JPH1082974A - 光学的ローパスフィルター及びそれを有する光学機器 - Google Patents

光学的ローパスフィルター及びそれを有する光学機器

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JPH1082974A
JPH1082974A JP8236569A JP23656996A JPH1082974A JP H1082974 A JPH1082974 A JP H1082974A JP 8236569 A JP8236569 A JP 8236569A JP 23656996 A JP23656996 A JP 23656996A JP H1082974 A JPH1082974 A JP H1082974A
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optical
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Atsushi Okuyama
奥山  敦
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/42Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
    • G02B27/46Systems using spatial filters

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  • Lenses (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像素子を備えた光学機器に用いた際に、安
定したローパス効果を発揮し、良好な画像が得られる光
学的ローパスフィルターを提供すること。 【解決手段】 入射する光束の波面の位相を進める進相
作用を有する領域と位相を遅らせる遅相作用を有する領
域とが、入射する光束の中心を原点とした回転方向に所
定の周期で存在し、その周期が径方向の領域によって異
なるよう光学的ローパスフィルターを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を有する
ビデオカメラやデジタルカメラ等の光学機器に好適に用
いられる光学的ローパスフィルターに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CCD等の撮像素子を有する、例えば、
ビデオカメラやデジタルカメラのような光学機器におい
て、撮像素子の画素周期よりも高周波の周期構造を有す
る物体を撮影しようとすると、撮像素子は偽信号や偽色
を発生するため、撮影画像が劣化するという現象があ
る。
【0003】この現象を防止するため、水晶板の複屈折
性を利用することにより物体の像を2つ以上に分離し
て、高周波の像をカットする光学的ローパスフィルター
が知られている。
【0004】上記のような水晶板を利用した光学的ロー
パスフィルターで十分なローパス効果を得ようとする
と、少なくとも2枚の水晶板が必要である。しかしなが
ら、水晶板は高価であるため、このような構成ではコス
トが高くなってしまうという問題がある。また、偏光物
体では水晶の作用が適切に効かず、ローパス効果が低下
してしまうという問題もある。
【0005】このような問題に対して、特公昭44−1
155号公報に、複数のプリズムにより波面を分割し、
像を2つ以上に分離する光学的ローパスフィルターが開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
44−1155号公報に開示された光学的ローパスフィ
ルターでは、図71に示すように、ある像面IS1では
像を分割することができるが、像が1つに融合する他の
像面IS2が存在する。像面の状態により合焦を判断す
るAF機構を搭載した光学機器では、像面IS2を合焦
位置と判断してしまい、結果としてローパス効果が低下
するという問題があった。
【0007】本発明は、上記のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、光学機器に用いた際に、安定したロー
パス効果を発揮することができ、良好な画像が得られる
光学的ローパスフィルターを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光学的ローパスフィルターは、入射する光
束の中心の波面の位相を基準とした時、入射する光束の
波面の位相を進める進相作用を有する領域と、位相を遅
らせる遅相作用を有する領域とが、入射する光束の中心
を原点とした回転方向に所定の周期で存在し、その周期
が径方向の領域によって異なることを特徴としている。
【0009】この進相、遅相作用は、形状、または屈折
率分布により与えることが好ましい。
【0010】本発明の光学的ローパスフィルターを透過
した光束の波面には、ρを径方向の座標系、φを回転方
向の座標系、入射する光束の中心を原点とした円筒座標
系(ρ,φ)により、 W(ρ,φ)=Wr(ρ)×Wt(φ) (1) で表わされる波面収差W(ρ,φ)が発生する。ここ
で、Wr(ρ)は径方向の波面収差を表す関数で、Wt
(φ)は回転方向の波面収差を表す関数である。ρはフ
ィルターの有効部の半径で規格化されているものとし、
0≦ρ≦1、0≦φ≦2πである。
【0011】このとき回転方向の波面収差を表す関数W
t(φ)が、 Wt(φ)=cos{m(φ+δ)} (2) m:2以上の整数、δ:定数 で表わせ、周期的に変化する形態であることが望まし
い。
【0012】また、径方向の範囲で、回転方向の周期を
異ならしめ、波面収差W(ρ,φ)が次の式で表わせる
ことが好ましい。
【0013】
【外2】
【0014】この時、中心部では周期(m1)を小さく
し、周辺部では周期(m2)を大きくするのがよい。こ
れにより、撮影レンズのFナンバーが可変であるような
場合においても、安定したローパス効果が得られる。
