD、信号(b)および(p)はそれぞれ固体撮像素子
の信号読み出しを制御するパルスTG(1)およびTG
(2)、信号(c)は奇数フィールド“H”,偶数フィ
ールド“L”を判別するフィールド・インデックス信号
F.I.を示している。
【0027】(s)はプログラムシャッターの開口面積
の経時的変化を表わす。
【0028】図5のプログラムモードの場合、時刻T0
でレリーズが押されてレリーズ信号(d)が“H”→
“L”になると、ワンショットマルチバイブレーター3
0がこのレリーズ信号の立下りで約16msのパルス
(e)を発生する。
【0029】このパルス(e)とTG(1)パルス
(b)と垂直同期信号VD(a)を3入力AND31へ
入力し、この出力を2入力AND32へ入力してさらに
この出力をDフリップフロップ39へ入力する。
【0030】このとき2入力AND32は(e)のパル
スが“H”の期間のTG(1)パルス(b)を通し、こ
のTG(1)パルス(b)の立上りエッジでDフリップ
フロップ39の出力シャッター開スタート信号(g)を
“H”とする。この時刻がT1 である。この時刻T1 に
プログラムシャッター2をスタートさせると同時に固体
撮像素子3の信号電荷を垂直転送部に転送してその後信
号電荷蓄積状態とする。
【0031】またSW1がOFFで信号(f)は“H”
となり、2入力OR35,36,37の出力は“H”と
なり5入力AND42の出力はシャッター開スタート信
号(g)の“L”→“H”に同期して“L”→“H”と
なり、Dフリップフロップ43の出力に読み出しストッ
プ信号(j)も時刻T1 で“L”→“H”となる。
【0032】次にレリーズON以前に測光演算で得られ
たプログラム開口時間T2 でシャッター開ストップ信号
(h)が“L”→“H”かつシャッター閉スタート信号
(q)が“L”→“H”としてシャッターを閉じ始め、
時刻T3 でシャッターが閉じ、このときシャッター閉信
号(i)が“H”→“L”となる。このT1 からT3の
間がプログラムシャッターにおける露出期間となる。
【0033】次に時刻T3 以後シャッター閉信号(i)
が“H”→“L”となるのでこの信号(i)がインバー
タ51を介して2入力AND33へ入力され、時刻T3
以後の垂直同期信号VD(a)は3入力AND34へ2
入力AND33の出力より入力される。
【0034】信号(f)が“H”なので2入力OR35
の出力は“H”となり、Dフリップフロップ40の出力
(k)はシャッターが閉じた時刻T3 の次の垂直同期信
号VD(a)の立上りエッジの時刻T4 で“L”→
“H”となりこの信号(k)を読み出しスタートとす
る。
【0035】2入力OR38,2入力AND44は信号
(f)が“H”のため各々その出力は“H”,“L”と
一定となりワンショットマルチバイブレーター41,4
5の出力(n),(m)は“L”となる。さらに読み出
しスタート信号(k)をインバータ49で反転させその
信号と読み出しストップ信号(j)とを2入力AND4
6へ入力してこの出力をφV制御信号(l)とする。
【0036】このφV制御信号(l)とTG(1)パル
ス(b)を3入力AND47へ入力してこの出力と信号
(m)を2入力OR48へ入力してその出力をTG
(2)パルス(p)とする。TG(2)パルス(p)は
φV制御信号(l)が“L”の期間だけTG(1)パル
ス(b)のパルスがマスキングされたものとなる。そし
てこのTG(2)パルス(p)によって固体撮像素子の
読み出し制御を行なう。
【0037】そのため時刻T0 でレリーズが押され時刻
T1 にプログラムシャッター2が走行すると同時にそれ
以前の信号電荷をTG(2)パルス(p)により垂直転
送部へ転送して固体撮像素子3を電荷蓄積準備状態とし
て、時刻T1 からT3 のプログラムシャッター露出の期
間の信号電荷を蓄積して固体撮像素子3が完全に遮閉さ
れた後のTG(2)パルス(q)のT5 時より読み出し
を開始させる。
【0038】このようにしてプログラムモードを実現す
る。次に図6のマニュアルモードの説明をする。時刻T
6 でレリーズが押されてレリーズ信号(d)が“H”→
“L”になるとワンショットマルチバイブレーター30
がこのレリーズ信号の立下がりで約16msのパルス
(e)を発生する。
【0039】このパルス(e)とTG(1)パルス
(b)と垂直同期信号VD(a)を3入力NAND31
へ入力し、この出力を2入力AND32へ入力し、さら
にこの出力をDフリップフロップ39へ入力すると、図
5と同様に時刻T7 でのTG(1)パルス(b)の立上
りでDフリップフロップ39の出力シャッター開スター
ト信号(g)が“H”となる。
【0040】次に設定絞りの開口径になるまでプログラ
ムシャッターを開いていき、シャッター開ストップ信号
(k)の“L”→“H”の時刻T8 でプログラムシャッ
ターの開口を止めて開口径を一定にしT8 以後の入射光
量を一定とする。SW1はONのため信号(f)は
“L”となり2入力OR35,36,37の出力はそれ
ぞれフィールド・インデックスF.I.信号(c),T
G(1)パルス(b),シャッター開ストップ信号
(h)が出力される。
【0041】そのため5入力AND42の出力はシャッ