【0015】本発明の光学的ローパスフィルターは、ビ
デオカメラ等の光学機器の結像光学系の絞り近傍に設け
るのが望ましい。
【0016】また、本発明の光学的ローパスフィルター
は、径方向において、進相または遅相作用の大きい方向
を前記撮像素子の画素の配列の方向に対して傾けて配置
することが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施例1)本発明の第1の実施例を図1に示す。この
実施例はズームレンズを構成するレンズ面に本発明によ
る光学的ローパスフィルターの形状を付加したものであ
る。1は絞り、2は赤外カットフィルター、3はCCD
である。
【0018】レンズデータを表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】本実施例に於ける軸対象の非球面は、光軸
方向にz軸、光軸と垂直な方向にh軸、光の進行方向を
正とし、Rを曲率半径、k、a、b、c、dを各非球面
係数とする時、次の式で表される。
【0021】
【外3】 各非球面のデータを表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】本実施例のズームレンズは物体側から正の
屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、絞り、正の屈折
力の第3群、正の屈折力の第4群からなり、第2群を移
動して変倍を行い第4群により像面の補償とフォーカス
を行うものである。
【0024】本実施例において、本発明の光学的ローパ
スフィルターは、絞り1近傍の第3群レンズの第14面
(r14)の表1に記載されている曲率半径に非対称の
形状変化として付加されている。
【0025】レンズ面に於ける座標系を図2に示すよう
に、開口の中心を原点とした径方向の座標系ρ、回転方
向の座標系φとすると、光学的ローパスフィルターの形
状S(ρ,φ)は、本実施例では次に示す式で表され
る。
【0026】
【外4】
【0027】ここで、光学的なローパスフィルターの形
状とはレンズ形状の軸対称な形状に付加される軸に対し
て非対称な形状である。式(5)で表されるこのローパ
スフィルターの等高図を図3に示す。
【0028】このように形状の変化量として光学的ロー
パスフィルターを構成する場合、波面収差は W(ρ,φ)=S(ρ,φ)×(1−n) となる。nはレンズの屈折率である。
【0029】この光学的ローパスフィルターを含むズー
ムレンズの短焦点側でF1.65(開放)での波面収差
(λ=587.56nm)、相対的な点像強度分布(白
色)、相対的な線像強度分布(白色)、MTF(白色)
を図4、図5、図6、図7に、F2.8での波面収差
(λ=587.56nm)、相対的な点像強度分布(白
色)、相対的な線像強度分布(白色)、MTF(白色)
を図8、図9、図10、図11に、F5.6での波面収
差(λ=587.56nm)、相対的な点像強度分布
(白色)、相対的な線像強度分布(白色)、MTF(白
色)を図12、図13、図14、図15に、長焦点側の
F1.65(開放)での波面収差(λ=587.56n
m)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的線像強度
分布(白色、)MTF(白色)を図16、図17、図1
8、図19に示し、光学的ローパスフィルターを含まな
い場合の短焦点側の波面収差(λ=587.56n
m)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的な線像強
度分布(白色)、MTF(白色)を図20、図21、図
22、図23に、長焦点側の波面収差(λ=587.5
6nm)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的な線
像強度分布(白色)、MTF(白色)を図24、図2
5、図26、図27に示す。
【0030】このように、本発明の光学的ローパスフィ
ルターを用いると、ローパスフィルターの形状と相似の
波面収差が発生し、像面上での点像が複数に分離し、所
定の空間周波数においてNTFを0とし、それよりも高
周波のMTFを効果的に低減することができる。MTF
が0となる周波数(カットオフ周波数)は使用するCC
Dなどの撮像素子の画素のピッチから求められ、この実
施例では画素ピッチを5μmとし、100lp/mmを
カットオフ周波数としている。
【0031】(実施例2)本発明の第2の実施例は、実
施例1のズームレンズにおいて光学的ローパスフィルタ
ーのカットオフ周波数を低周波側に設定した例である。
【0032】本実施例の光学的ローパスフィルターは実
施例1の光学的ローパスフィルターの形状S(ρ,φ)
と同じ関数式を用いており、A=1.4で、A以外の係
数は式(5)と全て同じ値である。レンズデータも実施
例1と同じである。すなわち実施例の光学的ローパスフ
ィルターは、実施例1に示した形状をZ方向(光軸方
向)に引き伸ばしたような形状をしている。
【0033】本実施例のズームレンズの短焦点側の波面
収差(λ=587.56nm)、相対的な点像強度分布
(白色)、相対的な線像強度分布(白色)、MTF(白
色)を図28、図29、図30、図31に、長焦点側の
波面収差(λ=587.56nm)、相対的な点像強度
分布(白色)、相対的な線像強度分布(白色、)MTF
(白色)を図32、図33、図34、図35に示す。
【0034】図31、図35から分かるように光学的ロ
ーパスフィルターを本実施例のような形状にするとカッ
トオフ周波数が低周波側にシフトする。したがって、C
CDなどの撮像素子の仕様(画素数)の変化に対しても
簡単に対応することが可能である。
【0035】(実施例3)本発明の第3の実施例では、
ローパス効果を得るための形状を実施例1、2とは異な
る面に形成した例である。
【0036】本実施例は、実施例2に示した光学的ロー
パスフィルターの形状S(ρ,φ)と同じ関数式を用い
ているが、付加する面を絞り近傍の非球面(r13)に