ター開ストップ信号(h)が“L”→“H”になった時
刻T8 以後のTG(1)パルス(b)を出力するのでD
フリップフロップ43の出力すなわち読み出しストップ
信号(j)は時刻T9 で“L”→“H”となる。
【0042】そして信号(f)が“L”なのでインバー
タ50の出力は“H”となり2入力AND44の出力は
読み出しストップ信号(j)と等しい信号となるのでワ
ンショットマルチバイブレーター45は時刻T9 から数
msの間“H”となる高速掃き出し信号(n)を出力す
る。
【0043】時刻T9 からT10までを設定シャッタース
ピード値とすると時刻T10にシャッター閉スタート信号
(q)を“L”→“H”とするとこの時刻T10でワンシ
ョットマルチバイブレーター41の出力(m)が数μs
“H”のパルスを発生する。またプログラムシャッター
2も時刻T10より閉じ始め、シャッター閉信号(i)が
“H”→“L”になる時刻T11で完全にシャッターは閉
じられる。
【0044】そして3入力AND34の出力はT11以後
の偶数フィールドのときのTG(1)パルス(b)を通
す、そのためDフリップフロップ40の出力読み出しス
タート信号(k)は時刻T12より“L”→“H”とな
る。
【0045】また、φV制御信号(l)は図5同様、読
み出しストップ信号(j)“L”→“H”となる時刻T
9 から読み出しスタート信号(k)が“L”→“H”と
なる時刻T12の間“L”となり、このφV制御信号
(l)の“L”の期間と2入力AND53とワンショッ
トマルチバイブレーター54のOバー出力(r)でTG
(1)パルス(b)を3入力AND47でマスキングし
てその出力(0)と信号(m)を2入力OR48へ入力
してTG(2)パルス(b)の出力を得る。
【0046】そして図5同様、固体撮像素子3の読み出
し制御はTG(2)パルス(b)によって行なうので、
時刻T6 でレリーズが押されるとT7 でプログラムシャ
ッターを走行させ設定絞り開口径でプログラムシャッタ
ー2を停止させその時刻をT8 とするとT8 以後のTG
(2)パルス(b)の立上りT9 で固体撮像素子の電荷
を垂直転送部へ転送して固体撮像素子を信号電荷蓄積準
備状態とする。
【0047】また時刻T9 に垂直転送部へ転送された不
要電荷は高速掃き出し信号(n)が“H”の期間に高速
掃き出しをして不要電荷の掃出を行なう。次に時刻T10
でTG(2)パルス信号(p)によって再度固体撮像素
子3の信号電荷を垂直転送部へ転送する。
【0048】プログラムシャッター2を同時にT10より
閉じ始め完全に遮閉された後の時刻T12まで垂直転送部
で信号電荷を保持しておき時刻T13より保持された信号
電荷を読み出す。
【0049】このようにして固体撮像素子3自身にシャ
ッター機能をもたせることによって設定シャッタースピ
ード(T10−T9 )を得て、マニュアルモードを実現さ
せる。さらに絞り優先モード,シャッター優先モードの
場合もプログラムシャッター2を絞りとしてシャッター
を固体撮像素子3のシャッター機能で行なうことによっ
て実現できる。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る電子スチルカメラによれ
ば、プログラムシャッター自身のプログラム曲線図をそ
のまま用い、かつプログラムシャッターを絞りとして用
い、固体撮像素子にシャッター機能をもたせることによ
ってマニュアル,絞り優先,シャッター優先,プログラ
ムの全ての露出モードを実現することができる。
【0051】また、マニュアル,絞り優先,シャッター
優先モードの場合はシャッター速度はセンサーシャッタ
ーなので電気的に制御ができるので精度を上げることが
でき、段階露光を行なう場合も大変有利である。また、
プログラムシャッター制御にステッピングモーターを用
いれば絞り精度も上りかつシャッターチャージも不要と
なり連写スピードも上げることができる。
【0052】絞り優先AE,シャッタースピード優先A
Eの場合は両方ともにマニュアル同様に絞りはプログラ
ムシャッターを絞りとして用い、シャッター機能は固体
撮像素子自身のシャッター機能を用いることにより実現
することができる。
【0053】ただし絞り優先の場合は絞りは撮影者が設
定した絞りとなり、シャッタースピードは測光演算より
得られた値となる。またシャッタースピード優先の場合
はシャッタースピードは撮影者が設定したシャッタース
ピードとなり、絞りは測光演算より得られた値となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子スチルカメラ
の露出制御ブロック図である。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る電子スチルカメ
ラの機構ブロック図である。
【図3】本発明の一の実施の形態に係る電子スチルカメ
ラの回路図である。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る電子スチルカメ
ラのプログラムシャッターのプログラム露出図である。
【図5】本発明の一の実施の形態に係る電子スチルカメ
ラのプログラムモードの場合のタイムチャートである。
【図6】本発明の一の実施の形態に係る電子スチルカメ
ラのマニュアルモードの場合のタイムチャートである。
【符号の説明】
1…レンズ(光学手段) 2…プログラムシャッターユニット 3…固体撮像素子(イメージセンサ) 6…プログラムシャッター制御部 7…固体撮像素子駆動部 10…測光部 11…絞り設定機構部 12…露出モード設定機構部 13…シャッタースピード設定機構部 25…測光演算・シーケンス制御部
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、別途絞り機構を設ける必要がなく、
メカニカルなシャッターで生じる露光時間誤差や、シャ
ッター移動に伴う露光ムラ等が発生することがなく、精
度のよい露出で撮影できるようにした電子スチルカメラ
を提供することを目的としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、被写体を結像する光
学手段(1)と、あらかじめ定められたシャッタスピー
ドと絞り値とによって露出を制御するプログラムシャッ
ター(2)と、前記光学手段1により結像された被写体
を光電変換する固体撮像素子(3)とを備えた電子スチ
ルカメラにおいて、少なくとも、絞り設定機構部(1
1)と露出モード設定機構部(12)とシャッタースピ
ード設定機構部(13)と測光部とが接続し、露出制御
信号を発する測光演算シーケンス制御部(25)と、前
記測光演算シーケンス制御部(25)に接続し、プログ
ラムシャッター(2)の駆動と絞りの開口径を制御する
プログラムシャッター制御部(6)と、前記測光演算シ
ーケンス制御部(25)に接続し、前記固体撮像素子
(3)の電荷蓄積時間を電気的に制御してシャッター機
能をもたせる固体撮像素子駆動部(7)とを備え、前記
固体撮像素子駆動部(7)は、前記測光演算シーケンス
制御部(25)で発せられた露出制御信号に基づいてシ
ャッタ機能を動作し、前記プログラムシャッター制御部
(6)は、前記固体撮像素子(3)の電荷蓄積中、前記
測光演算シーケンス制御部(25)で発せられた露出制
御信号に基づく絞り開口径を保持するように前記プログ
ラムシャッター(2)を制御することを特徴とする電子
スチルカメラに存する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】前記本発明は次のように作用する。プログ
ラムシャッター(2)の絞りの開口径を制御する手段を
設けるとともに、固体撮像素子(3)にシャッター機能
をもたせたので絞りの開口径を制御することによって撮
影者が絞りを設定することができ、また固体撮像素子
(3)自体のシャッター機能を制御することによって撮
影者がシャッタースピードも設定できる。固体撮像素子
(3)の電荷蓄積中、プログラムシャッター(2)の絞
り開口径を保持する構成としているので、プログラムシ
ャッター(2)を絞り制御にのみ使用し、固体撮像素子
(3)によるシャッター機能をシャッター制御に使用す
ることになり、メカニカルなシャッターで生じる露光時
間誤差や、シャッター移動に伴う露光ムラ等が発生する
ことがなく、精度のよい露出で撮影できる。また、別途
絞り機構を設ける必要もない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、固体撮像素子の電荷蓄
積中、プログラムシャッターの絞り開口径を保持する構
成としているので、プログラムシャッターを絞り制御に
のみ使用し、固体撮像素子によるシャッター機能をシャ
ッター制御に使用することになり、メカニカルなシャッ
ターで生じる露光時間誤差や、シャッター移動に伴う露
光ムラ等が発生することがなく、精度のよい露出で撮影
できる。また、別途絞り機構を設ける必要もない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】また、固体撮像素子の電荷蓄積が終了した
後にプログラムシャッターを閉じるように制御すること
により、スミア、ブルーミングの影響をなくすことがで
きる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】削除

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を結像する光学手段と、あらかじめ
    定められたシャッタスピードと絞り値とによって露出を
    制御するプログラムシャッターと、前記光学手段により
    結像された被写体を光電変換する固体撮像素子とを備え
    た電子スチルカメラにおいて、 少なくとも、絞り設定機構部と露出モード設定機構部と
    シャッタースピード設定機構部と測光部とが接続し、露
    出制御信号を発する測光演算シーケンス制御部と、 前記測光演算シーケンス制御部に接続し、プログラムシ
    ャッターの駆動と絞りの開口径を制御するプログラムシ
    ャッター制御部と、 前記測光演算シーケンス制御部に接続し、前記固体撮像
    素子の電荷蓄積時間を電気的に制御してシャッター機能
    をもたせる固体撮像素子駆動部とを備え、 プログラムシャッターと、固体撮像素子のシャッタ作用
    とによって、マニュアル,絞り優先,シャッター優先,