したものである。他のレンズのレンズデータは実施例1
と同じである。
【0037】この光学的ローパスフィルターを含む光学
系における短焦点側波面収差(λ=587.56n
m)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的な線像強
度分布(白色)、MTF(白色)を図36、図37、図
38、図39に、長焦点側の波面収差(λ=587.5
6nm)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的な線
像強度分布(白色)、MTF(白色)を図40、図4
1、図42、図43に示す。
【0038】このように、光学的ローパスフィルターを
付加する面は、いづれかに限定されるものではないが、
絞りの近傍に設けることが好ましく、例えば、図44に
示すように撮影レンズに影響の少ない平板4を絞りの近
傍に設け、この平板4に光学的ローパスフィルターを付
加する構成でも良い。
【0039】(実施例4)本発明の第4の実施例の光学
的ローパスフィルターの形状S(ρ,φ)は次の式で表
される。
【0040】
【外5】
【0041】この実施例でのローパスフィルター(式
(8))の等高図を図45に示す。
【0042】この形状の光学的ローパスフィルターを実
施例1に示したズームレンズのr14の面に付加したと
きの短焦点側でF1.65(開放)での波面収差(λ=
587.56nm)、相対的な点像強度分布(白色)、
相対的な線像強度分布(白色)、MTF(白色)を図4
6、図47、図48、図49に、F2.8での波面収差
(λ=587.56nm)、相対的な点像強度分布(白
色)、相対的な線像強度分布(白色)、MTF(白色)
を図50、図51、図52、図53に、F5.6での波
面収差(λ=587.56nm)、相対的な点像強度分
布(白色)、相対的な線像強度分布(白色)、MTF
(白色)を図54、図55、図56、図57に、長焦点
側のF1.65(開放)での波面収差(λ=587.5
6nm)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的な線
像強度分布(白色)、MTF(白色)を図58、図5
9、図60、図61に示す。このように、実施例1で示
した光学的ローパスフィルターと同様な効果が得られ
る。
【0043】(実施例5)本発明の第5の実施例を図6
2に示す。本実施例は、実施例1のズームレンズの絞り
近傍に屈折率分布を有する平板の光学的ローパスフィル
ターを設けたものである。図62において、1は絞り、
2は赤外カットフィルター、3はCCD、5はローパス
フィルターである。
【0044】レンズデータを表3に示す。
【0045】
【表3】
【0046】本実施例において、非球面形状は実施例1
と同じである。
【0047】フィルター開口部における座標系を図2と
おなじく円筒座標系(ρ,φ)とすると、光学的ローパ
スフィルター5の屈折率分布N(ρ,φ)は、本実施例
では次に示す式で表される。
【0048】
【外6】
【0049】このように光学部材に屈折率の変化を与え
て光学的ローパスフィルターを構成する場合、波面収差
は W(ρ,φ)=δN(ρ,φ)×d (17) となる。ここで、dはフィルターの厚みである。
【0050】この光学的ローパスフィルターを含むズー
ムレンズの短焦点側の波面収差(λ=587.56n
m)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的な線像強
度分布(白色)、MTF(白色)を図63、図64、図
65、図66に、長焦点側の波面収差(λ=587.5
6nm)、相対的な点像強度分布(白色)、相対的な線
像強度分布(白色)、MTF(白色)を図67、図6
8、図69、図70に示す。
【0051】本実施例で示したように、光学部材に所定
の屈折率分布を持たせることで、入射光束が光学部材を
通過した位置に応じて波面収差を与えることができ、本
発明の光学的ローパスフィルターとして機能させること
ができる。
【0052】これは、本実施例に限ったことではなく、
実施例1〜4の光学的ローパスフィルターで生ずる波面
収差を本実施例のように、屈折率分布により与えること
も可能である。
【0053】換言すれば、本発明の光学的ローパスフィ
ルターは、入射光束の中心が通過する光路長に対して、
光路長の短い領域(中心に対して位相が進む領域)と光
路長の長い領域中心に対して位相が遅れる領域を有して
いれば実現できる。光路長は、光の進むみちすじの長さ
lと屈折率nの積で与えられるので、lもしくはn、あ
るいはその両方を中心に対して異ならせることにより光
路長を所望の値に設定できる。
【0054】実施例1〜5に示した本発明の光学的ロー
パスフィルターは、進相作用を有する領域と遅相作用を
有する領域の周期を径方向(ρ方向)において変えてい
るので、開放状態から小絞りの状態まで効果的に高周波
のMTFを低く抑えることができ、かつ異形絞りに対し
てもローパス効果を実現することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビデオカメラやデジタルカメラなどの光学機器に用いた
際に、安定したローパス効果を発揮でき、良好な画像が
得られる光学的ローパスフィルターを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のズームレンズの概略構成図である。
【図2】円筒座標系を表す図である。
【図3】実施例1の光学的ローパスフィルターの等高図
である。
【図4】実施例1のズームレンズの短焦点側でF1.6
5(開放)での波面収差(λ=587.56nm)を表
す図である。
【図5】実施例1のズームレンズの短焦点側でF1.6
5(開放)での相対的な点像強度分布(白色)を表す図
である。
【図6】実施例1のズームレンズの短焦点側でF1.6
5(開放)での相対的な線像強度分布(白色)を表す図
である。
【図7】実施例1のズームレンズの短焦点側でF1.6
5(開放)でのMTF(白色)を表す図である。
【図8】実施例1のズームレンズの短焦点側でF2.8
での波面収差(λ=587.56nm)を表す図であ
る。
【図9】実施例1のズームレンズの短焦点側でF2.8
での相対的な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図10】実施例1のズームレンズの短焦点側でF2.
8での相対的な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図11】実施例1のズームレンズの短焦点側でF2.
8でのMTF(白色)を表す図である。
【図12】実施例1のズームレンズの短焦点側でF5.
6での波面収差(λ=587.56nm)を表す図であ
る。
【図13】実施例1のズームレンズの短焦点側でF5.
6での相対的な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図14】実施例1のズームレンズの短焦点側でF5.
6での相対的な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図15】実施例1のズームレンズの短焦点側でF5.
6でのMTF(白色)を表す図である。
【図16】実施例1のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)での波面収差(λ=587.56nm)を
表す図である。
【図17】実施例1のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)での相対的な点像強度分布(白色)を表す
図である。
【図18】実施例1のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)での相対的な線像強度分布(白色)を表す
図である。
【図19】実施例1のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)でのMTF(白色)を表す図である。
【図20】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの短焦点側の波面収差(λ=5
87.56nm)を表す図である。
【図21】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの短焦点側の相対的な点像強度
分布(白色)を表す図である。
【図22】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの短焦点側の相対的な線像強度
分布(白色)を表す図である。
【図23】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの短焦点側のMTF(白色)を
表す図である。
【図24】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの長焦点側の波面収差(λ=5
87.56nm)を表す図である。
【図25】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの長焦点側の相対的な点像強度
分布(白色)を表す図である。
【図26】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの長焦点側の相対的な線像強度
分布(白色)を表す図である。
【図27】光学的ローパスフィルターを含まない場合の
実施例1のズームレンズの長焦点側のMTF(白色)を
表す図である。
【図28】実施例2のズームレンズの短焦点側の波面収
差(λ=587.56nm)を表す図である。
【図29】実施例2のズームレンズの短焦点側の相対的
な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図30】実施例2のズームレンズの短焦点側の相対的
な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図31】実施例2のズームレンズの短焦点側のMTF
(白色)を表す図である。
【図32】実施例2のズームレンズの長焦点側の波面収
差(λ=587.56nm)を表す図である。
【図33】実施例2のズームレンズの長焦点側の相対的
な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図34】実施例2のズームレンズの長焦点側の相対的
な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図35】実施例2のズームレンズの長焦点側のMTF
(白色)を表す図である。
【図36】実施例3のズームレンズの短焦点側の波面収
差(λ=587.56nm)を表す図である。
【図37】実施例3のズームレンズの短焦点側の相対的
な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図38】実施例3のズームレンズの短焦点側の相対的
な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図39】実施例3のズームレンズの短焦点側のMTF
(白色)を表す図である。
【図40】実施例3のズームレンズの長焦点側の波面収
差(λ=587.56nm)を表す図である。
【図41】実施例3のズームレンズの長焦点側の相対的
な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図42】実施例3のズームレンズの長焦点側の相対的
な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図43】実施例3のズームレンズの長焦点側のMTF
(白色)を表す図である。
【図44】平板状の光学的ローパスフィルターを有した
ズームレンズの概略構成図である。
【図45】実施例4の光学的ローパスフィルターの等高
図である。
【図46】実施例4のズームレンズの短焦点側でF1.