    プログラムの全ての露出モードを備えるようにしたこと
    を特徴とする電子スチルカメラ。
JP9108688A 1997-04-25 1997-04-25 電子スチルカメラ Pending JPH1083010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108688A JPH1083010A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 電子スチルカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9108688A JPH1083010A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 電子スチルカメラ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62033617A Division JPH0827476B2 (ja) 1987-02-17 1987-02-17 電子スチルカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1083010A true JPH1083010A (ja) 1998-03-31

Family

ID=14491143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9108688A Pending JPH1083010A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 電子スチルカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1083010A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005260993A (ja) * 2005-04-25 2005-09-22 Casio Comput Co Ltd 撮像装置およびその信号処理方法
US7136100B1 (en) 1999-09-08 2006-11-14 Casio Computer Co., Ltd. Electronic still camera capable of removing noise component in image data and signal processing method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7136100B1 (en) 1999-09-08 2006-11-14 Casio Computer Co., Ltd. Electronic still camera capable of removing noise component in image data and signal processing method thereof
JP2005260993A (ja) * 2005-04-25 2005-09-22 Casio Comput Co Ltd 撮像装置およびその信号処理方法
JP4529782B2 (ja) * 2005-04-25 2010-08-25 カシオ計算機株式会社 撮像装置およびその信号処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7003224B2 (en) Automatic focusing device and method of controlling the same
US4985775A (en) Electronic still camera system
JP2009088825A (ja) カメラシステムおよびカメラ本体
JP2001169180A (ja) デジタルカメラ
JPS60226282A (ja) 撮像装置
JP2624983B2 (ja) 露光時間制御方法
JPH1083010A (ja) 電子スチルカメラ
JP4187327B2 (ja) 電子カメラ
JP2780797B2 (ja) 電子撮像装置
JP2000125204A (ja) 電子カメラ
JPH11164248A (ja) カメラ
JP4323781B2 (ja) 撮像装置とその制御方法
JP2624982B2 (ja) 露光時間制御方法
JP4838460B2 (ja) 撮像装置
JP2624980B2 (ja) レンズ鏡筒
JPH0827476B2 (ja) 電子スチルカメラ
US6567615B2 (en) Camera provided with tremble detecting function
JP2930313B2 (ja) 電子撮像装置
JP2580105B2 (ja) 電子カメラ
JP2624981B2 (ja) 電子カメラ
JP4780877B2 (ja) 電子カメラ及び制御方法
JPS6361565A (ja) 電子スチルカメラ
JPH10142686A (ja) モニタ画面を有する銀塩カメラ
JPH1188825A (ja) 電子カメラ
JP2005130213A (ja) 電子カメラ