65(開放)での波面収差(λ=587.56nm)を
表す図である。
【図47】実施例4のズームレンズの短焦点側でF1.
65(開放)での相対的な点像強度分布(白色)を表す
図である。
【図48】実施例4のズームレンズの短焦点側でF1.
65(開放)での相対的な線像強度分布(白色)を表す
図である。
【図49】実施例4のズームレンズの短焦点側でF1.
65(開放)でのMTF(白色)を表す図である。
【図50】実施例4のズームレンズの短焦点側でF2.
8での波面収差(λ=587.56nm)を表す図であ
る。
【図51】実施例4のズームレンズの短焦点側でF2.
8での相対的な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図52】実施例4のズームレンズの短焦点側でF2.
8での相対的な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図53】実施例4のズームレンズの短焦点側でF2.
8でのMTF(白色)を表す図である。
【図54】実施例4のズームレンズの短焦点側でF5.
6での波面収差(λ=587.56nm)を表す図であ
る。
【図55】実施例4のズームレンズの短焦点側でF5.
6での相対的な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図56】実施例4のズームレンズの短焦点側でF5.
6での相対的な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図57】実施例4のズームレンズの短焦点側でF5.
6でのMTF(白色)を表す図である。
【図58】実施例4のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)での波面収差(λ=587.56nm)を
表す図である。
【図59】実施例4のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)での相対的な点像強度分布(白色)を表す
図である。
【図60】実施例4のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)での相対的な線像強度分布(白色)を表す
図である。
【図61】実施例4のズームレンズの長焦点側でF1.
65(開放)でのMTF(白色)を表す図である。
【図62】実施例5のズームレンズの概略構成図であ
る。
【図63】実施例5のズームレンズの短焦点側の波面収
差(λ=587.56nm)を表す図である。
【図64】実施例5のズームレンズの短焦点側の相対的
な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図65】実施例5のズームレンズの短焦点側の相対的
な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図66】実施例5のズームレンズの短焦点側のMTF
(白色)を表す図である。
【図67】実施例5のズームレンズの長焦点側の波面収
差(λ=587.56nm)を表す図である。
【図68】実施例5のズームレンズの長焦点側の相対的
な点像強度分布(白色)を表す図である。
【図69】実施例5のズームレンズの長焦点側の相対的
な線像強度分布(白色)を表す図である。
【図70】実施例5のズームレンズの長焦点側のMTF
(白色)を表す図である。
【図71】従来のプリズムを利用した光学的ローパスフ
ィルターの問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 絞り 2 赤外カットフィルター 3 CCD

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射する光束の中心の波面の位相を基準
    とした時、入射する光束の波面の位相を進める進相作用
    を有する領域と、位相を遅らせる遅相作用を有する領域
    とが、前記入射する光束の中心を原点とした回転方向に
    所定の周期で存在し、該周期が径方向の領域によって異
    なることを特徴とする光学的ローパスフィルター。
  2. 【請求項2】 進相作用を有する形状と遅相作用を有す
    る形状とにより形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の光学的ローパスフィルター。
  3. 【請求項3】 進相作用を有する屈折率の材質と遅相作
    用を有する屈折率の材質とにより形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の光学的ローパスフィルター。
  4. 【請求項4】 入射する光束の中心を原点、ρを有効部
    の半径で規格化された径方向の座標系(0≦ρ≦1)、
    φを回転方向の座標系(0≦φ≦2π)とした円筒座標
    系(ρ,φ)により、通過した光束に生ずる波面収差W
    (ρ,φ)が、 【外1】 で表されることを特徴とする請求項1乃至3記載の光学
    的ローパスフィルター。
  5. 【請求項5】 m1<m2であることを特徴とする請求
    項4記載のローパスフィルター。
  6. 【請求項6】 結像光学系と、撮像素子と、請求項1乃
    至5記載の光学的ローパスフィルターを有することを特
    徴とする光学機器。
  7. 【請求項7】 前記光学的ローパスフィルターが、前記
    結像光学系の絞り近傍に設けられることを特徴とする請
    求項6記載の光学機器。
JP8236569A 1996-02-23 1996-09-06 光学的ローパスフィルター及びそれを有する光学機器 Withdrawn JPH1082974A (ja)

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EP97102878A EP0791846A3 (en) 1996-02-23 1997-02-21 Optical low-pass filter and optical apparatus having the same
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014182231A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Nikon Corp 撮影レンズ及びこの撮影レンズを有する撮像装置

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